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マイユニット(女性・あたし)の支援会話

クロム

支援C

[クロム]
ルフレ。
今日の訓練はもう終わったのか?▼
[ルフレ]
もちろんよ。▼
[クロム]
もし手が空いているなら、
今のうちにゆっくり休んでおけよ。▼
いつ何があるかわからんからな。▼
[ルフレ]
…そうね。あたしたちが
ゆっくり休める時間なんて、▼
そんなにないもんね。▼
[クロム]
ああ、そうだな。▼
[ルフレ]
こんな時だから仕方ないけど、
ゆっくり休めないのは▼
女の子にとってけっこう
辛い時もあるのよね…▼
[クロム]
えっ…女の子?
えー。えーと…▼
[ルフレ]
…? …なによ?
クロム、どうかしたの?▼
[クロム]
あ…いや、すまん。
ルフレのことを▼
そういう目で見たことが
なかったもんでな▼
そういやお前、女だったな…▼
[ルフレ]
ひ、酷い!!▼
…女性に対して、失礼なことを
サラッと言ってくれるじゃないの!!▼
[クロム]
い、いや、すまん!▼
[ルフレ]
もーっ!
あなたも王族なら、少しは▼
礼儀やデリカシーというものを
覚えた方がいいわよ?▼
[クロム]
いや…俺は女性に対して、
基本的には礼儀正しいぞ?▼
[ルフレ]
…えっ?▼
[クロム]
問題は、そもそもお前が
女に見えないという…▼
…って、おい!
どうして石ころを拾っているんだ!?▼
[ルフレ]
強いショックを与えれば、
その失礼極まりない性格も▼
少しは直るかと思ったのよ!!▼
[クロム]
じょ、冗談はよせ!! 俺は行くぞ!▼
[ルフレ]
あっ、逃げた! こらーっ! 待てー!
…まったく、もう失礼しちゃうわね。▼
まあ、あたしだってクロムを
男性として意識したことなんてないから、▼
お互い様なんでしょうけど…▼

支援B

[クロム]
…おーい、ルフレ!▼
…? どこにいるんだ…?▼
…おーい、ルフレ!▼
行軍の進路について相談したいんだが!▼
[ルフレ]
えっ…クロム!? ちょ、ちょっと待ってて!
後でそっちに行くから!▼
[クロム]
なんだ、その天幕の中にいるのか。
なんで後からなんだよ? 入るぞ!▼
[ルフレ]
きゃああぁっ!? く、クロム!?
入ってこないでって言ったでしょ!?▼
[クロム]
えっ…お前、なんで裸?▼
[ルフレ]
いいから、さっさと出て行きなさーいっ!▼
[クロム]
あ…、ああああーーーっ!!!
いやいやいや!!! 俺はそんなつもりじゃ…!▼
[ルフレ]
出て行ってーーーーー!!!!!▼
[クロム]
す…すまない!
じゃ、じゃあ、外で待ってるからっ!▼
[ルフレ]
まったく…女の子の入浴中に
勝手に入ってくるなんて、最低だわ…▼
[クロム]
す…すまん! 他意はなかったんだ!
ほ、本当にすまん!!▼
[ルフレ]
…もういいわよ、わかったから。
で、あたしになんの用だったの?▼
[クロム]
あ、ああ。今後想定される
軍の進路を相談したくてな▼
[ルフレ]
そ、そう…。
で、具体的にはどういう感じ?▼
[クロム]
こ、この地図のように軍を進めた場合、
険しい道の近道か、それとも▼
少し遠回りでも
平坦な道を行くか…▼
ね、念のため検討しておいた方が
いいと思ってな…▼
[ルフレ]
そうね…ここは険しくても
近道を行った方がいいかもね。▼
平坦な道だと敵に遭遇した時に
守りが薄くなるし。▼
[クロム]
な、なるほど…そうだな。
ありがとう、参考にさせてもらう。▼
………じゃ、じゃあ、
俺はこれで失礼するぞ…▼
[ルフレ]
…うん。▼
[クロム]
あ…あのな、ルフレ。
さっきのは本当にわざとじゃ…!▼
[ルフレ]
もういいわよ! あなたがそんなことを
しない人だって事くらい、わかってるから。▼
[クロム]
あ、ああ、そうか。それじゃ…また。▼

支援A

[クロム]
ああ…あれ以来
ルフレに申し訳なくて、▼
2人きりだと
まともに話ができんな…▼
気まずい、気まずい…あーっ、気まずい!!
こんなの俺らしくないぞ、クロム!?▼
………▼
よしっ! こういう時は気分転換だ!
ひとっ風呂浴びてさっぱりするか!▼

ー暗転

[ルフレ]
えっと…槍と斧を保管しているのは
こっちよね…▼
最近消耗が激しいから、
ちゃんと手入れできてるか見ておいて、▼
壊れそうな物が多いなら
補充しておかないと。▼
………▼
…輸送隊の天幕はこっちだったかな?
とりあえず入ってみればわかるわね。▼
………▼
あ、あああああっーー!!!!▼
[クロム]
お、おわっ! な、なんだルフレ!?
突然どうした?▼
[ルフレ]
い、いやあーっ!!!
きゃあああーーっ!!▼
[クロム]
「きゃああ」ってお前
人を見るなりそれはないだろ!▼
って…俺が裸だあああ~!!!!▼
うわ! なんで物を投げつけるんだ!?
痛てっ! コラッ!! 待てっ!▼
[ルフレ]
きゃーっ!! きゃーーっ!!!▼
クロムなんて恰好してるのよっーーーー!!!!
…破廉恥だわっ!!!▼
[クロム]
おいっ! それ!!! 普通逆だろーがっ!?
こらっ!! ルフレ! 落ち着け!▼

ー暗転

[ルフレ]
はあっ…はあっ…!
ご、ごめんなさい、クロム。▼
[クロム]
…落ち着いたか? ルフレ?▼
[ルフレ]
え、ええ。もう大丈夫。本当にごめんなさい…
取り乱してしまって…▼
[クロム]
ま、まあいいさ。俺も前回同じことをしたし…
お互いさまだ。あ、あははっ…▼
[ルフレ]
も、もうっ! それは言わないでよっ!
まぁ…あっさりしてるのがクロムらしいけど。▼
[クロム]
ははは…しかし俺たちはこれで
お互いに裸を曝け出したわけだ。▼
もう隠すことなんて何にもない。▼
俺たちは一心同体の親友、
…これで俺たちの絆も不滅ってことだろ?▼
[ルフレ]
な、なによ、それ…その辺は男女が同等に
扱われるのはちょっと釈然としないけど…▼
…うふふっ! あはははっ!
でもまぁ、そうかもねっ!!▼
[クロム]
あはははっ! ああっ!▼
これで俺たちはもう何のしこりもなく、
今まで以上に強固な絆を結び合い、▼
共に戦っていけるってわけだ!▼
[ルフレ]
あはははっ!
クロム相変わらず面白いこと言うのね?▼
…うん、でもそうよね! わかったわ!
これからもよろしくね!▼
[クロム]
ああ、こっちこそ頼んだぞ!▼

