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章別会話/会話イベント(女主人公関連)
オレルアン編†
ロシェと主人公†
ロシェと主人公1†
- [クリス]
- ロシェ殿、それは…?▼
- [ロシェ]
- ああ、これは…
子供たちから
貰った手紙だよ。▼
- [クリス]
- 子供たち?▼
ロシェ殿のご子息ですか?▼
- [ロシェ]
- あ、いやそうじゃないよ。
ぼくの子供じゃなくて…▼
ぼくが
よく訪れている
孤児院の子供たちのこと。▼
前の戦争で…
オレルアンやアカネイアにも
多くの戦災孤児たちが生まれた…▼
だからぼくは
彼らを救うための孤児院に
協力してるんだ。▼
これは、
そこで暮らす子供たちが
ぼくに書いてくれたお礼の手紙。▼
- [クリス]
- そうだったのですね…▼
- [ロシェ]
- 戦いで挫けそうな時も…
この手紙を読むと元気になるんだ。▼
この子たちのために
ぼくも頑張ろうって…▼
- [クリス]
- ロシェ殿…
あなたは優しい人なのですね。▼
- [ロシェ]
- いや、そんな。
ぼくはただ弱いだけだよ…▼
ロシェと主人公2†
- [クリス]
- …どの子の手紙も、
ロシェ殿への
感謝にあふれていますね。▼
一緒に遊んであげたり…
文字を教えてあげたのも
ロシェ殿なのですね。▼
- [ロシェ]
- あ、うん。
子供たちのことは好きだからね。▼
- [クリス]
- それに、相当なお金を
孤児院に寄付しているご様子…▼
ここまでされてるなんて…
なかなか出来ることでは
ありません。▼
- [ロシェ]
- 恩返しのつもりなんだ。
ハーディン様への…▼
ぼくたち四人も、
もとは彼らと同じように
親がいなかった。▼
ハーディン様に
育てていただいたから
今まで生きてこられた。▼
だから、
ぼくもハーディン様のように
何かしたいと思って…▼
- [クリス]
- 立派なお考えです。
私、感銘を受けました。▼
- [ロシェ]
- ありがとう…▼
でも、これは…偽善だね…▼
ぼくたちは、戦争で
人を殺しているんだから…▼
- [クリス]
- ……▼
- [ロシェ]
- ぼくは弱いんだよ。
だからその罪から逃れたくて、
こんなことをしている…▼
以前、町の人にも言われたよ。
ぼくのしてることは、
偽善なんだ、ただの…▼
- [クリス]
- ……ロシェ殿……▼
偽善で、良いと思います。▼
- [ロシェ]
- え?▼
- [クリス]
- あなたがしていることを
偽善とののしる人も
いるでしょう…▼
でも、あなたの行為は
現実に子供たちを助けて
いるのでしょう?▼
偽善で誰かを救えるなら…
偽善で良いじゃないですか。▼
- [ロシェ]
- クリス…▼
- [クリス]
- 誰かを偽善と非難するだけで
何もしない人より…
偽善者の方がよほど立派です。▼
私はそう思います。▼
- [ロシェ]
- あ、ありがとう。
そんなふうに
言われたのは初めてだよ…▼
ロシェと主人公3†
- [クリス]
- ロシェ殿、
もうすぐこの戦いも終わります。▼
戦争が終われば、
もう戦災孤児たちが
増えることもなくなります。▼
- [ロシェ]
- うん、そうだね。▼
この戦争で
失われた命はもう戻らない…
だから、せめて…▼
- [クリス]
- ロシェ殿…▼
ハーディン皇帝との戦いを
誰より辛く感じていたのは…
あなただったのかもしれませんね。▼
あなたは
人より優しすぎるから、
人より傷ついてしまう…▼
- [ロシェ]
- ぼくはただ、弱いんだよ。▼
- [クリス]
- 優しいことが弱いことなら…
強くなんてならなくて良いです。▼
私はロシェ殿の優しさが好きです。
あなたの優しさ…
どうか失わないでください。▼
- [ロシェ]
- ありがとう…クリス。▼
ビラクと主人公†
ビラクと主人公1†
- [クリス]
- ビラク殿、名高い狼騎士団と
共に戦えるのは光栄です。
これから、よろしくお願いしたい。▼
- [ビラク]
- ああ、こちらこそ。▼
まあ、もともと俺は
ハーディン様のために
死ぬつもりだったが…▼
ロシェに頼まれたからな。▼
- [クリス]
