会話集/第20章B イリア解放
- ワールドマップ上
- オープニング1
- オープニング2
- オープニング3
- 会話(ゼロット→ユーノ(NPC))
- 会話(ティト→ユーノ(NPC))
- 会話(シャニー→ユーノ(NPC))
- 会話(ゼロット⇔ユーノ(自軍))
- 会話(ティト⇔ユーノ(自軍))
- 会話(シャニー⇔ユーノ(自軍))
- 自軍26ターン目
- ロアーツ初戦時
- ロアーツ撃破時
- 制圧後
ワールドマップ上
吹雪の中 シグーネひきいる天馬騎士団をたおしたロイたちは▼
イリア地方の南部のエデッサ城へと
軍を進める▼
天馬騎士団の本拠地でもあるこの城は
もともとは傭兵騎士団の長▼
ゼロットを主としていたのだが
彼の留守にベルンの侵攻を支えきれず降伏▼
以降 ベルンの
イリア経営における中心地となる▼
そして 今 この地では 本国へ戻った
ベルン三竜将マードック将軍の代わりに▼
元エトルリア宰相ロアーツが
ベルン駐留軍をあずかっていた▼
ロイたちエトルリア軍の進撃の早さに
おどろいたロアーツは▼
あわててイリアの諸騎士団に
味方をするよう申し入れたが▼
その返事は
はかばかしいものではなかった▼
オープニング1
(背景 城内)
[ロアーツ] (右)
どうじゃ兵は 集まったか?▼
[兵士] (左)
それが・・・▼イリア地方にちらばる
騎士団に参加するよう命じているのですが▼
マードック将軍のよびかけで参加してきた
騎士団以外は 今ひとつ反応が・・・▼
(ロアーツ、上下に揺れる)
[ロアーツ] (右)
ええい! なんということだ!!▼・・・そうじゃ たしか この城の
城主夫人や騎士の家族をとらえておったの▼
あの家族たちはどうじゃ?▼
[兵士] (左)
はっ それが・・・彼らは傭兵騎士団として各地を転戦しており▼
今 どこにいるのかを
つかむことすら 難しいようです▼
[ロアーツ] (右)
うぬぬ・・・▼[兵士] (左)
ベルン軍として参戦していた天馬騎士団のシグーネ隊が敵に倒されてから▼
各地の騎士団の出足が
いっそう鈍くなってしまったようでして・・・▼
[ロアーツ] (右)
ええい!どいつもこいつも腹が立つ!▼
わしに エトルリア王国宰相の このわしに
こんな辺境で 倒れろというのかっ!!▼
オープニング2
(背景 牢屋)
[市民] (左)
ゴホッ ゴホッ・・・▼[ユーノ] (右)
大丈夫?さ これを はおるといいわ▼
[市民] (左)
そ そのようなそれでは 奥様が・・・▼
[ユーノ] (右)
いいのよ 寒さには慣れているわ天馬で雪の中を飛ぶよりは ずっとマシよ▼
[市民] (左)
・・・ありがとうございますゴホッ ゴホッ▼
[市民] (左)
奥様 わたしたちはどうなるのでしょうか・・・▼
[ユーノ] (右)
私にも わからないわでも 希望は持ちつづけましょう▼
占領している軍が撤退するかもしれないし
主人たちが帰ってくるかもしれない▼
これから先が
暗いことばかりとは限らないわ▼
[市民] (左)
・・・ゼロットさまたちはどちらにおられるのでしょう?▼
[ユーノ] (右)
最後の手紙では リキア同盟に参加するとかかれていたのだけれど その後は・・・▼
案外 近くにいるかもしれないわね▼
[市民] (左)
そうだといいのですが・・・▼オープニング3
(背景 雪原)
