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章別会話/会話イベント(女主人公関連)

グラ編

シーマと主人公

シーマと主人公1

[クリス]
ふーっ、今日の稽古はこれくらいにして
一休みしましょう。▼
あっ、シーマ様。▼
[シーマ]
そなたは…クリス殿。▼
先の戦いで
グラの民を救って頂いた事、
感謝している。▼
[クリス]
恐れ入ります。▼
ですが、そのように
指揮をなさったのは、
マルス様なのですよ。▼
[シーマ]
そうだな。▼
マルス王子には、
後ほど改めて
礼をしたいと思う。▼
[クリス]
…ところで、
シーマ様。▼
[シーマ]
な、何だ。▼
[クリス]
ここは、休憩所なのですから
その大きな鎧は
お脱ぎになっても良いのでは?▼
[シーマ]
むっ、
それは…そうだな。▼
[クリス]
では、私も手伝います。
すごく、重そうな鎧ですね。▼
[シーマ]
いや、よいのだ!
その…▼
[クリス]
どうしました?▼
[シーマ]
すまぬ!
急な用事を、思い出してしまった。
…失礼する!▼
(シーマが立ち去る)
[クリス]
あっ、シーマ様。
鎧から何か落としましたよ…▼
ああ、もう行ってしまったわ。
ええっと、これは…▼
お人形?▼

シーマと主人公2

[シーマ]
くっ、無いぞ…。▼
この事が知れようものなら
私は…!▼
[クリス]
あっ、シーマ様!▼
[シーマ]
むっ、クリス殿!
如何された!?▼
[クリス]
えっ!?▼
如何された…って。
ここは、休憩所ですよ。▼
[シーマ]
そ、そうであったな。▼
[クリス]
あっ、そうそう。
シーマ様。▼
落し物ですよ。
可愛らしい、お人形ですね。▼
[シーマ]
…!!!▼
なっ、
何故それを…!▼
[クリス]
以前、お会いした時に
落とされてましたよ。▼
[シーマ]
ああ…
一生の、不覚だ…▼
[クリス]
そんな、大げさな。▼
[シーマ]
いや、幻滅しただろう?▼
一国の王女が
このような、
趣味を持っているなど…▼
[クリス]
まあ、少しは驚きましたけど。
幻滅とは、違います。▼
[シーマ]
…これは、
亡き母の形見でな。▼
肝の小さい私は、
これを鎧に忍ばせねば…▼
とてもだが、王女として
振舞うことはできぬのだ。▼
[クリス]
そうだったのですか。▼
[シーマ]
ああ…これが、民に知れようものなら
私はもう、グラの王女として
生きては行けぬ。▼
さらばだ、クリス殿。
私のことは、どうか
忘れて欲しい…。▼
(シーマが立ち去る)
[クリス]
えっ、ちょっと
シーマ様!?▼

シーマと主人公3

[クリス]
シーマ様!
ちょっと、待ってください!▼
[シーマ]
…何だ。
クリス殿。▼
嘲りの言葉なら
甘んじて受けよう。▼
お人形王女、とでも
呼ぶが良い。▼
[クリス]
言いませんよ、そんな事。▼
むしろ私は、シーマ様に
親近感を持ちました。▼
[シーマ]
…優しいな、クリス殿は。
だが、気遣いは無用だ。▼
[クリス]
気遣いではありません。
…聞いてください。▼
先の戦場で、私は
グラの兵士の姿を見ました。▼
その全てが新兵で、
彼らは、十分な戦力を
持ってはいませんでした。▼
[シーマ]
…。▼
[クリス]
ですが、彼らは
引く事をしませんでした。
何故だか、わかりますか?▼
[シーマ]
…国を、グラを、
愛していたから…か?▼
[クリス]
そうです。▼
そんな彼らが、
熱狂的な支持を持って迎えた王女…▼
それが、あなたなのです。
シーマ様。▼
そのような人々が
母の形見で、幻滅するなどと。▼
むしろ、民に失礼だとは
思いませんか。▼
[シーマ]
それは…そうだ。▼
私は、間違っていたのだな。
気付かせてくれた事、感謝する。▼
[クリス]
いいえ、そんな。
私は、感じた事を
そのまま口にしたまでです。▼
[シーマ]
そうか。
少し、羨ましいな。▼
[クリス]
…あと、それからですね。▼
[シーマ]
何だ?▼
[クリス]
可愛いものは
私も、好きなのです。▼
[シーマ]
クリス殿…。▼