支援S

[ルフレ]
あっ、いたいた!
クロム~、ちょっと話があるんだけど。▼
[クロム]
! ルフレ…!▼
[ルフレ]
ちょっと今後の行軍について
相談したくって…▼
って…あなた何を
ソワソワしているの?▼
[クロム]
あ、いや、その…
俺、ちょっと用事が…▼
[ルフレ]
クロム…どうしたの?
何か、あたしに隠してる?▼
[クロム]
い、いや? …
か、隠してなんて…いないぞ?▼
[ルフレ]
じゃあその挙動不審な態度は何なの?▼
[クロム]
そ、そんなことはない…
いつも通りだ。▼
[ルフレ]
嘘よ…クロムはいつももっと堂々としていて、
ちゃんと話す時に人の目を見るもの。▼
クロム…この前あたし達は強い絆で結ばれた
親友だって、言ってくれたよね?▼
あれは…何かの…間違いだったのかな?▼
[クロム]
い、いや! そ、そういうわけじゃ…!▼
[ルフレ]
…あなた最近、
あたしを避けてるわよね?▼
理由を…教えてよ。
もう隠し事はしないって言ってたよね?▼
…ねえ、クロム。
このままじゃあたしも気分が悪いわ。▼
あたしを嫌っているのなら、
それでも構わないわ。▼
でもせめて
理由だけでも教えてくれない?▼
[クロム]
ば、バカなことを言うな!
お前を嫌うなんて…!▼
そんなことあるわけない!▼
[ルフレ]
…なら最近、
あたしを避けるのは、なぜ?▼
[クロム]
………▼
[ルフレ]
クロム…▼
[クロム]
…ああ、もう、そんな顔をするな。▼
それはだな…共に戦うようになってから、
俺とお前は常に共にいた…▼
だから俺は、
お前のことを仲間…戦友…親友、▼
いや家族、
兄妹のように感じていたんだ。▼
だからこの前だって、もう隠し事は無しだと、
絆を確かめ合ったつもりだったんだ…▼
でもそれは違う、
違うことに…気づいたんだ。▼
[ルフレ]
…? …違う?▼
[クロム]
お前は、俺の兄妹じゃなくて、女…だ。
魅力的な女性なんだって…▼
[ルフレ]
…えっ、ええ~っ!?
く、クロム、なにを言ってるのよ!?▼
[クロム]
う、うるさい! ここまで言ってしまった以上、
もう止められるものか!▼
[ルフレ]
ちょ、ちょっと待ってよ!!!▼
[クロム]
待たんぞ!! もう絶対に言ってやる!
お前だって顔が真っ赤じゃないか!▼
[ルフレ]
う、ううっ…そ、それは!▼
[クロム]
すぅ~! はぁ~! すーっ! はーっ!▼
もう言うぞ! 言うからな!!
覚悟しろよっ!! ルフレ!▼
[ルフレ]
は、はひっ!▼
[クロム]
俺は、お前が好きだ!
お前を心から愛している!▼
[ルフレ]
ク、クロム…!▼
[クロム]
今までは意識していなかっただけだ!▼
俺は最初から…
お前のことが好きだったんだ!!▼
[ルフレ]
…!!!▼
[クロム]
……すまん、少し強引になってしまった。
俺の悪いクセだな…。だが安心してくれ。▼
俺の気持ちを押し付けるつもりはない。▼
お前の返答がどんなものであれ、俺はきちんと
受け止めるよ…俺とお前は仲間だ…▼
その友情に変わりはない。安心してくれ。▼
[ルフレ]
…た、確かにね。あたしとあなたは、
一軍の将と軍師という立場…▼
お互いに軍隊を率いる者として、
そういった感情を持ち込まない方が▼
いいのは事実なんだと…と思う。▼
[クロム]
…そう、そうだよな。▼
[ルフレ]
…でもね。それは戦時の話よ。▼
いつの日か戦いが終わって、
平和を取り戻せたら。▼
その時あたしは喜んで、
あなたの気持ちを受け入れる。▼
[クロム]
…えっ?▼
[ルフレ]
だって、あたしだって…出会った時から、
ずっとクロムの事が大好きだったもの。▼
[クロム]
そ、そうか…。そうか、そうか…▼
…ははは、
今日は、俺の人生の中で最良の日だよ。▼
(一枚絵表示。CV有り。)
[クロム]
俺の気持ちを受け止めてくれて、ありがとう。
いつの日か、共に平和を取り戻そう…
必ずな。▼

リズ

支援C

[リズ]
ルフレさん、どこぉ。▼
[ルフレ]
………▼
[リズ]
あっ、いたいた…って、寝てる?▼
[ルフレ]
ぐぅ…▼
[リズ]
疲れてるんだね…無理もないか。
いきなり大事件に巻き込まれちゃって。▼
ここはそっと…そっと…
鼻をふさいでみると…▼
[ルフレ]
う…む…ぶ、う…!▼
ぶはっ! な、なにっ!?▼
[リズ]
あは、あはははははっ!
ぶう、って…!▼
[ルフレ]
リズ! あなたの仕業ね!
人が気持ちよく寝てたのに!▼
[リズ]
ご、ごめん…うぷぷ。
そっとしとこうと思ったんだけど▼
こんな機会、滅多にないと思ったら
ついいたずらしたくなっちゃって。▼
[ルフレ]
つい、じゃないでしょうが。
まったく、親の顔が見てみたいわ。▼
[リズ]
…親は…もういないよ。▼
[ルフレ]
あ、ご、ごめん…!▼
[リズ]
ううん、いいの。
こっちも謝りたいことがあるし…▼
[ルフレ]
な…何? 謝りたいこと?
いいわ、さっきのお詫びに何でも許す!▼
[リズ]
ほんと!? 実はルフレさんが
最近買った戦術書にらくがきしてたら▼
ついうっかりインクをこぼしちゃって…
一冊ダメにしちゃったの…ごめんなさい!▼
[ルフレ]
うっそぉぉぉ!
あれまだ読んでなかったのに……!▼
…でも許すわ!▼
[リズ]
ルフレさん、優しいー!▼