[ギネヴィア] (左)
ロイ様・・・ また今日も戦いがはじまるのですね▼
[ロイ] (右)
ええ この城を落とせば▼次は ベルン本国へと
軍を進めることになります▼
ギネヴィア姫▼
[ギネヴィア] (左)
・・・はい▼[ロイ] (右)
理由をお聞きしてもいいでしょうか?▼
ゼフィール王が
父王に暗殺されかけたわけを・・・▼
[ギネヴィア] (左)
・・・兄は 私とは 母親がちがいました腹ちがいの兄妹なのです▼
[ロイ] (右)
ゼフィール王の母君はエトルリアの王女と聞きましたが?▼
[ギネヴィア] (左)
ええ エトルリアとベルンのきずなを強くするために父の妃となった方です▼
ですが すでに 父には愛する女性がいました
それが 私の母なのです▼
[ロイ] (右)
・・・・・・▼[ギネヴィア] (左)
父と 兄の母との結婚は まわりが・・・▼他の王族や 重臣たちが
ムリヤリ決めたものだったそうで▼
そのために 父は 兄の母を愛しておらず
兄のことを うとましく感じていてたようです▼
[ロイ] (右)
それで ベルン先王とゼフィール王の関係が悪くなったのですか?▼
[ギネヴィア] (左)
いえ 兄の方は それでも父に気に入られようと必死で努力していたそうです▼
王位をつぐものとしての知識も教養も
軍をひきいる将としての修練も・・・▼
兄は ベルン王国をつぐ者として
申し分のない王子へと成長しました▼
[ロイ] (右)
しかし それではなぜ ベルンの先王は・・・▼
[ロイ] (右)
ロイ様!攻撃の準備が完了しました!▼
[ロイ] (右)
わかった すぐ行く!▼ギネヴィア姫 申しわけありませんが・・・▼
[ギネヴィア] (左)
いいえどうか お気をつけて・・・▼
会話(ゼロット→ユーノ(NPC))
[ゼロット] (右)
ユーノ!▼[ユーノ] (左)
あなた・・・▼[ゼロット] (右)
大丈夫か? ケガはないか?ひどい目にあわなかったか? ん?▼
[ユーノ] (左)
まあ あなたったらまるで子供相手みたいに▼
これでも
元天馬騎士団の部隊長なんですよ▼
[ゼロット] (右)
それはそうだがしかしだな・・・▼
[ユーノ] (左)
大丈夫です ケガもしていないしひどい目にもあってませんわ▼
[ゼロット] (右)
そうか よかった・・・▼[ユーノ] (左)
でも どうしてエトルリア軍に?リキア同盟に参加していたのでしょう?▼
[ゼロット] (右)
それが 少し複雑な話になるんだが・・・▼今 私が属しているエトルリア軍は▼
名前こそそうだが 実は
本体はリキア同盟軍なのだ▼
[ユーノ] (左)
まあ そうだったのですか▼[ゼロット] (右)
すまなかったな 私の留守にこんなことになってしまって▼
[ユーノ] (左)
仕方がありませんわ時の流れが こうさせたのですもの▼
[ゼロット] (右)
しかし お前に軍装までさせてしまって・・・▼
[ユーノ] (左)
まあ あなた私の天馬騎士隊長の姿はおきらい?▼
[ゼロット] (右)
いや そんなことはない!断じてないのだが・・・▼
[ユーノ] (左)
それなら いいではありませんか▼それに これからは
いつも見ることになるのですし▼
[ゼロット] (右)
なんだと!お前 まさか・・・▼
[ユーノ] (左)
ええ 私も戦いに出ます▼[ゼロット] (右)
