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会話集/章別会話

序章 アルムとセリカ

タイトルデモ

[アルム]
むかしむかし、ドーマとミラのふたりの神様が
長い長い間
争っていました
[セリカ]
ねえ、どうしてドーマとミラさまは
仲良くできなかったのかしら?
[アルム]
僕たちはずっと仲良しでいようね
[セリカ]
ごめんなさいって謝ったら許してね

アヴァンタイトル

〈バレンシア暦402年 花の節〉
(ムービー:アルムの剣がセリカの身体を突き刺している)

[セリカ]
うっ……
[アルム]
うそだろ……
こんなことってないだろう?
セリカ、セリカ!しっかりしてくれ!
セリカ――――!!

オープニング

〈バレンシア暦394年 鳥の節〉

[エフィ]
アルム、アルムー…!▼
いないなあ…
どこにいっちゃったの?▼
[グレイ]
なんだよ、エフィ。
またアルムをおっかけてんのか?▼
[エフィ]
あ、グレイ!▼
ねえ、アルムを見なかった?
どこにもいないの。▼
[クリフ]
アルムなら、
探してもむだだよ。▼
[エフィ]
クリフ!▼
[クリフ]
さっき、セリカといっしょに
森のほうに行ったから。▼
僕、見たもん。▼
[エフィ]
セリカと…そう……▼
[グレイ]
またセリカとかよ。▼
セリカなんて
この間、村にきたばっかりなのにな。▼
あーあ…
友情なんて、ハカナイもんだぜ。▼
[エフィ]
そ、そんなのじゃないわ。▼
アルムとセリカはいとこ同士だもの。
仲がよくて当たり前よ。▼
[クリフ]
ちがうよ。▼
[エフィ]
えっ?▼
[クリフ]
アルムはマイセンさんの孫だけど、
セリカはちがうよ。▼
どっかから引き取ったんだって
母さんがいってた。▼
[グレイ]
お前の母ちゃん、
そういう話好きだなあ……▼
でも、そっか。
セリカにもジジョーがあるんだな。▼
[エフィ]
……じゃあアルム……▼
大きくなったら、
セリカをお嫁さんにしちゃうのかな……▼
[グレイ]
お、おい!▼
それはちょっと、
ヒヤクしすぎじゃねえの?▼

(ロビン登場)

[ロビン]
あっ、いたいた!
みんな!!▼
[グレイ]
なんだよ、ロビン。
どうしたんだ?▼
[ロビン]
森のあたりに、
お城から騎士がきてるんだって!▼
なあなあ、見にいこうぜ!▼
[グレイ]
えっ、騎士?!
こんな田舎になんの用だ?▼
クリフ、エフィ!
早くいこうぜ。▼
騎士なんて、
めったに見られないぞ。▼
[エフィ]
うん!▼
[クリフ]
あっ、待ってよ……!▼
[セリカ]
アルム。ねえ、アルム!▼
[アルム]
なあに?
セリカ。▼
[セリカ]
お花で冠をつくったの。
ねえ、かぶってみて。▼
[アルム]
ええーっ?!
い、いやだよ。▼
[セリカ]
あら、どうして?
きっと似合うわよ。▼
[アルム]
似合っても、うれしくないよ。
僕、男なんだよ?▼
[セリカ]
もう、アルムのいじわる。
せっかくつくったのに……▼
そうだわ!
おじいさまのおみやげにしましょう。▼
[アルム]
ええっ、じいちゃんに?▼
[セリカ]
そうよ、きっと喜んでかぶってくれるわ。
うふふ……▼
[アルム]
……なに笑ってるんだよ。
セリカ。▼
[セリカ]
別に、笑ってないわよ。
ふふっ……うふふふっ……▼
[アルム]
…………▼
[セリカ]
なあに? アルム。
私の顔をじっと見て。▼
[アルム]
い、いや。▼
セリカがいっぱい笑うようになって
よかったなって思って。▼
うちにきたばっかりの頃は
暗い顔で、ずーっとだまっててさ。▼
じいちゃんは
仲良くしてあげなさいっていったけど▼
どうすればいいのかわからなくて、
困っちゃったよ。▼
[セリカ]
……私が笑えるようになったのは、
アルムのおかげよ。▼
私がだまっていても、
いつも話しかけてくれて▼
お花をつんできてくれたり、
森につれていってくれたり……▼
たくさんやさしくしてくれたから。▼
[アルム]
そ、そんな……
おおげさだよ。▼
[セリカ]
ううん、そんなことない。▼
それなのに、私……
アルムにひどいことばかり言ったわ。▼
[アルム]
ああ、あの『ぶれいもの!』ってやつ?▼
[セリカ]
ご、ごめんなさい……!▼
同じ年のお友達と
遊ぶのなんてはじめてで……▼
どうすればいいか、わからなかったの。▼
[アルム]
ううん。
おもしろい子だなあって思ったよ。▼
[セリカ]
……ねえ、アルム。▼
アルムはどうして、
そんなに私にやさしくしてくれるの?▼
[アルム]
えっ?
ど、どうしてって……▼
僕も、父さんも母さんも
兄弟もいなくてさびしかったし、▼
じいちゃんのいいつけで
一度も村から出たことがないから、▼
セリカにいろんな話をきけて
楽しかったし……▼
ええっと…それから……
それから……▼
…………あっ!▼
[セリカ]
えっ? なあに?▼

