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ゲーム攻略 天馬騎士団

会話集/支援会話/フランツ


フランツ⇔ナターシャ

支援レベルC

[フランツ] (右)

ナターシャさん。

[ナターシャ] (左)

フランツさん。
どうです、無事でやっておられますか?

[フランツ] (右)

あっ、はい。ありがとうございます。
大きな問題はありません。
ナターシャさんもご無事のようですね。
安心しました。

[ナターシャ] (左)

はい。皆様が色々とフォローをして下さる
おかげで、何とか生き残ってこれました。
私が無事なのは、皆様のご活躍あってこそ。
とても、感謝しています。
もちろんフランツさん、あなたにも。

[フランツ] (右)

いいえ、ナターシャさん。
僕の力など、本当に微々たるもので・・・

[ナターシャ] (左)

フランツさんは控えめな方ですね。
本当の事ですよ。

[フランツ] (右)

ありがとうございます。

[ナターシャ] (左)

ところで、フランツさんは、
変わったかばんをお持ちなのですね。

[フランツ] (右)

えっ?

[ナターシャ] (左)

支給されてるものとは随分違うし、
他の騎士の方にも、
あまり持っていらっしゃるのを
お見かけしないような・・・

[フランツ] (右)

ああ、これですか。
実はこれ、僕が自分で作ったんです。

[ナターシャ] (左)

えっ、そうなのですか?

[フランツ] (右)

この横のは水筒をさす所で、
こっちのは保存食を入れる所になっています。
これが薬草入れで・・・色んなものがすぐに
取り出せるようになっています。
あと、馬に下げても
大きく揺れないようにしてあったり、
片方の肩でも両肩にでも、
背負い易いように工夫してあるんです。

[ナターシャ] (左)

すごいですね!
フランツさんは、とても器用だわ。

[フランツ] (右)

ありがとうございます。
僕の取り柄といったら、これぐらいで・・・
あの、良かったら今度ナターシャさんにも
お作りいたしましょうか?

[ナターシャ] (左)

えっ、本当ですか?
嬉しいですわ。ぜひお願いいたします。
でも・・・本当によろしいのですか?

[フランツ] (右)

はい、もちろんです。
おまかせ下さい。

[ナターシャ] (左)

ありがとうございます、フランツさん。

支援レベルB

[ナターシャ] (右)

フランツさん。
この間作って頂いたかばん、
とても使いやすいですわ。

[フランツ] (左)

本当ですか?
良かった・・・
お役に立てて幸いです。
僕のものよりも、少し軽くしておいたんです。

[ナターシャ] (右)

本当にありがとうございます。
これからも、大事に使いますね。

(ナターシャ、上下に揺れる)

[ナターシャ] (右)

あっ、いたっ!

[フランツ] (左)

!!
大丈夫ですか、ナターシャさん!
どうされました!?

[ナターシャ] (右)

か、髪が・・・

[フランツ] (左)

あっ・・・
髪の一部が、装飾品に挟まれて・・・

[ナターシャ] (右)

つ・・・

[フランツ] (左)

あっ、だ、大丈夫です。
僕がやりましょう。

[ナターシャ] (右)

すいません、お願いいたします。

[ナターシャ] (右)

・・・

[フランツ] (右端)

・・・・・・

(フランツ、上下に揺れる)

(フランツ、上下に揺れる)

[ナターシャ] (右)

・・・・・・

[フランツ] (右端)

取れましたよ、ナターシャさん。

[ナターシャ] (右)

ありがとうございます。

[フランツ] (左)

あっ、髪が・・・
! そうだ。
少しお待ち下さい。
ええっと・・・

[ナターシャ] (右)

[フランツ] (左)

あっ、ありました。

[ナターシャ] (右)

くし・・・?

[フランツ] (左)

髪が少し乱れていますので、
よろしければ、これで整えましょうか?