支援B

[ルフレ]
ふぅ…疲れたわ…▼
[リズ]
あ、ルフレさん。
疲れたの? 肩揉んであげようか?▼
[ルフレ]
…またなにか企んでるんでしょ?▼
[リズ]
そんなわけないって。▼
これでもわたし、ルフレさんには
とっても感謝してるんだよ。▼
[ルフレ]
感謝? どうして?▼
[リズ]
お兄ちゃんのいい相談役に
なってくれてるでしょ。▼
お兄ちゃん、あぁいう人だから
人に頼るのが苦手なの。▼
だけどルフレさんのことは
すごく信頼してる。▼
口に出しては言わないだろうけど、
お兄ちゃんも感謝してると思うよ。▼
[ルフレ]
そう…なのかな?▼
[リズ]
そうだよ。妹のわたしが
言うんだから間違いなし。▼
[ルフレ]
ふーん…だとしたら、うれしいけど。▼
[リズ]
だからね、お兄ちゃんに代わって
お礼を兼ねて肩を揉ませてよ。▼
[ルフレ]
あら、じゃあ頼もうかな。▼
[リズ]
うーん…お客さん、凝ってますね。▼
[ルフレ]
リズ、なかなか上手いじゃない。
肩が軽くなってきた気がするわ。▼
[リズ]
そう? じゃあ、こういうのは?▼
[ルフレ]
…きゃあああっ! な、なに!?
背中がひんやりする!!▼
うわ…うわー! もぞもぞ動いてるし!
なにか入れた!!?▼
[リズ]
あはは。ルフレさんの
うなじがあんまりきれいだったから▼
ついカエルを入れたくなっちゃって。▼
[ルフレ]
だから、ついじゃないでしょうが!▼
だいたいリズ、あなたカエルとか
苦手なんじゃなかったの!?▼
[リズ]
もー! いたずらのためならわたし、
気持ち悪いのくらい我慢するよ!▼
[ルフレ]
いたずら心を我慢しなさいよ!!▼

支援A

[リズ]
ねぇ、ルフレさん。▼
[ルフレ]
…なに?▼
[リズ]
そんなに警戒しないでよ。
もういたずらはしないから。▼
[ルフレ]
悪いけど、二度と信用しないわ。▼
[リズ]
ルフレさん…
本気で怒ってる?▼
[ルフレ]
怒ってるわよ。
へそでお茶が沸いちゃうくらい。▼
[リズ]
それって、おかしいときに
使う言葉なんじゃ…▼
[ルフレ]
とにかく沸騰してるってことよ。▼
[リズ]
うぅ…ごめんなさい。
もうしないから、許して…▼
[ルフレ]
…反省してる?▼
[リズ]
うん。▼
[ルフレ]
絶対、もうしない?▼
[リズ]
絶対しない。▼
[ルフレ]
…わかったわ、それなら許してあげる。
ほれ、仲直りの握手。▼
[リズ]
うん、ありがとう!
ルフレさん、大好き!▼
…きゃあぁぁぁっ! そ、その手に
くっついてるの…ヘ、ヘビ!?▼
[ルフレ]
ふふふ、正解。
腕輪に見せかけたヘビよ。▼
びっくりした?▼
[リズ]
ぐすっ…心臓が止まるかと思った…。
ひどいよ、ルフレさん…▼
[ルフレ]
よく言うわ。その手の中、
なにが入ってるか見せてみなさいよ。▼
[リズ]
え…こ、これは…▼
[ルフレ]
ほら、やっぱり。
カエルを隠し持ってた。▼
[リズ]
あっちゃ~ばれてた。▼
[ルフレ]
そう何度もあたしを出し抜けると
思わないことね。▼
[リズ]
うぅ…次こそは!▼
[ルフレ]
…今度やったら、本気で絶交よ。▼
[リズ]
うー…じゃあ、もうやめる。▼
ルフレさんに嫌われたら
わたしもう生きていけないもん。▼
[ルフレ]
リズ…▼
[リズ]
おやつを抜くよりつらいけど…
いたずらはおしまいにするね。▼
[ルフレ]
…大した決意に聞こえないのは
気のせい…よね。うん。▼

フレデリク

支援C

[フレデリク]
まだまだ基本がなっていませんね。
もう一本です!!▼
[ルフレ]
ええ!いくわよ!▼
[フレデリク]
ふう。そろそろいいでしょう。
ずいぶんと様になってきました。▼
飲み込みの早さはたいしたものですね。▼
[ルフレ]
ぜぇっ、ぜぇっ、ぜぇっ…
あ、ありがとう…▼
おかげで…戦い方の勉強に…
なったわ…▼
け、けど、疲れて…今にも死にそう…▼
[フレデリク]
ふぅ、大袈裟ですね。
これぐらいで死ぬようでは戦えませんよ。▼
[ルフレ]
そうだけど…
疲れるものは疲れるのよ。▼
というか、なによその涼しい顔!?
なんで息一つ乱れてないの!?▼
[フレデリク]
クロム様にお仕えする者として、当然です。▼
これしきのことで息を乱すようでは
主君をお守りできませんからね。▼
[ルフレ]
へぇえ~、じゃあやっぱり、
普段から体力作りとかしてるんだ?▼
[フレデリク]
はい。毎朝、夜明け前から
火起こしをしたり、▼
皆様の足が痛まぬよう
道中の石拾いをしたり…▼
[ルフレ]
…それは…体力作りとは
何ら関係ない…ような…▼
[フレデリク]
何かおっしゃいましたか?▼
[ルフレ]
…い、いえ!▼
そうだ! 稽古をつけてもらったお礼に、
火起こしの手伝いをさせてよ!▼
あたしの魔法使ったら早いよ?
木に雷を落としたら一瞬で発火して…▼
[フレデリク]
まんまと山火事になりますね。▼
[ルフレ]
…は、ははは…▼
じゃ、じゃあフレデリクの頼みごとを
何でもひとつだけ聞いてあげるわ!▼
次に会う時までに、
考えておいて。ね?▼
[フレデリク]
わかりました。人に頼みごとをするのは
慣れていないのですが…▼
せっかくのお申し出ですので、
お言葉に甘えさせていただきましょう。▼

