[広告]

章別会話/会話イベント(男主人公関連)
カダイン編†
ウェンデルと主人公†
ウェンデルと主人公1†
- [ウェンデル]
- …つまり星のカケラとは、
十二に分かれた
星のオーブの断片であり、▼
それぞれが十二宮にちなんだ
名前と効果を
もっているわけです。▼
- [クリス]
- なるほど…勉強になります。
ウェンデル様は
なんでもご存知ですね。▼
- [ウェンデル]
- いえいえ、わたしの知識は
ほとんどがガトー様から
教えていただいたものです。▼
- [クリス]
- ガトー様…▼
そういえば、
ウェンデル様は
ガトー様と親しいのですね。▼
- [ウェンデル]
- いえいえ、
親しいなど恐れ多い…▼
あの方は
わたしなどからすれば
及びもつかないお方です。▼
- [クリス]
- そうなのですか?▼
- [ウェンデル]
- ええ。クリス殿、
あなたはガトー様に
どんな印象をお持ちですか?▼
- [クリス]
- そうですね…▼
魔道を使って
遠くから話をされたり
急に空から出現されたり、▼
ちょっと変わった人だな…
という印象です。▼
あと、もったいぶらずに
一緒に戦ってくれれば
ありがたいのに、とも…▼
- [ウェンデル]
- な、なんと恐れ多い…
いけませんよクリス殿。
そのような失礼な…▼
ガトー様は我々にとって、
いや人間にとっては
神のごときお方なのですから。▼
- [クリス]
- そうなのですか?▼
- [ウェンデル]
- ええ。
一度詳しくお教えしなければ
ならないようですね…▼
ウェンデルと主人公2†
- [ウェンデル]
- クリス殿は
英雄アンリをご存知ですね?▼
- [クリス]
- はい、もちろんです。
マルス様の祖先であり、
アリティアの建国王…▼
- [ウェンデル]
- ええ、そしてファルシオンを手に
メディウスを打ち倒した
世界の救い手…▼
そのアンリに
ファルシオンを授けたという
北の賢者…▼
その方こそ、
ガトー様のことなのです。▼
- [クリス]
- そうだったのですね…▼
ではガトー様は、
おれたちの祖先を救ってくれた
おれにとっても恩人にあたる方。▼
- [ウェンデル]
- ええ、それに先の暗黒戦争で
マルス様が戦われている時。▼
マルス様を導き、
魔王ガーネフを倒す
スターライトを授けた人物…▼
その方もまた、
ガトー様なのです。▼
- [クリス]
- そ、そうだったのですね!▼
ではガトー様は、
マルス様にとっても、
おれにとっても恩人。▼
- [ウェンデル]
- ええ、ええ。▼
- [クリス]
- ただ、わからないのですが、
なぜ自分のもとへ来いと
おっしゃるのでしょう?▼
魔道で自在に移動できるのなら、
来てくださっても
良さそうに思うのですが…▼
- [ウェンデル]
- それがガトー様の
試練なのですよ。▼
何があろうと世界を救う、
それだけの覚悟を
もった者でなければ、▼
ガトー様の授ける力を
使うことはできない…
そのための試練なのです。▼
- [クリス]
- なるほど、
ガトー様には
そのように深遠なお考えが…▼
ただの
ちょっと変わった人では
なかったのですね…▼
- [ウェンデル]
- ええ。そうですよもちろん…▼
ウェンデルと主人公3†
- [ウェンデル]
- クリス殿、
この間はガトー様とアリティアの
かかわりをお話ししましたが、▼
ガトー様の偉業はもちろん、
それだけにとどまりません。▼
我々がカダインで
学んでいる魔道…▼
その魔道そのものを
人に授けた方こそ、
ガトー様なのです。▼
- [クリス]
- 魔道そのもの…?▼
- [ウェンデル]
- ええ。ガトー様がいなければ、
この世界には
魔道はなかったのですよ。▼
- [クリス]
- そ、それは…!
