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マイユニット(男性・僕)の支援会話

クロム

支援C

[ルフレ]
クロム、聞きたいことがあるんだけど…▼
[クロム]
なんだ? 改まって。▼
[ルフレ]
記憶喪失で倒れていた時、
なぜ僕をひろってくれたんだい?▼
[クロム]
なにを聞くかと思えば…
決まっている。目の前で倒れていたからだ。▼
[ルフレ]
それだけ?▼
[クロム]
他に理由がいるのか?▼
[ルフレ]
なにかの罠だとかは
思わなかったの?▼
[クロム]
フレデリクはそう言っていたな。▼
[ルフレ]
じゃあなぜ…▼
[クロム]
さっきも言っただろう。
目の前で倒れていたからだ。▼
苦しむ者、困っている者がいるのに
放っておくわけにはいかないだろう。▼
…なんだ、俺たちに
助けられたのが不服なのか?▼
[ルフレ]
まさか。助けてもらったことには
感謝してるよ。▼
でも、正直危うさも感じる。▼
君がもつ、その正義感が
いつか君自身を陥れるんじゃないか?▼
[クロム]
…他の連中にもよく言われるよ。▼
[ルフレ]
そうか。
なら今後は用心をして…▼
[クロム]
そうはいかない。俺は今後も変わらない。▼
目の前に倒れている者がいれば助ける。
[ルフレ]
けど……▼
[クロム]
お前の言う事が
分からないわけではない。▼
だが、これを曲げれば
俺が俺ではなくなってしまう。▼
[ルフレ]
そうか…なら仕方がないね。
この軍の大将は君だ。▼
ただ、できる限りの
用心はしたほうがいい。▼
[クロム]
ああ、分かった。▼

支援B

[ルフレ]
クロム、無事かい!!▼
[クロム]
ルフレじゃないか。
どうした、血相を変えて。▼
[ルフレ]
さっき、裏手で何者かに
奇襲を受けたと聞いたんだ!▼
[クロム]
ああ、あれか。
軽く反撃すると驚いて逃げて行った。▼
おそらく
このあたりのならず者どもだろう。▼
裏手は昼でも暗いからな。
他の者と見間違えたんじゃないか。▼
[ルフレ]
そういう問題じゃない!▼
[クロム]
何を怒っているんだ?
村人たちのためにも良かったじゃないか。▼
[ルフレ]
…クロム、頼むから
自分の身辺には気をつかってくれ。▼
[クロム]
おいおい、俺達は戦をしてるんだぞ。
戦場に出れば危険なんて……▼
[ルフレ]
正面切って戦った時に
君が敗れると思ってないよ。▼
僕が言っているのは
背後から襲ってくる連中だ。▼
すべての敵が正々堂々と
戦いを挑んでくるわけじゃない。▼
[クロム]
俺がそんな連中の
手にかかるとでも?▼
[ルフレ]
古来そうやって暗殺、毒殺、謀殺された
英雄たちの名を、今ここで列挙しようか?▼
[クロム]
……▼
[ルフレ]
クロム、君はこの軍の大将だ。▼
戦は大将が倒れたら終わりなんだ。
どれだけ、それまで勝っていても。▼
君の体は君1人のものじゃない。
それだけは忘れないでくれ。▼
[クロム]
…そうだな。
お前の言う事ももっともだ。▼
今後は
気をつけるようにするよ。▼

支援A

[ルフレ]
…クロム、さっき聞いたんだけど
最近よく少数で近くをまわってるんだって?▼
[クロム]
ああ。▼
[ルフレ]
…僕の言いたいことは
わかるよね。▼
[クロム]
身辺に気をつけて
自重しろ、だろ?▼
[ルフレ]
分かってるなら、どうして…
[クロム]
確かに、俺のことを狙っている奴が
あたりをうろついているかもしれん。▼
だが、俺に助けを求めている連中が
このへんをうろついているかもしれんのだ。▼
こんな情勢の世の中だ。
それを見捨てることはできん。▼
[ルフレ]
他の者ではだめなのかい?▼
[クロム]
だめだ。自分で見極める必要がある。
そのいい例がひとつある。▼
[ルフレ]
それは?▼
[クロム]
俺の目の前にいるじゃないか。▼
俺以外の者の判断に任せていたら
お前は今、俺の隣にいたか?▼
[ルフレ]
うっ…
それは…確かにそうだけど…▼
[クロム]
お前だけじゃない。
他の連中もそうだ。▼
確かに、自分で動くことで
俺は多くの危険を冒したかもしれん。▼
だが、それを上回る多くのつながりや
信じる心…『絆』を得た。▼
[ルフレ]
絆……▼
[クロム]
ああ。俺とお前の絆。他の連中との絆。
村人たちとの絆。世の中との絆。▼
それがなければ今までの勝利もなかった。
『絆』が俺たちの戦いを支えているんだ。▼
俺はそう思っている。だから今後も
このやり方を変える気はない。▼
[ルフレ]
…僕のことを例えに出されると
反論のしようがないな。▼
じゃあ、せめて僕も
一緒に連れていってくれ。▼
[クロム]
俺を背後から守るためか?▼
[ルフレ]
それもあるけど
僕は君に救われた身だ。▼
だから、僕にも手伝わせて欲しい。
君が『絆』を紡いでいくのをね。▼

リズ

支援C

[リズ]
ルフレさん、どこぉ。▼
[ルフレ]
………▼
[リズ]
あっ、いたいた…って、寝てる?▼
[ルフレ]
ぐぅ…▼
[リズ]
疲れてるんだね…無理もないか。
いきなり大事件に巻き込まれちゃって。▼
ここはそっと…そっと…
鼻をふさいでみると…▼
[ルフレ]
う…む…ぶ、う…!▼
ぶはっ! な、なんだいっ!?▼
[リズ]
あは、あはははははっ!
ぶぅ、って…!▼
[ルフレ]
リズ! 君の仕業かい!
人が気持ちよく寝ていたのに!▼
[リズ]
ご、ごめん…うぷぷ。
そっとしとこうと思ったんだけど▼
こんな機会、滅多にないと思ったら
ついいたずらしたくなっちゃって。▼
[ルフレ]
つい、じゃないだろう。
まったく、親の顔が見てみたいよ。▼
[リズ]
…親は…もういないよ。▼
[ルフレ]
あ、ご、ごめん…!▼
[リズ]
ううん、いいの。
こっちも謝りたいことがあるし…▼
[ルフレ]
な…何? 謝りたいこと?
いいよ、さっきのお詫びに何でも許す!▼
[リズ]
ほんと!? 実はルフレさんが
最近買った戦術書にらくがきしてたら▼
ついうっかりインクをこぼしちゃって…
一冊ダメにしちゃったの…ごめんなさい!▼
[ルフレ]
えええぇぇぇ!
あれまだ読んでなかったのに……!▼
…でも許す!▼
[リズ]
ルフレさん、優しいー!▼