いかん! いかんいかんいかんお前は軍を退いたんだ▼
だから 戦いは
われわれにまかせてだな・・・▼
[ユーノ] (左)
でも そうやって待っていても戦いに巻きこまれたではありませんか▼
今の時代に
安全な場所などないのですよ▼
[ゼロット] (右)
それは そうかもしれないが・・・▼[ユーノ] (左)
だから 私も戦います▼安心して くらせる時代が
少しでも早くおとずれるように・・・▼
会話(ティト→ユーノ(NPC))
[ティト] (右)
姉さん!▼[ユーノ] (左)
ティト・・・どうしてここに?▼
[ティト] (右)
・・・いろいろあって今は エトルリア軍に参加しているの▼
このエデッサが ベルン軍の手に
落ちてるって聞いて▼
心配していたのだけれど
無事でよかった・・・▼
[ユーノ] (左)
でも あなた▼今のエトルリア軍と戦っていた勢力に
雇われていたのじゃないの?▼
まさか あなた・・・▼
[ティト] (右)
ちがうわ!イリア騎士として誓いは破っていない▼
ちゃんと 傭兵としての責任を果たして
その後に・・・▼
[ユーノ] (左)
そうね あなたは とっても真面目な子そんなこと するわけないわね▼
ごめんなさい 余計なことを言って▼
[ティト] (右)
いいの 気にしないでそれより 姉さん その軍装は・・・▼
[ユーノ] (左)
これ? フフフ どうかしら?▼まだ 天馬騎士団の部隊長として
やっていけそう?▼
[ティト] (右)
それは この前まではそうだったのだから・・・▼
でも どうして?
天馬騎士は引退したんじゃ・・・▼
[ユーノ] (左)
この非常時に そんなことを言ってられないでしょう?▼
私一人では みんなの安全のために
ここにいるのが精一杯だったけど▼
あなたたちとなら ベルンの軍に
立ち向かえそうだわ▼
[ティト] (右)
じゃあ 姉さんもいっしょに 戦ってくれるの?▼
[ユーノ] (左)
ええ▼[ティト] (右)
うれしい!▼また 姉さんと肩をならべて
戦えるなんて思わなかったもの▼
[ユーノ] (左)
フフフ・・・まだまだ あなたたちには負けないわよ▼
会話(シャニー→ユーノ(NPC))
[シャニー] (右)
ユーノお姉ちゃん!▼[ユーノ] (左)
まあ シャニーあなた どうしてここに?▼
[シャニー] (右)
このエトルリア軍の将軍さんがひきいている軍に ずっと参加してたんだ▼
エデッサが ベルン軍に占領されたって
聞いた時は びっくりしたけど▼
ユーノお姉ちゃんなら
きっと大丈夫って思ってた▼
[ユーノ] (左)
え どうして?▼[シャニー] (右)
だって ユーノお姉ちゃんは栄光ある天馬騎士団の部隊長だったじゃない▼
そのお姉ちゃんが
ベルンなんかに負けるわけないよ▼
[ユーノ] (左)
ありがとうそう言ってもらえるとうれしいわ▼
残念ながら 今は
とらわれの身だったけれどね▼
[シャニー] (右)
そ それは・・・▼[ユーノ] (左)
でも 私もベルンに負けたままでいる気はないわ▼
私一人では みんなの安全のために
ここにいるのが精一杯だったけど▼
あなたたちとなら ベルンの軍に
立ち向かえそうだわ▼
[シャニー] (右)
えっ じゃあ お姉ちゃんいっしょに 戦ってくれるの?▼
[ユーノ] (左)
ええ▼[シャニー] (右)
ホント? やったあ!!▼[ユーノ] (左)