[ナターシャ] (右)

は、はい。それではお願いします。
でもそのくしは・・・

[フランツ] (左)

では、失礼します。
・・・・・・

[ナターシャ] (右)

・・・

(フランツ、上下に揺れる)

(フランツ、上下に揺れる)

[フランツ] (右端)

・・・このくし、
実は母の形見なんです。

[ナターシャ] (右)

フランツさんの・・・お母様の・・・

[フランツ] (右端)

はい。
実は、今回家を出る時に、
何か大きな事が起こる予感がして、
お守り代わりに・・・って持ち出したんです。
普段は、兄の描いた母の絵の前に
飾ってあったのですが・・・

[ナターシャ] (右)

そうなのですか・・・

[フランツ] (右端)

はい・・・

(フランツ、上下に揺れる)

[フランツ] (右端)

・・・・・・
・・・・・・
どうぞ、終わりました。

[ナターシャ] (右)

あ・・・・・・

(ナターシャ、上下に揺れる)

[ナターシャ] (右)

自分でやるよりも、
ずっといい感じ・・・
やっぱり、フランツさんは
器用なのですね。
なんだか、フランツさんが
近くにいて下さると、
心強い気がいたしますわ。

[フランツ] (左)

そんな。お役に立てて幸いです。

[ナターシャ] (右)

いいえ。
本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたしますね。

[フランツ] (左)

ええ、こちらこそ。
よろしくお願いいたします。

支援レベルA

[ナターシャ] (左)

最近頑張っておられますね。

[フランツ] (右)

あ、ナターシャさん。
いえ、僕など本当にまだまだ未熟で・・・

[ナターシャ] (左)

フランツさんは真面目で一生懸命ですもの、
きっと今よりも、もっともっと強くなって、
とても立派な騎士になられると思います。

[フランツ] (右)

あ、ありがとうございます・・・
でも僕は、特に槍や剣の腕が優れているわけ
でもないし、体格は小さい方ですし・・・
戦力としては
他の人に比べると、まだまだ本当に・・・

[ナターシャ] (左)

騎士には色々なタイプの方がいます。
天才的な技の冴えを持つ方もおられれば、
大きな体の力自慢の方もいらっしゃいます。
でも、フランツさんにだって他の方に負けない
素晴らしいものがありますわ。

[フランツ] (右)

僕に・・・ですか?

[ナターシャ] (左)

はい。
フランツさんには、まっすぐな心があります。
それは、どのような槍などよりも強く、
何かを貫き通す力があるはずですわ。
もっと自信を持って下さい。

[フランツ] (右)

ナターシャさん・・・
・・・・・
僕の・・・心・・・

ありがとうございます。
ナターシャさんのおかげで、
何だか自信が湧いてきました。

[ナターシャ] (左)

良かったですわ、フランツさん。

[フランツ] (右)

あっ、そうだ。
ええっと・・・

[ナターシャ] (左)


あっ、それは・・・

[フランツ] (右)

はい。
この間のくしです。
これ、よろしかったら
ナターシャさんが持っていて下さい。

[ナターシャ] (左)

フランツさん・・・?

[フランツ] (右)

これを持っていたおかげで、僕はこれまで
無事でやってこれたと思うんです。
だから、ナターシャさんに持っていて頂ければ
きっと・・・

[ナターシャ] (左)

・・・・・・
いけないですわ、フランツさん。
それはやはり、あなたが持っておくべきです。

[フランツ] (右)

ナターシャさん?

[ナターシャ] (左)

あなたのお母様は、そのくしを持っている
『あなた』を、見守っておられるのですわ。
お母様のご子息であるあなたが
大切に持っている事に、
意味があると思うのです。

[フランツ] (右)

ナターシャさん・・・

[ナターシャ] (左)

でも・・・ありがとうございます。
フランツさんの気持ち、嬉しいです。
・・・・・・
フランツさん・・・
この戦い・・・フランツさんが側にいて下さっ
たから、私、安心して戦えたんです。

[フランツ] (右)

そんな・・・大げさですよ。

[ナターシャ] (左)

いいえ、本当に。
私には、
お守りよりも何よりも、
今こうして側にいてくれる
フランツさんが、
何よりも一番、
頼りになる存在なんです。
これからも、
よろしくお願いしますね。

[フランツ] (右)

は、はい!
こちらこそ、
これからもよろしくお願いします。

[ナターシャ] (左)

そして、平和な・・・ルネスもグラドも
その他の国々にも争いの無い、
そんな世界を取り戻しましょう。

[フランツ] (右)

もちろんです、ナターシャさん。
・・・そのためにも必ず・・・
勝利を!

