会話集/第16章 王都奪還
- ワールドマップ上
- オープニング1
- オープニング2
- オープニング3
- 敵軍1ターン目
- 敵軍2ターン目
- 敵軍10ターン目
- 会話(ロイ→ヒュウ(敵軍))
- 会話(エルフィン→ダグラス(敵軍))
- 会話(ララム→ダグラス(敵軍))
- 会話(クレイン→ダグラス(敵軍))
- 会話(パーシバル→ダグラス(敵軍))
- 会話(セシリア→ダグラス(敵軍))
- 会話(ミレディ→ツァイス(敵軍))
- ナーシェン初戦時
- ナーシェン撃破時
- 制圧後
ワールドマップ上
『竜』の娘ファを救い出したロイたちは▼いよいよ エトルリア王都アクレイアへと
進軍する▼ アクレイア▼
エトルリア王国の王都でもあるこの都市は
大陸一をほこる大都市でもある▼
クーデター派は ロイたちを迎えうつべく
ここに戦力を集中した▼
彼らは 当初 都市の城壁をたよりに
一戦をまじえるつもりであったが▼
サウルたちをギネヴィアやロイのもとへ送った
エリミーヌ教団が ロイたちの味方をしたため▼
市民たちへのエリミーヌ教団の影響をおそれ
王宮にこもって戦わざるをえなくなった▼ エリミーヌ教団・・・『八神将』の一人
『聖女』エリミーヌがひらいたといわれる▼
この教団は エトルリア ベルンをはじめ
世界の各地に多くの信者をもっていた▼
その支援を受けて ロイたちは
エトルリアの王宮へと進撃する▼
だが 王宮内では ベルン三竜将の一人
ナーシェン将軍ひきいる▼
ベルン南方軍の精鋭部隊が
ロイたちをまちかまえていた▼
オープニング1
(玉座、ナーシェンにフォーカス)
(背景アクレイア王宮)
[ナーシェン] (左)
くうっ・・・リキアの死にそこないどもめっ!こ こんなところまで来るとは・・・▼
[兵士] (中央右)
ナ ナーシェン閣下▼『三竜将』筆頭のマードック閣下が
このアクレイアに・・・▼
[ナーシェン] (左)
なんだと!▼す すぐに むかえの者を出せ!
丁重にお迎えするんだ▼
[兵士] (中央右)
それが もうそこまで・・・▼[マードック] (右端)
どけ▼[ナーシェン] (左)
こ これは マードックどのイリアからはるばる・・・▼
[兵士] (中央右)
ナーシェンいったい どういうことだ?▼
[ナーシェン] (左)
な なんのことでしょう▼[兵士] (中央右)
一度戻られたはずのギネヴィア殿下は再び逃走▼
貴様の部下 フレアーの
西方三島での失態▼
さらに 陛下より任された▼
ナバタ砂漠での『隠れ里』
攻略の件の放置▼
どう申し開きするつもりだ!▼
[ナーシェン] (左)
は はい▼・・・その これには
いろいろと事情が・・・▼
[兵士] (中央右)
・・・陛下の命令だ貴様を『竜将』から降格する▼
[ナーシェン] (左)
なんですって!?▼[兵士] (中央右)
かわりにゲイルを昇格させよ との事だ▼
[ナーシェン] (左)
待ってください!もう一度 もう一度だけ機会を!!▼
[兵士] (中央右)
・・・このアクレイアにリキア同盟軍が迫っておるな▼
あやつらを くいとめて見せろ▼
成功すれば
私が陛下に とりなしてやろう▼
[ナーシェン] (左)
マードックどの・・・▼[兵士] (中央右)
ナーシェン これ以上 陛下を・・・そして私を失望させるなよ▼
(マードック、マップ画面下に消える)
[ナーシェン] (右端)
バカな!この私が 降格などと・・・▼
しかも よりによって 後任はあのゲイル・・・▼
そのようなこと 絶っ対にさせんっ!
