章別会話
エピローグ†
ナレーション†
暗黒竜メディウスの消滅と共に
ドルーア帝国は
再び闇へと消え去った。▼
長きにわたったアカネイアの戦乱も
ここにようやく終わりの時を迎える。▼
暗黒におおわれていた大地にも
再び光がよみがえり▼
そして、マルスの長い旅も
今、ようやく終わろうとしている……▼
エンディング1(シーダ生存時)†
- [シーダ]
- マルスさま、
ようやく、終わりましたね。▼
- [マルス]
- うん。やっと、この日が来たね。
…長かった……▼
- [シーダ]
- その…マルスさまは
これから
どうなさるのです?▼
- [マルス]
- ぼくは
アリティアに帰るつもりだ。▼
戦乱に荒れ果てた大地を
一日でも早く
立て直さないと。▼
- [シーダ]
- そうですか…
…タリスには
戻られないのですね……▼
- [マルス]
- いや、そんなことはないよ。▼
まず、君の父上へ
ご報告に行くつもりだから
タリスには戻るよ。▼
- [シーダ]
- わたしが言っているのは
そういうことでは……▼
…いえ
…なんでもありません。
失礼します……▼
(シーダ立ち去る。代わってニーナが現れる)
- [ニーナ]
- どうしたのです、マルス。
シーダが、悲しそうな顔をして
出ていきましたけど。▼
- [マルス]
- いえ、その、実は……▼
(場面、暗転しその後再び明るくなる)
- [ニーナ]
- …なるほど
事情はわかりました。▼
マルス、あなたは
一番大切な事を
ごまかしていますね。▼
- [マルス]
- 私が、ですか?
私はなにも……▼
- [ニーナ]
- シーダをタリスに戻して
あなたはアリティアに帰る。
本当にそれでいいのですか?▼
- [マルス]
- いいも悪いも
それが自然な形ですから…▼
- [ニーナ]
- …本当は良くないのなら
シーダに
はっきりと伝えるべきです。▼
思いは口にすることで
はじめて翼を持つもの。▼
逃げてはだめですよ。
あなたは勇者なのですから▼
- [マルス]
- ……▼
(マルス建物を出て行き、場面は庭園のようなところに変わる)
- [マルス]
- …シーダ、ちょっといいかい?▼
- [シーダ]
- ?▼
- [マルス]
- ぼくの思いを伝えておきたいんだ。
君さえよければ…その…
一緒にアリティアへ来てくれないか?▼
- [シーダ]
- !!▼
- [マルス]
- タリスで海賊と戦ってから今日まで
ずっと君は
ぼくの側にいてくれた。▼
君の存在が
どれだけ
ぼくの心を支えてくれたことか。▼
だから、その…
うまく言えないけど
これからもずっと側にいてほしい…▼
- [シーダ]
- マルスさま…
もちろん、よろこんで……▼
エンディング1(シーダ死亡時)†
- [ニーナ]
- マルス…ご苦労さまでした。
ようやく
終わりましたね。▼
あなたの努力によって
世界は救われました。▼
- [マルス]
- ぼくの力だけではありません。
共に戦ってくれた仲間たち▼
そして、死んでいった者たちの
助けがなければ
ここまで来られませんでした。▼
- [ニーナ]
- そうですね…
あなたにも、大きな犠牲を
はらわせてしまいましたね。▼
…シーダを失ったこと
本当に
なんと言ったらいいのか……▼
- [マルス]
- …どんなことがあっても
絶対に
守ってやるつもりでした。▼
でも、結局は
ぼくの失敗で
シーダを失ってしまった。▼
今思えば
ぼくの方こそ、シーダに
守られていたのかもしれません。▼
シーダ…ぼくなんかと
一緒に戦ったばっかりに……▼
- [ニーナ]
- マルス、そんなに
自分を責めないで。▼
…ごめんなさい。
私がマルスを不幸に
巻き込んだのかもしれません。▼
『アルテミスの定め』…
愛する人と決して結ばれない
悲しい運命の伝説……▼
アルテミスの子孫である私
そして
アンリの子孫であるマルス。▼
その運命に2人とも従うことでのみ
勝利を
約束されたのかもしれません。▼
だから
メディウスを倒して得たこの平和…
大切に守っていきましょう。▼
私たちのような悲劇を
2度と繰り返さないために……▼
エンディング2†
こうして、神剣ファルシオンと
それにまつわる
一つの伝説が幕を閉じた。▼
これは
その戦いの記録である。▼
―以下戦績表示―
コメント†