会話集/支援会話/ルセア
ルセア⇔レナート
支援レベルC
[レナート] (右)
おまえ・・・▼[ルセア] (左)
は、はい?▼[レナート] (右)
やはり顔色が悪いな。▼どこか怪我をしたか?
見せてみるがいい。▼
[ルセア] (左)
い、いえ・・・違うのです。わたし・・・少し持病がありまして・・・▼
ただの発作ですから。
しばらく経てば・・・治ります。▼
[レナート] (右)
なんの病だ?病人が、戦場に赴くなど・・・▼
[ルセア] (左)
司教様には『心の病』だと言われました・・・▼
でも、ずいぶん
よくなってきているのです。▼
[レナート] (右)
心、か▼[ルセア] (左)
病める方々を癒すべき自分がこんな有様で・・・お恥ずかしいです。▼
もっと心を強く持ちたいと
日々鍛錬しているつもりなのですが。▼
・・・未熟者です。▼
[レナート] (右)
心の病がもっとも癒しにくく難しいものだ。▼
・・・おまえは
その病を治そうと急くあまり、▼
自分を責めているんじゃないのか?▼
やめておけ・・・それが
病を重くしている原因の一つだ。▼
[ルセア] (左)
あ・・・ありがとうございます。▼・・・おかげさまで
少し楽になってきました。▼
[レナート] (右)
おまえ・・・名は?▼[ルセア] (左)
ルセアです。▼[レナート] (右)
ルセアか。俺は・・・▼
[ルセア] (左)
知っています。▼レナート司祭・・・
そうでしょう?▼
支援レベルB
[レナート] (左)
ルセア。▼[ルセア] (右)
はい?あ、レナートさま!▼
[レナート] (左)
顔色がよくなった。例の病・・・少しはましになったか?▼
[ルセア] (右)
ええ。レナート司祭のお話を
伺ってから調子がいいようです。▼
ありがとうございました。▼
[レナート] (左)
そうか、では全快する日も近いな。▼
[ルセア] (右)
・・・そうなると良いのですが・・・・▼
[レナート] (左)
原因に心当たりは?話してみるがいい。▼
[ルセア] (右)
はい、実は・・・わたしはもともと孤児なので、▼
孤児院にいた頃・・・
色々、辛いことがありました。▼
貧しさは人の心を歪めます。▼
・・・あの頃、自分に辛くあたる
先生を憎んだこともありましたが・・・▼
それも、今では・・・
あの人にも▼神のお導きがあるよう、
願うばかりです。▼
[レナート] (左)
そうか・・・▼・・・その孤児院には、
生まれた時からいたのか?▼
[ルセア] (右)
いいえ、違います。▼・・・3つの歳までは、
父母とともに暮らした覚えがあります。▼
[レナート] (左)
どうして、孤児に?▼[ルセア] (右)
家に・・・賊が押し入ったのです。父は腕自慢の傭兵でしたが・・・▼
賊の方が・・・強くて・・・・・・
わたしの目の前で、父は亡くなりました。▼
今でも・・・ 時々、思い出します。
その賊の瞳を・・・▼
黒く・・・深い闇のような怖い瞳・・・・・・▼
残されたのは、父の胸につき立てられた
この一振りのナイフだけでした。▼
[レナート] (左)
!!▼[ルセア] (右)
父が死んで、母も病気になり・・・・・・・・・わたしは一人になりました。▼
皮肉なことに、このナイフだけが
わたしにとっての父の形見・・・▼
[ルセア] (右)
・・・レナート司祭?▼どうしました!?
