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マイユニット(女性・あたし)の支援会話†
クロム†
支援C†
- [クロム]
- ルフレ。
今日の訓練はもう終わったのか?▼
- [ルフレ]
- もちろんよ。▼
- [クロム]
- もし手が空いているなら、
今のうちにゆっくり休んでおけよ。▼
いつ何があるかわからんからな。▼
- [ルフレ]
- …そうね。あたしたちが
ゆっくり休める時間なんて、▼
そんなにないもんね。▼
- [クロム]
- ああ、そうだな。▼
- [ルフレ]
- こんな時だから仕方ないけど、
ゆっくり休めないのは▼
女の子にとってけっこう
辛い時もあるのよね…▼
- [クロム]
- えっ…女の子?
えー。えーと…▼
- [ルフレ]
- …? …なによ?
クロム、どうかしたの?▼
- [クロム]
- あ…いや、すまん。
ルフレのことを▼
そういう目で見たことが
なかったもんでな▼
そういやお前、女だったな…▼
- [ルフレ]
- ひ、酷い!!▼
…女性に対して、失礼なことを
サラッと言ってくれるじゃないの!!▼
- [クロム]
- い、いや、すまん!▼
- [ルフレ]
- もーっ!
あなたも王族なら、少しは▼
礼儀やデリカシーというものを
覚えた方がいいわよ?▼
- [クロム]
- いや…俺は女性に対して、
基本的には礼儀正しいぞ?▼
- [ルフレ]
- …えっ?▼
- [クロム]
- 問題は、そもそもお前が
女に見えないという…▼
…って、おい!
どうして石ころを拾っているんだ!?▼
- [ルフレ]
- 強いショックを与えれば、
その失礼極まりない性格も▼
少しは直るかと思ったのよ!!▼
- [クロム]
- じょ、冗談はよせ!! 俺は行くぞ!▼
- [ルフレ]
- あっ、逃げた! こらーっ! 待てー!
…まったく、もう失礼しちゃうわね。▼
まあ、あたしだってクロムを
男性として意識したことなんてないから、▼
お互い様なんでしょうけど…▼
支援B†
- [クロム]
- …おーい、ルフレ!▼
…? どこにいるんだ…?▼
…おーい、ルフレ!▼
行軍の進路について相談したいんだが!▼
- [ルフレ]
- えっ…クロム!? ちょ、ちょっと待ってて!
後でそっちに行くから!▼
- [クロム]
- なんだ、その天幕の中にいるのか。
なんで後からなんだよ? 入るぞ!▼
- [ルフレ]
- きゃああぁっ!? く、クロム!?
入ってこないでって言ったでしょ!?▼
- [クロム]
- えっ…お前、なんで裸?▼
- [ルフレ]
- いいから、さっさと出て行きなさーいっ!▼
- [クロム]
- あ…、ああああーーーっ!!!
いやいやいや!!! 俺はそんなつもりじゃ…!▼
- [ルフレ]
- 出て行ってーーーーー!!!!!▼
- [クロム]
- す…すまない!
じゃ、じゃあ、外で待ってるからっ!▼
- [ルフレ]
- まったく…女の子の入浴中に
勝手に入ってくるなんて、最低だわ…▼
- [クロム]
- す…すまん! 他意はなかったんだ!
ほ、本当にすまん!!▼
- [ルフレ]
- …もういいわよ、わかったから。
で、あたしになんの用だったの?▼
- [クロム]
- あ、ああ。今後想定される
軍の進路を相談したくてな▼
- [ルフレ]
- そ、そう…。
で、具体的にはどういう感じ?▼
- [クロム]
- こ、この地図のように軍を進めた場合、
険しい道の近道か、それとも▼
少し遠回りでも
平坦な道を行くか…▼
ね、念のため検討しておいた方が
いいと思ってな…▼
- [ルフレ]
- そうね…ここは険しくても
近道を行った方がいいかもね。▼
平坦な道だと敵に遭遇した時に
守りが薄くなるし。▼
- [クロム]
- な、なるほど…そうだな。
ありがとう、参考にさせてもらう。▼
………じゃ、じゃあ、
俺はこれで失礼するぞ…▼
- [ルフレ]
- …うん。▼
- [クロム]
- あ…あのな、ルフレ。
さっきのは本当にわざとじゃ…!▼
- [ルフレ]
- もういいわよ! あなたがそんなことを
しない人だって事くらい、わかってるから。▼
- [クロム]
- あ、ああ、そうか。それじゃ…また。▼
支援A†
- [クロム]
- ああ…あれ以来
ルフレに申し訳なくて、▼
2人きりだと
まともに話ができんな…▼
気まずい、気まずい…あーっ、気まずい!!
こんなの俺らしくないぞ、クロム!?▼
………▼
よしっ! こういう時は気分転換だ!
ひとっ風呂浴びてさっぱりするか!▼
ー暗転
- [ルフレ]
- えっと…槍と斧を保管しているのは
こっちよね…▼
最近消耗が激しいから、
ちゃんと手入れできてるか見ておいて、▼
壊れそうな物が多いなら
補充しておかないと。▼
………▼
…輸送隊の天幕はこっちだったかな?
とりあえず入ってみればわかるわね。▼
………▼
あ、あああああっーー!!!!▼
- [クロム]
- お、おわっ! な、なんだルフレ!?
突然どうした?▼
- [ルフレ]
- い、いやあーっ!!!
きゃあああーーっ!!▼
- [クロム]
- 「きゃああ」ってお前
人を見るなりそれはないだろ!▼
って…俺が裸だあああ~!!!!▼
うわ! なんで物を投げつけるんだ!?
痛てっ! コラッ!! 待てっ!▼
- [ルフレ]
- きゃーっ!! きゃーーっ!!!▼
クロムなんて恰好してるのよっーーーー!!!!
…破廉恥だわっ!!!▼
- [クロム]
- おいっ! それ!!! 普通逆だろーがっ!?
こらっ!! ルフレ! 落ち着け!▼
ー暗転
- [ルフレ]
- はあっ…はあっ…!
ご、ごめんなさい、クロム。▼
- [クロム]
- …落ち着いたか? ルフレ?▼
- [ルフレ]
- え、ええ。もう大丈夫。本当にごめんなさい…
取り乱してしまって…▼
- [クロム]
- ま、まあいいさ。俺も前回同じことをしたし…
お互いさまだ。あ、あははっ…▼
- [ルフレ]
- も、もうっ! それは言わないでよっ!
まぁ…あっさりしてるのがクロムらしいけど。▼
- [クロム]
- ははは…しかし俺たちはこれで
お互いに裸を曝け出したわけだ。▼
もう隠すことなんて何にもない。▼
俺たちは一心同体の親友、
…これで俺たちの絆も不滅ってことだろ?▼
- [ルフレ]
- な、なによ、それ…その辺は男女が同等に
扱われるのはちょっと釈然としないけど…▼
…うふふっ! あはははっ!
