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章別会話

14章 明かされた謎

ナレーション

チェイニーから
もたらされた意外な事実は▼
マルスに衝撃をあたえた。▼
チキは神竜王ナーガの娘として生まれ、▼
王の意志によって
この神殿で眠りについた。▼
それは、チキの力を恐れた
神竜王の、せめてもの親心だったと言う。▼
恐ろしい力を秘めたチキが目覚めると、
いずれ世界を滅すことになろう…▼
神竜王はそう考えたのだ。▼
だが、王の僕であったバヌトゥは、▼
チキを見守って
数百年をすごすうちに情が移り、▼
目覚めさせて、
連れ去ってしまった。▼
だからチキには、人間として生きてきた
10年の記憶しかないのだと言う…▼
「かわいそうに、チキ…」▼
マルスは、こみ上げてくる想いを
どうすることもできなかった。▼

出撃準備

アルテミスの定めについて ★★

[ジェイガン]
クリス、
眼前にあるのが氷竜神殿だ。▼
アリティアの祖アンリは
愛するアルテミスのため、
ここで神剣ファルシオンを手に入れた。▼
そしてメディウスを討ち、
アリティアの人々に望まれて、
初代国王となられたのだ。▼
だが…アンリとルテミスは
互いを愛し合いながらも
結ばれることはなかった…▼
[主人公]
何故ですか?▼
[ジェイガン]
アカネイアの貴族達は
平民であるアンリ様が、自分達の王に
なることを望まなかった。▼
それよりも、解放軍を率いて戦った、
カルタス伯との婚礼を、
王女に強くすすめたのだ。▼
アルテミス王女は、それを
拒むことができなかった。▼
「炎の紋章を行使する者
 その全てを、王家に奉げるべし」▼
それがアカネイア王家に伝わる
変わらざる、掟なのだ。▼
王女は、アンリ王には何も告げず、
カルタス伯との婚礼を
受け入れられた。▼
[主人公]
そんな…
それではアンリ王は…▼
[ジェイガン]
哀れなのは、王女とて同じ。
その後、王子をもうけられて
すぐに亡くなられたそうだ。▼
アンリ王は、生涯
妻をむかえることはなかった。▼
アリティア王国は、弟のマルセレス王…
つまりマルス王子のひいおじい様に
引き継がれたのだ。▼
[主人公]
悲しい話ですね…▼
[ジェイガン]
それがアルテミスの定め。
この、ファイアーエムブレムにまつわる、
悲しい定めなのだ…▼

現在の状況について 14章 ★★

[ジェイガン]
光のオーブを求め、
険しいアンリの道を進んできたが…
我らはついに氷竜神殿へ到着した。▼
ここでガトー様は
マルス様の到着を待っておられるはず。▼
しかし五つのオーブが地竜封印の盾で
ひとつでも欠けると
封印は破られてしまう、とは…▼
こうなるとウェンデル殿の
オーブが失われると世界が滅ぶ、
というのもうなずける話ではあるな。▼

戦闘開始

聞こえるか? 

[ガトー]
マルス王子よ、聞こえるか?
中央の部屋まで来るのだ。
わしはそこで待っておる。▼

光(中央の部屋へマルス到達時)

