会話集/第17章B 海の道
ワールドマップ上
ロイたち リキア同盟軍のエトルリア王都アクレイア奪回をきっかけに▼
様子をみていた他のエトルリアの勢力が
次々と 反クーデター派へとなびき▼
宰相ロアーツ 西方三島総督アルカルドら
クーデター派は エトルリアを追われ▼
ベルン王国の勢力下にあるイリア地方へと
逃げこんでいった▼
イリア地方は 大陸北部に広がる地で
短い夏 長い冬という厳しい自然の中▼
各地で自衛のため騎士団が創設され
その指導の下 荒地が切りひらかれていた▼
エトルリア王国は 解放された
国王モルドレッドのもと▼
ロイたちリキア同盟と連合軍を結成し▼
イリアへと出兵してクーデター派を追撃し▼
それと同時に 問題の根本を解決するため
背後のベルン王国をも攻撃することを決定した▼
ロイは リキア同盟の風下に立つのをよしとしない
エトルリアの騎士団などへの影響も考えて▼
あえて「エトルリア軍」と呼称することになった
連合軍の司令官になり▼
エリミーヌ教団の協力を得て
遠征の途についた▼
だが 寒冷の地イリアの気候のきびしさに加え
ロイたちの前に立ちはだかるのは▼
イリア地方をたばねる ベルン三竜将筆頭
マードック将軍指揮するベルン軍▼
そして それに従う
一部のイリア諸騎士団である▼
そんな中 ロイたちは イリアへの国境
付近にあるレーミー城へとさしかかる▼
オープニング1
(背景 城内)
[マードック] (右)
ナーシェンは敗れたか・・・▼
[ゲイル] (左)
はっ・・・マードック様本当に 助けずともよかったのでしょうか▼
[マードック] (右)
陛下のご命令だ▼それに 自分のまいた種の始末もできぬ男は
このベルン軍にはいらぬ▼
[ロアーツ] (中央左)
マ マードックどの・・・わしらは いったい どうなるんじゃ▼
[マードック] (右)
アルカルドどのには このレーミーをロアーツどのには エデッサの地を▼
それぞれ お任せする
反撃の準備をなされよ▼
[アルカルド] (左端)
なっ・・・ちょっとまってくれ!▼
エトルリア王都からこんな近くでは
すぐに敵が攻めてくるではないか!▼
[マードック] (右)
だが そのぶんこちらから攻めこむことも容易だ▼
[ロアーツ] (中央左)
エデッサとはイリアの奥地ではないか・・・▼
[マードック] (右)
反撃の準備にはちょうど良いと思われるが?▼
[アルカルド] (左端)
・・・ベ ベルンの力でエトルリアを取りもどしてはくれぬのか?▼
[マードック] (右)
それで勝った時は エトルリアをベルンの領土とするが それでもよろしいか?▼
[ロアーツ] (中央左)
そ それはこまる!▼[マードック] (右)
なら ご自分たちでなんとか なさることだな▼
では われらはこれで
失礼する▼
[ゲイル] (左)
・・・・・・▼(背景 フィールドマップ)
[ゲイル] (左)
あの者たちの処遇はあれでよかったのでしょうか?▼
[マードック] (右)
かまわん 自分の始末は自分でつけてもらうそれが ベルンのやり方だ▼
それより・・・ロイとか言ったか
敵の将軍は?▼
[ゲイル] (左)
はい▼[マードック] (右)
あそこまで叩いたリキア同盟をこれほどまでにするとはな▼
・・・機会があれば
一度 相まみえてみたいものだ 戦場でな▼
オープニング2
(背景 平原)
[ヨーデル] (左)
もうじきエトルリアの国境ですな▼
[ロイ] (右)
本当に いろいろありがとうございました ヨーデル司祭▼
あなたと エリミーヌ教団のおかげで
遠征の準備が とどこおりなくすみました▼
[ヨーデル] (左)
なんの ロイどのが 王都アクレイアを奪回してくださっていなければ▼
わしらは 今なお ベルン王国の支配下で
弾圧に苦しみ続けていたことでしょう▼
それを考えれば このくらい
たやすいことです▼
[ロイ] (右)
お役に立ててよかった▼[ヨーデル] (左)
ロイどの 実は おりいってお願いしたいことがあるのですが▼
[ロイ] (右)
なんでしょう? ぼくにできることでしたら▼[ヨーデル] (左)
これから行かれる先で 『竜』について何か 新しいことがお分かりでしたら・・・▼
[ロイ] (右)
わかっています そのつどヨーデル司祭に お知らせします▼
[ヨーデル] (左)
ありがたい! お頼みしますぞ▼おお それから
もう一つお伝えしておかねば▼
このレーミー湾ですが▼
[ヨーデル] (左)
地元の者の話によると 一日のある時間だけ入り江に砂の道ができるとか・・・▼
[ロイ] (右)
・・・道? 海を渡ることができるということですか?▼
[ヨーデル] (左)
そうです ここの対岸に見える城▼本来なら かなり回り込まねば