でもまぁ、そうかもねっ!!▼
- [クロム]
- あはははっ! ああっ!▼
これで俺たちはもう何のしこりもなく、
今まで以上に強固な絆を結び合い、▼
共に戦っていけるってわけだ!▼
- [ルフレ]
- あはははっ!
クロム相変わらず面白いこと言うのね?▼
…うん、でもそうよね! わかったわ!
これからもよろしくね!▼
- [クロム]
- ああ、こっちこそ頼んだぞ!▼
支援S†
- [ルフレ]
- あっ、いたいた!
クロム~、ちょっと話があるんだけど。▼
- [クロム]
- ! ルフレ…!▼
- [ルフレ]
- ちょっと今後の行軍について
相談したくって…▼
って…あなた何を
ソワソワしているの?▼
- [クロム]
- あ、いや、その…
俺、ちょっと用事が…▼
- [ルフレ]
- クロム…どうしたの?
何か、あたしに隠してる?▼
- [クロム]
- い、いや? …
か、隠してなんて…いないぞ?▼
- [ルフレ]
- じゃあその挙動不審な態度は何なの?▼
- [クロム]
- そ、そんなことはない…
いつも通りだ。▼
- [ルフレ]
- 嘘よ…クロムはいつももっと堂々としていて、
ちゃんと話す時に人の目を見るもの。▼
クロム…この前あたし達は強い絆で結ばれた
親友だって、言ってくれたよね?▼
あれは…何かの…間違いだったのかな?▼
- [クロム]
- い、いや! そ、そういうわけじゃ…!▼
- [ルフレ]
- …あなた最近、
あたしを避けてるわよね?▼
理由を…教えてよ。
もう隠し事はしないって言ってたよね?▼
…ねえ、クロム。
このままじゃあたしも気分が悪いわ。▼
あたしを嫌っているのなら、
それでも構わないわ。▼
でもせめて
理由だけでも教えてくれない?▼
- [クロム]
- ば、バカなことを言うな!
お前を嫌うなんて…!▼
そんなことあるわけない!▼
- [ルフレ]
- …なら最近、
あたしを避けるのは、なぜ?▼
- [クロム]
- ………▼
- [ルフレ]
- クロム…▼
- [クロム]
- …ああ、もう、そんな顔をするな。▼
それはだな…共に戦うようになってから、
俺とお前は常に共にいた…▼
だから俺は、
お前のことを仲間…戦友…親友、▼
いや家族、
兄妹のように感じていたんだ。▼
だからこの前だって、もう隠し事は無しだと、
絆を確かめ合ったつもりだったんだ…▼
でもそれは違う、
違うことに…気づいたんだ。▼
- [ルフレ]
- …? …違う?▼
- [クロム]
- お前は、俺の兄妹じゃなくて、女…だ。
魅力的な女性なんだって…▼
- [ルフレ]
- …えっ、ええ~っ!?
く、クロム、なにを言ってるのよ!?▼
- [クロム]
- う、うるさい! ここまで言ってしまった以上、
もう止められるものか!▼
- [ルフレ]
- ちょ、ちょっと待ってよ!!!▼
- [クロム]
- 待たんぞ!! もう絶対に言ってやる!
お前だって顔が真っ赤じゃないか!▼
- [ルフレ]
- う、ううっ…そ、それは!▼
- [クロム]
- すぅ~! はぁ~! すーっ! はーっ!▼
もう言うぞ! 言うからな!!
覚悟しろよっ!! ルフレ!▼
- [ルフレ]
- は、はひっ!▼
- [クロム]
- 俺は、お前が好きだ!
お前を心から愛している!▼
- [ルフレ]
- ク、クロム…!▼
- [クロム]
- 今までは意識していなかっただけだ!▼
俺は最初から…
お前のことが好きだったんだ!!▼
- [ルフレ]
- …!!!▼
- [クロム]
- ……すまん、少し強引になってしまった。
俺の悪いクセだな…。だが安心してくれ。▼
俺の気持ちを押し付けるつもりはない。▼
お前の返答がどんなものであれ、俺はきちんと
受け止めるよ…俺とお前は仲間だ…▼
その友情に変わりはない。安心してくれ。▼
- [ルフレ]
- …た、確かにね。あたしとあなたは、
一軍の将と軍師という立場…▼
お互いに軍隊を率いる者として、
そういった感情を持ち込まない方が▼
いいのは事実なんだと…と思う。▼
- [クロム]
- …そう、そうだよな。▼
- [ルフレ]
- …でもね。それは戦時の話よ。▼
いつの日か戦いが終わって、
平和を取り戻せたら。▼
その時あたしは喜んで、
あなたの気持ちを受け入れる。▼
- [クロム]
- …えっ?▼
- [ルフレ]
- だって、あたしだって…出会った時から、
ずっとクロムの事が大好きだったもの。▼
- [クロム]
- そ、そうか…。そうか、そうか…▼
…ははは、
今日は、俺の人生の中で最良の日だよ。▼
- (一枚絵表示。CV有り。)
- [クロム]
- 俺の気持ちを受け止めてくれて、ありがとう。
いつの日か、共に平和を取り戻そう…
必ずな。▼
支援C†
- [リズ]
- ルフレさん、どこぉ。▼
- [ルフレ]
- ………▼
- [リズ]
- あっ、いたいた…って、寝てる?▼
- [ルフレ]
- ぐぅ…▼
- [リズ]
- 疲れてるんだね…無理もないか。
いきなり大事件に巻き込まれちゃって。▼
ここはそっと…そっと…
鼻をふさいでみると…▼
- [ルフレ]
- う…む…ぶ、う…!▼
ぶはっ! な、なにっ!?▼
- [リズ]
- あは、あはははははっ!
ぶう、って…!▼
- [ルフレ]
- リズ! あなたの仕業ね!
人が気持ちよく寝てたのに!▼
- [リズ]
- ご、ごめん…うぷぷ。
そっとしとこうと思ったんだけど▼
こんな機会、滅多にないと思ったら
ついいたずらしたくなっちゃって。▼
- [ルフレ]
- つい、じゃないでしょうが。
まったく、親の顔が見てみたいわ。▼
- [リズ]
- …親は…もういないよ。▼
- [ルフレ]
- あ、ご、ごめん…!▼
- [リズ]
- ううん、いいの。
こっちも謝りたいことがあるし…▼
- [ルフレ]
- な…何? 謝りたいこと?
いいわ、さっきのお詫びに何でも許す!▼
- [リズ]
- ほんと!? 実はルフレさんが
最近買った戦術書にらくがきしてたら▼
ついうっかりインクをこぼしちゃって…
一冊ダメにしちゃったの…ごめんなさい!▼
- [ルフレ]
- うっそぉぉぉ!
