会話集/第14章外伝 業火の理
ワールドマップ上
『ナバタの里』の奥に 大きく古めかしい神殿がたっていた▼
この神殿の中には『神将器』の一つが
隠されているという▼
先に入り込んでいるとおぼしき
ベルン兵たちの後を追うように▼
ロイたちもまた その中に足を
踏み入れるのであった・・・▼
オープニング1
(背景、神殿内)
[オーツ] (右)
『神将器』は まだ見つからんのか!▼
[兵士] (左)
はっ おそらくこの台座の中にあると思われるのですが▼
どうしても開かず・・・▼
[オーツ] (右)
ええい ムリにでもこじ開けんか!▼
[兵士] (左)
ですが 侵入してきた敵とも戦わねばならず▼
力まかせにしようにも 人手が・・・▼
[オーツ] (右)
うぬぬでは まずは敵を撃退せよ!▼
その後に ゆっくり調べてくれるわ▼
オープニング2
(ロイにフォーカス)
(背景神殿内)
[ロイ] (右)
ここが 砂漠の地下・・・▼信じられない
こんなにたくさんの水があるなんて▼
[ソフィーヤ] (左)
ここは 地下の水源に近い場所です・・・▼ですから この近くには・・・
木も育ち 人もくらせます・・・▼
[ロイ] (右)
そうか・・・▼それで ここに『人』と『竜』の
住む村を作ったんだね▼
でも こんな砂漠の真ん中の場所
よく見つけたよね▼
[ソフィーヤ] (左)
私たちを ここに導いたのは・・・『大賢者』アトスさま・・・▼
[ロイ] (右)
えっ 『八神将』の一人の?▼[ソフィーヤ] (左)
はい・・・ 人竜戦役の後・・・アトスさまは 各地を旅されて・・・▼
最後に 『人』と『竜』の住む村に
たどりつかれました・・・▼
でも 他の地の人々に見つかるのは
時間の問題だといわれ・・・▼
[ロイ] (右)
それで この砂漠の中に・・・▼[ソフィーヤ] (左)
はい・・・▼そして この神殿に『神将器』を
隠されたのです・・・▼
[ロイ] (右)
で その『神将器』ぼくたちが使ってもいいの?▼
[ソフィーヤ] (左)
はい・・・▼アトスさまは この里を守るために
使うよう 言い残されました・・・▼
ロイさまに使っていただくことは・・・
里を守ることにつながります・・・▼
[ロイ] (右)
わかった ありがとう▼[ソフィーヤ] (左)
ただ ここの通路は・・・水にしずむものもあります・・・▼
気をつけてください・・・▼
オーツ初戦時
我らを相手にここまで戦うとは・・・▼
オーツ撃破時
い・・・いったい誰にこれほどの戦い方を・・・▼
制圧後
※ソフィーヤ生存時
(神殿、台座前)
[ソフィーヤ] (左)
ロイさま・・・この台座の中です・・・▼
[ロイ] (右)
この中・・・▼あれ? 開かないけど・・・▼
[ソフィーヤ] (左)
これには・・・特別な仕かけがしてあります・・・▼
里のものでないと・・・
あけることができません・・・▼
ですから・・・私が・・・
開きます・・・▼
[ロイ] (右)
う うん▼[ソフィーヤ] (左)
・・・・・・▼はい・・・ロイさま・・・
中にある魔道書が・・・『神将器』です▼
[ロイ] (右)
アトスが使っていた?ということは・・・▼
[ソフィーヤ] (左)
はい・・・▼『業火の理』フォルブレイズ・・・▼
※ソフィーヤ死亡時
[兵士] (左)
ロイ様 台座の中にそれらしきものがありそうです▼
[ロイ] (右)
どうかな 手に入りそう?▼[兵士] (左)
今 里のものにたずねに行かせています▼
その結果を待って・・・▼
[ロイ] (右)
わかった だけど無理に聞きだしたりはしないでくれ▼
ぼくたちに 渡したくないと言うなら
あきらめればいいのだから▼
[兵士] (左)
はっ▼(背景 森)
