会話集/第19章A ブルガルの攻防
- ワールドマップ上
- オープニング1
- オープニング2
- 自軍2ターン目
- 敵軍7ターン目
- 敵軍12ターン目
- 敵軍13ターン目
- 村(マップ左)
- 村(マップ左から2番目)
- 村(マップ中央、上)
- 村(マップ中央、下)
- 村(マップ右上)
- ケル初戦時
- ケル撃破時
- 制圧後
ワールドマップ上
草原最大の部族 ジュテ族を撃破したロイたちエトルリア軍は▼
サカ草原最大の都市ブルガルへとせまる▼
エトルリア ベルン イリアの三地方を結ぶ
交通 商業の要所として発達したブルガルは▼
自由都市として栄えてきたが 先のベルンの
侵攻で その歴史に終わりをつげ▼
現在は 元エトルリア宰相ロアーツが
ベルン王国の保護の下 この地を治めていた▼
サカをベルンの手から奪い返すこと
そして ベルン進攻の足がかりとするために▼
ロイたちは
今 その地へ軍を進める▼
オープニング1
(背景、城内)
(ロアーツ、上下に揺れる)
[ロアーツ] (左)
うぬぅ・・・ ついに 来よったかしかも こんなに早く・・・▼
これでは 戦う準備など
できぬではないか!▼
[ケル] (右)
敵は われらが食い止める▼貴公は 館の中で
むかえうつ準備をされればよかろう▼
[ロアーツ] (左)
・・・勝算はあるのか?▼
[ケル] (右)
やってみねばわからぬ▼(ロアーツ、上下に揺れる)
[ロアーツ] (左)
勝てるかどうかわからぬのでは・・・▼
[ケル] (右)
なら どうされるのだ?ここからも逃げ出されるのか?▼
今の貴公に行く場所が
どこにある?▼
[ロアーツ] (左)
うっ・・・▼[ケル] (右)
ブルーニャ様から貴公を助けよとの命を受けた以上▼
私は全力で
貴公をお守りする▼
だから 貴公も
戦う覚悟を決められよ!▼
[ロアーツ] (左)
ぬぅ・・・わ わかった▼
なら 外のことは
任せたぞ▼
[兵士] (左)
・・・あんな男がエトルリアの宰相ですか▼
あんな男のために
われらは戦うのですか▼
[ケル] (右)
言うな▼ブルーニャ様も 決して喜んで われらに
あの男を守れと言われたのではないのだ▼
・・・われらは武人として
その責任をまっとうすることを考えればよい▼
[兵士] (左)
・・・・・・▼[ケル] (右)
『灰色の狼』の一派が このブルガルにまぎれこんだとの情報もある▼
警戒をおこたるなよ▼
[兵士] (左)
はっ▼オープニング2
(背景、草原)
[ロイ] (右)
ギネヴィア姫▼[ギネヴィア] (左)
ロイ様・・・また今日も戦いがはじまるのですね▼
[ロイ] (右)
はい ゆっくりお話をうかがう時間がとれず・・・▼
申し訳ありません▼
[ギネヴィア] (左)
いいえそもそもの元凶は兄なのですから▼
[ロイ] (右)
ギネヴィア姫▼[ギネヴィア] (左)
・・・はい▼[ロイ] (右)
理由を お聞きしてもいいでしょうか?▼ゼフィール王が
父王に暗殺されかけたわけを・・・▼
[ギネヴィア] (左)
・・・兄は 私とは 母親がちがいました腹ちがいの兄妹なのです▼
[ロイ] (右)
ゼフィール王の母君はエトルリアの王女と聞きましたが?▼
[ギネヴィア] (左)
ええ エトルリアとベルンのきずなを強くするために父の妃となった方です▼
ですが すでに 父には愛する女性がいました
それが 私の母なのです▼
[ロイ] (右)
・・・・・・▼[ギネヴィア] (左)
