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ゲーム攻略 天馬騎士団

会話集/支援会話/ヴァネッサ


ヴァネッサ⇔ルーテ

支援レベルC

[ルーテ] (右)

・・・天馬・・・・・・

[ヴァネッサ] (左)

あっ。あなたは確か・・・ルーテ。

[ルーテ] (右)

あなたは?

[ヴァネッサ] (左)

ヴァネッサよ。
フレリアで天馬騎士団を務めているわ。
ちなみにこの子はティターニア。
よろしくね、ルーテ。

[ルーテ] (右)

天馬・・・
ペガサスとも呼ばれる有翼馬。
誇り高い性格の動物で、自らが主人と認めた者
以外には決して懐かない。
その大きな翼で空を飛ぶのかと
思われがちですが、
実際には足元の空気を蹴り空をかけ、
翼は主に滑空に使用される。

[ヴァネッサ] (左)

ええ、そうよ。
飛んでいる間、ずっと羽ばたいていたら、
とてもじゃないけれど人なんて乗れないわ。
良く知っているわね。

[ルーテ] (右)

とある遠くの国では、
その名が「泉」や
「大海」に関連付けられる。
出生の起源として、
見たものを石と化す魔物が流した血が、
大地にしたたり落ち、
そこから生まれたという
伝説もある・・・

[ヴァネッサ] (左)

そこまでは・・・知らなかったわ。
物知りね、あなた。

[ルーテ] (右)

私、優秀ですから。

[ヴァネッサ] (左)

よく分かる自己紹介、ありがとう。
味方になれて嬉しいわ。
頼りにしてる。よろしくね。

[ルーテ] (右)

はい、よろしくティターニア。

(ヴァネッサ、上下に揺れる)

[ヴァネッサ] (左)

私はヴァネッサよ!

支援レベルB

[ルーテ] (右)

ティターニア。

[ヴァネッサ] (左)

・・・・・・

[ルーテ] (右)

いえ・・・
・・・・・・ヴァネッサ。

[ヴァネッサ] (左)

・・・・・・
・・・なぁに? ルーテ。

[ルーテ] (右)

ペガサスは魔法に強いといいますが、
それに対抗する魔法を開発しました。
今から試してもよろしいでしょうか?

[ヴァネッサ] (左)

えっ!?

(ヴァネッサ、上下に揺れる)

[ヴァネッサ] (左)

だ、だめよ!
そんなのダメに決まってるじゃない!

[ルーテ] (右)

・・・冗談です。

[ヴァネッサ] (左)

・・・・・・
はぁっ・・・
真顔で言うのだもの・・・
あなたのは冗談に聞こえないわ。

[ルーテ] (右)

それはありがとうございます。

(ヴァネッサ、上下に揺れる)

[ヴァネッサ] (左)

ほめてないわよ!
・・・それに、あなたは冗談を言う子には
見えなかったけど。

[ルーテ] (右)

そうですか。

[ヴァネッサ] (左)

ええ・・・
でも、あなたの魔法の腕は本物みたいね。
この間も、
上空から激しい魔法の閃光が見えたわ。
敵を圧倒していたわね。

[ルーテ] (右)

私、

[ヴァネッサ] (左)

優秀ですから?

[ルーテ] (右)

・・・・・・はい。

[ヴァネッサ] (左)

でも、本当に頼りにしてるわ。
わが国フレリアには、
魔道を得意とする者が少ない。
私も、幼き日は姉の姿を見て
天馬騎士に憧れる傍ら、
魔道にも興味を持ったんだけど、
適性がこれっぽっちもなかったの。

[ルーテ] (右)

でも、天馬騎士としてのあなたは
優秀のようですから良かったのでしょう。
それに、私も少し天馬騎士に
興味が湧きました。

[ヴァネッサ] (左)

どのくらい?

[ルーテ] (右)

百五十八段階の九十八段階目くらいです。

[ヴァネッサ] (左)

・・・・・・
まぁ、とにかく。
これからもお互い頑張りましょう。

[ルーテ] (右)

はい。

支援レベルA

[ヴァネッサ] (左)

ルーテ、知ってる?
ペガサスの羽を千枚集めると、
とても強力な魔法の媚薬が出来るそうよ。

(ルーテ、上下に揺れる)

[ルーテ] (右)

!! それは知りませんでした・・・
それではさっそくご協力を!