支援B

[ルフレ]
ふぅ…疲れた…▼
[リズ]
あ、ルフレさん。
疲れたの? 肩揉んであげようか?▼
[ルフレ]
…またなにか企んでるのかい?▼
[リズ]
そんなわけないって。▼
これでもわたし、ルフレさんには
とっても感謝してるんだよ。▼
[ルフレ]
感謝? どうしてだい?▼
[リズ]
お兄ちゃんのいい相談役に
なってくれてるでしょ。▼
お兄ちゃん、あぁいう人だから
人に頼るのが苦手なの。▼
だけどルフレさんのことは
すごく信頼してる。▼
口に出しては言わないだろうけど、
お兄ちゃんも感謝してると思うよ。▼
[ルフレ]
そう…なのかな?▼
[リズ]
そうだよ。妹のわたしが
言うんだから間違いなし。▼
[ルフレ]
ふーん…だとしたら、うれしいけど。▼
[リズ]
だからね、お兄ちゃんに代わって
お礼を兼ねて肩を揉ませてよ。▼
[ルフレ]
そっか、じゃあ頼もうかな。▼
[リズ]
うーん…お客さん、凝ってますね。▼
[ルフレ]
リズ、なかなか上手いじゃない。
肩が軽くなってきた気がするよ。▼
[リズ]
そう? じゃあ、こういうのは?▼
[ルフレ]
…うわぁぁぁ! な、なに!?
背中がひんやりする!!▼
うわ…うわー! もぞもぞ動いてるし!
なにか入れたのかい!!?▼
[リズ]
あはは。ルフレさんの
うなじがあんまりきれいだったから▼
ついカエルを入れたくなっちゃって。▼
[ルフレ]
だから、ついじゃないだろう!▼
だいたいリズ、君はカエルとか
苦手なんじゃないのかい!?▼
[リズ]
もー! いたずらのためならわたし、
気持ち悪いのくらい我慢するよ!▼
[ルフレ]
いたずら心を我慢しなよ!!▼

支援A

[リズ]
ねぇ、ルフレさん。▼
[ルフレ]
…なんだよ?▼
[リズ]
そんなに警戒しないでよ。
もういたずらはしないから。▼
[ルフレ]
悪いけど、二度と信用しないよ。▼
[リズ]
ルフレさん…
本気で怒ってる?▼
[ルフレ]
怒ってるよ。
へそでお茶が沸くくらい。▼
[リズ]
それって、おかしいときに
使う言葉なんじゃ…▼
[ルフレ]
とにかく沸騰してるってこと。▼
[リズ]
うぅ…ごめんなさい。
もうしないから、許して…▼
[ルフレ]
…反省してる?▼
[リズ]
うん。▼
[ルフレ]
絶対、もうしない?▼
[リズ]
絶対しない。▼
[ルフレ]
…わかった、それなら許してあげるよ。
はい、仲直りの握手。▼
[リズ]
うん、ありがとう!
ルフレさん、大好き!▼
…きゃあぁぁぁっ! そ、その手に
くっついてるの…ヘ、ヘビ!?▼
[ルフレ]
あはは、正解。
腕輪に見せかけたヘビだよ。▼
びっくりしたかい?▼
[リズ]
ぐすっ…心臓が止まるかと思った…。
ひどいよ、ルフレさん…▼
[ルフレ]
よく言うよ。その手の中、
なにが入ってるか見せてみなよ。▼
[リズ]
え…こ、これは…▼
[ルフレ]
ほら、やっぱり。
カエルを隠し持ってた。▼
[リズ]
あっちゃ~ばれてた。▼
[ルフレ]
そう何度も僕を出し抜けると
思わないことだね。▼
[リズ]
うぅ…次こそは!▼
[ルフレ]
…今度やったら、本気で絶交だよ。▼
[リズ]
うー…じゃあ、もうやめる。▼
ルフレさんに嫌われたら
わたしもう生きていけないもん。▼
[ルフレ]
リズ…▼
[リズ]
おやつを抜くよりつらいけど…
いたずらはおしまいにするね。▼
[ルフレ]
…大した決意に聞こえないのは
気のせい…だよね。うん。▼

支援S

[リズ]
はぁ…つまんないなぁ…▼
[ルフレ]
あれだけ皆にいたずらしておいて、
まだ足りないのかい?▼
[リズ]
…あ、ルフレさん。▼
だってみんな、わたしがいたずらしても
ルフレさんみたいに▼
面白い顔で反応してくれないんだもん。▼
[ルフレ]
面白い顔って…▼
[リズ]
でも安心してよ、
ルフレさんにはもういたずらしない。▼
嫌われたくないもん…▼
[ルフレ]
リズ…▼
…よし!
リズ、僕にいたずらしていいよ!▼
もうリズのこと
嫌いになったりしないからね!▼
[リズ]
えっ、ほんと!?▼
[ルフレ]
ただし! この箱の中身を
受け取ってくれたらっていう条件付き。▼
[リズ]
えぇー! なにこれ、びっくり箱!?
もしかして、変な虫とか入ってるんじゃ…▼
[ルフレ]
入ってるかもね。▼
まぁ受け取るかどうかは
中身見て決めてよ。▼
[リズ]
うぅ…! で、でも…
またあの面白い反応が見られるなら…!▼
…………よ、よし。▼
えいっ!▼
[ルフレ]
……▼
[リズ]
え…指輪…!?
ルフレさん、これって…!▼
[ルフレ]
…うん。僕…リズのことが好きなんだ。
だから…ずっと一緒にいて欲しいなって。▼
…どう?受け取ってくれるかい?▼
[リズ]
うっ…! ううっ…!!▼
[ルフレ]
リズ!? なんで泣くんだい!?
もしかして…嫌だった!?▼
[リズ]
違うの! う、嬉しくて…!
だって…わたし、わたし…▼
ずっとルフレさんのこと
好きだったんだから~~~!!!▼
[ルフレ]
え!? そうなのかい!?▼
[リズ]
そうだよ! だから気にしてもらいたくて
いつもいたずらしてたの…!!▼
わたしはお兄ちゃんみたいに
戦略を聞きに行ったりできないから…▼
こうでもしないとルフレさんと
お話しできないんだもん…▼
[ルフレ]
リズ…そうだったのか…。
ごめんね、気付いてあげられなくて。▼
[リズ]
…いいの。だってだって、これから
ずーっと一緒にいられるんだもんね!▼
指輪受け取ったんだから、
いたずらもまたしていいんでしょ?▼
[ルフレ]
いいけど…いたずらって、
僕の気を引くためだったんだろう?▼
だったらもう必要ないんじゃ…▼
[リズ]
わかってないなぁルフレさん!
好きな人はいじめたくなるんだよ!▼
[ルフレ]
なんだいそれは! でもまぁ…
それでリズが元気になるならいいかな。▼
でも、ほどほどにしてよね?
ケンカしないで、仲良くいきたいからさ。▼
[リズ]
うん! わかってるよルフレさん!▼
(一枚絵表示。CV有り。)
[リズ]
大好きだよ…この指輪、とっても嬉しい。
これからずーっと、仲良しでいようね。▼

フレデリク

支援C

[フレデリク]
まだまだ基本がなっていませんね。
もう一本です!!▼
[ルフレ]
ああ!いくぞ!▼

(暗転)

[フレデリク]
ふぅ。そろそろいいでしょう。
ずいぶんと様になってきました。▼
飲み込みの早さは大したものですね。▼
[ルフレ]
はぁっ、はぁっ、はぁっ…
あ、ありがとう…▼
おかげで…戦い方の勉強に… なったよ…▼
で、でも、疲れて…
今にも死にそうだけど…▼
[フレデリク]
大袈裟ですね。
これくらいで死ぬようでは戦えませんよ。▼
[ルフレ]
そうだけど…
疲れるものは疲れるんだよ。▼
というより…なんなんだその涼しい顔? なぜ息一つ乱れてないんだい?▼
[フレデリク]
クロム様にお仕えする者として、当然です。▼
これしきのことで息を乱すようでは
主君をお守りできませんからね。▼
[ルフレ]
へえ、じゃあやっぱり、
普段から体力作りとかしてるのか?▼
[フレデリク]
はい。毎朝、夜明け前から
火起こしをしたり、▼
皆様の足が痛まぬよう
道中の石拾いをしたり…▼
[ルフレ]
…それは…体力作りとは
何ら関係ない…ような…▼
[フレデリク]
何かおっしゃいましたか?▼
[ルフレ]
…い、いえ!▼
そうだ。稽古をつけてもらったお礼に、
火起こしのお手伝いさせてくれないかな。▼
僕の魔法なら早いよ?
木に雷を落としたら一瞬で発火して…▼
[フレデリク]
まんまと山火事になりますね。▼
[ルフレ]
…あ、あはは…▼
じゃ、じゃあフレデリクの頼みごとを
何でもひとつだけ聞くよ。▼
次に会う時までに、
考えておいて欲しいな。▼
[フレデリク]
わかりました。人に頼みごとをするのは
慣れていないのですが…▼
せっかくのお申し出ですので、
お言葉に甘えさせていただきましょう。▼

