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章別会話
会話イベント†
マルスとシーダ†
マルスとシーダ1†
- [マルス]
- シーダ。
無事かい?▼
- [シーダ]
- マルス様。
はい、わたしは大丈夫。▼
- [マルス]
- そうか、良かった。▼
君にもしものことがあったら、
タリス王に申し訳が
立たないからね。▼
- [シーダ]
- そんなこと…
マルス様こそ、お怪我は?▼
- [マルス]
- 心配ないよ。
心強い仲間たちが
ぼくを支えてくれるからね。▼
- [シーダ]
- そうね。
クリスをはじめ…
頼りになる人ばかり。▼
- [マルス]
- うん。だから…
君が戦う必要はないんだよ、
シーダ。▼
- [シーダ]
- え…?
マルス様、それは…▼
- [マルス]
- ぼくは、シーダにはもう
戦って欲しくないんだ。▼
できれば戦場には出ずに
後方支援に専念して欲しい。▼
- [シーダ]
- マルス様…
どうしてそんなことを言うの?▼
わたしでは、マルス様の
お役に立てないから?▼
- [マルス]
- 違う、シーダ。
そういうことじゃない。▼
ぼくはただ…君が傷つくのも
君が誰かを傷つけるのも
もう見たくはないんだ。▼
- [シーダ]
- みんなが戦っているのに、
わたしには矢の届かない後方で
無事を祈り続けろと言うの?▼
そんな…そんなこと…!▼
自分が傷つかないところで
誰かが傷つくのを見ているだけなんて
わたしには耐えられない。▼
- [マルス]
- シーダ…▼
- [シーダ]
- わたしは、戦います。
マルス様のそばで。▼
それができるということを
証明してみせます!▼
- [マルス]
- あ! シーダ…!
…ぼくは、間違っているんだろうか…?▼
マルスとシーダ2 †
- [シーダ]
- マルス様!
見ていてくれた?
わたしが戦う姿。▼
- [マルス]
- う、うん…
すごく、立派だったと思う。▼
- [シーダ]
- 良かった…じゃあ、
この間のお話は
取り消してくれる?▼
- [マルス]
- それは…▼
- [シーダ]
- もう、マルス様!
そんな顔しないで。
わたしは大丈夫。▼
マルス様が思っているよりずっと、
強くなったんだから。▼
- [マルス]
- そう…そうだね。
確かにシーダは、強くなった。
でも、だからこそ心配なんだ。▼
強くなればなるほど、
戦いの前線に立って
誰かを傷つけることになる。▼
それは、戦いが嫌いな君に
重荷を背負わせることに
なっているんじゃないかって。▼
- [シーダ]
- そんなこと…▼
わたしは、マルス様のそばで
マルス様のために戦えることを
幸せに感じてるわ。▼
- [マルス]
- シーダ…▼
- [シーダ]
- それに、戦いが嫌いなのは
マルス様も同じでしょう?▼
- [マルス]
- それは…そうだけど。▼
- [シーダ]
- マルス様の辛い思いを、
わたしは誰よりも知ってる…▼
だから、わたしも一緒に戦って
少しでも早く戦いを終わらせたいの。
それは、わたしのわがまま?▼
- [マルス]
- ……
わかったよ、シーダ。▼
もう何も言わない。
君の力を貸してくれ。▼
そして…ぼくたちの力で、
一日も早くこの戦いを終わらせよう。▼
でも、くれぐれも
無茶だけはしないでくれよ。▼
- [シーダ]
- はい…!
ありがとう、マルス様。▼
マルスとシーダ3†
- [マルス]
- シーダ。
無事かい?▼
- [シーダ]
- ふふ…▼
- [マルス]
- え、何?
何かおかしなことを言ったかな?▼
- [シーダ]
- ううん、違うの。▼
マルス様、このあいだも
同じことを言ってたから。
いつもいつも、人の心配ばっかり。▼
- [マルス]
- そ、そうだったかな?▼
- [シーダ]
- でも、そんなマルス様だから
みんながついてくるんでしょうね。
わたしも、そんなマルス様だから…▼
- [マルス]
- え…?▼
- [シーダ]
- ねえ、マルス様。
この戦いが終わったら、
わたしたち…▼
- [マルス]
- うん。
国の復興のために
力を尽くさなきゃね。▼
- [シーダ]
- あ、うん…そう、ね。▼
- [マルス]
- そして、それが終わったら
いよいよぼくたちの結婚式だ。▼
- [シーダ]
- マルス様…!▼
- [マルス]
- 今から楽しみだよ。
シーダのウェディングドレス姿が。▼
- [シーダ]
- この鎧より似合わなかったら
どうしよう…▼
- [マルス]
- ははは、そんなことはないさ。
きっと、すごく綺麗だと思うよ。▼
- [シーダ]
- 本当に?▼
- [マルス]
- うん。▼
- [シーダ]
- ありがとう、マルス様。
きっと、マルス様にふさわしい
お嫁さんになりますね。▼
- [マルス]
- ぼくも、シーダを
一生幸せにできる男に
なってみせるよ。▼
- [シーダ]
- マルス様…▼
守備の絆を手に入れた
ルークとロディ†
ルークとロディ1†
- [ルーク]
- おとなしめ…。
無表情…。
どっちも捨てがたいな。▼
- [ロディ]
- …ルーク。
私の顔をながめ回しながら
妙なあだ名をつけないでくれ。▼
- [ルーク]
- なんだよ、気に入らないのか?
じゃあ、冷ややかな視線…
なんてのはどうだ?▼
- [ロディ]
- それはあだ名というより
悪口に聞こえるんだが…。
そんなに私の目は冷ややかか?▼
- [ルーク]
- じゃあどんな異名がいいんだ?▼
- [ロディ]
- 異名などいらない。
そもそも、そういうものは
周囲が自然とつけるものだろう。▼
- [ルーク]
- 無理すんなって、
本当は欲しいんだろう?▼
アリティアの正騎士にふさわしい
立派な異名をつけようじゃねーか。▼
- [ロディ]
- …なら、
私がルークの異名を
考えてやろう。▼
- [ルーク]
- おう!
格好良いのを頼むぜ!▼
- [ロディ]
- そうだな…。
真面目にやってくれ、
というのはどうだ?▼
- [ルーク]
- え…。▼
- [ロディ]
- 気に入らないか?
なら、困ったやつだ、
というのはどうだ?▼
- [ルーク]
- わかったって!
お前…意外と
言うときは言うやつだな。▼
- [ロディ]
- わかってくれたなら
それでいい…。▼
- [ルーク]
- おっ、その目つき!
ロディの異名はやっぱり
冷ややかな視線、だな!▼
- [ロディ]
- ルークの異名は
真面目にやってくれ、
で決まりだな…。▼
ルークとロディ2†
- [ルーク]
- なあ、ロディはどうして
騎士に志願したんだ?▼
- [ロディ]
- …私の家は貧しい。
親や兄弟を食わせていくためには
才覚を見せて出世するしかない。▼
だから、理由と聞かれれば
家族のため…ということに
なるだろうな。▼
- [ルーク]
- そうか…。
けっこうシリアスな事情が
あったんだな。▼
- [ロディ]
- そういうルークは
なぜ騎士に志願したんだ?▼
- [ルーク]
- お、オレか?
…そりゃあ、騎士って
女の子にもてるからな!▼
- [ロディ]
- なんだと?
もてたいから
騎士に志願したのか?▼
- [ルーク]
- ま、まあな…▼
- [ロディ]
- ふう…▼
- [ルーク]
- なんだよ!
動機はどうあれ、騎士の務めは
ちゃんと果たしてるだろ!▼
- [ロディ]
- そうだな。
確かに最近のルークの活躍は
目を見張るものがある。▼
しかしその活躍の原動力が、
もてたいからとは…
仕方のないやつだ。▼
- [ルーク]
- ははは…
ま、人それぞれってやつだな。▼
ルークとロディ3†
- [ロディ]
- ルーク、
なぜ私に噓をついた?▼
- [ルーク]
- ん?
なんのことだ?▼
- [ロディ]
- 騎士になった動機だ。
なぜ、もてたいからなどと
嘘をついたんだ?▼
- [ルーク]
- …誰から聞いた?▼
- [ロディ]
- ジェイガン様だ。
先日の軍議の時に
教えてもらった。▼
- [ルーク]
- ちぇっ、
ばれちゃ仕方ねえな。▼
- [ロディ]
- 騎士叙勲を受ける直前、
病気で動けなくなった兄に
代わって志願したんだって?▼
立派で、誇れる理由じゃないか。
なぜ噓をついた?▼
- [ルーク]
- …立派でも
誇れる理由でもないさ。▼
- [ロディ]
- なに…?▼
- [ルーク]
- オレの家は代々、
アリティアの騎士だった。▼
オレは兄の代わりに
家の名誉を守るため
志願させられた代用品ってわけだ。▼
でもな…オレはオレだ。
誰の代わりでもねえ!▼
- [ロディ]
- ルーク…。▼
- [ルーク]
- だから、オレはオレの意志で
騎士に志願したのさ。
…女の子にもてるために。▼
- [ロディ]
- …わかった。
そういうことにしておこう。▼
これからも
よろしく頼むぞ、相棒。▼
はなばなしく活躍して、
二人で女の子に
もてようじゃないか。▼
- [ルーク]
- ははっ!
ロディでも冗談を言うんだな。▼
…ありがとうな。
こっちこそ
よろしく頼むぜ、相棒。▼
幸運の絆を手に入れた
ゴードンとジョルジュ†
ゴードンとジョルジュ1†
- [ゴードン]
- ふっ!
やっ!!▼
一、二、三…▼
ふう、五枚か。▼
- [ジョルジュ]
- 精が出るな。▼
- [ゴードン]
- あ、ジョルジュさん!
み、見てたんですか?▼
- [ジョルジュ]
- ああ。▼
えらく真面目な顔で
面白そうなことを
していたんでな。▼
- [ゴードン]
- ひどいなあ。
見てたなら声を
かけてくれればいいのに。▼
- [ジョルジュ]
- かわいい教え子が
必死になってる姿を見守るのも
師匠の務めだろう?▼
- [ゴードン]
- ジョルジュさんのことだから、
どうせ笑ってたんでしょ?▼
- [ジョルジュ]
- そのつもりだったんだが…
思いのほか引き込まれてしまった。▼
- [ゴードン]
- そのつもりだったんですか…▼
- [ジョルジュ]
- 一撃目で木を撃ってゆらし…
二撃目で落ちる木の葉を
同時にい抜く訓練か。▼
一撃目は、大木をゆらすほどの
力強さが求められ…▼
二撃目は、
葉がより多く重なる場所を見逃さない
集中力と正確さが必要となる。▼
しかも一撃目と二撃目を
素早く放たなければ
葉は地に落ちてしまう…▼
なかなかよく考えているじゃないか。▼
- [ゴードン]
- さすがジョルジュさんですね。
一度見ただけで
そこまでわかるなんて。▼
- [ジョルジュ]
- わずか数年でアリティア一の
弓の名手と呼ばれるようになった
秘密がここにあったわけだ。▼
- [ゴードン]
- そ、そんなに
たいそうなことじゃ…▼
- [ジョルジュ]
- いや、実際大したものだ。▼
前の戦争では
見習いだったお前が
ここまで成長するとはな。▼
- [ゴードン]
- ジョルジュさんの
ご指導のたま物ですよ。▼
- [ジョルジュ]
- ふふん。
褒めても何も出ないぞ。▼
…だが、そうだな。
お前の師として、
最後の指導をしようか。▼
- [ゴードン]
- 最後の…?▼
- [ジョルジュ]
- 下がっていろ、ゴードン。▼
- [ゴードン]
- は、はい。▼
- [ジョルジュ]
- ふう…
はあっ!!▼
- [ゴードン]
- あ、ああっ!?▼
- [ジョルジュ]
- 何枚だ?▼
- [ゴードン]
- じゅ、十二枚…です。▼
- [ジョルジュ]
- ふむ。
初めてにしては上出来か。▼
- [ゴードン]
- す、すご過ぎですよ…
ほんと、自信失くすなあ…▼
ゴードンとジョルジュ2†
- [ゴードン]
- えっと…今回は九枚か…▼
ふう、まだまだ全然
ジョルジュさんには
かなわないや…▼
- [ジョルジュ]
- まだわきが甘いな。▼
- [ゴードン]
- ひゃあう!?
な、何だ…って、ジョルジュさん!▼
いきなり出てきて
わきばらをつつかないでくださいよ!
ぼく、そこ弱いんですから。▼
- [ジョルジュ]
- まだその弱点を
こく服していなかったのか。▼
戦場で敵にわき腹をつつかれたら
どうするつもりだ?▼
- [ゴードン]
- そんなことをする
余裕のある兵士なんていませんよ。▼
- [ジョルジュ]
- ふむ…まあ、そうか。
おれも戦場でなら指ではなく
短剣を突き立てるだろうな。▼
- [ゴードン]
- こ、怖いこと
言わないでくださいよ。▼
- [ジョルジュ]
- 冗談だ。
それより、調子はどうだ?▼
- [ゴードン]
- 少しはましになりましたけど
ジョルジュさんとは
比べようもないですよ。▼
- [ジョルジュ]
- 比べようもない、か。▼
そんなことを言ってるようでは
まだまだおれを
超えることはできんな。▼
- [ゴードン]
- ど、どういうことですか?▼
- [ジョルジュ]
- …お前には才能がある。
周囲から高く評価されてもいる。▼
しかし、お前にはまだ
ゆるぎないものがない。▼
- [ゴードン]
- ゆるぎないもの?▼
- [ジョルジュ]
- 自信、と言い換えてもいい。▼
お前は気づいていないようだが
お前の自己評価はいつも
誰かから受けた評価に従順だ。▼
その純粋さ、素直さが
お前の武器であると同時に
弱点でもある。▼
- [ゴードン]
- どういうことですか。▼
- [ジョルジュ]
- ゆれる、ということだ。
他人の言葉に左右され、
ぴたりと定まった自信が持てない。▼
そのお前のゆらぎが、
お前の放つ矢に
わずかな迷いを与えている。▼
- [ゴードン]
- ゆらぎが、迷いに…▼
- [ジョルジュ]
- 芯を持て、ゴードン。▼
ゆるぎない自信を
手に入れたお前は
誰にも負けはしない。▼
もちろん、このおれにも。▼
- [ゴードン]
- は、はい…!▼
ゴードンとジョルジュ3†
- [ジョルジュ]
- ……▼
- [ゴードン]
- …行きます。
ふう…はっ!!▼
- [ジョルジュ]
- む、これは…!▼
- [ゴードン]
- 十一、十二、十…三!▼
- [ジョルジュ]
- 見事だ、ゴードン。
ついにこのおれを超えたな。▼
- [ゴードン]
- まさか。
まだまだ遠いですよ、
ジョルジュさんの背中は。▼
でも…もうそれはいいんです。
ぼくはぼくだから。▼
誰かと比べて自信を持ったり
失ったりは、もうやめました。▼
- [ジョルジュ]
- …それでいい。
お前はお前なんだ。
誰かに惑わされる必要はない。▼
- [ゴードン]
- はい。
とはいえ、やっぱりぼくは
まだまだ未熟ですから。▼
これからもご指導のほど
よろしくお願いします。▼
- [ジョルジュ]
- ふっ、ゆるぎない自信を
得てもなお、純粋であり続けるか。
大した奴だよ、お前は。▼
技の絆を手に入れた
サジとマジ†
サジとマジ1†
- [サジ]
- おう!
マジじゃねえか。▼
- [マジ]
- なんだ!?
サジよ。▼
- [サジ]
- この前、またお前と
間違えられたぞ!▼
- [マジ]
- な…!
誰だ、そいつは!
とっちめてやるぜ。▼
教えろ、サジ。▼
- [サジ]
- ええっと…。
あれ、誰だったっけな。▼
- [マジ]
- おいおい!
勘弁してくれよ。▼
まったく…鈍い奴だな。
おれとは
まるで正反対だぜ。▼
- [サジ]
- んだと!?▼
お前こそ何だ。
事あるごとに
空振ってばっかじゃねえか。▼
早けりゃ良いってモンじゃねえぞ!▼
- [マジ]
- 何だと……!▼
……表に出な。
今日こそは
白黒はっきりさせてやるぜ。▼
- [サジ]
- ああ、望むところよ!▼
後でほえづら
かくんじゃねえぞ?▼
- (サジが立ち去る)
- [マジ]
- へっ、
こっちのセリフだぜ。▼
お前は、今日限りで
引退させてやるよ!▼
- (マジが立ち去る。マルスが現れる)
- [マルス]
- 何か、今…
すごく物騒な話が
聞こえたような…。▼
サジとマジ2†
- [サジ]
- はあ、はあ…。▼
- [マジ]
- 何だ、息が
あがってるじゃねえか、
サジよ…。▼
- [サジ]
- へへ…。
そのまま返すぜ、
その言葉。▼
よーし、
下ろすか…。▼
おらよッ!▼
- [マジ]
- こっちも…
よっと!▼
- [サジ]
- ひとつ、ふたつ…、と。▼
九本だな。▼
- [マジ]
- …よし。
こっちは丁度十本だ!▼
- [サジ]
- 何だと!
見せてみな、マジ。▼
- [マジ]
- おう!
