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ゲーム攻略 天馬騎士団

会話集/支援会話/ヘクトル


ヘクトル⇔リン

支援レベルC

[リン] (左)

ヘクトル、
ちょっといい?

[ヘクトル] (右)

なんだ?

[リン] (左)

エリウッドから
聞いたんだけど、
エリウッドとヘクトルは、
よく手合わせをしてたのよね?

[ヘクトル] (右)

ああ。
それがどうした?

[リン] (左)

だったら、私とも
手合わせしてみない?

[ヘクトル] (右)

お前と?

やめといた方がいいぜ。
お前の細腕じゃ、
俺に傷はつけらんねーよ。

[リン] (左)

! 女だからって
力がないって言う気!

[ヘクトル] (右)

違うって、
男だの女だのは関係ねえ。
ただ、俺の鎧は
重騎士並なんだぜ。
剣士のお前じゃ、
相手にはならねーよ。

[リン] (左)

・・・・・・!
そう、そういうこと。
ヘクトルは私の力量を
そう判断してるわけね。

[ヘクトル] (右)

だから、意味が違うって
言ってんだろ!
オズインの奴から昔
訓練中に教わったんだが、
重騎士と剣士ってのは
どうしたって相性が・・・

おい・・・お前なんか
目がすわってねえか?

[リン] (左)

決闘を申し込むわ!
ヘクトル!!

見てなさい! 後で
その言葉後悔させてあげる!

[ヘクトル] (右)

おい・・・

支援レベルB

[ヘクトル] (右)

おい、リン。

[リン] (左)

・・・・・・

[ヘクトル] (右)

リン!

[リン] (左)

何。

[ヘクトル] (右)

あ、あのな・・・
手を抜くのは、相手への
侮辱だと思ったから・・・
俺の方も、本気でやったぜ?

[リン] (左)

・・・・・・

[ヘクトル] (右)

それにしても、驚いたぜ。
お前の剣の腕は
俺が思ってたより、よっぽど・・・

[リン] (左)

ええ、ありがとう。

あなたに一本とられて、
自分の未熟さがよく分かったわ。

[ヘクトル] (右)

・・・聞いてるか、人の話?

[リン] (左)

今忙しいの。
新しい突きの形を
訓練してる最中だから。

[ヘクトル] (右)

お、そういや
構えがちょっと違うな。
その突きは、
どういう時に使うんだ?

[リン] (左)

・・・重騎士並の鎧をつけた
斧使いを相手にする時。

(ヘクトル、上下に揺れる)

[ヘクトル] (右)

俺対策かよ!?

リン、別にそこまで
張り合うことねえだろ。
俺たちは
仲間なんだからよ。

[リン] (左)

・・・それは、わかってるわ。
でもこれは、
私の・・・心の問題。
今の私が、エリウッドやヘクトルの
足を引っ張ってるなんて許せないの。
私だって戦えるんだから。
必ずもっと強くなってみせる・・・

[ヘクトル] (右)

おい、リン!

支援レベルA

[ヘクトル] (右)

リン。

[リン] (左)

ヘクトル・・・

[ヘクトル] (右)

なあ、リン。
俺たちが初めて
会った時のこと、覚えてるか?

[リン] (左)

ええ。 よく覚えてるわ。
ラウス侯に、キアラン城が
乗っ取られて・・・
おじいさまが捕まっていた。

そこに、エリウッドと・・・
あなたが助けに来てくれた。
それから一緒に、
ラウス兵と戦って・・・

[ヘクトル] (右)

リン。
俺たちはなんで今
一緒にいるんだ?

[リン] (左)

それは・・・

[ヘクトル] (右)

仲間だからだろ?
もし、お前が
俺よりずっと強かったら、
お前は俺なんか
役立たずだって言うわけか?

[リン] (左)

そんなこと・・・
あるはずないじゃない。

[ヘクトル] (右)

この旅じゃ
何も戦いだけが能じゃねえ。
戦う力だけが
すべてだってんなら、
マリナスなんか
どうしようもねえぞ?

[リン] (左)

それは、そうだけど・・・

[ヘクトル] (右)

・・・お前は弱くねえ。
それは俺が保証してやる。
ただ、
俺が強すぎただけだ。

[リン] (左)

ぷっ・・・

[ヘクトル] (右)

な、なんだよ!?