あれまだ読んでなかったのに……!▼
…でも許すわ!▼
- [リズ]
- ルフレさん、優しいー!▼
支援B†
- [ルフレ]
- ふぅ…疲れたわ…▼
- [リズ]
- あ、ルフレさん。
疲れたの? 肩揉んであげようか?▼
- [ルフレ]
- …またなにか企んでるんでしょ?▼
- [リズ]
- そんなわけないって。▼
これでもわたし、ルフレさんには
とっても感謝してるんだよ。▼
- [ルフレ]
- 感謝? どうして?▼
- [リズ]
- お兄ちゃんのいい相談役に
なってくれてるでしょ。▼
お兄ちゃん、あぁいう人だから
人に頼るのが苦手なの。▼
だけどルフレさんのことは
すごく信頼してる。▼
口に出しては言わないだろうけど、
お兄ちゃんも感謝してると思うよ。▼
- [ルフレ]
- そう…なのかな?▼
- [リズ]
- そうだよ。妹のわたしが
言うんだから間違いなし。▼
- [ルフレ]
- ふーん…だとしたら、うれしいけど。▼
- [リズ]
- だからね、お兄ちゃんに代わって
お礼を兼ねて肩を揉ませてよ。▼
- [ルフレ]
- あら、じゃあ頼もうかな。▼
- [リズ]
- うーん…お客さん、凝ってますね。▼
- [ルフレ]
- リズ、なかなか上手いじゃない。
肩が軽くなってきた気がするわ。▼
- [リズ]
- そう? じゃあ、こういうのは?▼
- [ルフレ]
- …きゃあああっ! な、なに!?
背中がひんやりする!!▼
うわ…うわー! もぞもぞ動いてるし!
なにか入れた!!?▼
- [リズ]
- あはは。ルフレさんの
うなじがあんまりきれいだったから▼
ついカエルを入れたくなっちゃって。▼
- [ルフレ]
- だから、ついじゃないでしょうが!▼
だいたいリズ、あなたカエルとか
苦手なんじゃなかったの!?▼
- [リズ]
- もー! いたずらのためならわたし、
気持ち悪いのくらい我慢するよ!▼
- [ルフレ]
- いたずら心を我慢しなさいよ!!▼
支援A†
- [リズ]
- ねぇ、ルフレさん。▼
- [ルフレ]
- …なに?▼
- [リズ]
- そんなに警戒しないでよ。
もういたずらはしないから。▼
- [ルフレ]
- 悪いけど、二度と信用しないわ。▼
- [リズ]
- ルフレさん…
本気で怒ってる?▼
- [ルフレ]
- 怒ってるわよ。
へそでお茶が沸いちゃうくらい。▼
- [リズ]
- それって、おかしいときに
使う言葉なんじゃ…▼
- [ルフレ]
- とにかく沸騰してるってことよ。▼
- [リズ]
- うぅ…ごめんなさい。
もうしないから、許して…▼
- [ルフレ]
- …反省してる?▼
- [リズ]
- うん。▼
- [ルフレ]
- 絶対、もうしない?▼
- [リズ]
- 絶対しない。▼
- [ルフレ]
- …わかったわ、それなら許してあげる。
ほれ、仲直りの握手。▼
- [リズ]
- うん、ありがとう!
ルフレさん、大好き!▼
…きゃあぁぁぁっ! そ、その手に
くっついてるの…ヘ、ヘビ!?▼
- [ルフレ]
- ふふふ、正解。
腕輪に見せかけたヘビよ。▼
びっくりした?▼
- [リズ]
- ぐすっ…心臓が止まるかと思った…。
ひどいよ、ルフレさん…▼
- [ルフレ]
- よく言うわ。その手の中、
なにが入ってるか見せてみなさいよ。▼
- [リズ]
- え…こ、これは…▼
- [ルフレ]
- ほら、やっぱり。
カエルを隠し持ってた。▼
- [リズ]
- あっちゃ~ばれてた。▼
- [ルフレ]
- そう何度もあたしを出し抜けると
思わないことね。▼
- [リズ]
- うぅ…次こそは!▼
- [ルフレ]
- …今度やったら、本気で絶交よ。▼
- [リズ]
- うー…じゃあ、もうやめる。▼
ルフレさんに嫌われたら
わたしもう生きていけないもん。▼
- [ルフレ]
- リズ…▼
- [リズ]
- おやつを抜くよりつらいけど…
いたずらはおしまいにするね。▼
- [ルフレ]
- …大した決意に聞こえないのは
気のせい…よね。うん。▼
フレデリク†
支援C†
- [フレデリク]
- まだまだ基本がなっていませんね。
もう一本です!!▼
- [ルフレ]
- ええ!いくわよ!▼
- [フレデリク]
- ふう。そろそろいいでしょう。
ずいぶんと様になってきました。▼
飲み込みの早さはたいしたものですね。▼
- [ルフレ]
- ぜぇっ、ぜぇっ、ぜぇっ…
あ、ありがとう…▼
おかげで…戦い方の勉強に…
なったわ…▼
け、けど、疲れて…今にも死にそう…▼
- [フレデリク]
- ふぅ、大袈裟ですね。
これぐらいで死ぬようでは戦えませんよ。▼
- [ルフレ]
- そうだけど…
疲れるものは疲れるのよ。▼
というか、なによその涼しい顔!?
なんで息一つ乱れてないの!?▼
- [フレデリク]
- クロム様にお仕えする者として、当然です。▼
これしきのことで息を乱すようでは
主君をお守りできませんからね。▼
- [ルフレ]
- へぇえ~、じゃあやっぱり、
普段から体力作りとかしてるんだ?▼
- [フレデリク]
- はい。毎朝、夜明け前から
火起こしをしたり、▼
皆様の足が痛まぬよう
道中の石拾いをしたり…▼
- [ルフレ]
- …それは…体力作りとは
何ら関係ない…ような…▼
- [フレデリク]
- 何かおっしゃいましたか?▼
- [ルフレ]
- …い、いえ!▼
そうだ! 稽古をつけてもらったお礼に、
火起こしの手伝いをさせてよ!▼
あたしの魔法使ったら早いよ?
木に雷を落としたら一瞬で発火して…▼
- [フレデリク]
- まんまと山火事になりますね。▼
- [ルフレ]
- …は、ははは…▼
じゃ、じゃあフレデリクの頼みごとを
何でもひとつだけ聞いてあげるわ!▼
次に会う時までに、
考えておいて。ね?▼
- [フレデリク]
- わかりました。人に頼みごとをするのは
慣れていないのですが…▼
せっかくのお申し出ですので、
お言葉に甘えさせていただきましょう。▼
支援B†
- [フレデリク]
- ルフレさん。
この前の頼みごとの件なのですが…▼
- [ルフレ]
- やっと来たわね! なになに?
