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ゲーム攻略 天馬騎士団

会話集/支援会話/エリウッド


エリウッド⇔ヘクトル

支援レベルC

[ヘクトル] (左)

よぉ、エリウッド!
無事だな?

[エリウッド] (右)

? 僕なら大丈夫だ。

[ヘクトル] (左)

そっか。

[エリウッド] (右)

ヘクトル、ちょっと待て!
何か用があるんじゃないのか?

[ヘクトル] (左)

いや、とりあえず生きてて
元気に戦ってて、問題なし。

俺の見てないとこで無茶なこと
やってねえか、気になっただけだ。

[エリウッド] (右)

それはお互いさまだろう?

[ヘクトル] (左)

俺はいいんだよ、
頑丈にできてるからな。
少しくらい無理したって
どうってことねえ。

しかし、おまえは生まれつき
あんまり丈夫な方じゃねえし、
旅にも慣れてねえんだ、
無理を続けると、そのうちぶっ倒れるぞ。

[エリウッド] (右)

ヘクトルと比べれば、ほとんどが
ひ弱に分類されるんじゃないか?
・・・どちらにしても、戦いは
体力だけが勝敗を決めるわけじゃない。
君と、12歳の時から続けている
ふた月に一度の手合わせでも、
30戦14勝12敗4分けで、
僕が勝ち越しているしね。

[ヘクトル] (左)

あぁ? ちょっと待て!
確かこの間の勝負で、
31戦13勝13敗5分けのはずだぜ?

[エリウッド] (右)

いや、僕の方が正しい。

[ヘクトル] (左)

なんだよ。 その自信は
どこからくるもんなんだ?

[エリウッド] (右)

・・・学問所での算術の時間、必ず
大いびきで寝ていたのは誰だ?

[ヘクトル] (左)

うっ。

[エリウッド] (右)

・・・心配してくれた
気持ちだけは受け取っておく。
さ、戦いに戻るぞ!

[ヘクトル] (左)

おい! 待てよ!!
・・・ちっ。

支援レベルB

[エリウッド] (右)

どうしたんだ、ヘクトル?
あくびなんかして。
戦いの場で不謹慎だぞ。

[ヘクトル] (左)

・・・いや、なんか
夢見が悪くってな。

[エリウッド] (右)

夢? どんな夢なんだ?

[ヘクトル] (左)

・・・笑うなよ?

[エリウッド] (右)

? わかった。

[ヘクトル] (左)

・・・小さな女の子を肩に乗せてる、
すっげえヒゲ面の大男がでてきた。

その女の子が、そいつを「おとうさま」って
にこにこしながら呼んで、
その「おとうさま」ってのも
「我が愛しい娘よ」って返す。

・・・って感じの短いもんなんだが、
なんかこう、遠い記憶にあったような
なかったような・・・

男の方は俺の親父に似てる気もするんだが、
だとしたら、女の子は誰かわかんねえし。
とにかく、えらく可愛い子だったぜ。

[エリウッド] (右)

女の子の髪の色は?

[ヘクトル] (左)

青だ。

[エリウッド] (右)

男の髪とヒゲの色は?

[ヘクトル] (左)

確か、青かったな。

[エリウッド] (右)

じゃあ、きっと
君の未来の姿だよ。
すごいヒゲ面か・・・
はははは

[ヘクトル] (左)

笑うなっつったろ!
・・・しかし、あれが俺だとすると
気にいらねえな。

[エリウッド] (右)

どうして?

[ヘクトル] (左)

俺の娘とおぼしき女の子は
後からでてきた男のガキに
連れて行かれちまった。

・・・まてよ、そのガキの髪は
赤かったように思うんだが・・・

[エリウッド] (右)

いいがかりはよせよ。
赤い髪なら他にも・・・

[ヘクトル] (左)

いーや! あれは絶対
フェレ家の面構えだったぜ!
いくらおまえと俺の仲でも、
娘は絶対、嫁にやらねーからな!!

[エリウッド] (右)

ヘクトル!

・・・正夢になったら、
大変そうだな。

支援レベルA

[エリウッド] (右)

ヘクトル、覚えているか?

[ヘクトル] (左)

何を?

