会話集/章別会話
オープニング†
→3章 解放戦争
ソフィアの北†
戦闘前†
- [解放軍兵士]
- 申し上げます!
前方にリゲル軍を発見しました!▼
- [アルム]
- …………!▼
とうとう、リゲル帝国と
戦うときがきたんだな……▼
- [ルカ]
- ええ、そうですね。▼
ここからは、ソフィア国内の
小競り合いとはちがいます。▼
国と国との
威信をかけた戦いです。▼
後もどりはできませんよ。▼
- [アルム]
- うん……▼
(戦闘マップに移行)
- [フェルナン]
- 来たか。
久しいな、小僧。▼
- [アルム]
- お、お前は……!▼
- [クレーベ]
- フェルナン?!
なぜ、お前がリゲル軍に……!▼
- [フェルナン]
- クレーベ……▼
お前たちと別れ、
俺は一度は理想を捨てた。▼
だが、あらたな理想が
リゲル帝国にはあったのだ。▼
- [クレーベ]
- なんだって?
なにを言ってるんだ、フェルナン!▼
- [フェルナン]
- 王は死に、ソフィアは滅んだ……
だが、お前たちの好きにはさせん。▼
今度こそ、秩序ある帝国を
このバレンシアに築くのだ!▼
ベルクトさまの手で!!▼
(ムービー:槍を交えるクレーベとフェルナン)
- [クレーベ]
- 目をさませ、フェルナン!
お前は祖国ソフィアのために
戦っていたのではなかったのか?!
- [フェルナン]
- 目をさますのはお前のほうだ、クレーベ!
- [クレーベ]
- なに?!
- [フェルナン]
- いいことを教えてやろう。
お前たちが英雄だなんだと
祭り上げているあの小僧は
マイセンの孫などではない!
- [クレーベ]
- な……なんだって?!
(ムービー終了)
- [フェルナン]
- マイセンを古くから知る者の
たしかな情報だ。▼
やつに身内はおらぬとな。▼
老いぼれが、なぐさめに
孤児でも引きとったのだろう。▼
- [クレーベ]
- そんな……!▼
いや、しかし……
そういえば、あの老人も……▼
- [フェルナン]
- はーっはっはっは!
滑稽だな、クレーベ。▼
誰よりもソフィア貴族の血統に
こだわってきたお前が▼
どこの馬の骨ともしれぬ小僧を
王といただき戦うのか!▼
- [クレーベ]
- くっ……!!▼
戦闘開始時†
- [アルム]
- あの女の人たちは……?▼
- [ルカ]
- あれは
魔女とよばれる者たちです。▼
リゲル帝国の始祖
ドーマ神に魂をささげ、▼
強大な魔力とひきかえに
意思をなくした戦うための道具……▼
嘆かわしいことですが
リゲル帝国では珍しくもありません。▼
- [アルム]
- …………!
なんてことを……▼
もし、リゲルに占領されてしまったら
ソフィアの人たちがそんな目にあうのか?▼
そんなこと、絶対にさせない!!▼
ザクソンと戦闘†
- [ザクソン]
- 命知らずが、
のこのことやってきおって……▼
われらの恐ろしさ、
とくと味わうがいい!▼
ザクソンを撃破†
- [ザクソン]
- ばかな……
……わしが……▼
こんな連中に……!▼
フェルナンと戦闘†
- [フェルナン]
- さあ、来るがいい。▼
卑しいお前たちに
俺が負けるものか!▼
フェルナンを撃破†
- [フェルナン]
- くっ……!▼
やむをえん、退くぞ。▼
ベルクトさまの本隊と
合流するのだ!▼
戦闘終了後†
- [アルム]
- なんとか勝ったけど……▼
やつら、本隊と
合流するといっていた。▼
まだ油断はできないな。
なあ、クレーベ?▼
- [クレーベ]
- あ、ああ……▼
- [アルム]
- どうしたんだい?
顔色が悪いよ。▼
あ……▼
そうか、フェルナンのことで……▼
- [クレーベ]
- ……いや。
それもあるが……▼
とにかく、
君が気にすることではないんだ。▼
失礼させてもらうよ。
………………▼
- [アルム]
- クレーベ……?▼
森の分岐点†
戦闘前†
- [ルカ]
- アルムくん。▼
報告によると、リゲル軍本隊は森をぬけ
西のほうまで退却したそうです。▼
なので、われわれが
次に対峙するのは……▼
その手前にある砦の
ドゼー軍が先になりそうですね。▼
- [アルム]
- そうか……
なあ、ルカ。▼
フェルナンがいっていた
リゲルのベルクト将軍について▼
ルカはなにか知っているかい?▼
- [ルカ]
- ええ、噂はかねがね。▼
歳は君と
あまり変わらないそうですよ。▼
王家の血をひく若き将軍……▼
フェルナンが傾倒するのも
無理はありませんね。▼
- [アルム]
- …………▼
そんなに大事かな。
生まれとか、血筋とか……▼
- [ルカ]
- アルムくん?▼
- [アルム]
- ああ、ごめん。▼
貴族のことを
悪くいいたいわけじゃないんだ。▼
- [ルカ]
- おかしなことを。▼
君こそ、伯爵であったマイセン卿の血を
ひいているではありませんか。▼
- [アルム]
- それはそうなんだけど……▼
- [クレーベ]
- …………▼
アルム、
この森をぬけたら敵陣だ。▼
戦いを前にして、余計なことは考えるな。▼
- [アルム]
- う、うん。
ごめんよ、クレーベ。▼
- [クレーベ]
- …………▼
(一枚絵:姿を表すベルクト達)
- [ベルクト]
- よくきたな、解放軍ども。▼
- [アルム]
- ?!▼
フェルナン!