- ロシェ殿…。
先の戦いで、ビラク殿の説得に
当たられた方ですね。▼
- [ビラク]
- ああ、俺たち狼騎士団の
四人は兄弟同然なんだ。
あいつには人を見る目がある。▼
…けど、あいつは、
優しすぎる所があってな。▼
戦えば、俺より全然強いのに
いざって時しか、動けないんだ。▼
- [クリス]
- そうなのですか…。▼
- [ビラク]
- だから、俺が前に出るんだが…
これがなかなか、上手く行かない。▼
- [クリス]
- それは、どのように?▼
- [ビラク]
- まず…
相手を一人、崩すだろ。▼
- [クリス]
- はい。▼
- [ビラク]
- 次に、他の相手に囲まれる。▼
- [クリス]
- えっ。▼
- [ビラク]
- で、俺がやられそうになる。▼
そして、ロシェに助けられる…
大体、そんな感じだ。▼
- [クリス]
- あ、危ないですね…。▼
- [ビラク]
- ああ。俺も
一人でちゃんと戦えるような
力をつけないとな…▼
- [クリス]
- あっ、それでは。
一緒に特訓などしますか?▼
- [ビラク]
- そうだな、クリス殿。
一度、手合わせ願えないか?▼
- [クリス]
- はい。
私は構いません。▼
- [ビラク]
- おお、ありがたい。
では…参る!▼
ビラクと主人公2†
- [ビラク]
- クリス殿…
隙あり!▼
- [クリス]
- くっ!
やりますね、ビラク殿。▼
けど…
足元が甘い!▼
- [ビラク]
- うはっ!▼
- [クリス]
- 勝負あり、ですね。▼
- [ビラク]
- くっ、
参ったよ。▼
- [クリス]
- 攻撃は、十分です。
ですが、その後に
隙が生まれています。▼
- [ビラク]
- なるほど…な。▼
- [クリス]
- ただ…▼
- [ビラク]
- ん?
何だ、言ってくれ。▼
- [クリス]
- 同時に攻める方がいれば
全く問題は、無いと思いました。▼
- [ビラク]
- そうだな。
本来ならば、一撃離脱が
オレルアンの流儀だ。▼
- [クリス]
- ああ…なるほど。
狼騎士団の力は
そこに、あったのですね。▼
- [ビラク]
- ふっ、いとも簡単に
見抜いてくれるな。
恐れ入るよ。▼
- [クリス]
- いえ、今の攻撃を
同時に受けたなら…
私には、どうしようもありません。▼
それよりも…。
今ので、分かりました。▼
- [ビラク]
- 何がだ?▼
- [クリス]
- ビラク殿は、先陣を切るより、
仲間と共に駆けた方が
戦果を上げられる、という事です。▼
- [ビラク]
- と、言う事は…▼
- [クリス]
- はい。
次の訓練は、決まりましたね。▼
ビラクと主人公3†
- [クリス]
- はあっ、はっ…!
ビ、ビラク殿。▼
- [ビラク]
- ん?
何だ、クリス殿。▼
- [クリス]
- す、すみませんが
少し、ペースを
落とせないでしょうか。▼
- [ビラク]
- ああ、すまない。
そうしよう。▼
- [クリス]
- 共に駆けた方が良い、とは
言いましたけど…
これは、速過ぎるのでは…。▼
- [ビラク]
- そうか?▼
狼騎士団では、いつも
この倍くらいの速度なんだがな。▼
- [クリス]
- ば、倍!?
それはもう、人の速度では
ありませんよ…。▼
悔しいですが、私には、
狼騎士団の一員となる事は
難しい、ようですね。▼
- [ビラク]
- そうか…
残念だ。▼
- [クリス]
- でも…ロシェ殿ならば、
ビラク殿の速さにも
ついていけるのでしょうね。▼
- [ビラク]
- ああ。
ロシェ、ウルフ、ザガロ…
俺たちはいつも一緒だったんだ。▼
それにハーディン様も…▼
- [クリス]
- ……。
…ハーディン皇帝のことは…▼
- [ビラク]
- 良いんだ、クリス殿。
俺たちの戦いは間違っていない。
そうだろう?▼
俺はそう信じている。
だから、クリス殿と共にいるんだ。▼
- [クリス]
- ビラク殿…▼
はい、その考えは
間違っていません。
マルス様は、信じられるお方です。▼
ザガロと主人公†
ザガロと主人公1†
- [ザガロ]
- 剣…
よし。▼
弓…
よし。▼
- [クリス]
- ザガロ殿。
何をして…
わっ。▼
どうしたのですか?