なんでも聞いちゃうわよ。▼
- [フレデリク]
- 以前、貴方が熊を召し上がっているのを
思い出しまして▼
どうしたら熊を食べられるようになるのかを
ぜひご教授願いたいのです。▼
- [ルフレ]
- あぁ…あったわね、そんなこと。
リズが獣臭いって大騒ぎしてたけど…▼
フレデリクも食べられなかったんだ?▼
- [フレデリク]
- そうなのです。実は私…
野生の獣の肉、特に熊が苦手で…!▼
しかし、戦いが厳しくなってきた今
そんなことは言っていられません。▼
いつ熊肉しか食べられない日が来ても
平気なように▼
今のうちに克服しておきたいと
思っているのですよ…▼
- [ルフレ]
- 確かにそうね。戦う前に
空腹で倒れたら元も子もないもの。▼
わかったわ、頑張って一緒に
苦手な熊肉を克服しましょ。▼
- [フレデリク]
- ありがとうございます。▼
私、熊であろうと鹿であろうと
何のためらいもなく食い荒らせるような▼
見境のないルフレさんを目指して
頑張る所存です!▼
- [ルフレ]
- ………▼
- [フレデリク]
- ルフレさん?▼
- [ルフレ]
- …ふふ。ねぇフレデリク?
普通の肉は食べられるのよね?▼
- [フレデリク]
- え、えぇ。牛や豚であれば問題なく。▼
- [ルフレ]
- じゃあ肩慣らしにこれ。
この干し肉食べてみて。▼
- [フレデリク]
- はい…▼
…!! うぇっ! け、獣くさっ!
ゲホゲホ…なんですか、この干し肉は!?▼
- [ルフレ]
- この前の熊。
- [フレデリク]
- ひいいいいいっ!!
衛生兵! 衛生へーーーい!!▼
- (フレデリク消える)
- [ルフレ]
- …ふんだ。失礼なこと言うからよ。
でも…ホントに苦手なのねー。熊肉。▼
支援A†
- [ルフレ]
- フレデ肉ー。ねぇフレデ肉!
この干し肉食べてみてー。▼
- [フレデリク]
- 人の名前をもじって遊ばないで下さい!
それに、もうその手には乗りませんよ。▼
- [ルフレ]
- なによ。苦手を克服したいんでしょ?▼
あたしだって鬼じゃないわ。
あれからフレデリクのために▼
獣臭さ順に分けた
色んな干し肉を調達してきたのよ?▼
- [フレデリク]
- そうだったのですか…。
すみません、ありがとうございます。▼
- [ルフレ]
- さ、食べて食べて。
まずは鶏肉からで、次は豚、その次は牛よ。▼
- [フレデリク]
- むぐ…。まぁ、この辺りは大丈夫です。▼
- [ルフレ]
- 次は羊よ。ちょっと癖があるけど…▼
- [フレデリク]
- むぐ…。なんとかいけますね…▼
- [ルフレ]
- よしよし。じゃあ次は鹿。▼
- [フレデリク]
- もぐ…▼
- [ルフレ]
- と見せかけてこの前の熊。▼
- [フレデリク]
- ぶーーーっ!! ちょっ…! 死ぬ…!
衛生兵…衛生へーーーい!!▼
- [ルフレ]
- もう、フレデリクは大袈裟なんだから。
これぐらいで死ぬようじゃ戦えないわよ。▼
…って、
このセリフどこかで聞いたわね。▼
- [フレデリク]
- 私がこの前言ったセリフですよ…▼
確かに…この程度で音を上げていては
戦で皆様をお守りすることなどできません…▼
よし…! ルフレさん、
続きをお願い致します!▼
- [ルフレ]
- 自分の言葉で立ち直った!?▼
まあ…やる気が出たのはいいことね。
ビシバシいくわよーフレデリク!▼
支援S†
- [ルフレ]
- やったー!ワニ肉制覇!
よくここまで頑張ったわねー!▼
- [フレデリク]
- はぁ…はぁ…おかげさまで…▼
- [ルフレ]
- さぁ次はいよいよ…▼
- [フレデリク]
- 野生の熊の肉…▼
- [ルフレ]
- …どうぞ。▼
- [フレデリク]
- …むぐ。▼
もぐ…もぐ…ごくん。▼
- [ルフレ]
- …やった! 飲み込んだ…わよね!?
やったねフレデリク! ついに熊肉制覇よ!▼
- [フレデリク]
- …ありがとう…ございます…▼
- [ルフレ]
- 顔青いけど大丈夫?▼
- [フレデリク]
- …えぇ。これで空腹状態のまま
戦うようなことは避けられそうです。▼
全てルフレさんのおかげですね。
ありがとうございます。▼
- [ルフレ]
- へへ…良かった。▼
そうよね、フレデリクはクロムやみんなを
守らないといけないものね…▼
- [フレデリク]
- …ルフレさん、実は私、
今日の熊肉に願掛けをしていたのです。▼
吐き出さずに食べきった時には、
貴方にこれを渡すつもりで…▼
- [ルフレ]
- …え? これ…指輪?
どういうこと…?▼
- [フレデリク]
- 私と…結婚して下さい。▼
- [ルフレ]
- えぇぇぇぇぇ!?▼
- [フレデリク]
- 私が苦手を克服したら…
貴方と共にいる理由が無くなってしまいます。▼
私が一番お守りしたいのは貴方なのに、
このまま離れてしまうのが寂しくて…▼
これからもずっと…私の傍に
いてくださいませんか?▼
- [ルフレ]
- ………▼
…もう、フレデリクってば、
頼みごとはひとつだけって言ったのに。▼
しかも熊肉にプロポーズの願掛けって
全然ロマンチックじゃないわ…▼
- [フレデリク]
- だめ…ですか?▼
- [ルフレ]
- …ううん。すごく嬉しい。
これからは、あたしだけの騎士でいてね。▼
大好きよ、フレデリク。▼
- [フレデリク]
- あぁ…もったいないお言葉です…▼
- (一枚絵表示。CV有り。)
- [フレデリク]
- 私も…好きですよ。
…これからは騎士ではなく、一人の男として、
貴方のことを守らせてください。
ヴィオール†
支援S†
- [ヴィオール]
- ルフレくん。▼
今日はいつもと少し趣向を変えて
勝負をしてみないか?▼
- [ルフレ]
- いいわよ。どんな勝負?▼
- [ヴィオール]
- 君の側の大将を、石ではなく
これに置き換えて欲しいのだよ。▼
- [ルフレ]
- 指輪…?
