会話集/章別会話
オープニング†
- [ボナパルテ]
- 陛下……
陛下……そろそろ……▼
- [セオドラ]
- ……少し昔の夢をみていた。
私がサラミス王に即位する前後の。▼
- [トビヤス]
- おう、あんときか!
思えば大変だったわ。てんやわんやじゃ。▼
- [トビヤス]
- ボナの顔面が真っ青になって
毎日うろうろ歩き回っとったわ。▼
- [ボナパルテ]
- うむ。あのときは、流石に
生きた心地がしなかった。▼
- [トビヤス]
- だが一、お嬢が頑張ったおかげで
全部丸く収まったわい。いい思い出よー。▼
- [ボナパルテ]
- 陛下、だろうが。いつになったら
昔の癖が抜けるのだ、お前は……▼
- [セオドラ]
- 全部……か。
そうだな。そうかもしれないな。▼
- [ボナパルテ]
- 陛下におかれましては、長旅のお疲れも
まっておられることでしょう。▼
- [ボナパルテ]
- 海流に乗ったことで
通常よりも船足が速かったとはいえ、▼
- [ボナパルテ]
- 王都メガエラを発ってから、
かなりの長旅でございましたからな。▼
- [ボナパルテ]
- 特に、ヘカトンケイル要塞からこの
バアル湖までのセベク大河の遡上に関しては、▼
- [ボナパルテ]
- このトラファルガー号ほどの大型船とも
なりますと一苦労です。しかしー▼
- [ボナパルテ]
- お待たせいたしました。ダグザ帝国の首都、
ダグシオンに到着いたしました。▼
- [セオドラ]
- さあ、それでは早速、神威法王とやらの
顔を拝みにいくとしよう。▼
- [セオドラ]
- ……何しろ、あの女神ユ・ファスの
心を射止めたほどだ。▼
- [セオドラ]
- いったいどれほどのものか、
かねてから興味もあったしな。▼
ムービー†
- [見物人]
- おい、本当にサラミスの連中だぜ……▼
- [サラミス兵]
- サラミス王のお通りである! 前をあけよ!▼
- [見物人]
- あいつら、あのダマスカルの末裔なんだろう?▼
なんとまあ、豪華なもんだなあ。▼
- [見物人]
- あれがセオドラか。▼
- [見物人]
- セオドラ様……なんという美しさだ。▼
- [見物人]
- サラミスのセオドラといえば、
片手で象も持ち上げる豪傑だって話だぜ。▼
- [セオドラ]
- あれが、ダグザ神殿か。▼
街全体を見下ろして、
支配者であることを誇示しているかのようだ。▼
- [トビヤス]
- がはは! さすがは神の都だあ。▼
ものすごい人だー。
驚きすぎて歯が抜けるかと思ったわ。▼
- [ボナパルテ]
- はしゃぐなトビヤス。我らの品格が疑われる。▼
(高い位置に登り、カイたち3人が行進を眺めている。)
- [ピーテル]
- ここからなら、ばっちり見えるね!▼
- [カイ]
- へえ、すごい行列だなあ。▼
- [ティアラ]
- すごい!▼
本で読んだことはあったけど、
本物を見るのは初めて!▼
(ティアラが足を滑らせて落ちそうになる)
- [カイ]
- ティアラ!▼
(カイが、落ちるティアラを咄嗟に大きな幕の上に突き飛ばす。)
(代わりに落ちたカイが、サラミスの行進の目の前に転がり出てしまう。)
(カイ、すぐさまサラミス兵に動きを封じられる。)
- [カイ]
- ちょっと、いきなり何なんだよ!▼
- [ティアラ]
- やめて、お願い!▼
- [ボナパルテ]
- 前方で問題が。▼
- [セオドラ]
- ちっ。子供か。▼
- [トビヤス]
- お嬢!▼
- [サラミス兵]
- サラミス王の進路を塞ぐ者は、▼
切り捨て御免だ!▼
(兵士が剣を振りかざしたそのとき、セオドラが現れる。)
- [カイ]
- あの……▼
(セオドラに殴られ、勢いよく飛ばされるカイ。)
(立ち上がったカイが纏うオーラに、セオドラの腕が反応して輝く。)
- [セオドラ]
- これは……?▼
- [ボナパルテ]
- ……お優しいことで。▼
- [トビヤス]
- んん?ボナ、どこがだ?