[リン] (左)

だって、おかしくて。
ヘクトル、真顔でそんなこと
言い出すんだもの。

[ヘクトル] (右)

悪いか!? これでも
俺は俺なりにだな・・・

[リン] (左)

ええ、わかってる。
・・・ありがとう。
そんなに必死になって
くれるなんて・・・意外だった。
ヘクトルって、見かけによらず
世話好きなの?
私を勇気づけようと
色々声かけてくれるなんて・・・

[ヘクトル] (右)

・・・別に、誰にでもって
わけじゃねえがな。

[リン] (左)

え?

[ヘクトル] (右)

お、敵だ!

行くぜ、リン!
遅れずについて来いよ!

(リン、上下に揺れる)

[リン] (左)

なによ!
ちょっと、待ちなさいよ!!

ヘクトル⇔オズイン

支援レベルC

[オズイン] (左)

・・・・・・

[ヘクトル] (右)

オズイン!
俺は一人で大丈夫だ。
お前は他の連中を
助けてやったらどうだ?

[オズイン] (左)

そうは参りません。
私はウーゼル様から
ご命令を受けております。
ヘクトル様をお守りするのが
私の役目ですので。

[ヘクトル] (右)

俺の居心地が悪いんだよ!

でかい図体の男二人、
なんだって四六時中
顔つき合わせなきゃいけねーんだ?

[オズイン] (左)

ヘクトル様さえ
我慢して下されば、
特に問題は
ないように思いますが?

[ヘクトル] (右)

・・・・・・そうか。
悪かったな、わがまま言って。

[オズイン] (左)

わかって下されば
結構です。

[ヘクトル] (右)

今のは、
嫌味だったんだけどな?

[オズイン] (左)

ええ、わかってますとも。

(ヘクトル、上下に揺れる)

[ヘクトル] (右)

オズイン、てめっ・・・!

[オズイン] (左)

ヘクトル様、ここは戦場ですよ。
戦いに集中して下さい。

(ヘクトル、上下に揺れる)

[ヘクトル] (右)

・・・くそっ!
どうせ俺は
集中力が足んねーよ!!

支援レベルB

[オズイン] (左)

ヘクトル様。

[ヘクトル] (右)

なんだオズイン、
また小言か?

[オズイン] (左)

先ほどから拝見していましたが、
中々に見事な戦いぶり・・・
このオズイン、
我が眼を疑わんばかりです。

[ヘクトル] (右)

お! めずらしく
わかってんじゃねーか!

[オズイン] (左)

特にその斧さばき、
相当な訓練の賜物とお見受けします。
どちらで習われたのですか?

[ヘクトル] (右)

そりゃ、おまえ
闘技場にきまってんだろ!
連日、学問所を抜け出しちゃー
戦士どもと腕を競い合ってたからな。

[オズイン] (左)

ほう・・・
闘技場に通われてたと。

[ヘクトル] (右)

そうそう、兄上に
告げ口されないよう
教師どもを脅して・・・って、

あれ?

[オズイン] (左)

とうとう尻尾をつかみましたよ!
やはり、ウーゼル様の
お言いつけを破っておられたか。

オスティア侯弟ともあろう方が
連日、闘技場に入り浸られるなど
ウーゼル様がこの場におられれば
なんとおっしゃったことか・・・

(ヘクトル、上下に揺れる)

[ヘクトル] (右)

わかった!

(ヘクトル、上下に揺れる)

[ヘクトル] (右)

わかったから
兄上の名前を出すのは勘弁してくれっ!!

[オズイン] (左)

・・・2度と行かないと
約束されるのでしたら
考えなくもないですが?

[ヘクトル] (右)

もう絶対に行かねーから!
男同士の約束だ!!

[オズイン] (左)

では、そのように。

(ヘクトル、上下に揺れる)

[ヘクトル] (右)

ちくしょう! この
性悪じじいめ!!

[オズイン] (左)

思い違いを正すならば、
・・・私はまだ30代です。
ですから“性悪じじい”ではなく
“性悪おやじ”が適当ではないかと。

では、失礼。

[ヘクトル] (右)

へ? 30代・・・って
嘘だろう??

支援レベルA

[オズイン] (左)

ヘクトル様
ご無事ですか?