父と 兄の母との結婚は▼まわりが・・・他の王族や 重臣たちが
ムリヤリ決めたものだったそうで▼
そのために 父は 兄の母を愛しておらず
兄のことを うとましく感じていてたようです▼
[ロイ] (右)
それで ベルン先王とゼフィール王の関係が悪くなったのですか?▼
[ギネヴィア] (左)
いえ 兄の方は それでも父に気に入られようと必死で努力していたそうです▼
王位をつぐものとしての知識も教養も
軍をひきいる将としての修練も・・・▼
兄は ベルン王国をつぐ者として
申し分のない王子へと成長しました▼
[ロイ] (右)
しかし それではなぜ ベルンの先王は・・・▼
[ロイ] (右)
ロイ様!攻撃の準備が終了しました!▼
[ロイ] (右)
わかった すぐ行く!▼ギネヴィア姫
申しわけありませんが・・・▼
[ギネヴィア] (左)
いいえどうか お気をつけて・・・▼
自軍2ターン目
(マップ中央の上から3番目左から2番目の民家にフォーカス)
(背景、民家室内)
[ニイメ] (中央右)
やれやれとうとう はじまったかい▼
[ダヤン] (右端)
・・・そのようだな▼[市民] (左)
この前 ベルンが攻めてきたかと思えば今度はエトルリアだ▼
まったく かんべんしてほしいよ▼
[ダヤン] (右端)
・・・・・・▼[ニイメ] (中央右)
仕方がないわえこの町は 交通の要所じゃからな▼
誰でもほしがるじゃろう
・・・よいしょっと▼
[市民] (左)
お おい ばあさんどこに行くんだ▼
[ニイメ] (中央右)
戦見物じゃよ▼うわさのロイとかいう将軍の
うでまえを見にの▼
[市民] (左)
そ そんなのんびりしたことを・・・!▼
[ニイメ] (中央右)
なあに大丈夫 大丈夫・・・▼
[市民] (左)
あれ ちょっとおっさんも どこに行くんだよ!▼
敵軍7ターン目
(城門にフォーカス)
(背景、城内)
[ケル] (左)
そろそろ 援軍が到着するころだな▼おい
[ケル] (左)
正面の門を開いて援軍を 町にむかえいれてこい▼
[兵士] (右)
はっ▼敵軍12ターン目
(城門にフォーカス)
(背景、城内)
[兵士] (左)
そろそろだな・・・よし 門を開くぞ!▼
(門が開く)
敵軍13ターン目
(城門にフォーカス)
(背景、城内)
[ケル] (左)
町にひそんでいる連中に攻撃に加わるように伝えろ▼
[兵士] (右)
はい▼村(マップ左)
(背景、村)
[市民] (右)
戦争の前は ベルン軍にあれこれ武器を売ってたんだが・・・▼
ここが占領されちまったら
奴ら 金なんか払やしない▼
こいつは後払いでいいから
何とかしてくれよ▼
ベルンの連中には
このドラゴンキラー かくしてたんだ▼
やつらに見つかったら
即 没収だからな▼
なんでかは・・・
わかるだろ?▼
(「ドラゴンキラーを手に入れた」)
村(マップ左から2番目)
(背景、村)
[市民] (右)
エトルリアの魔法のリングはいかがですか?▼
なんて言うと 少し前までは
たくさん買ってくれたんですけど・・・▼
戦争で お店をたたむしか
なくなってしまいました▼
一つ あげます
どうせ売れないですし・・・▼
(「エナジーリングを手に入れた」)
村(マップ中央、上)
(背景、村)
[子供] (右)
よいしょ・・・よいしょ・・・▼
戦場に落ちてたんだもん
どろぼうじゃないよなー▼
これなら ぜったい
高く売れ・・・▼
[子供] (右)
わあっ!ベ ベルンの人?▼
あれれ この刀 何だろう?