(一枚絵:手の痣を見せ合う二人)

[アルム]
ほら、これ……
仲良しのしるし!▼
[セリカ]
ああ、これね。
アルムの左手と、私の右手……▼
[アルム]
うん!
これがあるからさ。▼
[セリカ]
ふふふ…
でも、本当にふしぎね。▼
どうして私たち
同じようなあざがあるのかしら。▼
[アルム]
きっと、特別なしるしなんだよ。▼
僕とセリカは、ずっといっしょで
ずっと仲良しっていう……▼
だから僕、これからもずっとそばにいて
セリカを笑わせてあげるからね。▼
[セリカ]
アルム……!▼
本当に?
ずっといっしょ?▼
[アルム]
うん、約束する。▼
……セリカは?
僕と、ずっといっしょにいてくれる?▼
[セリカ]
うん、もちろん!▼
私も約束する。
アルムとずっと、ずっと……▼
[エフィ]
きゃあっ!!▼
[アルム]
今のは……
エフィの声だ!▼
[セリカ]
何かあったのかしら……▼
[アルム]
森のほうからだ、
いってみよう!!▼
(暗転)
[エフィ]
や、やめて……
はなして……!▼
[ソルジャー]
へへっ、スレイダーさま。
こいつはついてましたね。▼
何もないシケた田舎かと思ったら
ガキがうろちょろしてやがる。▼
どうやら、この森のどこかに
村がありそうですぜ。▼
[スレイダー]
いいか?
よく聞け、ガキども。▼
この!▼
栄えある国王リマ四世陛下に
お仕えする、騎士たるわれわれが!▼
お前たち平民どもの村で
辺境任務の疲れをいやし、▼
歓待を受けてやろうと言っているのだ。▼
これ以上の栄誉はあるまい?
さあ、さっさと案内しろ。▼
[ロビン]
それは…その……▼
村に、勝手によその人をつれてきたら
父ちゃんたちに怒られるし……▼
[グレイ]
き、騎士さま!▼
俺たちの村は
森の中の、ちっぽけなところです。▼
騎士さまにきていただいても、
満足してもらえるようなものはありません。▼
だから……▼
[スレイダー]
おい、貴様。
お前に姉はいるか?▼
[グレイ]
へっ?
姉ちゃん?▼
いますけど……
ふたり……▼
[スレイダー]
はーっはっはっは!
すばらしい!!▼
それと酒と、
食いものくらいはあるだろう?▼
お前たちの食事など
私にとってはブタの餌同然だが……▼
まあこの際、がまんしてやろう。▼
[グレイ]
くっ……!▼
[クリフ]
……ううっ……ぐすっ……
うえぇ……▼
[グレイ]
ば、ばか!
泣くな、クリフ!!▼
[クリフ]
ううっ……だって……
だって……▼
[ロビン]
どうすんだよ、
グレイ……!▼
こいつら、
ほんとに村につれていくのか?▼
[グレイ]
俺だっていやだよ!▼
ちくしょう、王さまの騎士が
こんな連中だったなんて……!▼
[スレイダー]
……何をいつまでももめている。
私は気が短いのだ。▼
案内したくないというのなら、
それもよかろう。▼
お前たちの首を
ひとりずつ、斬り落とすまでだ。▼
[グレイ]
ええっ?!
そんな……!▼
[スレイダー]
さあ、小娘!
まずはお前からだ。▼
[エフィ]
い、いやっ……!▼

