会話集/章別会話/エリウッド編11章 旅の始まり
ワールドマップ上
(黒背景の中心に「1 year later」の文字、画面下に「一年後」と表示)
(背景 エレブ大陸地図)
かつて人と竜が相争った【人竜戦役】・・・▼
その戦いにおいて、竜を討ち倒し
人に勝利をもたらした八人の英雄がいた。▼
【八神将】と称えられる彼らは
エレブ大陸に平和をもたらし、▼
人々はさまざまな国に分かれながら、
ゆるやかな繁栄をとげていった。▼
(地図上のベルン王国が点滅)
英雄ハルトムートが興した東の武勇の国【ベルン王国】。▼
(地図上のエトルリア王国が点滅)
聖女エリミーヌの御名が広まる西の芸術の国【エトルリア王国】。▼
(地図上のサカが点滅)
神騎兵ハノンの愛した草原を駆ける遊牧民たちの【サカ諸部族】。▼
(地図上のイリアが点滅)
騎士バリガンの故郷イリアに集う傭兵たちの【イリア諸騎士団】。▼
(地図上の西方三島が点滅)
狂戦士テュルバンが最期を遂げたあらくれ者たちの未開地【西方三島】。▼
(地図上のナバタ砂漠が点滅)
大賢者アトスが隠遁したといわれる不毛の大地【ナバタ砂漠】。▼
(地図上のリキアが点滅)
そして、勇者ローランを祖先にもつ諸侯たちの【リキア同盟】。▼
(点滅が消える)
エレブ新暦980年・・・▼長きに渡る大陸の安定は、
このまま保たれるかに見えた・・・▼
(地図上のフェレ侯爵領が点滅後、ズーム)
リキア同盟のひとつ、フェレ侯爵領。▼長らく争いとは無縁だったこの地に
今、重苦しい不安の影がさしていた。▼
名君と称えられ、民たちに慕われていた
フェレ侯爵エルバートが、▼
配下の騎士たちと共に
謎の失踪をとげたのだ。▼
一月たってもフェレ侯の行方は知れず、
もはや、命はないものと噂されていた。▼
しかし、その息子は父親の無事を固く信じ、
父を捜す旅に出ることを決意する。▼
フェレ侯公子エリウッド。▼
後にリキア一の騎士とうたわれる紅髪の公子。▼
彼の長い旅が今、始まろうとしていた。▼
オープニング
(マップ上にエリウッドとマーカスが現れる)
[マーカス] (右)
エリウッド様、出発の準備が整いましたぞ。▼
[エリウッド] (左)
そうか。ありがとう、マーカス。▼
(マップ表示。緑ユニットに駆け寄るエリウッド)
(背景 草原)
[エリウッド] (左)
母上、そろそろ出発します。▼
[エレノア] (中央右)
エリウッド・・・無事で戻るのですよ。▼
お父様のことは
心配ですが・・・▼
このうえ、おまえまで
失うようなことがあれば、▼
この母は、生きてなど
いられないでしょう。▼
[エリウッド] (左)
わかっています。▼ですが、大丈夫。
父上は、きっと生きています。▼
かならず、僕が捜しだし
母上のもとに戻ると誓います。▼
[エレノア] (中央右)
約束ですよ。▼[エリウッド] (左)
はい。▼[エリウッド] (左)
イサドラ、僕のいない間、母上を頼むよ。▼
[イサドラ] (右端)
はっ、お任せください。▼[エリウッド] (左)
では、母上どうか、お体をお大事に。▼
(マップから緑ユニットが去る)
[エリウッド] (右)
さて、マーカス。当分は二人旅だ。▼
[マーカス] (左)
いえ、私の直属の部下ロウエンもお供します。▼
[エリウッド] (右)
ロウエンが?それはたのもしいな。▼
[マーカス] (左)
ロウエンにはこの先にある村で▼
腕に覚えのある男を数名
雇っておくように命じました。▼
本来なら、一小隊も
連れて行きたいところですが・・・▼
エリウッド様たっての
ご希望がございますからな。▼
[エリウッド] (右)
・・・すまない。▼だが、兵は一人でも多く
母上の護衛に残しておきたい。▼
なにしろ、フェレの精鋭部隊も
父上とともに、いなくなってしまった。▼
僕が留守の間に
なにかおきた時のためにも・・・▼
[マーカス] (左)
わかっております。▼ふむ、しかしロウエンのやつめ
遅いですな。▼
(マップ上の村でカーソルが点滅)
(背景 村)
フェレ騎士どもは全滅したってウワサだよなぁ?▼
おい、おまえら!▼
今日からこの村の支配者は
このおれ、グロズヌイ様だ!▼
とりあえず金目のものを
ありったけ持って来やがれ!▼
(マップ上の村から騎士が飛び出して、直後に出てきた弓兵を拾い、エリウッドのもとへ)
(背景 草原)
[ロウエン] (左)
エ、エリウッド様っ!マーカス将軍っっ!!▼
[マーカス] (右端)
ロウエン! 何をそんなにあわてておるか!!▼
騎士たるもの
いかなる時も落ち着きを・・・▼
[ロウエン] (左)