見やがれ、サジ。▼
- [サジ]
- こ、こいつぁ…。▼
- [マジ]
- どうだい!▼
この木こり勝負…、
おれの勝ちで決まりだな。▼
- [サジ]
- わはは!
バカ言ってんじゃねえ!▼
何だよ、この切り方は…。
多けりゃ良いってモンじゃねえだろ!▼
まったく、何に使うんだ?
この木をよ。▼
- [マジ]
- 薪だよ、薪!▼
くべるのに形なんて気にして、
どうするんだ?
おめでてえな!▼
- [サジ]
- んだと!?▼
切り方によってもな、
全然くべ易さが
違ってくるんだよ!▼
お前の方こそ
おめでてえぜ!▼
- [マジ]
- ぐっ…。
認めねえな。▼
- [サジ]
- 当たり前だ。▼
- [マジ]
- じゃあ、次は…
あの森で
決着をつけるとしようぜ!▼
- (マジが立ち去る)
- [サジ]
- おうよ!
今度こそお前に
引導を渡してやるぜ!▼
- (サジが立ち去る。マルスが現れる)
- [マルス]
- やっぱり、あの二人…
すごく危険な
会話をしてる…。▼
サジとマジ3†
- [マジ]
- ぜはーっ、ぜはっ…▼
- [サジ]
- 勝負…
し過ぎたか。▼
- [マジ]
- なんだ、泣き言か?
サジよ。▼
- [サジ]
- バカ言ってんじゃねえ。▼
お前の方こそ、
声が震えてるじゃねえか。▼
- [マジ]
- へっ、ぬかせ。▼
俺の方が…
本数が多いからだよ!▼
おれの勝ちだな。▼
- [サジ]
- いいや…!
見てみろよ、この切り口を。▼
どう見ても
おれの勝ちだろ!▼
- [マジ]
- んだと!?▼
- [サジ]
- なんだ、
この期に及んで
まだ認めねえってのか!?▼
- [マジ]
- この野郎……!▼
- (マルスが現れる)
- [マルス]
- ちょっと、二人とも!
何を争ってるんだ。▼
- [マジ]
- おっ、マルス様…。▼
- [マルス]
- この、沢山の木は…。
また二人が
切って来てくれたの?▼
- [マジ]
- ああ…。
そうです。▼
- [マルス]
- あっ、こっちの木は……
サジが切ってくれたんだね。▼
- [サジ]
- えっ、わかるんですかい!?▼
- [マルス]
- もちろん。
こんなに綺麗な
切り方だからね。▼
演習用の武器を作るのに、
これ程加工しやすいものはない。▼
…って、
ジェイガンがよく言っていた。▼
僕からも礼を言うよ。
ありがとう、サジ。▼
- [サジ]
- おっ、おう。▼
- [マルス]
- じゃあ、あっちに沢山ある方は
マジの仕事だね。▼
- [マジ]
- は、はい。▼
- [マルス]
- マジ。
君のおかげで、我が軍に
薪が不足した事は無い。▼
火は、陣営の明かりや
調理のために
欠かせないものだ。▼
いつもありがとう。▼
- [マジ]
- お、おう。▼
- [マルス]
- ……あ、それで。
二人はどうして
争っていたの?▼
- [マジ]
- いや、これは…。▼
- [サジ]
- …マジよ。▼
今回ばかりは引き分け…▼
いや、両方…
勝ちって事にしとくか!▼
- [マジ]
- ああ、
そうだな!▼
力の絆を手に入れた
シーダとオグマ†
シーダとオグマ1†
- [シーダ]
- オグマ、少しいい?▼
- [オグマ]
- なんでしょう、シーダ様。▼
- [シーダ]
- これ…▼
- [オグマ]
- 傷薬、ですか?▼
- [シーダ]
- 今の戦いで、
わたしをかばって
左肩に傷を受けたでしょ?▼
- [オグマ]
- …よくお気づきになりましたね。▼
- [シーダ]
- あなたはいつも、
それとなくわたしを
かばってくれるから…▼
本当は、もっとたくさん
わたしの知らない傷が
あるんでしょう?▼
- [オグマ]
- まさか。
おれはそれほど
未熟ではありませんよ。▼
- [シーダ]
- …ごめんなさい、
あなたには迷惑ばかり
かけてしまって…▼
- [オグマ]
- 顔をお上げください。
この命はあなたに捧げたもの。▼
おれの傷など
あなたが気にすることはありません。▼
- [シーダ]
- オグマ…▼
- [オグマ]
- その傷薬は、
マルス様に差し上げてください。
おれには、必要ない。▼
- [シーダ]
- 駄目!
これはあなたのために
特別に調合してもらった傷薬なの。▼
お願い、ちゃんと
傷の手当をしてね。▼
- [オグマ]
- …わかりました。
ありがたく頂だいいたします。▼
シーダとオグマ2†
- [シーダ]
- あ、オグマ。▼
- [オグマ]
- これはシーダ様。
どうされましたか?▼
- [シーダ]
- さっきの戦いで
またあなたに助けられたから
お礼を言いたくて。▼
- [オグマ]
- 無用なこと。
あなたとマルス様を護ることが
おれの使命ですから。▼
- [シーダ]
- ありがとう、オグマ。▼
あなたがいてくれるから、
マルス様もわたしも
安心して戦える。▼
どんなに厳しい戦いも
乗り越えていける。▼
- [オグマ]
- もったいないお言葉です。▼
- [シーダ]
- でも、少し心配でもあるの。▼
あなたは誰のことも
頼ろうとしないから…▼
いつか、どこか遠くへ
行ってしまいそうで。▼
- [オグマ]
- ……▼
- [シーダ]
- 忘れないでね、オグマ。▼
あなたがわたしたちを
護ってくれるように
わたしたちもあなたを護るから。▼
あなたはひとりじゃない。▼
- [オグマ]
- …はい。▼
シーダとオグマ3†
- [オグマ]
- ……▼
- [シーダ]
- オグマ?▼
- [オグマ]
- !
…シーダ様。▼
- [シーダ]
- ふふふ、めずらしく
油断してたわね、オグマ。▼
- [オグマ]
- たわむれを…▼
- [シーダ]
- でも、嬉しい。▼
- [オグマ]
- 嬉しい?▼
- [シーダ]
- うん。▼
だって、オグマが人の気配に
気づかないことなんて
これまでなかったでしょ。▼
それってきっと、
オグマが周りのみんなを信頼して
心を許してくれてるからだと思うの。▼
- [オグマ]
- …確かに、今のおれは
戦場で孤独を感じることがありません。▼
しかしそれは、
おれの弱さでもある。▼
かつてのおれは
戦いの場で誰かを頼ることなど
あり得ませんでした。▼
それは…
弱くなったということでしょう。▼
- [シーダ]
- オグマ、それは違うわ。
あなたは、弱くなってなんかいない。▼
ううん、それどころか
初めて会った時よりも
ずっと強くなったと思う。▼
- [オグマ]
- …護るものができたことで、
護られているという
安心を得ることで…▼
強くなったということですか。▼
- [シーダ]
- うん、そう思うの。
わたしも、そうだから…▼
- [オグマ]
- 不思議なものですね。▼
あなたにそう言われると、
本当に自分が強くなったような
気分になってしまう。▼
- [シーダ]
- ふふ。▼
あなたのその強さが
いつも共にある幸運を
神様に感謝しなくちゃね。▼
- [オグマ]
- ご期待に沿えるよう、
あなたの剣となって
戦い抜くことを誓いましょう。▼
- [シーダ]
- ありがとう、オグマ。▼
力の絆を手に入れた
ジュリアンとリカード†
ジュリアンとリカード1†
- [ジュリアン]
- よう、リカード。
そこでなにをしてるんだ?▼
- [リカード]
- あっ!
ジュリアンのアニキ…。
エヘヘヘヘ。▼
- [ジュリアン]
- ずいぶん大きな
包みをかかえてるじゃねえか。▼
重たそうだし、
おれが半分持ってやろうか?▼
- [リカード]
- だ、大丈夫ッス。
これはおいらのものなんで、
おいらの力で運ばないと…。▼
- [ジュリアン]
- 嘘つけ。
それはお前のものじゃ
ないだろう。▼
おおかた、こないだの戦場で
倒したやつらからくすねたんだろう?▼
- [リカード]
- さっすがアニキ、
いい勘してますね。▼
- [ジュリアン]
- それくらいは目をつぶるけどな……。
アリティア軍のものを
くすねるのだけはやめとけよ。▼
- [リカード]
- 大丈夫ッス。
おいらみたいなチンケな盗賊、
誰も気にしてないっすよ。▼
- [ジュリアン]
- するつもりなのかよ…。
まあ、いいけどな。▼
- [リカード]
- あれっ?
止めないッスか?▼
- [ジュリアン]
- この軍には、
おれなんかよりもずーっと怖い
お兄さんたちがいっぱいいるからな。▼
捕まったらどうなるか…
覚悟しとけよ。▼
- [リカード]
- …や、やだなあアニキ。▼
おいらがそんなことするわけ
ないじゃないッスか。
おいらは義賊なんですから。▼
- [ジュリアン]
- そうだよな、
お前は義賊だよな。
…そんじゃ、そろそろ行くか。▼
- [リカード]
- え?
どこへ行くんスか?▼
- [ジュリアン]
- その包みに詰まった金を
貧しい人たちにばらまきに行くんだろ?
だってお前、義賊だもんな。▼
- [リカード]
- え、えええええっ…!▼
- [ジュリアン]
- どうした?▼
- [リカード]
- わ、わかりましたよ…。
やっぱジュリアンのアニキには
かなわねえなあ。▼
ジュリアンとリカード2†
- [リカード]
- おっとっと…。
す、すみません!▼
- [ジュリアン]
- なにやってんだ。
調子でも悪いのか?▼
- [リカード]
- おかしいなー。
朝飯はちゃんと食べたのに…。
野菜が足りないのかな?▼
- [ジュリアン]
- 気をつけろよ。▼
- (ジュリアンが立ち去る)
- [リカード]
- えっヘッヘ…。
お財布、ゲーット。▼
アニキも腕がなまったのかな。
それともおいらが上達したのかな?▼
どれどれ、戦利品を…▼
って、あれ…財布がない。
しかもおいらの財布もない。▼
な、なんで?▼
- (ジュリアンが現れる)
- [ジュリアン]
- なんでだろうな?
お前の腕がなまったのか、
おれが更に上達したのか…。▼
- [リカード]
- アニキ!
ばれてたっすか…。▼
- [ジュリアン]
- お前もこりない奴だな。▼
そういや、初めて会ったときも
こうやってお前の財布を
スリかえしたんだっけな。▼
- [リカード]
- そうッス。
あれから何回挑戦しても
アニキには負けっぱなしっす。▼
- [ジュリアン]
- それで、何回も向かってくるうちに
ここまで来てるんだよな…。
お前って意外としつこいよな。▼
- [リカード]
- アニキの財布をスッてみせるまで
おいらはどこまでも
ついていくっすからね!▼
- [ジュリアン]
- ふん、簡単にはやらせねえぜ。
もっと腕を磨くんだな。▼
ジュリアンとリカード3†
- [リカード]
- アニキ―。
レナさんが見つかったら
やっぱり帰っちゃうんすか?▼
- [ジュリアン]
- それ以外、
おれにどこへ行けっていうんだよ。▼
- [リカード]
- もう一度、おいらといっしょに
盗賊稼業やりません?▼
- [ジュリアン]
- なんでわざわざ盗賊に戻らないと
いけないんだよ…。▼
お前もそろそろ
足を洗ったらどうだ?▼
- [リカード]
- うーん…。▼
でも、おいらの特技って
スリとカギ開けくらいっすよ。▼
- [ジュリアン]
- おれだって似たようなもんだったよ。
でも、なんとかなったぜ。▼
お前さえよけりゃ
仕事もいっしょに探してやる。
どうだ?▼
- [リカード]
- うーん…。
おいらはいいっす。
この暮らしが性に合ってるんすよ。▼
- [ジュリアン]
- …そうか。
気が変わったらいつでも言えよ。▼
- [リカード]
- あーあ。
アニキが戻ってこないんなら
別の相棒を探さなくちゃ。▼
どうせなら
次は可愛い女の子がいいなー…。▼
ねえアニキ、
あそこにいる髪留めしてる女の子なんか
どうっスかね?▼
- [ジュリアン]
- お前…真っ当に生きるつもり、
全然ないんだな。▼
幸運の絆を手に入れた
シーザとラディ†
シーザとラディ1†
- [シーザ]
- どうだラディ、このまえ貸した本は。
勉強になっただろう?▼
- [ラディ]
- え…あ、ああ!
そうだね。あれを読んでから
すごく強くなった気がする!▼
- [シーザ]
- …読んでいないなら素直に言え。
別におれは怒ったりしない。▼
- [ラディ]
- ははっ、ごめん。
あんたが貸してくれる本は
どれも文字が小さくてさ。▼
- [シーザ]
- お前の剣は我流だ。
それゆえの強みもあるが、
やがて壁にぶつかるだろう。▼
今のうちに正規の剣術の
指南書くらい読んでおけ。
今に後悔することになるぞ。▼
- [ラディ]
- それはわかってるんだけどさ。
おれって物覚え悪いから、
すぐに内容を忘れちゃうんだよね。▼
あんなの、戦場でいちいち
思い出してらんないよ。▼
- [シーザ]
- やれやれ…。
お前はほとんど勘だけで
戦っているからな。▼
そこに剣術の知識が加われば、
大陸最強の傭兵にも
なれるはずなんだが…。▼
- [ラディ]
- 大陸最強!?
お、おれが!?▼
- [シーザ]
- ああ、お前には才能がある。
潜在能力なら、この軍にいる
誰よりも秘めているだろう。▼
- [ラディ]
- 本当に!?▼
- [シーザ]
- おれが保証する。▼
- [ラディ]
- …シーザ!
あの本、もう少し貸しておいて
くれないか!?▼
- [シーザ]
- かまわないさ。
わからないところがあったら
いつでも聞きに来い。▼
- [ラディ]
- ありがとう!▼
- (ラディが立ち去る)
- [シーザ]
- …あの調子の良さは
本を読むくらいじゃ
変えられないかもな…。▼
シーザとラディ2†
- [シーザ]
- ラディ、ちょっと話がある。▼
- [ラディ]
- な…なんだよ?▼
- [シーザ]
- さっきの訓練での
無様な戦いぶりはなんだ?
戦場だったら確実に死んでいるぞ。▼
- [ラディ]
- いや、それは…。
今日はちょっと調子が悪くて。▼
- [シーザ]
- おれたち傭兵は
常に戦場の最前線で
剣を振るうことになる。▼
調子が悪いと言い訳しながら
死んでいくつもりか?▼
- [ラディ]
- 違うんだよ!
実は…ちょっと指南書にあった
型を試していたんだよ。▼
- [シーザ]
- 指南書…?
俺が貸した本に書いてあった
正規の剣術か。▼
- [ラディ]
- ああ。やってみてわかったよ。
おれには、ああいう戦い方は
やっぱり無理だ。▼
シーザみたいに
勉強して強くなったりは
できないんだよ、きっと。▼
- [シーザ]
- そうか…。
実は、おれもそうじゃないかと
思っていた。▼
お前の強さは
動物的な勘とひらめきにある。▼
下手に型にはめないほうが
いいのかもしれん…。▼
- [ラディ]
- そうだよな。
やっぱりおれはおれのやり方で
強くなる努力をするよ。▼
- [シーザ]
- 残念だ。お前が剣術を学べば
大陸最強の傭兵になれると
思っていたんだが…。▼
- [ラディ]
- まーた、そうやっておだてて。
できないものは仕方ないよ、うん。
じゃあおれ、こっちだから。▼
- (ラディが立ち去る)
- [シーザ]
- …あながち嘘でもないんだがな。▼
シーザとラディ3†
- [ラディ]
- ………………。▼
- [シーザ]
- …さっきからどうしたんだ、
おれの顔をじっと見つめて。
読書中なんだが。▼
- [ラディ]
- …シーザは凄いよな。▼
- [シーザ]
- なんだ、突然?
頼みごとでもあるのか?▼
- [ラディ]
- そうじゃなくって…。
シーザっていつも
強くなる努力をしてるだろ?▼
難しい本を読んで戦術を学んだり、
いろんな奴らと手合わせして
新しい技を教えてもらったり…。▼
- [シーザ]
- 厳しい戦いが続いているからな。
少しでも生きのびる確率を
上げておきたいだけだ。▼
それに、この軍には
様々な戦術の達人がいる。
学ぶべきことは山のようにある。▼
- [ラディ]
- シーザみたいな奴のことを
一流の傭兵って言うんだろうなって
時々思うよ。▼
- [シーザ]
- そう思っているのなら
お前もおれと同じことを
すればいいだろう?▼
- [ラディ]
- おれには無理だよ。
我流の剣で、無我夢中で
暴れまわるのがせいぜいさ。▼
シーザ…おれのこと、
置いてかないでくれよな。▼
- [シーザ]
- 妙なことを言うな。
当然だ、置いてなどいくものか。
…もう行ってくれ。気が散る。▼
- [ラディ]
- へへっ…。▼
- (ラディが立ち去る)
- [シーザ]
- あいつ、人の気も知らないで…。
ラディの我流の剣は戦いの中で
ますます磨きがかかっている。▼
あいつに置いていかれないように
おれももっと強くならねばな…。▼
技の絆を手に入れた
ダイスとマリス†
ダイスとマリス1†
- [マリス]
- 親父、
稼いできたぞ。▼
- [ダイス]
- おぉ、マリス!▼
待ってたぜ。
さすがは俺の娘だ!▼
よーし、これでまた
博打が打てるぜ!▼
- [マリス]
- まったく…。▼
勝てよ。
やるからには。▼
- [ダイス]
- おうよ!▼
マリス、
欲しいモンがあったら
早いとこ言うんだぞ。▼
獲物がハッキリしてると
身も入るからな!▼
- [マリス]
- ああ、わかった。▼
- [ダイス]
- じゃあ早速、
一勝負行ってくるぜ!▼
- [マリス]
- ん?
