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ゲーム攻略 天馬騎士団

会話集/第19章A ブルガルの攻防


ワールドマップ上

草原最大の部族 ジュテ族を撃破した
ロイたちエトルリア軍は
サカ草原最大の都市ブルガルへとせまる
エトルリア ベルン イリアの三地方を結ぶ
交通 商業の要所として発達したブルガルは
自由都市として栄えてきたが 先のベルンの
侵攻で その歴史に終わりをつげ
現在は 元エトルリア宰相ロアーツが
ベルン王国の保護の下 この地を治めていた
サカをベルンの手から奪い返すこと
そして ベルン進攻の足がかりとするために
ロイたちは
今 その地へ軍を進める

オープニング1

(背景、城内)

(ロアーツ、上下に揺れる)

[ロアーツ] (左)

うぬぅ・・・ ついに 来よったか
しかも こんなに早く・・・
これでは 戦う準備など
できぬではないか!

[ケル] (右)

敵は われらが食い止める
貴公は 館の中で
むかえうつ準備をされればよかろう

[ロアーツ] (左)

・・・勝算は
あるのか?

[ケル] (右)

やってみねばわからぬ

(ロアーツ、上下に揺れる)

[ロアーツ] (左)

勝てるかどうか
わからぬのでは・・・

[ケル] (右)

なら どうされるのだ?
ここからも逃げ出されるのか?
今の貴公に行く場所が
どこにある?

[ロアーツ] (左)

うっ・・・

[ケル] (右)

ブルーニャ様から
貴公を助けよとの命を受けた以上
私は全力で
貴公をお守りする
だから 貴公も
戦う覚悟を決められよ!

[ロアーツ] (左)

ぬぅ・・・
わ わかった
なら 外のことは
任せたぞ

[兵士] (左)

・・・あんな男が
エトルリアの宰相ですか
あんな男のために
われらは戦うのですか

[ケル] (右)

言うな

ブルーニャ様も 決して喜んで われらに
あの男を守れと言われたのではないのだ
・・・われらは武人として
その責任をまっとうすることを考えればよい

[兵士] (左)

・・・・・・

[ケル] (右)

『灰色の狼』の一派が このブルガルに
まぎれこんだとの情報もある
警戒をおこたるなよ

[兵士] (左)

はっ

オープニング2

(背景、草原)

[ロイ] (右)

ギネヴィア姫

[ギネヴィア] (左)

ロイ様・・・
また今日も戦いがはじまるのですね

[ロイ] (右)

はい ゆっくりお話を
うかがう時間がとれず・・・
申し訳ありません

[ギネヴィア] (左)

いいえ
そもそもの元凶は兄なのですから

[ロイ] (右)

ギネヴィア姫

[ギネヴィア] (左)

・・・はい

[ロイ] (右)

理由を お聞きしてもいいでしょうか?
ゼフィール王が
父王に暗殺されかけたわけを・・・

[ギネヴィア] (左)

・・・兄は 私とは 母親がちがいました
腹ちがいの兄妹なのです

[ロイ] (右)

ゼフィール王の母君は
エトルリアの王女と聞きましたが?

[ギネヴィア] (左)

ええ エトルリアとベルンのきずなを
強くするために父の妃となった方です
ですが すでに 父には愛する女性がいました
それが 私の母なのです

[ロイ] (右)

・・・・・・

[ギネヴィア] (左)

父と 兄の母との結婚は
まわりが・・・他の王族や 重臣たちが
ムリヤリ決めたものだったそうで
そのために 父は 兄の母を愛しておらず
兄のことを うとましく感じていてたようです

[ロイ] (右)

それで ベルン先王と
ゼフィール王の関係が悪くなったのですか?

[ギネヴィア] (左)

いえ 兄の方は それでも父に気に入られようと
必死で努力していたそうです
王位をつぐものとしての知識も教養も
軍をひきいる将としての修練も・・・
兄は ベルン王国をつぐ者として
申し分のない王子へと成長しました

[ロイ] (右)

しかし それでは
なぜ ベルンの先王は・・・

[ロイ] (右)

ロイ様!
攻撃の準備が終了しました!

[ロイ] (右)

わかった すぐ行く!

ギネヴィア姫
申しわけありませんが・・・

[ギネヴィア] (左)

いいえ
どうか お気をつけて・・・

自軍2ターン目

(マップ中央の上から3番目左から2番目の民家にフォーカス)

(背景、民家室内)

[ニイメ] (中央右)

やれやれ
とうとう はじまったかい

[ダヤン] (右端)

・・・そのようだな

[市民] (左)

この前 ベルンが攻めてきたかと思えば
今度はエトルリアだ
まったく かんべんしてほしいよ

[ダヤン] (右端)

・・・・・・

[ニイメ] (中央右)

仕方がないわえ
この町は 交通の要所じゃからな
誰でもほしがるじゃろう
・・・よいしょっと

[市民] (左)

お おい ばあさん
どこに行くんだ

[ニイメ] (中央右)

戦見物じゃよ
うわさのロイとかいう将軍の
うでまえを見にの

[市民] (左)

そ そんな
のんびりしたことを・・・!

[ニイメ] (中央右)

なあに
大丈夫 大丈夫・・・

[市民] (左)

あれ ちょっと
おっさんも どこに行くんだよ!

敵軍7ターン目

(城門にフォーカス)

(背景、城内)

[ケル] (左)

そろそろ 援軍が到着するころだな
おい

[ケル] (左)

正面の門を開いて
援軍を 町にむかえいれてこい

[兵士] (右)

はっ

敵軍12ターン目

(城門にフォーカス)

(背景、城内)

[兵士] (左)

そろそろだな・・・
よし 門を開くぞ!

