logo
ゲーム攻略 天馬騎士団

会話集/支援会話/ルセア


ルセア⇔レナート

支援レベルC

[レナート] (右)

おまえ・・・

[ルセア] (左)

は、はい?

[レナート] (右)

やはり顔色が悪いな。
どこか怪我をしたか?
見せてみるがいい。

[ルセア] (左)

い、いえ・・・違うのです。
わたし・・・少し持病がありまして・・・
ただの発作ですから。
しばらく経てば・・・治ります。

[レナート] (右)

なんの病だ?
病人が、戦場に赴くなど・・・

[ルセア] (左)

司教様には『心の病』だと
言われました・・・
でも、ずいぶん
よくなってきているのです。

[レナート] (右)

心、か

[ルセア] (左)

病める方々を癒すべき自分が
こんな有様で・・・お恥ずかしいです。
もっと心を強く持ちたいと
日々鍛錬しているつもりなのですが。
・・・未熟者です。

[レナート] (右)

心の病がもっとも
癒しにくく難しいものだ。
・・・おまえは
その病を治そうと急くあまり、
自分を責めているんじゃないのか?
やめておけ・・・それが
病を重くしている原因の一つだ。

[ルセア] (左)

あ・・・ありがとうございます。
・・・おかげさまで
少し楽になってきました。

[レナート] (右)

おまえ・・・名は?

[ルセア] (左)

ルセアです。

[レナート] (右)

ルセアか。
俺は・・・

[ルセア] (左)

知っています。
レナート司祭・・・
そうでしょう?

支援レベルB

[レナート] (左)

ルセア。

[ルセア] (右)

はい?
あ、レナートさま!

[レナート] (左)

顔色がよくなった。
例の病・・・少しはましになったか?

[ルセア] (右)

ええ。
レナート司祭のお話を
伺ってから調子がいいようです。
ありがとうございました。

[レナート] (左)

そうか、では
全快する日も近いな。

[ルセア] (右)

・・・そうなると
良いのですが・・・・

[レナート] (左)

原因に心当たりは?
話してみるがいい。

[ルセア] (右)

はい、実は・・・
わたしはもともと孤児なので、
孤児院にいた頃・・・
色々、辛いことがありました。
貧しさは人の心を歪めます。
・・・あの頃、自分に辛くあたる
先生を憎んだこともありましたが・・・
それも、今では・・・
あの人にも神のお導きがあるよう、
願うばかりです。

[レナート] (左)

そうか・・・
・・・その孤児院には、
生まれた時からいたのか?

[ルセア] (右)

いいえ、違います。
・・・3つの歳までは、
父母とともに暮らした覚えがあります。

[レナート] (左)

どうして、孤児に?

[ルセア] (右)

家に・・・賊が押し入ったのです。
父は腕自慢の傭兵でしたが・・・
賊の方が・・・強くて・・・・・・
わたしの目の前で、父は亡くなりました。
今でも・・・ 時々、思い出します。
その賊の瞳を・・・
黒く・・・深い闇のような怖い瞳・・・・・・
残されたのは、父の胸につき立てられた
この一振りのナイフだけでした。

[レナート] (左)

!!

[ルセア] (右)

父が死んで、母も病気になり・・・
・・・・・・わたしは一人になりました。
皮肉なことに、このナイフだけが
わたしにとっての父の形見・・・

[ルセア] (右)

・・・レナート司祭?
どうしました!?
お顔が真っ青です・・・!

[レナート] (左)

・・・失礼する。

[ルセア] (右)

あ・・・

支援レベルA

[ルセア] (左)

レナート司祭・・・

[レナート] (右)

ルセアか。

[ルセア] (左)

・・・わたしに
なにか・・・落ち度が・・・?
あなたを怒らせて
しまったのでしょうか?

[ルセア] (左)

だとしたら・・・本当に・・・
申し訳な・・・く・・・
どうか・・・おゆるし・・・・・・

[レナート] (右)

ルセア!

[レナート] (右)

・・・しっかりしろ。

[ルセア] (中央左)

は・・・
す、すみま・・・せん

[レナート] (右)

心の病か・・・
・・・すまん・・・

[ルセア] (中央左)

・・・どうしてレナート司祭が・・・
謝るのです・・・か・・・?
わたしの心が弱い・・・のは
わたし・・・自身の・・・ ・・・

[レナート] (右)

・・・しゃべるな、
余計に消耗する。

[ルセア] (中央左)

・・・すみま・・・せん・・・
・・・ ・・・・・・

[レナート] (右)

・・・眠ったか。
・・・・・・・・・・・・・・・

[レナート] (右)

・・・許してくれ。
あの時の俺は・・・
自分のことしか考えなかった。
失った友を、取り戻したい一心で・・・
人の道に背くことをした。
自分の満足のために・・・
他人の命までもを・・・犠牲にした。

[レナート] (右)

許せ・・・
許して・・・くれ・・・・・・

[ルセア] (中央左)

・・・許します。

[レナート] (右)

!!