支援B

[フレデリク]
ルフレさん。
この前の頼みごとの件なのですが…▼
[ルフレ]
やっと来たわね! なになに?
なんでも聞いちゃうわよ。▼
[フレデリク]
以前、貴方が熊を召し上がっているのを
思い出しまして▼
どうしたら熊を食べられるようになるのかを
ぜひご教授願いたいのです。▼
[ルフレ]
あぁ…あったわね、そんなこと。
リズが獣臭いって大騒ぎしてたけど…▼
フレデリクも食べられなかったんだ?▼
[フレデリク]
そうなのです。実は私…
野生の獣の肉、特に熊が苦手で…!▼
しかし、戦いが厳しくなってきた今
そんなことは言っていられません。▼
いつ熊肉しか食べられない日が来ても
平気なように▼
今のうちに克服しておきたいと
思っているのですよ…▼
[ルフレ]
確かにそうね。戦う前に
空腹で倒れたら元も子もないもの。▼
わかったわ、頑張って一緒に
苦手な熊肉を克服しましょ。▼
[フレデリク]
ありがとうございます。▼
私、熊であろうと鹿であろうと
何のためらいもなく食い荒らせるような▼
見境のないルフレさんを目指して
頑張る所存です!▼
[ルフレ]
………▼
[フレデリク]
ルフレさん?▼
[ルフレ]
…ふふ。ねぇフレデリク?
普通の肉は食べられるのよね?▼
[フレデリク]
え、えぇ。牛や豚であれば問題なく。▼
[ルフレ]
じゃあ肩慣らしにこれ。
この干し肉食べてみて。▼
[フレデリク]
はい…▼
…!! うぇっ! け、獣くさっ!
ゲホゲホ…なんですか、この干し肉は!?▼
[ルフレ]
この前の熊。
[フレデリク]
ひいいいいいっ!!
衛生兵! 衛生へーーーい!!▼
(フレデリク消える)
[ルフレ]
…ふんだ。失礼なこと言うからよ。
でも…ホントに苦手なのねー。熊肉。▼

支援A

[ルフレ]
フレデ肉ー。ねぇフレデ肉!
この干し肉食べてみてー。▼
[フレデリク]
人の名前をもじって遊ばないで下さい!
それに、もうその手には乗りませんよ。▼
[ルフレ]
なによ。苦手を克服したいんでしょ?▼
あたしだって鬼じゃないわ。
あれからフレデリクのために▼
獣臭さ順に分けた
色んな干し肉を調達してきたのよ?▼
[フレデリク]
そうだったのですか…。
すみません、ありがとうございます。▼
[ルフレ]
さ、食べて食べて。
まずは鶏肉からで、次は豚、その次は牛よ。▼
[フレデリク]
むぐ…。まぁ、この辺りは大丈夫です。▼
[ルフレ]
次は羊よ。ちょっと癖があるけど…▼
[フレデリク]
むぐ…。なんとかいけますね…▼
[ルフレ]
よしよし。じゃあ次は鹿。▼
[フレデリク]
もぐ…▼
[ルフレ]
と見せかけてこの前の熊。▼
[フレデリク]
ぶーーーっ!! ちょっ…! 死ぬ…!
衛生兵…衛生へーーーい!!▼
[ルフレ]
もう、フレデリクは大袈裟なんだから。
これぐらいで死ぬようじゃ戦えないわよ。▼
…って、
このセリフどこかで聞いたわね。▼
[フレデリク]
私がこの前言ったセリフですよ…▼
確かに…この程度で音を上げていては
戦で皆様をお守りすることなどできません…▼
よし…! ルフレさん、
続きをお願い致します!▼
[ルフレ]
自分の言葉で立ち直った!?▼
まあ…やる気が出たのはいいことね。
ビシバシいくわよーフレデリク!▼

支援S

[ルフレ]
やったー!ワニ肉制覇!
よくここまで頑張ったわねー!▼
[フレデリク]
はぁ…はぁ…おかげさまで…▼
[ルフレ]
さぁ次はいよいよ…▼
[フレデリク]
野生の熊の肉…▼
[ルフレ]
…どうぞ。▼
[フレデリク]
…むぐ。▼
もぐ…もぐ…ごくん。▼
[ルフレ]
…やった! 飲み込んだ…わよね!?
やったねフレデリク! ついに熊肉制覇よ!▼
[フレデリク]
…ありがとう…ございます…▼
[ルフレ]
顔青いけど大丈夫?▼
[フレデリク]
…えぇ。これで空腹状態のまま
戦うようなことは避けられそうです。▼
全てルフレさんのおかげですね。
ありがとうございます。▼
[ルフレ]
へへ…良かった。▼
そうよね、フレデリクはクロムやみんなを
守らないといけないものね…▼
[フレデリク]
…ルフレさん、実は私、
今日の熊肉に願掛けをしていたのです。▼
吐き出さずに食べきった時には、
貴方にこれを渡すつもりで…▼
[ルフレ]
…え? これ…指輪?
どういうこと…?▼
[フレデリク]
私と…結婚して下さい。▼
[ルフレ]
えぇぇぇぇぇ!?▼
[フレデリク]
私が苦手を克服したら…
貴方と共にいる理由が無くなってしまいます。▼
私が一番お守りしたいのは貴方なのに、
このまま離れてしまうのが寂しくて…▼
これからもずっと…私の傍に
いてくださいませんか?▼
[ルフレ]
………▼
…もう、フレデリクってば、
頼みごとはひとつだけって言ったのに。▼
しかも熊肉にプロポーズの願掛けって
全然ロマンチックじゃないわ…▼
[フレデリク]
だめ…ですか?▼
[ルフレ]
…ううん。すごく嬉しい。
これからは、あたしだけの騎士でいてね。▼
大好きよ、フレデリク。▼
[フレデリク]
あぁ…もったいないお言葉です…▼
(一枚絵表示。CV有り。)
[フレデリク]
私も…好きですよ。
…これからは騎士ではなく、一人の男として、
貴方のことを守らせてください。