もう行くのか。▼
- [ダイス]
- ああ…。▼
ついさっきよ、
新しい作戦を
思いついちまってな!▼
今すぐ試したくて
ウズウズしてた所よ。▼
- [マリス]
- …何だって。▼
- [ダイス]
- じゃあな!
楽しみにしてろよ!▼
- (ダイスが立ち去る)
- [マリス]
- お、親父!▼
……こりゃ、
また負けるな…。▼
ダイスとマリス2†
- [マリス]
- 俺が欲しいもの…か。
特に、無いな。▼
ん? あれは…
親父か。▼
- (ダイスが現れる)
- [ダイス]
- うう…マリス…。
俺はもうダメだ…。▼
- [マリス]
- ふーん。
で、いくら負けたんだ。▼
- [ダイス]
- …全部だ。▼
- [マリス]
- またか。▼
- [ダイス]
- 面目ねえ。▼
途中までは良かったんだがな、
つい…▼
- [マリス]
- 熱くなったんだろ。▼
- [ダイス]
- その通りだ!
さすが、良く分かってるな。▼
- [マリス]
- まあ、できれば
分かりたくはないがな。▼
- [ダイス]
- 全く、良い娘に
育ったもんだぜ。▼
おっ、
そうだマリス!
欲しいモンは決まったか?▼
- [マリス]
- ああ、
そんな事を言っていたな。▼
多少考えてはみたんだが…
特には無いな。▼
- [ダイス]
- むっ、
そうか…。▼
- [マリス]
- …よし。
じゃあ、稼いでくる。
待ってろよ、親父。▼
- [ダイス]
- おっ、おう。▼
- (マリスが立ち去る)
- [ダイス]
- ……。
マリス…。▼
ダイスとマリス3†
- [マリス]
- 親父、
稼いできたぞ。▼
- [ダイス]
- おお、マリスか。▼
また、こんなに…。
ありがとうよ。▼
- [マリス]
- ん?
様子が変だな。
どうかしたか?▼
- [ダイス]
- いやな…。▼
俺はいつも負けてばっかでよ、
お前の稼ぎを
フイにしちまってる。▼
全く…ふがいねえ。▼
- [マリス]
- おいおい、本当に変だぞ。
しっかりしろ。▼
- [ダイス]
- いいや、変じゃねえぞ。▼
だっておかしいだろ、
勝てもしねえのに
博打に入れ込むなんてよ。▼
- [マリス]
- …なんだ、
止めたいのか?▼
- [ダイス]
- そんな訳ねえ。▼
- [マリス]
- じゃあ、続けろよ。
好きなんだろ。▼
- [ダイス]
- ああ。▼
- [マリス]
- ……。
そうだ、親父。▼
あったぞ、
俺が欲しいもの。▼
- [ダイス]
- おっ、何だ?
言ってみろ、マリス。▼
- [マリス]
- 本調子の親父、だ。▼
今日みたいな姿を見せられたら
こっちまで変になっちまう。▼
……ん?
親父?▼
- [ダイス]
- …うわははは!!
そういう事なら任せておけ!▼
- [マリス]
- そうか。
なら良かった。▼
- [ダイス]
- よし、早速行ってくるぜ。
なんだか今日は…
負ける気がしねえ。▼
- [マリス]
- 今日は俺もついて行くよ。
ルールは分からんがな。▼
- [ダイス]
- おお、来い来い!
お前がいれば
幸運の女神がついたも同然よ!▼
幸運の絆を手に入れた
シリウスとベルフ†
シリウスとベルフ1†
- [ベルフ]
- シリウス殿!
少々よろしいでしょうか。▼
- [シリウス]
- ベルフ殿か…。
私に何か御用でも?▼
- [ベルフ]
- 貴方の仮面…
どうか、外して見せていただきたい。▼
- [シリウス]
- !▼
- [ベルフ]
- 顔を隠されている以上、
事情があることは承知しております。
それでも…それでも、お願いしたい。▼
- [シリウス]
- …できない、と言ったら?▼
- [ベルフ]
- せめて、私には
仮面を取れない理由を教えてください。▼
私は先の戦で敵側だった
元グルニア黒騎士団の出身です。▼
それでもマルス王子は
私を仲間として受け入れてくださった。▼
王子は国や立場を超えて
人を見てくださる方です…。▼
貴方が素性を隠す理由は
もうないのでは?▼
- [シリウス]
- どうやらベルフ殿は
人違いをなさっているようだ。
私のことは放っておいてほしい。▼
- [ベルフ]
- 隊長!▼
- [シリウス]
- いいや、私は隊長ではない。
シリウス…ただのシリウスだ。▼
シリウスとベルフ2†
- [ベルフ]
- 先の戦いでは
お見事な槍さばきでしたね、
シリウス殿。▼
- [シリウス]
- ベルフ殿…。
放っておいていただきたいと
申し上げたはずだが。▼
- [ベルフ]
- 仮面で顔を隠しても、
戦いぶりを見ればわかります。
あれはグルニアの槍術です。▼
- [シリウス]
- どうやらまだ
誤解が解けていないらしい。
困ったものだ。▼
- [ベルフ]
- わかりました。
あくまで素性を明かさないなら
私も余計なことはいたしません。▼
しかし…
せめて教えてください。
なぜ隠すのですか?▼
- [シリウス]
- ………………。▼
- [ベルフ]
- 隊長!▼
- [シリウス]
- 仮に、だ。▼
私がベルフ殿の申し上げている
グルニアの隊長だったとして…
素性を明かしてどうなる?▼
その隊長を旗印にして、
グルニアを取り戻さんとする
反抗勢力が寄って来るだけだ。▼
これ以上、グルニアの民に
血を流させる必要はないだろう。▼
- [ベルフ]
- !▼
- [シリウス]
- 失礼する。▼
- (シリウスが立ち去る)
- [ベルフ]
- ………………。▼
シリウスとベルフ3†
- [ベルフ]
- シリウス殿、
これまでの非礼をお詫びします。
やはり私は人違いをしていました。▼
- [シリウス]
- …誤解が解けたのはなによりだ。
失礼させていただく。▼
- [ベルフ]
- お待ちください。
少々…思い出話に付き合って
くださいませんか?▼
- [シリウス]
- ………………。▼
- [ベルフ]
- 私がいた
グルニア黒騎士団を率いる隊長は
素晴らしい方でした。▼
隊長はおっしゃっていました。
騎士の槍は己のためにあるのではなく
弱き民を守るためにあるのだと。▼
私はその言葉を胸に
ここまで来ました。▼
しかし自ら選んだ道とはいえ、
これが正しい選択だったのか
思い悩む時もあります…。▼
シリウス殿、もし隊長が生きていたら
私になんとおっしゃるでしょう?▼
- [シリウス]
- ベルフ…。
お前のような部下を持てたことを、
私は誇りに思う。▼
アカネイアを捨てた私に代わって、
どうかこれからも民を
守り続けてほしい…。▼
- [ベルフ]
- ……!▼
- [シリウス]
- …その隊長なら、
きっとそう言うだろう。▼
- [ベルフ]
- …ありがとう…ございます!▼
力の絆を手に入れた
ロベルトとライデン†
ロベルトとライデン1†
- [ライデン]
- ロベルト、
そろそろ軍議の時間だ。▼
- [ロベルト]
- え、そうだったか?
…そういえばそう聞いていたような…▼
- [ライデン]
- 昨日ジェイガン殿に言われたろう、
もう忘れたのか?▼
- [ロベルト]
- おかしいな…。
そんなつもりはなかったんだけど。▼
- [ライデン]
- お前は昔から時々抜けてるな。▼
- [ロベルト]
- そうだろうか?▼
- [ライデン]
- ボタン掛け違えたままだったり
両方右の手ぶくろ持ってきたり…
抜けてないと言えるか?▼
- [ロベルト]
- そんなことあったろうか…?▼
- [ライデン]
- あった。
おれは両方右しか持ってなかったお前に
左手ぶくろを貸したぞ。▼
で、それもどこかに
置き忘れてきたじゃないか…。▼
- [ロベルト]
- あ!
思い出した。▼
- [ライデン]
- うん?
軍議のことか?
置き忘れた手ぶくろか?▼
- [ロベルト]
- その手ぶくろ、
ジェイガン殿が預かっているから▼
軍議のついでに取りに来るよう
言われていたんだった。▼
- [ライデン]
- …。▼
ジェイガン殿は
左右で違う手ぶくろを
さぞいぶかしんだだろうな。▼
ロベルトとライデン2†
- [ロベルト]
- ライデン、何でもかんでも
捨てたらだめだろう。▼
- [ライデン]
- ?
なんのことだ。▼
- [ロベルト]
- 自分がいらないと思ったものは
すぐ捨ててしまう…。▼
以前古い本を
汚いといって捨てて、
ひどく怒られたことがあったな。▼
とても貴重な教本をお前は…!!
って。▼
- [ライデン]
- あぁ…思い出したくもない記憶だ。
あの時はひどい目にあった。▼
だがそれは
故郷にいた頃の話じゃないか。▼
私物を整理しただけだぞ。
捨てたら駄目なものなんてあったか?▼
- [ロベルト]
- …この本、
ジェイガン殿のじゃないのか。
私もお借りしたことがある。▼
- [ライデン]
- !
本当だ…。
…危ないところだった。▼
- [ロベルト]
- 全く、物に未練を持たないのは
ライデンの
いいところかもしれないけど、▼
もう少しであの大目玉が
再現されるところだ。▼
- [ライデン]
- 確かにジェイガン殿は…
怒ると怖そうだな…。▼
- [ロベルト]
- あ、ジェイガン殿!▼
- [ライデン]
- !!!▼
- [ロベルト]
- …人違いだったようだ。▼
- [ライデン]
- お前という奴は…▼
ロベルトとライデン3†
- [ライデン]
- ロベルト?
戻るのは日が暮れるころと
言っていなかったか?▼
- [ロベルト]
- 途中で抜け道を見つけてね。
おかげでかなり早く戻れた。▼
- [ライデン]
- 知らない土地でよく迷わないな…
クリス殿にその方向感覚を
分けてやったらどうだ。▼
- [ロベルト]
- まぁ、
人は得手不得手があるから。▼
でもクリス殿は
どこに行ってもそれなりに
生きていけそうな気はする。▼
- [ライデン]
- はは、
そうかもしれんな。▼
- [ロベルト]
- ライデンは騎士じゃなかったら
ただの面白みのない
堅物といわれかねないけど…。▼
- [ライデン]
- なんだと。
言い過ぎだろう。
お前も騎士でなければ…▼
いや案外自給自足して
生きていけるのかもな。▼
- [ロベルト]
- なんだい、
それは。▼
- [ライデン]
- まぁ…そんなことありはしない。
この戦争が終わっても、
安定には時間がかかるだろう。▼
- [ロベルト]
- 私たちの働く場は
なくなりはしない…か。▼
- [ライデン]
- そういうことだ。
さぁ今は目の前の戦いを見なければ。
訓練の相手を頼めるか?▼
- [ロベルト]
- もちろん。▼
速さの絆を手に入れた
アベルとエスト†
アベルとエスト1†
- [エスト]
- アベル!▼
- [アベル]
- エスト。
久しぶりの実戦なんだ。
無理はするなよ。▼
- [エスト]
- 大丈夫だって! ブランクはあるけど、
元白騎士団としての腕は
まだまだなまってないわ。▼
それよりアベルの方こそ
怪我しないでよ。▼
なんだったら、わたしのペガサスに
乗せてあげようか?
ばっちり守ってあげるよ。▼
- [アベル]
- 言ったな。▼
おれとてかつては
「黒ヒョウのアベル」と称された
アリティア王国の宮廷騎士だ。▼
そこらの雑兵に
遅れを取ったりはしないさ。▼
いや、しかしペガサスに乗っていれば
おれがエストを守ることも
できるわけか……うーむ。▼
- [エスト]
- え?
…うん、そっか。▼
ごめん、アベル。
この子が男は乗せたくないってさ。▼
- [アベル]
- そ、そうか。
やはりおれは嫌われているんだな…▼
二人で暮らしている時も
おれが触ろうとすると
えらい剣まくで怒っていたし。▼
- [エスト]
- アベルってば
何回もけられてたよね。▼
エストの家族になるためには
仲良くならなくては…って
しつこくかまってさ。▼
- [アベル]
- 結局、頭の一つも
なでさせてもらえなかったな…▼
アベルとエスト2†
- [エスト]
- はあ…▼
- [アベル]
- どうした、エスト。
ため息なんかついて。▼
- [エスト]
- あ…アベル。
ううん、何でもないの。▼
ちょっと考え事を
してただけだから。▼
- [アベル]
- …そうか。
ならいいんだけど。▼
- [エスト]
- ねえ、アベル…▼
わたしたち、
この戦いが終わったら
ほんとに前みたいに戻れるのかな?▼
- [アベル]
- 当り前じゃないか。
いや、前以上に幸せになれるさ。▼
店を大きくして、
子どもを作って…▼
- [エスト]
- そう…そうだね。
うん、そうだそうだ。
そうに決まってる。▼
- [アベル]
- エスト…?
本当に大丈夫なのか?▼
何だか今日の君は
無理に笑ってるように見える。▼
- [エスト]
- あはは、そんなことないよ。
ねえ、それよりアベル。
子どもの名前はどうする?▼
- [アベル]
- あ、ああ。
そうだな…▼
アベルとエスト3†
- [エスト]
- はあ…
わたし…どうすればいいのかな…▼
- [アベル]
- エスト!
ここにいたのか。▼
- [エスト]
- アベル。
どうしたの、そんなに慌てて。▼
- [アベル]
- さっき向こうで
マルス様に聞いたんだ。▼
君が思いつめた顔で
こっちへ歩いて行ったって。▼
どうしたんだ、エスト?
悩み事があるなら、
おれに話してくれ。▼
- [エスト]
- …ねえ、アベル。
アベルは、わたしの
どこが好き?▼
- [アベル]
- と、突然だな。▼
- [エスト]
- お願い、答えて。▼
- [アベル]
- 参ったな…▼
君を愛していることが
自然になり過ぎていて
考えたこともなかったよ。▼
- [エスト]
- ……▼
- [アベル]
- な、泣いてるのか、エスト!?
すまない、すぐに答えるから!
えっと…!▼
- [エスト]
- アベル、ありがとう。
もういいよ。▼
- [アベル]
- え…?▼
- [エスト]
- アベルの気持ち、
すごく伝わってきたから。▼
ね、もっとそばに来て。
今は…今だけは
ぎゅっと抱きしめて。▼
- [アベル]
- エスト…
おれはいつまでも
そばにいるよ。▼
だから、もう泣かないでくれ。
君の涙を見るのは辛い。▼
おれのいないところで
君が泣いているかもしれないと
思うと…▼
おれは戦いに出るのを
ためらってしまう。▼
- [エスト]
- …ごめんなさい。
えへへ、わたし、変だね。▼
戦いが続いて
気持ちが高ぶってるのかな。▼
ごめん、アベル。
もう大丈夫だよ。▼
でも…もう少しだけ、
このままでいさせて…▼
- [アベル]
- エスト…▼
速さの絆を手に入れた
アストリアとミディア†
アストリアとミディア1†
- [アストリア]
- …また一段と腕を上げたね。
久しぶりに手合わせして
実感したよ。▼
- [ミディア]
- アストリアこそ…
技の組み合わせが増えたわね。
防ぐのがやっとだった。▼
- [アストリア]
- アリティア軍の財政は
決して裕福なものではない。
兵数や装備で敵を圧倒するのは無理だ。▼
となれば、兵一人一人が
成長するしか勝機はないだろう。▼
- [ミディア]
- そうね。これからは、
今までよりも厳しい戦いが
待っているでしょうしね。▼
- [アストリア]
- それに…周りの成長に
少々あせりも感じている。▼
今の実力に満足していたら
すぐに追い越されてしまうだろうな。▼
- [ミディア]
- 私もアカネイア王国の騎士として、
他国の騎士に遅れを取るわけには
いかないわ。▼
- [アストリア]
- ニーナ様を助ける戦で
二人で先陣を切るためにも…
お互い、精進あるのみだな。▼
- [ミディア]
- ええ。その役目だけは
ゆずれないところね。▼
- [アストリア]
- ところで…少し休もうか?
ふたりとも
息が上がってきているし。▼
- [ミディア]
- いえ、あともう一回だけ
やらせてちょうだい。
試してみたい技があるの。▼
- [アストリア]
- …わかった。
来い、ミディア!▼
- [ミディア]
- 行くわよ、アストリア!▼
アストリアとミディア2†
- [アストリア]
- …甘い!▼
- [ミディア]
- くっ…きゃああ!▼
- [アストリア]
- あっ…
大丈夫かい、ミディア!?