とてつもなく凄い方なのですね…▼
- [ウェンデル]
- ええ、もっとも…
ガトー様は元々人を助けるために
魔道をお与えになりました。▼
だから、魔道が人々の
戦いの道具となることを
嘆いておられましたね…▼
- [クリス]
- 知識だけでなく、
良識までお持ちとは…▼
感銘を受けるばかりです。
ガトー様は本当に
素晴らしい方なのですね。▼
- [ウェンデル]
- ええ。
おわかりいただけましたか?▼
- [クリス]
- はい、今までの
おれの無知を恥じています。▼
ガトー様…今まで
ちょっと変わった人
なんて言ってすみませんでした…▼
- [ウェンデル]
- そうそう、
それで良いのですよ。▼
ガトー様はこの世界の
すべてを常に
見ておられますから。▼
あなたの今の言葉も、
きっとガトー様に
届いたことでしょう。▼
- [クリス]
- ガトー様ありがとうございます!
これからも
おれたちをお守りください!▼
- [ウェンデル]
- あ、いえいえ
そのように大声で叫ばずとも
大丈夫ですよ…▼
エッツェルと主人公†
エッツェルと主人公1†
- [エッツェル]
- …………▼
- [クリス]
- エッツェル殿、
そろそろ集合の時間です。▼
- [エッツェル]
- ん?
ああ、わかった。
すまんな、今行く。▼
- [クリス]
- その指輪…
大切なものなのですか?▼
- [エッツェル]
- ん、ああ…わかるのか?▼
- [クリス]
- ええ。
エッツェル殿は時々、その指輪を
見つめておられたようだった。▼
大切な人からの贈り物ですか?▼
- [エッツェル]
- ああ、まあな…▼
こいつは
死んだ女房の形見なんだ。▼
- [クリス]
- …そうだったのですか。
失礼しました。▼
- [エッツェル]
- いや、良いんだ。▼
死んだ妻が望んでいた平和な世、
それをかなえてやりたくて
おれはここで戦ってる。▼
…未練なのかもしれんが、な。▼
エッツェルと主人公2†
- [クリス]
- エッツェル殿、
集合の時間です。▼
- [エッツェル]
- ああ、ありがとう。
いつもすまんな。▼
そういえばあんた、
毎回全員に
伝えて回ってるのか?▼
- [クリス]
- はい。つい
みんなの様子が気になって。▼
- [エッツェル]
- あんた、お人好しなんだな。
気をつけろ、
優しい奴は早死にするぜ。▼
こんな時代じゃ、
特にな…▼
- [クリス]
- あなたの奥さんも…
きっと
優しい人だったのですね。▼
- [エッツェル]
- ああ。アーシェラは…
いつだって
穏やかな平穏を望んでた。▼
ただ、
あいつはお人好しでな。▼
ヘマをした
おれを庇って
命を落としちまった…▼
- [クリス]
- そうだったのか…▼
- [エッツェル]
- なあ…
人は死んだ後
天国へ行くっていうよな。▼
アーシェラは…
そこで平和に
暮らしているだろうか?▼
- [クリス]
- はい。きっと…▼
- [エッツェル]
- …だとしたら、▼
おれが死んだら…
あいつにまた
会えるんだろうか…▼
- [クリス]
- エッツェル殿…▼
- [エッツェル]
- …すまん。
くだらんことを言ったな。
忘れてくれ。▼
エッツェルと主人公3†
- [クリス]
- エッツェル殿。▼
- [エッツェル]
- ああ、そろそろ時間か?▼
- [クリス]
- いえ、今日はお話があって来ました。▼
差し出がましいことですが、
エッツェル殿…▼
あなたの戦い方を
見ていると…
心配になるのです。▼
- [エッツェル]
- 心配?▼
- [クリス]
- あなたの戦いは時々…
まるで死に場所を
求めているように見える。▼
- [エッツェル]
- …すまんな、悪いくせだ。▼
戦いの途中も、
どうしてもあいつのことを
思い出しちまうらしい。▼
- [クリス]
- エッツェル殿…
おれはアーシェラさんのことを
何も知らない。▼
だが、アーシェラさんは、
彼女はきっと…▼
あなたに生きて欲しいから、
あなたをかばったんです。▼
- [エッツェル]
- ……▼
- [クリス]
- あなたが死んだら、
あなたをかばった彼女の行為は
無になってしまう。▼
だから、どうか…▼
- [エッツェル]
- そうだな…その通りだ。▼
このまま死んで
あいつのもとに行ったら、▼
あいつは怒るだろうな。
大切な命を