そして、お前は……▼
- [ベルクト]
- わが名はベルクト。▼
リゲル帝国皇帝、
ルドルフ陛下の甥にあたる者だ。▼
- [アルム]
- ベルクト……
皇帝ルドルフ……!▼
- [ベルクト]
- お前がアルムだな。▼
ソフィア城での戦いは
なかなか楽しませてもらったぞ。▼
平民どもの寄せあつめにしては
たいしたものだ。▼
- [クレーベ]
- 本隊は撤退したと聞いた。
なぜここにいる?▼
- [フェルナン]
- ベルクトさまのお戯れだ。
お前たちの力を試したいとな。▼
- [ベルクト]
- このところ戦がなく、
腕がなまっていたのだ。▼
ちょうどいい。
その力、見せてもらうぞ!▼
- [アルム]
- !!
みんな、くるぞ!!▼
(ムービー:交戦するアルムとベルクト)
- [ベルクト]
- ははっ、どうした平民が!
この俺に一太刀いれてみろ!
- [アルム]
- くっ…
平民じゃない、僕の名はアルムだ!!
- [ベルクト]
- ああ、そうだったな。
…………っ?!
(ムービー終了)
- [ベルクト]
- お前、その左手のあざは……?▼
- [アルム]
- これがなんだっていうんだ?
いまは関係ないだろう!▼
- [ベルクト]
- ……っ……
そうだな。▼
お前のような者に
聖痕などあるわけがない。▼
よく似た偽物だ。
平民にはお似合いのな!▼
ベルクトと戦闘†
- [ベルクト]
- さあ、こい!
遊んでやろう。▼
ベルクトを撃破†
- [ベルクト]
- くっ……!
俺をここまで追いつめるとは。▼
……まあいい。▼
このような小手調べ、
命を賭すほどのものでない。▼
フェルナンと戦闘†
- [フェルナン]
- お前たちの力など
いまさら試すまでもない!▼
フェルナンを撃破†
- [フェルナン]
- ぐっ……!
油断したか……▼
まあいい、ここは撤退だ。▼
戦闘終了後†
- [アルム]
- 勝った……▼
だけど、たった三騎で
なんて強さだ……!▼
- [クレーベ]
- これが、リゲル帝国の力か……▼
われわれは本当に、
これで……▼
- [アルム]
- クレーベ?▼
- [クレーベ]
- ああ、なんでもない。▼
それより、ドゼーの砦には
われわれの仲間が捕えられているんだ。▼
- [アルム]
- うん、聞いているよ。
マチルダだね。▼
……あの、クレーベの……▼
- [クレーベ]
- ああ、そうだな。
マチルダと私は将来を約束した仲だ。▼
彼女には長く
辛い思いをさせてしまった……▼
だが、やっと救いだせる。▼
- [アルム]
- よかったね、クレーベ……▼
よし、僕もがんばるよ!▼
- [クレーベ]
- ……ああ。
ありがとう、アルム。▼
森の村†
リュートと会話†
- [リュート]
- !!▼
お前たち、解放軍のものか?▼
- [アルム]
- そうだけど……
君は?▼
- [リュート]
- 俺の名はリュート。
この村の魔道士だ。▼
頼む、俺の妹を助けてくれ!▼
- [アルム]
- 妹?▼
- [リュート]
- ああ……▼
妹のデューテは、この村でもっとも優れた
魔道の素質の持ち主なんだ。▼
だが、それを嗅ぎつけたリゲルの妖術師
タタラに捕えられてしまった。▼
いまデューテは、やつに操られ
北の水門を守っている。▼
リゲルは水門を閉じ続け
このソフィアを水に沈めるつもりだ。▼
- [アルム]
- なんだって?!▼
ソフィアに洪水を
起こすつもりなのか?▼
- [リュート]
- そうだ。▼
お前たちも、それは阻止せねば
ならないだろう?▼
妹を救ってくれるのなら
俺も手を貸そう。▼
タタラさえ倒せば
デューテは正気に戻るはずだ。▼
〈リュートを仲間にしますか?〉
・はい
・いいえ
(はいを選択)
〈リュートが仲間になりました。〉
(いいえを選択)
- [リュート]
- そうか……
しかたない。▼
お前たちには
お前たちの使命があるのだな。▼
だが、気が変わったら
いつでも声をかけてくれ。▼
(再度話しかける)
- [リュート]
- どうした。▼
俺の力を借りたいのか?▼
村を出る(リュートを仲間にした後)†
- [クレーベ]
- ……アルム。
少しいいか。▼
- [アルム]
- なんだい?▼
- [クレーベ]
- あの、リュートという若者の
妹のことだが……▼
安請け合いをして
だいじょうぶなのか?▼
リゲルの妖術軍団を前に、
村娘ひとり守りきれると誰が言える。▼
- [アルム]
- クレーベ……▼
たしかにそうだけど、でも……▼
- [クレーベ]
- リーダーは君だ。
君の決定には従おう。▼
だが、この解放軍は
娘ひとりを救うことが目的ではない。▼
ときには非情になることも
必要だと思わないか。▼
- [アルム]
- …………▼
もし……
もしもさ。▼
これが、村の女の子じゃなくて
お姫さまだったら▼
クレーベはきっと、
命をかけても助けるんだろう?▼
- [クレーベ]
- !!