村に山賊があらわれましたっ!!▼[マーカス] (右端)
な、なんじゃとっ!?▼[エリウッド] (中央右)
本当か?ロウエン。▼
[ロウエン] (左)
詳しい話はこの者から・・・▼
(マップに弓兵が現れてエリウッドの前へ)
[レベッカ] (左)
エリウッド様ですか?▼わたしは、村長の娘で
レベッカといいます。▼
突然あらわれた山賊どもが
この一帯を荒らしているんです!▼
お願いします!! どうか
わたしたちを助けてくださいっ!▼
[エリウッド] (中央右)
わかった。▼[エリウッド] (中央右)
マーカス! ロウエン!村を救うぞ!!▼
[ロウエン] (左端)
はっ!!▼[エリウッド] (中央右)
レベッカ、きみはどこかに隠れて・・・▼
[レベッカ] (左)
いいえ、お邪魔でなければわたしも一緒に戦わせて下さい。▼
毎日狩りをしていますので
弓には、少し自信があります!▼
[エリウッド] (中央右)
そうか。くれぐれも、無理はしないように。▼
[レベッカ] (左)
はい。▼[ロウエン] (左端)
それから、エリウッド様。▼ちょうど、村に滞在されていた
軍師どのが▼
我々に協力したいと
申し出ておられるのですが。▼
[エリウッド] (中央右)
軍師?▼[ロウエン] (左端)
マーク殿!こちらです!▼
(マップに軍師が現れエリウッドの前へ)
[エリウッド(正面)] (中央左)
あなたは、マーク殿!▼[ロウエン] (右端)
ご存知なのですか?▼[エリウッド(正面)] (中央左)
マーク殿とは、昨年のキアラン内乱でお会いしたことがある。▼
すぐれた知略の持ち主で、
この方がいなければ▼
キアラン侯と、孫娘リンディスの
命はなかった・・・▼
そのあなたが、どうして
このフェレに?▼
(一瞬会話ウィンドウが消える)
[エリウッド(正面)] (中央左)
・・・公女リンディスを無事、キアランに送り届け▼
ご自身はまた
修行の旅に・・・なるほど。▼
偶然の再会に感謝しましょう。▼
是非、我々に力を貸してください。
よろしくお願いします。▼
自軍2ターン目
(右上の村から戦士が二人現れる)
[バアトル] (右)
おう、ドルカス!あそこに見えるのが、さっき来た▼
騎士のあんちゃんが言ってた
エリウッド様じゃねえか?▼
[ドルカス] (左)
・・・そのようだな。▼[バアトル] (右)
ん? どうやらエリウッド様は山賊をやっつけようってのか?▼
いーねぇ、弱きを守ってこそ
男ってもんだ!!▼
なあ? ドルカスよ!▼
[ドルカス] (左)
・・・うだうだ言ってないで仕事だ。雇い主を、失うわけにはいかん。▼
[バアトル] (右)
おうさ!!▼山賊ごとき、このバアトル様に
まかせとけって!▼
民家(右)
(背景 民家の中)
[おじさん] (左)
あんた、自分の腕前・・・武器レベルはわきまえているか?▼
武器を使えば使うほど、
あんたの武器レベルは上がっていく。▼
ただし、最高位まで極められるのは
ただ一種類だけらしいぜ。▼
その域までたどりつくのは、
まだ先のことになるだろうがな。▼
民家(左)
(背景 民家の中)
[青年] (左)
数日前から、村長のとこに泊まってる若い旅人がいるんだ。▼
なんでも、村の近くで
行き倒れになってたんだと。▼
一見ぼんやりしてる感じだったけど、
あいつはただものじゃないぜ。▼
すべてを見通すようなあの目・・・
きっとどっかの国の偉い人なんだろうな。▼
村(右上)
(背景 村)
[おばさん] (左)
エルバート様はご無事でしょうか?▼
村に入ってくる噂は
良くないものばかり・・・▼
我々フェレの者たちは
心配でなりません。▼
エリウッド様が、エルバート様を
捜しに行かれるのだと聞きました。▼
この『竜のたて』は
我が村に伝わる宝・・・▼
これを使えば、体を守る
守備の力が得られるのだとか。▼
どうかご無事で、エルバート様と共に
お戻りくださいますよう・・・▼
(「竜のたてを手に入れた」)
※エリウッドで訪問した場合
[おばさん] (左)
エリウッド様ですねっ!?▼まぁ・・・ よくこんな
小さな村に寄ってくださって・・・▼
それで、あの・・・ エリウッド様は
侯爵様を捜しに行かれるそうですね?▼
よろしければ、これをお持ちください。▼
この『竜のたて』は
我が村に伝わる宝・・・▼
これを使えば、体を守る
守備の力が得られるのだとか。▼
どうかご無事で、侯爵様と共に
お戻りください。▼
それが、わたしたち
フェレの領民みんなの願いです。▼
(「竜のたてを手に入れた」)
グロズヌイ初戦時
なんだぁ、てめーら?このおれに逆らう気・・・▼
フ、フェレ騎士ども!?