ヴィオール

支援S

[ヴィオール]
ルフレくん。▼
今日はいつもと少し趣向を変えて
勝負をしてみないか?▼
[ルフレ]
いいわよ。どんな勝負?▼
[ヴィオール]
君の側の大将を、石ではなく
これに置き換えて欲しいのだよ。▼
[ルフレ]
指輪…?
それはまた、変わった趣向ね。▼
[ヴィオール]
もし私がこの勝負に勝ったら、
君にその指輪を受け取ってもらいたい。▼
[ルフレ]
え、それってヴィオールが
一方的に損しない?▼
勝ったのに指輪を取られるって…▼
[ヴィオール]
ふふん。その代わりに、
私は君の人生をいただくことになる!▼
[ルフレ]
え…えぇぇ!? 何よいきなり…
またいつもの冗談か何か?▼
[ヴィオール]
私はずっと本気だったよ。
そう、君と初めて勝負した時から…ね。▼
受けてもらえるかな…?▼
[ルフレ]
うぅ…いいけど…
それって、あたしが勝ったらどうなるの?▼
[ヴィオール]
もちろん、潔く身を退くつもりだよ。▼
君の抱えている物を、少しくらいなら
私が肩代わりできると証明することが▼
この勝負の目的なのだからね。▼
[ルフレ]
…そういうことなら、
勝負はお断りするわ。▼
[ヴィオール]
なんと! なぜそうなるのだ?▼
[ルフレ]
だって、あたしが勝っちゃったら
この指輪はもらえないんでしょ?▼
そんなの…困る。▼
[ヴィオール]
それは…勝負をせずとも
求婚を受けるということかい…!?▼
やった…私もついに結婚…!▼
…いやいや!
しかし、それでは君が…▼
[ルフレ]
大丈夫よ! ヴィオールが毎日
あたしが勝つまで勝負してくれれば▼
きっと鬱憤なんか
溜まらないと思うから…!▼
[ヴィオール]
あぁ…私が尻に敷かれるのは
既にけっていしているのだね…▼
まぁ良い。愛の奴隷というのも
なかなかに美しいではないか。▼
…では、この指輪は君に…▼
[ルフレ]
あ…ありがとう。▼
ヴィオールに
初めて勝った時より、嬉しいわ…▼
[ヴィオール]
そうか…それは何よりだよ。▼
(一枚絵表示。CV有り。)
[ヴィオール]
好きだ。
…いや、愛しているよ。
必ず幸せにすると誓おう。
美しい、わが妻よ!

ソワレ

支援C

[ソワレ]
む…う。これは…まずいね。
でも…なんで今…こんなことに?▼
[ルフレ]
ソワレ、脇腹なんかつまんで
どうしたのよ?▼
[ソワレ]
! ルフレ…!
い、いや、なんでもないんだ。▼
[ルフレ]
そう? ずいぶん深刻そうだったけど。
まさか…ケガでもしてるの?▼
[ソワレ]
…いや、ケガはしていないよ。
じつは、少し…太ってしまってね。▼
情けない話だよ。こんな緊迫した状況で
体がゆるんでしまうなんて。▼
[ルフレ]
えっと、あたしにはまったく太ったように
見えないんだけど。▼
[ソワレ]
いわゆる、見えないところが、
というやつだよ。▼
[ルフレ]
へぇ…ソワレにも、
そういうところがあったんだ。▼
[ソワレ]
どういう意味だい?▼
[ルフレ]
自分のスタイルに気を遣ってるのって、
女性らしいなと思ってね。▼
[ソワレ]
ボ、ボクは別に、女性らしくしたくて
気にしてるわけじゃ…!▼
[ルフレ]
え、えぇ、そうよね!
ごめんごめん、怒らないでよ。▼
[ソワレ]
別に怒ってないよ。▼
[ルフレ]
あ、もしよかったら、
これを試してみない?▼
[ソワレ]
なんだい、それは?
干物みたいに見えるけど。▼
[ルフレ]
あたしが町で買ってきた海藻よ。
乾燥させてあるから干物っぽいけど。▼
店の親父さんが言うには、
冗談みたいに食物繊維が豊富だそうよ。▼
[ソワレ]
へぇ…食物繊維が。▼
[ルフレ]
どうする? 試してみる?
うまくいけば、すぐに痩せられるらしいわよ。▼
[ソワレ]
ま、まぁキミがどうしてもと言うなら
一応…もらっておこう。▼
[ルフレ]
じゃあ、どうぞ。
実はあたしも最近、お腹がやばくて…▼
[ソワレ]
あ、本当だね。
じゃあどっちが先に痩せるか競争だ!▼

支援B

[ソワレ]
くっ…▼
[ルフレ]
ちょ、ちょっと大丈夫?
顔色が悪いわよ、ソワレ。▼
さっきの戦いでもずいぶん
体が重いみたいだったし…▼
それに、少し痩せた…というか
やつれたように見えるんだけど。▼
なにかおかしなものでも食べたの?▼
[ソワレ]
思い当たるものがあるとしたら…
キミにもらった海藻くらいだ。▼
キミより早く痩せてやろうと…
思い切って食べてみればこのざまだ…▼
[ルフレ]
え! ソワレ、もしかして
一度に全部食べたの!?▼
[ソワレ]
そうだけど…
なにかまずかったかい…?▼
[ルフレ]
あれはほんの少量だけ水で戻して
食べれば十分効果があるのよ。▼
それを丸ごと食べてしまうなんて…
想像するだけで恐ろしいことが…▼
[ソワレ]
…ボクの身に起こったわけだね。▼
[ルフレ]
ごめん、あたしがちゃんと
食べ方を説明しなかったから…▼
[ソワレ]
いや…女々しく体型を気にしたうえに
楽をして痩せようとしたボクが悪いんだ。▼
体調が回復したら…
今度はきちんと鍛錬をして▼
理想の肉体を作り上げてみせるよ。▼
[ルフレ]
それ、あたしにも手伝わせて。
せめてもの罪滅ぼしに。▼
[ソワレ]
ありがとう、キミは優しいんだね。▼
うっ…! また腹具合が…!
ちょっと薬でも貰ってくることにするよ!▼

(ソワレ、退場)