すまない、つい熱が入って…▼
- [ミディア]
- ええ、平気よ。
少しすりむいただけ…▼
…くすっ。▼
なんだか思い出すわね、
あなたと最初に
手合わせしたときのこと。▼
- [アストリア]
- えっ…?▼
- [ミディア]
- あのときも、こうして
あなたに跳ね飛ばされて…
すり傷を作らされたわ。▼
- [アストリア]
- ご、ごめん…
そうだったね。▼
- [ミディア]
- あのときは悔しくて
夜中、ちょっと
泣いちゃったっけ…▼
あなたのことが
すごく憎らしかった。▼
でも、あのときに
手ひどく負けたおかげで
今の私があるんだと思う。▼
あれから私、猛特訓して
ぐっと強くなれたもの。▼
それに…。▼
- [アストリア]
- それに?▼
- [ミディア]
- あのときは冷たい目で
私を見下ろしていたあなたが、▼
今は心配そうな顔で
私を気遣っている…▼
その違いがなんだかうれしくて。▼
- [アストリア]
- ミディア…▼
- [ミディア]
- 傷薬をもらってくるわ。
少し待っていて。▼
- (ミディアが立ち去る)
- [アストリア]
- そういえば、オレたち…
出会ったときから
ずっと訓練ばかりしている。▼
たまには息抜きでもして、
ミディアをいたわって
あげないとな…▼
アストリアとミディア3†
- [ミディア]
- …ふう。
そろそろ休憩に
しましょうか。▼
- [アストリア]
- そうだね。
今日はこれくらいに
しておこう。▼
えーっと、ミディア…
手をつないでもいいかな?▼
- [ミディア]
- え?
ええ…もちろん。▼
- [アストリア]
- …白くて、ひんやりして
柔らかい手…▼
この手で戦っているなんて
なんだか信じられないな…▼
- [ミディア]
- 手をつなぐなんて久しぶり。
なんだかくすぐったいわ。▼
- [アストリア]
- 本当だね。
再会してからずっと
訓練ばかりしていたから…▼
- [ミディア]
- どうしたの、アストリア?
ちょっと様子が変よ。▼
手をつなぐことに
いちいち確認なんか取ったりして。▼
いつだって
あなたが好きなときに
私に触れてかまわないのよ?▼
だって私たち、
愛し合っているんだから…
そうでしょう?▼
- [アストリア]
- ああ…
周りからもよく言われるが
どうもオレは堅物すぎる。▼
せっかくミディアと再会できたのに
訓練に付き合わせてばかりで。▼
いたわりの言葉ひとつ
かけていなかったと思う。▼
いくら行軍中とはいえ、
もう少しきみとの時間を
大切にすべきだった。▼
すまないと思っている…▼
- [ミディア]
- あら、謝ることないわ。
たがいに技を磨きあうのは
私も望むところだったもの。▼
あなたとゆっくり過ごせるのは
すべての戦いが終わってから…
そう覚悟している。▼
- [アストリア]
- そうか…
オレたち、どっちも堅物だな。▼
- [ミディア]
- ふふっ、そうね。
じゃあ、最後にもう一回だけ
手合わせをお願いしていい?▼
- [アストリア]
- わかった。
…手加減はしないからね。▼
- [ミディア]
- もちろんよ。▼
守備の絆を手に入れた
サムソンとシーマ†
サムソンとシーマ1†
- [シーマ]
- あっ。
サムソン…。▼
- [サムソン]
- む、シーマか。
どうした。▼
- [シーマ]
- いや、その…。
特に、用は
ないのだが…。▼
- [サムソン]
- そうか。▼
- [シーマ]
- 気を…悪くしたか?▼
- [サムソン]
- いや。▼
シーマに声を掛けられて、
どうして俺が
機嫌を悪くしようか。▼
- [シーマ]
- えっ…。
それは、何故だ?▼
- [サムソン]
- …。
言えぬ。▼
- [シーマ]
- そっ、そうか。▼
すまぬな、余計な事を
聞いてしまった。▼
- [サムソン]
- いや、シーマよ。
そんな事はない。▼
悪いのは、俺の方だ。▼
- [シーマ]
- …そんな。
悪いのは、私だ。▼
- [サムソン]
- む……。▼
- [シーマ]
- ………。▼
- [サムソン]
- ……どうも、
ここは落ち着かぬな。▼
- [シーマ]
- あっ、ああ。
そうだな。▼
- [サムソン]
- 外へ出ないか、シーマ。▼
その重い鎧も、
外してくるといい。▼
- [シーマ]
- わかった。▼
先に…出ていてくれないか、
サムソン。
後ほど、合流しよう。▼
- [サムソン]
- うむ、承知した。▼
サムソンとシーマ2†
- [シーマ]
- サムソンは、
王位が欲しい…と
願った事は無いか?▼
- [サムソン]
- うーむ…。
無いな。▼
- [シーマ]
- そ、そうか…。▼
- [サムソン]
- 俺はいつも、
一人の傭兵として
生きてきた。▼
それにな、シーマよ。▼
俺は、誰かの上に
立つような器を
持ち合わせてはおらぬ。▼
- [シーマ]
- 私には、
そうは思えぬが…。▼
- [サムソン]
- む?▼
- [シーマ]
- いや、何でもない。▼
しかし、
器を持たぬのは
私とて、同じ事。▼
- [サムソン]
- シーマよ、もしや
お前…。▼
- [シーマ]
- ああ。
今回の戦いで
はっきりと分かったのだ。▼
私は、
王女の器ではないと…。▼
- [サムソン]
- ……。
どうやら、決意は
固いようだな。▼
- [シーマ]
- …サムソンよ。
ひとつ、質問をしても
良いだろうか。▼
- [サムソン]
- ああ、構わぬ。▼
- [シーマ]
- 傭兵という者は…
意に沿わぬ主君にも
仕える事が、あるのだろうか?▼
- [サムソン]
- それは…。
人によるな。▼
沿わぬなら、
断れば良いだけの事。▼
少なくとも
俺は、そうしている。▼
- [シーマ]
- そうか。
良かった…。▼
- [サムソン]
- ん?
何がだ?▼
- [シーマ]
- い、いや。
こちらの話だ。▼
- [サムソン]
- そうか。
答えになったのであれば、
良いのだが。▼
- [シーマ]
- あっ、サムソン。▼
もうひとつ、聞きたい事が
あるのだが…。▼
- [サムソン]
- 今日は、随分と
質問の多い日だな。▼
言ってみろ、シーマ。▼
- [シーマ]
- 感謝する。
では…▼
サムソンとシーマ3†
- [シーマ]
- サムソンは昔、
アカネイアに近い村を
守っていたのだな。▼
- [サムソン]
- ああ。
良い村だった。▼
- [シーマ]
- これは、
聞いた話なのだが…▼
- [サムソン]
- ん? 何だ。▼
- [シーマ]
- パレスの城下町には、
良い小物の店が
多数、あるらしいのだ。▼
しかし…。
私は
その周辺の地理に疎い…。▼
それで、もし…
良ければだが。▼
案内を、
お願いできぬだろうか…?▼
- [サムソン]
- ああ。
お安い御用だ。▼
- [シーマ]
- 嬉しい……!
あっ、
いや…感謝する。▼
- [サムソン]
- うむ。
しかし…心配だな。▼
- [シーマ]
- えっ、何か問題が?▼
- [サムソン]
- パレスの城下町は広い。▼
一日や二日では、
到底全てを
回る事はできないだろう。▼
- [シーマ]
- そ、そうか…。▼
- [サムソン]
- ……。▼
この戦いは、
マルス王子が
勝利を収めるだろうな。▼
- [シーマ]
- えっ?▼
あ、ああ。
そうだな。▼
- [サムソン]
- そうなれば、
俺の仕えるべき主君は
パレスに残る事になるだろう。▼
- [シーマ]
- !
サムソン、それって…。▼
- [サムソン]
- いつでも来い、シーマよ。
俺は、アカネイアに戻る。▼
- [シーマ]
- はい……!▼
守備の絆を手に入れた
ユミナとユベロ†
ユミナとユベロ1†
- [ユミナ]
- ユベロ、聞いて。▼
- [ユベロ]
- うん。
なに? ユミナ。▼
- [ユミナ]
- わたしたちは、
グルニア王家の
最後の生き残りよ。▼
わかる?▼
- [ユベロ]
- うん…
わかるよ。▼
- [ユミナ]
- 王族たるもの、深い知識と
強い力を身につける事が…
必要になるわ。▼
- [ユベロ]
- うん。▼
- [ユミナ]
- だからね、ユベロ。▼
これからは、
空いた時間を使って…。
一緒に、勉強しようと思うの。▼
- [ユベロ]
- ええっ…。▼
- [ユミナ]
- なによ。
イヤなの?▼
- [ユベロ]
- ううん、
そんなことないよ。
でも…。▼
- [ユミナ]
- もう、つべこべ言わないの。▼
今日は、準備があるから
続きは今度にしましょう。▼
じゃあ、また
ここに集合するのよ。
いい?▼
- [ユベロ]
- う、うん。
わかったよ、ユミナ。▼
- [ユミナ]
- うん、いい返事ね。▼
それまでしっかり
休んでおくのよ!▼
- (ユミナが立ち去る)
- [ユベロ]
- うん、
ユミナも…。▼
ユミナとユベロ2†
- [ユベロ]
- わ、なんだろう。
この、沢山のご本は…。▼
- (ユミナが現れる)
- [ユミナ]
- 来たわね、ユベロ。▼
- [ユベロ]
- これって…
全部ユミナが
持ってきたの?▼
- [ユミナ]
- そうよ。▼
わたしたちの勉強用に、
集めてきたの。▼
- [ユベロ]
- ええっ。▼
それって、すごく
大変だったんじゃ…。▼
大丈夫?
ユミナ…。▼
- [ユミナ]
- あっ……、
当たり前でしょ。▼
そんな事、
あなたは気にしなくていいの。▼
- [ユベロ]
- う、うん…。▼
- [ユミナ]
- じゃあ、ユベロ。
始めるわね。▼
今日は、
グルニアの歴史について
学びましょう。▼
- [ユベロ]
- うん。▼
- [ユミナ]
- ユベロ、
グルニアの初代国王様は、
わかる?▼
- [ユベロ]
- オードウィン様だよ。▼
元々は、アカネイアの将軍で
マムクートさんたちにも
優しかったんだよね。▼
- [ユミナ]
- そうよ。
ちゃんと覚えてるのね。
偉いわ、ユベロ。▼
- [ユベロ]
- うん。▼
今のグルニアがあるのは
オードウィン様のおかげだから…。▼
- [ユミナ]
- そうね。▼
荒れ果てたグルニアの地を、
民と一緒になって復興し…▼
悪い人たちから
国を守れるように、
騎士団を作り上げたわ。▼
- [ユベロ]
- すごいよね。▼
ぼく、尊敬してるんだ。
強くて、かっこいいから…。▼
- [ユミナ]
- ………そう。▼
それは……
良い事ね………。▼
- [ユベロ]
- …ユミナ?▼
- [ユミナ]
- あっ、ごめんなさい。
少し…ぼんやりしていたわ。▼
さあ、お勉強を
続けましょう。▼
ええっと……次は…
どこだったかしら…。▼
- [ユベロ]
- …ユ、ユミナ、
ごめん。▼
ぼく、今日はもう
眠りたいな。▼
- [ユミナ]
- そ、そう?
仕方ないわね。▼
じゃあ、続きはまた今度ね。
おやすみなさい、ユベロ。▼
- [ユベロ]
- おやすみ、ユミナ。▼
- (ユミナが立ち去る)
- [ユベロ]
- ………。▼
ユミナとユベロ3†
- [ユミナ]
- …そして、
オードウィン様は…
アカネイアの人々と協力して……▼
- [ユベロ]
- …ユミナ。▼
- [ユミナ]
- ………。▼
あっ、ご本が……。
ごめんなさい。▼
- [ユベロ]
- ユミナ!▼
- [ユミナ]
- な、なによ…
ユベロ。▼
そんなに…
大きな声を
出すものじゃないわ。▼
- [ユベロ]
- ユミナ…!
もう、無理はやめてよ。▼
- [ユミナ]
- えっ…。▼
- [ユベロ]
- ぼく、一人だって
ご本は読めるよ?▼
それに、
ウェンデル先生から学んだ
魔道の力だって持ってる。▼
- [ユミナ]
- ユベロ……。▼
- [ユベロ]
- 確かに、今すぐ…
王族らしい事は
できないのかも知れない。▼
だけど…
ぼく、頑張るから。▼
ユミナが安心できるくらい、
しっかりした
人になれるように。▼
- [ユミナ]
- ………そう。
ごめんなさい、ユベロ。▼
わたしは、いつも
あなたを心配してたけど…。
逆に、心配をかけてたのね。▼
- [ユベロ]
- そんな。
ユミナは、悪くないよ。▼
- [ユミナ]
- でもね、ユベロ…。▼
- [ユベロ]
- なに?▼
- [ユミナ]
- あなたは甘いわ。
全然、まだまだね!▼
- [ユベロ]
- ええっ!?▼
- [ユミナ]
- しっかりした人間、
ですって?▼
目標は明確に、って
いつも言ってるでしょう!?▼
- [ユベロ]
- あっ、うん。
ゴメン…。▼
- [ユミナ]
- いい? ユベロ。▼
わたしはね、
あなたのためなら
いくらでも…元気がわいてくるの。▼
わたしを心配してくれるのは
嬉しいわ。
ありがとう。▼
だけど、わたしは
大丈夫だから…。▼
これからも一緒に
強く、生きましょうね。
ユベロ。▼
- [ユベロ]
- うん、わかったよ。
ユミナ!▼
魔防の絆を手に入れた
アストリアとジョルジュ†
アストリアとジョルジュ1†
- [アストリア]
- すまんな、ジョルジュ。
先の戦いでは
手間を取らせてしまった。▼
- [ジョルジュ]
- いや、構わん。▼
お前の行動は、
アカネイアの騎士として
正しいものだった。▼
…しかし、何年振りだろうか。
お前とこうして
ゆっくり話すのは。▼
- [アストリア]
- そうだな。
昔を思い出すよ。▼
オレは、ただの傭兵隊長で
お前も、一人の弓騎士で…。▼
- [ジョルジュ]
- ふふ、懐かしいな。▼
でも、
もう一人いるだろ。▼
- [アストリア]
- ミディアの事か。▼
- [ジョルジュ]
- ああ。▼
お前がパレスに来てからと言うもの、
彼女はいつも不機嫌だった。▼
- [アストリア]
- ミディアは、
アカネイア騎士団の力を
信じていたからな。▼
オレたち、傭兵隊の力など…。
不要だと思っていたのだろう。▼
- [ジョルジュ]
- おいおい、
まるで他人事のような
物言いだな。▼
その、女隊長と
何かに付けて衝突していたのは
どこの男だ。▼
- [アストリア]
- むっ、あれは…。▼
- [ジョルジュ]
- よく響いていたぞ。
彼女の声と、
時折反論する、お前の声が…。▼
- [アストリア]
- …帰れと言われて、
腹を立てぬ傭兵が
いると思うか?▼
- [ジョルジュ]
- 傭兵なら、他にも
多数いたと思うがな。▼
……もしや。▼
当時のミディアを、男と間違えて
大変な目に遭った者が
いたという話だが…▼
お前の事だったのか?▼
- [アストリア]
- ふっ、何を言うかと思えば…。
ありえない話だ。▼
あの流れる水を思わせる髪、
気高き志を宿した表情……。▼
ミディアを男と違えるなど、
随分と、人を見る目が無い者も
いたものだな。▼
- [ジョルジュ]
- アストリアよ…。
オレはそこまで
聞いてはいないぞ。▼
- [アストリア]
- はっ!▼
- [ジョルジュ]
- まったく…。
相変わらず
面白い奴だな、お前は。▼
- [アストリア]
- くっ。
…帰らせてもらう。▼
- (アストリアが立ち去る)
- [ジョルジュ]
- ふっ。
少し、言い過ぎたか。▼
アストリアとジョルジュ2†
- [アストリア]
- …そうだ、ジョルジュ。
覚えてるか?▼
- [ジョルジュ]
- 何だ?
アストリア。▼
- [アストリア]
- お前が、オレとの演習で
最後に放った…
あの、振り向きざまの一撃を。▼
- [ジョルジュ]
- ああ、覚えてるよ。▼
- [アストリア]
- あの技には驚いた……。
狙ってやったのか?▼
- [ジョルジュ]
- 当然だ。▼
あれは本来、
馬上から行うものだからな。
見た目ほど、難しい技ではない。▼
- [アストリア]
- 何!?▼
…と言うことは、
当時の弓騎士たちには
それ程の技術が…▼
- [ジョルジュ]
- …冗談だ。
実戦で成功したのは
あれが初めてさ。▼
- [アストリア]
- またか、ジョルジュ!▼
一時でもお前を敬った、
オレの気持ちを返せ!▼
- [ジョルジュ]
- はは、すまない。▼
- [アストリア]
- その演習の後、
オレがどれだけ…▼
- [ジョルジュ]
- ミディアに絞られたか、
お前に分かるか!?