だ だが ど どうすればいいのだ▼
ああ このままでは 私の
地位が 名誉が・・・▼
[兵士] (左端)
ナーシェン様敵軍が 城内近くまで・・・▼
[兵士] (中央右)
うるさい!わかっているよ▼
・・・そういえば ギネヴィア殿下を
逃がしたミレディの弟が この城にいたな▼
あいつが敵に情報を教えたから
失敗してしまったことにして▼
始末をしてしまえばいい
クックックッ・・・▼
[兵士] (左端)
ナーシェン様・・・なにか・・・▼
[兵士] (中央右)
ん? ああ 貴様 竜騎士ミレディの弟を知っているか?▼
[兵士] (左端)
ツァイス殿でしょうか?▼[兵士] (中央右)
ああ ツァイスだったなその者 敵に情報を売った可能性がある▼
すぐに捕えて
ここに連れて来い▼
[兵士] (左端)
え しかし ツァイスどのはそのような・・・▼
[兵士] (中央右)
だまれ! おまえたちは命じられたとおりに動けばいいのだ!▼
オープニング2
(アルカルド、上下に揺れる)
[アルカルド] (中央右)
て て 敵がすぐそこまで迫ってきたぞ!▼
[ロアーツ] (中央左)
ああ・・・なんということじゃやつらに捕まったら▼
われらはクーデターを起こした張本人として
どんな目にあわされるか・・・!▼
[ダグラス] (右端)
・・・・・・▼(ロアーツ、上下に揺れる)
[ロアーツ] (中央左)
・・・ええいっアルカルド!▼
そもそも 貴様が 西方三島で
リキア同盟軍を始末しそこねたから▼
このようなことに
なったのではないか!▼
(アルカルド、上下に揺れる)
[アルカルド] (中央右)
し しかし ロアーツ卿・・・!▼いや 言い争っているヒマなどありませんぞ
早く ここから脱出せねば▼
[ロアーツ] (中央左)
といっても どこへ・・・▼(アルカルド、上下に揺れる)
[アルカルド] (中央右)
・・・ベルン王国を頼りましょう!▼もとはといえば あやつらが
持ってきた計画なのですから▼
[ロアーツ] (中央左)
そ そうだな▼計画どおりにクーデターを起こした
われわれを見すてるはずはない▼
[ダグラス] (右端)
・・・お二人とも陛下のことはどうされるおつもりか?▼
[ロアーツ] (中央左)
むっ ・・・ま まあ連中も陛下を手にかけたりはすまい▼
なにしろ ベルン国王ゼフィールの母は
エトルリアの王女だった方なのだからな▼
それよりも おぬしも早く・・・▼
[ダグラス] (右端)
わしは お断りする▼そもそも わしが 貴殿らと
ともに戦っているのは▼
陛下のおん身を考えればこそ
貴殿らの計画に賛同したからではない▼
(ロアーツ、上下に揺れる)
[ロアーツ] (中央左)
フン カタブツが!ならば 勝手にすればよいわ!▼
アルカルド 早く逃げようぞ▼
[アルカルド] (中央右)
ま 待ってくださいロアーツ卿!!▼
(ロアーツ、アルカルド画面下へ消える)
[ダグラス] (右端)
最期に しっぽを出しおったかうす汚い 裏切り者どもめ・・・!!▼
これでは ベルンにつけいられても
仕方があるまい▼
やつらのことは・・・
リキア同盟軍にまかせておくか▼
いつの日か 西方にお逃がしした
ミルディン王子が戻られれば・・・▼
エトルリアは必ず立ち直る▼
わしは 最後まで エトルリア三軍将
『大軍将』の忠義をみせようぞ▼
オープニング3
(背景、アクレイア王宮内)
[ヨーデル] (左)
ロイ様 ここが アクレイア王宮です▼わが教団のつかんだ情報によると▼
クーデター派は この奥で
待ちかまえているという話です▼
[ロイ] (右)
ヨーデル司祭ご尽力を ありがとうございました▼
あなたたち エリミーヌ教団のおかげで
市街戦を さけることができました▼
