章別会話
10章 プリンセス・ミネルバ†
ナレーション†
敵であるはずのマケドニア白騎士団
カチュアがもたらした情報と要請ーー▼
同盟軍の中にはミネルバ王女が
仕組んだ罠と言うものもいた。▼
しかし、マルスには
レフカンディで見た優しげな女性が▼
みんなが言うような恐ろしい敵とは
どうしても思えなかった。▼
グルニアの大軍が迫る中
マケドニアのマリア王女を助けるため▼
マルスは
ディール要塞への攻撃を決意した。▼
オープニング†
プリンセス・ミネルバ †
- [ジューコフ]
- ミネルバ殿
勝手に持ち場を離れ
何をしに来られた?▼
もし、貴女が少しでも
おかしな動きをすれば▼
マリア王女の
身の安全は保障できぬぞ。
そのこと、分かっているのか?▼
- [ミネルバ]
- …いや、あなたに
逆らうつもりはない。▼
ただ、少しの間でいい。
マリアに会わせてはくれぬか。▼
あの娘は、まだほんの子供。
きっと
悲しい思いをしているだろう。▼
将軍…頼む。
マリアに一目
会わせてほしい。▼
- [ジューコフ]
- それは、できぬ相談だな。▼
マリア王女は大事な人質。▼
妹姫が心配なら
下手な考えを起こさず
おとなしく命令に従うことだ。▼
(ミネルバ消え、兵士現れる)
- [兵士]
- 将軍! 大変です。
ディール要塞の東に
反乱軍が現れました!▼
- [ジューコフ]
- なに!
なぜ、こんなところに
反乱軍が来るのだ!?▼
くそっ!
とにかく
竜騎士団に出撃を命じよ。▼
それと、本隊に
援軍を要請することも忘れるな。▼
奴らが要塞に入る前に
なんとしても
撃破するのだ!▼
(ジューコフ・兵士消え、ミネルバ現れる)
- [ミネルバ]
- 反乱軍……
マルス王子、か…▼
戦闘開始†
民家(左)†
- [村人]
- ミネルバってのは
マケドニアの王女なんだ。▼
だけど
妹がドルーアに捕まってるから
仕方なく戦ってるらしい。▼
みんなは怖がってるけど
本当は
とても優しい人なんだって。▼
なんとか
助けてやれないものかな。▼
民家(右)†
- [村人]
- この世界には
偉大なる3人の司祭がいた。▼
大司教ミロア
闇の魔王ガーネフ
そして伝説の大賢者ガトー。▼
しかし、ミロア亡き今
魔王ガーネフを倒せる者は
おらんだろうな。▼
会話(マルス→敵軍マリア)†
- [マリア]
- あっ、あなたがマルス様ね。
(へえー、ステキな人なんだ)
助けてくれてありがとう。▼
わたしが助かったことを
姉に伝えてください。
きっと喜んでくれるから。▼
それと…
これからは、わたしも
マルス様のお力になります。▼
お側に置いてください。
ね、いいでしょ!▼
会話(敵軍ミネルバ→マルス)†
- [ミネルバ]
- マルス王子ですね。
はじめまして。
マケドニアのミネルバです。▼
マリアを助けていただき
ありがとうございました。▼
いろいろ事情があったにせよ
今まで敵対して
申し訳ありませんでした。▼
…兄ミシェイルをはじめ
マケドニア軍の多くは、いまだ
ドルーア帝国に加担しています。▼
しかし、彼らは私にとって父の仇…
かなうなら、私自身の手で
倒したいと思っています。▼
ただ、私の部下たち…▼
特に白騎士団の
パオラ、カチュア、エストの三姉妹は
お助けください。▼
彼女たちは
反乱を恐れたドルーアにより
私から引き離されてしまいました。▼
ですが、私が生きている事を知れば
喜んで仲間に加わるでしょう。▼
マケドニアを踏みにじった
憎いドルーア--▼
そのドルーアを倒すために
私たちも
王子と共に戦わせてください。▼
マリア撃破時†
- [マリア]
- ああ…
ミネルバ姉様……▼
ミネルバ撃破時†
- [ミネルバ]
- 王子…マケドニアを…
どうか…▼
ジューコフ初戦時†
- [ジューコフ]
- くそ! たよりない奴らめ。
この上は
わし自らが相手になってやる!!▼
ジューコフ撃破時†
- [ジューコフ]
- アカネイア同盟軍……
強い…強すぎる……▼
クリア後†
大司祭の忘れ形見 †
- [ニーナ]
- マルス
あなたは、アカネイアの
ミロア大司教を知っていますか?▼
- [マルス]
- はい。
かつてアカネイアを守っていた
偉大な司祭様で▼
たしか、オーラという
強力な魔法を使われたとか…▼
しかし、ドルーアに味方した
魔王ガーネフと戦い
亡くなられたと聞きます。▼
- [ニーナ]
- ええ。
でも、司祭様には
リンダという娘がいて▼
彼女が、オーラを
受け継いだらしいのです。▼
ですが、リンダはその後
行方が知れません。▼
きっと
悲しい目にあっている事でしょう。▼
マルス、お願いです。
リンダをさがしてください。▼
ミロア司祭様に代わって
私たちで、あの娘を
守ってあげたいのです。▼
コメント†