[ルフレ]
お腹壊してるのに爽やかねぇ…
ソワレは。▼

支援A

[ソワレ]
はっ! たぁぁぁっ!!▼
[ルフレ]
いい調子ね、ソワレ。
体調はもう万全みたいね。▼
体もかなり締まったみたいだし
鍛錬の成果はばっちりなんじゃないの?▼
[ソワレ]
…それが、そうでもないんだ。
まだ脇腹のあたりの肉が…▼
[ルフレ]
どれどれ?▼
[ソワレ]
こ、こら! ルフレ!
そんなところをつまむな!▼
[ルフレ]
ソワレ…これ、脂肪じゃなくて
少し余った皮なんじゃない?▼
[ソワレ]
え?▼
[ルフレ]
やっぱり、おかしいと思ったのよ。▼
ソワレって普段から人一倍、
厳しい鍛錬をしてるのに▼
余分な脂肪がつくわけないもの。▼
[ソワレ]
そ、そうなのかい?▼
[ルフレ]
そうよ。これはむしろ、
元々脂肪だったところが▼
ここ最近の戦いや鍛錬で
急激に絞れてしまったから▼
皮のほうがその変化についていけなくて
つまめるようになってしまっただけよ。▼
[ソワレ]
つまり…ボクは太っていない?▼
[ルフレ]
そうね。見た目は確実に細くなったわ。▼
ここしばらく、鍛錬に付き合っていた
あたしが言うんだから間違いないわ。▼
[ソワレ]
なるほど…そういうことだったのか。
人騒がせな体だ。▼
[ルフレ]
どちらが先に痩せるかの競争は、
どうやらソワレの勝ちのようね。▼
あたしのお腹の肉は、この通り前のままよ…▼
[ソワレ]
…いや、あの海藻でお腹を壊さなかったら
ボクもきっと同じようなものだったよ。▼
[ルフレ]
そう? じゃあ結果オーライね!▼
…うっ!?
今度はあたしのお腹具合が…!▼
[ソワレ]
まさかキミ、
まだあの海藻を試してるのかい?▼
[ルフレ]
だって…ソワレがどんどん痩せていくから
焦っちゃって…▼
[ソワレ]
まったくキミってやつは!
楽して痩せようとすると▼
ロクな目に遭わないって
ボクが証明しただろう!?▼
[ルフレ]
はぁ…おっしゃる通りで…うっ!
ソ、ソワレ! じゃあ、あたしはこれで!▼

(ルフレ、退場)

[ソワレ]
あぁ…ちょっと前のボクも
あんな感じだったんだろうなぁ…▼

ヴェイク

支援C

[ルフレ]
…ヴェイク。
あなた、コソコソ何やってるのよ。▼
[ヴェイク]
…はっ!!ルフレ!?
いや…別に何も? なーんにも?▼
[ヴェイク]
お、こんなところに花が咲いてるぜ?
綺麗だなールフレ!▼
[ルフレ]
何やってるのかって聞いてるの▼
[ヴェイク]
いやー、湖畔に咲いている
美しい花を見てだな…▼
[ルフレ]
嘘おっしゃい!▼
あっちの泉でみんなが水浴びしてるのを
覗こうとしてるのね!?▼
[ヴェイク]
…ぎくっ!▼
[ルフレ]
『ぎくっ』じゃないわよ! 早くあっち行って!
全く、なに考えてるのよ…!▼
[ヴェイク]
だって、見てぇものは見てぇんだよ!
お前は男心をわかっちゃいねぇ!▼
[ルフレ]
わからなくて結構よ…▼
[ヴェイク]
くっそー…面倒な奴に
見つかっちまったなぁー。▼
はいはい、
今日のところは退散しますよ。▼
……って、おい、あれ……▼
[ルフレ]
あれは…ソワレの愛馬ね。▼
すごい目であたしたちを睨んでるわ。
まさか…▼
[ヴェイク]
うわっ、突進してきた!
ちくしょう、逃げるぞルフレ!▼
[ルフレ]
な、なんであたしまでー!▼

支援B

[ヴェイク]
よしよし、今日はラッキーだな。
ソワレの馬が昼寝してやがる…▼
[ルフレ]
何がラッキーなのよ。▼
[ヴェイク]
うおぉ!? ルフレ!?
いやー四ツ葉のの薬草見つけてラッキー!▼
[ルフレ]
わかりやすい嘘つかないの!
薬草なんてどこにもないじゃない。▼
またみんなの水浴びを覗こうとしてるのね?
全く、油断も隙もありゃしないわ…▼
[ヴェイク]
それはこっちのセリフだ!
なんで毎回毎回、俺様の邪魔すんだよ!!▼
[ルフレ]
みすみす友達の裸を
見せるわけにはいかないでしょうが!▼
それより静かにしてよ…!
ソワレの馬が起きちゃうじゃない…!▼
[ヴェイク]
んあ? お前にとっちゃ
起きた方が都合いいんじゃねぇのか?▼
[ルフレ]
良くない良くない!▼
この前の一件以来、あの馬ったら
あたしを目の敵にしてるのよ…!▼
前を通っただけで猛突進してくるし…!▼
[ヴェイク]
ぷふっ! なんだそりゃ…!▼
あの馬にとっちゃ、俺様もお前も
同じ覗き魔ってことかよ…うくく…!▼
[ルフレ]
ヴェイクと同じ扱いだなんて
本当に屈辱的だわ…!▼
ま。そんなわけだから
あたしもここに長居できないの。▼
諦めて一緒に戻りましょ?▼
[ヴェイク]
ちっ…しゃーねーなぁ!
せっかく絶好のチャンスだったのに…って▼
…おい、ソワレの馬がいないぞ…▼
[ルフレ]
ヴェ…ヴェイク、後ろ、後ろ…!▼
[ヴェイク]
…へ? 後ろ…?▼
……うわあぁぁぁぁぁ!!
いらっしゃったぁぁぁぁぁぁ!!▼
に、逃げるぞルフレ!▼
[ルフレ]
だから、なんであたしまでー!▼

ソール

支援B

[ルフレ]
ソール、このあいだはありがとう。
クロムにも喜んでもらえたし、助かっちゃった。▼
[ソール]
あぁ…クロムのプレゼントのこと?▼
助かったのはこっちの方だよ。
費用を半分出してくれてありがとう。▼
[ルフレ]
うーん…前から思ってたんだけど、
ソールってすっごく気が利くわよね。▼
こっちに気を遣わせないように
さりげなく気配りができる、っていうかさ。▼
それって素敵なことだと思うわ。▼
[ソール]
はは…僕は小さい頃から、周りの顔色を
窺ってばっかりだったからね。▼
気配りっていうよりは
人間観察が得意って感じなのかも。▼
はは、かっこ悪い特技だよね。▼
[ルフレ]
そうかな? それだけ人に対して
敏感だっていうことでしょ?▼
鈍感な人よりずっといいと思うわ。▼
[ソール]
うーん…敏感って言っても、
表情や癖でなにを考えてるのか▼
なんとなくわかるっていう
くらいのものだよ。▼
[ルフレ]
…それ、ほんとなの?▼
[ソール]
え? うん、ほんとだけど。▼
[ルフレ]
それって、とんでもない
特殊能力じゃない?▼
[ソール]
ははは、なに言ってんのさ。
ただの小心者の処世術だよ。▼
[ルフレ]
はぁ…ほんとに気づいてないんだ?
自分がどれだけすごいこと言ってるか。▼
表情や癖で相手の考えが読めるなんて、
処世術じゃなくて魔術の領域よ。▼
戦場でも私生活でも、常に相手に
先んじて動けちゃうってことじゃない。▼
[ソール]
あぁ、うん。言われる前にやるのが
僕の処世術だから…▼
[ルフレ]
じゃああたしがプレゼント選びに
迷ってた時も、表情を読んで…?▼
[ソール]
いや、あの時はルフレが
大きな声で独り言を言ってたから…▼
[ルフレ]
は、はは…▼