[ヨーデル] (左)
いえ お礼をもうしあげたいのはわたしどもの方です▼
クーデター派によって わが教団は
厳しく弾圧されていたのですから▼
リキア同盟軍が 戦ってくださらなければ
今ごろ どうなっていたことか▼
[ロイ] (右)
クーデター派はどうして教団の弾圧を?▼
[ヨーデル] (左)
ベルン王国の・・・▼『竜』について調べていたから
だと思われます▼
わたしたちの教祖にして
最後の女神でもある 聖女エリミーヌが▼
天へと戻られるときに
こう言い残されたそうです▼
「決して『竜』を復活させてはならない
『竜』の復活は 多くの人に不幸をまねく」▼
ですから わが教団は全力をあげて
『竜』について探求し▼
それを土に返す方法を探しておるのです▼
[ロイ] (右)
・・・ベルンと手を組んだクーデター派は絶対にやめさせたかったのでしょうね▼
[ヨーデル] (左)
ええ きっと▼それで わが教団が調べて
わかったことなのですが▼
『竜』の復活には どうやら ベルンの至宝
『ファイアーエムブレム』が関わっている・・・▼
そこで サウルたちに そのあとを
追わせていたのです▼
[ロイ] (右)
そうでしたか▼[ヨーデル] (左)
ロイ様 どうかクーデターを止めて下さい▼そして ひとつ助言させていただけるならば▼
できるだけ 必要のない戦いは
さけられた方がよいでしょう▼
エトルリア軍の中には 状況から 心ならずも
敵にしたがうしかない者もいるでしょうから▼
[ロイ] (右)
わかりました▼[ヨーデル] (左)
ロイ殿とリキア同盟軍に聖女エリミーヌの加護があらんことを・・・▼
敵軍1ターン目
(マップ左端にゲイルとツァイス登場、フォーカス)
[ツァイス] (左)
ここです どうしたんです?こんな場所に呼びだすなんて・・・▼
[ゲイル] (右)
詳しく話している時間はない▼ツァイス おまえは
しばらく ここに隠れていろ▼
[ツァイス] (左)
・・・どういうことです?敵は目前に迫っているというのに!▼
[ゲイル] (右)
ツァイス 落ち着いて聞け▼さっき ナーシェン将軍が
おまえを捕えるよう全軍に命令を出した▼
[ツァイス] (左)
ばかな! この俺がベルンを裏切っている と?▼
[ゲイル] (右)
これまでの失敗の罪を すべてお前になすりつけようとしているようだ▼
王妹殿下を連れて逃亡した
ミレディと共謀していると言ってな▼
[ツァイス] (左)
姉さんと共謀?今どこにいるかも 分からないのに?▼
[ゲイル] (右)
・・・ミレディはギネヴィア姫と敵軍に身を寄せているようだ▼
[ツァイス] (左)
!! 姉さんが 敵軍に寝返った!?そんなこと 信じられない・・・▼
[ゲイル] (右)
ならば 直接会って確かめてこい▼一緒に行ってやりたいところだが
俺は この戦いを見とどけ▼
マードック将軍に
報告しなければならない▼
おまえは 機会があれば脱出し▼
リキア同盟のミレディに接触しろ▼
[ツァイス] (左)
ゲイルさん! 俺は・・・▼[ゲイル] (右)
ツァイス 全てはミレディの話を聞いてからだ▼
(ツァイス、ゲイル消える)
・・・・・・▼(ゲイル、画面左上に消える)
(ツァイス、マップ左上隅に敵軍として登場)
敵軍2ターン目
(ヒュウにフォーカス)
[ヒュウ] (右)
なんだぁ?エトルリアの おえらい方が逃げ出した?▼
おいおい それじゃ
オレの給料は どうなるんだよ?▼
まだ この戦いの給料
もらってないんだぜ!▼
敵軍10ターン目
[キャス] (右)
おったからがあ・た・し・を 呼んでいるっと!▼
ふーん さっすが
世界一のお金持ち エトルリア王家よね▼
これだけ ごーかなお城なら
お宝も 期待できそう ムフ・・・ムフフ▼