[ナターシャ] (左)

ええ、頑張りましょう。

[フランツ] (右)

はい!

フランツ⇔フォルデ

支援レベルC

[フランツ] (右)

兄さん。

[フォルデ] (左)

よぉ、フランツじゃないか。

[フランツ] (右)

エフラム様と共に行動されていたあの期間、
そして始まったこの戦い・・・
特に前者の時は心配しましたよ。
本当に無事で良かった。

[フォルデ] (左)

お前も無事だったみたいだな。安心したよ。
色々とお役目ご苦労さん。
大分たくましくなったじゃないか。

[フランツ] (右)

ありがとう、兄さん。
それにしてもこの戦い・・・
兄さんは、どうなると思いますか?

[フォルデ] (左)

さぁな。
なるようになるんじゃないか?

[フランツ] (右)

な、なるようにって・・・
ふざけてないで、
もう少しまじめに答えて下さいよ。

[フォルデ] (左)

別にふざけてなんていないさ。
こちらの軍は選りすぐりの精鋭だが、
敵も強力かつ大多数だ。
まぁ、強いて言うなら
自分がいる方が勝つと信じたいね。

[フランツ] (右)

信じるだけじゃなく、
そうなるように努力しましょうよ。
ルネスの騎士として。

[フォルデ] (左)

まじめだなぁ、お前・・・
少しカイルの奴に似てきたぞ。
あんまり肩に力が入りすぎてちゃ、
本番で失敗するぜ。

[フランツ] (右)

そ、そうですか・・・

[フォルデ] (左)

そうだよ。
責任感があるのはいいが、
あまり自分を追い詰めすぎるな。

[フランツ] (右)

は、はい。
分かりました兄さん。

支援レベルB

[フランツ] (右)

兄さん・・・
絵を描いてるんですか?

[フォルデ] (左)

ん? ああ、まぁ趣味だからな。
そういや、お前の趣味は釣りだったよな。

[フランツ] (右)

あ、はい。

[フォルデ] (左)

釣りのどんな所が好きなんだ?

[フランツ] (右)

やはりなんていうか・・・
陸で行う狩りとはまた違った、
獲物を得る猟の楽しみがあるかな。
釣りざおを扱っていると、
槍を扱う手も器用になるような気がするし。

[フォルデ] (左)

おいおい、遊んでいる時ぐらい
槍だの剣だのってのは忘れろって。

[フランツ] (右)

・・・それに・・・

[フォルデ] (左)

それに?

[フランツ] (右)

何だか穏やかな気分になれるんです。

[フォルデ] (左)

・・・そうだな。
釣りはいい。のんびりできて・・・
なにかこう、心に余裕ができるよな。

[フランツ] (右)

はい。

[フォルデ] (左)

その心は大切だぜ。
日常生活においても戦場においても。
そうだ。だったらお前、たまには息抜きがてらに
その辺の川で釣りをしたらどうだ?

[フランツ] (右)

そんな!
さすがにこんな戦の途中で
それはできないですよ。

[フォルデ] (左)

敵との戦闘中にする事はないが、
一段落ついた時にでもさ。
大漁だったら、
軍の食料としても助かるだろうが。

[フランツ] (右)

そ、そうかな・・・?

[フォルデ] (左)

そうさ。
大物釣って、俺に美味い魚食わせろよ。
よし、約束だ。

[フランツ] (右)

えっ?
あ・・・は、はい。

[フォルデ] (左)

よぅ〜っし、楽しみができたぞっ、と。

[フランツ] (右)

う〜ん・・・何だかいつも兄さんの
会話のペースにのせられてる気が・・・

支援レベルA

[フランツ] (右)

兄さん。

[フォルデ] (左)

よぉ、フランツ。この間の魚、美味かったぜ。

[フランツ] (右)

釣ってる時は
ちょっと気分的に後ろめたかったですけどね。
戦いが一段落した時だったとはいえ、
こんな行軍の途中で・・・って感じで。
でも、ゼト将軍や隊の皆さんも
喜んでくれたから良かったですよ。

[フォルデ] (左)

そうそう。
結果オーライってやつだ。

[フランツ] (右)

・・・・・・
兄さん。僕、決めましたよ。

[フォルデ] (左)

ん? 何をだ?