…だろ。▼
- [アストリア]
- なっ、なぜ
それを…。▼
- [ジョルジュ]
- 言っただろう、アストリア。
響くんだよ、
お前とミディアの声は。▼
「なぜ、あの状況で
攻撃に転じなかったのか」
…だったか。▼
彼女、いちいち言う事が
正論だよな。▼
周りの奴らも、
お前には同情していたよ。▼
- [アストリア]
- くっ…!▼
- [ジョルジュ]
- おっと、また
調子に乗ってしまったな。
すまない。▼
- [アストリア]
- い、いや…
構わん。▼
- [ジョルジュ]
- …さて、
アストリアよ。▼
今日こそは、
話してもらうぞ。▼
- [アストリア]
- ハーディンの件…
だな。▼
- [ジョルジュ]
- その通りだ。▼
メリクルを受けたお前が
何も気づかなかったとは
思えない。▼
- [アストリア]
- ……。▼
- [ジョルジュ]
- 話してくれるな、
アストリアよ。▼
- [アストリア]
- ああ、ジョルジュ。▼
オレも、お前に
聞いて欲しい。▼
アストリアとジョルジュ3†
- [アストリア]
- …という訳で、
オレはマルス王子を
狙う事となった。▼
- [ジョルジュ]
- 主君である
ハーディンの命は絶対…
だからか。▼
- [アストリア]
- そうだ。▼
- [ジョルジュ]
- ……ふーっ。▼
相変わらず固い奴だな、
お前は。▼
- [アストリア]
- むっ、固くて何が悪い。▼
- [ジョルジュ]
- そういう所だよ。▼
一人だけで
抱え込んで、考えて…
その結論に固まって。▼
- [アストリア]
- ………。▼
- [ジョルジュ]
- もちろん、
お前の出した結論は
正しいと思う。▼
騎士としてはな。▼
だが……
一人の友としては
どうだろうか。▼
- [アストリア]
- 友として……か。▼
- [ジョルジュ]
- なあ、アストリアよ。▼
もっと、
周りを頼ってくれ。▼
お前の真っ直ぐな所は、
アカネイアの騎士ならば
皆も知るところ。▼
もちろん、オレとて…
その中の一人だ。▼
- [アストリア]
- …ジョルジュ。▼
- [ジョルジュ]
- オレは、お前の力になりたい。▼
- [アストリア]
- ああ…。
わかったよ。▼
全く、
お前の言うとおりだ。▼
…感謝するぞ、
ジョルジュ。▼
- [ジョルジュ]
- ふふ、
今日は珍しく
素直じゃないか。▼
- [アストリア]
- 当然だ。▼
お前が、
他人のいない所で
真剣な態度を取るなど…。▼
気を遣わせているのだと
オレにでも分かる。▼
- [ジョルジュ]
- はは、全くだ。
分かってるじゃないか
アストリア。▼
- [アストリア]
- ふん、いったい
何年の付き合いだと
思ってる。▼
……さて。
過去の話は
ここまでとしよう。▼
- [ジョルジュ]
- そうだな。▼
- [アストリア]
- …死ぬなよ、ジョルジュ。▼
- [ジョルジュ]
- ああ。
お前もな。▼
力の絆を手に入れた
ゴードンとライアン†
ゴードンとライアン1†
- [ライアン]
- 兄さん!▼
- [ゴードン]
- あ、ライアン。
あれ…家にいたころに比べると
背が伸びたみたいだ。▼
- [ライアン]
- 背だけじゃなくて
弓もうまくなったんですよ。
ちょっと手は痛いですけど。▼
- [ゴードン]
- うん?
わ…これは痛いだろう、
薬ぬっときなよ。▼
- [ライアン]
- はい。
でも兄さんもこんな手してましたよね。▼
- [ゴードン]
- 今はそれほどでもないよ。
…でも怪我が多いようならちょっと
変な持ち方してるのかも。▼
- [ライアン]
- それは毎日練習してるから…。▼
- [ゴードン]
- あとは弓が合ってないとかかなぁ。
…じゃあまた一緒に練習しようか、
その時に見るよ。▼
- [ライアン]
- はい、すみません…。
……。▼
- [ゴードン]
- あ、でも前に比べたら
ずいぶんうまくなったね。
この間の戦いをみてびっくりした。▼
- [ライアン]
- !
見ててくれたんですか?▼
- [ゴードン]
- うん、
丁度見える位置だったこともあって。
ちょっとハラハラしたけどね。▼
- [ライアン]
- それじゃあ
今度は安心して見ていられるように
練習しておきますね!▼
ゴードンとライアン2†
- [ゴードン]
- あ、ライアン、
クリス見なかった?▼
- [ライアン]
- クリスさんですか?
さっきまでいたような気がしますけど。
クリスさーん!!…▼
……近くにはいないみたいですね。▼
- [ゴードン]
- ライアン…
なんか逞しくなったね。▼
- [ライアン]
- そうですか?▼
- [ゴードン]
- 前は絶対大声とか出せなかったのに。▼
- [ライアン]
- …
それは第七小隊のみなさんの
おかげかもしれません。▼
- [ゴードン]
- あぁ…
にぎやかそうだものね。▼
じゃあ、
みんなの前でためになるお話とか
してもらおうかな。▼
- [ライアン]
- えっ、
そ、それはちょっと飛躍しすぎですよ。▼
そういうのは
まずクリスさんにお願いします…。▼
- [ゴードン]
- あはは、そうだね、
そこまでは難しいか。▼
それにぼくも
どっちかというと苦手だし。▼
- [ライアン]
- 兄さんが苦手なのを
ぼくにさせないでください…。▼
- [ゴードン]
- だけどそれなりに
良い返事が書けそうだな。▼
- [ライアン]
- なんのことですか?▼
- [ゴードン]
- 母さんがライアンを心配して
ぼくに便りを送ってきてたんだ。▼
みんなの前で話とかしてくれれば
もっとよく書けるんだけど…。▼
- [ライアン]
- !
ぼくクリスさん探してきますね…!▼
ゴードンとライアン3†
- [ゴードン]
- 手も治ってきたね、
一時は弓を持つのも痛そうだったけど。▼
- [ライアン]
- はい、
ちょっとは兄さんの腕前に
近づいたでしょうか?▼
- [ゴードン]
- そうだね、
案外戦場での経験を除けば
ライアンの方が上手かったりして…。▼
- [ライアン]
- え、それはいいすぎですよ。
この間の戦いでは
助けてもらいましたし…。▼
- [ゴードン]
- それはお互い様だからなぁ。
ライアンも既に一人前の正騎士だしね。▼
- [ライアン]
- 兄さん…
ぼくは兄さんの後ろ姿をみて
アリティア騎士に志願したんです。▼
…だから、
そう言ってもらうと
とても嬉しいです。▼
- [ゴードン]
- なんかそうしみじみ言われると
照れるよ。▼
そうだ、ライアン、
武器を持つ者は手のひらを
他人に見せてはいけないそうだよ。▼
- [ライアン]
- どうしてです?▼
- [ゴードン]
- 手の厚さや指の太さ、
まめとか、たことかで、▼
その人のくせや技量が
分かってしまうんだ。▼
敵に手の内を見せるも
同義なんだよ。▼
- [ライアン]
- へぇ…
それじゃあ戦場で
手ぶくろは欠かせないですね。▼
- [ゴードン]
- そこまでは…、
手だけ見て分かる人は
そう多くなさそうだけどな。▼
ぼくもあんまり
良く分からないし。▼
- [ライアン]
- あ、じゃあ分かる人にみてもらえば
兄さんとぼく、
どっちが上手か分かっちゃうんですね。▼
- [ゴードン]
- そうだね、…。▼
でも今ライアンの方が上手い
って言われたら
ぼく落ち込みそうだな。▼
…訓練行ってくるよ。▼
技の絆を手に入れた
シーダとマリーシア†
シーダとマリーシア1†
- [マリーシア]
- こんにちは、シーダ様。▼
- [シーダ]
- こんにちは。
ええっと…マリーシアさん、
だったかしら?▼
- [マリーシア]
- はい。グルニアで
マルス様に救われて以来、
軍に加わっています。▼
あの、シーダ様って
王女様なんですよね?▼
- [シーダ]
- ええ、そうよ。▼
- [マリーシア]
- きゃー!
本物の王女様だわ!
お会いできてうれしいです!▼
今は鎧のお姿ですけど、
王宮ではドレスで、お菓子を食べて
過ごしてるんですよね!?▼
- [シーダ]
- …え?▼
- [マリーシア]
- シーダ様、お願いです。▼
マリーシアに
王宮での生活のことを
いろいろ教えてください!
マリーシアも
将来は王宮で暮らすことに
なると思うんです。▼
今のうちに勉強しておいて
マルス様にご迷惑をかけないように
しておかなくちゃいけないわ。▼
- [シーダ]
- …え?
あの…マリーシアさん?▼
将来は王宮で暮らすって…?
マルス様に迷惑を
かけないようにって…?▼
ごめんなさい、
話が見えないわ…▼
- [マリーシア]
- シーダ様、
マリーシアには
どんなドレスが似合うかしら?▼
王宮って、山のように
ドレスがあるものでしょう?▼
いちいち迷っていたら
服を選ぶだけで
一日が終わってしまうかも。▼
シーダ様はどうやって
毎日ドレスを選んでいるんですか?▼
- [シーダ]
- えっと…。
あのね、マリーシアさん。▼
私が暮らすタリスは
小さな島国だから
そんなぜいたくはしていないの。▼
ドレスの枚数なんて
そんなに大したものじゃないわ。▼
お菓子だけ食べているわけでも
ないのよ。▼
- [マリーシア]
- 隠さなくてもいいのに…。▼
あ…わかりました!
今はおしのびだから
身分を隠しているんですね?▼
- [シーダ]
- 別に身分は隠してないけど…▼
- [マリーシア]
- さすが本物の王女様だわ!
マリーシアもがんばらなくっちゃ!▼
- [シーダ]
- あっ、マリーシアさん?
待って、もう少し事情を聞かせて…▼
…行ってしまったわ。
なんだったのかしら…
すごく気になるわ…▼
シーダとマリーシア2†
- [マリーシア]
- こんにちは、シーダ様。▼
- [シーダ]
- こんにちは、マリーシアさん。
あれからあなたが話していたことを
ずっと考えていたんだけど…▼
ひょっとして、あなたは
マルス様と結婚するつもり
なのかしら?▼
- [マリーシア]
- きゃーっ!
どうしてわかったんですか?
マリーシア、恥ずかしい!▼
- [シーダ]
- あの…マリーシアさん。
マルス様が婚約されていること、
ご存じかしら?▼
- [マリーシア]
- はい、ジェイガンさんから
教えてもらいました。▼
でも、マルス様のことですもの…
きっと何か深い事情があるんだわ。▼
マリーシアはいつまでも
マルス様を待ち続けるつもりです!▼
- [シーダ]
- そ、そう…
頑張ってね。▼
- [マリーシア]
- 応援ありがとうございます、
シーダ様!
マリーシア、がんばりますね!▼
- (マリーシアが立ち去る)
- [シーダ]
- …私が婚約者だってこと、
言い出せなかった…▼
でも、このまま誤解させたままじゃ
いけないわよね。▼
次こそはきちんと
話を聞いてもらわなくちゃ…▼
シーダとマリーシア3†
- [シーダ]
- マリーシアさん!▼
- [マリーシア]
- こんにちは、シーダ様。▼
- [シーダ]
- ええ、こんにちは。
今日はあなたとゆっくり
お話がしたいの。▼
- [マリーシア]
- そうなんですか?
実はマリーシアもシーダ様に
相談したいことがあったんです。▼
- [シーダ]
- 私に相談?
なにかしら?▼
- [マリーシア]
- 実は、もう一人
マリーシアン前に王子様が
あらわれてしまって…▼
マリーシアにはマルス様が
いるのに、心がかき乱されて。▼
どうしたらいいのか
わからなくって…ああん。
ゆれる乙女心なんです。▼
- [シーダ]
- そ…そうなの。
それは困ったわね…▼
- [マリーシア]
- ああ、どうしたら
いいのかしら。
シーダ様ならどうします?▼
- [シーダ]
- 私なら?
そ、そうね…そういう経験が
ないから、よくわからないわ…▼
- [マリーシア]
- わかりました…▼
マリーシア、がんばって
みんなが幸せになる方法を
探してみます!▼
それじゃ、失礼しますね!▼
- (マリーシアが立ち去る)
- [シーダ]
- …また言い出せなかった…▼
でも…あの調子なら
放っておいても
問題なさそうね…?▼
魔防の絆を手に入れた
マリクとリンダ†
マリクとリンダ1†
- [リンダ]
- あれ?
魔道書がない…
ここに置いたはずなのに。▼
- [マリク]
- ごめん、リンダ。
ぼくが少し借りていたんだ。▼
- [リンダ]
- あら、そうなのね。
だけどあの魔道書は
女性にしか使えないものよ?▼
- [マリク]
- だから借りていたんだ。
やっぱりぼくには使えなかった…
不思議だ、どうしてなんだろう?▼
きみのお父様…ミロア大司祭様は
オーラを使うことができたんだろう?▼
- [リンダ]
- …お父様から聞いたことがあるわ。▼
高位魔法はそれを生み出した者、
引き継いだ者によって、
使用者に制限をかけられるって。▼
- [マリク]
- …なるほど。魔道書を扱う条件は
必ずしも性別だけで
決まるわけじゃないってことか。▼
どういう方法で使用者に
制限をかけているんだろう…▼
- [リンダ]
- 魔法にはまだまだ
解明されていないことが多いわ。
知れば知るほどわからなくなる。▼
- [マリク]
- その通りだね。
ぼくもずっと魔法の勉強を
しているけれど、疑問は尽きない。▼
そうだ、もし興味があるなら、
読んでほしいものがあるんだ。
まだ書きかけの論文なんだけど…▼
- [リンダ]
- え…論文を書いているの?
マリクって本当に勉強熱心なのね。
読んでみたいわ!▼
- [マリク]
- うん。
ぜひ感想を聞かせてほしいな。▼
マリクとリンダ2†
- [リンダ]
- ねえ、マリクはどうして
魔道士になろうと思ったの?▼
- [マリク]
- え…?
なんだい、どうしてそんなことを?▼
- [リンダ]
- アリティアといえば
宮廷騎士団が有名じゃない。▼
パレスでもアリティア出身の
魔道士は少なかったわ。▼
それにマリクは
アリティアの貴族でしょう?
騎士になろうと思わなかったの?▼
- [マリク]
- ぼくは体を動かすより
本を読むほうが性に合ってたんだ。▼
周りは騎士志望が多かったから
カダインへ留学するぼくに
いろいろ言う人も多かったけれど…▼
マルス様とエリス様だけは違ったな。
魔道士になりたいっていう
ぼくの夢を応援してくれた。▼
あの二人がいなかったら
くじけていたかもしれない…▼
- [リンダ]
- …だからなのね。
マリクとマルス様の仲が良いのは。▼
- [マリク]
- うん、マルス様は
ぼくの恩人でもあるんだ。▼
今まで学んできたものが
彼の役に立つなら
いつ、どこへでも飛んでいくさ。▼
マリクとリンダ3†
- [リンダ]
- あら、マリク…それは?▼
- [マリク]
- うん…これは
カダインに留学するときに
エリス様からいただいたお守りだよ。▼
幸運を呼び込んでくれるんだって。▼
- [リンダ]
- エリス様…どうしておられるかしら。
ご無事だといいんだけど。▼
- [マリク]
- エリス様はとても優しい方だ。▼
前の大戦では
体を張ってマルス様を助けていた。
今回の戦争でも…▼
- [リンダ]
- きっと大丈夫よ、マリク。
そんなに思いつめた顔を
しないで…▼
- [マリク]
- ごめん、心配かけたね。
エリス様はぼくにとって
特別な人だから、気が気でなくて。▼
- [リンダ]
- 特別…そうなんだ…▼
- [マリク]
- どうしたの、リンダ?▼
- [リンダ]
- ううん、なんでもないわ。
さあ、元気を出して。▼
そんな顔をしていたら
いざというときに力が出せないわよ?▼
- [マリク]
- ありがとう、リンダ。
そうだね…悩んでいても仕方ない。
今はただ、前へと進まないと。▼
魔力の絆を手に入れた
バヌトゥとチキ†
バヌトゥとチキ1†
- [バヌトゥ]
- チキや。▼
- [チキ]
- あっ、
バヌトゥのおじいちゃま!▼
- [バヌトゥ]
- みんなとは
楽しくやっておるかの。▼
- [チキ]
- うん!
すっごく、楽しいよ!▼
- [バヌトゥ]
- おぉ、そうか。
それは何よりじゃ。▼
- [チキ]
- あっ、でもね…。▼
- [バヌトゥ]
- ん?
どうしたんじゃ、チキよ。▼
- [チキ]
- このまえ、
わたしね…。▼
マルスのおにいちゃんの
大切なかがみを
割っちゃったの…。▼
- [バヌトゥ]
- おやおや…。
それは
悪いことをしたのう。▼
- [チキ]
- そうなの。
悪いことをしたの…。▼
- [バヌトゥ]
- それで、
チキはその後
どうしたんじゃ?▼
- [チキ]
- うん…あのね。▼
言ったの。
マルスのおにいちゃんに
ごめんなさい、って。▼
- [バヌトゥ]
- …それで、
マルス様は
許してくれたんじゃな。▼
- [チキ]
- …うん。▼
- [バヌトゥ]
- そうかそうか。▼
……よしよし、
チキは、良い子じゃな。▼
- [チキ]
- えっ。
チキ、いい子?▼
- [バヌトゥ]
- そうじゃよ。▼
- [チキ]
- いい子にしてたら、
みんなと一緒にくらせる?▼
- [バヌトゥ]
- ああ……
もちろんじゃ。▼
- [チキ]
- ほんと!?