[エリウッド] (右)

今から、
ちょうど十年前だ。

オスティアで、代々リキア諸侯が行う
盟約の儀式があっただろう?
「リキアの領地が他の侵略を受けた時は、
みなが一丸となって戦う」・・・
親たちがその儀式をしている間、
僕たち子供は、
一つの部屋に集められていた。

[ヘクトル] (左)

ああ、覚えてるぜ。
「貴族の子息としてのたしなみ」とかで
椅子に座って、ムダに動かず
横の奴と談笑をしながら待ってろって
閉じこめられたんだったな。

ついてねぇことに、俺の右隣が
あのラウスのエリックで
最初はやたらに、こび
へつらってやがったっけな。

[エリウッド] (右)

そうそう。 あの時は
みんな初対面だったから
エリックも、君の性格を知らず
オスティア侯公子に取り入ろうと
必死で話しかけてたようだね。

[ヘクトル] (左)

へっ あいつは、あの時から
口だけの野郎だったな。
「リキアの未来のために
僕らも力を合わせていこう」とか
言って、いざってとこで逃げやがって。

[エリウッド] (右)

それを責めるのは可哀想だよ。
いきなり「よし、じゃあ俺たちも
誓いの儀式をするぞ!!」って
立ち上がるなり、ナイフで自分の
手のひらを切りつけたんだ。
他のみんなも、その場で固まっていた。

[ヘクトル] (左)

互いに、自分で傷つけた手のひらの血を
差し出して合わせる・・・

昔から伝わる勇敢な戦士の慣わし
だって聞いてたからな。
男なら、一度はやってみたいだろう?
ま、誓いをかわす度胸があった奴は
一人だけだったけどな。

[エリウッド] (右)

・・・あの時、君の手をとったことを
僕は今でも誇りに思っている。

[エリウッド] (右)

僕たち二人は、
生涯志を同じくする友。
一方が危機に陥った時は、
命を賭けて相手を守る・・・

あの約束を憶えていたから、
駆けつけてくれたんだろう?

[ヘクトル] (左)

これからも、
その誓いを破る気はないぜ。

[エリウッド] (右)

僕も同じだ。

[ヘクトル] (左)

じゃあ、せいぜい長生きしようぜ。
お互いが、よぼよぼのじーさんになっても
駆けつけれるようにな。

[エリウッド] (右)

ああ、もちろんだ。
・・・死ぬなよ、ヘクトル。

[ヘクトル] (左)

おう!
おまえこそ、俺より先に死んだら
絶対に許さねぇからな!!

エリウッド⇔リン

支援レベルC

[リン] (右)

エリウッド!

[エリウッド] (左)

リンディス?
どうかしたのかい?

[リン] (右)

さっきから見てたけど
あなたのその剣技、相当なものね。
私、知らなかったわ、
エリウッドがそんなに強いなんて。

[エリウッド] (左)

それなりに訓練は積んできたよ。
ただし、実戦で役立つかは
少し不安なとこがあったけどね。

[リン] (右)

その剣、
どこで学んだの?

[エリウッド] (左)

基礎は、父上に教わった。
後は、マーカスから
訓練を受け、
ヘクトルとも、ふた月に一度
手合わせをしている。

[リン] (右)

じゃあ今度、私と
手合わせしてみない?

[エリウッド] (左)

きみと?
もちろん、構わないが。

[リン] (右)

言っておくけど、
手加減しようなんて思わないで。
私、本気で行くから、
気を抜いたら、ひどい目に合うわよ。

[エリウッド] (左)

もちろん、わかっている。
全力でお相手しよう。

支援レベルB

[リン] (右)

・・・エリウッドは、他の
リキア諸侯のことにも詳しいわよね?
エリウッドやヘクトル以外にも
私と年の近い公子はいる?

[エリウッド] (左)

ああ、もちろん。
たくさんいるよ。

[リン] (右)

じゃあ、その中には
公女もいるわね。
私、剣を使う人となら
仲良くなれると思うんだけど・・・
どう? そんな人はいる?

[エリウッド] (左)

うーん・・・
そうだな・・・

[リン] (右)

あ、剣じゃなくても
弓でも槍でも斧でも・・・

[エリウッド] (左)

僕が知る限り、
武術に長けた公女はいないな。
それどころか、彼女たちが
城の外に出ることは、ほとんどない。
顔をあわせるのは、
晩餐会(ばんさんかい)の席くらいだ。

[リン] (右)

晩餐会か・・・
やっぱりね。
私は草原育ちだから、
礼儀作法もわからない・・・
まいったなぁ・・・

宰相のレーゼマンさんから、
病気のおじいさまの代行で
いろんな席に顔を
ださないといけないから
キアラン公女としての“たしなみ”を
身に付けるよう言われてるの。
友だちができれば、教えて
もらえるかと思ったんだけど・・・

[エリウッド] (左)

苦労するね。

(リン、上下に揺れる)

[リン] (右)

ね、エリウッドが教えてくれない?
リキア公女らしい立ち居振る舞い!

(エリウッド、上下に揺れる)

[エリウッド] (左)

む、無茶言わないでくれ。

[リン] (右)

・・・やっぱりだめ?