[フランツ] (右)

やっぱり僕の目標は兄さんです。

[フォルデ] (左)

どうしたんだフランツ。
急に・・・

[フランツ] (右)

改めて思ったんです。
思えば、初めて剣を取ったのも、
幼き日に見た兄さんの姿に憧れての事だった。
僕はこれから兄さんのような
立派な騎士になれるように頑張っていきます。

[フォルデ] (左)

はぁ?
俺みたいな怠け者を目標にするのなんざ、
やめとけやめとけ。
他にもっといい手本がいるだろう?

[フランツ] (右)

いえ、兄さんは確かに他の人が言うように、
普段は怠けて見えますが、
ひとたび戦いになると
人が変わったような冴えを見せます。

[フォルデ] (左)

そうか?

[フランツ] (右)

はい。
それに時折おどけてみせるのも、
普段緊張で疲れている兵士たちの心を和ませ、
肩の力を抜かせる為だって、知ってましたよ。

[フォルデ] (左)

・・・・・・

[フランツ] (右)

それにあの剣裁きや槍の腕前は、
ルネスやフレリア、その他諸国の騎士の中でも
かなり高いレベルのものだと思います。

[フォルデ] (左)

うわっ、誉めてくれるねぇ・・・

[フランツ] (右)

行く先々で時折絵を描いているのも、
本当はその場所での地形効果をより有利に
使うための情報収集だって事も・・・

[フォルデ] (左)

いやいやいや。
あれは趣味による所が大きいぜ?
あんまり買いかぶるなって。

[フランツ] (右)

そんな事ありませんよ。
それが証拠に、兄さんの描く絵は
いつも風景画ばかりじゃないですか。

[フォルデ] (左)

・・・・・・
人物の絵は・・・
母上を最後に描いていない・・・

[フランツ] (右)

母・・・上・・・ですか・・・?

[フォルデ] (左)

ま、まぁまぁ、それは置いといて。
全く、何を言い出すかと思ったら。
目指すならゼト将軍とかでいいだろ?

[フランツ] (右)

もちろん、ゼト将軍の事は尊敬していますし、
これまでもこれかれも憧れの方です。
でもやっぱり、当面の目標は兄さんです。

[フォルデ] (左)

・・・・・・。
まぁ、お前のやりたい事に
口出しはしないけどな。
後悔しても知らねぇぞ?

[フランツ] (右)

後悔しませんよ、絶対。

[フォルデ] (左)

フッ・・・そうか。

[フランツ] (右)

はい。
では、そういう事ですから。
兄さん、絶対に敵になんか
やられたりしないで下さいよ。
じゃ。

[フォルデ] (左)

フッ、あいつめ・・・

生き残れよ、フランツ。
俺も必ず生きて戻る。
そして、平和になった俺たちのルネスで、
また共に暮らそう。

フランツ⇔アメリア

支援レベルC

[フランツ] (右)

あっ、きみは確か・・・
そうそう、アメリア。

[アメリア] (左)

えっ? あっ、ええっと・・・
そっか、フランツさん!

[フランツ] (右)

うん、そうだよ。
どう? もうこっちの軍には慣れた?

[アメリア] (左)

はい。
正直、グラド軍に入った時よりも、
だんぜん馴染みやすくて・・・
あたしと同じくらいの年の人たちだっているし、
なんだか少し安心しました。

[フランツ] (右)

そうだね、僕たち2人も、
きっと同じ歳ぐらいだし。
よし。
じゃあ、きみと僕とはライバルだ。

[アメリア] (左)

ええっ! そ、そんな・・・

[フランツ] (右)

どうかな?

[アメリア] (左)

い、いきなり・・・?
あ、あのっ、そのっ・・・
しょ、勝負したり・・・するんですか!?