(SE:アルムが飛び出す)

[アルム]
やめろ!!▼
[スレイダー]
ああん?
なんだ、またガキか。▼
[アルム]
みんなからはなれろ!▼
お前なんか、僕たちの村に
一歩もいれたりしないぞ!▼
[スレイダー]
なんだと?
口のききかたを知らんやつだ。▼
……ん?▼
[セリカ]
……っ!▼
[スレイダー]
おい、そっちのガキ。
よく顔を見せてみろ。▼
[セリカ]
やめて……!▼
[スレイダー]
……間違いない、
こいつは……!▼
ふふん、なぜこんなところに
いるのかはわからんが▼
これはドゼーさまに
いい土産ができたぞ。▼
さあ、こい!▼
[セリカ]
いやっ、はなして……!▼
[アルム]
セリカにさわるな!!▼

(SE:攻撃)

[スレイダー]
ぐあっ……!▼
[グレイ]
ア……アルム!
お前、やばいって……!!▼
[スレイダー]
くっ……▼
おのれ、平民のガキが!
この私に手をあげるとは……▼
もう許さんぞ、
死をもってつぐなえ!▼

(SE:武器を構える音)

[アルム]
……っ!▼
[スレイダー]
っははははは!
さあ、祈るがいい!▼
[セリカ]
やめて!
アルム―――っ!!▼

(一枚絵:スレイダーに対峙するマイセン)

[アルム]
え……?▼
じ、じいちゃん?!▼
[スレイダー]
お、お前はマイセン……!?
なぜこんなところに……▼
……いや、なるほど。
そういうことか。▼
[マイセン]
…………▼
[スレイダー]
ちょうどいい。▼
あの火事の夜以来だな、
マイセン。▼
お前には、借りをかえしたいと
思っていたのだ。▼
私は律義な男なのでね。▼
[マイセン]
……お前たち。▼
この先の墓地まで走りなさい。▼
[アルム]
えっ……
な、なんで?▼
[マイセン]
いいから
いうとおりにするのだ!▼
走れ!!▼
[アルム]
う、うん。
いこう、みんな!▼

戦闘マップ

戦闘開始前

[マイセン]
いいか、お前たち。▼
今からわしの指示に従え。
戦って、あやつらを撃退するのだ。▼
[アルム]
ええっ!
じいちゃん、僕たちが戦うの?!▼
[セリカ]
おじいさま、本気ですか?!▼
[グレイ]
む、無茶いうなよ!
アルムのじいちゃん……▼
[ロビン]
そうだよ!▼
俺たちみたいな子どもが、
騎士相手に勝てるわけないだろ?!▼
[エフィ]
ふえぇん……
ママぁ……▼
[クリフ]
もうやだ……
帰りたいよ……!▼
[マイセン]
やかましい!!!▼
[アルム]
……っ!!▼
[マイセン]
帰りたいのならば
死ぬ気で戦え!!▼
アルム、セリカ!!▼
[アルム]
は、はいっ!▼
[マイセン]
お前たちには
剣術を教えてきたはずだ。▼
よいか、
落ちついてそれを実践するのだ。▼
お前たち、
自分の身は自分で守るのだぞ。▼