しかし、それは……▼
- [アルム]
- 僕だって、すべての人を救えるなんて
思ってはいないよ。▼
クレーベがいうように、誰かを
見捨てることもあるかもしれない。▼
でもそれは、平民だとか貴族だとか
そんな理由であってはいけないんだ。▼
僕はそう思うよ。▼
- [クレーベ]
- アルム……▼
- [アルム]
- みんなには迷惑を
かけることになるかもしれないけど……▼
どうか、力を貸してくれないかな。▼
- [クレーベ]
- …………▼
ドゼーの砦†
戦闘前†
- [フェルナン]
- マチルダ……▼
- [マチルダ]
- フェルナン?!
どうしてここに……▼
助けに来てくれたのか?▼
(一枚絵表示)
- [フェルナン]
- いや、ちがう。
俺はもう解放軍の一員ではない。▼
- [マチルダ]
- なに……?
どういう意味だ。▼
- [フェルナン]
- さあな。▼
俺とクレーベでは、求める理想の形が
違っていたということだ。▼
俺はいま、リゲル帝国の
ベルクトさまのもとで戦っている。▼
- [マチルダ]
- なんだって……?!
正気か、フェルナン!▼
解放軍を抜けただけではなく、
ソフィアの敵となるつもりか?!▼
- [フェルナン]
- ソフィア……?▼
ああ、あの無知で野蛮な民の国か。▼
俺の祖国である、
誇り高く豊かなソフィアは滅んだのだ。▼
もう未練など塵ほどもない。▼
- [マチルダ]
- フェルナン……!
なぜそのようなことを……▼
お前とクレーベは
あんなにわかりあっていたではないか。▼
いまからでも遅くはない、
解放軍に戻るんだ。▼
クレーベなら、きっとお前を
責めずにむかえいれてくれる。▼
- [フェルナン]
- ………………
俺にも、お前がいてくれれば……▼
- [マチルダ]
- えっ?▼
- [フェルナン]
- なんでもない。
くだらないことさ。▼
……ドゼーはもうじき
お前を処刑するつもりだ。▼
- [マチルダ]
- !!▼
- [フェルナン]
- 俺は明朝、
ベルクトさまとリゲル帝国に発つ。▼
さよならだ、マチルダ▼
(フェルナンが去るSE)
- [マチルダ]
- フェルナン……!▼
戦闘開始時†
- [ドゼー軍兵士]
- ドゼーさま!▼
反乱軍が砦の前に
到着しました!!▼
- [ドゼー]
- くそっ、やつらめ。
とうとうこの砦にやってきおった。▼
クレーベ……あの堅物が!
最後まで取引には応じずじまいか。▼
こうなってはもう用もない。
弓部隊!▼
あの牢の女を処刑しろ!!▼
マチルダが撃破される†
- [マチルダ]
- ああ、クレーベ……▼
お前と、平和な時代を……
生きたかった……▼
ドゼーと戦闘†
- [ドゼー]
- まさかお前たちが
これほどできるとはな……▼
だが、このドゼーは
そう簡単には倒せぬぞ!▼
ドゼーを撃破†
- [ドゼー]
- くっ……
マイセンめ……!▼
ルドルフのこせがれに
ソフィアを売るつもりか……▼
あの裏切り者め……!!▼
戦闘終了後†
- [ロビン]
- やったな、アルム!
今度こそ本当に、ドゼーを倒したぜ!!▼
- [アルム]
- うん……▼
- [ロビン]
- あれ? どうしたんだよ。
嬉しくなさそうだな。▼
- [アルム]
- そ、そんなことはないけど……▼
ドゼーが最期に
おかしなことを言っていたんだ。▼
マイセンじいさんや、
ルドルフ皇帝がなんとかって。▼
- [ロビン]
- へ?
どういう意味だ?▼
なんで皇帝が出てくんだよ。▼
- [アルム]
- わからない……▼
でも、僕もなんだか変な気分がするんだ。▼
こうして勝ち進むたびに
自分がソフィアから離れていくような……▼
- [ロビン]
- ははっ、そんなの当たり前だろ。▼
実際、ラムの村からは
どんどん離れていってんだから。▼
俺だって、家族は元気かなとか
村のみんなはどうしてるかなとか……▼
ちょっとは恋しくなったりするぜ。▼
- [アルム]
- そうかな……
そういうことならいいんだけど。▼
………………▼
(マップ切り替え:水門)
- [タタラ]
- ドゼーがやられたか……
となると、▼
解放軍がこの水門にせまるのも
時間の問題。▼
せいぜいお前には働いてもらうぞ、
デューテ。▼
- [デューテ]
- …………▼
- [タタラ]
- あの裏切り者、
なかなか役に立つではないか。▼
くっくっく……▼
ドゼーの砦内部†
作戦室†
豪華な宝箱を調べる†
- [ロビン]
- おい、これ……
なあアルム!▼
- [アルム]
- なんだい、ロビン。▼
- [ロビン]
- この宝箱だよ。▼
ソフィア城の宝物庫から
とってきたやつじゃないか?▼
- [アルム]
- ああ……
どうやら、そうみたいだね。▼
開けてみよう。▼
- [ロビン]
- うわ、すげえ!