支援A

[ソール]
…ふぅ。▼
[ルフレ]
ソール、どうしたの?
ため息なんかついちゃって…▼
[ソール]
あはは…さっき仲間内でケンカがあって。
でもなんとか収めてきたよ。▼
[ルフレ]
…ソールっていつも人のことばっかり
心配してるんじゃない?▼
ほとんどの人が自分のことで
手一杯なのに…優しいのね。▼
[ソール]
ううん、これは僕のためだよ。
争いごとを見るのは苦手だから。▼
自分がつらくならないように
あらかじめ手を打ってるだけだよ。▼
[ルフレ]
またそんな言い方して。それも
あたしに気を遣わせないやめでしょ?▼
[ソール]
…も、もう少し自分の主張を
出したほうがいいって言いたいの?▼
[ルフレ]
そう、そういうこと。
さすが察しがいいわね!▼
例えばさ…自分の誕生日の日くらい
わがままを言ってもいいんじゃない?▼
[ソール]
あっ…知ってたの?▼
[ルフレ]
調べたのよ。
ほんと、ソールったら水臭いわぁ。▼
戦いはまだ終わってないけど、
たまには穏やかに過ごすのもいいわよね。▼
[ソール]
あ…それ…▼
[ルフレ]
この焼き菓子、好きなんでしょ?
ちゃんと調べておいたのよ。▼
ソールがみんなを気遣ってるなら
ソールを気遣う人もいなくちゃ。▼
で、それは一番ソールの世話になってる
あたしの役目じゃないかと思って。▼
[ソール]
ありがとう…ルフレ。▼

ミリエル

支援C

[ミリエル]
…私としたことが…▼
[ルフレ]
大丈夫、ミリエル!?
今、派手に転んだわよね? ケガは無い?▼
[ミリエル]
…問題ありません。▼
[ルフレ]
あらら、こんなに道具を散乱させちゃって…。
はい、薬草に紙束に…▼
あと、これは…本?▼
[ミリエル]
! 触らないでください。▼
[ルフレ]
ご、ごめん。大事なものだったの?▼
[ミリエル]
大事…?▼
…………▼
[ルフレ]
ミリエル?▼
[ミリエル]
そう…ですね。
大事なのでしょう。▼
真理への道標ですから。▼
[ルフレ]
あら…有名な人が書いた本なの?▼
[ミリエル]
いえ…有名ではありません。
私の母ですから。▼
[ルフレ]
そう、それでなのね。
手作りっぽいもんね、それ。▼
でもすごいわね、お母さん。
学者さんなの?▼
[ミリエル]
…なぜ、そのようなことに
興味を持つのですか?▼
[ルフレ]
え、なぜって…自然と出てくるものじゃない?
こういうのって。▼
[ミリエル]
自然と…▼
…………▼
[ルフレ]
あれ?
あたし、なんか変なこと言った?▼
[ミリエル]
いえ。興味深い、考察に値する
題材だと考えていました。▼
自然発生する好奇心。
その根本にあるものはなんなのか…▼
[ルフレ]
そんな小難しい話かな…?▼

支援B

[ルフレ]
あら? 道具袋がないわね。
どこかで落としたかなあ…?▼
[ミリエル]
…これのことでしょうか。▼
[ルフレ]
あ、それそれ!
ありがとう、ミリエル。▼
いつも腰に結んでるのに、
なぜかよく落ちるのよね、それ。▼
[ミリエル]
落ちる…つまり、袋に対して…
下に向かうなんらかの力が働いている。▼
そういえば、
母の本にそのような記述が…▼
[ルフレ]
あー…えっと、ミリエル?
袋、返してもらってもいい?▼
[ミリエル]
…ありました。▼
すべての物体は、
必ず大地に引かれて落ちる。▼
私はこの大地の引き寄せる力を仮に
引力と名付けようと思う。▼
…なるほど。興味深い。▼
[ルフレ]
ミリエル。ミリエルさーん。▼
[ミリエル]
…しかし鳥は空を飛び、
太陽も星も雲も、落ちてはこない…▼
これは、どういうことでしょうか。▼
[ルフレ]
ミリエル。ミリエルー?▼
[ミリエル]
…っ!?▼
[ルフレ]
か、顔を覗き込んだだけで
そんなに驚く?▼
[ミリエル]
一瞬、息が止まりました。
私の思考を乱すのはやめてください。▼
[ルフレ]
それは…ごめんなさい。▼
[ミリエル]
…私はひとり静かに
考察を重ねたいのでこれで。▼
[ルフレ]
あ、あたしの袋…!▼

支援A

[ミリエル]
これを…こうすると…落ちる。▼
[ルフレ]
あの…ミリエルさん?
人の袋でなにやってるんですかね?▼
[ミリエル]
引力を証明するための実験です。
やはり、何度やっても落ちます。▼
放り投げても、塔の上からでも、
同じように大地に引かれて落ちます。▼
[ルフレ]
あーあ、ぼろぼろだわ、あたしの袋。
もういいわ。あげる、それ。▼
[ミリエル]
ありがとうございます。▼
[ルフレ]
ふぅっ、それくらい人間にも
興味を持ってくれたらねえ…▼
[ミリエル]
興味なら…ありますよ。
貴方には、興味があります。▼
[ルフレ]
えっ、あたし?▼
[ミリエル]
えぇ。記憶を失っても発揮される
その軍師の才…非常に興味深い…▼
貴方の事象から考えるに…▼
才能とはその人の記憶や経験とは
関係なく発揮されるものなのでしょうか。▼
それとも、記憶は忘れることがあっても
才能は忘れることがないということでしょうか。▼
[ルフレ]
ミリエル。ミリエルー。
戻っておいでー。▼
[ミリエル]
はい、ただいま戻りました。▼
[ルフレ]
…あら? 今日は思考を乱すなって
言わないんだ?▼
[ミリエル]
言った方が良かったのですか?▼
[ルフレ]
いえ…言わなくていいわ。
あたし、今日は邪魔だと思われなかったのね。▼
[ミリエル]
邪魔…? 私は興味のある対象を
邪魔だと思うことはありませんが?▼
[ルフレ]
なら良かったわ。
友達の邪魔はしたくないものね。▼
[ミリエル]
友達…。いつの間に私と貴方の間で、
そのような関係が発生したのですか?▼
[ルフレ]
さぁね。友達なんてものは
気が付いたらなってるものでしょ。▼
[ミリエル]
そうですか…それは…興味深い…▼