[フランツ] (右)

いや、別に直接戦ったりする訳じゃないよ。
お互い、もっと強くなれるように頑張るんだ。
僕はきみに負けないように、
きみは僕に負けないように。
今よりも、
もっと強い自分になれるように努力する。
一人で頑張るより、そういった相手がいた方が
きっといいと思うんだ。

[アメリア] (左)

あっ、それなら・・・
でも、どうして?

[フランツ] (右)

うん、あのね。
その・・・
実は、僕の兄さんもルネスの騎士なんだけど、
兄さんには昔からそういう人がいて・・・
ずっと、
ずっと羨ましかったんだ。
二人はいつもお互いを意識して競い合い、
言い争いとかも結構あったけれど・・・
心の中では相手を認めてて・・・
なんか、憧れてたんだ。

[アメリア] (左)

あ・・・う・・・
あ、あたし、そんな立派な人たちとは・・・

[フランツ] (右)

あはは。
そんなの関係無いよ。
立派とか、立派じゃないとか・・・
そんなのじゃないんだ。
ただ、そういった相手が、
本当は誰にだって必要なんだと思う。
それに、もうきみも一人前の兵士だろ?

[アメリア] (左)

い、一人前というか・・・
まだ半人前が抜けないというか・・・

[フランツ] (右)

僕も似たようなもんだよ。
だからさ。
お互い、頑張ろう。

[アメリア] (左)

は、はいっ!
フランツさんの期待に応えられるかどうか
分かりませんけど・・・
でもっ、
頑張りますっ!

[フランツ] (右)

うん。
よろしく、アメリア。

[アメリア] (左)

はい!

支援レベルB

[アメリア] (右)

あっ、フランツさん!

[フランツ] (左)

アメリア。
フランツでいいよ。

[アメリア] (右)

ええっ? でもっ、

[フランツ] (左)

僕たちはライバルだからね。それに、
そんなに丁寧な言葉遣いもいらないよ。

[アメリア] (右)

あっ、はい。フランツさん。

[フランツ] (左)

あはは。だからいいって。

[アメリア] (右)

あっ。じゃ、じゃあ・・・
わかったよ、フランツ。

[フランツ] (左)

うん。

[アメリア] (右)

あはっ、何だかちょっと・・・照れる・・・

[フランツ] (左)

ところでアメリアはさ、
この戦い・・・どう思う?

[アメリア] (右)

えっ?

[フランツ] (左)

僕は未だに納得いかないんだ。
グラドがルネスを侵略してきた事。
ルネスとグラドは友好関係にあったし、
エフラム様やエイリーク様も、
グラド帝国のリオン皇子とは
仲が良かったって聞いてる。
やっぱり、何かがおかしいよ。
国や人の友好や友情って、
そんなに簡単に破れるものなのかな・・・
もしかすると、
エフラム様やエイリーク様だったら、
何か詳しい事情を
知っているのかもしれないけれど・・・

[アメリア] (右)

あたしは・・・

[フランツ] (左)

あっ、ゴメン!
アメリアの国の事、悪く言って・・・

[アメリア] (右)

ううん。あたしも、グラド帝国の今回の
行動には、疑問を感じていたの。
あたし、田舎だったけど
生まれも育ちもグラド帝国の地だったの。
グラドって、かつてこの大陸を救った
勇者様の名で、その人が創った国でしょう?
それがあたし・・・小さいときから、
ずっと嬉しかったのに・・・
自分が生まれたのは、
正義の国なんだって、思ってた。
だけど、今回の戦いは・・・

[フランツ] (左)

アメリア・・・
ごめん・・・
今回の戦い・・・
きみにとってはつらいものだね・・・

[アメリア] (右)

ううん、フランツ。
ありがとう。
でもあたし、やっぱりルネスに侵攻した
グラド帝国は間違ってると思う。
例えそれが、グラド帝国自体の
幸せをつかむものだとしても、
他の国や人々の幸せを踏みにじって
手に入れるなんて・・・
そんなの、やっぱり間違ってるよ!
あたし、この戦には
グラドの兵士として参戦したけど・・・
でも、やっぱり、
あたしは・・・
あたしの、自分の思う正義を・・・信じたい!
そう・・・思う。