じゃあ、チキ
いい子でいる!▼
- [バヌトゥ]
- 良かった。
それなら、わしも
安心じゃ……。▼
バヌトゥとチキ2†
- [チキ]
- …だから、こんどね。
一緒におやすみしようって
やくそくしたの。▼
マルスのおにいちゃんと。▼
もちろん、
おじいちゃまも一緒だよ!▼
- [バヌトゥ]
- ふふ、それは随分と
狭くなりそうじゃの。▼
…ところで、チキよ。▼
- [チキ]
- なあに?
おじいちゃま。▼
- [バヌトゥ]
- 最近、夢見はどうじゃ?▼
- [チキ]
- ゆめ……?▼
うーん………。▼
こわいゆめは
見なくなったよ。▼
- [バヌトゥ]
- …ほぉ。▼
- [チキ]
- あっ、そうそう!▼
昨日のゆめにね、
おじいちゃまが出てきたの!▼
人のすがたのままなのに、
こおーんなに おっきくてね。▼
チキは、せなかにのって
みんなに手をふったの!▼
- [バヌトゥ]
- そうか、そうか……。
楽しい夢だったんじゃのう。▼
- [チキ]
- うん………。
楽しかった…よ…。▼
- [バヌトゥ]
- おや、チキよ
もう寝る時間じゃな。
先に部屋にお戻り。▼
一人でも…
大丈夫かの?▼
わしは、少し
やる事があるのでな。▼
- [チキ]
- うん!▼
チキ、一人でも
戻れるよ。▼
- (チキが立ち去る)
- [バヌトゥ]
- …………。
そろそろ、
頃合かの…。▼
バヌトゥとチキ3†
- [バヌトゥ]
- ……チキや。
よく聞くのじゃぞ。▼
- [チキ]
- うん。なに?
おじいちゃま。▼
- [バヌトゥ]
- 世の中には、
わしらのような竜人族が
沢山おる。▼
その中には、一人ぼっちで
苦しんでいる者も
おるらしいんじゃ。▼
- [チキ]
- …昔の、
チキみたいに?▼
- [バヌトゥ]
- そうじゃ。▼
だから、わしは
彼らに会いに
行こうと思っておる。▼
- [チキ]
- えっ?
じゃあ、チキも…▼
- [バヌトゥ]
- …これは、
危険な旅じゃ。▼
メディウスの件により
わしらマムクートは、人々から
危険視されるようになった。▼
だから、決して
竜石も使うことはできん。▼
その上で、
人々とマムクートとの間に
立たねばならぬ。▼
- [チキ]
- ………。▼
- [バヌトゥ]
- チキよ、お前は
この戦いが終わったら
パレスに住ませてもらうんじゃ。▼
- [チキ]
- やだ! イヤだよ。
チキ、おじいちゃまと
一緒がいい!▼
それに、やくそくしたよ。▼
たたかいがおわったら、
一緒におかいものとか、
おりょうりするって!▼
- [バヌトゥ]
- …すまんの、チキや。
おじいちゃんは
わるい子じゃ。▼
- [チキ]
- そんなの、ずるいよ!
チキも、一緒にいく!▼
- [バヌトゥ]
- ずっと、
お別れする訳ではないぞ。
そうじゃ。
チキがもう少し大きくなったら
きっと、大丈夫じゃ。▼
- [チキ]
- うー……
どのくらい?▼
- [バヌトゥ]
- ん?
わしの背たけ……
くらいかの。▼
- [チキ]
- わかった……。
じゃあ、へんしんして
いますぐおおきくなる。▼
- [バヌトゥ]
- ま、待て
チキよ!▼
- [チキ]
- ……ううん。
うそだよ。▼
- [バヌトゥ]
- やれやれ、
驚かせんでおくれ…。▼
- [チキ]
- ごめんなさい、
おじいちゃま…。▼
- [バヌトゥ]
- …さみしかったんじゃな。▼
すまんのう、
これは、わしにしか
できぬ事なのじゃ…。▼
我慢できるかの?▼
- [チキ]
- うん……大丈夫。
みんなと、一緒だもん。▼
それにチキ、
いい子だから!▼
魔力の絆を手に入れた
ロディとセシル†
ロディとセシル1†
- [セシル]
- ちょっと、ロディ!
どうしてさっきの軍議、
あたしにイスをゆずろうとしたの?▼
- [ロディ]
- どうしてと言われてもな。
立ちっぱなしで軍議に参加するのは
きついだろう。▼
- [セシル]
- 余計な気遣いはやめて。
あたしのことは男だと思って
接してちょうだい。▼
- [ロディ]
- …前々から思っていたんだが、
それは無理があるんじゃないか?▼
- [セシル]
- どうしてよ。
簡単でしょう?▼
- [ロディ]
- 男のように接しろと言われても
セシルが女性なのは事実だ。▼
私が座ったままで、
セシルを立たせておくのは
忍びなく思うんだよ。▼
- [セシル]
- 軍議のあいだ立っているくらいで
どうにかなるほど、
あたしの足はヤワじゃないわ。▼
- [ロディ]
- そういう問題じゃないんだが…。▼
- [セシル]
- 女性を弱いと思っているから
忍びないなんて感じるのよ。▼
あたしはそう思われるのが
我慢ならないの。▼
- [ロディ]
- どうしてそんなに
性別にこだわるんだ?
好意を素直に受け取ればいいだろう。▼
- [セシル]
- …こ、ここ好意?
好意って…。▼
- [ロディ]
- …どうかしたか?▼
- [セシル]
- そ、そんな言葉で
あたしをゆさぶってもダメよ!▼
そんなの関係ないんだから!
フン!▼
- (セシルが立ち去る)
- [ロディ]
- …どうやらなにか
勘違いされてしまったらしいな。▼
ロディとセシル2†
- [ロディ]
- セシル、ちょっと…。▼
- [セシル]
- きゃっ!
びっくりさせないでよ。▼
- [ロディ]
- 背後から声をかけてすまない。
しかし、こうでもしないと
口をきいてくれなかっただろう?▼
- [セシル]
- そんなことないわよ…。▼
- [ロディ]
- そうか?
明らかに避けられているような
気がしていたんだが……まあいい。▼
服のそでがほつれているぞ。▼
- [セシル]
- …本当だわ。
気づかなかった。▼
- [ロディ]
- 身だしなみを整えておくのも
騎士のつとめだ。
あとで直しておくといい。▼
- [セシル]
- 直す?
それは…まいったわね。▼
- [ロディ]
- ぬいものは苦手か?▼
- [セシル]
- なによ。
女性はみんなできて当たり前だなんて
思ってるんじゃないでしょうね。▼
仕方ないじゃない、
苦手なものは苦手なのよ!▼
- [ロディ]
- なにもそこまで言ってないだろう…。
よし、あとで服を貸してくれ。
それは私がやっておこう。▼
- [セシル]
- え?
ロディ、あなた
ぬいものができるの?▼
- [ロディ]
- そんなに驚くことか?
私の家はそんなに裕福ではないのでね。▼
ぬいものや料理などの
家事は自分でやっていたんだ。▼
- [セシル]
- 料理まで作れるんだ…。▼
- [ロディ]
- 大した腕前ではないがな。
では、またあとで。▼
- [セシル]
- ああ、うん。
えーっと…。
ありがとう。▼
- [ロディ]
- なに、
困ったときはお互いさまだ。▼
ロディとセシル3†
- [セシル]
- ねえロディ、
ちょっと見てほしいものが
あるんだけど。▼
- [ロディ]
- どうした?▼
- [セシル]
- これよ。▼
- [ロディ]
- …消しズミか。▼
- [セシル]
- クッキーよ!▼
あなたが教えてくれたとおりに
やってるつもりなんだけど、
どうしてもうまく焼けないのよ。▼
- [ロディ]
- かまどの火が
強すぎるんだろうな。
ここまでこがすとは…。▼
- [セシル]
- 火の加減なんて
よくわからないわよ…。▼
- [ロディ]
- わかった。
機械があれば手本を見せよう。▼
いつも妹たちに作っていたから
クッキーを焼くのは慣れている。▼
- [セシル]
- …あなたって
どこかの家のお母さんみたいね。
家事のことなら任せておけって感じ。▼
- [ロディ]
- 母親が早くに亡くなって以来
妹たちの面倒をみていたからな。▼
自分が母親の代わりに
ならなくてはという思いが
どこかにあるのかもしれない。▼
- [セシル]
- そうだったの…。
あなたの話を聞いてると、▼
男に負けるもんかって
息巻いていた自分が
恥ずかしくなってくるわ。▼
あなたは男の仕事も女の仕事も
両方こなしているように
見えるんだもの。▼
- [ロディ]
- 私はそんな
大層なことはしていない。▼
それに、セシルの男女の違いを越えて
活躍していきたいという志は
立派なものだと思う。▼
- [セシル]
- そう?
そう言ってもらえると
嬉しいわね。▼
- [ロディ]
- …まあ、それはともかく
料理は覚えておいたほうがいい。▼
せめて口に入れられるものを
作れる程度にはな…。▼
技の絆を手に入れた
ナバールとフィーナ†
ナバールとフィーナ1 †
- [フィーナ]
- ねえ、ナバールさん。
わたしに何かできることはない?▼
- [ナバール]
- ない。
修行の邪魔をするな。▼
- [フィーナ]
- もう、つれないわね…
せめてもうちょっと
考えたあとに返答してよ。▼
命を救ってくれた恩を
返したいと思ってるだけなのに。▼
- [ナバール]
- 礼は無用だ。▼
- [フィーナ]
- そうだナバールさん、
わたしの踊りを見せてあげよっか?
すごく元気がでるって評判なのよ。▼
- [ナバール]
- いらん。▼
- [フィーナ]
- じゃあね、じゃあね…
その剣でわたしを好きにして…
とか、そういうのはどう?▼
- [ナバール]
- ………………▼
- [フィーナ]
- 冗談に決まってるじゃない!
そんなににらまないでよー
かまってほしかっただけなのに。▼
ねえ、本当にわたしに
頼みたいこととかないの?▼
- [ナバール]
- …わかった。
ひとつ頼みがある。▼
- [フィーナ]
- 待ってました!
なになに?▼
- [ナバール]
- 向こうに行っていろ。▼
- [フィーナ]
- …はーい。▼
いーっ、だ!▼
- [ナバール]
- ………………▼
ナバールとフィーナ2†
- [フィーナ]
- んー…そうだなあ。
後ろでくくるとか…
編み込んじゃうとか…▼
- [ナバール]
- …なんの話だ。▼
- [フィーナ]
- ナバールさんの
新しいヘアスタイルを
どうするか考えてたの。▼
- [ナバール]
- 頼んでない。▼
- [フィーナ]
- ナバールさん、
せっかくきれいな髪してるのに
そのままじゃもったいないじゃない。▼
ここはわたしに任せて!
かわいい髪形を
いろいろと考えているところだから。▼
命を救ってもらった恩を
返しておかなくっちゃ。▼
- [ナバール]
- それが恩返しになると
思っているのか…?▼
- [フィーナ]
- よし、ツインテールにしよっと!▼
ワーレンで流行のヘアスタイルよ。
きっと似合うと思う!▼
ナバールさん、こっちこっち!▼
- [ナバール]
- おい…▼
- (ナバール、ツインテールにされる、立ち絵なし)
- [フィーナ]
- きゃー!
かわいー!▼
- [ナバール]
- ぐうっ…!▼
- (ナバール、髪をほどく、二人が戻ってくる)
- [フィーナ]
- どうしてやめちゃうの?
似合ってたのにー。▼
- [ナバール]
- …気が散る!
もう俺に話しかけるな!▼
ナバールとフィーナ3†
- [フィーナ]
- ね、ナバールさん。
この戦いが終わったら
どこかに行っちゃうつもりでしょ。▼
- [ナバール]
- ………………▼
- [フィーナ]
- 黙ってても無駄、
わたしにはお見通しなんだから。▼
でもさ、どうして?▼
- [ナバール]
- …俺はただの人殺しだ。
戦いがなくなれば
次の戦場を探すだけのこと。▼
- [フィーナ]
- どこかに落ち着こうとか
思わないの?▼
- [ナバール]
- 剣が鈍る。▼
ひとところに留まっていると
心の中によけいな感情が
生まれてしまう。▼
- [フィーナ]
- なんでそれを拒むの?
人間だから当たり前なのに。
感情豊かなほうが人生楽しいじゃない。▼
- [ナバール]
- これが俺の生き方だ。
お前ももう俺に付きまとうな。
これ以上はめざわりだ。▼
- [フィーナ]
- めざわりって…ひどいなあ。▼
- [ナバール]
- 何を勘違いしているのか知らんが、
あまり邪魔なようなら切り捨てるぞ。▼
- [フィーナ]
- …くすっ。▼
- [ナバール]
- 何がおかしい?▼
- [フィーナ]
- すごんだって怖くないよ。
女は切らないんでしょ?
知ってるんだから。▼
- [ナバール]
- …付き合ってられんな。▼
- (ナバールが立ち去る)
- [フィーナ]
- あっ…もう、照れちゃって。▼
でもね、命を救われた恩を
返していないんだから、
まだまだ付いて行くわよ。▼
それで、ナバールさんに
よけいな感情をめばえさせて
どぎまぎさせちゃうんだから。▼
それがわたしの恩返し。
ふふっ、楽しみだなあ。▼
速さの絆を手に入れた
ミネルバとエスト†
ミネルバとエスト1†
- [エスト]
- ミネルバ様、
これが先日お話しした
天使の指輪…のレプリカです。▼
- [ミネルバ]
- ありがとう、エスト。▼
なるほど…
我々の大陸の美術とは
まったく異なるものですね。▼
それにしても美しい指輪です…▼
- [エスト]
- 海の向こうでは
いろいろと大変でしたけど
いい勉強になりました。▼
- [ミネルバ]
- 何度聞いても興味深い話ですが
品物を手にすると
また違った感動がありますね。▼
あなたの店の品ぞろえに加えれば
よく売れるのではないですか?▼
- [エスト]
- わたしもそう思ったんですけど
加工の方法がわからなくて…▼
一応形を成したのも
それひとつきりなんです。
よかったら差し上げますよ。▼
- [ミネルバ]
- そのような貴重な品を…
いいのですか?▼
- [エスト]
- もちろんです!
ミネルバ様に着けていただけるなら
頑張って作った苦労も報われます。▼
- [ミネルバ]
- では、ありがたく
大事にしまっておきましょう。▼
- [エスト]
- そんなに興味がおありなら
いつかミネルバ様も海の向こうへ
お連れしたいですね。▼
- [ミネルバ]
- ふふっ、それは楽しそうです。
しかし叶わぬ夢ですね。▼
- [エスト]
- えっ…何故ですか?▼
- [ミネルバ]
- 私が今まで犯してきた過ち…
民や兵に償うべき罪…▼
それを思うと、自分の幸せを求め
自由に生きていこうとは
到底思えないのです。▼
この身は終生マケドニアの民に
捧げるつもりです。▼
この指輪をながめ、異国へと
思いを馳せるだけで
十分に満足です。▼
- [エスト]
- そんな…それではあまりにも
ミネルバ様がつらすぎます!▼
- [ミネルバ]
- いいえ、これで良いのです。
ありがとうエスト、
この指輪は私の宝物にします。▼
あなたはせめて存分に
自分の人生を生きてください。▼
- [エスト]
- ミネルバ様…▼
ミネルバとエスト2†
- [エスト]
- ミネルバ様。
ひとつお伺いしたいことが
あるのですが…▼
- [ミネルバ]
- なんですか?▼
- [エスト]
- あの…ミネルバ様には
心に決めた方など
いらっしゃるのでしょうか?▼
- [ミネルバ]
- 想い人という意味ですね?
いません。▼
- [エスト]
- あ…そ、そうですか。▼
- [ミネルバ]
- 何故ですか?▼
- [エスト]
- 最近のミネルバ様を見ていると
時折、とても悲しい目を
されていることがあります。▼
悲しみを癒す方法がないか
わたしなりに考えてみたんですけど…▼
- [ミネルバ]
- 確かに、あなたは
良き夫にめぐり合ったことで
大きな幸福を手に入れましたね。▼
私もあのような関係を
誰かと築き上げることができれば
どんなに幸福だろうと思います。▼
- [エスト]
- そ、そうなんですか?
だったら…いかがですか?▼
アリティア軍の中に
ミネルバ様のお目に留まるような
方はいませんか?▼
- [ミネルバ]
- ふふっ、
好感の持てる殿方はおりますが、
恋愛と呼べるかというと…▼
それに、私には
己の幸福にうつつを抜かすような
ヒマはありません。▼
- [エスト]
- そんなことはないですよ!
ミネルバ様は少々ご自分を
厳しく縛りすぎではないですか!?▼
- [ミネルバ]
- エスト…▼
- [エスト]
- あっ…!
わたしったらなんてことを…
も、申し訳ございません!▼
- [ミネルバ]
- いいのです。
私をいたわるゆえの言葉だと
わかっていますから。▼
エスト…あなたの言葉、
ゆっくり考えさせてもらいます。▼
ミネルバとエスト3†
- [ミネルバ]
- エスト、どうしました?▼
- [エスト]
- えっ?