こんなにも、武器を並べて。▼
- [ザガロ]
- クリス殿か。▼
- [クリス]
- 槍と馬具、
それに、魔道書まで…▼
- [ザガロ]
- 武器の手入れをしているんだ。
場所を取って、すまない。▼
- [クリス]
- いえ、それは構いません。▼
ですが、見たところ
ザガロ殿には不要な武器も
混じっているようですが?▼
- [ザガロ]
- ああ、確かにそうだ。▼
しかし、次の戦場では
必要になるかも知れないだろう。▼
- [クリス]
- それは、そうかも知れませんけど…▼
- [ザガロ]
- 言いたい事は、わかる。▼
おれも、少し前までは
弓の手入れしか
していなかったからな。▼
- [クリス]
- そう、ですよね。▼
- [ザガロ]
- まあ、普通はそうだろう。
おっと、後は…▼
杖…
よし、終わりだ。▼
では、クリス殿。
失礼する。▼
- [クリス]
- あっ、はい。
お疲れ様でした…。▼
ザガロと主人公2†
- [ザガロ]
- 斧…
よし。▼
む、この剣は
打ち直す必要があるな。▼
- [クリス]
- ザガロ殿。▼
- [ザガロ]
- おお、クリス殿。▼
いつも、場所を取って
すまないな。▼
- [クリス]
- いえ、お気になさらず。▼
あの、この馬具ですが、
少し見せて頂いてもよろしいですか?▼
- [ザガロ]
- ああ、構わない。▼
- [クリス]
- これは…
随分と、丁寧な仕上がりですね。▼
全部、ザガロ殿の仕事ですか?▼
- [ザガロ]
- そうだ。▼
まあ、元々それを使うのは
おれでは無かったのだが…▼
- [クリス]
- えっ?
それは誰ですか?▼
- [ザガロ]
- ウルフだ。▼
- [クリス]
- ああ、
狼騎士団の長…でしたね。▼
- [ザガロ]
- あいつはな…
一言で言うと、天才なんだ。▼
おれが、弓と馬具を準備して、
あいつが撃つ。
始めは、そんな関係だった。▼
しかし、前の戦争で
あいつは、どんどん成長してな…▼
- [クリス]
- 弓以外も
扱うようになったと?▼
- [ザガロ]
- その通りだ。
作戦毎に、扱う武器が変わった。▼
- [クリス]
- それは、凄い…。▼
- [ザガロ]
- そんなあいつに合わせる内に…
この武器の手入れが
すっかり、板に着いてしまったよ。▼
ザガロと主人公3†
- [クリス]
- ザガロ殿。
今日も、武器の手入れですか?▼
- [ザガロ]
- おお、クリス殿か。▼
丁度良かった。
ちょっと、この槍を
振ってみてくれないか。▼
- [クリス]
- はい、わかりました。▼
…。▼
- [ザガロ]
- どうだ?▼
- [クリス]
- 振った後、少しだけ
先に引っ張られるような感じがある…
かも知れません。▼
- [ザガロ]
- 何!?
貸してくれ。▼
うん…これは。▼
確かに、少しだけだが
柄と槍頭の接合部に
不要な隙間が生じている。▼
- [クリス]
- えっ、そうなのですか?▼
- [ザガロ]
- おれも、違和感を覚えてはいたが
原因までは分からなかった。▼
しかし、これを一振りで
感じ取るとはな。
恐れ入った。▼
- [クリス]
- あ、ありがとうございます。
あまり、自覚はありませんが…。▼
恐らく昔、練習用に使っていた
祖父の武器に
十分な手入れが、されていたのですね。▼
- [ザガロ]
- なるほど。
体に理想の状態が
覚え込まれているのか。▼
…クリス殿。
また、手入れした武器を
見てもらえないだろうか?▼
- [クリス]
- はい。
ザガロ殿。▼
- [ザガロ]
- ありがたい。▼
では早速だが…
この斧と杖を、同時に振って
その具合を教えてくれないか。▼
- [クリス]
- えっ!?