それはまた、変わった趣向ね。▼
- [ヴィオール]
- もし私がこの勝負に勝ったら、
君にその指輪を受け取ってもらいたい。▼
- [ルフレ]
- え、それってヴィオールが
一方的に損しない?▼
勝ったのに指輪を取られるって…▼
- [ヴィオール]
- ふふん。その代わりに、
私は君の人生をいただくことになる!▼
- [ルフレ]
- え…えぇぇ!? 何よいきなり…
またいつもの冗談か何か?▼
- [ヴィオール]
- 私はずっと本気だったよ。
そう、君と初めて勝負した時から…ね。▼
受けてもらえるかな…?▼
- [ルフレ]
- うぅ…いいけど…
それって、あたしが勝ったらどうなるの?▼
- [ヴィオール]
- もちろん、潔く身を退くつもりだよ。▼
君の抱えている物を、少しくらいなら
私が肩代わりできると証明することが▼
この勝負の目的なのだからね。▼
- [ルフレ]
- …そういうことなら、
勝負はお断りするわ。▼
- [ヴィオール]
- なんと! なぜそうなるのだ?▼
- [ルフレ]
- だって、あたしが勝っちゃったら
この指輪はもらえないんでしょ?▼
そんなの…困る。▼
- [ヴィオール]
- それは…勝負をせずとも
求婚を受けるということかい…!?▼
やった…私もついに結婚…!▼
…いやいや!
しかし、それでは君が…▼
- [ルフレ]
- 大丈夫よ! ヴィオールが毎日
あたしが勝つまで勝負してくれれば▼
きっと鬱憤なんか
溜まらないと思うから…!▼
- [ヴィオール]
- あぁ…私が尻に敷かれるのは
既にけっていしているのだね…▼
まぁ良い。愛の奴隷というのも
なかなかに美しいではないか。▼
…では、この指輪は君に…▼
- [ルフレ]
- あ…ありがとう。▼
ヴィオールに
初めて勝った時より、嬉しいわ…▼
- [ヴィオール]
- そうか…それは何よりだよ。▼
- (一枚絵表示。CV有り。)
- [ヴィオール]
- 好きだ。
…いや、愛しているよ。
必ず幸せにすると誓おう。
美しい、わが妻よ!
ソワレ†
支援C†
- [ソワレ]
- む…う。これは…まずいね。
でも…なんで今…こんなことに?▼
- [ルフレ]
- ソワレ、脇腹なんかつまんで
どうしたのよ?▼
- [ソワレ]
- ! ルフレ…!
い、いや、なんでもないんだ。▼
- [ルフレ]
- そう? ずいぶん深刻そうだったけど。
まさか…ケガでもしてるの?▼
- [ソワレ]
- …いや、ケガはしていないよ。
じつは、少し…太ってしまってね。▼
情けない話だよ。こんな緊迫した状況で
体がゆるんでしまうなんて。▼
- [ルフレ]
- えっと、あたしにはまったく太ったように
見えないんだけど。▼
- [ソワレ]
- いわゆる、見えないところが、
というやつだよ。▼
- [ルフレ]
- へぇ…ソワレにも、
そういうところがあったんだ。▼
- [ソワレ]
- どういう意味だい?▼
- [ルフレ]
- 自分のスタイルに気を遣ってるのって、
女性らしいなと思ってね。▼
- [ソワレ]
- ボ、ボクは別に、女性らしくしたくて
気にしてるわけじゃ…!▼
- [ルフレ]
- え、えぇ、そうよね!
ごめんごめん、怒らないでよ。▼
- [ソワレ]
- 別に怒ってないよ。▼
- [ルフレ]
- あ、もしよかったら、
これを試してみない?▼
- [ソワレ]
- なんだい、それは?
干物みたいに見えるけど。▼
- [ルフレ]
- あたしが町で買ってきた海藻よ。
乾燥させてあるから干物っぽいけど。▼
店の親父さんが言うには、
冗談みたいに食物繊維が豊富だそうよ。▼
- [ソワレ]
- へぇ…食物繊維が。▼
- [ルフレ]
- どうする? 試してみる?
うまくいけば、すぐに痩せられるらしいわよ。▼
- [ソワレ]
- ま、まぁキミがどうしてもと言うなら
一応…もらっておこう。▼
- [ルフレ]
- じゃあ、どうぞ。
実はあたしも最近、お腹がやばくて…▼
- [ソワレ]
- あ、本当だね。
じゃあどっちが先に痩せるか競争だ!▼
支援B†
- [ソワレ]
- くっ…▼
- [ルフレ]
- ちょ、ちょっと大丈夫?
顔色が悪いわよ、ソワレ。▼
さっきの戦いでもずいぶん
体が重いみたいだったし…▼
それに、少し痩せた…というか
やつれたように見えるんだけど。▼
なにかおかしなものでも食べたの?▼
- [ソワレ]
- 思い当たるものがあるとしたら…
キミにもらった海藻くらいだ。▼
キミより早く痩せてやろうと…
思い切って食べてみればこのざまだ…▼
- [ルフレ]
- え! ソワレ、もしかして
一度に全部食べたの!?▼
- [ソワレ]
- そうだけど…
なにかまずかったかい…?▼
- [ルフレ]
- あれはほんの少量だけ水で戻して
食べれば十分効果があるのよ。▼
それを丸ごと食べてしまうなんて…
想像するだけで恐ろしいことが…▼
- [ソワレ]
- …ボクの身に起こったわけだね。▼
- [ルフレ]
- ごめん、あたしがちゃんと
食べ方を説明しなかったから…▼
- [ソワレ]
- いや…女々しく体型を気にしたうえに
楽をして痩せようとしたボクが悪いんだ。▼
体調が回復したら…
今度はきちんと鍛錬をして▼
理想の肉体を作り上げてみせるよ。▼
- [ルフレ]
- それ、あたしにも手伝わせて。
せめてもの罪滅ぼしに。▼
- [ソワレ]
- ありがとう、キミは優しいんだね。▼
うっ…! また腹具合が…!
ちょっと薬でも貰ってくることにするよ!▼
(ソワレ、退場)
- [ルフレ]
- お腹壊してるのに爽やかねぇ…
ソワレは。▼
支援A†
- [ソワレ]
- はっ! たぁぁぁっ!!▼
- [ルフレ]
- いい調子ね、ソワレ。
体調はもう万全みたいね。▼
体もかなり締まったみたいだし
鍛錬の成果はばっちりなんじゃないの?▼
- [ソワレ]
- …それが、そうでもないんだ。
まだ脇腹のあたりの肉が…▼
- [ルフレ]
- どれどれ?▼
- [ソワレ]
- こ、こら! ルフレ!