あらあらそんなに喜ばなくても・・・▼
[シャニー] (右)
だって あたし ユーノお姉ちゃんにあこがれて 天馬騎士をめざしたんだもん▼
いっしょに戦えるなんて
夢のようだよ!▼
[ユーノ] (左)
まあ シャニーったら相変わらず おおげさね フフフ・・・▼
会話(ゼロット⇔ユーノ(自軍))
[ゼロット] (右)
ユーノ!▼[ユーノ] (左)
あなた・・・▼[ゼロット] (右)
大丈夫か? ケガはないか?ひどい目にあわなかったか? ん?▼
[ユーノ] (左)
まあ あなたったらまるで子供相手みたいに▼
これでも
元天馬騎士団の部隊長なんですよ▼
[ゼロット] (右)
それはそうだがしかしだな・・・▼
[ユーノ] (左)
大丈夫です ケガもしていないしひどい目にもあってませんわ▼
[ゼロット] (右)
そうか よかった・・・▼[ユーノ] (左)
でも どうしてここに?リキア同盟に参加していたのでしょう?▼
[ゼロット] (右)
それが 成り行きでな・・・▼この軍をひきいているロイ将軍は
今のリキア同盟もひきいているんだ▼
[ユーノ] (左)
まあ そうだったのですか▼[ゼロット] (右)
すまん 私の留守にこんなことになってしまった▼
[ユーノ] (左)
仕方がありませんわ時の流れが こうさせたのですもの▼
[ゼロット] (右)
しかし お前に軍装までさせてしまって・・・▼
[ユーノ] (左)
まあ あなた私の天馬騎士隊長の姿はおきらい?▼
[ゼロット] (右)
いや そんなことはない!断じてないのだが・・・▼
[ユーノ] (左)
それなら いいではありませんか▼それに これからは
いつも見ることになるのですし▼
[ゼロット] (右)
なんだと!お前 まさか・・・▼
[ユーノ] (左)
ええ 私も戦います▼[ゼロット] (右)
いかん! いかんいかんいかんお前は軍を退いたんだ▼
だから 戦いは
われわれにまかせてだな・・・▼
[ユーノ] (左)
でも そうやって待っていても戦いに巻きこまれたではありませんか▼
今の時代に
安全な場所などないのですよ▼
[ゼロット] (右)
それは まあ そうだが・・・▼[ユーノ] (左)
だから 私も戦います▼安心して くらせる時代が
少しでも早くおとずれるように・・・▼
会話(ティト⇔ユーノ(自軍))
[ティト] (右)
姉さん!▼[ユーノ] (左)
ティト・・・あなたも この軍に?▼
[ティト] (右)
ええ いろいろあってね▼このエデッサが ベルン軍の手に
落ちてるって聞いて▼
心配していたのだけれど
無事でよかったわ▼
[ユーノ] (左)
でも あなた▼今のエトルリア軍と戦っていた勢力に
雇われていたのじゃないの?▼
まさか あなた・・・▼
[ティト] (右)
ちがうわ!イリア騎士として誓いは破っていない▼
ちゃんと 傭兵としての責任を果たして
その後に・・・▼
[ユーノ] (左)
そうね あなたは とっても真面目な子そんなこと するわけないわね▼
ごめんなさい 余計なことを言って▼
[ティト] (右)
いいの 気にしないでそれより 姉さん その軍装は・・・▼
[ユーノ] (左)
これ? フフフ どうかしら?▼まだ 天馬騎士団の部隊長として
やっていけそう?▼
[ティト] (右)
それは この前まではそうだったのだから・・・▼
でも どうして?