無駄にするなって…▼
あいつはそういう奴だった…▼
- [クリス]
- エッツェル殿…▼
- [エッツェル]
- 感謝する、クリス。▼
と、そろそろ集合の時間だな。
クリス、一緒に行くか。▼
- [クリス]
- はい!▼
マリクと主人公†
マリクと主人公1†
- [マリク]
- クリス、
今までマルス様をお守りしてくれて
ありがとう。▼
- [クリス]
- はい。
それがおれの使命ですから。▼
- [マリク]
- アリティアが落とされたと聞いて、
気が気じゃなかったんだ。▼
- [クリス]
- 確かに、
おれたちの祖国アリティアは…▼
- [マリク]
- そっちは君たちがいなかったんだ。
仕方がないよ。▼
マルス様が無事だったことが、
不幸中の幸いだ。▼
ぼくも合流できたからには
力の限りを尽くすよ。▼
- [クリス]
- はい。マリク殿が
いてくれれば心強い。▼
マリクと主人公2†
- [マリク]
- …………▼
クリス?▼
- [クリス]
- 失礼、
お邪魔でしたか。▼
- [マリク]
- いや、いいんだ。▼
こうやって目を閉じて、
風を身体で感じていると…▼
心が自由になって
集中できるんだ。▼
- [クリス]
- そういえば、マリク殿は
風の魔道士という異名が
あるんでしたね。▼
- [マリク]
- うん。エクスカリバーを
よく使うから風の魔道士なんて
呼ばれるようになったんだろうね。▼
- [クリス]
- 風の魔道エクスカリバー…
マリク殿に
相応しい魔法だと思います。▼
- [マリク]
- そうだね…でも、
ぼくがエクスカリバーを
選んだんじゃなくて、▼
エクスカリバーがぼくを選んだ、
と言ったら驚くかな?▼
- [クリス]
- エクスカリバーが?
マリク殿を?▼
- [マリク]
- そうなんだ。
ウェンデル先生はあの日、
ぼくにエクスカリバーを、▼
エルレーンに
トロンを与えてくださった。▼
それはぼくがエルレーンより
優れていたから、
という訳じゃなくて、▼
魔法の性格の問題だったんだ。▼
- [クリス]
- 魔法の性格?▼
- [マリク]
- ごくまれになんだけど、
「意志」をもった魔法がある。
魔法自身が、使う側を選ぶんだ。▼
エクスカリバーもその一つ。
ぼくとの相性が良かったんだろうね。
エクスカリバーはぼくを選んでくれた。▼
- [クリス]
- 魔法が人を選ぶ…▼
- [マリク]
- そう。だから、ぼくが風の魔道士に
なったのはたまたまなんだよ。▼
ちょっとどこかが違っただけで、
エルレーンが風の魔道士と
呼ばれるようになったんだろうから。▼
- [クリス]
- そうなのですか…。
しかし、マリク殿に風の魔法は
本当に似合っていると思います。▼
エクスカリバーは、マリク殿の
そういう穏やかな性格を
好きになったのでしょう。▼
- [マリク]
- ははっ、それは嬉しいな。
ありがとう。▼
マリクと主人公3†
- [クリス]
- マリク殿はこの戦いが終わったら、
どうするのですか?▼
- [クリス]
- そうだね、まだ決めていない。
平和になったら、
色々やりたいこともあるしね。▼
でも、それも全部
エリス様を取り戻した後のことだ。▼
- [クリス]
- エリス様…▼
- [マリク]
- うん、ぼくは暗黒戦争の時も…
今回もエリス様を守りきれなかった。▼
アリティアを離れて、
これほど後悔したことはないよ。▼
今度こそ、絶対に離れずに
エリス様を守る。▼
ぼくは、それだけのために
力を磨いたんだ。▼
ほくの…本当に守りたい人……
エリス様のために。▼
- [クリス]
- おれも力になります、マリク殿。
一刻も早くエリス様を
お助けしましょう。▼
- [マリク]
- ああ!▼
エルレーンと主人公†
エルレーンと主人公1 †
- [エルレーン]
- 貴様がクリスか。
ふん、聞いていたほどの
男には見えんがな。▼
- [クリス]
- エルレーン殿…▼
どこかでおれのことを
ご存知だったのか?▼
- [エルレーン]
- マリクが以前、
貴様のことを話していた。
頼もしい騎士が王子についたとな。▼
ふん、だがやはり
マリクの言うことなど
あてにはならん。▼
貴様程度の実力では、
この先が思いやられるな。▼
- [クリス]
- 確かに。
おれはまだまだ訓練が必要だ。▼
- [エルレーン]
- …なんだと?