[ヘクトル] (右)

ああ。
さすがに、敵も手ごわく
なってきやがったな。

[オズイン] (左)

はい。
鎧に命を救われるような場面も
何度かある始末・・・
くれぐれもお気をつけを、
ヘクトル様。

[ヘクトル] (右)

・・・なあ、オズイン。
お前には、
いろいろ苦労をかけるな。

[オズイン] (左)


[ヘクトル] (右)

兄上の命令とはいえ、
俺なんかについちまったせいで
気苦労だのなんだの、
いろいろ大変だろ?
何かあったら
俺に言えよ、な?

[オズイン] (左)

・・・実のところを申せば、
ヘクトル様の目付け役に
任じられた時、
我が手に負えるものか
少々不安がありました。

しかし、この旅を続けるうち
気付いたこともあります。
ヘクトル様は、言葉遣いも乱暴で
物腰も粗雑ですが・・・
誰よりも実直でまっすぐだ。
このような機会を下さった
ウーゼル様に感謝しております。
これを苦労などと
感じたことはございません。

[ヘクトル] (右)

オズイン・・・
・・・・・・そうか・・・

いや、
ならいいんだ。

[オズイン] (左)

はい、これからも
喜んでお仕えします。

[ヘクトル] (右)

だったら・・・お前の老け顔は
俺のせいじゃないよな。

[オズイン] (左)

・・・は?
今、何か・・・?

[ヘクトル] (右)

なんでもねーよ
気にするな!

(ヘクトル、上下に揺れる)


[ヘクトル] (右)

よし! なら、
しっかりついてこい!
行くぜ!

ヘクトル⇔マシュー

支援レベルC

[マシュー] (左)

ども! 若様。
ご無事ですか?

[ヘクトル] (右)

お、マシューか。

[マシュー] (左)

若様がめちゃくちゃ強いってのは
よく知ってますけどね。
おれにできることなら、
なんでも言ってくださいよ。
言ってくれれば、敵から
きずぐすりくらい調達してきますから。

[ヘクトル] (右)

ああ、そん時は頼むぜ。

[マシュー] (左)

ところで、なんか
腹へりませんか?

[ヘクトル] (右)

ん、そういやそうだな。
保存用の食料でも
持ってきときゃよかったか。

[マシュー] (左)

まかせてくださいよ。
こんなこともあろうかと、
ちゃんと出発前に入れときました。

[マシュー] (左)

若様の荷物袋の中に・・・
ほら、ありましたよ。

[ヘクトル] (右)

お、気が利くな。

・・・ってお前、
俺の荷物に入れてたのかよ!?

[マシュー] (左)

若様は力持ちですからね。

[ヘクトル] (右)

そういう問題じゃねえだろ!?
やけに俺の荷物だけ
重いと思ったら・・・
仮にも自分の主君に
荷物持ちさせんじゃねえっ!

[マシュー] (左)

まあまあ、そういうとこが
若様のいいとこじゃないですか。

[ヘクトル] (右)

こいつは・・・
・・・やれやれ、俺には
ロクな臣下がいねえぜ。

[マシュー] (左)

あ、若様!
待ってくださいって!

支援レベルB

[マシュー] (左)

若様!
待ってください!

[ヘクトル] (右)

なんだ、また食料か?

[マシュー] (左)

違いますって。 そんな根にもつこと
ないじゃないですか。
そうじゃなくて、
おれも若様にお供しますよ!

[ヘクトル] (右)

マシュー?
どうしたんだお前?
お前は後方で
いろいろ役目があるだろ。
なにもわざわざ前線の奴と
肩並べなくたっていいんだ。

[マシュー] (左)

まあまあ、おれだって
剣ぐらいは使えますからね。

[ヘクトル] (右)

けどお前・・・

[マシュー] (左)

大丈夫ですって。
いざとなれば、若様が
ついててくれるじゃないですか。

[ヘクトル] (右)

お前なあ・・・

[マシュー] (左)

すいません、若様。
でもたまには、おれにも
若様の手伝いさせてください。
できるだけ迷惑はかけませんから、
頼みますよ。

[ヘクトル] (右)

・・・ったく、しょうがねえな。
お前がそうしたいってんなら
これ以上止めねえけど。

だが無理はすんじゃねえぞ。
いいな?