ふぅ・・・ おじい様にも
私みたいな孫で、ごめんなさいだわ。
亡くなった母さんは、おしとやかで
とてもキレイな人だったのに・・・

[エリウッド] (左)

リンディスも、とても
きれいじゃないか。

(リン、上下に揺れる)

[リン] (右)

えっ・・・
エ、エリウッド!?
何を・・・

[エリウッド] (左)

こないだの手合わせの時も、
ずっと思っていた。
あの流れる風のような動き・・・
まるで美しい舞いを見ているようだとね。

[リン] (右)

あ、剣のこと・・・ね。
それなら、別に良いんだけど・・・

支援レベルA

[リン] (右)

ねえ、エリウッド。

[エリウッド] (左)

やあ、リンディス。
この間の手合わせより、
かなり腕を上げたみたいだね。
僕も負けずに、
がんばらないとな。

[リン] (右)

その・・・
手合わせもいいんだけど、
もし良かったら、
他のことも教えてくれない?

[エリウッド] (左)

他のこと?

[リン] (右)

えっと、ほら!
公女のでなくていいから、
貴族としての礼儀作法とか・・・

[エリウッド] (左)

構わないけど・・・
でも、あまり無理をする
必要はないと思うよ。
焦らなくてもいいだろう。

[リン] (右)

でも・・・ 私、やっぱり
公女らしくないから。
おじい様は、混血の
私を迎え入れてくれたけど・・・
他のリキア貴族の人たちは、
認めてくれないと思う。
私に流れるサカの血が・・・
おじい様に恥をかかせるんだわ・・・

[エリウッド] (左)

随分、弱気になったんだな。
リンディスらしくもない。

[リン] (右)

・・・え?

[エリウッド] (左)

カートレーで初めて
きみを見た時、
なんて強い瞳の
持ち主だろうと思った・・・

その時のリンディスは、
リキア貴族の血を引くことに
戸惑っていたが、
自分の中にある
サカの血には、
絶対の自信と
誇りを持っていただろう?

その気持ちを思い出すんだ。
きみは、他と同じでなくていい。

[リン] (右)

・・・・・・
そう・・・そうね。
私、少し・・・
自分を見失っていたみたい。
ありがとう、エリウッド。
なんだか・・・すっきりした。

[エリウッド] (左)

いいよ、そんなこと。

[リン] (右)

草原にいたころはね・・・
私、貴族なんて大嫌いだった。
でも、今は違う。
一年前、あなたに
出会ったおかげよ。
あなたが私を
信じてくれたから。
私を助けてくれたから。

[エリウッド] (左)

僕だって、きみに
助けられてここまで来た。
きみは僕の大切な仲間だ、
助け合うのは当然だよ。

じゃあ、行こうか。

[リン] (右)

ええ!

エリウッド⇔ニニアン

支援レベルC

[ニニアン] (左)

エリウッド様・・・

[エリウッド] (右)

ニニアン。

[ニニアン] (左)

あの・・・
ありがとうございました。

[エリウッド] (右)

どうしたんだい?
急に改まって。

[ニニアン] (左)

リンディス様から
聞きました・・・
一年前・・・
私を助けてくださったのは
エリウッド様だと・・・

[エリウッド] (右)

ああ、その事かい。

[ニニアン] (左)

申し訳ありません。
私、気を失っていて・・・
助けてくださったエリウッド様に、
十分なお礼もできず・・・

[エリウッド] (右)

ニニアン、気にしなくていい。
僕が好きでしたことなんだから。

[ニニアン] (左)

・・・でも。

[エリウッド] (右)

困ったな・・・ そうだ!
今度、時間が空いた時に
ゆっくり君の踊りを見せてほしい。
いつもの短いのではなく、
とっておきのものがあれば、それを。

[ニニアン] (左)

とっておきの踊りを、ですか?

[エリウッド] (右)

ごめん、ちょっと
図々しかったかな?

[ニニアン] (左)

いいえ、全然!
あの・・・ 私、喜んで。

[エリウッド] (右)

そうか、じゃあ約束だ。
楽しみにしているよ。

[ニニアン] (左)

は、はい。

支援レベルB

[エリウッド] (右)

フェレにはね、年に一度、
収穫を祝う祭りがあるんだ。
領地内に暮らす人が、みな
お酒を飲んだり踊ったり・・・

[ニニアン] (左)

とても、楽しそうですね。

[エリウッド] (右)

ニニアンもぜひ、
来るといい。
きみの踊りを見れば、
みんな大喜びすると思う。
この間、見せてくれたものも
とても美しかったからね。

[ニニアン] (左)