[兵士] (左)
ロイ様! 里の者の協力で台座の中のものが 取り出せました▼
この古い魔道書なのですが・・・▼
[ロイ] (右)
・・・これは なんだろう?▼[エルフィン] (左)
・・・『大賢者』アトスが隠した魔道書・・・それならばきっと▼
『業火の理』フォルブレイズでしょう▼
・・・あらゆるものを焼きつくす
恐ろしい魔道書だと 伝えられています▼
[ロイ] (右)
・・・すごい力なんだな▼(背景 ナバタの里室内)
[長老] (中央左)
ん? なんじゃおまえさんがたは▼
どうやってここに入りこんだのじゃ!▼
[ロイ] (右)
ぼくは ロイといいます▼ソフィーヤさんと一緒に
この里を守るために来ました▼
[長老] (中央左)
ソフィーヤと・・・▼そうじゃったか ベルン兵を
追い払ってくれたのは おまえさんがたか▼
それは無礼なことを言った
わしは この『ナバタの里』の長老じゃ▼
[ロイ] (右)
長老・・・ では もしかしてあなたが『竜』なのですか?▼
[長老] (中央左)
・・・『竜』か そう呼ばれていたこともあったかのぉ・・・・・・▼
じゃが 遠い遠い昔の話
今はもうただの おいぼれじゃよ▼
[ロイ] (右)
・・・▼[長老] (中央左)
そうじゃな 今 この里で純粋に『竜』といえるのは このファだけじゃな▼
[ファ] (左端)
えへへ・・・▼[ロイ] (右)
え! この女の子が『竜』・・・▼[長老] (中央左)
まだ 成体にはほど遠いがの▼
[ロイ] (右)
・・・長老 ベルンにいる『竜』のことはご存知ないですか?▼
[長老] (中央左)
なんじゃと! ベルンには『竜』がいるというのか?▼
[ロイ] (右)
はい ぼくたちもすでに何度か見ています▼
[長老] (中央左)
なぜじゃ・・・『竜』はもうこの里にしかおらんはずじゃ・・・▼
[イグレーヌ] (左端)
長老少しよろしいですか▼
[長老] (中央左)
なんじゃ? イグレーヌ▼[イグレーヌ] (左端)
以前 ソフィーヤが言っていたベルンから感じるという 不吉な『力』▼
・・・それに何か関係があるのでは?▼
[長老] (中央左)
・・・そうかもしれんな▼じゃが・・・わしにはもう
それを感じとる力は残っておらん▼
[ロイ] (右)
不吉な『力』と言いますと?▼[長老] (中央左)
ソフィーヤは 『竜』の血を半分ほどひくせいか 不思議な力がある▼
しかし 何かをぼんやりと感じるだけで▼
ベルンにあるものも 不自然にゆがめられた
『力』だとしかわからんと言っておったわ▼
[イグレーヌ] (左端)
確かめるべきだと思いますわ▼私が 彼らに同行させていただき
ベルンを探るということで よいでしょうか?▼
[長老] (中央左)
・・・外とは関わりたくないのが本音なのじゃが・・・仕方がない▼
ロイどの よろしいかな?▼
[ロイ] (右)
ええ もちろんです▼[イグレーヌ] (左端)
私はイグレーヌ この里を守る者です▼弓の腕には自信がありますので
戦いの際もお役にたてると思いますわ▼
[ロイ] (右)
それは心強い よろしくお願いします▼[ファ] (左端)
ファも行く!▼[長老] (中央左)
なにを言うおまえはダメじゃ▼
おまえの存在が
外の世界に知れたらどんなことになるか!▼
(ファ、上下に揺れる)
[ファ] (左端)
うー▼[ロイ] (右)
では 行きましょうか▼[イグレーヌ] (中央左)
はい▼[ファ] (左端)
・・・いいもんこっそりと ついていくもん▼
(「フォルブレイズを手に入れた」)
- 最終更新
- 2006/01/30
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