何がでしょうか…▼
- [ミネルバ]
- 今のあなたからは
覇気をまるで感じませんが。▼
- [エスト]
- …皆さんを見ていると
自分が足手まといに
なっているような気がして…▼
- [ミネルバ]
- そうですか?
そんな風には見えませんが。▼
- [エスト]
- わたしは軍から離れていて
体がなまっているし、
元から姉様たちほど強くないし…▼
- [ミネルバ]
- あなたは間違っていますよ。▼
個々の武勇もたしかに重要ですが
戦の流れを決するのは
それだけではないでしょう。▼
- [エスト]
- え…それだけじゃないって、
じゃあ何が一番重要なんですか?▼
- [ミネルバ]
- 戦においてもっとも大切なもの…
それはチームワークです。▼
あなたたち三姉妹が
もっとも深く理解していたはずです。▼
誰が欠けても成立しない
絶妙の呼吸から生み出される奥義…
あの技はあなたたちしかできない。▼
そうでしょう?▼
- [エスト]
- そう…ですね…▼
- [ミネルバ]
- 白騎士団の存在は私の誇りです。
もっと胸をお張りなさい。▼
- [エスト]
- わ、わかりましたっ!▼
- [ミネルバ]
- さて、私も精進しなくては。
稽古に付き合ってもらえますか?▼
- [エスト]
- …はい!
喜んで!▼
技の絆を手に入れた
ミネルバとパオラ†
ミネルバとパオラ1†
- [パオラ]
- よろしいですか、ミネルバ様。▼
- [ミネルバ]
- パオラ…どうしました?▼
- [パオラ]
- わたしに、稽古をつけて
いただけないでしょうか?▼
- [ミネルバ]
- どうしたのです?
あなたほどの騎士であれば
私の稽古など不要でしょう。▼
- [パオラ]
- わたしは…自分の弱さを
恥じております。▼
胸の内に秘めた思いが
いつかこぼれ落ちて
しまいそうで…怖いのです。▼
- [ミネルバ]
- …わかりました。
詳しくは聞きますまい。▼
ちょうど私も、
決別すべき自分と
向き合っていたところです。▼
久しぶりに、
手合わせいたしましょう。▼
- [パオラ]
- ありがとうございます。
では…参ります!▼
- [ミネルバ]
- 稽古といえども、手加減は無用。
払えぬ心の闇を槍に込めて
かかってきなさい。▼
いざ!▼
ミネルバとパオラ2†
- [ミネルバ]
- ……▼
- [パオラ]
- ミネルバ様?▼
- [ミネルバ]
- ああ、パオラ。
また、稽古ですか?▼
- [パオラ]
- はい、そのつもりでしたが…
今日はやめておくことにします。▼
それよりもミネルバ様。
今、何をお考えだったのですか?▼
- [ミネルバ]
- …己の未熟を恥じていました。
先の戦乱では、私たち王家の者が
相争い、国を疲へいさせました。▼
そして今も…▼
私の力が足りぬばかりに
国をまとめきれず、
混乱を招き入れてしまった。▼
- [パオラ]
- そのようなこと…▼
- [ミネルバ]
- 良いのです。▼
あなたにもまた、常にない労苦を
背負わせてしまっている。
申し訳なく思っています。▼
- [パオラ]
- ミネルバ様…
過ちであれば、
正せば良いではないですか。▼
ミネルバ様の治世。
その理想を信じて
わたしはついて参りました。▼
そしてこれからも、
お傍で微力を尽くすつもりです。▼
ですからどうか、
お顔をお上げになってください。▼
- [ミネルバ]
- …ありがとう、パオラ。
あなたの言葉、嬉しく思います。▼
一日も早い祖国復興のため、
今しばらくその力を
私に貸してください。▼
- [パオラ]
- はい、ミネルバ様。▼
ミネルバとパオラ3†
- [パオラ]
- ミネルバ様。
マケドニア王国は
これからどうなってしまうのでしょう?▼
- [ミネルバ]
- わかりません。▼
- [パオラ]
- ミネルバ様…▼
- [ミネルバ]
- ごめんなさい。
無責任なことを言ってしまって。▼
でも、あなたには
正直な気持ちを
伝えておきたいのです。▼
アイオテが建国した
我がマケドニア王国は今、
大きな分かれ道に立っています。▼
度重なる戦争と内乱で
疲へいし切った国と民を
真に導く者が必要とされている。▼
- [パオラ]
- それは、ミネルバ様が…▼
- [ミネルバ]
- ここしばらく、
ずっと考えていました。▼
果して、本当にそれが
最良の選択と言えるのかと。▼
私は、槍を振るうほどには
うまく治世を行なえなかった。▼
その己の無力、
受け止めるべきだと考えます。▼
そんな私が果すべき責任とは、
一刻も早くこの戦争を終局に導き、
身を退くことではないでしょうか。▼
- [パオラ]
- 国を、お捨てになるというのですか?▼
- [ミネルバ]
- 捨てるなどと。
私は、マケドニアを愛しています。▼
私にできることであれば
どのようなこともいといません。▼
しかし…新しい未来には、
新しい血が必要だと思うのです。▼
あの美しい祖国を
真に生き返らせるために
新たな息吹を吹き込みたい。▼
そのためには、
古い血である私たち王族は
とうたされるべきでありましょう。▼
- [パオラ]
- そこまでの決意を…▼
- [ミネルバ]
- まだ、誰にも話していないことです。▼
- [パオラ]
- そのような大切なお話を
なぜわたしなどに?▼
- [ミネルバ]
- ふ…それも、私の弱さでしょう。
誰かに聞いて欲しかった。
いえ、誰か、ではありませんね。▼
最も信頼するあなたにこそ
聞いて欲しかったのです。▼
- [パオラ]
- ミネルバ様…▼
幸運の絆を手に入れた
ミネルバとカチュア†
ミネルバとカチュア1†
- [カチュア]
- よし…
まだ鎧も槍も持ちそうね。▼
- [ミネルバ]
- 武具の手入れに
余念がないですね、カチュア。▼
- [カチュア]
- もちろんです。
ミネルバ様からお預かりした
大切な武具ですから。▼
- [ミネルバ]
- 大切にするのもいいですが、
戦の最中に壊れてはいけません。
見切りをつけることも大事ですよ。▼
- [カチュア]
- はい。でも…この鎧には
愛着があるものですから。▼
- [ミネルバ]
- 白騎士団の鎧ですか…。▼
- [カチュア]
- 竜騎士団の雄大な姿に隠れて、
長い間白騎士団は軽んじられ
縮小の道を歩んでいました。▼
白騎士団が復興できたのは、
ミネルバ様の王への進言のおかげです。
感謝してもしきれません。▼
- [ミネルバ]
- 私はただ、竜にも勝る
ペガサスの魔法耐性の高さと
飛行能力について話したまでです。▼
数少ない機会を生かして
白騎士団の実力を証明したのは
あなたたち三姉妹の手柄ですよ。▼
- [カチュア]
- その機会をいただけたのも
ミネルバ様のおかげです。▼
このたびの戦でも、
白騎士団の実力を大陸中に
知らしめるつもりです。▼
- [ミネルバ]
- …そうですね。▼
あなたたちの機動力は、
今回も戦の要をにぎることでしょう。
期待していますよ、カチュア。▼
ミネルバとカチュア2†
- [ミネルバ]
- よしよし…
おまえにも無理をさせていますね。▼
しかし戦はまだ終わっていません。
もう少しの間、
私に力を貸してください。▼
- [カチュア]
- 飛竜のお世話ですか、ミネルバ様?
おっしゃっていただければ
私が代わりにいたしますが。▼
- [ミネルバ]
- いえ、これは私の務めです。
飛竜と乗り手の間に信頼関係がなければ
実戦で思うように戦えませんからね。▼
ペガサスのしつけと同じですよ。▼
- [カチュア]
- なるほど…。
しかしお詳しいですね、▼
ペガサスのしつけのことまで
ご存じとは。▼
- [ミネルバ]
- 私もかつては
ペガサスの乗り手でしたから。▼
- [カチュア]
- そうだったのですか?
存じ上げませんでした。
………………▼
- [ミネルバ]
- どうしました?▼
- [カチュア]
- …ミネルバ様は何故
ペガサスから飛竜へ
乗り換えたのですか?▼
- [ミネルバ]
- 興味がありますか?▼
- [カチュア]
- はい…
申し訳ありません、
出過ぎたことを聞きました。▼
- [ミネルバ]
- 構いませんよ。
それほど込み入った話では
ないですから。▼
簡単な話…私は強くあらねば
ならなかったからです。▼
マケドニアは決して
大国ではありません。▼
それでも独立国家として
列国とわたりあえているのは▼
ひとえに竜騎士団という
軍事力を有するがゆえ。▼
強きマケドニアの象徴である王族は
飛竜の乗り手でなければいけない…▼
だからペガサスを森に返し、
飛竜のムチを手にしたのです。▼
- [カチュア]
- そうだったのですね…▼
- [ミネルバ]
- 私に背中を許してくれた
あのペガサスは、今も
マケドニアの森にいるのでしょうか…▼
戦が終わって平和が訪れたら
様子を見に行きたいものです。▼
…そろそろ軍議の刻限ですね。
先に行きますよ、カチュア。▼
- (ミネルバが立ち去る)
- [カチュア]
- ミネルバ様は
平和を愛する優しいお方…。▼
あの方に本当にふさわしいのは
ペガサスの白い翼なのかもしれない…▼
ミネルバとカチュア3†
- [カチュア]
- いかがでしたか?
私のペガサスの背中は。▼
- [ミネルバ]
- ありがとう、カチュア。
あなたのおかげで
楽しいひとときを過ごせました。▼
- [カチュア]
- 喜んでいただけて恐縮です、
ミネルバ様。▼
- [ミネルバ]
- ペガサスの背の上で感じる風は
柔らかいですね…▼
飛竜の背で感じる風は、
まるで刃のようですから。▼
戦で張りつめた私の心も
いくぶん柔らかくなったようです。▼
- [カチュア]
- 私でよければ
またいつでもお申し付けください。
ですが…▼
- [ミネルバ]
- なんですか?▼
- [カチュア]
- マケドニアの森で再び
自分のペガサスのまたがれば、
よりいっそう安らげるかと。▼
- [ミネルバ]
- …優しいのですね、カチュア。▼
そうですね、いつの日か
あなたと並んで柔らかい風に
包まれることを楽しみにしています。▼
- [カチュア]
- はい…。
その日が一日でも早く訪れるよう、
微力ながらお力ぞえいたします。▼
速さの絆を手に入れた
パオラとカチュア†
パオラとカチュア1†
- [パオラ]
- …チェック。▼
- [カチュア]
- あっ…あ、ありません。
投了します…▼
- [パオラ]
- あなたの駒の動かし方は
少し余裕がなさすぎるわね。▼
それでは、堅牢な守りで構えられると
崩せなくなるわよ。▼
- [カチュア]
- はい…▼
- [パオラ]
- もっと冷静に全体を見るの。▼
相手の動きを見極め、
おびきだしたところで集中攻撃…
これは兵法の基本でもあるのよ。▼
- [カチュア]
- …そうね。
私、あせりすぎていたのかも
しれない…▼
- [パオラ]
- 悩みごとがあるの?▼
- [カチュア]
- え…▼
- [パオラ]
- 苦しいけどどうにもならなくて、
がむしゃらに動くことで
苦しみから逃れようとしている…▼
そんな風に見えたわ。▼
- [カチュア]
- パオラ姉様には
かなわないわ…
そこまでわかるものなの?▼
- [パオラ]
- まあ…ね。▼
- [カチュア]
- わかったわ、
もう少し余裕をもって
物事を見るように意識してみる。▼
それで何かが変わるかも
しれないものね…
ありがとう、姉様。▼
パオラとカチュア2†
- [カチュア]
- …ありません。
投了します。▼
- [パオラ]
- 油断したわね。
戦場で見落としは禁物よ。▼
- [カチュア]
- はい…▼
- [パオラ]
- 戦場もそう。▼
特にわたしたちは
上空から敵陣を偵察する役割を
担うことも多い…▼
ひとつの見落としが
軍全体の運命を変えてしまうことも
あるのよ。▼
- [カチュア]
- …私、駄目だなあ。▼
- [パオラ]
- どうしたの、急に?▼
- [カチュア]
- 私にはパオラ姉様のような
冷静さはないし、
エストほど勘も良くないもの。▼
取り得が何もないような気がして…▼
- [パオラ]
- あら、そんなことないわよって
言ってほしいみたいね?▼
- [カチュア]
- う…▼
- [パオラ]
- そう言ってあげるのは簡単だけど
自分の長所がどこにあるのか
一度じっくり考えてみたらどうかしら。▼
今のあなたには
そういう時間が必要だと思うわ。▼
- [カチュア]
- 姉様…▼
- [パオラ]
- 心配ないわ、あなたは
人の長所を見つけるのが
とても上手だもの。▼
その目を自分に向けるだけよ。
頑張ってね。▼
- (パオラが立ち去る)
- [カチュア]
- やっぱり…
姉様にはかなわないなぁ。▼
パオラとカチュア3†
- [パオラ]
- ………………▼
- [カチュア]
- …チェック。▼
- [パオラ]
- …ここまでね。
投了します。▼
- [カチュア]
- 勝った…!
初めてパオラ姉様に勝てたわ!▼
- [パオラ]
- その様子だと、
自分の強みがどこにあるのか
つかめたみたいね?▼
- [カチュア]
- ええ。
自分で言うのも口幅たいけど、
私の強みは堅実さなんだわ。▼
たとえゆっくりでも着実に
成長していけることよ。▼
- [パオラ]
- そう。失敗から学んで
必ず次につなげてくる。
同じ失敗は二度としない。▼
確実に毎日強くなっていく…
それがあなたの何よりの強み。▼
- [カチュア]
- 姉様、ありがとう。▼
自分で考えて気づくことで
その言葉に確信をもって
うなずくことができるわ。▼
こういうことなのね…?▼
- [パオラ]
- そういうことよ。▼
でも…わたしにもあなたたちにはない
経験という強みがあるわ。
簡単には追い抜かせないわよ。▼
- [カチュア]
- もう一局、ということですね?
負けませんよ、姉様。▼
- [パオラ]
- あら、言ったわね。
じゃあ次は本気でで行くわね。▼
- [カチュア]
- え…本気って…?▼
- [パオラ]
- わたし、一部の駒を
使わずに指していたのよ。
次から全部使わせてもらうわ。▼
- [カチュア]
- やっぱり…
まだまだ姉様には
かなわないみたい…▼
技の絆を手に入れた
パオラとエスト†
パオラとエスト1†
- [エスト]
- パオラ姉様…▼
- [パオラ]
- どうしたの、エスト?
泣きそうな顔をして…▼
- [エスト]
- わたし…またみんなに
迷惑をかけてしまって…
また捕まっちゃったし…▼
- [パオラ]
- あら、そうね。▼
エストが捕まったのは
これで二度目…
いえ、三度目だったかしら?▼
- [エスト]
- う…うぅ…▼
- [パオラ]
- 良かったじゃないの、
無事に帰ってこれたんだから。▼
ね、もう過ぎたことは忘れて
これからの働きで取り返しましょう。▼
- [エスト]
- パオラ姉様ぁ…▼
- [パオラ]
- よしよし…
心配しないで、
わたしもフォローするわ。▼
一緒に頑張ろうね…▼
- [エスト]
- ………………▼
- [パオラ]
- …眠っちゃったみたい。
よっぽど悩んでいたのね。▼
もう、本当にいつまでたっても
子どもみたいなんだから…▼
パオラとエスト2†
- [エスト]
- パオラ姉様…▼
- [パオラ]
- どうしたの、エスト?
そんな顔をして…▼
- [エスト]
- わたし、またアベルを
困らせてしまった…▼
もう迷惑なんか
かけたくないのに…▼
- [パオラ]
- ………………▼
- [エスト]
- 姉様?▼
- [パオラ]
- あなたたちのあいだには
固い絆があるじゃない。▼
アベルはあなたのことを
怒っていないと思うわ…▼
- [エスト]
- でも…でも、わたし…▼
- [パオラ]
- 自分を責めても
何も解決しないわ。
そうでしょう?▼
- [エスト]
- うん…
ありがとう、姉様。
落ち着いてきたわ…▼
- [パオラ]
- だったらもう大丈夫ね?