サムソンと主人公

サムソンと主人公1

[サムソン]
………。▼
[クリス]
あっ、あれは…
サムソン殿。▼
瞑想をしているのね。
すごい集中…。▼
まるで、この周囲だけ
時間が止まっているかのよう…。▼
[サムソン]
クリス殿か。▼
[クリス]
すみません、サムソン殿。
邪魔をしてしまって。▼
[サムソン]
構わぬ。▼
[クリス]
サムソン殿は
いつも、瞑想をしているのですね。▼
[サムソン]
うむ。▼
今は、戦争が起きている。▼
即ち、我が身に求められるは、
動だ。▼
[クリス]
戦う、という事ですか。▼
[サムソン]
従って、戦いの間にすべき事は
静であると、俺は思っている。▼
[クリス]
なるほど。▼
[サムソン]
しかし、ここ数日は
厚き壁に突き当たっている。▼
[クリス]
サムソン殿が…ですか?▼
[サムソン]
そうだ。▼
[クリス]
それは、私にとっても
大きな壁のような気がします。▼
もし、差し支えなければ
お話して頂けないでしょうか。
私にも、そのお手伝いを
させて下さい。▼
[サムソン]
む、そうか。
かたじけない。▼
では、また後日
ここで落ち合えるだろうか?
少々、準備が必要なのでな。▼
[クリス]
はい、構いません。▼
[サムソン]
感謝する。
では、また会おう。
クリス殿。▼

サムソンと主人公2

[クリス]
サムソン殿。▼
[サムソン]
む、クリス殿。
手間を掛ける。▼
[クリス]
私は、構いません。▼
それよりも…
サムソン殿の仰る
壁とは、何なのでしょうか?▼
[サムソン]
うむ。
まずは、これを見て欲しい。▼
[クリス]
えっ。
これ…は?▼
[サムソン]
大陸中の、
「可愛きもの」を記した、文献だ。▼
[クリス]
編み物に、アクセサリ。
それに人形まで…。▼
サムソン殿。
このような趣味を、
お持ちだったのですね。▼
[サムソン]
いや、違うのだ。
俺のものではない。▼
[クリス]
あら、それでは、
どなたの趣味でしょうか?▼
[サムソン]
それは…言えぬ。
申し訳ない。▼
[クリス]
…わかりました。▼
[サムソン]
この中より、最も可愛きものを
選別したいのだ。▼
だが、俺には
その基準がわからぬ。▼
[クリス]
…ああ!
なるほど。
プレゼントなんですね。▼
[サムソン]
…言えぬ。▼
[クリス]
ふふ、話はわかりました。▼
ですが…困りましたね。▼
すみませんが、私も
流行には疎いもので…。
その基準は、よく分かりません。▼
[サムソン]
くっ、そうか。▼
[クリス]
けれど…
私は何とかして、
サムソン殿の力になりたい。▼
そう思っています。▼
[サムソン]
…クリス殿。▼
[クリス]
サムソン殿。
この文献ですが、少しお借りしても
よろしいでしょうか?▼
[サムソン]
構わぬ。
何か、策があるのか?▼
[クリス]
はい。
また、ここで会いましょう!▼

サムソンと主人公3

[クリス]
サムソン殿!▼
[サムソン]
おお、クリス殿。▼
何か、得るものが
あったのか。▼
[クリス]
はい、これを見てください。▼
[サムソン]
これは、以前共に見た
「可愛きもの」を記した、文献…。▼
[クリス]
この、商品欄の部分に
注目してください。▼
[サムソン]
むっ!
オススメ度…と、あるな。
これは?▼
[クリス]
以前、道具屋に立ち寄った時、
ララベルさんに、
記して頂きました。▼
[サムソン]
なるほど。
餅は、餅屋か。▼
[クリス]
その通りです!▼
[サムソン]
これは、役に立ちそうだ。
クリス殿、感謝する。▼
[クリス]
いえ。
私も知りたかった事ですし…。
いい商品を、選びましょうね。▼
[サムソン]
うむ。
では、読むぞ。▼
[クリス]
はい。
なんだか、ドキドキします…。▼
[サムソン]
む…。▼
[クリス]
うっ、
これは…。▼
高価ですね。▼
[サムソン]
しかも、軒並み
オススメとある。▼
[クリス]
あちらも、商売ですからね…。▼
[サムソン]
そうだな。
やはり、この道も
険しいと言う事か…。▼
[クリス]
全くです。▼
[サムソン]
むっ、クリス殿。
何か、紙が挟まっているぞ。▼
[クリス]
あっ、本当。
何か、書いてある…。
読んでみますね。▼
「戦いを終わらせる事が、
 彼女への、最高のプレゼントよ。▼
「物を買うのは、その後でいいの。
 あなたたちには、特別に
 安く売ってあげるから。▼
「頑張ってね!
  道具屋のララベルより」▼
…参りましたね。▼
[サムソン]
ふっ。
どうやら、全て
お見通しのようだ。▼

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Last-modified: 2024-07-05 (金) 04:09:50
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