(門が開く)

敵軍13ターン目

(城門にフォーカス)

(背景、城内)

[ケル] (左)

町にひそんでいる連中に
攻撃に加わるように伝えろ

[兵士] (右)

はい

村(マップ左)

(背景、村)

[市民] (右)

戦争の前は ベルン軍に
あれこれ武器を売ってたんだが・・・
ここが占領されちまったら
奴ら 金なんか払やしない
こいつは後払いでいいから
何とかしてくれよ

ベルンの連中には
このドラゴンキラー かくしてたんだ
やつらに見つかったら
即 没収だからな
なんでかは・・・
わかるだろ?

(「ドラゴンキラーを手に入れた」)

村(マップ左から2番目)

(背景、村)

[市民] (右)

エトルリアの
魔法のリングはいかがですか?
なんて言うと 少し前までは
たくさん買ってくれたんですけど・・・
戦争で お店をたたむしか
なくなってしまいました
一つ あげます
どうせ売れないですし・・・

(「エナジーリングを手に入れた」)

村(マップ中央、上)

(背景、村)

[子供] (右)

よいしょ・・・
よいしょ・・・
戦場に落ちてたんだもん
どろぼうじゃないよなー
これなら ぜったい
高く売れ・・・

[子供] (右)

わあっ!
ベ ベルンの人?
あれれ この刀 何だろう?
ぼく 知らないよ
じゃっ

(「倭刀を手に入れた」)

村(マップ中央、下)

(背景、村)

[市民] (右)

こいつは幸運を呼ぶ女神のぞう
そう言や 旅先のやつらは
ころっとだまされたんだが
この戦争じゃ
商売もできやしねえ
欲しけりゃ やるよ
どうせ幸運なんか来ねえけどな

(「女神のぞうをてにいれた」)

村(マップ右上)

(背景、村)

[市民] (右)

これが サカ自慢の長弓さ
ひとつもってくかい?
お代はいらねえ そのかわり
ベルンの奴らをなんとかしてくれ
このブルガルから
奴らを追い出してくれ

(「長弓を手に入れた」)

ケル初戦時

我が名はケル

我が最期の剣・・・
見届けよ

ケル撃破時

剣もつ身なれば
これも必定・・・

制圧後

(背景、城内)

[ニイメ] (中央左)

ホッホッホッ
おまえさん なかなかやるのう

[ロイ] (右)

な なんですか
あなたは?

[兵士] (左端)

こら待て! 勝手にはいるんじゃない!
ロイ将軍は おいそがしいのだ

[ロイ] (右)

どうしたの?

[兵士] (左端)

はっ この者が ロイ将軍に
会わせろとうるさく言ってきまして
おいそがしいからと
追い返そうとしたのですが

[ニイメ] (中央左)

話を聞いてからでも
おそくないのではないか?
わたしは あんたにとっても
興味のある話を持ってきたつもりだがね

[ロイ] (右)

興味ある話?

[ニイメ] (中央左)

人のかたちをした
人ならざる生き物に関することじゃよ

[ロイ] (右)

・・・しばらく
この人と話をする
きみたちは
部屋の入り口を見張っていてくれ

[兵士] (左端)

はっ

[兵士] (左端)

ほほう 顔色が変わったね

[ロイ] (右)

おばあさん
その生き物とはもしかして

[兵士] (左端)

『竜』のことじゃよ

[ロイ] (右)

あなたのいう『竜』というのは
竜騎士の乗る飛竜のことではなく
ベルンの兵の中にいる・・・

[兵士] (左端)

そう それじゃよ
あれは かの人竜戦役で
滅びたはずの『竜』じゃ

[ロイ] (右)

! あなたは一体・・・

[兵士] (左端)

わたしはニイメという者じゃよ
山奥で古代の闇魔法を研究しておるせいか
『山の隠者』と呼ばれたりもするがの
今回のさわぎ 初めはただの戦かと
思って はたで見ておったが
どうも不吉なものが
兵の中に混ざっているようなのでな
気になって調べてみたのじゃ

[ロイ] (右)

それで なにか
わかったのですか?

[兵士] (左端)

ふむ それが 『竜』については謎が多すぎる
いろいろと古い書物をひも解いてみたが
あまり解明できる記録はなかった ただ・・・

[ロイ] (右)

・・・ただ?

[兵士] (左端)

やつらは 『魔竜』を復活させたのでは
ないかと考えておるのじゃ

[ロイ] (右)

『魔竜』・・・というと 英雄ハルトムートが
倒したといわれている竜の長ですね?

[兵士] (左端)

そうじゃ

[兵士] (左端)

『竜』は人と比べて 圧倒的に優れた生き物
その生命力といい その知能といい・・・
しかし 子を作る力・・・種族をふやす力が
人とくらべて決定的に劣っておったらしい
しかし その中で『魔竜』にだけは
『竜』たちをつくりだす力があると
確か 古文書でみたことがある

[ロイ] (右)

そんな力が・・・

[兵士] (左端)

『竜』をつくりだすことのできる存在
ベルンはそれを復活させ
『竜』を手に入れておるのではないじゃろうか

[ロイ] (右)

そうかもしれませんね

[兵士] (左端)

のう ものは相談なのじゃが
わたしは 古代魔法を探究しておるせいか
もっと『竜』にまつわる謎を解いてみたいのじゃ
わたしを おぬしらと
同行させてはもらえまいか
わたしは闇魔法が使える
役にたてると思うがの

[ロイ] (右)

・・・わかりました

『竜』については
ぼくたちも知りたいことがたくさんあります
危険なこともあるかもしれませんが
それでもよろしければ 一緒にまいりましょう


最終更新
2006/01/30
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