ありがとうございます。

[エリウッド] (右)

ニニアンを見たら、
踊り好きの母は喜ぶだろうな。
お祭りの時は、若い娘のように
うかれて、夜中まで踊ってるんだ。
父上はいつも
「しょうがないやつだ」って言いながら、
それでも、最後まで
ちゃんと相手を務めていて・・・
あ・・・

[ニニアン] (左)

・・・・・・

[エリウッド] (右)

・・・すまない。
きみが父上のことで、つらい思いを
しているのは知っていたのに。

[ニニアン] (左)

そんな・・・
エリウッド様に比べれば・・・

[エリウッド] (右)

ニニアン、
前にも言ったろう?
父上の死は、
きみのせいじゃない。
きみが責任を感じることは
何もないんだ。

[ニニアン] (左)

エリウッド様・・・
違うんです・・・
それだけでは・・・
ないんです。

[エリウッド] (右)


[ニニアン] (左)

私・・・私は・・・
エリウッド様を・・・
だましているんです。

[エリウッド] (右)

だます?
それは、いったい・・・

[ニニアン] (左)

それは・・・

ごめんなさい・・・

[エリウッド] (右)

ニニアン・・・?
泣かなくていい。
何があったのかは
わからないけれど・・・
きみがそんなふうに
悲しむ顔は見たくない・・・

支援レベルA

[エリウッド] (右)

ニニアン。

[ニニアン] (左)

あ・・・
エリウッド様・・・

[エリウッド] (右)

やっとつかまえた。
どうしたんだい、ニニアン。
そんな顔をして。

[ニニアン] (左)

わたしのことは・・・
いいんです。
エリウッド様のお傍に
いられる資格なんて・・・
わたしには、ないんです・・・
わたしは・・・あなたを
だましているのですから・・・

[エリウッド] (右)

この前きみが
言ってた話か・・・
ニニアン・・・
きみは、僕たちに
秘密にしている事があるんだね。

[ニニアン] (左)

はい・・・

[エリウッド] (右)

でも、
それが何かは言えない。
そうだね?

[ニニアン] (左)

・・・はい・・・

[エリウッド] (右)

だったら、それでいい。

[ニニアン] (左)

え・・・?

[エリウッド] (右)

ニニアンがつらいのなら、
無理に話さなくていいんだ。
いつか、話せる時が来たら
・・・聞かせてくれ。

[ニニアン] (左)

でも・・・わたしは・・・
自分を偽って・・・
エリウッド様や
みなさんをだまして・・・

[エリウッド] (右)

ニニアン。
僕はきみが好きだ。
何があっても、
それだけは変わらないから。

[ニニアン] (左)

エリウッドさま・・・

[エリウッド] (右)

きみの秘密がなんだろうと、
僕の気持ちは変わらない。
きみを悲しませるものがあるなら、
僕がそれを取り払う。
だから、もう泣かなくていい。
きみが、いつでも笑顔でいられるなら
そのためにはなんだってしよう。

こんな気持ちになった女性は
君が初めてなんだ、ニニアン。

[ニニアン] (左)

エリウッド様・・・
わたし・・・
わたし・・・
エリウッドさま・・・
エリウッドさま・・・

エリウッド⇔マーカス

支援レベルC

[マーカス] (左)

エリウッド様、
ご無事ですか!

[エリウッド] (右)

マーカス?
ありがとう、
僕なら大丈夫だ。

[マーカス] (左)

恐れながら・・・
エリウッド様、戦闘は
なるべく避けられた方が。
敵など、このマーカスが
蹴散らしてみせましょう。
エリウッド様は私に同行し、
安全に旅を続けられれば・・・

[エリウッド] (右)

そんなわけには
いかないよ。
これは僕が言い出した旅だ。
僕が責任を負わないと。

[マーカス] (左)

エリウッド様・・・!
いつの間にか、
立派になられましたな。
このマーカスは
嬉しいですぞ・・・

[エリウッド] (右)

・・・大げさだな、
マーカスは。

[マーカス] (左)

しかしながら、少々
寂しい気もいたしますな。
エリウッド様が
お生まれになった時、
ちょうど私は騎士叙勲を受けた
ばかりでした。
幼い頃は、あれほど私に
なついてくださったのに・・・

[エリウッド] (右)

そ、そんなこと
言われても困るよ。

支援レベルB

[マーカス] (左)

エリウッド様・・・

[エリウッド] (右)

マーカス?

[マーカス] (左)

この旅の間、エリウッド様の
ご様子を拝見しておりましたが・・・

[エリウッド] (右)

ど、どうしたんだ?
改まって・・・

[マーカス] (左)

・・・この旅を通して、
さらに成長なさいましたな。
戦いに赴く
その凛々しいお姿、
お父上にも劣らぬ
風格が漂っておりますぞ。

[エリウッド] (右)

そ、そうだろうか?