かっこいい剣だな。▼
どれどれ……▼
……あ、あれ?
重っ……!▼
なんだこれ、
全然動かねえぞ?!▼
- [ルカ]
- ああ、これは王家の剣ですね。▼
- [アルム]
- 王家の剣?▼
- [ルカ]
- むかし、リゲル帝国からソフィア王国へ
友好の証として贈られたものです。▼
どちらかの国家の王族にしか扱えない
特別な剣だそうですよ。▼
- [アルム]
- へえ……
ふしぎな剣だなあ。▼
ロビン、
僕にも持たせてくれよ。▼
- [ロビン]
- ははっ、無理だって。
ほら。▼
…………えっ?▼
(一枚絵:王家の剣を持つアルム)
- [アルム]
- あれ?
軽いじゃないか。▼
なんだ、ロビン。
みんなをからかったのか。▼
- [ロビン]
- そ、そんな……▼
俺が持ったときは、
たしかに動かないほど重かったぜ?!▼
- [アルム]
- えっ?
でも……▼
- [ルカ]
- アルムくんが、
王家の剣を……▼
これはいったい
どういうことでしょう?▼
アルムくん、君は……▼
- [アルム]
- …………!▼
き、きっとうそだったんだよ!
そんな言い伝え。▼
いろんな人が扱えるのに、いつのまにか
王族だけって話になったんだよ。▼
そうじゃないと
僕が使えるわけないだろ。▼
- [ルカ]
- ……そうですね。▼
長い時間をかけて、話が
ゆがんでしまったのかもしれません。▼
でも、その剣は
君が持っていたほうがいいでしょう。▼
- [アルム]
- えっ……
どうして?▼
- [ルカ]
- 少なくとも、この場で
その剣を使えるのは君だけです。▼
ほかの人が持っていても、
それこそ宝の持ちぐされですよ。▼
君が活用してください。▼
- [アルム]
- う、うん……
じゃあ……▼
〈王家の剣を手に入れた〉
マチルダと会話†
- [クレーベ]
- マチルダ!!▼
- [マチルダ]
- クレーベ……!▼
ああ、会いたかった。
私のクレーベ……!!▼
- [クレーベ]
- 許してくれ、マチルダ。▼
こんなに長く、君に辛い思いを
させてしまうなんて……!▼
本当にすまない。
いかなるそしりも甘んじて受けよう。▼
- [マチルダ]
- なにを言う、クレーベ。▼
お前の判断は
一軍の将として当然のものだ。▼
おめおめとやつらに捕まった
私にも非はある。▼
もうそれ以上
自分を責めないでくれ、クレーベ。▼
- [クレーベ]
- マチルダ……▼
- [マチルダ]
- 詫びの言葉など
もう聞きたくはない。▼
それより……
わかっているだろう……?▼
- [クレーベ]
- ああ……▼
- [アルム]
- …………▼
- [グレイ]
- わーお……
すっげえな。▼
顔赤いぞ、アルム。▼
- [アルム]
- えっ……?!
そんなことないさ。▼
- [マチルダ]
- 君がアルムだね。▼
- [アルム]
- あっ……
そ、そうだよ。▼
- [マチルダ]
- 君がここまでみなを率いてくれたから
私は助かったんだ。▼
心から感謝しているよ、アルム。▼
あらためて、
リーダーとしての君に問いたいのだが……▼
ここから、私も共に
戦うことを許してもらえるだろうか?▼
(マチルダを仲間にしますか?)
・はい
・いいえ
(はいを選択)
〈マチルダが仲間になりました。〉
(いいえを選択)
- [マチルダ]
- そうか……▼
私は戦力になれると思ったのだが
君にも考えがあるのだろう。▼
またいつでも
声をかけてくれ。▼
(はい・いいえ共通)
- [マチルダ]
- 実は、先日フェルナンに会ったんだ。
牢をたずねてきて……▼
- [クレーベ]
- フェルナンに?
そうか……▼
では、すべて知っているんだな。▼
- [マチルダ]
- ああ。▼
私たち三人で解放軍を立ちあげたのが
なんだか遠い昔のようだな。▼
この先、あいつを討つことに
なるのだろうか……▼
- [クレーベ]
- …………▼
私は、いつも
最良の選択をしてきたつもりだ。▼
たとえそれが、自分の心に
そむくものであっても……▼
だが、現実はいつも私の選択をあざ笑う。▼
- [マチルダ]
- クレーベ?
なにを……▼
- [クレーベ]
- 私は……
間違っていたのだろうか。▼
- [アルム]
- えっ……
それは、どういう意味だい?▼
- [クレーベ]
- …………▼
- [グレイ]
- おい!