支援B

[フレデリク]
ルフレさん。
この前の頼みごとの件なのですが…。▼
[ルフレ]
やっと来たね。なんだい?。
なんでも聞くよ。▼
[フレデリク]
以前、貴方が熊を召し上がっているのを
思い出しまして
どうしたら熊を食べられるようになるかを
ぜひご教授願いたいのです。▼
[ルフレ]
あぁ…あったね、そんなことも。
リズは獣臭いって大騒ぎしてたけど…▼
フレデリクも食べられなかったの?▼
[フレデリク]
そうなのです。実は私…
野生の獣の肉、特に熊が苦手で…!▼
しかし、戦いが厳しくなってきた今
そんなことは言ってられません。▼
いつ熊肉しか食べられない日が来ても
平気なように▼
今のうちに克服して起きたいと思っているのですよ…▼
[ルフレ]
確かにそうだね。戦う前に。
空腹で倒れたら元も子もない。▼
わかった、頑張って一緒に
苦手な熊肉を克服しよう▼
[フレデリク]
ありがとうございます。
私、熊であろうと鹿であろうと▼
何のためらいもなく食い荒らせるような
見境のないルフレさんを目指して頑張る所存です!▼
[ルフレ]
………▼
[フレデリク]
ルフレさん?▼
[ルフレ]
…ふふ。ねえフレデリク?
普通の肉は食べられるんだよね?▼
[フレデリク]
え、えぇ。牛や豚であれば問題なく。▼
[ルフレ]
じゃあ肩慣らしにこれだよ。
この干し肉を食べてみて欲しい。▼
[フレデリク]
はい…▼
…!! うえっ! け、獣くさっ!
ゲホゲホ…なんですか、この干し肉は!?▼
[ルフレ]
この前の熊だよ。▼
[フレデリク]
ひいいいいいっ!!
衛生兵!衛生へーーーい!!▼
[ルフレ]
…まったく。失礼なこと言うからだよ。
でも…ほんとに苦手なんだね、熊肉。▼

支援A

[ルフレ]
フレデ肉ー。ねえフレデ肉!
この干し肉を食べてみて欲しい。▼
[フレデリク]
人の名前をもじって遊ばないで下さい!
それに、もうその手には乗りませんよ。▼
[ルフレ]
なんだよ。
苦手を克服したいんじゃないの?▼
僕だって鬼じゃないよ。
あれからフレデリクのために▼
獣臭さ順に分けた
色んな干し肉を調達してきたんだよ?▼
[フレデリク]
そうだったのですか…。
すみません、ありがとうございます。▼
[ルフレ]
さ、食べてみてくれ。まずは
鶏肉からで、次は豚、その次は牛だよ。▼
[フレデリク]
むぐ…。まぁ、この辺りは大丈夫です。▼
[ルフレ]
次は羊だよ。ちょっと癖があるけど…▼
[フレデリク]
むぐ…。なんとかいけますね…▼
[ルフレ]
よし。じゃあ、次は鹿だよ。▼
[フレデリク]
もぐ…▼
[ルフレ]
と見せかけてこの前の熊だよ。▼
[フレデリク]
ぶーーーっ!! ちょっ…! 死ぬ…!
衛生兵…衛生へーーーい!!▼
[ルフレ]
もう、フレデリクは大袈裟だな。
これぐらいで死ぬようじゃ戦えないよ。▼
…って、
このセリフどこかで聞いたな。▼
[フレデリク]
私がこの前言ったセリフですよ…▼
確かに…この程度で音を上げていては
戦で皆様をお守りすることなどできません…▼
よし…! ルフレさん、
続きをお願い致します!▼
[ルフレ]
自分の言葉で立ち直った!?▼
まあ…やる気が出たのはいいことだ。
ビシバシいくよ、フレデリク!▼

ヴィオール

支援C

[ルフレ]
えっと…こっちのソシアルナイトたちを
こう展開させて、ペガサスナイトを…▼
[ヴィオール]
おや、ずいぶんと熱心だね。
なにをやっているのかな?▼
[ルフレ]
石の盤をいろんな戦場に見立てて
戦い方を考えてるんだよ。▼
実際に隊を指揮する模擬訓練では
やれることに限りがあるからね。▼
[ヴィオール]
ほう。敵味方の隊を木や石で
それぞれ作っているのだね。▼
なかなかよく工夫してある。
[ルフレ]
でも自軍も敵軍も僕が動かしてるから
どうしても単調になるんだよなあ…。▼
[ヴィオール]
では、敵軍の隊を私が動かそう。▼
貴族らしく、優雅に、
そして華麗に攻め入ってご覧に入れるよ!▼
[ルフレ]
はぁ…
それは楽しみだね…▼
じゃあ…一手で一隊ずつ、
交互に動かしていって▼
どちらかが相手の大将の駒に到達したら
勝ちということでいいかい?▼
[ヴィオール]
了解したよ。それでは、
ルフレくんからどうぞ。▼

(暗転)

[ルフレ]
あ!その一手ちょっと待った!▼
[ヴィオール]
ははは。真剣勝負の世界で
待ったは通用しないのだよ!▼
[ルフレ]
う…そうだね。
悔しいけど、僕の負けだよ。▼
[ヴィオール]
ふふん。どうだい?宣言どおり
優雅で華麗な攻め方だったろう?▼
[ルフレ]
そうだね…どちらかというと
卑怯というか、いやらしいというか…▼
優雅とか華麗とかにはほど遠い
勝ち方だったような気がするんだけど…▼
[ヴィオール]
なんと!なかなか手厳しいね。▼
[ルフレ]
だけど、いい訓練になったよ。
相手をしてくれて、ありがとう。▼
[ヴィオール]
なんの。これからも、いつでもお相手するよ。
優雅で華麗なわが戦術でね。▼

支援B

[ルフレ]
ヴィオール、
また勝負に付き合ってよ。▼
次は勝てそうな気がするんだ。▼
[ヴィオール]
ふふん。その台詞を聞くのは、
これで二十回目だね。▼
はっ! さては君、わざと負けて
私との時間を作ろうとしているのでは…!▼
いやはや困ったな…
私にそちらの趣味は無いのだがね…▼
[ルフレ]
冗談はその
よだれかけだけにしてよ。▼
[ヴィオール]
なんと! よだれかけ!?▼
このスカーフのことを言っているのかね!?
これは貴族のトレンドというものだよ!▼
[ルフレ]
あ、そうなんだ。
お洒落だねー。▼
[ヴィオール]
くぅー! なんだねその感情のこもっていない
美しくないお世辞は!?▼
…良いだろう。この屈辱は
勝負で晴らさせてもらうことにしよう。▼
[ルフレ]
望むところだよ。▼
(暗転)
[ルフレ]
なんで…なんでこのよだれかけに
勝てないんだ…▼
[ヴィオール]
ふふん。人のスカーフを愚弄するからだよ。▼
[ルフレ]
うぅ…ヴィオールは
戦上手なんだね…▼
この際、僕じゃなくてヴィオールが
この軍の軍師をやった方がいいんじゃ…▼
[ヴィオール]
…それはないよ。
私の戦い方では犠牲が多すぎるからね。▼
盤上を見てごらん。
どちらの兵が多く生き残っている?▼
[ルフレ]
あ…▼
[ヴィオール]
確かに私は、勝負には勝った。
でもそれは多くの駒を犠牲にしているから。▼
私は実際の戦場では使えない手を使って
勝っているにすぎないのだよ。▼
この軍の軍師には、
例え盤上の戦闘であったとしても▼
誰ひとりとして死なせまいとするような
ルフレくんの方が相応しい。▼
[ルフレ]
ヴィオール…今日はなんだか
まともな人みたいに見えるよ…▼
[ヴィオール]
私はいつもまともだが…▼
まぁ、そのうち君にもこの華麗で優雅な
振る舞いが理解できるようになるだろう。▼
[ルフレ]
それは無いね。▼

