章別会話
7章 レフカンディの罠†
ナレーション†
オレルアンを解放した同盟軍は
中央公路を南下▼
アカネイアの王都
パレスを目指していた。▼
最大の難関は、レフカンディの谷に
築かれた無数の砦と▼
これを守るミネルバ将軍指揮下の
マケドニア白騎士団であった。▼
アカネイア王国に入る唯一の門
レフカンディをめぐって▼
今、激しい戦いが
始まろうとしていた。▼
オープニング†
レフカンディの罠 †
- [ミネルバ]
- ハーマイン将軍。
こんなやり方
私は賛成できません。▼
栄光あるマケドニアの騎士として
堂々と正面から
戦わせてください。▼
- [ハーマイン]
- しかし、王女よ。
あなたのマケドニア軍は
オレルアンで多くの兵を失った。▼
態勢を立て直すには
この城で
時間をかせぐしかないのだ。▼
わたしは
陛下直々のお声がかりで
送りこまれてきた。▼
そのわたしが決めたことだ。
ここは、おとなしく
従っていただきたい。▼
だが、どうしてもあなたが
われら帝国のやり方に
従えないというのなら▼
人質となっている
妹マリアの身の安全は保障できないが
それでもいいのか?▼
- [ミネルバ]
- ……わかりました。
あなたの指示に
従いましょう……▼
だが、こんなやり方で
アリティアの騎士団が
倒せるとは思えない……▼
いずれきっと
後悔なさる時が来るでしょう。▼
戦闘開始†
- [バヌトゥ]
- のぉ、あんた。
チキという名前の
幼い女の子を見かけなかったかね?▼
チキは
神竜ナーガ一族の
生き残り。▼
あの娘がいないと
メディウスに従うマムクートたちを
倒すのはむずかしい。▼
わしか?
わしは、火竜族のはしくれじゃ。▼
じゃが、ペラティで
大事な石をなくしてしまい
戦うことができぬ。▼
わしも、ともに行くから
一緒にチキを探してくだされ。▼
- [村人]
- マケドニアの王女
ミネルバが使う斧--▼
あれこそ
比類なき最強の斧
オートクレールじゃ。▼
どこで生まれたか
誰が作ったかは
分からぬが▼
その威力は
アカネイア王家の誇る
『三種の武器』に匹敵するという。▼
天駆けるものを守護する
マケドニアの至宝『アイオテの盾』と
共に用いることができれば▼
大陸広しといえど
その竜騎士にかなうものは
おらんじゃろうな。▼
自ターン6終了後(ミネルバver)†
- [ミネルバ]
- やはり
こんな戦いはがまんできない。
帰りましょう。▼
自ターン6終了後(パオラver)†
- [パオラ]
- ミネルバ様がいらっしゃらない以上
戦う必要はありませんね。▼
自ターン6終了後(カチュアver)†
- [カチュア]
- ミネルバ様が帰られたのだから
戦う必要はないわ。▼
自ターン6終了後(エストver)†
- [エスト]
- ミネルバ様が帰っちゃったんだから
戦う必要なんてないよね。▼
ミネルバ撃破時†
- [ミネルバ]
- この傷では、これ以上
戦うことはできないわ。
ひとまず撤退しましょう。▼
パオラ撃破時†
- [パオラ]
- この状態で戦い続ければ
味方の足手まといに……▼
ミネルバ様、申しわけありません。
撤退させていただきます。▼
カチュア撃破時†
- [カチュア]
- これ以上戦っても
この傷では
味方の足を引っぱるだけ……▼
ミネルバ様、申し訳ありません。
ひとまず撤退します。▼
エスト撃破時†
- [エスト]
- こんな体で戦ったら
みんなに迷惑をかけちゃうよ。▼
ミネルバ様、ごめんなさい。
ひとまず撤退します。▼
ハーマイン初戦時†
- [ハーマイン]
- くそっ
ミネルバのやつめ。
わしらを裏切りおって。▼
この上は、お前を
地獄への道連れにしてくれるわ。▼
ハーマイン撃破時†
- [ハーマイン]
- ぐふっ…
う、うらぎり者…ども…め……▼
クリア後†
マムクートの物語 †
- [モロドフ]
- マルス王子
今日は、あなたに
マムクート族のお話をしましょう。▼
- [マルス]
- マムクートって
あの竜人族の?▼
- [モロドフ]
- はい。
これから戦っていく上で
知っておいていただきたいのです。▼
…彼らは、人間が生まれる前から
この大陸に住みついていた
竜の種族と言われています。▼
ですが
竜としての本性は
石に封印されていました。▼
それは
はるか昔に受けた神の罰だ、と
言われています。▼
彼らは、辺境で細々と暮らしを立て
人間と争うこともなく
平和に暮らしていたそうです。▼
ところが、100年ほど前
ドルーア地方に
暗黒地竜メディウスが現れ▼
人間にうらみを持つ
マムクートを集めて
ドルーア帝国を作り上げました。▼
そして、人間界に攻めこみ
またたくまに、この大陸全土を
制圧してしまったのです。▼
もちろん、人間たちも
死に物狂いで戦いましたが▼
メディウスのもつ
強大な力の前に、なんら
なすすべがありませんでした。▼
そんなとき
アンリという1人の若者が現れ
メディウスに立ち向かいました。▼
彼は、ファルシオンという
光り輝く剣をあやつり
見事、メディウスを倒したのです。▼
その若者こそが
アリティア建国の祖
アンリ一世です。▼
しかし、時を経て
ドルーアにあのメディウスが
今、再びよみがえった--▼
- [マルス]
- そこから先は
言わなくてもわかっているよ。
モロドフ。▼
神剣ファルシオンを取り戻し
ドルーアを倒すのが
アリティア王子たるぼくのさだめ--▼
- [モロドフ]
- そうです。
あなたこそアンリの血をひく
唯一の選ばれし者。▼
神剣ファルシオンを
使いこなせるのは
王子、あなたしかいないのです。▼
- [マルス]
- もちろん、そのつもりだよ。▼
志半ばで倒れた父上の遺志をついで
ドルーアを…メディウスを倒し
世界に光を取り戻してみせる!▼
コメント†