どうせ あたしたちから取り上げたモノだし
エンリョなく いただいちゃいますよっと!▼
会話(ロイ→ヒュウ(敵軍))
[ヒュウ] (左)
なあ あんた攻めてきた軍の将軍さんだろ?▼
魔道士が
不足とかしてないかい?▼
[ロイ] (右)
? いればいるにこしたことはないけれど・・・▼
[ヒュウ] (左)
じゃあ 一人 あんたたちのために戦ってもいいと言う魔道士がいるんだけど▼
あんた
やとってみる気はないかい?▼
[ロイ] (右)
え・・・どこに?▼[ヒュウ] (左)
あんたの目の前だよ!▼[ロイ] (右)
・・・・・・▼[ヒュウ] (左)
こう見えてもなかなかウデがたつんだぜ▼
10000ゴールドで
手をうつけどな▼
[ロイ] (右)
10000ゴールド!高いなぁ・・・▼
[ヒュウ] (左)
なあ たのむよ▼オレ 金がないと
ばあちゃんに・・・▼
[ロイ] (右)
えっ?▼おばあさん
病気かなにかなの?▼
[ヒュウ] (左)
うっ ま まぁにたようなモンだ うん・・・▼
そのために金がいるんだ
たのむよ▼
[ロイ] (右)
どうしようかな・・・(選択肢: →はい いいえ)
※「いいえ」を選んだ場合
[ロイ] (右)
悪いけど 一人のもののために10000ゴールドは使えないよ▼
[ヒュウ] (左)
な なんだって!▼[ヒュウ] (左)
・・・じ 実は8000ゴールドでもいいんだが・・・▼
[ロイ] (右)
え・・・▼(ヒュウ#左、上下に揺れる)
[ヒュウ] (左)
なあ たのむよ▼[ロイ] (右)
どうしようかな・・・(選択肢: →はい いいえ)
※「いいえ」を選んだ場合
[ロイ] (右)
悪いけど・・・▼[ヒュウ] (中央左)
こ これでもだめなのか?▼その・・・6000ゴールドあれば
とりあえずは 大丈夫なんだが・・・▼
[ロイ] (右)
うーん・・・▼(ヒュウ、上下に揺れる)
[ヒュウ] (中央左)
たのむよこれで なんとか・・・▼
[ロイ] (右)
どうしようかな・・・(選択肢: →はい いいえ)
※「いいえ」を選んだ場合
[ロイ] (右)
・・・・・・▼[ヒュウ] (中央左)
うっ・・・▼(ヒュウ、上下に揺れる)
[ヒュウ] (中央左)
ええいっ 飛竜から飛びおりる気持ちで5000ゴールド これで どうだ!▼
[ロイ] (右)
・・・・・・▼(ヒュウ、上下に揺れる)
[ヒュウ] (中央左)
このとおり! たのむからこれで オレをやとってくれ!▼
[ロイ] (右)
どうしようかな・・・(選択肢: →はい いいえ)
※「いいえ」を選んだ場合
[ロイ] (右)
・・・やっぱり無理だ▼[ヒュウ] (中央左)
そ そんなぁ▼・・・なあ たのむよ
ぜったいに役に立つからさ▼
[ロイ] (右)
この軍のお金はみんなのものなんだぼくが勝手に人をやとうためのものじゃない▼
[ヒュウ] (中央左)
あーあーあー そうですかい!▼[ヒュウ] (左)
けっ どれほどの大人物かと思ってたけどしけてやがんの・・・▼
[ロイ] (右)
・・・・・・▼※「はい」を選択した場合(どのタイミングでも)
[ロイ] (右)
わかった おばあさんが病気ならお金がいるのだろうから・・・▼
[ヒュウ] (左)
おお もう 病気も病気とくに 腰のあたりの頭痛がはげしくてよ▼
[ロイ] (右)
え? 頭痛って頭が痛いんじゃ・・・▼
[ヒュウ] (左)
あ いや そのもののたとえだよ たとえ▼
じゃあ 確かに頂いたぜ▼
しっかり働くから
期待していてくれよ!▼
[ロイ] (右)
・・・・・・▼会話(エルフィン→ダグラス(敵軍))
[エルフィン] (右)
ダグラス!▼[ダグラス] (左)
ミルディン殿下!!▼無事戻られたのですな!