支援A

[ルフレ]
…あぁ、また負けた。▼
[ヴィオール]
十七手前のドラゴンナイトの動かし方で
勝負の行方は決まっていたね。▼
[ルフレ]
あー、そうか。ここの駆け引きで
不利になっているんだね。▼
やっぱりヴィオールには
なかなか勝てないよ。▼
[ヴィオール]
それでも三度に一度は
負かされるようになってしまった。▼
ルフレくんの成長ぶりには
目を見張るものがあるよ。▼
[ルフレ]
嫌な顔ひとつしないで相手をしてくれた
ヴィオールのおかげだよ。▼
なんか今では日課になってしまって、
ヴィオールを負かしてからでないと▼
腹が立って眠れないくらいさ…▼
[ヴィオール]
ははは…ルフレくん。▼
人を鬱憤のはけ口に使うのは
やめてくれたまえ。▼
まぁ…私で君の抱えているものを
軽くできるのなら、それも良いのだけれどね。▼
[ルフレ]
…すまない。ありがとう…▼
正直…全軍の戦略と戦術を担うなんて
僕には荷が勝ちすぎているんだよ。▼
軍師としても戦士としても
まだまだ未熟なのに…▼
[ヴィオール]
それでも逃げずに立ち向かう姿を、
皆が認めているのだよ。▼
それに、戦場での君のひらめきは
盤上には表れない天才的なものがある。▼
少なくとも私は、君になら
この命を預けられると思っているよ。▼
[ルフレ]
ヴィオール…▼
ありがとう…励みになるよ。
これからもよろしく頼む。▼
[ヴィオール]
私でお役に立てることがあれば
いつなりと。▼

ソワレ

支援C

[ソワレ]
む…う。これは…まずいね。
でも…なんで今…こんなことに?▼
[ルフレ]
ソワレ、脇腹なんかつまんで
どうしたんだい?▼
[ソワレ]
! ルフレ…!
い、いや、なんでもないんだ。▼
[ルフレ]
そう? ずいぶん深刻そうだったけど。
まさか…ケガでもしてるのかい?▼
[ソワレ]
…いや、ケガはしていないよ。
じつは、少し…太ってしまってね。▼
情けない話だよ。こんな緊迫した状況で
体がゆるんでしまうなんて。▼
[ルフレ]
えっと、僕にはまったく太ったようには
見えないんだけど。▼
[ソワレ]
いわゆる、見えないところが、
というやつだよ。▼
[ルフレ]
へぇ…ソワレにも、
そういうところがあったんだね。▼
[ソワレ]
どういう意味だい?▼
[ルフレ]
自分のスタイルに気を遣ってるのって、
女性らしいなと思ってね。▼
[ソワレ]
ボ、ボクは別に、女性らしくしたくて
気にしてるわけじゃ…!▼
[ルフレ]
あ、あぁ、そうだよね!
ごめんごめん、怒らないでよ。▼
[ソワレ]
別に怒ってないよ。▼
[ルフレ]
そうだ。もしよかったら、
これを試してみないかい?▼
[ソワレ]
なんだい、それは?
干物みたいに見えるけど。▼
[ルフレ]
僕が町で買ってきた海藻だよ。
乾燥させてあるから干物っぽいけど。▼
店の親父が言うには、
冗談みたいに食物繊維が豊富だそうだよ。▼
[ソワレ]
へぇ…食物繊維が。▼
[ルフレ]
どうする? 試してみるかい?
うまくいけば、すぐに痩せられるらしいよ。▼
[ソワレ]
ま、まぁキミがどうしてもと言うなら
一応…もらっておこう。▼
[ルフレ]
じゃあ、どうぞ。
実は僕も最近、お腹がやばくて…▼
[ソワレ]
あ、本当だね。
じゃあどっちが先に痩せるか競争だ!▼

支援B

[ソワレ]
くっ…▼
[ルフレ]
ちょ、ちょっと大丈夫かい?
顔色が悪いよ、ソワレ。▼
さっきの戦いでもずいぶん
体が重いみたいだったし…▼
それに、少し痩せた…というか
やつれたように見えるけど。▼
なにかおかしなものでも
食べたのかい?▼
[ソワレ]
思い当たるものがあるとしたら…
キミにもらった海藻くらいだ。▼
キミより早く痩せてやろうと…
思い切って食べてみればこのざまだ…▼
[ルフレ]
え! ソワレ、もしかして
一度に全部食べたのかい!?▼
[ソワレ]
そうだけど…
なにかまずかったかい…?▼
[ルフレ]
あれはほんの少量だけ水で戻して
食べれば十分効果があるんだよ。▼
それを丸ごと食べてしまうなんて…
想像するだけで恐ろしいことが…▼
[ソワレ]
…ボクの身に起こったわけだね。▼
[ルフレ]
すまない、僕がちゃんと
食べ方を説明しなかったから…▼
[ソワレ]
いや…女々しく体型を気にしたうえに
楽をして痩せようとしたボクが悪いんだ。▼
体調が回復したら…
今度はきちんと鍛錬をして▼
理想の肉体を作り上げてみせるよ。▼
[ルフレ]
それ、僕にも手伝わせてよ。
せめてもの罪滅ぼしに。▼
[ソワレ]
ありがとう、キミは優しいんだね。▼
うっ…! また腹具合が…!
ちょっと薬でも貰ってくることにするよ!▼
(ソワレ退場)
[ルフレ]
お腹壊してるのに
爽やかだなぁ…ソワレは。▼

支援A

[ソワレ]
はっ! たぁぁぁっ!!▼
[ルフレ]
いい調子だ、ソワレ。
体調はもう万全だね。▼
体もかなり締まったみたいだし
鍛錬の成果はばっちりなんじゃないかい?▼
[ソワレ]
…それが、そうでもないんだ。
まだ脇腹のあたりの肉が…▼
[ルフレ]
どれどれ?▼
[ソワレ]
こ、こら! ルフレ!
そんなところをつまむな!▼
[ルフレ]
ソワレ…これ、脂肪じゃなくて
少し余った皮じゃないかな?▼
[ソワレ]
え?▼
[ルフレ]
やっぱり、おかしいと思ったんだよ。▼
ソワレって普段から人一倍、
厳しい鍛錬をしてるのに▼
余分な脂肪がつくわけないからね。▼
[ソワレ]
そ、そうなのかい?▼
[ルフレ]
そうだよ。これはむしろ、
元々脂肪だったところが▼
ここ最近の戦いや鍛錬で
急激に絞れてしまったから▼
皮のほうがその変化についていけなくて
つまめるようになってしまっただけだろうね。▼
[ソワレ]
つまり…ボクは太っていない?▼
[ルフレ]
そうだね。
見た目は確実に細くなったよ。▼
ここしばらく、鍛錬に付き合っていた
僕が言うんだから間違いないよ。▼
[ソワレ]
なるほど…そういうことだったのか。
人騒がせな体だ。▼
[ルフレ]
どちらが先に痩せるかの競争は、
どうやらソワレの勝ちのようだね。▼
僕のお腹の肉は、この通り前のままだよ…▼
[ソワレ]
…いや、あの海藻でお腹を壊さなかったら
ボクもきっと同じようなものだったよ。▼
[ルフレ]
そうか?
なら結果オーライだね!▼
…うっ!?
今度は僕の腹具合が…!▼
[ソワレ]
まさかキミ、
まだあの海藻を試してるのかい?▼
[ルフレ]
だって…ソワレがどんどん痩せていくから
焦ってしまって…▼
[ソワレ]
まったくキミってやつは!
楽して痩せようとすると▼
ロクな目に遭わないって
ボクが証明しただろう!?▼
[ルフレ]
はぁ…おっしゃる通りで…うっ!
ソ、ソワレ! じゃあ僕はこれで!▼
(ルフレ退場)
[ソワレ]
あぁ…ちょっと前のボクも
あんな感じだったんだろうなぁ…▼

