会話集/第18章B 凍てつく河
- ワールドマップ上
- オープニング1
- オープニング2
- 村(マップ左上)
- 村(マップ右上)
- 村(マップ右下)
- 民家(一番上)
- 民家(上から二つ目)
- 民家(上から三つ目)
- 民家(一番下)
- 敵軍7ターン目
- マーテル初戦時
- マーテル撃破後
- 制圧後
ワールドマップ上
元エトルリアの西方三島総督アルカルドをたおしたロイたちは▼
氷雪に閉ざされたイリアの地を
東へ 東へと進軍する▼
そして ロイたちエトルリア軍が
イリア独特の深い森林地帯へ進んだとき▼
すでに失われたとされる古代の大魔法で
ロイたちを迎えうとうとする▼
ベルン北方軍の司祭将軍マーテルひきいる
ベルンのイリア駐留軍が▼
ロイたちを
待ちかまえていた・・・▼
オープニング1
(背景 城内)
[兵士] (左端)
マーテル司祭様!ニイメどのを お連れしました▼
[マーテル] (右)
よし 通せ▼[ニイメ] (左)
このわたしに なにか用かね▼[マーテル] (右)
おまえが 『山の隠者』ニイメか?▼[ニイメ] (左)
そう呼ぶものもいるねニイメは まちがいなくわたしだよ▼
[マーテル] (右)
おまえが この城にある『人竜戦役』時代の太古の魔道書を▼
使えると聞いたが 本当か?▼
[ニイメ] (左)
使えなくはないと思うよ▼なにせ わたしは 闇魔道士だ
数十年は 古代魔法を研究したからね▼
[マーテル] (右)
その魔道書は天候をあやつれると聞いたが・・・▼
[ニイメ] (左)
まあ やってやれなくはないかもしれないね▼
[マーテル] (右)
ならば命じるその魔道書で 大量の雨をふらせろ▼
川の水をあふれさせて▼
近くまで侵攻してきている
エトルリア軍の動きを止めるのだ▼
[ニイメ] (左)
そんなことを言ってもじっさいは どうなるか分からないよ▼
しかも そのテの魔道書は
一回だけしか使えないんだ▼
[マーテル] (右)
ええい!命じられた事をすればよいのだ!▼
おまえは 自分から わが軍に参加したいと
言ってきたと聞いたぞ!▼
ならば 今
われらの役に立って見せろ!▼
[ニイメ] (左)
・・・・・・▼オープニング2
(背景 雪原)
[ロイ] (右)
ギネヴィア姫・・・▼これから ぼくたちの軍は
ベルンへと近づいていきます▼
[ギネヴィア] (左)
・・・はい▼[ロイ] (右)
それにしたがい ベルンの兵と戦う機会も増えてきています▼
いずれは ベルン王国の軍と
本格的な戦いになるでしょう▼
[ギネヴィア] (左)
・・・・・・▼[ロイ] (右)
その前に 姫におたずねしたいことがあります▼
[ギネヴィア] (左)
なんでしょうか?▼[ロイ] (右)
先日 人から聞いた事なのですが▼ゼフィール王は ベルン先王・・・実の父を
手にかけて 王位を手にしたと・・・▼
[ギネヴィア] (左)
!!▼[ロイ] (右)
ぼくには その話が事実だとは思えませんでした▼
だって そうでしょう!▼
ギネヴィア姫は ご自分の国を
すてる覚悟までして▼
止めようとなさったのだから▼
もし ゼフィール王が 話どおりの
残忍な男だというのなら▼
姫は そこまでしようと
考えるはずがないでしょう?▼
[ギネヴィア] (左)
・・・・・・▼[ロイ] (右)
ぼくが あなたから▼『ファイアーエムブレム』を
おあずかりしたのは▼
ベルンと ただ 戦うためではなく▼
姫の望まれた 「和平の道」を
最後までさがせないかと考えたからです▼
[ギネヴィア] (左)
ロイ様・・・▼[ロイ] (右)
ですから どうか 姫の口から真実を聞かせていただけませんか?▼
[ギネヴィア] (左)
ごめんなさい・・・時間を・・・すこしだけ時間をください▼
[ロイ] (右)
! ギネヴィア姫!!▼[マリナス] (左端)
・・・どうかされましたかな?▼ギネヴィア姫が めずらしく
走っていかれましたが・・・▼
[ロイ] (右)
・・・いや なんでもないよそれより どうしたの? マリナス▼
[マリナス] (左)