※星のかけらを12個すべて集めている場合

[ガトー]
マルス王子よ
よくぞここまで来た!
さすがは、勇者アンリの血を引く者。▼
その勇気にこたえて
光のオーブはそなたに託そう。▼
これさえあれば闇のオーブは力を失う。
ハーディンを打ち破ることも
不可能ではない。▼
それと、星のカケラに
ついてだが…▼
なに!?
星のカケラを全て
集めてくれたと!▼
ありがたい、これで
星のオーブは、蘇る。▼
少し待っておれ…▼
マルスよ。
これが、星のオーブじゃ。
これも、そなたに預けよう。▼
[マルス]
え?
ガトー様、こんな大切な物を
どうして、ぼくに?▼
[ガトー]
封印の盾を完成できるのは
そなたしかおらぬ…
盾が、そなたを選んだのじゃ。▼
[マルス]
…?▼
[ガトー]
まだ、わからぬか。
そなたが持っておる
その紋章の盾が、奪われた封印の盾…▼
アカネイアの炎の紋章
ファイアーエムブレム、なのじゃ。▼
[マルス]
!!
このファイアーエムブレムが
封印の盾…▼
では、ガトー様…
ぼくが五つのオーブを全て手に入れれば
封印の盾は完成されるのですね。▼
[ガトー]
うむ…じゃが
盾が壊されて
すでに600年…▼
マケドニアの地下に
封印された地竜が、
目覚める頃だ。▼
あの邪悪な地竜が
数百…いや数千という数で
目覚めようとしている。▼
チキも、そなたに託そう。
右の部屋へ行けば会える。
あの子なら地竜とも戦えるだろう。▼
ただし、言っておく。
封印の盾が完成されねば
チキとて滅びねばならぬぞ。▼
[マルス]
えっ…!?
それはどうして…▼
[ガトー]
あの子は
まだ成長しきっておらぬから
封印の盾がなければ退化が始まる。▼
やがて、獣となって
人を襲うだろう。▼
だからわしは
可哀想だとは思いながらも
チキを眠らせることにした。▼
だが、封印の盾が完成すれば
その心配もなくなる。
盾がチキを守ってくれるのだ。▼
マルスよ、チキをたのむ。
あの子を、破滅から
救い出してやってくれ。▼

※星のオーブを手に入れた。
※光のオーブを手に入れた。

チキ初戦時

[チキ]
え…?
だれ…だれなの…?▼

チキ撃破時

[チキ]
…マルスの…
おにい…ちゃん…▼

会話(マルス→敵軍チキ)

[マルス]
チキ!?
大丈夫か…▼
[チキ]
うーん…▼ …マルスの…
おにいちゃん…▼
あっ、おにいちゃん!!
来てくれたの!
チキに会いに来てくれたんだ!!▼
[マルス]
そうだよ、チキ。
久しぶりだね、元気だったかい。▼
[チキ]
ううん…元気じゃない。
司祭様がね、また
ねむらなきゃダメだって言うの。▼
でも、わたしもう…イヤ。
だって、ずっと長い間
一人でねむってたんだよ。▼
何度も、こわいゆめを見たわ。
あの、かわいそうな
火竜や氷竜のように、▼
わたしも、
けものになってしまうの。▼
そして、人間をおそって
殺してしまうの。▼
いやー…やめてー…ってさけんで、
目がさめる。でも、
まっくらな部屋で一人ぼっちで…▼
わたし、何度も泣いたの。▼
バヌトゥのおじいちゃまは
そのたびに、わたしを
なぐさめてくれた。▼
そして、ある日
わたしを連れだして
人間の村に連れて行ってくれたの。▼
村のくらしは、たのしかった
みんなとってもやさしくしてくれて…
ほんとうに、幸せだった。▼
わたし、もうねむるのイヤ…
今度、目をとじたらもう二度と
めざめないような気がする。▼
そんなのイヤだよ。
わたし、みんなと一緒にくらしたい。
ねむりたくないよ。▼
[マルス]
チキ、もう大丈夫だ。
ぼくが、君を守ってあげる。
だから、もう泣かないで…▼
[チキ]
ほんと?…
わたしもう、こわいゆめを
見なくていいの!?▼
[マルス]
ああ、そうさ!▼
盾を完成させればチキは、
ぼく達とくらせる。▼
ぼくを信じてついておいで!▼
[チキ]
うん!、うれしい!!
ありがとう、おにいちゃん!▼

クリア後

魔王の影 

[ガトー]
そうか…
チキは、そんなに喜んでいたか。
さぞや、辛かったのだろう。▼
あの子を守るためとはいえ
可哀想なことをした。
わしを恨んでおろうな…▼
マルスよ、もう行くがよい。
お前達は、わしの術で
アリティアに、送ってやろう。▼
[マルス]
ガトー様は、一緒に来ては
くださらないのですか。▼
[ガトー]
うむ…
わしは、今一つ、
調べねばならぬことがある。▼
ガーネフが、動いておるのじゃ。▼
[マルス]
ガーネフ!?…
でも奴は、死んだはずでは。▼
[ガトー]
たしかに、肉体は滅びた。▼
だが、奴の魂は闇のオーブに
とりこまれ、邪悪な怨念となって
生き続けている。▼
そして、かつての部下であった
悪しき司祭達を蘇らせ▼
良からぬことを
企んでおるようだ。▼
[マルス]
そうですか…
わかりましたガトー様
では、我々だけで行きます。▼
[ガトー]
うむ…何かがわかれば
わしも後から行こう。▼
頼むぞマルス、全ては
そなたの手にかかっておる。▼
竜族と人類を
破滅の道から救ってくれ。▼