支援S

[ソワレ]
ルフレ、調子はどうだい?▼
[ルフレ]
あぁ、もう大丈夫だよ。
腹具合もすっかり良くなったし…▼
あれから鍛錬を多めにしているから、
今度は健康的に絞れているはずだよ。▼
[ソワレ]
良かった!ボクの方も、
余ったお腹の皮がなくなってきたんだ!▼
ほらほら、触ってみたらわかるよ!▼
[ルフレ]
えっ…!▼
[ソワレ]
?どうしたんだい?▼
[ルフレ]
い、いやその、女性の体を
むやみに触るのは、良くないかなあと…▼
[ソワレ]
へ?キミは今更何を言ってるんだい。
今までは無遠慮に肉をつまんできたくせに。▼
というか、キミがボクのことを
女性のように扱うなんて気味が悪いよ!▼
[ルフレ]
そ…そう。気味が悪いかあ…▼
[ソワレ]
あ…いや、今のは言いすぎたよ、ごめん。
でもルフレはかっこ良くなったよ!▼
ボクと競争する前より、
ずいぶん男らしい体つきになったしね!▼
[ルフレ]
本当かい!?じゃ…じゃあ、
これを受け取ってくれないかな?▼
[ソワレ]
え…これって…指輪じゃないか!
なななんでボクにこんな…!?▼
[ルフレ]
僕…ソワレのことがすきなんだよ!▼
最初は男友達みたいなノリで
接してたんだけど…その…▼
最近…ソワレがあんまりにも
綺麗になるから…ドキドキして。▼
[ソワレ]
えぇっ…!▼
[ルフレ]
指輪…受け取ってくれないかな?▼
[ソワレ]
…う、うん…ボクで良ければ、
喜んでお受けするよ。▼
照れくさくて黙ってたけど…▼
ボクの方こそ、
ルフレがどんどんかっこ良くなるから▼
どうしようって…
ずっと思ってたんだ…▼
[ルフレ]
はは…僕たち、二人して同じこと
思ってたみたいだね。▼
[ソワレ]
そ、そうだね…▼
(一枚絵表示。CV有り。)
[ソワレ]
大好きだよ…。キミの為に、もっともっと
魅力的になってみせるから、覚悟しなよ。▼

ヴェイク

支援C

[ルフレ]
…ヴェイク。
コソコソ何をしてるんだ?▼
[ヴェイク]
…はっ!! ルフレ!?
いや…別に何も? なーんにも?▼
お、こんなところに花が咲いてるぜ?
綺麗だなールフレ!
[ルフレ]
何をしてるのかって聞いてるんだけど。▼
[ヴェイク]
いやー、湖畔に咲いている
美しい花を見てだな…▼
[ルフレ]
嘘つけ!▼
あっちの泉でみんなが水浴びしてるのを
覗こうとしてるんだろう!?▼
[ヴェイク]
…ぎくっ!▼
[ルフレ]
『ぎくっ』じゃないよ! 早く戻ろう!
全く、なに考えてるんだか…!▼
[ヴェイク]
だって、見てぇものは見てぇんだよ!
お前は男のくせに男心をわかっちゃいねぇ!▼
[ルフレ]
わからなくて結構だよ…▼
[ヴェイク]
くっそー…面倒な奴に
見つかっちまったなぁー。▼
はいはい、
今日のところは退散しますよ。▼
……って、おい、あれ……▼
[ルフレ]
あれは…ソワレの愛馬だね。▼
すごい目で僕たちを睨んでる。
まさか…▼
[ヴェイク]
うわっ、突進してきた!
ちくしょう、逃げるぞルフレ!▼
[ルフレ]
な、なんで僕までー!▼

支援B

[ヴェイク]
よしよし、今日はラッキーだな。
ソワレの馬が昼寝してやがる…▼
[ルフレ]
何がラッキーなんだい。▼
[ヴェイク]
うおぉ!? ルフレ!?
いやー四ツ葉の薬草見つけてラッキー!▼
[ルフレ]
わかりやすい嘘をつくんじゃない!
薬草なんてどこにもないじゃないか。▼
またみんなの水浴びを覗こうとしてるんだね?
全く、油断も隙もないよ…▼
[ヴェイク]
それはこっちのセリフだ!
なんで毎回毎回、俺様の邪魔すんだよ!!▼
[ルフレ]
みすみす仲間の裸を
見せるわけにはいかないよ!▼
それより静かにした方がいい…!
ソワレの馬が起きるよ…!▼
[ヴェイク]
んあ? お前にとっちゃ
起きた方が都合いいんじゃねぇのか?▼
[ルフレ]
良くない良くない!▼
この前の一件以来、あの馬は
僕を目の敵にしてるんだよ…!▼
前を通っただけで猛突進してくるし…!▼
[ヴェイク]
ぶふっ! なんだそりゃ…!▼
あの馬にとっちゃ、俺様もお前も
同じ覗き魔ってことかよ…うくく…!▼
[ルフレ]
ヴェイクと同じ扱いだなんて
本当に屈辱的だよ…!▼
そういうことだから
僕もここに長居できないんだ。▼
諦めて一緒に戻ろう?▼
[ヴェイク]
ちっ…しゃーねーねぁ!
せっかく絶好のチャンスだったのに…って▼
…おい、ソワレの馬がいないぞ…▼
[ルフレ]
ヴェ…ヴェイク、後ろ、後ろ…!▼
[ヴェイク]
…へ? 後ろ…?▼
……うわあぁぁぁぁぁ!!
いらっしゃったぁぁぁぁぁぁ!!▼
に、逃げるぞルフレ!▼
[ルフレ]
だから、なんで僕までー!▼

支援A

[ルフレ]
ヴェイク、やけに暗い顔だね?▼
[ヴェイク]
…ルフレか。▼
今までいろいろ迷惑かけて
悪かったな…▼
[ルフレ]
…どうしたんだい、急に。
らしくないね。▼
[ヴェイク]
昨日、泉で水浴びしてたらよ…
女どもが突撃してきやがったんだ。▼
今まで覗かれてきた仕返しだって、
真っ裸の俺様を取り囲んで…▼
うぅっ、あんなところもこんなところも
全部まじまじと見られちまった…!▼
[ルフレ]
うわぁ…▼
[ヴェイク]
例の馬にもいいようにされちまって、
もう俺様のプライドはズタズタだぜ…!▼
[ルフレ]
そ…そう。自業自得もいいところだけど、
大変だったね。▼
というか、みんな…
ヴェイク相手とはいえ、なんて仕返しを…▼
[ヴェイク]
覗かれる恥ずかしさがわかったぜ。
もう覗きはやめだ。▼
[ルフレ]
そうだね、もう覗きは
しないほうがいいよ。▼
でも、元気出してくれ。
ヴェイクが暗いとみんなも暗くなるよ。▼
ヴェイクの向こう見ずな勢いが
みんなの勢いにもなってると思うからね。▼
[ヴェイク]
…へへ、ありがとよ、ルフレ。
さすが俺様の親友だぜ!▼
[ルフレ]
え…いつの間に親友…▼
[ヴェイク]
そうだな、こんなの俺様らしくねぇな!
よーし、ちょっと頼んでいいか?▼
[ルフレ]
頼みごと…?
まぁ、僕にできることだったら…▼
[ヴェイク]
覗きはあきらめたが、あの女どもには
一泡吹かせねぇと気が済まねぇ。▼
なにかいい作戦立ててくれよ。
あいつらをぎゃふんと言わせようぜ!▼
[ルフレ]
ははは…。ヴェイク… まったくこりてないね…▼

