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章別会話

24章外伝 異界の塔

ナレーション

大賢者ガトーの指示にしたがって
選び抜いた精鋭たちと共に▼
マルスは、閉ざされた空間へ
乗り込むことにした。▼
そこで何が待ち受けているのか…
マルスの心は不安にゆれていたが▼
神剣ファルシオンもなく
神竜の少女もいない今は▼
わずかでもある可能性にすがる他
マルスたちに残された道はなかった。▼
残してきた仲間たちが
ドルーアの反撃を防いでいる間に▼
なんとしても棺を探し、ガトーの言う
『人』と出会わねばならない。▼
そびえたつ塔を前に、マルスは
自らの心をふるいたたせるのだった。▼

オープニング

異界の塔 

[マルス]
ここが
ガトー様の言っていた塔…▼
[モロドフ]
王子。
塔の中には、見知らぬ軍が
待ち構えているようですぞ。▼
[マルス]
…なるほど
『守り人の試練』というわけか。▼
[モロドフ]
どうなさいますか?▼
[マルス]
立ち止まっている余裕はないよ。
戦おう。▼
まずは
塔内の制圧を目指すんだ!▼

エンディング

よみがえる神竜王  

[モロドフ]
王子
玉座の下に階段がありますぞ!
どこかに通じているようです。▼

(画面暗転)

[モロドフ]
…お話にあった棺とは
これのことですかな?▼
[マルス]
うん、多分ね。
…この棺、まわりに
不思議な文様が入っている。▼
[モロドフ]
はて、この文様
どこかで見たような…▼
[マルス]
ラーマン寺院じゃない?▼
[モロドフ]
…たしかに
おっしゃる通りですな。▼
[マルス]
あそこは神竜の少女がいた場所。
それと同じ文様ということは…▼
[モロドフ]
! 王子!
棺が開きますぞ!▼
[マルス]
なんだって!
しまった
何か仕掛けが…え……▼
…女性?
…あなたが
ガトー様の言っていた…▼
[ナギ]
…あなたは…誰?▼
[マルス]
…ぼくはマルス。
アリティアの王子です。
きみ…あなたは?▼
[ナギ]
…わたし!?
わたしは…ナギ…▼
[マルス]
ナギ…
ガトー様に言われて
あなたを探していました。▼
[ナギ]
ガトー…
聞いたことがある…
でも…思い出せない…▼
[マルス]
…もしや、記憶を?▼
[ナギ]
わからない…
なにも思い出せない…▼
…でも…わかることがある…
わたしは…あなたに呼ばれて
目を覚ました…▼
[マルス]
え!?
ぼくは、なにも……▼
[ナギ]
あなたの魂が…
わたしに…救いを…
だから…目覚めた…▼
そう…あなたは…
この剣を…
ほしがっている…▼
[マルス]
!!
こ、これは、ファルシオン!
どうして、あなたがこれを…▼
[ナギ]
わからない…
でも…あなたは…
これが必要…▼
そして
わたしの力も…▼
[マルス]
あなたの、力?▼
[ナギ]
わたしも…
ともに戦います…▼
さあ…行きましょう…
はるか昔…やり残したことを…
なしとげるために……▼

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Last-modified: 2013-03-13 (水) 15:06:11
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