そんなところをつまむな!▼
- [ルフレ]
- ソワレ…これ、脂肪じゃなくて
少し余った皮なんじゃない?▼
- [ソワレ]
- え?▼
- [ルフレ]
- やっぱり、おかしいと思ったのよ。▼
ソワレって普段から人一倍、
厳しい鍛錬をしてるのに▼
余分な脂肪がつくわけないもの。▼
- [ソワレ]
- そ、そうなのかい?▼
- [ルフレ]
- そうよ。これはむしろ、
元々脂肪だったところが▼
ここ最近の戦いや鍛錬で
急激に絞れてしまったから▼
皮のほうがその変化についていけなくて
つまめるようになってしまっただけよ。▼
- [ソワレ]
- つまり…ボクは太っていない?▼
- [ルフレ]
- そうね。見た目は確実に細くなったわ。▼
ここしばらく、鍛錬に付き合っていた
あたしが言うんだから間違いないわ。▼
- [ソワレ]
- なるほど…そういうことだったのか。
人騒がせな体だ。▼
- [ルフレ]
- どちらが先に痩せるかの競争は、
どうやらソワレの勝ちのようね。▼
あたしのお腹の肉は、この通り前のままよ…▼
- [ソワレ]
- …いや、あの海藻でお腹を壊さなかったら
ボクもきっと同じようなものだったよ。▼
- [ルフレ]
- そう? じゃあ結果オーライね!▼
…うっ!?
今度はあたしのお腹具合が…!▼
- [ソワレ]
- まさかキミ、
まだあの海藻を試してるのかい?▼
- [ルフレ]
- だって…ソワレがどんどん痩せていくから
焦っちゃって…▼
- [ソワレ]
- まったくキミってやつは!
楽して痩せようとすると▼
ロクな目に遭わないって
ボクが証明しただろう!?▼
- [ルフレ]
- はぁ…おっしゃる通りで…うっ!
ソ、ソワレ! じゃあ、あたしはこれで!▼
(ルフレ、退場)
- [ソワレ]
- あぁ…ちょっと前のボクも
あんな感じだったんだろうなぁ…▼
ヴェイク†
支援C†
- [ルフレ]
- …ヴェイク。
あなた、コソコソ何やってるのよ。▼
- [ヴェイク]
- …はっ!!ルフレ!?
いや…別に何も? なーんにも?▼
- [ヴェイク]
- お、こんなところに花が咲いてるぜ?
綺麗だなールフレ!▼
- [ルフレ]
- 何やってるのかって聞いてるの▼
- [ヴェイク]
- いやー、湖畔に咲いている
美しい花を見てだな…▼
- [ルフレ]
- 嘘おっしゃい!▼
あっちの泉でみんなが水浴びしてるのを
覗こうとしてるのね!?▼
- [ヴェイク]
- …ぎくっ!▼
- [ルフレ]
- 『ぎくっ』じゃないわよ! 早くあっち行って!
全く、なに考えてるのよ…!▼
- [ヴェイク]
- だって、見てぇものは見てぇんだよ!
お前は男心をわかっちゃいねぇ!▼
- [ルフレ]
- わからなくて結構よ…▼
- [ヴェイク]
- くっそー…面倒な奴に
見つかっちまったなぁー。▼
はいはい、
今日のところは退散しますよ。▼
……って、おい、あれ……▼
- [ルフレ]
- あれは…ソワレの愛馬ね。▼
すごい目であたしたちを睨んでるわ。
まさか…▼
- [ヴェイク]
- うわっ、突進してきた!
ちくしょう、逃げるぞルフレ!▼
- [ルフレ]
- な、なんであたしまでー!▼
支援B†
- [ヴェイク]
- よしよし、今日はラッキーだな。
ソワレの馬が昼寝してやがる…▼
- [ルフレ]
- 何がラッキーなのよ。▼
- [ヴェイク]
- うおぉ!? ルフレ!?
いやー四ツ葉のの薬草見つけてラッキー!▼
- [ルフレ]
- わかりやすい嘘つかないの!
薬草なんてどこにもないじゃない。▼
またみんなの水浴びを覗こうとしてるのね?
全く、油断も隙もありゃしないわ…▼
- [ヴェイク]
- それはこっちのセリフだ!
なんで毎回毎回、俺様の邪魔すんだよ!!▼
- [ルフレ]
- みすみす友達の裸を
見せるわけにはいかないでしょうが!▼
それより静かにしてよ…!
ソワレの馬が起きちゃうじゃない…!▼
- [ヴェイク]
- んあ? お前にとっちゃ
起きた方が都合いいんじゃねぇのか?▼
- [ルフレ]
- 良くない良くない!▼
この前の一件以来、あの馬ったら
あたしを目の敵にしてるのよ…!▼
前を通っただけで猛突進してくるし…!▼
- [ヴェイク]
- ぷふっ! なんだそりゃ…!▼
あの馬にとっちゃ、俺様もお前も
同じ覗き魔ってことかよ…うくく…!▼
- [ルフレ]
- ヴェイクと同じ扱いだなんて
本当に屈辱的だわ…!▼
ま。そんなわけだから
あたしもここに長居できないの。▼
諦めて一緒に戻りましょ?▼
- [ヴェイク]
- ちっ…しゃーねーなぁ!
せっかく絶好のチャンスだったのに…って▼
…おい、ソワレの馬がいないぞ…▼
- [ルフレ]
- ヴェ…ヴェイク、後ろ、後ろ…!▼
- [ヴェイク]
- …へ? 後ろ…?▼
……うわあぁぁぁぁぁ!!
いらっしゃったぁぁぁぁぁぁ!!▼
に、逃げるぞルフレ!▼
- [ルフレ]
- だから、なんであたしまでー!▼
ソール†
支援B†
- [ルフレ]
- ソール、このあいだはありがとう。
クロムにも喜んでもらえたし、助かっちゃった。▼
- [ソール]
- あぁ…クロムのプレゼントのこと?▼
助かったのはこっちの方だよ。
費用を半分出してくれてありがとう。▼
- [ルフレ]
- うーん…前から思ってたんだけど、
ソールってすっごく気が利くわよね。▼
こっちに気を遣わせないように
さりげなく気配りができる、っていうかさ。▼
それって素敵なことだと思うわ。▼
- [ソール]
- はは…僕は小さい頃から、周りの顔色を
窺ってばっかりだったからね。▼
気配りっていうよりは
人間観察が得意って感じなのかも。▼
はは、かっこ悪い特技だよね。▼
- [ルフレ]
- そうかな? それだけ人に対して
敏感だっていうことでしょ?▼
鈍感な人よりずっといいと思うわ。▼
- [ソール]
- うーん…敏感って言っても、
表情や癖でなにを考えてるのか▼
なんとなくわかるっていう
くらいのものだよ。▼
- [ルフレ]
- …それ、ほんとなの?▼
- [ソール]
- え? うん、ほんとだけど。▼
- [ルフレ]
- それって、とんでもない
特殊能力じゃない?▼
- [ソール]
- ははは、なに言ってんのさ。
ただの小心者の処世術だよ。▼
- [ルフレ]
- はぁ…ほんとに気づいてないんだ?