ソール

支援C

[ルフレ]
どんなものが好きなのかな。
いっそのこと実用的に、剣とか…▼
いや、僕が買うものじゃないか。
さすがに素っ気無ないかもしれないし…▼
[ソール]
クロムの誕生日の
贈り物でも考えてるの?▼
[ルフレ]
ソール…よくわかったね。▼
[ソール]
そりゃわかるよ。僕もどうしようか
考えてるところだったから。▼
[ルフレ]
迷うなあ…こういうときだから
そんなに凝ったものはあげられないし。▼
手持ちが少ないから
あんまり高価なものも買えないしなぁ…▼
[ソール]
大丈夫、クロムは高価なものをもらって
喜ぶような性格じゃないよ。▼
だから僕、手作りの調合薬でも
作ってあげようと思うんだけど…▼
[ルフレ]
薬? そんなもの作れるのかい?▼
[ソール]
僕の実家、薬屋だから。
こういうのはお手のものなんだよ。▼
[ルフレ]
特技があっていいね。
うーん、僕はどうしようかな…▼
[ソール]
…あのさ。薬を作る材料、
けっこう値が張るんだよね。▼
ひとりで揃えるのは
ちょっと懐に響くから、弱ってて…▼
[ルフレ]
あ、だったら僕も半分費用を出すよ。
そしたらお互い助かるよね?▼
[ソール]
うん、それはいい案だね。薬は
ふたりからの贈り物ってことにしよう。▼
[ルフレ]
うん、ありがとうソール。
クロムに喜んでもらえるといいね。
[ソール]
ふふ…そうだね。▼

支援B

[ルフレ]
ソール、このあいだはありがとう。
クロムにも喜んでもらえたし、助かったよ。▼
[ソール]
あぁ…クロムのプレゼントのこと?▼
助かったのはこっちの方だよ。
費用を半分出してくれてありがとう。▼
[ルフレ]
うーん…前から思ってたんだけど、
ソールはすごく気が利くんだね。▼
こっちに気を遣わせないように
さりげなく気配りができる、というか。▼
それってすごいことだと思うよ。▼
[ソール]
はは…僕は小さい頃から、周りの顔色を
窺ってばっかりだったからね。▼
気配りっていうよりは
人間観察が得意って感じなのかも。▼
はは、かっこ悪い特技だよね。▼
[ルフレ]
そうかな? それだけ人に対して
敏感だっていうことだろう?▼
鈍感な人より
ずっとすごいと思う。▼
[ソール]
うーん…敏感って言っても、
表情や癖でなにを考えてるのか▼
なんとなくわかるっていう
くらいのものだよ。▼
[ルフレ]
…それ、ほんとなのかい?▼
[ソール]
え? うん、ほんとだけど。▼
[ルフレ]
それって、とんでもない
特殊能力じゃないか?▼
[ソール]
ははは、なに言ってんのさ。
ただの小心者の処世術だよ。▼
[ルフレ]
はぁ…ほんとに気づいてないんだね。
自分がどれだけすごいこと言ってるか。▼
表情や癖で相手の考えが読めるなんて、
処世術じゃなくて魔術の領域だよ。▼
戦場でも私生活でも、常に相手に
先んじて動けちゃうってことだからね。▼
[ソール]
あぁ、うん。言われる前にやるのが
僕の処世術だから…▼
[ルフレ]
じゃあ僕がプレゼント選びに
迷ってた時も、表情を読んで…?▼
[ソール]
いや、あの時はルフレが
大きな声で独り言を言ってたから…▼
[ルフレ]
あ、あはは…▼

支援A

[ソール]
…ふぅ。▼
[ルフレ]
ソール、どうしたんだ?
ため息なんかついて…▼
[ソール]
あはは…さっき仲間内でケンカがあって。
でもなんとか収めてきたよ。▼
[ルフレ]
…ソールっていつも人のことばっかり
心配してるんだね?▼
ほとんどの人が自分のことで
手一杯なのに…優しいんだね。▼
[ソール]
ううん、これは僕のためだよ。
争いごとを見るのは苦手だから。▼
自分がつらくならないように
あらかじめ手を打ってるだけだよ。▼
[ルフレ]
またそんな言い方をして。それも
僕に気を遣わせないためだろう?▼
[ソール]
…も、もう少し…自分の主張を
出したほうがいいって言いたいの?▼
[ルフレ]
そう、そういうことだよ。
さすが察しがいいね。▼
例えば…自分の誕生日の日くらい
わがままを言ってもいいんじゃないかな?▼
[ソール]
あっ…知ってたの?▼
[ルフレ]
調べたんだよ。
ほんと、ソールは水臭いな。▼
戦いはまだ終わってないけど、
たまには穏やかに過ごすのもいいよ。▼
[ソール]
あ…それ…▼
[ルフレ]
この焼き菓子、好きなんだって?
ちゃんと調べておいたんだ。▼
ソールがみんなを気遣ってるなら
ソールを気遣う人もいないとね。▼
で、それは一番ソールの世話になってる
僕の役目じゃないかと思ったんだ。▼
[ソール]
ありがとう…ルフレ。▼

ミリエル

支援C

[ミリエル]
…私としたことが…▼
[ルフレ]
大丈夫かい、ミリエル!?
今、派手に転んだだろう? ケガは無いかい?▼
[ミリエル]
…問題ありません。▼
[ルフレ]
あーあーこんなに道具を散乱させて…。
はい、薬草に紙束に…▼
あと、これは…本?▼
[ミリエル]
! 触らないでください。▼
[ルフレ]
す、すまない。
大事なものだったんだね。▼
[ミリエル]
大事…?▼
…………▼
[ルフレ]
ミリエル?▼
[ミリエル]
そう…ですね。
大事なのでしょう。▼
真理への道標ですから。▼
[ルフレ]
へぇ…有名な人が書いた本なのかい?▼
[ミリエル]
いえ…有名ではありません。
私の母ですから。▼
[ルフレ]
あぁ、それでだね。
手作りっぽいもんね、それ。▼
でもすごいなあ、お母さん。
学者さんなのかい?▼
[ミリエル]
…なぜ、そのようなことに
興味を持つのですか?▼
[ルフレ]
え、なぜって…自然と出てくるもの
じゃないのかな、こういうのって。▼
[ミリエル]
自然と…▼
…………▼
[ルフレ]
あれ? 僕、なんか変なこと言ったかい?▼
[ミリエル]
いえ。興味深い、考察に値する
題材だと考えていました。▼
自然発生する好奇心。
その根本にあるものはなんなのか…▼
[ルフレ]
そんな小難しい話かなあ…?▼

支援B

[ルフレ]
あれ?道具袋がないよ。
どこかで落としたかな…?▼
[ミリエル]
…これのことでしょうか。▼
[ルフレ]
あ、それそれ!
ありがとう、ミリエル。▼
いつも腰に結んでいるのに、
なぜかよく落ちるんだよ、それ。▼
[ミリエル]
落ちる…つまり、袋に対して…
下に向かうなんらかの力が働いている。▼
そういえば、
母の本にそのような記述が…▼
[ルフレ]
あー…えっと、ミリエル?
袋、返してもらっていいかな?▼
[ミリエル]
…ありました。▼
すべての物体は、
必ず大地に引かれて落ちる。▼
私はこの大地の引き寄せる力を仮に
引力と名付けようと思う。▼
…なるほど。興味深い。▼
[ルフレ]
ミリエル。ミリエルさーん。▼
[ミリエル]
…しかし鳥は空を飛び、
太陽も星も雲も、落ちてはこない…▼
これは、どういうことでしょうか。▼
[ルフレ]
ミリエル。ミリエルー?▼
[ミリエル]
…っ!?▼
[ルフレ]
か、顔を覗き込んだだけで
そんなに驚くかな?▼
[ミリエル]
一瞬、息が止まりました。
私の思考を乱すのはやめてください。▼
[ルフレ]
それは…申し訳ない。▼
[ミリエル]
…私はひとり静かに
考察を重ねたいのでこれで。▼
[ルフレ]
あ、僕の袋…!▼

