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章別会話
赤い竜騎士†
オープニング†
- [ナレーション]
- 大陸北東にある、草原の国オレルアン。▼
建国以来、アカネイア聖王国と
最も深い関わりを持つ、
緑豊かな王国である。▼
だが、ミネルバ王女率いるマケドニア
竜騎士団の激しい攻撃にさらされ、
すでに国土の大半を失っていた。▼
ミネルバ王女は、配下とともに
任地であるオレルアンへと戻る途中、
とある村の上空にさしかかった… ▼
- [村人A]
- やあっ!やめて・・・!▼
- [ならずもの]
- へっへっへっ・・・
いいからこっちへ来な。▼
- [村人B]
- お願いです、
もうやめてください!
この人は私の恋人なんです。▼
- [ならずもの]
- うるせえ!▼
- [村人B]
- うわああっ!▼
- [村人C]
- うわあ!
こっちにもマケドニア軍がいるぞ。▼
- [ミネルバ]
- 待て、一体どうしたのだ?
あの者たちは、何をしている。▼
- [村人C]
- な、何だい、
あんた、あいつらの仲間じゃねえのか?▼
だったら頼むよ!
あいつらをやっつけてくれよ。▼
あいつら、女をかどわかしたり、
物を奪ったり、
もうやりたい放題なんだ・・・▼
このままじゃ俺たちは生きて行けねえ。
なあ、お願いだよ!▼
- [ミネルバ]
- マケドニア軍の中に、
あのような恥知らずがいたとは・・・
一体どういうことだ?▼
- [パオラ]
- うわさで聞いたことがあります。▼
マケドニア軍を脱走した兵士や
盗賊の集団が・・・▼
マケドニア軍の名を
かたっているとか・・・▼
- [カチュア]
- あの者たちが
そうなのでしょうか?▼
- [ミネルバ]
- いずれにせよ、
放ってはおけぬな。▼
- [エスト]
- あっ、ミネルバ様!
見てください、あれ!▼
(場面転換)
- [ハーディン]
- ・・・・・・・・・・・・▼
- [ならずもの]
- な、何だてめえら!
死にたくなかったら引っ込んでな!▼
- [ハーディン]
- 貴様たちの行い・・・
見逃すわけにはいかない。▼
- [ならずもの]
- こ、こいつら・・・
くそぉっ・・・覚えてやがれ!▼
- [ミネルバ]
- 貴公、名は何と?▼
- [ハーディン]
- 名乗るほどの者ではない。▼
- [ミネルバ]
- ふっ・・・そうか。まあいい。▼
私もあの者たちの行いには
腹を立てていたのだが、
先を越されてしまったな。▼
- [ハーディン]
- 貴公は・・・
マケドニアのミネルバ殿か?▼
- [ミネルバ]
- いかにも。だが何故私を?▼
- [ハーディン]
- マケドニアには
真紅の鎧を身にまとう
美しい女性がいると聞いた。▼
赤い竜騎士の異名を持つ
天才的な武人だそうだ。▼
- [ミネルバ]
- ふっ・・・
人の噂などあてにならぬ。▼
- [ハーディン]
- ところで、
奴らは正規の軍人ではないようだが。
脱走兵か?▼
- [ミネルバ]
- 恥ずかしい話だが、
そのようだな。▼
- [ハーディン]
- そうか。
では、急ぐのでこれにて。▼
- [ミネルバ]
- 貴公らは
これからどこへ行くつもりだ?▼
- [ハーディン]
- この先にある砦へ向かう。▼
村人の話では、あの者たちと
同じような輩が、砦を根城にして
周辺の村々を荒らし回っているそうだ。▼
村の娘たちをさらっては、
その砦へ連れ去っているとも聞いた。
放ってはおけまい。▼
- [ミネルバ]
- 何だと!?
まだあのような者たちが大勢いると?▼
馬鹿な・・・!そんな事が・・・!▼
- [ハーディン]
- では、先を急ぐゆえ!
ウルフ、ロシェ、行くぞ。▼
- [ミネルバ]
- あ、待て!