[マシュー] (左)

はい、わかってますって!

支援レベルA

[マシュー] (左)

若様!

[ヘクトル] (右)

お、マシューか。
だいぶいい体つきに
なったみたいじゃねえか。

[マシュー] (左)

若様に比べたら、
まだまだですけどね。

[ヘクトル] (右)

しかし結構、お前も変わったよな。
昔はレイラにも、密偵は
戦うもんじゃねえって言ってたのによ。

[マシュー] (左)

ええ、まあ。
前は、それが格好いいと
思ってたんですよ。
へたに汗かくより
戦いは他の誰かにまかせといて、
おれはきっちり裏方の任務
こなしてりゃいいってね。
けど、この旅に出てから・・・
ちょっと心境の変化ってやつが
ありましてね。

[ヘクトル] (右)

そうか・・・

よし! ならいっちょ
俺と手合わせしてみるか?

[マシュー] (左)

へ!?
か、かんべんしてくださいよ!
おれなんか、若様の斧がかすっただけで
吹っ飛びますって。

[ヘクトル] (右)

いや、やってみなきゃ
わかんねえぜ。
荷物の恨みつらみ・・・
いや、借りは返さねえとな。

(マシュー、上下に揺れる)

[マシュー] (左)

言い直しても
一緒じゃないですか!

あんな昔のこと根にもつなんて
若様らしくないですよ?

[ヘクトル] (右)

問答無用だ!
行くぜ!!

ヘクトル⇔フロリーナ

支援レベルC

[???] (画面外)

・・・・・・

[フロリーナ] (画面外)

・・・あの・・・・・・

[ヘクトル] (中央右)


[フロリーナ] (画面外)

・・・あ・・・あの・・・

[ヘクトル] (中央右)

ん?
なんか聞こえたような・・・

[フロリーナ] (画面外)

・・・・・・

[ヘクトル] (中央右)

・・・・・・
気のせいか。

[ヘクトル] (中央右)

・・・あ・・・・・・

支援レベルB

(フロリーナ、上下に揺れる)

[フロリーナ] (中央左)

あの、助けてくれて・・・
ありがとうございました・・・!

私のこと、覚えていますか?
私・・・キアラン家に仕えてる、
フロリーナです。

[フロリーナ] (中央左)

・・・言えたわ。

(フロリーナ、上下に揺れる)

(フロリーナ、上下に揺れる)


[フロリーナ] (中央左)

ね、私・・・
ちゃんと言えてたわよね?
ヒューイ!

これで、もう・・・
・・・ヘクトルさまの前でも
大丈夫なはず・・・

[フロリーナ] (中央左)

さあ、勇気をだして
フロリーナ!
深呼吸をして・・・
大きな声で
言わないとだめよ。
・・・・・・・・・

[フロリーナ] (中央左)

も、もう一度だけ
練習・・・

深呼吸して・・・

[フロリーナ] (中央左)

ヘクトルさま!

[ヘクトル] (右)

なんだ?

(フロリーナ、上下に揺れる)

[フロリーナ] (中央左)

!!

[ヘクトル] (右)

あ、おまえ
リンのとこの・・・

(フロリーナ、上下に揺れる)

[フロリーナ] (中央左)

きゃあっ

(フロリーナ、上下に揺れる)


[フロリーナ] (中央左)

す、すみません〜!!

[ヘクトル] (右)

なんなんだよ、いったい。
俺は・・・化け物か!?

支援レベルA

[フロリーナ] (右)

・・・・・・はぁ

[ヘクトル] (画面外)

ってぇ! こら!
放せって、このバカ羽馬!!

[フロリーナ] (右)


[フロリーナ] (中央左)

この野郎っ!
よーし、いい度胸だっ、
この一発で、
あの世に送ってやるからな!!

(フロリーナ、上下に揺れる)

[フロリーナ] (右)

ヒューイ!

[フロリーナ] (中央左)

あ?

[フロリーナ] (右)

・・・あ、あの・・・
この子が・・・
私のペガサスが・・・
なにかしましたか・・・?

[フロリーナ] (中央左)

このバカ羽馬は、おまえのか!?

こいつ、いきなり俺の腕を
くわえたかと思うと、
力任せに引っ張りやがって!