お顔が真っ青です・・・!▼
[レナート] (左)
・・・失礼する。▼[ルセア] (右)
あ・・・▼支援レベルA
[ルセア] (左)
レナート司祭・・・▼[レナート] (右)
ルセアか。▼[ルセア] (左)
・・・わたしになにか・・・落ち度が・・・?▼
あなたを怒らせて
しまったのでしょうか?▼
[ルセア] (左)
だとしたら・・・本当に・・・▼申し訳な・・・く・・・
どうか・・・おゆるし・・・・・・▼
[レナート] (右)
ルセア!▼[レナート] (右)
・・・しっかりしろ。▼[ルセア] (中央左)
は・・・す、すみま・・・せん▼
[レナート] (右)
心の病か・・・・・・すまん・・・▼
[ルセア] (中央左)
・・・どうしてレナート司祭が・・・謝るのです・・・か・・・?▼
わたしの心が弱い・・・のは
わたし・・・自身の・・・ ・・・▼
[レナート] (右)
・・・しゃべるな、余計に消耗する。▼
[ルセア] (中央左)
・・・すみま・・・せん・・・・・・ ・・・・・・▼
[レナート] (右)
・・・眠ったか。▼・・・・・・・・・・・・・・・▼
[レナート] (右)
・・・許してくれ。▼あの時の俺は・・・
自分のことしか考えなかった。▼
失った友を、取り戻したい一心で・・・
人の道に背くことをした。▼
自分の満足のために・・・
他人の命までもを・・・犠牲にした。▼
[レナート] (右)
許せ・・・許して・・・くれ・・・・・・▼
[ルセア] (中央左)
・・・許します。▼[レナート] (右)
!!▼[ルセア] (中央左)
わたしは、あなたを許します・・・▼[レナート] (右)
お、おまえは何も知らないから・・・▼
俺が、おまえの
おまえの父親を・・・▼
[ルセア] (中央左)
・・・それでも・・・あなたの苦しみを知ったから・・・▼
あなたもまた、苦しんできた
人だから・・・▼
[レナート] (右)
ルセア・・・▼ルセア⇔カレル
支援レベルC
[カレル] (左)
・・・・・・▼[ルセア] (右)
あ・・・ こ、こんにちは・・・▼[カレル] (左)
血の、匂いがするな・・・▼(ルセア、上下に揺れる)
[ルセア] (右)
え? ・・・!▼[カレル] (左)
おまえは・・・ 神の信徒か。用はない。 去れ。▼
[ルセア] (右)
あ・・・あの・・・血の匂い、とは・・・▼
[カレル] (左)
・・・雨が降る。赤い・・・雨がな。▼
[ルセア] (右)
・・・ ・・・それを・・・少しでも▼
防ぐためにと、わたし達は・・・▼
[カレル] (左)
その割に・・・▼貴様の手も
赤く濡れているようだ。▼
[ルセア] (右)
!▼[カレル] (左)
・・・馬鹿ではないようだな。▼己の汚れを自覚している分・・・
お前は、こちら側に近い。▼
斬らずに済みそうだ・・・▼
[ルセア] (右)
・・・・・・どうして・・・▼
支援レベルB
[ルセア] (右)
あ、あの・・・カレルさん。▼
[カレル] (左)
・・・神の寝言を吐くなら他を当たれ。▼
[ルセア] (右)
わ、わたしはルセアと申します!▼
その・・・ あなたに
少しお話が・・・!▼
[カレル] (左)
・・・で、ルセア。何の用だ?▼
[ルセア] (右)
あの、以前・・・指摘されたことが・・・▼
確かにそうだと、自分でも
思っていたことで・・・▼
[カレル] (左)
聖職者であるお前の手も赤いという事か。▼
それで、どうする。
嫌になって投げ出すか?▼
[ルセア] (右)
いいえ!わたしはわたしの信じるものを貫きます!▼
ただ・・・見透かされたのは
なぜだったのかと思って・・・▼
[カレル] (左)
・・・同じく私は剣として生きる。▼この体全てが一つの刃・・・
血を吸わずして生きてはいけぬ。▼
[ルセア] (右)
その思いには一点の曇りもないのですか?▼
あるからこそわたしの憂いを・・・▼
[カレル] (左)
・・・お前は脆弱(ぜいじゃく)だ。▼斬る気にもならん。▼
[ルセア] (右)
・・・・・・▼支援レベルA
[カレル] (右)
ルセア。▼[ルセア] (左)
カレルさん・・・▼[カレル] (右)
・・・お前は馬鹿ではない。▼そして弱い。▼
だから斬るに値しない。▼
[ルセア] (左)
・・・・・・▼[カレル] (右)
そのせいか・・・▼お前の側にいるときは
やすらげる・・・▼
[ルセア] (左)
・・・疲れていらっしゃるのですね。▼
[カレル] (右)
・・・なに?▼[ルセア] (左)
ち、違いましたか?▼顔色が・・・よくないように
思えましたから・・・▼
[カレル] (右)
そう・・・そうだな。疲れている・・・だろう。▼
人を斬り渡ってゆく間▼
この体全てが衝動に沸き上がり
己でも制する事はできん。▼
・・・疲れていると
気付くいとまもなかった・・・▼
[ルセア] (左)
人を・・・斬るということ、▼あなたの生き様を
いさめる気はありません。▼
わたしもあなたも、
信じるものに従って生きています。▼
[カレル] (右)
・・・・・・▼[ルセア] (左)
なぜ人を斬らずにおれぬ運命にあるのかはわかりませんが・・・▼
いつか本当に心安らぐときが
来る事をお祈り申し上げます・・・▼
[カレル] (右)
・・・少し、眠りたい。しばらく・・・側に・・・▼
[ルセア] (左)
はい・・・▼- 最終更新
- 2006/02/08
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- 秋風さん、いずみさん、ぽろろっかさん
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