・・・行ってしまわれたか。▼
- [パオラ]
- ミネルバ様、
いかが致しましょう?▼
- [ミネルバ]
- パオラ・・・
私はカチュア、エストとともに、
彼らの後を追う。▼
お前は先に城まで戻り
援軍を連れてきてくれ。▼
- [パオラ]
- はい、心得ました。
ここからならば、
城はそう遠くありません。▼
できるだけ早く戻りますが、
あまりご無理はなさらないように。▼
カチュア、エスト。
ミネルバ様をお願いね。▼
- [カチュア]
- ええ、姉さん。▼
- [エスト]
- わたしたちに任せといて!▼
- [ミネルバ]
- カチュア、エスト、
あの者たちに続くぞ。▼
- [カチュア]
- はい!▼
(場面転換)
- [ルーベン]
- フロスト司祭。
決心はついたか?▼
- [フロスト]
- 何度聞いても同じだ。
わしには、マケドニアを
敵に回すような事はできぬ・・・▼
- [ルーベン]
- んだと?
まだんな事言ってんのか。▼
いいぜ。
俺の命令が聞けねえんのなら
ここで死んでもらうぜ。▼
それにお前の家族や血縁の者まで、
根絶やしにしてやる。
それでもいいのか?▼
- [フロスト]
- うう・・・わしは・・・
一体どうすれば良いのだ・・・▼
戦闘開始†
- [ミネルバ]
- カチュア、エスト。
すぐ近くにアーチャーがいる。
弓の攻撃に注意せよ。▼
- [ハーディン]
- ミネルバ殿、
アーチャーは我らが撃破する。
貴公らは先へ進まれよ。▼
- [ミネルバ]
- すまない。よろしく頼む。
では行くぞ。▼
1ターン目敵フェイズ†
- [兵士]
- ルーベン様、敵襲です!
ドラゴンナイトを中心とした部隊が
こちらに向かっているとの事です!▼
- [ルーベン]
- ドラゴンナイトだと?
こんなところに一体誰が・・・▼
だがたいした兵力じゃねえなあ。
なあに心配はいらん。▼
砦に近寄って来たら、
この俺が返り討ちにしてくれる。▼
4ターン目敵フェイズ†
- [ルーベン]
- おいお前、
戦況はどうなっている?▼
- [兵士]
- はっ、
敵はすでに
この砦の近くまで来ています。▼
- [ルーベン]
- くそっ・・・いまいましい奴らだ。▼
よし、援軍を出せ。
他の村へ向かった者も呼び戻せ!▼
- [兵士]
- はっ!▼
- [村人]
- ああ・・・あなたたちは、先ほどの・・・
お願いします。
どうか、どうか村をお救いください。▼
私たちには何もできませんが・・・せめて、
このきずぐすりをお持ちください。
どうかお気をつけて・・・▼
- [村人]
- おお、あなたたちですな!
あのならずものどもを
退治してくださるとか!▼
この力のしずくをお持ちください。
どうか、わしらの恨み晴らしてくだされ。▼
会話(ミネルバ⇔カチュア)†
- [ミネルバ]
- カチュア!
敵将は私が討つ。
お前は他の兵を頼む。▼
だが敵を侮るな。
必ず一撃で倒すんだ。▼
- [カチュア]
- 承知しました、ミネルバ様。▼
会話(ミネルバ⇔エスト)†
- [ミネルバ]
- エスト。
戦場は広いが、
あまり一人で前に出すぎるな。▼
まわりに敵影がないか
確認しながら進むんだ。▼
- [エスト]
- はいっ!
がんばります!▼
会話(ミネルバ⇔ハーディン)†
- [ハーディン]
- ミネルバ殿、怪我はないか?▼
- [ミネルバ]
- いや、心配はいらぬ。
貴公はどうだ?▼
- [ハーディン]
- うむ。私も問題ない。
だが敵は多勢だ、
油断せずに参ろう。▼
- [ミネルバ]
- マケドニア軍をかたる
恥知らずが、
これほど多くいたとはな・・・▼
マケドニアの不始末は
私の手でつける。
手出しは無用だ。▼
- [ハーディン]
- ミネルバ殿、
気持ちはわかるが
戦は一人では勝てぬ。▼
敵を許せぬ気持ちは我らも同じ。
ここは、共に力を合わせるとしよう。▼
- [ミネルバ]
- ・・・そうだな。
だが、貴公も無理はするな。▼
- [ハーディン]
- 心配はいらん。このあたりは
私の庭のようなものだからな。
では!▼
ミネルバ死亡時†
カチュア死亡時†
- [カチュア]
- ミネルバ様・・・
お力になれず、すみません・・・▼
エスト死亡時†
ハーディン死亡時†
- [ハーディン]
- く・・・
不覚を・・・取った・・・▼
ロシェ死亡時†
ウルフ死亡時†
フロスト初戦時†
フロスト撃破時†
会話(ミネルバ→フロスト)†
- [フロスト]
- ああ、
あのドラゴンナイトは・・・▼
- [ミネルバ]
- フロスト司祭
あなただったか・・・▼
なぜ、あなたが
このような者たちの味方を
しておられる?
