章別会話
序章 起†
ナレーション†
その昔、大陸は、竜人族の王
暗黒竜メディウスに侵略され▼
人々は
恐怖と絶望の中にあった。▼
しかし…奇跡がおこった。▼
大陸の一地方アリティアの若者が▼
神剣を手に暗黒竜を打ち倒したのだ。▼
大陸は再び平和な時代を迎えた。▼
だが、その100年後--
暗黒竜は復活した。▼
世界支配の野望をもつ魔王と
手を組み、大陸の国々を攻撃。▼
大陸は再び闇にのみこまれつつあった。▼
かつて暗黒竜を倒した英雄の血をひく
アリティアの国王は▼
暗黒竜を倒すため
神剣を持って出撃。▼
その一子、マルス王子は
母や姉と共に▼
隣国の同盟国の守備兵たちと
父王の留守を守りながら▼
文武の修行にはげむ日々を
送っていた。▼
そんなある日の夜--▼
Prologue
序章
オープニングシナリオ†
事の始まり †
- [兵士]
- マルス王子
お休みのところを失礼します。▼
- [マルス]
- どうしたんだい?▼
- [兵士]
- エリス様がお呼びです。▼
- [マルス]
- 姉上が?▼
- [兵士]
- 急ぎの用とのことです
身支度をととのえて
広間に来るようにと。▼
- [マルス]
- …なにかあったの?▼
- [兵士]
- グラに遠征している軍に
異変があったようです。
くわしいことは自分にも…▼
- [マルス]
- そうか。
わかった、ありがとう。▼
(場面転換)
- [マルス]
- 姉上は、広間に来いと
おっしゃっていたな。▼
遠征軍に異変…
父上の身に
何かあったのだろうか。▼
戦闘開始†
マップ南の狭い通路を通過後†
- [兵士]
- いたぞ、マルス王子だ!▼
- [マルス]
- !!
なんだ、お前たちは?▼
- [兵士]
- われわれはグラ軍の者だ。▼
マルス王子
われらに投降されよ。
手向かえば容赦はせぬ。▼
- [マルス]
- 投降!? どういうことだ?
お前たちは
同盟国グラの兵だろう?▼
- [兵士]
- ククク…
王子は何も知らないと見える。▼
まあよい、いずれわかるさ。
今は武器を捨てて、おとなしく…▼
- [マルス]
- 断る。▼
- [兵士]
- なにっ!▼
- [マルス]
- ぼくはアリティアの王子だ。▼
自分の国、自分の城で
他国の軍に投降するいわれはない!▼
- [兵士]
- フン、こわっぱのくせに
一人前の事を。▼
ならば、その命をいただくまでだ。
あの世で後悔するがいい!!▼
マップ北の狭い通路を通過後†
- [兵士]
- むっ、手向かうか!▼
- [マルス]
- あっ、広間の玉座が…▼
今、姉上が来られたら
御身が危ない。
早く取り返さねば!▼
クリア後†
城からの脱出 †
- [エリス]
- マルス、無事でしたか。▼
- [マルス]
- 姉上、一体何が…▼
- [エリス]
- 落ち着いて聞くのですよ。
父上がドルーア・グルニアの
連合軍に敗れました。▼
- [マルス]
- なんですって!▼
- [エリス]
- 同盟国グラが裏切って
背後から
攻撃してきたらしいのです。▼
偵察の報告では
父上がご無事かどうかも
定かではないと…▼
- [マルス]
- 父上が…そんな…▼
- [エリス]
- それに乗じて
グラから送り込まれた軍が
この城を落とそうとしています。▼
こちらは分断されて
離れにおられた
母上の安否もわからぬ有様…▼
- [マルス]
- そうでしたか…▼
- [エリス]
- それで
今後のことなのですが--▼
マルス、これから私の言うことを
よくお聞きなさい。
あなたは、城を脱出するのです。▼
- [マルス]
- !!▼
- [エリス]
- 城に残っていた兵はわずか……
残念ですが
落城は時間の問題でしょう。▼
私たちも後を追いかけます。
あなたは先行して
突破口を開くのです。▼
- [マルス]
- …わかりました。
お任せください。▼
- [エリス]
- ジェイガンたちを
城門に待たせてあります。▼
彼らと合流して
一刻も早く城を出るのです。
いいですね。▼
- [マルス]
- はい。
では姉上、後ほど…▼
(場面転換)
- [エリス]
- 無事、生きのびるのですよ。
マルス……▼
コメント†