なんだよそれ。▼
アルムをリーダーにしたのが
間違いだったとでも言いたいのか?▼
いまさら、そりゃねえだろ?!▼
- [ロビン]
- そ、そうだ!▼
そりゃ、長いつきあいの友達が
いなくなったのは辛いだろうけどさ……▼
でもアルム、がんばってるだろ?
なにがいけないんだよ!▼
- [アルム]
- みんな、落ちついてくれ!▼
- [ロビン]
- でも、アルム……▼
- [アルム]
- きっと僕たちには
わからないこともあるんだ。▼
そうだろう?
クレーベ。▼
- [クレーベ]
- アルム……▼
- [アルム]
- このところ、
ずっと様子がおかしかった。▼
なにか悩んでいるのは
知っていたけど……▼
こわかったんだ。
その原因が僕だったらって思うと。▼
- [クレーベ]
- !!▼
- [アルム]
- でも、クレーベ。
これだけはわかってほしいんだ。▼
僕は、解放軍に参加できたこと
リーダーを任せてもらえたこと……▼
すべてに感謝してる。▼
……ある人に言われたんだ。▼
身分もない僕が、どうして
戦わないといけないのかって。▼
でも僕は、ずっと誰かのために
なにかしたかった。▼
村をでて、僕にもできることを
さがしたかった。▼
いや、そうしなきゃいけないって
ずっと思ってたんだ。▼
だから、その道を示してくれた、
導いてくれたみんなのために▼
僕にできることがあるのなら
なんでもするつもりだよ。▼
クレーベにも、ルカにも、マチルダにも、
……フェルナンにも。▼
- [クレーベ]
- フェルナン……?▼
あいつは、君をあれだけ
侮辱したではないか。▼
- [アルム]
- うん……▼
たしかに、理解できないところもあるよ。▼
でも、クレーベといっしょに
解放軍を立ちあげて▼
ここまで大きくしたのは
フェルナンなんだろう?▼
僕は、できればフェルナンにも
恩返しがしたいんだ。▼
フェルナンがもし戻ってきてくれるなら、
僕は喜んでむかえるつもりだよ。▼
- [クレーベ]
- そうか…▼…
あいつにかわって礼を言おう。
……ありがとう、アルム。▼
(いいえを選んだ後、再度話しかける)
- [マチルダ]
- どうしたんだ?▼
私なら、いつでも同行する準備は
できているぞ。▼
牢獄(マチルダ死亡時)†
- [アルム]
- クレーベ……▼
マチルダは……
残念だったね。▼
ごめんよ、
僕の力が足りなかったから……▼
- [クレーベ]
- ……ああ、そうだな。▼
- [アルム]
- えっ……▼
- [クレーベ]
- そうだ、
すべて君のせいだ!▼
マチルダを失ったのも、
フェルナンが去ったのも、▼
みんなアルム、君の……!▼
……そうだったら、どんなに楽だろうな。▼
- [アルム]
- クレーベ……▼
- [クレーベ]
- …………▼
私は、いつも
最良の選択をしてきたつもりだ。▼
たとえそれが、
自分の心にそむくものであっても……▼
だが、現実はいつも私の選択をあざ笑う。▼
私は……
間違っていたのだろうか。▼
- [アルム]
- えっ……
それは、どういう意味だい?▼
- [グレイ]
- おい!
なんだよそれ。▼
アルムをリーダーにしたのが
間違いだったとでも言いたいのか?▼
いまさら、そりゃねえだろ?!▼
- [ロビン]
- そ、そうだ!▼
そりゃ、恋人も友達もなくしたのは
辛いだろうけどさ……▼
でも、アルムもがんばってるだろ?
なにがいけないんだよ!▼
- [クレア]
- やめてくださいまし!▼
お兄さまに
ひどいことを言わないで……!▼
- [ロビン]
- あ……
- [クレア]
- 嫌いですわ……
グレイも、ロビンも!!▼
お兄さまは、マチルダさまを
失ったばかりですのよ?!▼
どうしてそんなことが
言えますの?▼
- [ロビン]
- で、でも……▼
- [アルム]
- みんな、落ちついて。▼
きっと僕たちには
わからないこともあるんだよ。▼
そうだろう?