天馬騎士は引退したんじゃ・・・▼
[ユーノ] (左)
この非常時に そんなことを言ってられないでしょう?▼
これからは いっしょね▼
[ティト] (右)
うれしい!▼また 姉さんと肩をならべて
戦えるなんて思わなかったもの▼
[ユーノ] (左)
フフフ・・・まだまだ あなたたちには負けないわよ▼
会話(シャニー⇔ユーノ(自軍))
[シャニー] (右)
ユーノお姉ちゃん!▼[ユーノ] (左)
まあ シャニーあなたも ここの軍に?▼
[シャニー] (右)
うん ずっと参加してたんだ▼エデッサが ベルン軍に占領されたって
聞いた時は びっくりしたけど▼
ユーノお姉ちゃんなら
きっと大丈夫って思ってた▼
[ユーノ] (左)
え どうして?▼[シャニー] (右)
だって ユーノお姉ちゃんは栄光ある天馬騎士団の部隊長だったじゃない▼
そのお姉ちゃんが
ベルンなんかに負けるわけないよ▼
[ユーノ] (左)
ありがとうそう言ってもらえるとうれしいわ▼
今までは
とらわれの身だったけれどね▼
[シャニー] (右)
そ それは・・・▼[ユーノ] (左)
でも これからはいっしょに戦えるわね▼
[シャニー] (右)
えっ ホント?やったあ!!▼
[ユーノ] (左)
あらあらそんなに喜ばなくても・・・▼
[シャニー] (右)
だって あたし ユーノお姉ちゃんにあこがれて 天馬騎士をめざしたんだもん▼
いっしょに戦えるなんて
夢のようだよ!▼
[ユーノ] (左)
まあ シャニーったら相変わらず おおげさね フフフ・・・▼
自軍26ターン目
(背景 フィールドマップ)
[ロイ] (中央左)
吹雪が はげしくなってきた・・・思ったより 行軍に時間がかかりそうだ▼
城を落としたら すぐにベルンへ向かおう▼
ロアーツ初戦時
※ダグラスで戦った場合
えらそうなことを言って ▼
結局 おまえも 強いものに
従っているではないか▼
外から見れば
そうかもしれん▼
だが 今のわしの心に
一点のまよいもないぞ▼
ほざけ!▼
※その他のユニットで戦った場合
早く来い! わしを守らぬか!▼
将たるわしが けがでもしたら
どうする気じゃ!▼
ロアーツ撃破時
ま まて わしにしたがえ今ならまだ間に合う・・・▼
このわしに刃向った罪は
特別にゆるして・・・ぐぉっ▼
制圧後
(背景 城内)
※ユーノ、ゼロットのすべてが生存、かつ25ターン以内に制圧した場合
[ロイ] (右)
この次は ついにベルンだ・・・▼
[マリナス] (左)
ロイ様 大変ですぞ!▼ベルン軍の一部が エデッサ郊外にある
遺跡に立てこもっているようです▼
[ロイ] (右)
遺跡?▼[マリナス] (左)
はい しかも 地元のものの話によると▼そこには人竜戦役時代の槍が
おさめられているとか・・・▼
[ロイ] (右)
なんだって!その槍はもしかすると・・・▼
[マリナス] (左)
『神将器』である可能性は高いですな▼
[ロイ] (右)
こうしてはいられないその遺跡に急ごう!▼
※NPCの市民が全員生存(離脱)している場合のみ
(背景 城内)
[市民] (中央左)
あの・・・▼[ギネヴィア] (右)
はい・・・?▼[市民] (中央左)
この城をお救いくださった方ですか?▼
[ギネヴィア] (右)
いえ 私は・・・▼[市民] (中央左)
ありがとうございます!▼あなたのおかげで私たち
こうして無事でいられます▼
これ 私たちの気持ちです
受け取ってください!▼
[市民] (左端)
では 私たちはこれで・・・▼[ギネヴィア] (右)
・・・・・・▼ロイさまに
お渡ししておきましょう・・・▼
(「天使の衣を手に入れた」)
(→第20章外伝Bへ)
※ユーノ、ゼロットのいずれが死亡、または26ターン以降に制圧した場合
[ロイ] (右)
ギネヴィア姫 ぼくたちは いよいよベルン本国へと進軍します その前に・・・▼
[ギネヴィア] (左)
・・・兄の話についてですね▼[ロイ] (右)
・・・当時のゼフィール王子はベルンをつぐ者として▼
りっぱに成長されていたのですよね▼