(ヴァネッサ、上下に揺れる)

[ヴァネッサ] (左)

!!
ま、待って待って!
冗談よ、冗談!
あっ、ティターニア、落ち着いて。
大丈夫、大丈夫・・・

[ルーテ] (右)

・・・そうでしたか。
あなたも冗談を言うタイプだとは
思いませんでした。

[ヴァネッサ] (左)

ふふふ、この前の時のおかえしよ。
それにしても、
いきなり翼をつかみにくるなんて・・・
実はね、私、時々言われるの。
もう少し肩の力を抜けって。
自分ではなるべくそうしているつもりだけど、
見る人が見たら、
やっぱりどこか緊張してるのが
分かっちゃうみたいね。
私の姉が完璧で・・・騎士としても人としても
とても強い人だったから、
ずっとそれに追いつこうって、
必死だったから・・・

[ルーテ] (右)

そうですか。

[ヴァネッサ] (左)

でも不思議ね。
あなたといると自然と肩の力が抜け、
気分が安らぐわ。

[ルーテ] (右)

それは申し訳ありません。

(ヴァネッサ、上下に揺れる)

[ヴァネッサ] (左)

ほめてるのよ!
もう・・・ ほんとあなた変わってるわ。
まぁ、いいけどね。
ねぇ、この戦が終わったら
一度フレリアに来ない?
興味があれば、
一度ペガサスにも乗ってみるといいわ。

[ルーテ] (右)

はい。
・・・・・・
振り落とされないように、今から何らかの
対策を立てなければなりませんね。
ニンジンで機嫌が取れるでしょうか・・・?

[ヴァネッサ] (左)

うふふふ、さあね。
それは色々と頑張ってみてちょうだい。
・・・それじゃあ、私はそろそろ行くわ。
またね、ルーテ。

[ルーテ] (右)

はい、ヴァネッサ。

ヴァネッサ⇔フォルデ

支援レベルC

[ヴァネッサ] (右)


ティターニア、止まって!

[ヴァネッサ] (右)

大丈夫ですか!?
どこか負傷を?

[???] (左)

すぅぅぅっ・・・・・・

[ヴァネッサ] (右)

・・・・・・

[???] (左)

ふぅぅぅぅ・・・・・・

[ヴァネッサ] (右)

・・・・・・
まさか・・・
ただ単に寝て・・・いるの・・・?
信じられない・・・
大器・・・?
それともただのぐうたら・・・?

[???] (左)

う〜ん・・・

[ヴァネッサ] (右)

まったく、人騒がせね・・・
行きましょう、ティターニア。

[???] (左)

ん・・・?
あれ? 誰かいたのか?

支援レベルB

[ヴァネッサ] (右)

今日は起きているのですね。

[フォルデ] (左)

あっ、君は確かフレリア天馬騎士団の・・・

[ヴァネッサ] (右)

ヴァネッサです。

[フォルデ] (左)

ああ、ヴァネッサ。
俺はフォルデ。よろしく。
ところで、『今日は』って?

[ヴァネッサ] (右)

この前、上空から
横になっているあなたを見かけました。
怪我をして倒れているんじゃないかと思って
降りてみたら、眠っていたんです。
こんな戦の中で、信じられなかった。
あきれて立ち去ってしまったけれど、
敵に見つけられたら危険だと
そう思って起こしに戻ってみたら、
もうどこかにいなくなっていたし・・・

[フォルデ] (左)

そうやって相手を油断させておいて、
裏をかく・・・ってのが、俺のやり方なのさ。

[ヴァネッサ] (右)

本当でしょうか。

[フォルデ] (左)

ははは。
でも、心配してくれてありがとう。

[ヴァネッサ] (右)

まったく、緊張感が足りないですね。
私たちの王子とは大違い・・・

[フォルデ] (左)

フレリア王子?
・・・ヒーニアス様か。
あの方は、
緊張感のかたまりみたいな感じだもんな。
でも、女性にモテそうだ。
あっ、案外君もそうだったりして?
って、あれ・・・顔、赤い・・・
もしかして、図星・・・?