エリウッドたちの手前、
すぐに手出しはしなかったが・・・
ここなら、いいだろう。
ぶっとばしてやるぜ!!

[フロリーナ] (中央右)

だめぇっ!!
ヒューイを、ぶたないで!
お願いです・・・
罰なら、私が・・・!!

[フロリーナ] (中央左)

・・・なんだ、でけぇ声
だせるんじゃねーか。

[フロリーナ] (中央右)

・・・え?

[フロリーナ] (中央左)

おまえ、なんか言いたそうに
俺の周りをうろついてたろう?
いったい何のつもりか聞いてやろうと
声をかけたら逃げ出すし。

リンに、なんとかしろっつったら、
俺みたいなムサい男が
「大事な親友に近寄らないで!」
ときたもんだ。

俺にどうしろっつーんだよ?
はっきり言ってみろ。
聞いててやるから。

[フロリーナ] (中央右)

は・・・はい・・・
あの・・・
・・・初めてお会いした時・・・
助けていただいて・・・
ありがとうござい・・・ました。

・・・・・・い、言えた。

(フロリーナ、上下に揺れる)


[フロリーナ] (中央右)

言えたわ!

(フロリーナ、上下に揺れる)

[フロリーナ] (中央右)

ヒューイ!!

[フロリーナ] (中央左)

・・・助けた? 俺がおまえをか?

[フロリーナ] (中央右)

え・・・ はい・・・ あの・・・
ラウスで・・・ペガサスが・・・
落ちて・・・その・・・・・・

[フロリーナ] (中央左)

覚えがねぇな。

(フロリーナ、上下に揺れる)

[フロリーナ] (中央右)

・・・・!

・・・そ・・・そうです・・・か
すみません・・・私・・・
・・・私・・・・・・

[フロリーナ] (中央左)

ばーか、ウソに決まってんだろ。

[フロリーナ] (中央右)

え・・・

[フロリーナ] (中央左)

忘れるかよ、そのバカ羽馬といっしょに
俺の上に降ってきたろ?

[フロリーナ] (中央右)

あ・・・ はい。

[フロリーナ] (中央左)

おまえ、さ。
なんかほっとけねぇよな。
俺の近くで戦えよ。
・・・庇ってやるから。

[フロリーナ] (中央右)

・・・ヘクトルさま・・・
・・・・・・ふぇ・・・ぇ・・・

[フロリーナ] (中央左)

ちっ 泣くなよ。

・・・こーゆーめんどくさい女は
好みじゃねーはずなんだがなぁ。

ヘクトル⇔セーラ

支援レベルC

[セーラ] (左)

あ、ヘクトル様っ

[ヘクトル] (右)

ん?

[セーラ] (左)

何か私に言うこと
あるんじゃないですか?
ほらほら、
遠慮しなくていいですって。

[ヘクトル] (右)


何を言えってんだ?

(セーラ、上下に揺れる)

[セーラ] (左)

もう! 感謝の言葉に
決まってるじゃないですか。

[ヘクトル] (右)

なんで俺が?

[セーラ] (左)

ほら、ヘクトル様
私に言いましたよね。
おまえは、
オスティアで留守番してろって。

[ヘクトル] (右)

ああ。

[セーラ] (左)

でも、心優しくて気がきいちゃう
有能な私は、
ヘクトル様のためを思って
ついて来てあげたんですから!

「ありがとう」って一言でも
両手いっぱいの宝石でも
なんでも受付中ですよ?

[ヘクトル] (右)

命令無視をほめろってか?
正直、お前がそばにいると
戦いにくいんだが・・・

(セーラ、上下に揺れる)

[セーラ] (左)

もう!
またそんな邪険にして!
ヘクトル様、わかってます!?

[ヘクトル] (右)

なにがだ?

[セーラ] (左)

この部隊には、シスターって
私だけなんですよ?

[ヘクトル] (右)

ああ、そういや
確かにそうだな。
誰か代わりがいてくれりゃ
いいんだが・・・

(セーラ、上下に揺れる)

[セーラ] (左)

もう!
またそんないじわる言う!
私が本気にしたら
どうするんですか!?