すみません、それは無理です…。▼
ウルフと主人公†
ウルフと主人公1†
- [クリス]
- ウルフ殿、お待ちください。▼
- [ウルフ]
- お前は?▼
- [クリス]
- アリティア騎士
クリスと申します。
マルス様の近衛騎士です。▼
- [ウルフ]
- クリス…
聞かぬ名だな。▼
- [クリス]
- はい。
私はまだ若輩の身ですから。▼
狼騎士団の長ウルフ殿…
ジェイガン様から
おうわさはかねがね。▼
ハーディン皇帝配下で
最強と名高い
オレルアン騎士団…▼
隊長のあなたは、
前の戦争でも最強の名に
相応しい圧倒的な強さだったと。▼
- [ウルフ]
- ……。
軟弱なアリティア騎士ごときに、
戦いで劣るつもりはない。▼
それに…誤解するな。
狼騎士団の力は
おれ一人のものではない。▼
戦場で
おれを補佐してくれたザガロ、
それにビラクにロシェ…▼
何より、
ハーディン様が…
あの方がいたからこそだ。▼
- [クリス]
- ……。
ハーディン皇帝のことは…
その、何と申し上げれば良いか…▼
- [ウルフ]
- …無用だ。
ハーディン様のお心は
おれたちが知っている。▼
おれは
ハーディン様を過ちに導いた
元凶の全てを討つ。それだけだ。▼
ウルフと主人公2†
- [ウルフ]
- お前……
クリスといったな。▼
- [クリス]
- ウルフ殿?▼
- [ウルフ]
- …先日の無礼を謝ろう。▼
おれはお前の力を
侮っていたようだ。▼
- [クリス]
- え?
そ、そのように頭を
下げられるようなことは何も…▼
- [ウルフ]
- おれは強者には敬意を払う。▼
お前の戦いを見て、知った。
お前は強い。
おそらくはおれ以上の才がある。▼
そしてその強さ…
楽に身につけたものではない。
相当の苦痛に耐えて得たものだ。▼
おれと同じ…幼い頃から
ただひたすら主君のために
鍛錬を重ねた強さだ。▼
- [クリス]
- はい…私は
アリティアに仕えるべく
子供の頃から訓練を重ねました。▼
- [ウルフ]
- お前ほどの騎士が
アリティアにいたとはな…▼
だが、わからんな。
マルス王子は…本当にお前が
命を賭けるに値する主君か?▼
- [クリス]
- もちろんです。
あの方に仕えることが
私の喜びです。▼
- [ウルフ]
- だが、
お前に相応しい
主君とは思えん。▼
マルス王子は
アカネイアに反逆し、各地を
力と恐怖で支配してきたという…▼
いずれは世界を
支配しようと企んでいる…
おれはそう聞いている。▼
- [クリス]
- いいえ、それは誤解です!▼
ウルフ殿もマルス様のことを
知ってくだされば、
きっとわかるはずです。▼
マルス様は
そんな方ではありません。▼
- [ウルフ]
- ……そうか。▼
無礼なことを言ったな、
許してくれ。▼
おれももし
自分の主君を
侮辱されれば許せぬからな…▼
- [クリス]
- はい…
その気持ちはよくわかります。▼
- [ウルフ]
- ハーディン様は
まるで悪魔のごとく
人々から忌み嫌われている。▼
何を言われようが構わぬ、
おれたちは優しかった
あの方を知っているのだから。▼
だが、お前には…
本当のハーディン様を
知っておいて欲しい。▼
ハーディン様は決して
悪人ではない。
あの方は、本当は…▼
- [クリス]
- ウルフ殿…▼
では、お互いにもっと
話をしませんか?
私たちの主君について。▼
私はハーディン皇帝を知りません。
そしてあなたも
マルス様を誤解しておられます。▼
二人で話せば、
私たちはきっと
わかりあえるはずです。▼
ウルフと主人公3†
- [クリス]
- ウルフ殿、もうすぐです。▼
もうすぐ戦いは終わります。
世界に平和な日々が
戻ってきます…▼
- [ウルフ]
- ああ、そうだな。▼
皮肉なものだ。
主君のために死ぬことが
おれの望みだった…▼
そのおれが生きて、
祖国に戻ることになろうとは…▼
- [クリス]
- ウルフ殿…▼
あなたの
祖国オレルアンは
どんなところなのですか?▼
- [ウルフ]
- そうだな…▼
どこまでも広がる
一面の草原…▼
吹き抜ける風…
色とりどりの花…▼
- [クリス]
- 美しい国なのですね…▼
- [ウルフ]
- ああ。クリス…
いつかお前にも
オレルアン草原を見せたい。▼
おれたちとハーディン様が
愛した大地を…
お前にも見て欲しい。▼
- [クリス]
- はい。
戦いが終わったら、
連れて行ってください。▼
私も見てみたいです。
あなたの故郷を…▼
コメント
Last-modified: 2024-07-09 (火) 02:05:05