認めるのか?▼
- [クリス]
- ああ。おれはもっと
強くならなければならない。
マルス様のために。▼
- [エルレーン]
- 誰かのために、か…
ふん、まるで
マリクのようなことを言う。▼
だが、俺は貴様などには負けん。
戦いで遅れを取る気はないぞ。▼
エルレーンと主人公2†
- [クリス]
- はっ! はっ! はぁっ!▼
- [エルレーン]
- ふん、
原始的な訓練もあったものだな。
それがアリティアの訓練とやらか?▼
- [クリス]
- エルレーン殿。
いや、これはおれの自主訓練だ。▼
アリティアの騎士訓練は
仲間同士で協力することの
大切さを学ぶ。▼
- [エルレーン]
- 仲間だと?
下らんな。
マリクが好きそうなセリフだ。▼
そんななれ合いでは
強くなることなどできはしない。▼
共に学ぶ者たちは
仲間などではない。
皆、敵だ。▼
だから、
俺はマリクに何度も
甘いと言ってやったのだ…▼
- [クリス]
- あなたは…
マリク殿を随分
意識されてるのだな。▼
- [エルレーン]
- ば、馬鹿を言え!
なぜ俺がマリクのことなど
意識せねばならん。▼
- [クリス]
- しかしおれと話していても
何かといえばマリクマリクと…▼
- [エルレーン]
- だ、黙れ。
俺はあんな奴のことなど
一度も考えたことはない。▼
ふん、貴様といると
調子が狂わされる。▼
まるであのマリクそっくり…▼
- [クリス]
- ……ほらまた。▼
- [エルレーン]
- だ、黙れ!
話はもう終わりだ!▼
エルレーンと主人公3†
- [エルレーン]
- ふん、クリス。
貴様ごときがまだ生きていたか。▼
- [クリス]
- エルレーン、
あなたも無事で何よりだ。▼
共に戦った仲間と、
こうして生きて話せるのは
嬉しいものだな。▼
- [エルレーン]
- …ふん、俺に仲間などいない。▼
- [クリス]
- 仲間などいない、か…▼
あなたのいたカダインの学院でも
そうだったのか?▼
- [エルレーン]
- 当然だ。
まわりの馬鹿どもと
俺は違うのだからな。▼
まわりが俺を遠ざけ、
俺もまわりに冷笑で返した。
俺はずっと一人だった。▼
- [クリス]
- ……▼
- [エルレーン]
- だが、そうだな…
マリクの奴だけは、違った。▼
友達になりたいと、
あいつはそう言った。
何度無視しても…▼
馬鹿馬鹿しい話だ。
誰からも嫌われ、
影口と叩かれている俺と…▼
そんな俺と…
どうして友達になりたいなどと…▼
- [クリス]
- エルレーン…
マリク殿はあなたにとって
大切な友だったのだな…▼
ただ、不幸な
行き違いがあっただけだ。
本当は、あなたはマリク殿を…▼
- [エルレーン]
- ば、馬鹿を言うな。
マリクのことなど俺は…!▼
ふん、貴様といると
調子が狂わされてばかりだ。
帰らせてもらう!▼
- [クリス]
- ああ、気が向いたら
また来てくれ。
それから…▼
おれも、あなたと友になりたい。
そう望んでいる。▼
- [エルレーン]
- …そういうところまで
マリクに似ているな。▼
ふん、まったく
腹立たしい連中だ…▼
コメント
Last-modified: 2024-07-09 (火) 07:53:01