おお・・・すっかりお元気になられて▼
[エルフィン] (右)
全て おまえのおかげだ苦労をかけた▼
[ダグラス] (左)
あなたが生きて戻られたそれだけで 私の苦労など・・・▼
[エルフィン] (右)
ダグラス 私は今リキア同盟軍とともにある▼
[ダグラス] (左)
そうでしたか!▼では この王宮よりベルン軍さえ
追い払えれば 全てうまくいきますな▼
[エルフィン] (右)
おまえは・・・どうするのだ?▼[ダグラス] (左)
まだ 陛下が敵の手の内です▼いくらミルディン王子がお戻りでも
私がリキアにつき それが知られては▼
陛下のお命が
奪われてしまうかもしれません・・・▼
[エルフィン] (右)
・・・・・・▼[ダグラス] (左)
しかし 王子が戻られた今私に思い残すことなどございません▼
たとえ このままリキア同盟軍に
倒されたとしても▼
[エルフィン] (右)
ダグラス・・・すまない父王のために・・・▼
[ダグラス] (左)
王子よ 私はこの国の いしずえとなれるのであれば本望です▼
[エルフィン] (右)
・・・・・・▼[ダグラス] (左)
最後に一目 王子の無事なお姿を見ることができてよかった▼
[エルフィン] (右)
おまえが 危険をかえりみず私を守り養い子に託して西方へと逃がしてくれた▼
これから 何があろうとも
そのことだけは忘れぬ・・・決して▼
[ダグラス] (左)
・・・未練ですな▼こうして見ている 王子のお姿を
なんとか・・・陛下に・・・・・・などと▼
[エルフィン] (右)
ダグラス 最後まで私はあきらめない▼
リキア同盟軍のロイ殿ならば
あるいは・・・▼
会話(ララム→ダグラス(敵軍))
[ララム] (右)
お義父さま!▼[ダグラス] (左)
! ララムではないかなぜここに?▼
[ララム] (右)
ミルディン王子のお供をしてリキア同盟軍と・・・▼
[ダグラス] (左)
そうか!王子が戻られたのか!!▼
おお・・・これで
エトルリアは安心だ・・・▼
[ララム] (右)
お義父さま・・・よかったわ▼[ダグラス] (左)
ララム ・・・おまえには苦労をかけたな▼
あの時は 暗殺者どもの
注意を引かぬという理由で・・・▼
おまえ一人に 王子を託して
西方へとやってしまった▼
[ララム] (右)
そんなことはないわ!それは あたしが望んだことだもの▼
[ダグラス] (左)
しかし 苦しい生活から逃げ出してきたおまえに▼
もう一度
踊り子のマネまでさせている▼
[ララム] (右)
・・・あのとき 食べるものもなく行き倒れていたあたしを▼
お義父さまは ひろってくださった▼
それどころか
自分の娘として育ててくださった▼
そのときから
あたし ずっと心に決めていたの▼
いつか お義父さまの役に立つんだって
いつか 必ず 恩返しをするんだって▼
[ダグラス] (左)
ララム・・・▼[ララム] (右)
だから あたし今は とってもうれしいの▼
だって お義父さまの
お役に立ってるんだもの▼
[ダグラス] (左)
ララム ありがとうな▼・・・これからも
ミルディン王子のことを頼む▼
[ララム] (右)
お義父さまは?いっしょには行かれないの?▼
[ダグラス] (左)
まだ 陛下は敵の手の内なのだ▼いくらミルディン王子や おまえが
戻ったとはいえ▼
わしがリキアにつき それが知られては
陛下のお命が 奪われてしまうかもしれん・・・▼
[ララム] (右)