戦闘開始時

[マイセン]
よいか、いまからわしの出す
指示通りに動くのだ。▼
お前たちは安全な場所へ!▼

キャラクター選択時

[マイセン]
いいか、敵と距離を取るのだ。
決して深追いはするな。▼

キャラクター選択時(2人目)

[マイセン]
林に身をひそめるのだ。
木々がお前を守ってくれる。▼
どんな戦いでも、周囲の地形を
利用することを忘れてはならんぞ。▼

全キャラクター行動終了時

[マイセン]
よし、みんな行動を終えたな。
その場で敵の行動に備えるのだ。▼

スレイダーを撃破

[スレイダー]
くそっ、このままでは……▼
まあよい。
ここは一旦退くぞ!▼
城に戻り
ドゼーさまにご報告だ。▼
死にぞこないの王女を見つけたとな。
くっくっく……▼

戦闘終了後

[アルム]
やったあ!
僕たちの勝ちだ!!▼
じいちゃん、
あいつら逃げていくよ!▼
[グレイ]
う、うそだろ。
騎士に勝っちまった……▼
[ロビン]
へっへーん!
さっすが俺たち。▼
[クリフ]
まあ、僕たちはマイセンさんの
言うとおりに動いてただけだけど。▼
[ロビン]
うるっさいな。さっきまで
べそべそ泣いてたくせに……▼
[エフィ]
はあ……
こわかった……▼
[アルム]
やったね、
じいちゃん、セリカ!▼
[マイセン]
………………▼
[セリカ]
………………▼
[アルム]
どうしたの?
元気ないね。▼
僕たち、あいつから
村を守ったんだよ!▼
ふたりとも、うれしくないの?▼
[セリカ]
ちがうの、アルム。
そうじゃないの……▼
[マイセン]
あいつらに、ここにいることを
知られてしまったからには、▼
セリカは
この村を出てゆかねばならん。▼
[アルム]
……え?▼
ど、どうして?
なんでそうなるんだよ。▼
うそだよね?
セリカ。▼
[セリカ]
……ごめんね、アルム。▼
約束、守れなくて
ごめんなさい……▼
[アルム]
そんな……
あやまらないでよ、セリカ。▼
まるで、
本当に出ていくみたいじゃないか。▼
[マイセン]
さあ、ぐずぐずしている暇はない。▼
村に戻り、支度を整えるのだ。
セリカ。▼
[セリカ]
はい、おじいさま……▼
[アルム]
待ってよ!
待ってったら!!▼
ねえ、じいちゃん。
ちゃんと教えてよ!!▼
なんでセリカが
村を出ていかなきゃいけないの?!▼
[マイセン]
それは
お前には関係のないことだ。▼
今はまだ……な。▼
[アルム]
なにそれ?
意味がわからないよ。▼
僕、いやだよ!▼
セリカと離れ離れになるなんて……!▼
[マイセン]
いつまで
聞きわけのないことを言っている!!▼
セリカはとっくに覚悟を決めているのだぞ?▼
[アルム]
……セリカ……▼
[セリカ]
……アルム。
これ、もらってくれる?▼

(セリカのお守り表示)

[アルム]
これは……▼
セリカがいつもつけている
お守りじゃないか。▼
これを僕に……?▼
[セリカ]
うん。▼
アルムにあげる。
私だと思って大切にしてね。▼
お母さまにもらったものなの。
おぼえてはいないけど……▼
[アルム]
そんな大切なもの……
もらえないよ。▼
[セリカ]
いいの。
アルムに持っていてほしいの。▼
きっとアルムを守ってくれるわ。▼
……元気でね、アルム。▼
[アルム]
……セリカ……!!▼

(場面切り替え:ラムの村)