行けぬ場所です▼
しかし 道の話が真実ならば▼
あのレーミー城への進軍が
楽になるのではないでしょうか▼
[ロイ] (右)
なるほど▼[ヨーデル] (左)
戦に勝利するには 急ぐばかりが早道であるとはかぎりませんぞ▼
[ロイ] (右)
わかりました 考えてみます▼[ヨーデル] (左)
それでは エトルリア軍に聖女エリミーヌの加護を!▼
村(マップ左上)
(背景 村)
[市民] (右)
あんたたちベルンの軍と戦いなさるかね▼
それなら この杖を
持っていってくださいな▼
なんでも高名なお姫さまが
使っていた杖だとか・・・▼
(「ティーナの杖を手に入れた」)
民家(上)
(背景 民家)
[市民] (右)
知ってます? ある時間になると海の中に道ができるのよ▼
その道のこと わたしたち
地元の者たちは▼
『海の道』って
呼んでいるんですよ▼
ちょっとステキでしょう?▼
民家(下)
(背景 民家)
[市民] (右)
この辺の海は満ち引きが はげしくてよ▼
なれないうちは
おれも よく失敗したもんだ▼
なにせ せっかく船を出しても
外海に出られねえんだから▼
自軍6ターン目
(背景 フィールドマップ)
[兵士] (左)
アルカルド様っうっ 海の中に・・・道が!▼
[アルカルド] (右)
なにっどういうことだ!▼
[兵士] (左)
その・・・地元のものに聞くとこの時間には あのあたりの潮が引くと・・・▼
[アルカルド] (右)
そんな ばかな!貴様ら 知らなかったのか!▼
[兵士] (左)
そうおっしゃられましてもわれわれは ここの民ではないので・・・▼
(アルカルド#右、上下に揺れる)
[アルカルド] (右)
くっ なんということだ▼・・・とにかく 敵に
あの道をわたらせるなっ!▼
(兵士とアルカルドが消え、場面移動)
[マリナス] (左)
ロイ様!今 報告がありましたぞ▼
[ロイ] (右)
海に道ができたって?▼[マリナス] (左)
はい▼ヨーデル司祭のお話は
本当でしたな▼
[ロイ] (右)
うん 敵は このことを事前に知っていたのかな?▼
[マリナス] (左)
いえ 敵の軍には動揺が走っておるようですぞ▼
[ロイ] (右)
じゃあ この機会をのがさず一気に攻めよう!▼
アルカルド初戦時
※ダグラスで攻撃した場合
結局 敵に寝返ったのか
おのれ!!▼
※他のユニットで攻撃した場合
なってしまったのだ!▼
アルカルド撃破後
わ わたしは・・・エトルリアの・・・貴族だぞ▼
こ こんな・・・ところで
ぐわっ!・・・▼
制圧後
(背景 城内)
[マリナス] (右端)
アルカルド卿・・・▼エトルリア王国の西方三島総督まで
つとめられた方でも▼
最後はあっけないものですな▼
[ロイ] (中央右)
そうだね ぼくたちだって 一年前には今 こうしているなんて 想像もつかなかった▼
人の運命なんて
そんなものかもしれない▼
そして それは
ベルン国王にも言えるはず・・・▼
[マリナス] (左)
・・・おや ロイさま その お手にもっておられるものは なんですかな?▼
[ロイ] (中央右)
これかい?これが『ファイアーエムブレム』だそうだよ▼
[マリナス] (左)
ほほう この小さな宝珠が・・・▼[ロイ] (中央右)
ギネヴィア姫から おあずかりしたんだ▼これを渡すとき・・・姫は すごく辛そうだったよ▼
きっと 最後まで ゼフィール王を
思いとどまらせたかったんだろうな・・・▼
[マリナス] (左)
ふむ・・・兄妹のきずな ですかな?▼はたから見れば まずムリな話と
思っておりましたがな▼
[ロイ] (中央右)
どうして?▼[マリナス] (左)
相手はベルン国王ゼフィールなのですぞ!▼
なにしろ 自らの父親を手にかけた
うたがいがあるくらいの男ですから▼
肉親の情で動くなどとは とても・・・▼
[ロイ] (中央右)
な なんだって!自分の父親を?▼
[マリナス] (左)
おや ロイ様はご存知ありませんでしたか?▼
ゼフィールは ベルンの先王の死によって
現国王の座を得たわけですが▼
ベルン先王については
その死が あまりにも突然であったため▼
いろいろと黒いウワサが
たっておりますぞ▼
[ロイ] (中央右)
その一つが 息子である現国王ゼフィールによる・・・▼
[マリナス] (左)
暗殺ですな▼[ロイ] (中央右)
・・・ギネヴィア姫は そのことを知っているのだろうか?▼
[マリナス] (左)
まったく ご存知ないということはありえないでしょうな▼
[ロイ] (中央右)
・・・・・・▼- 最終更新
- 2006/01/30
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