自分がどれだけすごいこと言ってるか。▼
表情や癖で相手の考えが読めるなんて、
処世術じゃなくて魔術の領域よ。▼
戦場でも私生活でも、常に相手に
先んじて動けちゃうってことじゃない。▼
- [ソール]
- あぁ、うん。言われる前にやるのが
僕の処世術だから…▼
- [ルフレ]
- じゃああたしがプレゼント選びに
迷ってた時も、表情を読んで…?▼
- [ソール]
- いや、あの時はルフレが
大きな声で独り言を言ってたから…▼
- [ルフレ]
- は、はは…▼
支援A†
- [ソール]
- …ふぅ。▼
- [ルフレ]
- ソール、どうしたの?
ため息なんかついちゃって…▼
- [ソール]
- あはは…さっき仲間内でケンカがあって。
でもなんとか収めてきたよ。▼
- [ルフレ]
- …ソールっていつも人のことばっかり
心配してるんじゃない?▼
ほとんどの人が自分のことで
手一杯なのに…優しいのね。▼
- [ソール]
- ううん、これは僕のためだよ。
争いごとを見るのは苦手だから。▼
自分がつらくならないように
あらかじめ手を打ってるだけだよ。▼
- [ルフレ]
- またそんな言い方して。それも
あたしに気を遣わせないやめでしょ?▼
- [ソール]
- …も、もう少し自分の主張を
出したほうがいいって言いたいの?▼
- [ルフレ]
- そう、そういうこと。
さすが察しがいいわね!▼
例えばさ…自分の誕生日の日くらい
わがままを言ってもいいんじゃない?▼
- [ソール]
- あっ…知ってたの?▼
- [ルフレ]
- 調べたのよ。
ほんと、ソールったら水臭いわぁ。▼
戦いはまだ終わってないけど、
たまには穏やかに過ごすのもいいわよね。▼
- [ソール]
- あ…それ…▼
- [ルフレ]
- この焼き菓子、好きなんでしょ?
ちゃんと調べておいたのよ。▼
ソールがみんなを気遣ってるなら
ソールを気遣う人もいなくちゃ。▼
で、それは一番ソールの世話になってる
あたしの役目じゃないかと思って。▼
- [ソール]
- ありがとう…ルフレ。▼
ミリエル†
支援C†
- [ミリエル]
- …私としたことが…▼
- [ルフレ]
- 大丈夫、ミリエル!?
今、派手に転んだわよね? ケガは無い?▼
- [ミリエル]
- …問題ありません。▼
- [ルフレ]
- あらら、こんなに道具を散乱させちゃって…。
はい、薬草に紙束に…▼
あと、これは…本?▼
- [ミリエル]
- ! 触らないでください。▼
- [ルフレ]
- ご、ごめん。大事なものだったの?▼
- [ミリエル]
- 大事…?▼
…………▼
- [ルフレ]
- ミリエル?▼
- [ミリエル]
- そう…ですね。
大事なのでしょう。▼
真理への道標ですから。▼
- [ルフレ]
- あら…有名な人が書いた本なの?▼
- [ミリエル]
- いえ…有名ではありません。
私の母ですから。▼
- [ルフレ]
- そう、それでなのね。
手作りっぽいもんね、それ。▼
でもすごいわね、お母さん。
学者さんなの?▼
- [ミリエル]
- …なぜ、そのようなことに
興味を持つのですか?▼
- [ルフレ]
- え、なぜって…自然と出てくるものじゃない?
こういうのって。▼
- [ミリエル]
- 自然と…▼
…………▼
- [ルフレ]
- あれ?
あたし、なんか変なこと言った?▼
- [ミリエル]
- いえ。興味深い、考察に値する
題材だと考えていました。▼
自然発生する好奇心。
その根本にあるものはなんなのか…▼
- [ルフレ]
- そんな小難しい話かな…?▼
支援B†
- [ルフレ]
- あら? 道具袋がないわね。
どこかで落としたかなあ…?▼
- [ミリエル]
- …これのことでしょうか。▼
- [ルフレ]
- あ、それそれ!
ありがとう、ミリエル。▼
いつも腰に結んでるのに、
なぜかよく落ちるのよね、それ。▼
- [ミリエル]
- 落ちる…つまり、袋に対して…
下に向かうなんらかの力が働いている。▼
そういえば、
母の本にそのような記述が…▼
- [ルフレ]
- あー…えっと、ミリエル?
袋、返してもらってもいい?▼
- [ミリエル]
- …ありました。▼
すべての物体は、
必ず大地に引かれて落ちる。▼
私はこの大地の引き寄せる力を仮に
引力と名付けようと思う。▼
…なるほど。興味深い。▼
- [ルフレ]
- ミリエル。ミリエルさーん。▼
- [ミリエル]
- …しかし鳥は空を飛び、
太陽も星も雲も、落ちてはこない…▼
これは、どういうことでしょうか。▼
- [ルフレ]
- ミリエル。ミリエルー?▼
- [ミリエル]
- …っ!?▼
- [ルフレ]
- か、顔を覗き込んだだけで
そんなに驚く?▼
- [ミリエル]
- 一瞬、息が止まりました。
私の思考を乱すのはやめてください。▼
- [ルフレ]
- それは…ごめんなさい。▼
- [ミリエル]
- …私はひとり静かに
考察を重ねたいのでこれで。▼
- [ルフレ]
- あ、あたしの袋…!▼
支援A†
- [ミリエル]
- これを…こうすると…落ちる。▼
- [ルフレ]
- あの…ミリエルさん?
人の袋でなにやってるんですかね?▼
- [ミリエル]
- 引力を証明するための実験です。
やはり、何度やっても落ちます。▼
放り投げても、塔の上からでも、
同じように大地に引かれて落ちます。▼
- [ルフレ]
- あーあ、ぼろぼろだわ、あたしの袋。
もういいわ。あげる、それ。▼
- [ミリエル]
- ありがとうございます。▼
- [ルフレ]
- ふぅっ、それくらい人間にも
興味を持ってくれたらねえ…▼
- [ミリエル]
- 興味なら…ありますよ。
貴方には、興味があります。▼
- [ルフレ]
- えっ、あたし?▼
- [ミリエル]
- えぇ。記憶を失っても発揮される
その軍師の才…非常に興味深い…▼
貴方の事象から考えるに…▼
才能とはその人の記憶や経験とは
関係なく発揮されるものなのでしょうか。▼
それとも、記憶は忘れることがあっても
才能は忘れることがないということでしょうか。▼
- [ルフレ]
- ミリエル。ミリエルー。
戻っておいでー。▼
- [ミリエル]
- はい、ただいま戻りました。▼
- [ルフレ]
- …あら? 今日は思考を乱すなって
言わないんだ?▼
- [ミリエル]
- 言った方が良かったのですか?▼
- [ルフレ]
- いえ…言わなくていいわ。
あたし、今日は邪魔だと思われなかったのね。▼
- [ミリエル]
- 邪魔…? 私は興味のある対象を
邪魔だと思うことはありませんが?▼
- [ルフレ]
- なら良かったわ。
友達の邪魔はしたくないものね。▼
- [ミリエル]
- 友達…。いつの間に私と貴方の間で、
そのような関係が発生したのですか?▼
- [ルフレ]
- さぁね。友達なんてものは
気が付いたらなってるものでしょ。▼
- [ミリエル]
- そうですか…それは…興味深い…▼
カラム†
支援C†
- [ルフレ]
- うーん…幽霊?