クレーベ。▼
- [クレーベ]
- アルム……▼
- [アルム]
- このところ、
ずっと様子がおかしかった。▼
なにか悩んでいるのは
知っていたけど……▼
こわかったんだ。
その原因が僕だったらって思うと。▼
- [クレーベ]
- !!▼
- [アルム]
- でも、クレーベ。
これだけはわかってほしいんだ。▼
僕は、解放軍に参加できたこと、
リーダーを任せてもらえたこと……▼
すべてに感謝してる。▼
……ある人に言われたんだ。▼
身分もない僕が
どうして戦わないといけないのかって。▼
でも僕は、ずっと誰かのために
なにかしたかった。▼
村をでて、僕にもできることを
さがしたかった。▼
いや、そうしなきゃいけないって
ずっと思っていたんだ。▼
だから、その道を示してくれた、
導いてくれたみんなのために▼
僕にできることがあるのなら
なんでもするつもりだよ。▼
クレーベにも、ルカにも、
……フェルナンにも。▼
- [クレーベ]
- フェルナン……?▼
あいつは、君をあれだけ
侮辱したではないか。▼
- [アルム]
- うん……▼
たしかに、
理解できないところもあるよ。▼
でも、クレーベといっしょに
解放軍を立ちあげて▼
ここまで大きくしたのは
フェルナンなんだろう?▼
僕は、できればフェルナンにも
恩返しがしたいんだ。▼
フェルナンがもし戻ってきてくれるなら
僕は喜んでむかえるつもりだよ。▼
- [クレーベ]
- そうか……▼
すまない、アルム。
さきほどの言葉は謝罪する。▼
だが……
少し考える時間をくれないか。▼
(クレーベ退場)
- [アルム]
- クレーベ……▼
ソフィアの森2†
ローソンと戦闘†
- [ローソン]
- ソフィアのなまくらどもが……
叩き斬ってくれるわ!!▼
ローソンを撃破†
- [ローソン]
- くっ……こんなところで……
陛下、申し訳ありません……▼
森のほこら†
ダンジョン内†
(移動中ボイス)
- [アルム]
- はるか遠い時代に造られた巨大な遺跡。
ほこりっぽい空気にまぎれて鼻をつくのは
ボロボロに錆びた鉄のにおいだけじゃない。
数百年の歴史がもたらす重苦しさだ。
こんな場所ですら、悪しき企みのために、
出入りしている人間の痕跡がのこっている。
ミラ神像†
女の子と会話†
- [女の子]
- わあぁん!
こわかったよー!!▼
〈女の子は走り去っていった。〉
森の北†
ガゼルと戦闘†
- [ガゼル]
- ここから先には
一歩も行かせはしない!▼
ガゼルを撃破†
- [ガゼル]
- ……こんな連中に……
ちくしょうっ…………!▼
戦闘終了後†
(マップ切り替え:リゲル城)
- [ルドルフ]
- もどったか、ベルクト。▼
- [ベルクト]
- はい…▼
- [ルドルフ]
- ……たわむれに解放軍に戦を挑み、
敗れたという話はまことか。▼
- [ベルクト]
- ……っ!
申しわけありません。▼
少々、やつらの力をあなどりました。▼
- [ルドルフ]
- …………▼
- [ジュダ]
- なんと、
ベルクトさまともあろうお方が▼
あのような寄せあつめの解放軍に
敗れるとは。▼
栄えあるリゲル騎士団の名も
落ちたものですな。▼
- [ベルクト]
- 貴様……!▼
下郎の分際で
わが騎士団を侮辱するつもりか?▼
痴れ者が、
身のほどをわきまえろ!▼
- [ジュダ]
- おお……
このリゲル帝国の始祖、▼
偉大なるドーマさまにお仕えする私を
下郎とは。▼
身のほどを知らぬのは
どちらですかな。▼
- [ベルクト]
- なにを……!▼
- [ジュダ]
- ルドルフ陛下。▼
報告によると、解放軍は
国境の水門へと迫っております。▼
しかし、水門を守るタタラは
わがドーマ教団でも指折りの実力者。▼
しかも、なにやらおもしろい
玩具を手に入れた様子。▼
やつらもここまででございます。▼
- [ベルクト]
- ……っ!
陛下!▼
- [ルドルフ]
- なんだ。
申してみよ、ベルクト。▼
- [ベルクト]
- 解放軍が水門をこえた場合に備え、▼
国境の守りを
このベルクトにお任せください。▼
- [ルドルフ]
- …………▼
- [ベルクト]
- 今度こそ、やつらの息の根をとめて
ごらんにいれます。▼
どうぞ、いま一度機会を……!▼
- [ルドルフ]
- ……よかろう。▼
やつらに一歩たりとも
このリゲルの地を踏ませるな。▼
- [ベルクト]
- はっ!▼
- [ジュダ]
- おやおや……
そのような備え、無用でございますのに……▼
くっくっく……▼
- [ベルクト]
- …………っ……!▼
(暗転)
- [リネア]
- あ……▼
- [ベルクト]
- ………………▼
- [リネア]
- ベルクトさま、▼
皇帝陛下へのご報告は
終わったのですか?▼
- [ベルクト]
- ああ。
いまからまた国境へ発つ。▼
- [リネア]
- まあ……
帰ってきたばかりですのに。▼
- [ベルクト]
- 俺が陛下にお願いしたのだ。
汚名をそそぐ機会をお与えくださいとな。▼
くそっ、アルムめ!▼
あいつのおかげでジュダにまで
あのような屈辱を受けるとは。▼
この借りはかならず
返させてもらうぞ……!▼
- [ヌイババ]
- あら、ベルクトさまでは
ございませんか。▼
- [ベルクト]
- お前は……▼
- [ヌイババ]
- お久しぶりでございます。▼
ジュダさまより、恐山をあずかっております
ヌイババですわ。▼
それより……
聞きましてよ、ベルクトさま。▼
ソフィアのいやしい解放軍に敗れて
逃げて帰ってこられたとか。▼
- [ベルクト]
- ……ドーマ教団の連中は揃いもそろって
口のきき方を知らぬようだな。▼
- [ヌイババ]
- まあ、こわい。▼
誤解なさらないで、
ベルクトさま。▼
私はベルクトさまに
お力を貸してさしあげたいのです。▼
- [ベルクト]
- 力を貸す?