[ヘクトル] (右)

いや、わりと
素直な気持ちなんだが・・・

支援レベルB

[ヘクトル] (右)

なあ、セーラ
エリミーヌ教の杖ってのは、
信仰心がなくても使えるもんなのか?

[セーラ] (左)


あっ! 今遠まわしに
私の悪口言いましたね!

(セーラ、上下に揺れる)

[セーラ] (左)

もう! なんで
そんなこと言うんですか!
毎晩、私が枕を
涙でぬらしてるのも知らないで!!

[ヘクトル] (右)

・・・想像できねえな。

[セーラ] (左)

私は生まれた時から、
高貴で繊細なんですってば!
ヘクトル様は
どうせ知らないでしょうけど
私、こう見えても
貴族の生まれなんですから!

[ヘクトル] (右)

へえ?
俺が知らないとなると、
リキア諸侯の遠縁かなんかか?

[セーラ] (左)

いいえ、由緒正しき
エトルリアの伯爵家ですよ。

[ヘクトル] (右)

・・・マジか、おい?

[セーラ] (左)

当然、マジですよ。
だから本当は、私のことは
セーラ様って呼ばないとダメなんです。
でも、ヘクトル様だから
特別に許してあげてるんですからね!

[ヘクトル] (右)

あんま想像できねえけど、
まあ、そうなんだな?
で、どこの伯爵家なんだ?

[セーラ] (左)

えっと・・・実は
私も・・・よく知らないんです。

[ヘクトル] (右)

はあ?

[セーラ] (左)

家柄とか相続とか、
いろいろ難しい事情があって・・・
両親は、赤ちゃんの私を
修道院に預けることにしたんです。
だから、なんて名前の伯爵か、
両親がどんな人か、知らないけど・・・
でも、すごく優しくて
美形なのは間違いないです!

[ヘクトル] (右)

会ったこともないのにか?

[セーラ] (左)

だって、生まれた子供が
私なんですから!!
当然、両親の美しさだって
想像できちゃうでしょ?

ヘクトル様?
ちゃんと聞いてます!?

支援レベルA

[ヘクトル] (右)

なあ、セーラ。
おまえがいた修道院は
オスティアにあったんだよな?

[セーラ] (左)

そ、それが・・・
どうかしたんですか?

[ヘクトル] (右)

いや、オスティア領内で
今残ってる修道院つったら、
兄上が爵位を継いだ時に
建て直しされたとこしか・・・

[セーラ] (左)


[ヘクトル] (右)

・・・やっぱり、あそこなのか。

[セーラ] (左)

・・・そ、そうですよ。
戦争で身寄りを失った子とか、
貧しい村から売られた子とか・・・
そういう子たちの
孤児院も兼ねて・・・ます。

[ヘクトル] (右)

・・・俺も、1度だけ慰問したが
ひどい有様だった・・・
兄上が援助資金をだしてからは
少しは、まともになったようだが・・・

[セーラ] (左)

た、確かに・・・
食べる物もほとんどなくて、
寒い冬に、暖炉(だんろ)にくべるまきも
毛布の一枚も・・・なかったけど・・・

でも、私は平気でしたよ!
だって、そんなの
今だけだって、わかってたから!!

[ヘクトル] (右)

お、おい!
落ち着けって!!

[セーラ] (左)

私は本当に、エトルリアの
伯爵家の血を引いてるんです!
家の事情で、今は
会えないだけなんです!!

でもいつか・・・ きっといつか、
本当の両親が、私を
迎えに来てくれるんですっ!

[ヘクトル] (右)

・・・・・・

[セーラ] (左)

お父さんもお母さんも
本当は優しい人で、
修道院にいる私のこと、
ずっと暖かく見守ってて・・・
ぜ、絶対っ・・・
そうなんですから・・・

[ヘクトル] (右)

セーラ・・・

[セーラ] (左)

な、なんですか!?
そんな顔やめてください!
本当なんですから!
本当に私は・・・

[ヘクトル] (右)

わかった・・・
わかったから、な。
もう泣くな。
誰も、おまえの話を
疑ってなんていねえんだから。

[セーラ] (左)

わ、わかってますよっ、
そんなの。

[ヘクトル] (右)

そうか。

[セーラ] (左)

・・・私、もう行きますね。
誰かケガしてないか、見てこないと!