[ギネヴィア] (左)
そう聞いています▼[ロイ] (右)
それでも ベルン先王はゼフィール王子をうとんじられたのですか?▼
[ギネヴィア] (左)
むしろ・・・兄が すぐれた成長をとげたから なのです▼
[ロイ] (右)
え・・・▼[ギネヴィア] (左)
父 ベルンの先王は 王としては平凡な才能の人だったそうです▼
だから 秀でた兄の才能が さらに 父の感情を
冷たくさせてしまったらしいのです▼
[ロイ] (右)
・・・・・・▼[ギネヴィア] (左)
そして ついに ある日父は兄を呼んで言ったそうです▼
「ベルン王位は ギネヴィアの夫に
しかるべき者をむかえて つがせる」と▼
[ロイ] (右)
なっ!・・・それは あんまりだ!▼
[ギネヴィア] (左)
それでも 兄は そのときそれならそれでいい と答えたそうです▼
しかし 次の王として期待されていた兄に対して
そのような事は まわりが許しませんでした▼
そして 思いあまった父は・・・▼
[ロイ] (右)
・・・ゼフィール王子の暗殺を?▼
[ギネヴィア] (左)
・・・兄は酒宴の席で 父王 手ずから毒の入った杯をわたされました▼
そして それが兄にとって 最初で最後の
父からうけとった杯だったとか・・・▼
部屋にもどってから
兄は苦しみはじめ▼
それから10日以上
生死をさまよったそうです▼
兄を養育した マードック将軍に
かくまわれて▼
なんとか 兄は命をとりとめました▼
[ロイ] (右)
・・・父王は その後はなにもなさらなかったのですか?▼
[ギネヴィア] (左)
・・・いいえ▼兄を助けた マードック将軍と
兄の母も邪魔者とし▼
兄もろとも 亡きものにしようと
策をめぐらせていたそうです▼
まだ病の床にあった兄はそれを知り
自分が死んだといつわって・・・▼
兄の死を確かめようとした父王を
ひつぎの中から・・・剣で・・・▼
[ロイ] (右)
・・・・・・▼[ギネヴィア] (左)
・・・当時 幼なかった私には そのような事情が わかるはずもありませんでした▼
私にわかったのは あの日・・・父が死んだ日
以来 兄の顔から笑顔が消えたことだけです▼
それまでは きびしいところはありましたが
あたたかくて優しい兄でした だから・・・▼
[ロイ] (右)
ギネヴィア姫・・・▼[ギネヴィア] (左)
だから 私は心のそこで兄はかわっていない▼
いつか きっと あのやさしかった
ゼフィール兄さまに戻ってくれる▼
そう信じて・・・
ずっと そう信じて・・・▼
[ロイ] (右)
そうだったのですか・・・▼[ギネヴィア] (左)
・・・ですが 今の兄はもう私の声がとどかないところにいます▼
ロイ様 お願いです
兄を・・・兄を 止めてください▼
これ以上 ベルンや 他の地方の人々を
苦しめるのを やめさせてください▼
[ロイ] (右)
たとえ 剣にうったえることになっても ですか?▼
[ギネヴィア] (左)
・・・ロイ様に全てをお任せしたときから覚悟は決めています▼
[ロイ] (右)
わかりました必ず ゼフィール王を 止めてみせます!▼
姫にたくされた
『ファイアーエムブレム』に誓って!▼
※NPCの市民が全員生存(離脱)している場合のみ
(背景 城内)
[市民] (中央左)
あの・・・▼[ギネヴィア] (右)
はい・・・?▼[市民] (中央左)
この城をお救いくださった方ですか?▼
[ギネヴィア] (右)
いえ 私は・・・▼[市民] (中央左)
ありがとうございます!▼あなたのおかげで私たち
こうして無事でいられます▼
これ 私たちの気持ちです
受け取ってください!▼
[市民] (左端)
では 私たちはこれで・・・▼[ギネヴィア] (右)
・・・・・・▼ロイさまに
お渡ししておきましょう・・・▼
(「天使の衣を手に入れた」)
(→第21章へ)
- 最終更新
- 2006/01/30
- Special Thanks!!
- ぐみさん
- 完成度向上にご協力を
- 誤字・間違いを発見した場合は運営チームにお知らせください。