聞いてねーぞ!▼
グロズヌイ撃破時
つ、ついてねえ・・・▼
クリア後
(背景 村)
[村長] (左)
これは、これはエリウッド様ですな?▼
このたびは、村を救っていただき
誠にありがとうございます。▼
[エリウッド] (右)
礼にはおよびません。領民を守るのは、当然ですから。▼
[村長] (左)
いやいや、そんなことはありませんぞ。▼
西の方にあるラウス領・・・
あそこは、ひどいもんですじゃ。▼
領主ダーレンは
戦の準備に忙しく▼
領内の村々が、山賊や盗賊どもに
襲われても、知らぬふりとか。▼
[エリウッド] (右)
戦の準備・・・?まさか。▼
[村長] (左)
ウソではございませんぞ。▼つい先日のことですが
ラウスに住んでいた、わしの弟が▼
住む家を焼かれ、どうにもならなくなり
ここまで逃げてきましてな。▼
弟の話では、もうすぐにでも
戦がおこせるような状態だと▼
ラウスの民は、みな
噂をしておるそうですぞ。▼
[マーカス] (右端)
エリウッド様! 今の話が事実だとすると、ちと厄介ですな。▼
この時期に戦をおこすとなれば・・・▼
相手は、同じリキア内の
領地である可能性が高い。▼
もしかすると・・・エルバート様は
そのことに巻き込まれたのでは!?▼
[エリウッド] (右)
・・・父の失踪と関係があるか分からないが、▼
他に有力な手がかりが
あるわけでもない・・・▼
よし、ラウスへ向かおう。
調べたほうがよさそうだ。▼
(エリウッド、マーカスが村から出て左へ、軍師、村の下へ)
[エリウッド(正面)] (右)
マーク殿、先ほどはありがとうございました。▼
・・・ところで、
これからのご予定は?▼
もし、お決まりでないなら
このまま僕の旅に、ご同行願えませんか?▼
事情があって、少ない人数で
行動しています。▼
いざという時に、あなたのような方が
側にいてくださると、▼
とても助かるのですが・・・▼
(会話ウィンドウが一旦消える)
[エリウッド(正面)] (右)
!!よろしいのですか!?▼
ありがとうございます!▼
では、これからしばらく
よろしくお願いします!!▼
(軍師、エリウッドと合流、マップ左へ消える)
※レベッカが生存している場合
(村からレベッカと村長が現れる)
(背景 村)
[村長] (右)
レベッカ! 待つんだ!!いったいどこへ行く?▼
[レベッカ] (左)
父さん、わたし・・・このままエリウッド様についていきたいの!▼
[村長] (右)
ばっ、ばかなことを言うんじゃない!!▼
エリウッド様たちは、危険を承知で
旅にでられるのじゃぞ!?▼
[レベッカ] (左)
わかってる。だから、お手伝いしたいの!▼
エリウッド様は、この村の恩人よ。
わたしにできるお礼なんて▼
この弓で戦うことぐらいだけど、
それでも、お役に立ってみせる!▼
[村長] (右)
じゃが・・・▼[レベッカ] (左)
・・・それに▼もしかしたら、旅先で
お兄ちゃんに会えるかもしれない。▼
父さんには村長の役目があるし
わたしだって、一人で旅なんて無理。▼
[レベッカ] (左)
だから、お願い!わたしを行かせて!!▼
[村長] (右)
・・・やれやれ。死んだ母さんに似て頑固な娘だ。▼
[レベッカ] (左)
・・・ごめんなさい。▼[村長] (右)
・・・エリウッド様がいいとおっしゃるのなら・・・▼
好きにすればいい・・・▼
[レベッカ] (左)
ありがとう、父さん!▼[村長] (右)
あの方のお父上・・・侯爵様には本当によくしていただいた。▼
おまえも心をこめてお仕えし▼
エリウッド様の
お力になってさしあげるんじゃよ。▼
[レベッカ] (左)
はい!▼※レベッカが生存していない場合
[村長] (右)
・・・どうかお気をつけて。必ずお戻りください。▼
- 最終更新
- 2006/02/20
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