いろいろと 情報を集めてみたのですがどうやら やっかいな事になりそうですぞ▼
敵の中に ニイメとかいう
イリアでも指おりの闇魔道士がおるようです▼
[ロイ] (右)
闇魔道士・・・ドルイドのことだね▼
[マリナス] (左)
なんでも 古代魔法に精通しその知識の深さははかりしれぬとか・・・▼
[ロイ] (右)
だけど ここで退くわけにはいかないよ▼
[マリナス] (左)
もちろんですですが 用心にこしたことは・・・▼
[ロイ] (右)
わかっている気をつけていこう!▼
村(マップ左上)
(背景 村)
[市民] (右)
これは 幸運を呼ぶ女神のぞうそう聞いておったのに・・・▼
毎日みがいて いのったところで
いいことなど何もおこりゃせん▼
あの商人め
だましおったな▼
いいからもっていけ
見てるだけでハラが立ってくるわい▼
(「女神のぞうを手に入れた」)
村(マップ右上)
(背景 村)
[子供] (右)
ねえねえさっき あたしがお散歩してたらね▼
お空からね
これが落っこちてきたの▼
・・・天にいる神さま?
ばかね そんなわけないでしょ▼
きっと りゅうきしとか てんまきしが
おとしたのね▼
あげる
あたし お人形さんの方がいいもん▼
(「導きの指輪を手に入れた」)
村(マップ右下)
(背景 村)
[市民] (右)
あなたがたエトルリア軍の人じゃの▼
この前は ベルン軍の人が
近くをうろついていたし▼
いったい いつになったら
平和な世になるんじゃろう▼
これをあげるから
はやく戦争を終わらせとくれ▼
(「秘伝の書を手に入れた」)
民家(一番上)
(背景 民家)
[市民] (右)
あんたたち ひょっとしてあのばあさんが言ってたエトルリア軍かい?▼
ばあさん 本当は あんたたちの軍に
入るつもりだったらしいんだ▼
けど のこのこベルンの連中のとこ
行っちまって・・・どうするつもりなんだか▼
民家(上から二つ目)
(背景 民家)
[市民] (右)
あなたたち 強そうですね▼でも どこかの国には『剣聖』とよばれる
とっても強い人がいるそうですよ▼
民家(上から三つ目)
(背景 民家)
[市民] (右)
城にいるマーテルって司祭はいんけんな奴でさ▼
何か奥の手があるって
言ってたらしいぜ▼
まあ ああいう奴にかぎって
自滅するんだよな きっと▼
民家(一番下)
(背景 民家)
[市民] (右)
真冬になると ここらの川はカチカチに凍っちまってね▼
東の村にも かんたんに
行けるようになるんだけど▼
今はまだ 時期じゃ
ないからねえ▼
敵軍7ターン目
※マーテル生存時
(背景 城内)
[マーテル] (右)
おいっ 魔法は 魔法はまだかっ!▼[ニイメ] (左)
・・・本当に どうなっても知らないよ▼
[マーテル] (右)
かまわん 早くしろっ▼[ニイメ] (左)
やれやれ しょうがないねぇ・・・▼(背景 雪原)
[マリナス] (左端)
な なんじゃ これは・・・▼[ロイ] (右)
敵の魔法だろうか?みんな 気をつけて!▼
(川が凍りつく)
(背景 城内)
[マーテル] (右)
な なんじゃ これは!川が・・・川が凍っておるではないか!▼
[ニイメ] (左)
おやおや・・・こんなことになるとはねぇ▼
[マーテル] (右)
貴様っ!わざとやったな!!▼
[ニイメ] (左)
なにを言ってるんだいわたしゃどうなっても知らないと・・・▼
[マーテル] (右)
ええい だまれっ!誰か この者を牢に放りこんでおけ▼
[兵士] (左端)
はっ▼[ニイメ] (左)
やれやれ・・・▼(背景 雪原)
[ロイ] (右)
なにがおこったんだ・・・▼[マリナス] (左)
ロイ様 今 報告がありましたどうやら 川が凍りついたようですぞ!▼
[ロイ] (右)
えっ!▼[マリナス] (左)
しかも 騎士などがわたってもわれないほど厚い氷になっているようです▼
[ロイ] (右)
よしこれで進軍しやすくなった▼
みんな
一気に敵の城をめざすぞ!▼
マーテル初戦時
この雪の中 これほど深く攻め込まれるとは・・・▼
くそっ!