あとはあなた次第よ。▼
- [エスト]
- ごめんなさい、姉様。
いつも頼ってばかりで…▼
- [パオラ]
- いいのよ、頼ってちょうだい。▼
可愛い妹に泣きつかれるのは
姉の特権だもの。
はい、いってらっしゃい。▼
- [エスト]
- ありがとう、姉様…
いってきます。▼
- (エストが立ち去る)
- [パオラ]
- 本当にもう、すぐ泣いて…
子どもみたいなんだから。▼
ふふ。でもわたしだって
人のこと言えないわよね。▼
こんなに心が弱くなってるもの…▼
パオラとエスト3†
- [エスト]
- …ありがとう、姉様。
わたし、もう少し頑張れそう。▼
- [パオラ]
- そう、良かった。
でもその前にちゃんと謝るのよ?▼
- [エスト]
- ええ、わかったわ。
…姉様、いつもごめんね。▼
パオラ姉様だって
悩みごとがあったり
辛いことがあるはずなのに。▼
わたし、甘えてばかり…▼
- [パオラ]
- いいのよ。▼
わたしはエストとカチュアの
お母さんみたいなものなんだから、
いくらでも甘えて。▼
- [エスト]
- ねえ、姉様。▼
わたしたちの本当のお母さんも
パオラ姉様みたいな人
だったんじゃないかなぁ?▼
わたしは小さかったから
よく覚えてないけど、
なんだかそんな気がするの。▼
- [パオラ]
- そんなことないわよ。▼
わたしたちのお母様は
わたしなんかよりも
ずっとずっと優しい人だった。▼
- [エスト]
- どんなお顔だったの?▼
- [パオラ]
- うーん、難しいわね…
わたしたち三人を足して
三で割ったような…▼
- [エスト]
- …くすっ。
想像つかないなぁ。▼
- [パオラ]
- さ、おしゃべりは
これくらいにして、
そろそろ行ってきなさい。▼
- [エスト]
- はーい。
いってきます!▼
- [パオラ]
- 頑張ってね。▼
- (エストが立ち去る)
- [パオラ]
- …ちょっと疲れちゃった。▼
わたしもお母様に
甘えさせてもらおうかしら…▼
カチュアにもエストにも秘密の、
このペンダント…
わたしだけが知ってる、お母様の形見。▼
ロケットの中の絵に…
お母様の笑っているお顔…▼
ごめんね、お母様。
わたしがもっと強くなれたら
妹にも会わせるから。▼
あともう少しの間だけ、
わたしだけに笑顔をくれる
お母様でいて…▼
幸運の絆を手に入れた
カチュアとエスト†
カチュアとエスト1†
- [エスト]
- カチュア姉様!
今日は姉様にプレゼントがあるのよ。▼
- [カチュア]
- あら、ありがとう。
何をくれるの?▼
- [エスト]
- 幸運を呼ぶ槍よ。
これで敵をやっつけるごとに
幸運が舞い込んでくるんだって。▼
- [カチュア]
- 呪われてるんじゃないの、
それ…?▼
- [エスト]
- なんでも、この槍の使い手は
みんな昇格したり、恋人ができたり、
お金を拾ったりしたとか…▼
- [カチュア]
- うさんくさいわね…
幸運とはそんなものに頼らず、
自分の力で引き寄せるものよ。▼
- [エスト]
- いらないの…?
せっかく姉様のために
お店から仕入れてきたのに…▼
- [カチュア]
- …仕方ないわね。
じゃあ、いただくわ。▼
- [エスト]
- しぶしぶもらったふりして、
あとでこっそり使うんじゃ…▼
- [カチュア]
- 使いません!▼
- [カチュア]
- うーん…
この感じだと、店頭に出しても
売れそうにないなあ。▼
じゃあ姉様、こんなのはどう?
槍の先に斧と剣がついている
最新作なんだけど…▼
- [カチュア]
- エスト、試作品を
私のところに持ってきて
品定めするのはやめなさい…▼
カチュアとエスト2†
- [カチュア]
- エスト…。
以前から聞いてみたいことが
あったんだけど、ちょっといい?▼
- [エスト]
- なあに?▼
- [カチュア]
- アベルと一緒に
お店を始めたとは聞いていたけど、
武器まで扱っていたなんて…▼
そんなに手当たり次第に仕入れて、
生計はちゃんと立っていたの?▼
あなたのことだから
思いつきで始めたんじゃないかと
心配していたのよ。▼
- [エスト]
- 思いつきじゃないよ
まず、実戦でいつも使っているから
武器の目利きは確かでしょ?▼
- [カチュア]
- 確かに
そうでしょうけど…▼
- [エスト]
- マケドニア軍とアリティア軍に
ツテがあるから
お客さんにも困らないし。▼
- [カチュア]
- そうね。
二人とも軍にいたものね。▼
- [エスト]
- 武器は使っていくうちに
壊れるものだから
売り先がなくなることもないわ。▼
- [カチュア]
- なるほど…▼
- [エスト]
- ペガサスで運べば
運輸にも困らないし…▼
姉様?どうしたの?▼
- [カチュア]
- うん…あなたって
頼りないように見えて
意外としっかりしてるのね。▼
- [エスト]
- そんなことないよ。
困ったときはいつも
姉様たちに頼りきりじゃない。▼
- [カチュア]
- それもあらためて考えると
要領が良いってことなんじゃないかと
思えてきたわ…▼
カチュアとエスト3†
- [カチュア]
- やああっ!▼
- [エスト]
- きゃあっ!▼
- [カチュア]
- あっ…
ごめんなさい、エスト…。
怪我はない?▼
- [エスト]
- 心配しないで、
ちょっとすりむいただけ。
でも…今日の姉様は少し怖いわ。▼
- [カチュア]
- そう…?
稽古に身を入れすぎたみたいね。▼
今日はこれくらいに
しておきましょう。▼
- [エスト]
- カチュア姉様…
はっきり言って。
わたしのこと、嫌いになったの?▼
- [カチュア]
- そんなはずないじゃない。
何を言うのよ。▼
- [エスト]
- だって…今日の姉様は
恨みでもぶつけるみたいに
強引だったもの…▼
ねえ、気に入らないところが
あるなら直すから…
わたしを嫌いにならないで…!▼
- [カチュア]
- 泣かないで、エスト…!
ごめんなさい、悪いのは私なの。▼
あなたとアベルのことを思い出したら
胸が苦しくて…▼
無性に腹が立って…
そんな自分が嫌で嫌でたまらなくて…▼
あなたが悪いわけじゃないの。
私の心が弱いせいで…
ごめんね、ごめんね!▼
- [エスト]
- …ふーん。
さてはカチュア姉様、
好きな人がいるのね?▼
- [カチュア]
- …?
あ、ああーっ!
騙したわね!▼
- [エスト]
- わたしだっていつまでも
泣いてばかりじゃないわ。
意地悪な姉様が悪いのよ。▼
- [カチュア]
- …ごめんなさい。▼
- [エスト]
- 許してあげる。
ただし、姉様の好きな人が
誰なのか教えてくれたらね。▼
- [カチュア]
- なな、何を…▼
- [エスト]
- とぼけても駄目。
カチュア姉様はウソをつくのが
とっても下手なんだもの。▼
わたしが姉様の相談に乗るわ。
ね、たまにはわたしを頼ってよ。▼
- [カチュア]
- ………………っ!▼
- (カチュアが立ち去る)
- [エスト]
- あ…姉様、逃げた。▼
もう、カチュア姉様って
ときどきわたしよりも
子どもっぽいんだから。▼
次に捕まえたら
絶対に話を
聞かせてもらうわよ。▼
速さの絆を手に入れた
カタリナとセシル†
カタリナとセシル1†
- [カタリナ]
- あ…セシルさん。▼
- [セシル]
- 久しぶり…カタリナ。
よくもまあ、平気な顔で
戻ってこれたものね。▼
- [カタリナ]
- …すみません。▼
- [セシル]
- マルス様も
クリスも優しいから、
あんたを許したかもしれない。▼
でもあたしは違うわよ。▼
みんなを裏切ったあんたが
改心したって聞いても、
簡単に信用することはできない。▼
- [カタリナ]
- わかっています…。
私がしたことを考えれば、
どう言われても仕方ありません。▼
でも…信じてほしいことがあります。▼
- [セシル]
- 何?▼
- [カタリナ]
- 第七小隊にいた頃の
私は…本心から笑い、
本心から安らぎを感じていました。▼
セシルさん、あなたへの友情も
本心からのものです。▼
- [セシル]
- …あなたとの友情なんて、
あたしはもう忘れてしまったわ。▼
- [カタリナ]
- …そうですか…▼
これからの働きで
信用してもらうしか
ないようですね。▼
セシルさん…また、以前のように
あなたと笑って話し合える日が
来ることを願っています。▼
- [セシル]
- …そう。
だったらあなたの背中から
戦いぶりを見ていてあげるわ。▼
手を抜いたらすぐにわかるわよ。
覚悟してのぞみなさい。▼
カタリナとセシル2†
- [セシル]
- カタリナ!
ちょっと足を見せなさい。▼
- [カタリナ]
- セシルさん…?▼
- [セシル]
- …やっぱり血が出てる。
このあいだの戦いのときの怪我、
隠してたんでしょ。▼
- [カタリナ]
- …すみません。
怪我が見つかると
前線に出してもらえないと思って。▼
- [セシル]
- このままほっといたら
歩けなくなるわよ。▼
今日は見張りを交代するから
あなたは手当てしてもらって
休んでおきなさい。▼
- [カタリナ]
- でも、私は…
セシルさんに認めてもらうまで…▼
- [セシル]
- もう認めてるわよ。
ここまでする子を疑うわけないでしょ。▼
心から、これまでの罪を
償おうと頑張ってるって
痛いくらい伝わってきたわ。▼
- [カタリナ]
- 本当ですか?
ありがとうございます…。▼
- [セシル]
- うん。だからさ…
もう休んでもいいよ。
とても見ていられないよ…。▼
- [カタリナ]
- すみません…心配をかけて。▼
- [セシル]
- 謝ってほしいわけじゃないのよ。
仲直りしようって言ってるの。
ね、これでもう全部元通りよね?▼
- [カタリナ]
- そういうわけにはいきません…。
セシルさん以外にも、私のことを
疑っている方はいます。▼
皆さんに信用してもらえるまで
戦い続けないと…。▼
- [セシル]
- えっ!
どこのどいつよ、
カタリナを信用しないやつは!▼
安心して、そんな輩は
あたしがこてんぱんにしてあげる。▼
- [カタリナ]
- こてんぱんだなんて…▼
ふふっ。
変わらないですね、セシルさん。▼
こうと決めたら
いつも一直線で、頼もしい…。▼
- [セシル]
- ちゃんと笑えるんじゃない。▼
そうそう、それくらい
肩の力を抜かなきゃ
本来の実力が出せないわよ。▼
周りの視線は気にしなくていいから
あの頃のあなたに戻って。▼
- [カタリナ]
- …はい。
ありがとうございます、
セシルさん。▼
カタリナとセシル3†
- [セシル]
- 見たわよー、カタリナ。▼
- [カタリナ]
- えっ?
何をですか?▼
- [セシル]
- わかりやすいわね、
あなたって。▼
だってカタリナの視線…
いつも同じ人を
見ているんだもの。▼
- [カタリナ]
- あっ…!
あ、あ、あ…お願いです!
誰にも言わないで!▼
- [セシル]
- うーん。
どうしようかなー。▼
- [カタリナ]
- お願いです…
もし、あの人に知られたら…
私……▼
- [セシル]
- ちょっと、泣かないで!
冗談よ、冗談。
言いふらしたりなんかしないわよ。▼
- [カタリナ]
- …ほっ。▼
- [セシル]
- ふふ。
でもこうやって話してると、
昔を思い出すわね。▼
騎士訓練の時、
クリスたちと一緒に…
なつかしいわね。▼
- [カタリナ]
- はい…私も…▼
でも、私はあの時、
皆さんを裏切って…▼
- [セシル]
- ちょ、ちょっと泣かないでったら…▼
良い、カタリナ?
これだけは
よーく憶えときなさいよ。▼
今までにどんなことがあったって、
これからどんなことがあったって…▼
あたしたちは、
友達なんだからね。▼
- [カタリナ]
- セシル…さん…▼
う……ふぇぇ…▼
- [セシル]
- ちょ、ちょっと、また泣かないでって!
ああもう、どうしたらいいのかしら…▼
- [カタリナ]
- す、すみません…
私…うれしくて…うぅ…▼
速さの絆を手に入れた
ウルフとザガロ†
ウルフとザガロ1†
- [ウルフ]
- ……ザガロか。▼
- [ザガロ]
- どうだ、ウルフ。
落ち着いたか?▼
- [ウルフ]
- ああ。
おかげ様でな。▼
…先の戦いでは、
すまなかったな。▼
お前が、決死の覚悟で
呼びかけてくれたと言うのに…▼
おれの方は、
完全に冷静さを欠き……
言葉を交わそうともしなかった。▼
- [ザガロ]
- いや、構わんさ。▼
おれの方とて、
ビラクと話しておらねば
今頃、どうなっていたか。▼
- [ウルフ]
- ……。▼
- [ザガロ]
- しかし、
久しぶりに見たな。
お前が熱くなっている所を…。▼
- [ウルフ]
- むっ…。▼
- [ザガロ]
- まったく…
狼騎士団の長になったと言うのに、
相変わらずだな。▼
止める方の身にも
なって欲しいよ。▼
- [ウルフ]
- ふっ、
すまんな、ザガロ。▼
だが…。
お前と話していると
おれは、落ち着くんだ。▼
感謝している。▼
- [ザガロ]
- はは、
よしてくれ。▼
- [ウルフ]
- ……。
暗黒戦争以来だな、
こんな話をするのは。▼
- [ザガロ]
- そうだな。▼
あの頃のお前は、
闘志にあふれていた。▼
- [ウルフ]
- それは、お前もだろう。▼
- [ザガロ]
- ああ。
ハーディン様が
側に居たからな…。▼
- [ウルフ]
- …………。▼
…話が過ぎたな。▼
- [ザガロ]
- そのようだ。▼
- [ウルフ]
- ザガロ、これからも
おれと狼騎士団を
よろしく頼む。▼
- [ザガロ]
- 任せてくれ、ウルフ。
共に駆けよう!▼
ロシェとビラク†
ロシェとビラク1†
- [ビラク]
- ロシェ!▼
- [ロシェ]
- あっ、ビラク。
良かった…。▼
- [ビラク]
- 良かった…?
って、なんだよ。▼
まさかお前、
俺が倒されるとでも
思ってたのか?▼
- [ロシェ]
- えっ!?
違うよ。▼
ビラクが倒されるなんて
考えられない。▼
…だけど、
あの状況だろ。▼
危険な目に
あってるんじゃないかって…。▼
- [ビラク]
- ロシェ!!
全く、お前ってヤツは…。▼
- [ロシェ]
- な、なに?▼
- [ビラク]
- 甘すぎるんだよ!
相変わらず…。▼
自分だって、
同じ戦場にいたんだろ?▼
- [ロシェ]
- それは…、
そうだけど。▼
心配するなって言う方が
無理な話だよ。▼
だって…。▼
- [ビラク]
- だって、何だ?▼
- [ロシェ]
- ビラク、
お前はいつも一人で
前に出て行くだろ。▼
だからまた、
敵に囲まれてるんじゃ
ないかって…。▼
- [ビラク]
- ああ…。
そういう事か。▼
だったら、大丈夫だ。▼
- [ロシェ]
- えっ、
どうして?▼
- [ビラク]
- 俺が前に出るのは、
お前と一緒にいる時だけだ。▼
ウルフやザガロならまだしも、
他の連中が、俺たちの流儀に
合わせられるものか。▼
- [ロシェ]
- そう…
だったんだ。▼
- [ビラク]
- そうなんだよ!▼
…だからさ、ロシェ。▼
これからも、俺と共に
戦場を駆けてくれないか?▼
- [ロシェ]
- ああ、もちろん。▼
望むところさ!▼
ミネルバとミシェイル†
ミネルバとミシェイル1†
- [ミネルバ]
- ふっ!
はっ!▼
- [ミシェイル]
- …無様な。
そんな腕前で、よくここまで
生き延びてこられたものだ。▼
- [ミネルバ]
- 兄上…
見ていたのですか。▼
- [ミシェイル]
- 槍さばきに迷いが見えるぞ。
お前はそんなに弱かったか?▼
- [ミネルバ]
- 私に迷いがあるとすれば…
兄上、あなたのことです。▼
- [ミシェイル]
- ほう?
俺が目障りか?▼
- [ミネルバ]
- そうではありません。
私は…兄上が心配なのです。▼
- [ミシェイル]
- はっはっは!
お前に心配されるとは、
俺も落ちぶれたものだ。▼
マリアを救い出すまで
俺が倒れることはない。
余計な心配をするな。▼
- [ミネルバ]
- たしかに、兄上はお強い。
私が心配するようなことは
ないのかもしれません。▼
ですが…危うさも感じています。
兄上がどこを目指しているのか…▼
- [ミシェイル]
- それこそ余計な心配だ。
マリアが救ってくれたこの命、
無駄に捨てるつもりはない。▼
どこを目指しているかだと?
決まっているだろう。▼
俺は野望を捨てたわけではない。
お前とはマケドニアの覇権を賭け
再び戦うことになるだろう。▼
- [ミネルバ]
- 本気なのですか、兄上。
私たち兄妹は手を取り合って
同じ道を歩めないのですか?▼
- [ミシェイル]
- 世迷言を。
お前も俺も戦場に己を見出す
戦士の血を引いている。▼
ぶつかりあうことでしか
交われないのだ。▼
今のマケドニアを守りたいなら
迷いのない槍で向かって来い。▼
- (ミシェイルが立ち去る)
- [ミネルバ]
- あっ、兄上…▼
…戦士の血、か。
兄上の言うとおりなのかも
しれませんね。▼
ですがマリアは違います。
そして、私も兄上も
マリアが放つ光を求めている。▼
私の望む平和なマケドニアと
兄上の望む強きマケドニア…
それは両立できるはずです。▼
私たちを結びつけられるのは
マリアなのかもしれない…▼
コメント†
Last-modified: 2024-07-15 (月) 08:34:36