[ヴァネッサ] (右)

し、知りません!
誰もそうとは言ってません!

[フォルデ] (左)

王子とそれに仕える女騎士との恋・・・か。
色々と障害が多そうだ。
まぁ、俺はいいと思うけどね。
そういったのは個人の自由だしさ。
でも、相手は王子だ。
恋敵も多くて厳しいんじゃないか?
それに、もっと対等に付き合える
気軽な相手とかの方がいいかもよ。
例えば、俺・・・ぐらいなのが
適当なんじゃないかな。どう?

[ヴァネッサ] (右)

・・・・・・
行きましょう、ティターニア。
無駄な時間を過ごしてしまったわ。

[フォルデ] (左)

なにも逃げるように立去らなくても・・・
おーい、またな!
矢には気をつけろよー!

支援レベルA

[ヴァネッサ] (左)

あなたの事を、
少し誤解していました・・・

[フォルデ] (右)

そう?
じゃあ、今は理解してもらえたのかい?

[ヴァネッサ] (左)

・・・少しは。
先走りがちな私の近くで、いつも
影ながらフォローをしてくれてたのですね。

[フォルデ] (右)

任せてくれ。そういったのは慣れてるんだ。

[ヴァネッサ] (左)

その・・・ありがとう。

[フォルデ] (右)

ふっ・・・どういたしまして。
それじゃあ、
前の件はどうかな?

[ヴァネッサ] (左)

えっ?

[フォルデ] (右)

やっぱり、
王子と比べりゃ見劣りするかい?

[ヴァネッサ] (左)

あっ・・・
・・・・・・

[フォルデ] (右)

風を・・・感じたんだ・・・

[ヴァネッサ] (左)

風・・・?

[フォルデ] (右)

人は・・・風をまとっている。
心を癒す風、人に元気を与える風、
笑いを呼ぶ風、勇気を与える風・・・
君が最初に眠っている俺を見たとき、
俺は夢を見ていた。
気持ちのいい風に吹かれて自由に野を駆ける、
とても暖かで・・・幸せな夢だった・・・
君の側なら、心地よく・・・眠れそうだ。

[ヴァネッサ] (左)

私の・・・風・・・

[フォルデ] (右)

君も・・・俺の風を感じてみないか?

[ヴァネッサ] (左)

・・・・・・!!
その・・・
・・・・・・
前向きに・・・検討・・・するわ・・・

[フォルデ] (右)

ああ。
よろしく頼むよ、ヴァネッサ。

ヴァネッサ⇔ヒーニアス

支援レベルC

[ヒーニアス] (左)

ヴァネッサ、無事か?

(ヴァネッサ、上下に揺れる)

[ヴァネッサ] (右)

王子!
はい、私は何とか無事です。
王子こそ、ご無事で何よりです!

[ヒーニアス] (左)

そうか、ヴァネッサ。安心したぞ。
お前はこの戦だけでなく、
我がフレリアにとっても大切な戦力だからな。

[ヴァネッサ] (右)

もったいのうございます、王子。
・・・それにしても、以前、カルチノからの
急使が王子の危機を知らせてきた際には、
心配の余り、身が縮む思いをしました。
万が一、王子の身に何かあったらと・・・

[ヒーニアス] (左)

私に万が一の事などない。
・・・しかし、天馬騎士団に入団した頃は、
まだ少女の面影が残っていたお前が、
私の心配をするようになったとは・・・
すっかり成長したな、ヴァネッサ。

[ヴァネッサ] (右)

そ、そんな・・・
私など、まだまだ半人前です。

[ヒーニアス] (左)

いや、騎士としてもう一人前だ。
期待しているぞ、ヴァネッサ。

[ヴァネッサ] (右)

はい、いつでも王子をお守りする所存です。

[ヒーニアス] (左)

ふっ、ヴァネッサ、
私を守る必要などない。
逆だ。王子である私にこそ
お前を守る責務があるのだ。

[ヴァネッサ] (右)

は、はい! 失礼いたしました。

[ヒーニアス] (左)

だが・・・
頼りにしているぞ、ヴァネッサ。

[ヴァネッサ] (右)

お任せ下さい、王子!

