章別会話
23章 悪の司祭ガーネフ†
ナレーション†
マルス達は、大賢者ガトーの
強力な移動の魔法(ワープ)によって▼
古代都市テーベに運ばれた。▼
かつては、高度な文明を
誇ったと思われる、その街も▼
今は死に絶え、動くものすらない…▼
その中央にあるテーベの神殿…▼
そこに司祭を装う
魔王ガーネフがいるという。▼
マルス達は
失われた神剣ファルシオンを▼
そして、エリス王女を
取り戻すことができるのだろうか…▼
オープニング†
悪の司祭ガーネフ †
- [マルス]
- テーベの神殿…
ここに、ガーネフがいるのか。▼
- [???]
- くくく…マルスよ。
ようやく、ここまで来たか。▼
- [マルス]
- 誰だ!
その声はガーネフか!!▼
(ガーネフ現れる)
- [ガーネフ]
- その通り。
わしこそは
魔王ガーネフだ。▼
くくく……
待っておったぞ、マルス。▼
- [マルス]
- 待っていた、だと?▼
- [ガーネフ]
- そうだ。▼
おまえが大陸の各地で勝利し
厄介な連中を倒して
貴重な武器を持ってくるのをな。▼
おまえのおかげで
カミュもミシェイルも
わが前から姿を消した。▼
感謝しておるぞ。くくく…▼
- [マルス]
- おのれ…なんという…▼
- [ガーネフ]
- かわいそうだが
そろそろ、おまえには
消えてもらわねばならぬ。▼
メディウスは
わが手にファルシオンとマフーが
あるかぎり逆らわぬ。▼
ガトーは俗世に顔を出す気はない…
となれば
ジャマなのはお前だけだ。▼
そう、世界を我がものとするために
お前はジャマなのだよ。
くくく……▼
- [マルス]
- そうはいかない。
お前の思い通りになど
させるものか!▼
- [ガーネフ]
- くくく…
さて、できるかな?▼
お前には
わしの本当の姿すら
見ることができまい。▼
- [マルス]
- …どういうことだ?▼
(ガーネフ消え、モロドフ現れる)
- [モロドフ]
- お、王子!▼
神殿のあちこちに
ガーネフとおぼしきソーサラーが
あらわれたとの報告が!!▼
(モロドフ消え、ガーネフ現れる)
- [ガーネフ]
- くくく…
さあ、戦え戦え!▼
わしの分身どもと
精魂つきはてるまで
戦うがよい。▼
ただし、本物のわしを倒さぬ限り
ファルシオンは手に入らんがな。
ハーッハッハッハッハッ!!▼
戦闘開始†
1ターン終了後 †
- [モロドフ]
- マルス様
ガーネフが用いている魔道器械の
場所がわかりましたぞ。▼
- [マルス]
- どこだ?▼
- [モロドフ]
- 神殿の上にあるテーベの塔…
その中にあるようです。▼
- [マルス]
- じゃあ
ガーネフを倒さなくても
その器械をなんとかすれば……▼
- [モロドフ]
- ガーネフの力…
それも、かなりの力を
封じることができます。▼
- [マルス]
- そのためには
まず塔の入り口の制圧…か。▼
- [モロドフ]
- ただし、ご注意ください。▼
ファルシオンはガーネフが所持し
力を封じたとしても、ガーネフ本人は
マフーに守られています。▼
器械のある塔を制圧すれば
ガーネフの野望自体を
くじくことはできますが▼
ファルシオンを手に入れるには
ガーネフ本人を
倒さねばなりませんぞ。▼
ガーネフ初戦時†
- [ガーネフ]
- くくく…このわしに
戦いをいどむとは
命知らずなやつじゃ。▼
暗黒魔法マフーの恐ろしさ
思い知らせてくれよう。▼
ガーネフ撃破時†
- [ガーネフ]
- ぐぬ…
スターライトとは
ぬかったわ…▼
だが…その程度の力では
メディウスは…倒せぬな…▼
地獄の底で…
おぬしらが…来るのを
ゆっくり…待つとしよう…くくく…▼
クリア後†
ガーネフの最期の後(ガーネフ撃破時) †
- [マルス]
- やっと
ガーネフを倒せたか…▼
ガーネフの逃亡(ガーネフ生存時) †
- [マルス]
- じい! 塔の中にある
魔道器械を止めるんだ!▼
(モロドフ現れる)
- [モロドフ]
- はっ!
すぐに作業にかかります。▼
(画面暗転)
- [ガーネフ]
- …ぬうっ! ぬかったわ。
魔道器械をおさえられるとは…▼
だが、その程度の力では
メディウスは倒せぬぞ…
くくく…▼
(画面暗転)
- [モロドフ]
- ガーネフが逃げます!
追いますか?▼
- [マルス]
- いや、いい。
味方の損害が大きくなるだけだ。▼
魔道器械さえ止めれば
やつが
再び力を持つことはないよ。▼
再会 †
- [兵士]
- マルス王子!
テーベの塔で
エリス様を発見!▼
(マルス現れる)
- [マルス]
- 姉上が!?
ご無事か?▼
- [兵士]
- 少し
おやつれにはなっていますが
お元気です。▼
今、こちらに向かわれ--
おお
いらっしゃったようです。▼
(画面暗転)
- [マルス]
- 姉上!!▼
- [エリス]
- マルス……
立派になりましたね。▼
- [マルス]
- アリティア落城から
行方がわからず心配しておりました。
よくぞ、ご無事で……▼
- [エリス]
- …アリティア落城の時
一時は私も覚悟を決めました。
ですが、私は殺されなかった…▼
ガーネフが
私の命を救ったのです。▼
- [マルス]
- ガーネフが? なぜ……▼
- [エリス]
- マルス
オームの杖は
知っていますね?▼
- [マルス]
- ええ。たしか
死者を復活させるという伝説の杖…
失われたと聞きますが…▼
- [エリス]
- それが
発見されたのです。▼
- [マルス]
- なんですって!
一体どこで?▼
- [エリス]
- 復活の神殿です。▼
- [マルス]
- 復活の神殿…
たしか
ドルーア帝国にある……▼
- [エリス]
- そうです。▼
おそらくガーネフは
そこで、私にオームの杖を
使わせるために助けたのでしょう。▼
あれは
王家の血をひく女性にしか
使えないものですから。▼
- [マルス]
- おそらく…ということは
まだオームの杖は
使われていないということですか?▼
- [エリス]
- ええ。
ガーネフは、メディウスに
杖の事を知られたくなかったらしく▼
ひそかに使おうと
機会をうかがっていたのです。▼
マルス
あなたは、これから
ドルーアに向かうのですね?▼
- [マルス]
- はい。いよいよ
メディウスと
雌雄を決するつもりです。▼
- [エリス]
- では
この戦いで失った仲間を
取りもどしたければ▼
途中にある
復活の神殿に立ち寄るのです。▼
そこへ私を連れてくれれば
たった1人ですが
生き返らせることができます。▼
コメント†