あの役立たずの婆めっ!▼
マーテル撃破後
そんな・・・▼知将とうたわれた
この私が・・・▼
制圧後
(背景 城内)
[ニイメ] (左)
やれやれ やっとベルンの連中から解放されたか▼
[ロイ] (右)
あなたは?▼[ニイメ] (左)
わたしかい?▼わたしはニイメという者じゃよ▼
山奥で古代の闇魔法を
研究したりしておる▼
[ロイ] (右)
「解放」といわれましたが あなたは 自らベルン軍に参加したのではないのですか?▼
[ニイメ] (左)
ホッホッホッ 方便じゃよ 方便ベルン軍で知りたいことがあったからの▼
[ロイ] (右)
知りたいこと ですか?▼[ニイメ] (左)
『竜』じゃよ▼[ロイ] (右)
!!▼[ニイメ] (左)
ほほう 顔色が変わったね心当たりがあるとみえる▼
[ロイ] (右)
・・・竜騎士の乗る飛竜などではなくベルン軍にいる・・・・・・▼
[ニイメ] (左)
そう それじゃよ▼あれは かの人竜戦役で
滅びたはずの『竜族』じゃ▼
[ロイ] (右)
あなたは どうしてそれを・・・▼[ニイメ] (左)
今回のベルンがおこしおったさわぎも▼
初めはただの戦かと思うて
ながめておったのじゃが▼
どうも 不吉なものが
兵に混ざっておったようなのでな▼
気になって 調べてみたんじゃ▼
[ロイ] (右)
なにかわかったのですか?▼
[ニイメ] (左)
いいや あまり はかばかしくなかったのぉ『竜』については 謎が多すぎる▼
ベルン軍の管理しておった
古代の書物を盗み見たりもしたんじゃが▼
あまり これといった成果はなかったの
ただ・・・▼
[ロイ] (右)
・・・ただ?▼[ニイメ] (左)
やつらは もしかすると『魔竜』を復活させたのかもしれん・・・▼
[ロイ] (右)
『魔竜』・・・というと 英雄ハルトムートが倒したといわれている 竜の長のことですね?▼
[ニイメ] (左)
そうじゃ▼『竜』は もともと その生命力といい
その知能といい▼
わたしら『人』に比べて
圧倒的に優れた生き物なのじゃ▼
しかし 子を成す力・・・▼
種族をふやす力が 『人』よりも
決定的に劣っておったらしい▼
それが『人竜戦役』の勝敗を
分けた決定的な原因と考えられる▼
[ロイ] (右)
そうだったのですかはじめて知りました▼
[ニイメ] (左)
まあ まだ仮説でしかないがの▼ところが・・・ところがじゃ▼
ある古文書の中で 『魔竜』にだけは
『竜』を何頭も生み出す力があった・・・と▼
[ニイメ] (左)
そう記されておった▼[ロイ] (右)
つまり ベルンは『魔竜』を復活させそれに作らせた『竜』をつかっていると?▼
[ニイメ] (左)
・・・せっかちな 子供じゃのぅじゃが まあ そういうことじゃな▼
それで ものは相談じゃが▼
[ロイ] (右)
なんでしょうか?▼[ニイメ] (左)
わたしは もっと『竜』にまつわる謎を解いてみたいのじゃ▼
わたしを おぬしらと同行させてはくれんか
おぬしらにも ソンはさせんぞ▼
[ロイ] (右)
・・・わかりました▼[ロイ] (右)
『竜』については ぼくたちも知りたいことがたくさんあります▼
危険なことも あるかもしれませんが
それでもよろしければ 一緒に行きましょう▼
- 最終更新
- 2006/01/30
- Special Thanks!!
- ぐみさん、山田祐也さん
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