・・・でも▼[ダグラス] (左)
王子が戻られた今 わしに思い残すことはない▼
たとえ このままリキア同盟軍に
倒されたとしてもだ▼
[ララム] (右)
・・・・・・▼[ダグラス] (左)
さあ 行きなさい▼わしと共にいては
おまえが あらぬ疑いを受ける▼
いつでも どこにいても わしは
おまえを 本当の娘だと思っているよ▼
[ララム] (右)
お義父さま・・・▼[ダグラス] (左)
これからのおまえの人生に幸あらんことを▼
会話(クレイン→ダグラス(敵軍))
[クレイン] (右)
ダグラス殿・・・▼[ダグラス] (左)
クレインか赤んぼうの頃から知っている おまえと▼
こうして敵味方として
相まみえる日がこようとはな▼
[クレイン] (右)
ダグラス殿考え直してください!▼
あなたは『大軍将』と呼ばれた
エトルリア軍人の目標ではないですか!▼
そのあなたが なぜ
ベルンの手先となりはてた者どもに・・・▼
[ダグラス] (左)
その答えは今 おまえが言ったではないか▼
わしが軍人だからだ▼
[クレイン] (右)
え・・・▼[ダグラス] (左)
国王陛下が ベルンに捕らわれているそれを捨て 敵に寝返ることなど決してできぬ▼
[クレイン] (右)
で ですが・・・▼[ダグラス] (左)
・・・多くの者が 自分の利のために名誉や誇りをすててしまう世の中だ▼
こんな世の中だからこそ▼
軍人としての「道」をつらぬくものが
一人くらいは いてもいいだろう▼
[クレイン] (右)
・・・・・・▼[ダグラス] (左)
もう 私の代は終わった▼これからのエトルリア軍は
お前たち若者の代だ▼
過去の栄光をけがすことのないよう
よく導いてくれ▼
[クレイン] (右)
ダグラス殿・・・▼[ダグラス] (左)
さあ 行け クレイン▼会話(パーシバル→ダグラス(敵軍))
[パーシバル] (右)
ダグラスどの!▼[ダグラス] (左)
パーシバルか・・・迷いが晴れた顔だな▼
[パーシバル] (右)
ダグラス殿 あなたのおかげです▼あなたがミルディン王子を
助けて下さったから▼
私はもう一度 誇りある
エトルリア騎士に戻れました▼
[ダグラス] (左)
そうか▼[パーシバル] (右)
ダグラス殿はどうなさるのですか▼
[ダグラス] (左)
まだ 陛下は敵の手の内なのだ▼いくらミルディン王子が戻られたとはいえ
わしがリキアにつき それが知られては▼
陛下のお命が
奪われてしまうかもしれん・・・▼
[パーシバル] (右)
・・・・・・▼[ダグラス] (左)
王子が戻られた今 わしに思い残すことはない▼
たとえ このままリキア同盟軍に
倒されたとしてもだ▼
[パーシバル] (右)
そうおっしゃるだろうと思っておりました▼
[ダグラス] (左)
わしも おまえも同じ道を歩んできたからな▼
パーシバル▼
ミルディン王子を
エトルリア王国を頼んだぞ▼
[パーシバル] (右)
はっ この命にかえましても▼会話(セシリア→ダグラス(敵軍))
[ダグラス] (左)
セシリアか・・・▼[セシリア] (右)
ダグラス殿 あなたほどの方がなぜ クーデター派などに・・・▼
[ダグラス] (左)
陛下の おん身 思えばこそそれ以外のなにものでもない▼
[セシリア] (右)
ですが このままではエトルリアという国そのものが▼
ベルンの力の前に
形だけのものとなってしまいます▼
国あってこその陛下ではありませんか!