(チキが不在の時はガトーの「マルスよ、もう行くがよい~」より上の会話がありません)

チキの格好 

主人公が男性 

[主人公]
…いよいよアリティアか。
アカネイアに占領された故郷、
必ず奪還してみせる…▼
[チェイニー]
ふーん、まじめな奴なんだな。▼
なあ、クリスだっけ。
マルスの近衛騎士なんだって?▼
[主人公]
はい。
マルス様をお守りするのが
おれの使命です。▼
[チェイニー]
ふーん。
けど本気であいつを守る気なら、
相当強くなくちゃいけないぜ。▼
なあ、今より
もっと強くなれる方法、
知りたくないか?▼
[主人公]
え?
そんな方法があるのですか?▼
[チェイニー]
ああ、ちょっと待ってな。▼

(チキに変身)

[チキ]
じゃーん。
クリス、
チキのことは知ってるか?
チキがこんなに小さくても
戦えるのは、実は
この髪型と髪飾りのおかげなんだぜ。▼
[主人公]
えっ!?▼
そうだったのですか!?▼
[チキ]
ああ、
お前もこの髪型を真似すれば、
すごく強くなれるってわけさ。▼
この髪飾りをつけて、
チキみたいな髪型にしてみな。▼
そうすれば伝説の力で
お前はもっと強くなる!
…かもしれないぜ。▼
どうする?
やってみるか?▼

主人公が女性 

[主人公]
…いよいよアリティア。
アカネイアに占領された故郷、
必ず取り戻す…▼
[チェイニー]
ふーん、まじめな奴なんだな。▼
なあ、クリスだっけ。
マルスの近衛騎士なんだって?▼
[主人公]
はい。
マルス様をお守りするのが
私の使命です。▼
[チェイニー]
ふーん。
けど本気であいつを守る気なら、
相当強くなくちゃいけないぜ。▼
なあ、今より
もっと強くなれる方法、
知りたくないか?▼
[主人公]
え?
そんな方法があるのですか?▼
[チェイニー]
ああ、ちょっと待ってな。▼

(チキに変身)

[チキ]
じゃーん。
クリス、
チキのことは知ってるか?
チキがこんなに小さくても
戦えるのは、実は
この髪型と髪飾りのおかげなんだぜ。▼
[主人公]
えっ!?▼
そうだったのですか!?▼
[チキ]
ああ、
お前もこの髪型を真似すれば、
すごく強くなれるってわけさ。▼
この髪飾りをつけて、
チキみたいな髪型にしてみな。▼
そうすれば伝説の力で
お前はもっと強くなる!
…かもしれないぜ。▼
どうする?
やってみるか?▼

≪選択肢分岐-はい≫

[主人公]
はい。やります。▼
[チキ]
じゃあ、お前にやるよ。
ちゃんと髪型も変えるんだぜ。▼
[主人公]
感謝します、チェイニー殿!▼
[チキ]
……ぜんぜん疑ってないのな。
正直者というか何と言うか…▼
[主人公]
チェイニー殿? 何か?▼
[チェイニー]
あー、いやいや何でもない。
じゃーな、新しいクリスの姿を
楽しみにしてるぜ!▼

≪選択肢分岐-いいえ≫

[主人公]
いえ、結構です。
あくまで自分自身の力で
マルス様を守りたいのです。▼
[チキ]
ふーん、そっか。
つまんないなー。▼
[主人公]
え?
つまんない、とは?▼
[チキ]
あー、いやいや何でもない。
じゃーな!▼

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Last-modified: 2020-11-06 (金) 20:21:38
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