支援A

[ミリエル]
これを…こうすると…落ちる。▼
[ルフレ]
あの…ミリエルさん?
人の袋でなにやってるんですかね?▼
[ミリエル]
引力を証明するための実験です。
やはり、何度やっても落ちます。▼
放り投げても、塔の上からでも、
同じように大地に引かれて落ちます。▼
[ルフレ]
あーあ、ぼろぼろだよ、僕の袋。
もういい。あげるよ、それ。▼
[ミリエル]
ありがとうございます。▼
[ルフレ]
まったく、それくらい人間にも
興味を持ってくれたらなあ…▼
[ミリエル]
興味なら…ありますよ。
貴方には、興味があります。▼
[ルフレ]
えっ、僕?▼
[ミリエル]
えぇ。記憶を失っても発揮される
その軍師の才…非情に興味深い…▼
貴方の事象から考えるに…▼
才能とはその人の記憶や経験とは
関係なく発揮されるものなのでしょうか。▼
それとも、記憶は忘れることがあっても
才能は忘れることがないということでしょうか。▼
[ルフレ]
ミリエル。ミリエルー。
戻ってきてよー。▼
[ミリエル]
はい、ただいま戻りました。▼
[ルフレ]
…あれ?今日は思考を乱すなって
言わないんだね?▼
[ミリエル]
言った方が良かったのですか?▼
[ルフレ]
いや…言わなくていいよ。僕、今日は
邪魔だと思われなかったんだね。▼
[ミリエル]
邪魔…?私は興味のある対象を
邪魔だと思うことはありませんが?▼
[ルフレ]
なら良かった。
友達の邪魔はしたくないからね。▼
[ミリエル]
友達…。いつの間に私と貴方の間で、
そのような関係が発生したのですか?▼
[ルフレ]
さぁね。友達なんてのは
気付いたらなってるものじゃない?▼
[ミリエル]
そうですか…それは…興味深い…▼

支援S

[ミリエル]
ルフレさん。
少し…よろしいでしょうか。▼
先日いただいた袋の中に…
このようなものが入っていたのですが。▼
[ルフレ]
あ!▼
[ミリエル]
これは…指輪、ですね?
素朴ながら美しい彫刻…▼
ルフレさんの手作りでしょうか。▼
[ルフレ]
違う違う。それはずっと前に町で買ったんだ。
あんまりにも綺麗な指輪だったからね。▼
いつか結婚したい人ができたら
渡そうと思って…▼
[ミリエル]
なるほど…それは大切なものですね。
では、お返しします。▼
[ルフレ]
え…っと、そのままミリエルが
持っててくれないかな?▼
[ミリエル]
よろしいのですか?
妻になる方に贈るものなのでしょう?▼
[ルフレ]
あぁ。だから、ミリエルに
もらって欲しいんだよ。▼
[ミリエル]
ということは、私は貴方の
妻になるということでしょうか。▼
[ルフレ]
そうなる、かなあ。▼
[ミリエル]
友人になる瞬間は不確かなのに、
妻になる瞬間は明確なのですね。▼
とても興味深いことです…▼
…わかりました。今この瞬間から、
私は貴方の妻になります。▼
[ルフレ]
そんなにあっさりでいいのかい?
無理することはないんだよ。▼
[ミリエル]
いえ。無理はしていません。▼
自然と…そういう気持ちに
なっていますから。▼
まるで引力があるように、
貴方に惹かれていく気持ち…▼
これもまた、とても興味深いです。▼
[ルフレ]
一生かけて、解明してよ。▼
[ミリエル]
…はい。そうさせていただきます。▼
(一枚絵表示。CV有り。)
[ミリエル]
貴方のそばで、この世の不思議を解明していけることは、
この上ない幸福です…▼

カラム

支援C

[ルフレ]
うーん…幽霊?
いや、まさかね…▼
[カラム]
…どうしたの?▼
[ルフレ]
わっ!▼
…カラムか。びっくりしたよ。▼
[カラム]
ごめん。なんだか難しい顔して
悩んでるみたいだったから…心配で。▼
[ルフレ]
実は…最近みんなから奇妙なことが
起きてるって相談されてるんだ。▼
考えれば考えるほど謎めいていて、
なにが起きているのかわからなくて…▼
[カラム]
ふぅん…
どんなことが起きてるの…?▼
[ルフレ]
なんでも…みんなで雑談していると、
いつの間にか飲み物が置かれていて▼
しかも、杯がその場にいる人数より
ひとつ多く置かれているんだそうだ。▼
みんなに聞いて回っても、
誰も用意した覚えがないみたいで▼
もしかしたら幽霊の仕業なのかも
しれないって、もっぱらの噂だよ。▼
[カラム]
…それ、僕だな…うん。▼
[ルフレ]
え?▼
[カラム]
僕、みんなに飲み物を
配ってたんだよ…うん。▼
[ルフレ]
じゃあ…ひとつ多い杯っていうのは…▼
[カラム]
僕の分だと思う…
気づかれてなかっただけで…▼
[ルフレ]
な、なるほど…。影が薄いのも
そこまで来るとちょっとした怪談だね…▼

支援B

[ルフレ]
ふむふむ…あ、あれ?
いつの間に飲み物が?▼
もしかして…カラム?
どこかにいるのかい?▼
[カラム]
うん…▼
[ルフレ]
やっぱりいたんだ…。
飲み物置いてくれたの、カラムだね。▼
[カラム]
うん…そうだよ。読書の邪魔しちゃ
悪いと思って、そっと置いたんだけど…▼
[ルフレ]
全然気づかなかったよ…。
幽霊騒ぎになるのも納得だね。▼
[カラム]
あはは…ごめん。▼
[ルフレ]
なぜ謝るんだい?
カラムはいいことをしてるのに。▼
いくら影が薄くても
声をかければみんな気づくし、▼
もっと声をかけていけば、みんなも
カラムに感謝すると思うよ。▼
[カラム]
…いいんだ、僕…感謝して欲しくて
やってるわけじゃないから。▼
[ルフレ]
まぁ、そうなんだろうけど…▼
[カラム]
それに…声をかけたらかけたで
誰もいないのに声がする、って言われるし…▼
[ルフレ]
あぁ…それもカラムだったんだね…▼
その噂が怖すぎて、昨日の夜
一人で天幕から出られなかったよ…▼
[カラム]
…ごめん。▼
[ルフレ]
いや。こっちこそ…
なんだか…ごめん。▼
[カラム]
まぁ、でも…そっと置いて去るよりは
ましだと思うから…▼
今度からは…声をかけてから
飲み物を渡すことにするよ…うん。▼
あと、ちゃんと人の視界に入るようにするよ…▼
[ルフレ]
そうだね。それがいいと思うよ!
頑張れ、カラム!▼