ぼく 知らないよ▼
じゃっ▼
(「倭刀を手に入れた」)
村(マップ中央、下)
(背景、村)
[市民] (右)
こいつは幸運を呼ぶ女神のぞう▼そう言や 旅先のやつらは
ころっとだまされたんだが▼
この戦争じゃ
商売もできやしねえ▼
欲しけりゃ やるよ
どうせ幸運なんか来ねえけどな▼
(「女神のぞうをてにいれた」)
村(マップ右上)
(背景、村)
[市民] (右)
これが サカ自慢の長弓さひとつもってくかい?▼
お代はいらねえ そのかわり
ベルンの奴らをなんとかしてくれ▼
このブルガルから
奴らを追い出してくれ▼
(「長弓を手に入れた」)
ケル初戦時
我が名はケル▼我が最期の剣・・・
見届けよ▼
ケル撃破時
剣もつ身なればこれも必定・・・▼
制圧後
(背景、城内)
[ニイメ] (中央左)
ホッホッホッおまえさん なかなかやるのう▼
[ロイ] (右)
な なんですかあなたは?▼
[兵士] (左端)
こら待て! 勝手にはいるんじゃない!ロイ将軍は おいそがしいのだ▼
[ロイ] (右)
どうしたの?▼[兵士] (左端)
はっ この者が ロイ将軍に会わせろとうるさく言ってきまして▼
おいそがしいからと
追い返そうとしたのですが▼
[ニイメ] (中央左)
話を聞いてからでもおそくないのではないか?▼
わたしは あんたにとっても
興味のある話を持ってきたつもりだがね▼
[ロイ] (右)
興味ある話?▼[ニイメ] (中央左)
人のかたちをした人ならざる生き物に関することじゃよ▼
[ロイ] (右)
・・・しばらくこの人と話をする▼
きみたちは
部屋の入り口を見張っていてくれ▼
[兵士] (左端)
はっ▼[兵士] (左端)
ほほう 顔色が変わったね▼[ロイ] (右)
おばあさんその生き物とはもしかして▼
[兵士] (左端)
『竜』のことじゃよ▼[ロイ] (右)
あなたのいう『竜』というのは▼竜騎士の乗る飛竜のことではなく
ベルンの兵の中にいる・・・▼
[兵士] (左端)
そう それじゃよ▼あれは かの人竜戦役で
滅びたはずの『竜』じゃ▼
[ロイ] (右)
! あなたは一体・・・▼[兵士] (左端)
わたしはニイメという者じゃよ▼山奥で古代の闇魔法を研究しておるせいか
『山の隠者』と呼ばれたりもするがの▼
今回のさわぎ 初めはただの戦かと
思って はたで見ておったが▼
どうも不吉なものが
兵の中に混ざっているようなのでな▼
気になって調べてみたのじゃ▼
[ロイ] (右)
それで なにかわかったのですか?▼
[兵士] (左端)
ふむ それが 『竜』については謎が多すぎるいろいろと古い書物をひも解いてみたが▼
あまり解明できる記録はなかった ただ・・・▼
[ロイ] (右)
・・・ただ?▼[兵士] (左端)
やつらは 『魔竜』を復活させたのではないかと考えておるのじゃ▼
[ロイ] (右)
『魔竜』・・・というと 英雄ハルトムートが倒したといわれている竜の長ですね?▼
[兵士] (左端)
そうじゃ▼[兵士] (左端)
『竜』は人と比べて 圧倒的に優れた生き物その生命力といい その知能といい・・・▼
しかし 子を作る力・・・種族をふやす力が
人とくらべて決定的に劣っておったらしい▼
しかし その中で『魔竜』にだけは
『竜』たちをつくりだす力があると▼
確か 古文書でみたことがある▼
[ロイ] (右)
そんな力が・・・▼[兵士] (左端)
『竜』をつくりだすことのできる存在▼ベルンはそれを復活させ
『竜』を手に入れておるのではないじゃろうか▼
[ロイ] (右)
そうかもしれませんね▼[兵士] (左端)
のう ものは相談なのじゃが▼わたしは 古代魔法を探究しておるせいか
もっと『竜』にまつわる謎を解いてみたいのじゃ▼
わたしを おぬしらと
同行させてはもらえまいか▼
わたしは闇魔法が使える
役にたてると思うがの▼
[ロイ] (右)
・・・わかりました▼『竜』については
ぼくたちも知りたいことがたくさんあります▼
危険なこともあるかもしれませんが
それでもよろしければ 一緒にまいりましょう▼
- 最終更新
- 2006/01/30
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