フン、ばかなことを。▼
おのれを鍛えることもなく
妖しげな神にすがる。▼
お前たちの力など、俺には必要ない。▼
- [ヌイババ]
- まあ、そんなことをおっしゃって
よろしいの?▼
国境の守りなどという大きな戦で
万が一にも敗れるようなことがあれば▼
いかにベルクトさまであろうと
お立場が危うくなるのでは……?▼
- [ベルクト]
- …………っ……▼
- [ヌイババ]
- ベルクトさまは
そうおっしゃいますけど▼
このたびの戦での教団の働きを
ご覧になりまして?▼
ドーマさまのお力がいかに偉大か
おわかりいただけたでしょう。▼
ご存じでしょうけど、
大司祭ジュダさまにいたっては▼
ご自分の娘、マーラとヘステを
ドーマさまに捧げましたのよ。▼
当然、強大な魔力を授かっておりますわ。▼
- [リネア]
- まあ、そんなことを?
なんて恐ろしい……▼
- [ヌイババ]
- どうです?
ベルクトさま。▼
ドーマさまの力をお求めなら
私がじきじきに儀式をとり行いましてよ。▼
どうぞ、わが館へ……▼
- [ベルクト]
- ……くだらん。▼
いかにドーマの力が強大であろうと、
己の力でアルムに勝たねば意味がない。▼
- [ヌイババ]
- ……強情ですのね。
では、せめてこれをお持ちくださいな。▼
- [ベルクト]
- これは……
鏡?▼
- [ヌイババ]
- 私の呪術をこめた鏡ですわ。▼
もちろん私は
ベルクトさまの勝利を信じております。▼
でも、もしも
追いつめられるようなことがあれば▼
その鏡を割ってくださいませ。▼
きっとベルクトさまをお助けしますわ。▼
- [ベルクト]
- こんなもの、
俺には……▼
- [ヌイババ]
- よろしいんですの?▼
- [ベルクト]
- …………▼
- [ヌイババ]
- 万が一の備えですわ。▼
ご武運をお祈りしておりましてよ、
ベルクトさま。▼
うふふ……▼
戦闘前†
- [アルム]
- これがソフィアの水門……
なんて巨大なんだ……!▼
- [ルカ]
- そうですね。▼
それだけに、決壊した時の被害は
はかり知れません。▼
- [アルム]
- うん。
一刻もはやく聞かないと……▼
(暗転・マップ)
(以下、リュートを仲間にした場合)
- [タタラ]
- フォフォフォ……
来たか、解放軍ども。▼
- [アルム]
- !!
お前がタタラだな!▼
- [タタラ]
- ああ、そうとも。▼
そしてこれが
新たなるわがしもべ……▼
- [デューテ]
- …………▼
- [アルム]
- あっ、
あの子は……▼
- [タタラ]
- さあゆけ、デューテよ。▼
ドーマさまを恐れぬ愚か者たちに
天罰をあたえるのだ。▼
お前のオーラで消滅させよ!!▼
(以下森の村でリュートと会話したときのみ)
(一枚絵:攻撃するデューテ)
- [アルム]
- うわあっ……!▼
- [デューテ]
- タタラサマノテキ……
コロス……▼
- [クレーベ]
- なにをしている、
アルム!▼
その娘を攻撃しろ。
君がやられてしまうぞ!▼
- [アルム]
- くっ……
いやだ!▼
僕はリュートに約束したんだ。
妹を無事に助け出すって……!▼
- [クレーベ]
- アルム……▼
- [アルム]
- みんな!
デューテの魔法には気をつけろ!▼
でも、命だけは
決して奪わないでくれ……!▼
(リュートが生存している場合追加)
- [リュート]
- アルム!▼
タタラを倒せばデューテは
正気にもどるはずなんだ。▼
たのむ、妹を救ってくれ……!▼
デューテと戦闘†
- [デューテ]
- タタラサマニサカラウ
オマエタチ……▼
……コロス。▼
デューテを撃破†
- [デューテ]
- ……あ……▼
ボクは、
いったいなにを……?▼
痛いよ、
リュートお兄ちゃん……▼
タタラと戦闘†
- [タタラ]
- フォフォフォ……▼
お前たちなぞに
このタタラさまが▼
倒せると思うのか!▼
タタラを撃破†
- [タタラ]
- なに……?!▼
ばかな……
ああ、ドーマさま……!▼
(デューテ生存状態で撃破した場合追加)
- [デューテ]
- ……あれ?▼
ボク、こんなところで
なにしてるんだろ?▼
リュートお兄ちゃーん、
どこー?▼
水門内部†
デューテと会話†
- [デューテ]
- あっ、
リュートお兄ちゃん!▼
- [リュート]
- ああ、デューテ!
正気に戻ったのだな。▼
- [デューテ]
- ん?
正気ってなんのこと?▼
またお兄ちゃん
よくわかんないこと言って……▼
………………
………………▼
えーっ?!