カラム

支援C

[ルフレ]
うーん…幽霊?
いや、まさかね…▼
[カラム]
…どうしたの?▼
[ルフレ]
きゃあっ!▼
…なーんだ、カラム。びっくりしたわ。▼
[カラム]
ごめん。なんだか難しい顔して
悩んでるみたいだったから…心配で。▼
[ルフレ]
実は…最近みんなから奇妙なことが
起きてるって相談されてるのよ。▼
考えれば考えるほど謎めいていて、
なにが起きているのかわからないの…▼
[カラム]
ふぅん…
どんなことが起きてるの…?▼
[ルフレ]
なんでも…みんなで雑談していると、
いつの間にか飲み物が置かれていて▼
しかも、杯がその場にいる人数より
ひとつ多く置かれているんですって。▼
みんなに聞いて回っても、
誰も用意した覚えがないみたいで▼
もしかしたら幽霊の仕業なのかも
しれないって、もっぱらの噂なのよ。▼
[カラム]
…それ、僕だな…うん。▼
[ルフレ]
え?▼
[カラム]
僕、みんなに飲み物を
配ってたんだよ…うん。▼
[ルフレ]
じゃあ…ひとつ多い杯っていうのは…▼
[カラム]
僕の分だと思う…
気づかれてなかっただけで…▼
[ルフレ]
な、なるほど…。影が薄いのも
そこまで来るとちょっとした怪談ね…▼

スミア

支援C

[ルフレ]
スミア、こんなにたくさんの本、
どうしたの?▼
[スミア]
まぁ…ごきげんよう、
ルフレさん。▼
輸送隊の中から出てきたんです。
私、その場に偶然居合わせたものですから▼
せっかくなので何冊かお借りして
読んでみようと思って。▼
[ルフレ]
へぇ…面白そうなのもたくさんあるわね。▼
[スミア]
では何冊かお読みになりますか?
一人では一気に読み切れませんから…▼
[ルフレ]
いいの?▼
[スミア]
もちろんです。どれがいいですか?▼
[ルフレ]
そうねぇ
どれも面白そうだから迷うわね…▼
[スミア]
じゃあこれなんかどうですか?
『本当は怖い、村訪問』▼
[ルフレ]
うーん…ごめん。
できれば怖くない話がいい…かな?▼
[スミア]
す、すみません! じゃあこの
『ペガサスみたいなものの飼育法』なんか…▼
[ルフレ]
えっと…。動物を飼う気はないし…▼
[スミア]
これも違いました!? えっと…
『昼下がりのならず者』は…▼
[ルフレ]
うぅーん……。
あの…他のも全部こんな感じなの?▼
[スミア]
はい…すみません…▼
私、本を選ぶセンスまで落ちこぼれで…!
本当に…すみませ…。うぅ…!!▼
[ルフレ]
あぁー泣かないでよ!
じゃ、じゃあ借りようかなこれ!▼
昼下がりに何が起こるのかしらー!
すっごく面白そうねー。▼
[スミア]
良かった…喜んでいただけて…▼
[ルフレ]
ほっ…▼

支援B

[ルフレ]
スミア、この前借りた本返すわね。
意外に面白かったわ、ありがとう。▼
まさか昼下がりにあんなことがね…!
ならず者同士の愛憎劇が泣けて泣けて…!▼
[スミア]
まぁ…! 面白そうですね。
私も今度読んでみます。▼
[ルフレ]
ちなみに、スミアは何を読んだの?▼
[スミア]
私は…これです。
『聖戦の系譜』▼
[ルフレ]
へぇ…初めてのまともな題名。
これは物語なの?▼
[スミア]
はい、実際にあった戦争を元にした
物語だそうです。▼
[ルフレ]
面白そうね。▼
[スミア]
ルフレさんは…物語が
お好きなのですか?▼
[ルフレ]
ええ、好きよ。▼
[スミア]
私もです! 物語はいいですよね。
その世界の中にぐんぐん引き込まれていって…▼
本を読んでいる間だけは、
私、落ちこぼれの女の子じゃないんです。▼
かっこいい英雄にも、
世界一の魔法使いにもなれる。▼
素敵なことだと思います…▼
[ルフレ]
そうね。その世界に浸ってしまうと、
読み終わるのが寂しくなったりして…▼
[スミア]
はい…。でも、また次の物語を読めば
その寂しさもなくなります。▼
また新しい世界が待ってると思うと、
何だかわくわくしますよね。▼
[ルフレ]
次は何を読むの?▼
[スミア]
えっと…これです。
『狂気のファルコンナイト・上巻』▼
[ルフレ]
大丈夫なの…? それ。▼

支援A

[スミア]
あなた、私が狂っているとでもお思い?▼
[ルフレ]
…はい?!▼
[スミア]
いいわ…その奇妙な物を見るような目…。
私だけのものにしたくなる…!!▼
[ルフレ]
え…? え!? 急にどうしたの!?
変よスミア、普通に話してよ!▼
[スミア]
…あ、すみません。
今のは物語のヒロインのセリフなんです。▼
この前読んだ物語に出てきた女性が
とても素敵な人で…▼
私も…あんな風になれたらいいなって
思っただけなんですけど…▼
あの…そんなに変でしたか?▼
[ルフレ]
ええ、変だった。
すごーく変だった。▼
[スミア]
す、すみません…。
やっぱり私みたいな落ちこぼれじゃ…▼
[ルフレ]
そういう意味じゃないわ。
スミアはそのままで十分なのよ。▼
スミアはこの前から
別の誰かになりたがってるみたいだけど▼
スミアはスミアにしかできない事があるんだから
他の誰かになったらもったいないわよ?▼
[スミア]
そう…ですか。▼
ルフレさんに言われると
何だかそんな気がしてきました。▼
[ルフレ]
よしよし。▼
[スミア]
では、次は私と同じ、冴えない女の子が
主人公の物語を読みますね。▼
[ルフレ]
ちがーう!▼
[スミア]
この『二軍落ちのプリンセス』なんか
良さそうだと思いませんか?▼
きっと面白いと思うんです…!
[ルフレ]
も…もうその本でスミアは
好きにしていてください…▼

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Last-modified: 2015-10-29 (木) 19:54:32
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