[ヘクトル] (右)

セーラ!
なんか困ったことがあったら
俺かオズインに相談しろよ。
親が迎えにくるまでは、俺たちの方が
家族みたいなもんだからな。

[セーラ] (左)

!!

[ヘクトル] (右)

じゃ、行くか。

[セーラ] (左)

・・・私の家族にしては、
ずいぶん、むさくるしいけど・・・

・・・でも、がまんしてあげても
いいかな・・・
・・・・・・・・・

ヘクトル⇔ファリナ

支援レベルC

[ヘクトル] (右)

おい、ファリナ
ちょっと待て!

[ファリナ] (左)

何?
ヘクトル様。
私はこれから、報酬にふさわしい
腕前を見せなきゃいけないんだけど。

[ヘクトル] (右)

その報酬のことだがな。
俺の家臣から、イリア傭兵の
相場ってやつを聞いたんだよ。

[ファリナ] (左)

・・・え?

[ヘクトル] (右)

ふつうは一戦ごとの契約で、
しかも見舞金なんか関係ねえらしいな。
2万ゴールドなんて
ありえねえ額だって言ってたぞ。

[ファリナ] (左)

それは・・・

[ヘクトル] (右)

報酬はランクごとに騎士団で
定められてるんだろ?
お前の実力ならせいぜい
2000Gが妥当だって・・・

(ファリナ、上下に揺れる)

[ファリナ] (左)

違うわよ!
私は4000Gなんだから!

[ヘクトル] (右)

ほう、4000か。

[ファリナ] (左)

あ・・・

[ヘクトル] (右)

なにが2万ゴールドだ!
お前やっぱりふっかけてやがったな!?

[ファリナ] (左)

べ、別に
ふっかけたわけじゃないわ。
私の実力に比べて、
今までが少なすぎただけよ。

[ヘクトル] (右)

目線が泳いでるぞ、おい。

[ファリナ] (左)

それにほら、今回は長期の
任務になるじゃない。
ペガサスの食事とか
必要になるじゃない。

[ヘクトル] (右)

ほう。 で、こいつは何食うんだ?
にんじんか?

(ファリナ、上下に揺れる)

[ファリナ] (左)

違うわよ!
ペガサスを馬扱いする気!?

[ヘクトル] (右)

馬じゃねえか!

(ファリナ、上下に揺れる)

(ファリナ、上下に揺れる)

[ファリナ] (左)

違うわよ!
ペガサスは高貴な生き物なのよ!
食べ物だって高貴な
にんじんじゃないといけないの!

[ヘクトル] (右)

にんじんじゃねえか!

(ファリナ、上下に揺れる)

(ファリナ、上下に揺れる)

[ファリナ] (左)

違うわよ!
と、とにかく!
もらった以上はきっちり働くから。
それで文句ないでしょ!
じゃあ見てなさいよ!

[ヘクトル] (右)

あ、おいこらっ!

支援レベルB

[ファリナ] (右)

ふぅ・・・
・・・・・・

[ヘクトル] (左)

おい、ファリナ!
ちょっと話が・・・


おい、どうかしたのか?

[ファリナ] (右)

・・・・・・
あ、あれ?
ヘクトル様じゃない。

[ヘクトル] (左)

お前、相当つかれてんな。
いいから、ちょっと休んどけ。
無理しなくていいからよ。

[ファリナ] (右)

いやよ。
優しい雇い主のふりしたって、
だまされないわよ。
もらった報酬は
絶対返さないからね。

[ヘクトル] (左)

ばか、金の話は
関係ねえだろうが。
お前そんな金金言ってると、
いやしい人間だと思われるぞ。

[ファリナ] (右)

別に構わないわよ、
お金さえもらえれば。
お金に執着するのがいやしいなんて、
貧しさを知らない人の言葉じゃない。

[ヘクトル] (左)

そりゃ・・・
そうかもしれねえが。
金で買えないものだって
あるだろうが。

[ファリナ] (右)

そんなもの、
私には必要ないわ。
じゃ、私もう行くから。
行くわよ、マーフィ。

[ヘクトル] (左)

お、おい
ちょっと待て・・・!

[ファリナ] (右)

え・・・ちょっ・・・

(ファリナ#右、上下に揺れる)

[ファリナ] (右)

きゃあっ!