[マーカス] (左)

はい。 このマーカス、
不覚にも目頭があつく・・・

[エリウッド] (右)

大げさだな
マーカスは。

・・・そういえば、
父上が昔話してくれたよ。
マーカスは、父上が若い頃の
戦にも参加していたんだな。

[マーカス] (左)

はい。
あの頃の私はまだ
見習い騎士の身でしたが、
エルバート様の指揮のもと、
非力ながら槍を振るいました。

[エリウッド] (右)

そして、今度は僕の旅に
加わっていてくれる。

[マーカス] (左)

私はエルバート様に
約束いたしました。
お戻りになられるまでの間、
エリウッド様をお守りすると。
フェレ騎士としての使命、
必ず果たす所存です。

[エリウッド] (右)

今のフェレがあるのは・・・
きみのおかげだ。
ありがとう、マーカス。

[マーカス] (左)

もったいないお言葉。

支援レベルA

[マーカス] (左)

エリウッド様!

[エリウッド] (右)

マーカス。
きみも無事かい?

[マーカス] (左)

・・・くっ・・・

[エリウッド] (右)

マ、マーカス!?
どうしたんだ、
いきなり・・・!?

[マーカス] (左)

戦いのさなかにも関わらず、
臣下のことを思うそのお心・・・
これほど辛く
過酷な戦いだというのに・・・
エリウッド様はその優しさを
失っておられない・・・

[エリウッド] (右)

・・・相変わらず大げさだな
マーカスは。

[マーカス] (左)

エリウッド様、どうか
そのお心を大切に。
フェレに帰還した後も、
そのお心で皆をお導きください。

[エリウッド] (右)

ああ、
みんなでフェレに帰ろう。
そのためにも、
この戦いに勝たなければ。
道半ばで倒れれば、フェレで待つ
母上を悲しませてしまう・・・

[マーカス] (左)

なに、心配はご無用。
このマーカスがついております。
エリウッド様は、必ず
無事にフェレへ帰還されます。
そして美しく優しいお后をめとられ、
立派にエルバート様の後を継がれる。
そのお子が成長され、
戦いに出られるその時は・・・

必ずやこのマーカスが
お供いたしましょう。

[エリウッド] (右)

マーカス・・・
きみは本当に、フェレ騎士の
名にふさわしい人だ。
ありがとう。
その時が来たら、頼むよ。

[マーカス] (左)

しかしながら・・・
エルバート様がエレノア様と
婚約されたのは、
ちょうどエリウッド様の御年。
フェレに忠誠を誓う家臣と致しましては、
なにとぞ一刻も早くお后を・・・

[エリウッド] (右)

マ、マーカス!

エリウッド⇔ロウエン

支援レベルC

(ロウエン、上下に揺れる)

[ロウエン] (右)

エリウッド様っ!
大変ですっっ!!

[エリウッド] (左)

どうしたんだ
ロウエン!?

[ロウエン] (右)

どうか、お許しを!
おれとしたことが・・・
うっかりしていました。

(ロウエン、上下に揺れる)


[ロウエン] (右)

・・・ああっ!
マーカス将軍に
知られたら・・・
おれはお仕舞いだ・・・!!

[エリウッド] (左)

ロウエン?
何があったのか
話してくれないか?

[ロウエン] (右)

・・・は、はい。
・・・・・・
・・・その・・・
エリウッド様は今朝
・・・朝食を
どうなさいましたか?

[エリウッド] (左)

朝食?

[ロウエン] (右)

朝食を・・・召し上がって
おられませんよね!?

[エリウッド] (左)

あ、ああ
確かに。
忙しくて、
うっかりしていたな。

(ロウエン、上下に揺れる)

[ロウエン] (右)

やっぱりっ!!!
おれが・・・
おれが寝坊したために
エリウッド様が
朝食抜きに・・・!!!

[エリウッド] (左)

ロ、ロウエン。
一度食事を抜かしたところで
たいしたことは・・・

[ロウエン] (右)

そんなことはありませんっ!
これは許されない
重大な過失ですよ!
「腹満たされずして
心もまた満たされず」
格言にもあるでしょう!?

[エリウッド] (左)

・・・初耳だ。

[ロウエン] (右)

じゃあ、今からしっかり
覚えていて下さい!
「腹満たされずして
心もまた満たされず」
覚えましたか!?

[エリウッド] (左)

あ、ああ。

[ロウエン] (右)

よかった!
それじゃあ、今から
何か食べる物をお持ちし・・・
・・・ ・・・

[エリウッド] (左)

ロウエン?