[フランツ] (左)

アメリア・・・
きみの祖国への想い、
そしてそれ以上に正義を思う心・・・
そして優しさ・・・
よく、分かったよ。
もし僕に、できる事や聞ける事があったら、
何でも言って欲しい。
僕たちはライバルであると共に、
もう、信じあえる仲間なんだから・・・

[アメリア] (右)

フランツ・・・
うん、ありがとう・・・

[フランツ] (左)

僕もきみに負けないよう、頑張るよ。

[アメリア] (右)

うんっ、あたしも頑張る!

支援レベルA

[フランツ] (右)

そういえばアメリア。
一つ聞いていいかい?

[アメリア] (左)

なに?

[フランツ] (右)

きみはどうして兵士に?

[アメリア] (左)


・・・・・・

[アメリア] (左)

・・・・・・
あたしね、独りになっちゃったの。

[フランツ] (右)

アメリア・・・?

[アメリア] (左)

あたし、小さい頃はお母さんと・・・
辺境の、小さな村で二人で暮らしてたの。
でも、ある日ね・・・
お母さん、山賊に連れていかれちゃった。

[フランツ] (右)

!!

[アメリア] (左)

物心ついた時には、お父さんはいなくて・・・
お母さんがたった一人の家族だったのに・・・
お母さん、病気で・・・
体が弱かったのに・・・

[フランツ] (右)

・・・・・・

[アメリア] (左)

山賊がやってきた時・・・
あたしは、ベッドの下で・・・

[アメリア] (左)

ただ・・・震えてた・・・

[フランツ] (右)

アメリア・・・

(アメリア、上下に揺れる)

[アメリア] (左)

ま、守りたかったの!
強く・・・なりたかったの!

[アメリア] (左)

例え勝てなくても・・・戦いたかった!
自分の大切な人を、
守れるように・・・って・・・

[アメリア] (左)

うっ・・・
・・・・・・

[フランツ] (右)

・・・・・・
そうだったんだね、アメリア・・・
話してくれて、ありがとう。
ねぇ、アメリア。聞いて欲しいんだ。
僕にも・・・両親はもういないんだ。

[アメリア] (左)

フランツ・・・も・・・?

[フランツ] (右)

うん・・・でもまぁ、兄さんがいたけどね。
でも、僕は母上を覚えてない。
だけど、なんていうのかな。
だからこそ、一生懸命に生きようと思ったよ。
亡くなった父上や母上の分まで僕が生きて、
そして幸せになってやるんだ! ってね。
そしてアメリア。
きみも・・・一生懸命なんだね。
一生懸命、自分を信じて、力一杯、生きてる。
努力して、頑張って・・・
きみの理想がどこにあるかは
今の僕には分からないけど・・・
良かったら僕も、
きみと一緒に道を歩かせてくれないかな?
僕は僕の道を行くけど、
きっと・・・
僕らの道は、
同じ方向に向ってると思うよ。

[アメリア] (左)

フ、フランツ・・・?

[フランツ] (右)

だめかい?

(アメリア、上下に揺れる)

[アメリア] (左)

ううん!
違うの、嬉しいの!
フランツ・・・!!

[フランツ] (右)

アメリア、きみは僕が守るよ。

[アメリア] (左)

フランツ・・・
ありがとう・・・
ほんとに、ほんとに嬉しいよ。
でも・・・だから・・・
あたしもあなたを守りたい。
これでも、ほらっ、
一応・・・兵士のはしくれだから・・・ねっ?
だから・・・
あたしは、あなたを守る盾になる・・・

[フランツ] (右)

なら、僕はきみを守る剣になるよ。
これからは、2人で行こう。
アメリア。
きみは独りじゃない。

[アメリア] (左)

フランツ!


最終更新
2004/10/09
Special Thanks!!
R・Tさん、キゼルさん、流れ者さん、和朗さん
完成度向上にご協力を
誤字・間違いを発見した場合は運営チームにお知らせください。