いや、まさかね…▼
- [カラム]
- …どうしたの?▼
- [ルフレ]
- きゃあっ!▼
…なーんだ、カラム。びっくりしたわ。▼
- [カラム]
- ごめん。なんだか難しい顔して
悩んでるみたいだったから…心配で。▼
- [ルフレ]
- 実は…最近みんなから奇妙なことが
起きてるって相談されてるのよ。▼
考えれば考えるほど謎めいていて、
なにが起きているのかわからないの…▼
- [カラム]
- ふぅん…
どんなことが起きてるの…?▼
- [ルフレ]
- なんでも…みんなで雑談していると、
いつの間にか飲み物が置かれていて▼
しかも、杯がその場にいる人数より
ひとつ多く置かれているんですって。▼
みんなに聞いて回っても、
誰も用意した覚えがないみたいで▼
もしかしたら幽霊の仕業なのかも
しれないって、もっぱらの噂なのよ。▼
- [カラム]
- …それ、僕だな…うん。▼
- [ルフレ]
- え?▼
- [カラム]
- 僕、みんなに飲み物を
配ってたんだよ…うん。▼
- [ルフレ]
- じゃあ…ひとつ多い杯っていうのは…▼
- [カラム]
- 僕の分だと思う…
気づかれてなかっただけで…▼
- [ルフレ]
- な、なるほど…。影が薄いのも
そこまで来るとちょっとした怪談ね…▼
スミア†
支援C†
- [ルフレ]
- スミア、こんなにたくさんの本、
どうしたの?▼
- [スミア]
- まぁ…ごきげんよう、
ルフレさん。▼
輸送隊の中から出てきたんです。
私、その場に偶然居合わせたものですから▼
せっかくなので何冊かお借りして
読んでみようと思って。▼
- [ルフレ]
- へぇ…面白そうなのもたくさんあるわね。▼
- [スミア]
- では何冊かお読みになりますか?
一人では一気に読み切れませんから…▼
- [ルフレ]
- いいの?▼
- [スミア]
- もちろんです。どれがいいですか?▼
- [ルフレ]
- そうねぇ
どれも面白そうだから迷うわね…▼
- [スミア]
- じゃあこれなんかどうですか?
『本当は怖い、村訪問』▼
- [ルフレ]
- うーん…ごめん。
できれば怖くない話がいい…かな?▼
- [スミア]
- す、すみません! じゃあこの
『ペガサスみたいなものの飼育法』なんか…▼
- [ルフレ]
- えっと…。動物を飼う気はないし…▼
- [スミア]
- これも違いました!? えっと…
『昼下がりのならず者』は…▼
- [ルフレ]
- うぅーん……。
あの…他のも全部こんな感じなの?▼
- [スミア]
- はい…すみません…▼
私、本を選ぶセンスまで落ちこぼれで…!
本当に…すみませ…。うぅ…!!▼
- [ルフレ]
- あぁー泣かないでよ!
じゃ、じゃあ借りようかなこれ!▼
昼下がりに何が起こるのかしらー!
すっごく面白そうねー。▼
- [スミア]
- 良かった…喜んでいただけて…▼
- [ルフレ]
- ほっ…▼
支援B†
- [ルフレ]
- スミア、この前借りた本返すわね。
意外に面白かったわ、ありがとう。▼
まさか昼下がりにあんなことがね…!
ならず者同士の愛憎劇が泣けて泣けて…!▼
- [スミア]
- まぁ…! 面白そうですね。
私も今度読んでみます。▼
- [ルフレ]
- ちなみに、スミアは何を読んだの?▼
- [スミア]
- 私は…これです。
『聖戦の系譜』▼
- [ルフレ]
- へぇ…初めてのまともな題名。
これは物語なの?▼
- [スミア]
- はい、実際にあった戦争を元にした
物語だそうです。▼
- [ルフレ]
- 面白そうね。▼
- [スミア]
- ルフレさんは…物語が
お好きなのですか?▼
- [ルフレ]
- ええ、好きよ。▼
- [スミア]
- 私もです! 物語はいいですよね。
その世界の中にぐんぐん引き込まれていって…▼
本を読んでいる間だけは、
私、落ちこぼれの女の子じゃないんです。▼
かっこいい英雄にも、
世界一の魔法使いにもなれる。▼
素敵なことだと思います…▼
- [ルフレ]
- そうね。その世界に浸ってしまうと、
読み終わるのが寂しくなったりして…▼
- [スミア]
- はい…。でも、また次の物語を読めば
その寂しさもなくなります。▼
また新しい世界が待ってると思うと、
何だかわくわくしますよね。▼
- [ルフレ]
- 次は何を読むの?▼
- [スミア]
- えっと…これです。
『狂気のファルコンナイト・上巻』▼
- [ルフレ]
- 大丈夫なの…? それ。▼
支援A†
- [スミア]
- あなた、私が狂っているとでもお思い?▼
- [ルフレ]
- …はい?!▼
- [スミア]
- いいわ…その奇妙な物を見るような目…。
私だけのものにしたくなる…!!▼
- [ルフレ]
- え…? え!? 急にどうしたの!?
変よスミア、普通に話してよ!▼
- [スミア]
- …あ、すみません。
今のは物語のヒロインのセリフなんです。▼
この前読んだ物語に出てきた女性が
とても素敵な人で…▼
私も…あんな風になれたらいいなって
思っただけなんですけど…▼
あの…そんなに変でしたか?▼
- [ルフレ]
- ええ、変だった。
すごーく変だった。▼
- [スミア]
- す、すみません…。
やっぱり私みたいな落ちこぼれじゃ…▼
- [ルフレ]
- そういう意味じゃないわ。
スミアはそのままで十分なのよ。▼
スミアはこの前から
別の誰かになりたがってるみたいだけど▼
スミアはスミアにしかできない事があるんだから
他の誰かになったらもったいないわよ?▼
- [スミア]
- そう…ですか。▼
ルフレさんに言われると
何だかそんな気がしてきました。▼
- [ルフレ]
- よしよし。▼
- [スミア]
- では、次は私と同じ、冴えない女の子が
主人公の物語を読みますね。▼
- [ルフレ]
- ちがーう!▼
- [スミア]
- この『二軍落ちのプリンセス』なんか
良さそうだと思いませんか?▼
きっと面白いと思うんです…!
- [ルフレ]
- も…もうその本でスミアは
好きにしていてください…▼
コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)†
Last-modified: 2015-10-29 (木) 19:54:32