[エリウッド] (左)

どうしたんだ
ロウエンっ!?

しっかりしてくれっ!!

支援レベルB

[エリウッド] (右)

ロウエン!
体調はどうだ?

[ロウエン] (左)

これは、エリウッド様!
この間は、目の前で失神するなどと、
お見苦しいところを・・・

[エリウッド] (右)

それは別に構わないんだが・・・
ちょっと聞いてもいいかい?

[ロウエン] (左)

はい! なんなりと!!

[エリウッド] (右)

この間、ロウエンが倒れたのは・・・
本当に朝食を食べなかったせいなのか?

[ロウエン] (左)

もちろんです!!

[エリウッド] (右)

そうか・・・

[ロウエン] (左)

え!? エリウッド様は
倒れないんですか?

[エリウッド] (右)

食事を数回抜いただけでは
倒れたりしないよ。

[ロウエン] (左)

そうなんですか!?
・・・変わってるなぁ。

[エリウッド] (右)

・・・・・・

[ロウエン] (左)

どうかしましたか、
エリウッド様?

[エリウッド] (右)

いや、軽いめまいが・・・

[ロウエン] (左)

!! エリウッド様、
もしや・・・

[エリウッド] (右)


[ロウエン] (左)

朝食をキチンと
食べませんでしたね!?

(ロウエン、上下に揺れる)

(ロウエン、上下に揺れる)


[ロウエン] (左)

あぁっ! だからあれほど、
ご注意申し上げたのに!!

[ロウエン] (左)

少々お待ち下さい!
今すぐ、何かお持ちしますっ!!

[エリウッド] (右)

ロウエン、待て!
・・・・・・

[エリウッド] (右)

・・・マーカスに
注意すべきだろうか・・・

支援レベルA

[エリウッド] (左)

ロウエン。

[ロウエン] (右)

あ! エリウッド様!!
今日はどうですか?
しっかり朝食、
召し上がりましたか!?

[エリウッド] (左)

・・・それなりに。

[ロウエン] (右)

そうですか!
よかった!!

[エリウッド] (左)

・・・ロウエン、
そのことなんだが・・・

[ロウエン] (右)

お味はどうでした?
今日のは、自分でも上手く
いったほうだと思うんですけど・・・

[エリウッド] (左)

! ちょっと待ってくれ。
僕が食べている食事は・・・
ロウエンが用意してくれてるのか?

[ロウエン] (右)

はい。

[エリウッド] (左)

従騎士の君が・・・ どうして?

[ロウエン] (右)

おれの父は、フェレの先代侯爵様・・・
つまりエリウッド様のおじいさまの
専属料理人だったんです。
腰を悪くして、お暇をいただいたんですが
エルバート様は、父の料理の味を
覚えていてくださったようで・・・
領地の見回りでお供させていただく時は
いつもおれが、お食事の用意を
させていただいておりました。

[エリウッド] (左)

そうだったのか・・・

[ロウエン] (右)

エリウッド様の好みは
わかりませんが・・・
この旅で用意しているのは、
エルバート様が好まれていた
メニューばかりなんですよ。
少しでも、お口に合うと
よいのですが・・・

[エリウッド] (左)

・・・従騎士の君には
不寝番や、見回り・・・
色々な雑務が絶えないはずだ。
なのに、そんな手間をかけなくとも・・・

[ロウエン] (右)

エルバート様が
行方不明になられてから・・・
エリウッド様の
食が細くなってきているのを
エレノア様とマーカス将軍が、
ひどく心配されていたのです。
それで、この旅に出てから
おれが試しに作ってみたところ、
いつもよりは多くお召し上がりだったので
それからは、ずっと。

[エリウッド] (左)

ロウエン・・・
僕は、何も知らず・・・

[ロウエン] (右)

お気になさらないで下さい。
エリウッド様のご健康が
おれたちの喜びなんですから。

[エリウッド] (左)

・・・ありがとう。
今日から、無理してでも
残さず食べることにしよう。
本当に、おいしいもの
ばかりなんだから・・・

[ロウエン] (右)

はい!

エリウッド⇔ハーケン

支援レベルC

[ハーケン] (左)

エリウッド様。

[エリウッド] (右)

ハーケンか。
どうしたんだ?

[ハーケン] (左)

おそれながら、
申し上げます。
これからの戦いは、我ら臣下に
お任せいただけないでしょうか?

[エリウッド] (右)

ハーケン・・・?