[ロビン]
……なんか、
とんでもないことになっちゃったなあ。▼
[クリフ]
マイセンさん、
なにも教えてくれなかったね。▼
どうして出ていくのか、
セリカがどこに行くのかも……▼
[グレイ]
仕方ないさ。
いえないジジョーがあるんだろ。▼
アルムとセリカって、
俺たちとは違うもんな。▼
[ロビン]
違うって、なにが?▼
[グレイ]
なにがって……
なにもかもが、さ。▼

(場面切り替え:森の中)

[マイセン]
もういいのか?
セリカ。▼
[セリカ]
はい……▼
アルムの顔を見ると、
泣いてしまいそうだから。▼
おじいさま。
私、次はどこへゆくのですか?▼
[マイセン]
うむ……▼
わしの古い知り合いに
心当たりがある。▼
そこなら、今度こそ
やつらに見つかることもあるまい。▼
すまぬな、セリカ……
いや、姫さま。▼
ずっと、このマイセンが
おそばでお守りするつもりだったが、▼
それも
叶わぬものとなってしまった。▼
しかし、わしは
この村を離れるわけにはいかぬのだ。▼
[セリカ]
あやまらないでください、
マイセン。▼
私ね、この村でマイセンとアルムと
いっしょに暮せて▼
お友達もたくさんできて、
ほんとうに楽しかった。▼
だから……
ねえ、マイセン。▼
これからも
おじいさまって呼んでいいでしょう?▼ 
[マイセン]
セリカ……
ああ、もちろんだとも。▼
[アルム]
セリカーーー!!▼
[セリカ]
……?!
この声は…アルム?▼

(一枚絵:セリカを見送るアルム)

[アルム]
セリカ!!▼
[セリカ]
アルム……!
追いかけてきてくれたの?▼
[アルム]
セリカ、待ってて!▼
僕、もっともっと大きくなって、
強くなって……▼
そうしたら、
必ずセリカに会いに行くよ!▼
セリカがどこにいても、
絶対に見つけてみせるから▼
だからセリカ、
僕のこと忘れないで……!▼
[セリカ]
アルム……!▼
わかったわ、アルム!
私、待ってる!!▼
アルムと会える日を
ずっと待ってるから……▼
だから……
……さようなら………▼
…………………………
……ねえ、おじいさま。▼
[マイセン]
なんだ?セリカ。▼
[セリカ]
私とアルムは……
いつか、また会えますよね?▼
[マイセン]
ああ、会えるとも。▼
それが
お前たちの運命ならば……▼
[セリカ]
……運命……▼
私と…アルムの……▼

エンディング

かつて、この地上に
神と呼ばれる存在があった

バレンシアと呼ばれるこの台地にも
ドーマとミラという
二柱の兄弟神があった

力こそ全てと信じるドーマは
人々が堕落することを許さず
生き物たちが自由に遊び戯れる
楽園を夢見る妹のミラと
激しく争っていた。

長い長い暗黒の時を経て
彼らの間にひとつの盟約が結ばれた。
大地を二つにわかち
北をドーマ、南をミラの支配とし
決して互いの地を侵さぬこととし、
ようやくバレンシアに
平穏が訪れたのだった。

そして幾千年の時が流れた。
ミラの支配する
南部地方に生まれたソフィア王国。
女神のもたらす愛と豊かさによって
人々は満たされ、繁栄を極めていた。
だが、限りない実りに甘えたソフィアの民は
腐敗し、堕落と退廃にまみれていた。

ドーマの支配する
北部地方に生まれたリゲル帝国
厳しい自然のなかで、
人々は神の説く激しさと強さを求めながら
たくましくいきていた。
だが、強靭さとひきかえにリゲルの民からは
人の持つやさしさが忘れられていった。

それぞれに矛盾をはらんだままに
時代は流れ
今、バレンシアの歴史は
戦乱とともに再び動き始めるのである――

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Last-modified: 2020-08-27 (木) 00:09:42
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