[ルセア] (中央左)

わたしは、あなたを許します・・・

[レナート] (右)

お、おまえは
何も知らないから・・・
俺が、おまえの
おまえの父親を・・・

[ルセア] (中央左)

・・・それでも・・・
あなたの苦しみを知ったから・・・
あなたもまた、苦しんできた
人だから・・・

[レナート] (右)

ルセア・・・

ルセア⇔カレル

支援レベルC

[カレル] (左)

・・・・・・

[ルセア] (右)

あ・・・ こ、こんにちは・・・

[カレル] (左)

血の、匂いがするな・・・

(ルセア、上下に揺れる)

[ルセア] (右)

え? ・・・!

[カレル] (左)

おまえは・・・ 神の信徒か。
用はない。 去れ。

[ルセア] (右)

あ・・・あの・・・
血の匂い、とは・・・

[カレル] (左)

・・・雨が降る。
赤い・・・雨がな。

[ルセア] (右)

・・・ ・・・
それを・・・少しでも
防ぐためにと、わたし達は・・・

[カレル] (左)

その割に・・・
貴様の手も
赤く濡れているようだ。

[ルセア] (右)


[カレル] (左)

・・・馬鹿ではないようだな。
己の汚れを自覚している分・・・
お前は、こちら側に近い。

斬らずに済みそうだ・・・

[ルセア] (右)

・・・・・・
どうして・・・

支援レベルB

[ルセア] (右)

あ、あの・・・
カレルさん。

[カレル] (左)

・・・神の寝言を吐くなら
他を当たれ。

[ルセア] (右)

わ、わたしは
ルセアと申します!
その・・・ あなたに
少しお話が・・・!

[カレル] (左)

・・・で、ルセア。
何の用だ?

[ルセア] (右)

あの、以前・・・
指摘されたことが・・・
確かにそうだと、自分でも
思っていたことで・・・

[カレル] (左)

聖職者であるお前の手も
赤いという事か。
それで、どうする。
嫌になって投げ出すか?

[ルセア] (右)

いいえ!わたしはわたしの
信じるものを貫きます!
ただ・・・見透かされたのは
なぜだったのかと思って・・・

[カレル] (左)

・・・同じく私は剣として生きる。
この体全てが一つの刃・・・
血を吸わずして生きてはいけぬ。

[ルセア] (右)

その思いには一点の曇りも
ないのですか?
あるからこそわたしの憂いを・・・

[カレル] (左)

・・・お前は脆弱(ぜいじゃく)だ。
斬る気にもならん。

[ルセア] (右)

・・・・・・

支援レベルA

[カレル] (右)

ルセア。

[ルセア] (左)

カレルさん・・・

[カレル] (右)

・・・お前は馬鹿ではない。
そして弱い。
だから斬るに値しない。

[ルセア] (左)

・・・・・・

[カレル] (右)

そのせいか・・・
お前の側にいるときは
やすらげる・・・

[ルセア] (左)

・・・
疲れていらっしゃるのですね。

[カレル] (右)

・・・なに?

[ルセア] (左)

ち、違いましたか?
顔色が・・・よくないように
思えましたから・・・

[カレル] (右)

そう・・・そうだな。
疲れている・・・だろう。
人を斬り渡ってゆく間
この体全てが衝動に沸き上がり
己でも制する事はできん。

・・・疲れていると
気付くいとまもなかった・・・

[ルセア] (左)

人を・・・斬るということ、
あなたの生き様を
いさめる気はありません。
わたしもあなたも、
信じるものに従って生きています。

[カレル] (右)

・・・・・・

[ルセア] (左)

なぜ人を斬らずにおれぬ運命に
あるのかはわかりませんが・・・
いつか本当に心安らぐときが
来る事をお祈り申し上げます・・・

[カレル] (右)

・・・少し、眠りたい。
しばらく・・・側に・・・

[ルセア] (左)

はい・・・


最終更新
2006/02/08
Special Thanks!!
秋風さん、いずみさん、ぽろろっかさん
完成度向上にご協力を
誤字・間違いを発見した場合は運営チームにお知らせください。