あのぼうず、ボコボコになっとったがー。▼
- [ボナパルテ]
- サラミスの掟に従えば、護衛の者たちは
あの子を切り捨てるよりありませんでした。▼
- [ボナパルテ]
- 陛下自らが直接に手を下されたことで、
周りのものはそれ以上は手出しできません。▼
- [ボナパルテ]
- 体裁を保ちつつ、あの者を助けるためには
あれが最良の判断だったと言えましょう。▼
- [ボナパルテ]
- ただ……今回のことでサラミスの王は気が短い、
という悪評が立つかもしれません。▼
- [ボナパルテ]
- とはいえ……正直なところ、
ほっとしている者も多いと思います。▼
- [ボナパルテ]
- 子供を殺すことで不要な動揺を呼び込む危険も
ございました。流石の来配にございました。▼
- [ボナパルテ]
- ……しかし、折角の都入り、
こんな形で泥がついてしまうとは。▼
- [ボナパルテ]
- なにか悪いことが起こる前触れ、
ということでなければいいのですが・▼
- [トビヤス]
- 心配するなー。お嬢の気が短いってのは、
うちの連中はみんなよく知っとるー。▼
- [トビヤス]
- ボナは心配性でいかん。お嬢がうまくやって、
えらいっちゅう話で良いだろうにー。▼
- [ボナパルテ]
- それとな、トビヤス、いつまでもお嬢はよせ。
若いものたちに示しがつかぬ。▼
- [トビヤス]
- ガーッハハハ。つっても、
長年しみついた癖はそう簡単に抜けんわい。▼
- [セオドラ]
- ……我々、ダマスカルを祖に持つものは皆、
神殿に対しては、複雑な想いを抱いている。▼
- [セオドラ]
- が、そこは相手も同じとも言える。
何が起こっても不思議ではなかろうさ。▼
- [セオドラ]
- なあ、ボナパルテ。私は、王として
正しく振る舞えていると思うか?▼
- [ボナパルテ]
- 無論にございます。▼
- [セオドラ]
- ……だが、あの孺子から最後に感じた
感覚……まさかとは思うが、▼
- [セオドラ]
- 奴も、背負っているというのか。
私のこの右腕と同じような物を。▼
場面転換†
- [ボナパルテ]
- こちらが我々に割り当てられた迎賓館です。
ダグシオン滞在の間はここが本拠地となります。▼
- [セオドラ]
- 神威法王との謁見までは、まだ時間があるな。
ならば、少しこの中を見物しておくか。▼
- [ボナパルテ]
- 御意に、陛下。それでは、
謁見に向かう際には私にお声がけ下さい。▼
ダグザ神殿†
- [セオドラ]
- 本日、無事にダグシオンに到着いたしました。
お時間を頂きましたこと、光栄に存じます。▼
- [ソレル]
- 今朝、港に大きな船が入ったのが見えた。
そろそろ来てくれるだろうと思っていたよ。▼
長い船旅だったろう。君たちの航路が
穏やかなものであったならば幸いだ。▼
(選択肢/礼を言う)
- [セオドラ]
- 神威法王の我らに対するお心遣い、
感謝いたします。▼
我らは船乗りを遠い祖先に持つ国。
海が荒れたところで、何の問題もございません。▼
- [ソレル]
- 礼をいうのはこちらの方だ。セオドラ女王。
大剣闘祭への参加に応じ、▼
遠方のサラミスの地から遥々
足を運んでもらったこと、感謝している。▼
このダグザの地は、我々のいるダグザと
その支配の及ばない南ダグザに分かれている。▼
君たちサラミス王国は、その境界にあり、
常に南方の勢力の脅威に晒されている。▼
女王よ、その最前線のザンジバル要塞における
君の活躍も、よく耳にしていた。▼
我々の平穏は、ひとえに君たちの活躍により
守られていると言って、過言はないだろう。▼
そのことについても、私は常々、
君たちに直接礼を言いたいと思っていた。▼
