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台詞集/絆会話
タクミ†
シオン†
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マークス†
- [タクミ]
- 100本のうち、70本が命中か……。
くそっ、まだ鍛錬が足りないな。▼
もっともっと強くならないと、
誰にも認めてもらえない……。▼
- [マークス]
- タクミ王子。こんな夕暮れまで訓練とは、
ずいぶん熱心だな。▼
だが、無理はよくないぞ。朝からやって
いたのだろう? 少し休んだらどうだ?▼
- [タクミ]
- ……いえ。僕はまだまだ強くならないと
いけないんです。▼
僕のことを気遣ってくださっているのは
わかります。でも、放っておいてください。▼
- [マークス]
- あまり無理に訓練をしても、集中力が
失われるだけだ。素直に休んだほうがいい。▼
- [タクミ]
- ……っ! 休むなんて言えるのは、
あなたのような強い人だけです。▼
僕も早く強くならなければ。少なくとも
今の僕には、休む余裕はありません。▼
- [マークス]
- ほう、私が強いと言ったか、タクミ王子。
……そうか、今はそう見えるのか。▼
私も、タクミ王子くらいの頃は、
がむしゃらに訓練をしていたものだ。▼
- [タクミ]
- えっ……マークス王子も?
なんだか意外です……。▼
- [マークス]
- ああ。だが、過度な訓練をして、
体を痛めてしまったこともある……。▼
そのときは、剣を持つこともできず、
強くなるどころか、腕が鈍ってしまってな。▼
しばらくは包帯だらけの姿で、
きょうだいたちにもずいぶん心配をかけた。▼
- [タクミ]
- マークス王子でも、そんな失敗を……。▼
- [マークス]
- ああ。他にもあるぞ。幼い頃、腕試しに
ノスフェラトゥが巣食う森に行ったときだ。▼
私は暗夜の暗い森の中で、
帰る道を見失ってしまった。▼
丸一日彷徨って、やっと戻ったときには
父上にひどく叱られたものだ。▼
- [タクミ]
- どうしてそんな無謀なことを?▼
- [マークス]
- 今のタクミ王子と同じだ。▼
早く強くなりたくて、
ひとりで無茶な鍛錬をしていた。▼
強くならなければと気負うのはわかるが、
訓練は適切に行わなければ意味を成さん。▼
当時の私は、それに気づいていなかった。
今のお前の姿は、まるで昔の私だ。▼
- [タクミ]
- マークス王子……でも、僕は……。
僕は、訓練をして、早く強くならないと。▼
- [マークス]
- ……ふう。その頑固なところも、
昔の私と同じか。それならば……。▼
タクミ王子、私が鍛錬に付き合おう。▼
- [タクミ]
- ええっ? マークス王子が?▼
- [マークス]
- 焦って闇雲に訓練を繰り返しても、すぐに
認められるような強さは身につかない。▼
しっかりと先を見つめ、今やるべきことを
着実にやっていくことが大切だ。▼
私なら、その助言をできる。
ひとりで鍛錬するより成果が上がるぞ。▼
- [タクミ]
- ……そうですね。
では、お願いします。▼
- [マークス]
- ああ、ではこれからは、
いつでも私を頼るといい。▼
今のお前は、どうにも気になって、
放っておけないからな。▼
- [タクミ]
- マークス王子……。
ありがとうございます。▼
でも、僕があなたよりも強くなって、
後悔しても知りませんよ?▼
- [マークス]
- その時はその時だ。私とて、
成長したお前に後れを取るつもりはないぞ。▼
- [タクミ]
- ふふ……はい、わかりました。
やるからには全力でやります。▼
いつかマークス王子を超えられるよう、
成長してみせますからね。▼
- [リン]
- タクミ! また無茶をしたわね!
どうして危ないことばかりするの?▼
- [タクミ]
- また、リンディスか……。
強くなるためだよ。▼
そのためには、危険な状況に身を置いて
闘うことは必要だろ?▼
- [リン]
- それで死んだら元も子もないじゃない。▼
あなたのきょうだいたちだって、
あなたが傷つくことなんて望んでないわ。▼
- [タクミ]
- 僕は、きょうだいに認められるためにも、
強くならなくちゃいけないんだ。▼
強くならなきゃ、僕が傷ついたって、
きっと気にも留めてくれないよ……。▼
- [リン]
- 本気で言っているの……?▼
- [タクミ]
- リンディス……?▼
- [リン]
- そんなわけないでしょ!!
あなた、家族を何だと思ってるのよ!?▼
- [タクミ]
- いや、その……。▼
- [リン]
- あなたが傷ついて、リョウマたちが、
悲しまないわけないわ!▼
ましてや死んだりなんかしたら、
永遠に悲しみ続けることになるのよ!▼
- [タクミ]
- そんなことわからないだろ。僕が死んだって
兄さんたちにはカムイが……。▼
- (暗転)
- [リン]
- あなたは、あなたしかいないの。
代わりなんて存在しない。▼
リョウマが死んだら、あなたは他の
誰かをリョウマのように慕えるの?▼
- [タクミ]
- そんなこと、できるわけないだろ!
リョウマ兄さんに、代わりなんていない!!▼
- [リン]
- だったら、どうしてリョウマにとって、
あなたもそういう存在だって思わないの!?▼
- [タクミ]
- ……!
でも、僕は強くないから……。▼
- [リン]
- 強さなんて関係ない!▼
……私の大事な仲間のひとりにね、
フロリーナっていう子がいるの。▼
彼女は天馬騎士なんだけど、男が苦手で、
すごい気が弱くて、いつも失敗ばかり……。▼
私を守る立場だけど、私が守ってあげる
ことのほうが多いくらいなのよ。▼
- [タクミ]
- 守られるはずの人を守ってばかり……か。
それでも、リンディスは構わないのか?▼
- [リン]
- 彼女は私にとって、かけがえのない友達だし
ずっと一緒にいたいって思ってる。▼
そこには強さなんて関係ないわ。
家族だったら、なおさらよ。▼
サクラはあなたより弱いと思うけど、
あなたはどうでもいいって思ってるの?▼
- [タクミ]
- いや、絶対にそんなことはない。
サクラは大切な妹だ……!▼
- [リン]
- リョウマも、ヒノカも、カムイも……、
あなたに同じことを思ってるよ。▼
- [タクミ]
- ……そうか。
癪だけど、あんたに気づかされたよ。▼
僕は……甘えてばかりだった。
自分のことも、きょうだいのことも……。▼
- [リン]
- よかった……嬉しいわ。
タクミのことが本当に心配だったんだから。▼
きょうだいだけじゃなく、私にとっても、
あなたはとても大事な存在なのよ。▼
- [タクミ]
- ……だったら、僕が無茶をしたときは、
リンディスが守ってくれよ。▼
だけど、いつまでも守られてたりは
しないからな。▼
あんたより強くなって、
無茶するあんたを逆に守ってやる。▼
- [リン]
- ふふ……頼もしいわね!
その時を楽しみにしてるわ!▼
DLCキャラクター†
オボロ†
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ウード†
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コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)†
Last-modified: 2024-08-10 (土) 03:49:07