[ハーケン] (左)

エリウッド様は我が軍の
中心となるべきお方。
万が一の危険を考えれば、安全な後方に
待機していただくのが得策かと。

[エリウッド] (右)

ハーケンは心配症だな。
僕なら大丈夫だよ。
・・・たしかに、僕はまだ未熟だ。
きみたちには心配をかけて
すまないと思っている。
しかし・・・

[ハーケン] (左)

いえ、エリウッド様の
お力を疑うわけではありません。
フェレにおられた頃より、
さらに腕をみがかれたご様子。
今や、エルバート様にも
劣らぬほどに成長なさいました。

ですが、だからこそ・・・
私は不安なのです。
どうか、くれぐれも
ご無理だけはなさらぬよう・・・

支援レベルB

[ハーケン] (左)

エリウッド様。

[エリウッド] (右)

ハーケンか。

[ハーケン] (左)

差し出がましいようですが、
今一度申し上げます。
どうか、ご自分の安全を
お考え下さい。
エリウッド様は戦わず、
この私にすべてお任せを・・・

[エリウッド] (右)

ありがとう、ハーケン。
でも・・・
僕には、戦わなければ
ならない理由がある。
この旅の目的を
果たすまでは、
逃げて生き延びることなど
考えることはできない。

[ハーケン] (左)

エリウッド様、
ですが・・・

[エリウッド] (右)

僕に万一のことが
あった時は・・・母上を頼むよ。
一人きりになった母上を、
フェレのみんなで支えて欲しい。

[ハーケン] (左)

・・・おそれながら。
それは、
承知いたしかねます。

[エリウッド] (右)

ハーケン・・・?

[ハーケン] (左)

私は、エルバート様を
お守りできなかった。
この上・・・
エリウッド様まで失えば、
エレノア様に
あわせる顔などありません。
その場で、私も
共に果てる覚悟です。

[エリウッド] (右)

ハーケン!

[ハーケン] (左)

ですから、
エリウッド様。
なにとぞ、ご自分の
お命を大切にしてください。
あなた様のお命は、
私などよりはるかに重いのです。

[エリウッド] (右)

ハーケン・・・

支援レベルA

[エリウッド] (右)

ハーケン。

[ハーケン] (左)

はっ、
エリウッド様。

[エリウッド] (右)

すまない・・・
僕のわがままで、きみに
迷惑をかけてしまったようだ。

[ハーケン] (左)

そ、そのような!

[エリウッド] (右)

あれから、僕なりに
考えてみたんだが・・・
ハーケン、きみの気持ちが
理解できないでもないんだ。
父上が亡くなったのは、
きみの責任ではない・・・
だが、僕が何度そう言っても
きみの気は楽にならないだろう。
・・・父上に続き、僕まで守れなかったらと
思う気持ちは・・・よくわかる。

[ハーケン] (左)

・・・・・・

[エリウッド] (右)

しかし、僕には果たすべき目的がある。
これだけは、絶対に譲れない。
・・・それは、死んでしまっては
果たせないものだから・・・

だから、僕は死なない。
必ず生きて使命を果たし、
母上のもとに戻る。

[ハーケン] (左)

はい。
そのためにも、
戦いは私に・・・

[エリウッド] (右)

きみもだよ、
ハーケン。

[ハーケン] (左)

は・・・?

[エリウッド] (右)

きみは今、
僕を守ってくれている。
ならば、途中で無理をして
倒れたりしないで欲しい。
最後まで生き残って、
僕を支えて欲しい。

[ハーケン] (左)

エリウッド様・・・

[エリウッド] (右)

僕も君も、二人とも生きて
フェレに戻るんだ。
そうでなければ、
きっと母上は喜ばれない。
それから・・・父上も。

[ハーケン] (左)

はっ!
承知・・・致しました。

エリウッド⇔フィオーラ

支援レベルC

[エリウッド] (右)

フィオーラ、この部隊には
慣れたかい?

[フィオーラ] (左)

はい、ありがとうございます。
私は傭兵ですから、
なじむのに抵抗はありません。

[エリウッド] (右)

イリアの傭兵天馬騎士団か。
きみの戦いを見ていると
そのレベルの高さがうかがえる。

[フィオーラ] (左)

お褒めいただき、光栄です。
今後とも、その信頼におこたえすべく
更に仕事に励みます。

[エリウッド] (右)

・・・そんなに、
かしこまらなくていい。
きみと僕は、互いに協力しあう
対等な関係なのだから。

[フィオーラ] (左)

対等・・・ですか。
しかし・・・

[エリウッド] (右)

僕は、この部隊に参加してくれた人
全てを仲間だと思っている。
身分、性別、年齢は違っても
みんな、かけがえのない仲間だと・・・

[フィオーラ] (左)

・・・・・・

[エリウッド] (右)

・・・驚いた顔をしているね。
世間知らずの貴族のぼっちゃんが
何を甘いこと言って・・・というところかな?