帝国と君たちの間には複雑な歴史もあるが、
良好な関係を今後も維持したいと考えている。▼
- [セオドラ]
- 我らサラミスに対する温かいお言葉を賜り、
感謝いたします。▼
- [ソレル]
- サラミスの王よ、もしも大剣闘祭で
勝利を収めたとしたら、君は何を望む?▼
- [セオドラ]
- ……私たちの願いについては、ソレル様は
すでにご存じなはずにございます。▼
それは、ひとえに
サラミスの民の悲願を叶えること。▼
かつて、幾人ものサラミス王が神殿に訴え、
これまで果たされなかったことにございます。▼
- [ソレル]
- ………………▼
- [セオドラ]
- 具体的には、かつてのダマスカル王国の領地、
キュベレーをサラミス領に編入し、▼
その首都であった王都アム・ルーを
復興させたいと考えております。▼
その上で、王都アム・ルーにある
ユ・ファス神殿を再建し、聖地として▼
サラミスの民の信仰の中心地とすること、
それが、過去より一貫した我らの悲願です。▼
- [ソレル]
- 私たちも徒に無視してきたのではない。
それだけはわかってほしいのだがーー▼
あの地は特殊なのだ。昼間から亡者の闊歩する
危険な土地になってしまっている。▼
目を背けたい過去のある場所だ。私がいまだ
あそこに手を入れる決心がつかないでいたのだ。▼
だが、私の妻をそれほど慕い続けてくれている、
君たちには心から感謝している。▼
この大会で勝利を果たした暁には、その願いに
何らかの形で報いることを約束しよう。▼
私も、大剣闘祭での君の健闘を祈っている。▼
- [兵士]
- あいつら、例のダグシオン虜囚の子孫だって?
あの呪われた民……白き卵の民だったかな。▼
- [兵士]
- おい、掃除夫を呼べよ、
美しいダグザ神殿が汚れちまったってな。▼
- [セオドラ]
- ………………
- [ボナパルテ]
- これは……
どうにもまずいな。▼
- [セオドラ]
- ……ボナパルテ。▼
- [ボナパルテ]
- なりませぬ。
ここは自重くださいませ。▼
- [セオドラ]
- ………………▼
- [ボナパルテ]
- ? なんだ、今の音は……
何かに亀裂がはいったような……▼
- [神官]
- サラミス王国の人間って、死と夜の神
ユ・ファスを信仰しているって本当なのかしら。▼
大帝ダグザ様の怒りを買って処刑されてしまった
方なのでしょう? 大変な裏切りを行ったとかで。▼
- [神官]
- どうしてそんな方をあのソレル様が
妻にお迎えなさったのかしら。おお、嫌だわ。▼
- [セオドラ]
- ーーボナパルテ!▼
- [ボナパルテ]
- なりませぬ! ここはどうか
御気持ちを何とか抑えてくださいませ!▼
如何に我々が国賓待遇で招かれているとはいえ、
もしも神殿内で問題を起こすようなことがあれば、▼
ダグシオンからの追放、いやもしかすると
もっと大事に発展する恐れがございます。▼
- [セオドラ]
- 何でもいいから
今すぐ私に盾を一つよこせ!!▼
- [ボナパルテ]
- はっ!
こちらをお使いくださいませ。▼
- [セオドラ]
- ぬうううう……▼
- [神官]
- 盾を素手で曲げるなんて……
な……なんという力なの!?▼
- [兵士]
- 見ろ、盾が小さく折りたたまれて、
拳に収まりそうな大きさまで縮んじまった……▼
- [兵士]
- なんて力だ……
あんなの、とても人間のものじゃない……▼
- [神官]
- ひ、ひいっ!▼
- [セオドラ]
- ーーふん。
行くぞ、ボナパルテ。▼
ムービー†
- [セオドラ]
- ふざけやがって!▼
何が呪われた民だ! 何が裏切りだ!▼
お前たちに、我らの一族の何がわかる!▼
コメント†