支援レベルB

[ヴァネッサ] (右)

王子の技、
さらに磨きがかかられました。
今や、王子の弓にかかれば、
一滴の雨粒さえも射落とされてしまうほどの
素晴らしい弓さばきです。

[ヒーニアス] (左)

この程度の腕前で、そう騒ぐな。
・・・しかし、ヴァネッサ、
今回の戦が始まってから、
お前のほうも腕を上げたようだ。

[ヴァネッサ] (右)

はっ! ありがとうございます。

[ヒーニアス] (左)

お前とともに戦場に立つのは安心感がある。

[ヴァネッサ] (右)

・・・!?
えっ・・・あ・・・

[ヒーニアス] (左)

そんなに驚くこともあるまい。
腕の立つ騎士が側にいれば心強く、
我が身を預けることができるから
己の力を存分に発揮できるという事だ。

[ヴァネッサ] (右)

はい・・・

[ヒーニアス] (左)

それにな、ヴァネッサ・・・

[ヴァネッサ] (右)

はっ!

[ヒーニアス] (左)

懸命に私を守ろうとしてくれる
お前の意志が伝わってくるんだ。
本来、私に助けは無用ではあるが・・・
お前の助力は正直、
有り難いと、私は思っている。

[ヴァネッサ] (右)

・・・は、はい・・・
ありがとうございます!
・・・私は我が命をなげうってでも、
王子をお守りするのが任務です。

[ヒーニアス] (左)

フッ・・・任務・・・か。
まあいい、ヴァネッサ。
心配せずとも、命をなげうつ必要などない。
お互い、側にいれば百人力だからな。

[ヴァネッサ] (右)

・・・そのお言葉にお応えできるよう、
決してお側から離れません。

支援レベルA

[ヒーニアス] (左)

どうした、ヴァネッサ?
珍しくぼんやりしていたようだが・・・

(ヴァネッサ、上下に揺れる)

[ヴァネッサ] (右)

戦場において不注意でした。
申し訳ありません、王子!
王子の弓を拝見していて、
つい昔の事を思い出しまして・・・

[ヒーニアス] (左)

・・・昔の事?

[ヴァネッサ] (右)

はい・・・
以前、陛下のお誕生日の儀式で、
王子が弓の腕前をご披露された際の事です。
あの時、王子は3本の矢を同時に放ち、
別々の的を射ぬかれた・・・
・・・私、体が震えるほど感動しました。
あのお姿、今も忘れられません。

[ヒーニアス] (左)

別々の的と言っても、
せいぜい両手を広げた程度の間隔だ。
戦で別々の対象に矢を当てたわけではない。
しょせん、実戦では役に立たん技だ。

[ヴァネッサ] (右)

いえ、それだけの技の冴えという事です。
確かな技量と、分散する矢を射抜く集中力。
本当に見とれてしまいました・・・

[ヒーニアス] (左)

・・・・・・
・・・ヴァネッサ・・・
・・・お前が見とれたのは、弓か?
・・・それとも、私か?

[ヴァネッサ] (右)

!!
・・・あ、あの・・・

[ヒーニアス] (左)

・・・無理に答える必要はない。
・・・それにしても、よく覚えていたな。
当の本人でも忘れていたような事だ。

[ヴァネッサ] (右)

・・・いつも王子を・・・
見ておりましたので・・・
・・・私・・・いつも王子に・・・
見とれておりました・・・

[ヒーニアス] (左)

・・・・・・
・・・ヴァネッサ・・・
お前はもう騎士としてだけでなく、
女性としても一人前だ。
騎士としてのお前は
いつも見ているが、
この戦が終わったら・・・私は、
女性らしく着飾ったお前を見たい。
・・・ゆくぞ、ヴァネッサ。
この先、決して私の側から離れるな!