国が失われれば その力も失われ▼
時の流れとともに 人々の心から
消えさるのかもしれないのですよ!▼
[ダグラス] (左)
国の命運がつきているのならそれも また やむをえぬだろう▼
[セシリア] (右)
そんな・・・それは き弁です!▼
国のため 民のため 自らを投げうってでも
戦うことこそが 私たちのつとめ▼
エトルリア王国軍は国のためにあります
陛下の私兵ではありません!▼
[ダグラス] (左)
・・・考え方のちがいだないや 生き方のちがいと言うべきか▼
おまえは おまえの道をゆくがいい
わしは わしの生き方を歩む▼
会話(ミレディ→ツァイス(敵軍))
[ツァイス] (左)
姉さん!!▼[ミレディ] (右)
ツァイス!?どうして こんな場所に・・・▼
[ツァイス] (左)
・・・ベルンに対する謀反の疑いをかけられ 追われているんだ▼
[ミレディ] (右)
! まさか・・・私のせい?▼[ツァイス] (左)
ゲイルさんに 姉さんたちは今敵軍に身を寄せているらしいと聞いた▼
この目で見るまでは信じられなかった
けれど・・・本当のことだったんだ!▼
姉さん! どうしてなんだ
どうしてベルンを裏切ったりしたんだ!▼
[ミレディ] (右)
裏切ったつもりはないわギネヴィア様をお助けしたかっただけ▼
[ツァイス] (左)
姉さんは ギネヴィア様のために祖国 家族 恋人すら見捨てたわけだ▼
あんな・・・実の兄を裏切るような
身勝手な姫のために・・・!▼
[ミレディ] (右)
ツァイス! いくらおまえでも▼ギネヴィア様を侮辱することは
許しません!!▼
[ツァイス] (左)
・・・・・・▼[ミレディ] (右)
本当にベルンのことを考えているのは国王陛下ではなく ギネヴィア様なのよ▼
確かに私も 姫が一言の相談もなく
いなくなった時には 恨んだりもしたわ▼
でも こうして今 お側にいることで
尚いっそう確信できるの▼
ギネヴィア様のとられた道は
決して間違ってはいないと▼
[ツァイス] (左)
・・・ゲイルさんが言ったことは本当だったな▼
[ミレディ] (右)
?▼[ツァイス] (左)
姉さんに会い 自分の目で確かめろ全てはそれからだ・・・と▼
[ミレディ] (右)
ゲイルが・・・そんなことを?▼[ツァイス] (左)
まだ全て納得したわけではないけれど俺は 姉さんを信じる▼
[ミレディ] (右)
ツァイス! では!?▼[ツァイス] (左)
この軍の指揮官の許しがでるなら俺も一緒に行く▼
姉さんが信じた ギネヴィア様の「思い」
俺にも見届けさせてほしい▼
ナーシェン初戦時
私は強い・・・私は賢い・・・私は美しい・・・私は正しい・・・▼
誰よりも・・・誰よりもだっ!▼
※クラリーネで戦った場合
あの時の小娘!▼
あら どこかで
お会いしましたかしら?▼
なんだと! この私を
忘れたというのか!▼
くっ 許せん 許せんぞっ!▼
※ミレディで戦った場合
ギネヴィア殿下の・・・▼
フン 母国を売って敵につくか
見下げはてたヤツだな▼
私は ギネヴィア殿下に
槍をささげた騎士▼
よって その義を
つらぬくのみ!▼
※パーシバルで戦った場合
パーシバル閣下のお出ましか▼
一時でも 貴様たちと
ともにあったのは 一生の不覚・・・▼
そのあやまちを 今
たださせてもらおう!▼
※セシリアで戦った場合
フン こりもせず
また 私に敗れに来たか▼
私が敗れたのは
国王ゼフィール▼
あなたにではなくってよ▼
なら 今
思い知らせてやるよ▼
私の実力をね!▼
※ツァイスで戦った場合
ナーシェンどの・・・
いや ナーシェン!!▼
事情はすべて
ゲイルさんに聞いた!▼
貴様には ベルン騎士としての
誇りはないのか!!▼
チッ ゲイルめ
どこまでも めざわりな・・・▼
まあいい
おまえさえ始末すれば▼
すべては闇のなかさ・・・
クックックッ▼
ナーシェン撃破時
おのれ・・・おのれ・・・▼きさまらごときにっ
きさまらごときにぃっ!▼