[フィオーラ] (左)

そんな、まさか・・・!
でも・・・ 失礼ながら
リキアの公子が
持たれる思想とは思えません。

[エリウッド] (右)

別に構わない。 それが事実なのだから。
でも、さっき話したことにも嘘はないよ。

[フィオーラ] (左)

エリウッド様! ・・・その
私個人の・・・
私的な感情としては・・・
とても、好ましい考えだと、
そう思います。

[エリウッド] (右)

ありがとう。

支援レベルB

[エリウッド] (右)

そう言えばフィオーラ、
きみはフロリーナの
お姉さんなんだってね。

[フィオーラ] (左)

ええ。
あの子はとても
人見知りする性格なので、
見習いの修行に送り出す時も
私、心配で心配で・・・

[エリウッド] (右)

いいお姉さんなんだね。

[フィオーラ] (左)

そんなことは・・・

[エリウッド] (右)

姉妹そろって同じ騎士か・・・
リキアでは、あまり見かけないかな。

[フィオーラ] (左)

私たち姉妹は、幼い頃から
天馬騎士になると決めていました。
私は、妹には
戦いをさせたくなかったのですが、
イリアで生きていくためには、
傭兵しか道がありませんから・・・

[エリウッド] (右)

・・・そうか。
昔、父上から
聞いたことがある。
イリアの大地は
一年中白い雪に覆われ・・・
そこに暮らす人々は、
厳しい生活を余儀なくされている。
なのに、生きるために
生業としている傭兵稼業のため、
他国からは、いわれのない
侮蔑を受けてると・・・

[フィオーラ] (左)

ええ・・・
でもそれは、
仕方のないことですから。
いくら嘆いても、
雪は溶けてはくれません。
それより故郷のためにも、
私が戦わなければ。
イリア傭兵天馬騎士団の
一員として。

[エリウッド] (右)

フィオーラ・・・
きみは
責任感が強いんだな。
でも、あまり無理を
しすぎない方がいい。
体をこわして倒れてしまったのでは、
元も子もないのだから。

[フィオーラ] (左)

はい・・・
エリウッド様も、
どうかお気をつけ下さい。

支援レベルA

[エリウッド] (右)

フィオーラ。

[フィオーラ] (左)

はい、エリウッド様。

[エリウッド] (右)

きみの戦いを
見ていて思ったんだが・・・
やはり
無理をしすぎてないか?
たまには休むことも
考えた方がいい。

[フィオーラ] (左)

ありがとうございます。
でも・・・
私はイリア天馬騎士ですから。
故郷の民たちのことを考えると、
私が怠けるわけにはいきません。

[エリウッド] (右)

しかし・・・

[フィオーラ] (左)

私一人の働きが、ひいては
イリア騎士団の価値を左右するのですから
できるだけ多くの任務を成功させ、
イリアに持ち帰る報酬を得て
そうして、イリアの皆が
幸せに暮らせるように・・・

[エリウッド] (右)

きみの幸せは?

[フィオーラ] (左)

・・・え?

[エリウッド] (右)

きみの故郷であるイリアが
貧しいのはよくわかるよ。
妹のことを思う
気持ちもわかる。
だが、きみだって
幸せになる権利がある。
故郷のために
きみが犠牲になる・・・
そんなことは、
あってはならないんだ。

[フィオーラ] (左)

エリウッド様・・・

[エリウッド] (右)

ごめん。
余計なお世話かもしれないな。
だが、きみをずっと見ていて・・・
言わずにはいられなかった。
きみのような人が
幸せになれないのは・・・
それは
おかしいことだと思うから。

[フィオーラ] (左)

・・・・・・
そんなこと・・・
言ってくれた人は、
初めてです。
・・・・・・

[エリウッド] (右)

・・・・・・

[フィオーラ] (左)

そ・・・そろそろ
我々も先を急ぎましょう。

[エリウッド] (右)

そ、そうだね。

[フィオーラ] (左)

で、では・・・

[エリウッド] (右)

あ、待ってくれ!
フィオーラ。

[フィオーラ] (左)

はい?

[エリウッド] (右)

できるなら、きみは
僕の傍にいてくれないか。
いつでも、きみのことを
守れるように。

[フィオーラ] (左)

エリウッド様・・・
はい・・・
了解しました。


最終更新
2006/02/08
Special Thanks!!
鈴木三さん、みゃあさん、鈴海紗夜さん、優湖さん、salefさん、那降さん、銀恋聖母さん、小林和朗さん、ぽろろっかさん
Thanks!
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