[ヴァネッサ] (右)

・・・は、はい、王子!
私は生涯、王子にお供いたします。

ヴァネッサ⇔シレーネ

支援レベルC

[ヴァネッサ] (右)

シレーネ隊長。

[シレーネ] (左)

ヴァネッサ、元気だった?
随分心配してたのよ。

[ヴァネッサ] (右)

はっ! ありがとうございます。
隊長もご無事で何よりです。

[シレーネ] (左)

ヴァネッサ・・・
2人の時くらい、普通に話しなさい。

[ヴァネッサ] (右)

しかし、軍にいる時には・・・

[シレーネ] (左)

では、上官命令!
私と2人で個人的に話す場合には、
家にいる時と同じ口調にするように。

[ヴァネッサ] (右)

は、はっ!

[シレーネ] (左)

ヴァネッサ、ほんとにわかってる?

[ヴァネッサ] (右)

は、はい・・・

[シレーネ] (左)

くすっ・・・
そうそう、その調子!
・・・あ、そうだ。
あなたに渡したいものがあったのよ。

[ヴァネッサ] (右)

・・・何?

[シレーネ] (左)

はい、これ・・・
父様が「ヴァネッサに」って・・・

[ヴァネッサ] (右)

これは・・・軍神ファレスの・・・

[シレーネ] (左)

そう、戦いの守護札。
私も旅立つ前に渡されたわ。
あなたの従軍は突然だったから、
父様、手渡せなくて気になってたみたい。
「必ず肌身離さず持っておきなさい」って。
それと、母様からのことづけ・・・

[ヴァネッサ] (右)

・・・?

[シレーネ] (左)

「肩の力を抜いて、
本来の力を発揮しなさい」って。
それと・・・
「ちゃんと休みなさい」って。

[ヴァネッサ] (右)

・・・はい、心がけます。

[シレーネ] (左)

傍目にはわからないでしょうけど、
私にはわかるわよ、ヴァネッサ。
この戦の間中、責任感でいっぱいになって、
あんまり休息をとってないでしょう?
自分の実力を発揮するためにも、
体調は万全になさい。いいわね?

[ヴァネッサ] (右)

・・・はい、姉さん。

[シレーネ] (左)

今夜は私があなたの側にいる事にするわ。
だから安心して。
ゆっくりと休まなきゃダメよ。

[ヴァネッサ] (右)

分かった。姉さんと一緒なら、
ゆっくりと休めると思う。
心配かけてごめんなさい、姉さん。

支援レベルB

[ヴァネッサ] (右)

隊長・・・
・・・じゃなくて、姉さん。

[シレーネ] (左)

この前よりは元気そうね。
ちゃんと休めた?

[ヴァネッサ] (右)

久しぶりにすごくゆっくりと休めた。
ありがとう、姉さん。

[シレーネ] (左)

そういえば、ヴァネッサ。
気になることがあるんだけど・・・

[ヴァネッサ] (右)

えっ・・・何?

[シレーネ] (左)

あなた、最近少し
食欲がないわね?

[ヴァネッサ] (右)

そ、そんな事は・・・

[シレーネ] (左)

言ったでしょ。
あなたの事は、私にはわかるのよ。

・・・それで、
ヴァネッサのお相手は、どの方?

[ヴァネッサ] (右)

い、いきなりこんな場所で何を!?
そ、そんな人、い、いないよ!!

[シレーネ] (左)

隠しても無駄よ、ヴァネッサ。
姉さんには、お見通し。
いくら真面目なあなたとはいえ、
戦場で誰より懸命に働いているのも、
食事がノドを通らなくなってるのも、
その方の事が原因でしょう?

[ヴァネッサ] (右)

・・・・・・

[シレーネ] (左)

でもね、ヴァネッサ・・・
しっかり食べて寝て、休まなきゃダメ。
私はもちろん応援するけど、
戦が続く限りは、まず体の事を考えて。

[ヴァネッサ] (右)

・・・ありがとう、姉さん。
そうできるよう、努力します・・・
・・・でも、姉さん・・・
どうやったらもっとお役に立てるのかな?
姉さんみたいに、騎士としては腕が立ち、
女性としても魅力的で、
人間としても完璧なら、
私、もっとあの方のお役に立てるのに・・・

[シレーネ] (左)

何を言ってるの、ヴァネッサ。
あなたは気づいてないかもしれないけど、
きっとその方は、あなたがいることで
慰められたり助けられたりしてるはず・・・

[ヴァネッサ] (右)