ボク、タタラに操られてたの?▼
そうなんだ……
ごめんなさい、迷惑かけて。▼
ボク、なにも覚えてなくて……▼
- [リュート]
- いや。
いいんだ、デューテ。▼
お前が無事に戻ってくれれば
それで……▼
- [デューテ]
- お兄ちゃん……
心配かけてごめんね。▼
解放軍の人たちも、ありがとう!▼
お兄ちゃんは
みんなと行くんだよね。▼
ねえ、いっしょに行っていい?
ボクけっこう強いんだよ!▼
〈デューテを仲間にしますか?〉
・はい
・いいえ
(はいを選んだ場合)
〈デューテが仲間になりました。〉
(いいえを選んだ場合)
- [デューテ]
- えっ、だめなの?!
なんで?▼
もー、後悔したって知らないよ!▼
(はい・いいえ共通)
- [アルム]
- あはは……
デューテは元気だなあ。▼
- [リュート]
- すまないな、アルム。▼
あつは甘やかされてきたせいで
調子に乗りやすくてな……▼
俺も手を焼いてるんだ。▼
- [アルム]
- でも、仲が良くてうらやましいよ。▼
君の妹を取り戻すことができて
本当によかった。▼
- [リュート]
- アルム……▼
この感謝は
言葉ではいい尽くせそうにない。▼
俺は、より一層
お前に忠誠を誓おう。▼
- [アルム]
- ちゅ、忠誠ってそんな……
おおげさだよ。▼
- [リュート]
- ははは……
いいではないか。▼
お前はわれわれの王なのだろう?▼
- [アルム]
- もう……
リュートも人が悪いな。▼
- [クレーベ]
- アルム。
- [アルム]
- あ……
クレーべ。▼
- [クレーベ]
- その……、よかったな。
彼女を救出できて。▼
- [アルム]
- へえ……▼
クレーベがそんなふうにいうなんて
意外だね。▼
- [クレーベ]
- はは……
私もそう思うよ。▼
……君はやはり、
私よりよほど王の器だ。▼
- [アルム]
- えっ?
なんの話だい?▼
- [クレーベ]
- マチルダのときも、クレアのときも……
私は切り捨てることばかり選んできた。▼
私情に走るべきではないという思いも
もちろんある。▼
だが、自分にとって辛い選択をすることで
どこか安心していたのかもしれない。▼
これで責められるいわれはない、とな。▼
- [アルム]
- クレーベ、そんな……!▼
- [クレーベ]
- いや、聞いてくれ。▼
私の批判を受けてもなお
彼女を救うことを選択した君を見て▼
私はようやく自分の弱さを知ったのだ。▼
そして、本当に尊ぶべきものは
なにであるのかも……▼
ありがとう、アルム。
君のおかげだ。▼
- [アルム]
- クレーベ……▼
(いいえを選んだ後、再度話しかける)
- [デューテ]
- おっ、なになに?▼
ボクの力が必要なんでしょ?
素直にいいなよ。▼
(リュートと会話をしなかったとき)
- [デューテ]
- あっ、
さっきの人たち!▼
ねえ、これってどういうこと?
ボク、なんにも覚えてなくて……▼
………………
………………▼
えーっ?!
ボク、タタラに操られてたの?▼
そうなんだ……
ごめんなさい、迷惑かけて。▼
ボクの名前はデューテ!▼
よろしくね。
ねえ、よかったら力を貸すよ。
ボクも連れてってくれない?
(以降共通)
水門の操作部†
おじさんと会話†
+
| | ミラ神殿の水門を開く前
|
- [おじさん]
- 水門を開けって?
そりゃあ無理だよ。▼
先にミラの神殿の水門を開かないと
洪水になってしまうんだ。▼
|
+
| | ミラ神殿の水門を開いた後
|
- [おじさん]
- 神殿の水門も開いたことだし、
さっそくこちらも開くとしよう。▼
……しかし妙だな。▼
ミラの神殿の水門を開けるのは
ソフィア王家の者だけなんだが……▼
- [アルム]
- えっ……?▼
- [おじさん]
- こりゃあ、生きてるって噂の
アンテーゼ王女があらわれたのか?▼
なんてな。
ははは……▼
- [アルム]
- アンテーゼ……▼
水門を開ける
ソフィア王家の者……▼
……そうか、セリカ。
君が……!▼
|
エンディング†
(一枚絵:水門を眺めるアルム)
- [ナレーション]
- アルムとセリカの働きにより
ソフィア水没の危機は免れた。
セリカは自分の運命を受け入れ、
ソフィア王女として生きることを誓う。
一方、セリカが王女アンテーゼだと
知ったアルムは
ソフィアをリゲルの手から守る決意を
ひとり、胸のうちで新たにした。
しかし、聖痕を持つ運命の子であるふたりに
邪悪の手は再び迫りつつあった――
(マップ切り替え:ドーマの塔)
- [ジュダ]
- おお……
水門が開きおったか。▼
くくく……
これは僥倖。▼
あの小娘は
必ずミラを追ってやってくる。▼
みずからこちらの懐に来ようというのなら
拒むゆえもない。▼
どれ、わしがじきじきに
出迎えてやるか……▼
コメント†