- [フロスト]
- ミネルバ様・・・
申し訳ありません・・・▼
実はルーベンに脅されたのです。
言うことを聞かなければ
わしの命も、家族の命もないと・・・▼
- [ミネルバ]
- そうか・・・
フロスト司祭、
どうか安心してもらいたい。▼
賊は私たちが滅ぼす。
あなたやあなたの家族には
決して手を出させない。▼
我が名にかけて、誓おう。▼
- [フロスト]
- あああ、ミネルバ様・・・
やはりあなたにおすがりして良かった。▼
どうか、家族を守ってくだされ・・・▼
ルーベン初戦闘時(通常)†
- [ルーベン]
- 来やがれ!
死ぬのはてめえらだ!▼
ルーベン初戦闘時(vsミネルバ)†
- [ルーベン]
- なんと!
ミネルバ王女直々の
お出ましとは驚いたぜ。▼
- [ミネルバ]
- 貴様・・・ルーベンだな。
酔った勢いで村人に暴行を働き
マケドニア軍を追放されたお前が
まだこんなところにいたとは。▼
・・・脱走兵の指揮官は貴様か。
おとなしく降伏せよ。▼
さもなくば、
マケドニアの敵として
お前を討つ!▼
- [ルーベン]
- へっ・・・!
もうてめえらに
指図されるのはまっぴらだ。▼
マケドニアの連中は
どいつもこいつも、てめえらを
神さまみてえに称えやがるがよ。▼
跡継ぎの王子は親殺し、
上の娘は色気のねえ石頭・・・▼
下の娘は、人質になるしか
能のねえただのガキときた。▼
馬鹿らしくて
こんな国の軍人なんて
やってられねえぜ。▼
なあ、
石頭のミネルバさんよ!▼
- [ミネルバ]
- 貴様・・・そこまで愚弄するか!
覚悟はできているのだろうな。▼
- [ルーベン]
- へっ!
返り討ちにしてやるぜ!▼
ルーベン撃破時†
- [ルーベン]
- ぎゃあああっ!▼
エンディング†
- [パオラ]
- ミネルバ様!
ミネルバ様、大丈夫ですか?▼
- [ミネルバ]
- パオラ。
私たちなら心配ない。
それより援軍は来るのか?▼
- [パオラ]
- はい。すでに
そこまでやって来ています。▼
- [ミネルバ]
- ご苦労だったな。▼
- [兵士]
- ミネルバ様、後はお任せください!
マケドニアの名を汚す愚か者は、
厳重に処罰いたします。▼
それよりミネルバ様、
あの騎士は、オレルアンの
ハーディンではありませんか?▼
- [ミネルバ]
- 何?▼
- [兵士]
- 草原の狼と恐れられる
反乱軍の指揮官とよく似ています。▼
一度、捕らえて
取り調べてみては・・・?▼
- [ミネルバ]
- ・・・馬鹿を言うな。
あの男が
ハーディンであろうはずがない。▼
- [兵士]
- しかし、あれは間違いなく・・・
- [ミネルバ]
- 私が違うと言っているのだ、
もうよい、下がれ!▼
- [兵士]
- し、失礼いたしました!▼
(場面転換)
- [ハーディン]
- ミネルバ殿、噂は本当だったな。
赤い竜騎士は知勇兼美の名将だった。▼
ははは!
次は戦場で会いたいものだな!
では、これにて。▼
- [ミネルバ]
- 草原の狼・・・ハーディン。▼
- [パオラ]
- ミネルバ様、
何かおっしゃいましたか?▼
- [ミネルバ]
- いや、何でもない。
先を急ぐぞ。▼
- [パオラ]
- はい。▼
- [ナレーション]
- マケドニアの王女ミネルバ。
人々は、尊敬と畏怖の念を込めて、
彼女を「赤い竜騎士」と呼ぶ。▼
コメント†
Last-modified: 2012-05-08 (火) 21:02:00