制圧後
※ダグラス生存時
(背景、アクレイア王宮内)
[司祭] (左端)
おお そなたかわしを助けてくれたのは・・・▼
[ロイ] (中央右)
リキア同盟をひきいますロイと申します▼
[司祭] (左端)
うむ・・・▼[ロイ] (中央右)
・・・・・・▼[司祭] (左端)
・・・もうしわけないが頼みがある▼
ベルンに力をかした者どもが
『聖女の塔』に残っておるらしい▼
[ロイ] (中央右)
『聖女の塔』・・・▼八神将の一人 『聖女』エリミーヌが
まつられている・・・▼
[司祭] (左端)
そうじゃ・・・▼あそこは エトルリアのシンボル▼
すまぬが 取り返してもらえぬか▼
[ロイ] (中央右)
お力になれるのなら▼[司祭] (左端)
すまぬな▼・・・塔の中にあるものは
自由に使ってよい▼
そなたたちの働きに むくいることが
できるかどうかは分からぬが・・・▼
[ロイ] (中央右)
国王陛下は・・・まだ王子を亡くしたことを・・・▼
[マリナス] (右端)
敵につけ込まれたのも無理はないですな▼
[ロイ] (中央右)
なんとか お力になってさしあげられないだろうか▼
[エルフィン] (右)
・・・父上すみません・・・今はまだ・・・・▼
時がくれば・・・・・
いつか必ず戻ります・・・・・・▼
(→第16章外伝へ)
※ダグラス死亡時
(背景、アクレイア王宮内)
[ロイ] (右)
ギネヴィア姫あなたに お話があります▼
[ギネヴィア] (左)
・・・エトルリア王国とともにベルンを攻めるということ・・・ですね?▼
[ロイ] (右)
! 誰かが知らせましたか?▼[ギネヴィア] (左)
いえ・・・ですがいずれ そうなると思っておりましたから▼
[ロイ] (右)
・・・ベルンを このままにしておくわけにはいきません▼
ご自分の国が 攻め込まれるのは
お辛いでしょうが・・・どうか▼
[ギネヴィア] (左)
・・・これをロイ様におあずけします▼
[ロイ] (中央右)
これは?▼[ギネヴィア] (左)
ベルンの至宝『ファイアーエムブレム』です▼
[ロイ] (中央右)
えっ!▼[ギネヴィア] (左)
ベルン王国の南に『封印の神殿』と呼ばれる建物があります▼
そこに ベルン建国王ハルトムートが
用いた剣がおさめられています▼
[ロイ] (中央右)
それは『神将器』の一つ・・・なのですか?▼
[ギネヴィア] (左)
そうだと 言われています▼ただ その剣は
あまりにも強大だった竜族の長▼
『魔竜』をたおすために作られた
特に力のある武器だとも・・・▼
ですから 『人竜戦役』の後 封印をし
使えないようにしたそうです▼
そして その封印を解くカギとなるのが
この『ファイアーエムブレム』なのです▼
[ロイ] (中央右)
封印をとく・・・カギ・・・▼[ギネヴィア] (左)
ロイ様 兄は・・・ベルン国王は力でむりやり世界を制しようとしています▼
その目的がどんなことであっても
許されることではありません・・・▼
[ロイ] (中央右)
・・・・・・▼[ギネヴィア] (左)
もはや 兄の暴走を止める手立ては ベルン王国に赴き▼
兄と その側にいる『竜』を倒すしか・・・▼
[ロイ] (中央右)
ギネヴィア姫・・・▼[ギネヴィア] (左端)
・・・私は ベルンの歴史に汚名を残すのでしょうね▼
『国を売った女』として・・・▼
[ロイ] (中央右)
そんなこと・・・▼[ギネヴィア] (左端)
私は 一生 裏切り者として憎まれ続けるのでしょうね▼
ロイ様
一つだけ お約束下さい▼
ベルン本国に攻めこんでも
ベルンの民には・・・民だけには・・・▼
[ロイ] (中央右)
ベルンの人々には絶対に手出ししません 信じて下さい▼
[ギネヴィア] (左端)
ロイ様・・・ありがとうございます▼(→第17章へ)
- 最終更新
- 2006/01/30
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