・・・そうかな・・・
・・・私ね、姉さんみたいになりたくて、
ずっと姉さんを目指してきた。
でも、私が目指してきた場所に
たどり着いたら、もう姉さんはいない。
すでに姉さんは、もっと先を進んでるの。
いつもいつも、姉さんは私の目標で、
そして姉さんに追いつけない事が、
私、いつも悔しくて寂しかった・・・

[シレーネ] (左)

・・・あなたは私の自慢の妹よ。
あなたが目指してると言ってくれる私が、
あなたの事を誰よりも認めてるの。
もっと自信を持って大丈夫。
あなたはもうその方のお役に立ててるはずよ。

[ヴァネッサ] (右)

正直な気持ちを姉さんに話して、
私、少し気持ちが楽になった・・・
今まで妙な劣等感にとらわれて、
自分に自信を持てなくなってたみたい。
役に立とうという事ばかり考えないで、
もっと自分にできる事をする。

[シレーネ] (左)

その調子よ、ヴァネッサ。
でも、あんまり無理しないようにね。

[ヴァネッサ] (右)

うん、わかった。
いつもありがとう、姉さん。

支援レベルA

[ヴァネッサ] (左)

あ、姉さん。
この前は、ありがとう。

[シレーネ] (右)

ヴァネッサ。
自分に自信を持てるようになった?

[ヴァネッサ] (左)

・・・そんな急には無理だけど、
でも、姉さんと自分を比べるのはやめたわ。

[シレーネ] (右)

・・・ヴァネッサ・・・
あなたは知らないかもしれないけど、
あなたはあなただけにしかない、
私には決して追いつけない魅力があるのよ。

[ヴァネッサ] (左)

・・・私に?・・・
・・・どんな魅力が?・・・

[シレーネ] (右)

あなたの芯の強さ・・・
それは、私がどんなに努力しても敵わない。

[ヴァネッサ] (左)

芯の・・・強さ?

[シレーネ] (右)

・・・父様が倒れてしまった時の事、
ヴァネッサ、覚えてる?
あの時、どうしたらいいかわからなくて、
母様も私も、呆然としてしまった。
なのに、誰よりも幼いあなたが・・・
小さな手に木の実をいっぱい集めて、
それを村の人たちに売り歩いて、
父さんの薬を買ってきた。

[ヴァネッサ] (左)

・・・・・・

[シレーネ] (右)

予想外の苦境に遭った時、
人はその真価を問われる。
あなたは、あんなに幼かったのに、
一生懸命、父さんを助けようとした。
そして、泣いている母さんと私を慰め、
本当に父さんの命を救った・・・
・・・あの強さ、私にはないわ。
あの日以来、私はあなたを尊敬してる。

[ヴァネッサ] (左)

・・・姉さんこそ、早くから騎士団に入り、
いつも家族を助けてきてくれた・・・

[シレーネ] (右)

あなたのあの姿を見習って、ね。
幼かったあなたに負けないよう、
私も家族を支えたいと思って、
これまでやってきたのよ。
あなたは、私のかわいい自慢の妹。
そして誰より尊敬できる人よ、ヴァネッサ。
もっと自分に自信を持って。
どんな時も、あなたなら大丈夫。

[ヴァネッサ] (左)

・・・姉さん・・・

姉さん、
・・・実は、私が好きなのは・・・

[シレーネ] (右)

待って、ヴァネッサ!
それは戦が終わった後の楽しみにするわ。
全てが終わったら、その方と一緒に
ゆっくりうちへ帰っていらっしゃい。
姉さんは一足先にうちへ帰って、
父様と母様と3人で、あなたたちを待ってる。
我が家自慢の料理を揃えて、ね。

[ヴァネッサ] (左)

・・・うん、姉さん。
その人の事も、この戦も、
私、精一杯、頑張ってみる!

[シレーネ] (右)

そうなさい、ヴァネッサ。
あなたなら、きっと大丈夫よ!


最終更新
2004/10/09
Special Thanks!!
セイレントさん、jamさん、和朗さん
完成度向上にご協力を
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