支援A

[カラム]
…あれ? こんなところに
焼き菓子が置きっぱなし…▼
[ルフレ]
ふふっ、それはカラムのぶんだよ。▼
[カラム]
ルフレ…!
よく…僕のこと、気づいたね…▼
[ルフレ]
慣れるのに時間がかかったけど、
意識していれば、なんとかなるよ。▼
カラムにはいつもお世話になってるし、
たまにはお返ししないとね。▼
[カラム]
…ありがとう。▼
[ルフレ]
それはこっちの台詞だよ。
いつもありがとう、カラム。▼
[カラム]
…ふふ。ありがとう、か…。
この前は感謝が欲しいわけじゃないって▼
言ったけど…やっぱりうれしいね、
ありがとうって言われるのは。▼
じゃあ…僕、行くね…▼
[ルフレ]
えぇっ!?
い、行くってどこに!? あの世!?▼
[カラム]
…あの世?
…僕はただ、ちょっと武器の整備に…▼
[ルフレ]
…そ、そうだよね、だよね!▼
なんかカラムが満足げに笑って
どこかに行こうとするから、▼
ついに成仏しちゃうのかと…▼
[カラム]
…しないよ…▼
[ルフレ]
あ、あはは…ごめん。▼
でも、どっちにしろ、今カラムに
武器の整備に行かれるのはまずいよ。▼
カラムは今から
みんなとお茶会をするんだから。▼
[カラム]
え…?▼
[ルフレ]
幽霊騒ぎの真相を話したら、
みんながカラムにお礼をしたいって。▼
[カラム]
…照れるなぁ…そういうの。▼
[ルフレ]
まぁ、たまにはカラムが
目立つ日があってもいいじゃないか?▼
[カラム]
あはは…そうだね。
もし嬉しすぎて成仏したら…ごめんね…▼
[ルフレ]
えっ。▼
[カラム]
…冗談だよ…▼

スミア

支援C

[ルフレ]
スミア、こんなにたくさんの本、
どうしたんだい?▼
[スミア]
まぁ…ごきげんよう、
ルフレさん。▼
輸送隊の中から出てきたんです。
私、その場に偶然居合わせたものですから▼
せっかくなので何冊かお借りして
読んでみようと思って。▼
[ルフレ]
へぇ…面白そうなのもたくさんあるね。▼
[スミア]
では何冊かお読みになりますか?
一人では一気に読み切れませんから…▼
[ルフレ]
いいのかい?▼
[スミア]
もちろんです。どれがいいですか?▼
[ルフレ]
うーん、どれも面白そうだから迷うなあ…▼
[スミア]
じゃあこれなんかどうですか?
『本当は怖い、村訪問』▼
[ルフレ]
んー…すまない。
できれば怖くない話がいい…かな?▼
[スミア]
す、すみません! じゃあこの
『ペガサスみたいなものの飼育法』なんか…▼
[ルフレ]
んー…。動物を飼う気はないし…▼
[スミア]
これも違いました!? えっと…
『昼下がりのならず者』は…▼
[ルフレ]
うぅーん……。
あの…他のも全部こんな感じなのかい?▼
[スミア]
はい…すみません…▼
私、本を選ぶセンスまで落ちこぼれで…!
本当に…すみませ…。うぅ…!!▼
[ルフレ]
あぁー泣かないで!
じゃ、じゃあ借りようかなこれ!▼
昼下がりに何が起こるのかなー!
すっごく面白そうだなあー。▼
[スミア]
良かった…喜んでいただけて…▼
[ルフレ]
ほっ…▼

支援B

[ルフレ]
スミア、この前借りた本返すよ。
意外に面白かったよ、ありがとう。▼
まさか昼下がりにあんなことがね…!
ならず者同士の愛憎劇が泣けて泣けて…!▼
[スミア]
まぁ…! 面白そうですね。
私も今度読んでみます。▼
[ルフレ]
ちなみに、スミアは何を読んだんだい?▼
[スミア]
私は…これです。
『聖戦の系譜』▼
[ルフレ]
へぇ…初めてのまともな題名。
これは物語なのかい?▼
[スミア]
はい、実際にあった戦争を元にした
物語だそうです。▼
[ルフレ]
面白そうだね。▼
[スミア]
ルフレさんは…物語が
お好きなのですか?▼
[ルフレ]
うん、好きだよ。▼
[スミア]
私もです! 物語はいいですよね。
その世界の中にぐんぐん引き込まれていって…▼
本を読んでいる間だけは、
私、落ちこぼれの女の子じゃないんです。▼
かっこいい英雄にも、
世界一の魔法使いにもなれる。▼
素敵なことだと思います…▼
[ルフレ]
そうだね。その世界に浸ってしまうと、
読み終わるのが寂しくなったりして…▼
[スミア]
はい…。でも、また次の物語を読めば
その寂しさもなくなります。▼
また新しい世界が待ってると思うと、
何だかわくわくしますよね。▼
[ルフレ]
次は何を読むんだい?▼
[スミア]
えっと…これです。
『狂気のファルコンナイト・上巻』▼
[ルフレ]
大丈夫なのかい…? それ。▼

支援A

[スミア]
あなた、私が狂っているとでもお思い?▼
[ルフレ]
…はい?!▼
[スミア]
いいわ…その奇妙な物を見るような目…。
私だけのものにしたくなる…!!▼
[ルフレ]
え…? え!? 急にどうしたんだい!?
変だよスミア、普通に話してよ!▼
[スミア]
…あ、すみません。
今のは物語のヒロインのセリフなんです。▼
この前読んだ物語に出てきた女性が
とても素敵な人で…▼
私も…あんな風になれたらいいなって
思っただけなんですけど…▼
あの…そんなに変でしたか?▼
[ルフレ]
うん、変だった。
すごーく変だった。▼
[スミア]
す、すみません…。
やっぱり私みたいな落ちこぼれじゃ…▼
[ルフレ]
そういう意味じゃないよ。
スミアはそのままで十分なんだ。▼
スミアはこの前から
別の誰かになりたがってるみたいだけど▼
スミアはスミアにしかできない事もあるんだから
他の誰かになったらもったいないよ?▼
[スミア]
そう…ですか。▼
ルフレさんに言われると
何だかそんな気がしてきました。▼
[ルフレ]
よしよし。▼
[スミア]
では、次は私と同じ、冴えない女の子が
主人公の物語を読みますね。▼
[ルフレ]
ちがーう!▼
[スミア]
この『二軍落ちのプリンセス』なんか
良さそうだと思いませんか?▼
きっと面白いと思うんです…!▼
[ルフレ]
も…もうその本でスミアは
好きにしていてください…▼

支援S

[ルフレ]
スミア、最近はもう物語を読まないのかい?▼
[スミア]
はい、自分に自信が持てるまで、
物語は読まないことにしました。▼
[ルフレ]
どうして?▼
[スミア]
私…今まで物語に逃げていたみたいです。▼
本当の自分は落ちこぼれだから、
自分とは別の、特別な誰かになりたくて。▼
でも、それじゃダメだって気付いたんです。
本の中で特別な誰かになるんじゃない。▼
この世界で、自分の現実でそうならないと
いつまでも落ちこぼれのままだって。▼
だから…▼
[ルフレ]
…スミアは、もう十分特別な存在だよ。▼
[スミア]
ふふ、わかりやすい嘘を
つかないで下さい。▼
[ルフレ]
嘘じゃないよ。
僕にとって、スミアは特別だよ。▼
スミアを見てると放っておけなくて…
守ってあげたい気持ちになるんだ…▼
僕は他の誰でもない、
スミアのことが、好きなんだよ…▼
[スミア]
え…?▼
[ルフレ]
これ…指輪。
スミアのために用意したんだ。▼
僕は…クロムみたいに
どこかの国の王子様じゃないし▼
スミアを物語に出てくるような
お姫様にしてあげることはできない。▼
でも…スミアのことが特別で、
大好きな気持ちは誰にも負けないから…▼
僕と、結婚してほしいんだ。▼
[スミア]
…ルフレさん…!▼
わたし…私…
お姫様になんかなれなくても…▼
他の誰になれなくても…いい。
このままの私で…あなたの特別になれるなら…▼
喜んで…お受けします…!▼
[ルフレ]
ありがとう…スミア…。
一緒に幸せになろう…▼
大好きだ…▼
[スミア]
嬉しい…ルフレさん…。▼
(一枚絵表示。CV有り。)
[スミア]
私も、好きです…。
私を特別にしてくれた、あなたを…
誰よりも…一番…愛しています…▼

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Last-modified: 2014-04-30 (水) 08:45:14
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