(ヘクトル#左、上下に揺れる)

[ヘクトル] (左)

うわっ!

[ファリナ] (中央右)

いたたた・・・

[ヘクトル] (中央左)

わ、悪い!
大丈夫か?

(ファリナ、上下に揺れる)

[ファリナ] (中央右)

わ、私が
疲れてるのをいいことに、
ムリヤリ不純なふるまいに
及ぼうとしたわね!

[ヘクトル] (中央左)

違うだろ! だ、だから
悪いって言ってんだろ!?

っていうか落ちてきたお前と
ぶつかって痛えのは俺の方だぞ!
お前といいフロリーナの奴といい、
なんでこう・・・

[ファリナ] (中央右)

!! 私の妹まで、
毒牙にかけたっていうの!?

[ヘクトル] (中央左)

かけてねえ!
いい加減そこから離れろ!

[ファリナ] (中央右)

そりゃ、私たちフィオーラ、
ファリナ、フロリーナの三姉妹は
イリアを代表する
美人姉妹だけど・・・

三人とも俺のものにしてやるぜ、
へっへっへ・・・とか想像してたでしょう!

[ヘクトル] (中央左)

お前が今
想像したんだろうがっ!?

[ファリナ] (中央右)

ふん、やっぱり貴族なんて
みんなおんなじよね。
私たち傭兵を
モノ扱いしてるのよ!

[ヘクトル] (中央左)

おい、ファリナ!
・・・ったく、あいつの頭の中は
どうなってんだ・・・?

支援レベルA

[ファリナ] (右)

・・・はぁ・・・はぁ・・・
ちょっと・・・
無理したかな・・・?
なんか・・・体が・・・

[ヘクトル] (左)

おい、ファリナ!
やっと見つけたぞ!!
この間の話だが・・・

!?
おい、ファリナ!?

[ファリナ] (右)

姉さん・・・

[ヘクトル] (中央左)

おい!?
しっかりしろ!

[ファリナ] (右)

ん・・・

[ヘクトル] (左)

気がついたか?

[ファリナ] (右)

あれ、私・・・?

[ヘクトル] (左)

いきなりぶったおれやがって、
マジであせったぜ。
大丈夫か?

[ファリナ] (右)

あ・・・ありがと。
一応、お礼を言っとくわ。
あなたがいなくても自分で
なんとかできたとは思うけど。

[ヘクトル] (左)

かわいげのねえ女だな、
まったく。
お前あんまり一人で
無茶すんなよ。
やばい時は、俺や他の奴に
相談すりゃいいだろうが。

[ファリナ] (右)

相談なんかしたって、
しょうがないじゃない。
傭兵の私たちを、わざわざ
助ける義理なんてないじゃない。

[ヘクトル] (左)

お前な!

[ファリナ] (右)

私たちは傭兵、
お金で雇われた駒よ。
甘い仲間意識なんて、
期待する方が間違ってる。
私たちが信用できるのは、
お金だけなんだから。

[ヘクトル] (左)

お前・・・

[ファリナ] (右)

それじゃ私、もう行くから。

[ヘクトル] (中央左)

待てよ、おい。

[ファリナ] (右)

な、何よ。

(ファリナ、上下に揺れる)

[ファリナ] (中央右)

ち、ちょっとやだ
は、離してってば!

[ヘクトル] (中央左)

ったく
しょうがねえな・・・
お前、しばらくは
うろうろするなよ。
また倒れてもいいように、
俺の傍から離れるな。

[ファリナ] (中央右)

い、いやよ。
私を無能あつかいして
報酬減らす気でしょ?

[ヘクトル] (中央左)

馬鹿言え!
契約なんか関係ねえ。
目の前に死にそうな奴がいるのに
ほっとけるわけねーだろうが!

[ファリナ] (中央右)

あ・・・
ち、ちょっと・・・

[ヘクトル] (中央左)

ほら、行くぞ。
俺は他の奴より強いんだ、
どうってことねえ。
こっちが勝手に助けるって言ってんだ、
素直に甘えとけ。

[ファリナ] (中央右)

・・・わ、わかったわよ。


最終更新
2006/02/08
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鈴木三さん、色さん、武良美波さん、フルハトさん、K-sonさん、Fouluさん、竜宮出雲さん、きぃさん
Thanks!
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