会話集/支援会話/ゼト
ゼト⇔フランツ
支援レベルC
[フランツ] (右)
将軍!▼[ゼト] (左)
フランツ、首尾はどうだ?▼
[フランツ] (右)
はい、まだまだ力は伴いませんが、僕もルネス騎士団の一員です。▼
将軍のように、エイリーク様たちを
全力でお守りする所存です。▼
[ゼト] (左)
よし、いい心掛けだ。▼入団当時に比べれば、
面構えも立派になったものだな。▼
[フランツ] (右)
ほ、本当ですか?将軍、本当にそう思います?▼
[ゼト] (左)
ああ、本当だとも。入団当時の心許ない印象が消えている。▼
フランツが私の年齢になる頃には、
きっと剣も槍も大した腕になるだろう。▼
(フランツ、上下に揺れる)
[フランツ] (右)
ほ、本当に?将軍、本当に本当ですか?▼
[ゼト] (左)
・・・ああ、本当だが・・・今は戦闘中だぞ、フランツ。▼
舞い上がってないで、
目の前の敵に集中しろ。▼
[フランツ] (右)
はい!!▼必ずや将軍の部下の名に恥じない
働きをしてまいります!▼
[ゼト] (左)
武勲を焦るんじゃないぞ。無理はするなよ。▼
[フランツ] (右)
はい!▼支援レベルB
[フランツ] (右)
あ、将軍!▼[ゼト] (左)
おぉ、フランツか。また成長したようだな。▼
まだまだ固いところもあるが、
剣も槍も着実に腕を上げているぞ。▼
[フランツ] (右)
ほ、本当ですか?将軍、本当にそう思います?▼
[ゼト] (左)
・・・私が誉めると、どうしてそのように問いただすのだ?▼
[フランツ] (右)
あ、すみません・・・将軍に誉めていただくと、ついうれしくて。▼
我らがルネス騎士団を率いる
【真銀の騎士】ゼト将軍は、▼
僕にとって憧れの存在なんです。▼
[ゼト] (左)
ははは・・・お世辞のつもりか、フランツ?▼
[フランツ] (右)
本当です、将軍。▼[フランツ] (右)
・・・ルネス城がグラド軍に襲われた日、▼将軍は傷を負いながらも多数の敵を振り切り、
見事に脱出を図られました。▼
そしてエイリーク様を単身でお守りしながら、
無事にフレリアまでたどり着かれました。▼
もし僕だったら、とてもそれだけの事を
成し遂げられたとは思えません・・・▼
あれほど不可能を可能にできるのは、
僕が知る限り、将軍お一人です。▼
[ゼト] (左)
そんなに持ち上げられたら、フランツの見ている所で失敗はできんな。▼
・・・しかし、
君はまだまだ若い。▼
私を越えるほど、もっと成長するだろう。
自分に自信を持て。▼
私は君に期待している。
その腕と心を、戦場で鍛え上げろ。▼
[フランツ] (右)
ほ、本当ですか?将軍、本当にそう思います?▼
[ゼト] (左)
・・・フランツ・・・しつこいぞ。▼
[フランツ] (右)
し、失礼しました!▼[ゼト] (左)
さぁ、気を引き締めてそろそろ行くぞ。フランツ、ぬかるなよ!▼
[フランツ] (右)
はい、将軍!将軍の背中は僕が死守いたします!▼
支援レベルA
[ゼト] (左)
頑張っているようだな、フランツ。▼[フランツ] (右)
あ、将軍!!お怪我はありませんか?▼
将軍のほうからお声をかけてくださるなんて、
嬉しいです。▼
[ゼト] (左)
いちいち大げさなヤツだな、君は。▼・・・だがな、フランツ・・・
本当に嬉しいのは、私のほうだよ。▼
[フランツ] (右)
・・・??どういうことですか?▼
[ゼト] (左)
私がまだ見習い騎士だった頃、私にも憧れてやまない騎士がいた。▼
その方は、剣にも槍にも優れた猛将で、
主君に絶対的忠誠を誓うその姿に、▼
我ら見習い騎士たちは、
騎士道とはいかにあるべきかを教わったよ。▼
10年前、世界最強と言われていた暗殺者が
ルネスに身を隠しているという情報を得てな。▼
こちらの動きがその男にもれないように
たった一人で逮捕に向かわれ、▼
一騎打ちの末、見事に討ち果たしながらも、
その時の怪我が元で亡くなられたが・・・▼
[フランツ] (右)
10年前? ・・・!!▼(フランツ、上下に揺れる)
[フランツ] (右)
それは、もしかして・・・▼[ゼト] (左)
・・・そうだ、フランツ。▼当時、ルネス騎士団の長を務められていた
君のお父上だ。▼
[フランツ] (右)
・・・父が亡くなった頃、僕はまだ幼くて、残念ながらほとんど記憶がないんです。▼
すでに母も亡くなってましたから、
兄フォルデと僕は、いつも2人きりでした。▼
滅多に帰らない父への子供じみた恨み言を
僕が泣きながら口にするたび、▼
「父さんは王家を守るため、
立派に努めを果たしてるんだ」と、▼
兄は僕を慰めながらも、誇らしく、
でも、やはり少し寂しげに語っていました。▼
・・・今でも覚えているのは、
戦闘で受けた深い刀傷が残る広い背中・・・▼
たまに父が帰ってくるとその背中に登って、
兄と僕は、よく父を取り合ったものです。▼
勇敢な騎士だったと聞かされて育ちましたが、
僕の記憶の中には、傷だらけの背中しか・・・▼
[ゼト] (左)
・・・記憶には残っていないかもしれないが、フランツ、君はお父上の生き写しのようだ。▼
剣のさばき方、槍の構え、
そして、主君への確固たる忠義の心・・・▼
君には間違いなくお父上の魂が宿っている。▼
私が憧れ、目指してきた騎士の
息子であるフランツ、君と共に、▼
同じ志を持って戦いに挑めることになろうとは、
誠にもって、私は幸せ者だよ。▼
[フランツ] (右)
そ、そんな風に言っていただいて、本当にありがとうございます、将軍!▼
僕、いつか必ず兄を越え、父を越え、
ルネス騎士団一の騎士になります。▼
ルネス王国の復興のために、
将軍のお側で、将軍と共にがんばります!▼
[ゼト] (左)
ああ、頼んだぞ、フランツ。共にルネスのために力を尽くそう。▼
[フランツ] (右)
はい、将軍!▼ゼト⇔ガルシア
支援レベルC
[ゼト] (右)
ガルシア殿。▼久しくルネス軍から離れて
おられたにもかかわらず、▼
その豪快にして爽快な戦い方。
素晴しい・・・敬服いたします。▼
[ガルシア] (左)
いや、ゼト殿。まだまだだ。まだわしのみそぎは終わっておらぬ。▼
[ゼト] (右)
ガルシア殿・・・▼[ガルシア] (左)
いくら家族の為とはいえ、一時でも戦いを捨てた男だ・・・▼
ゼト殿。残念ながら、今のわしでは
あんた達の腕には、到底およばんのだよ。▼
[ゼト] (右)
・・・・・・▼[ガルシア] (左)
だがな、ゼト殿。▼・・・まだこんなものではない!▼
[ゼト] (右)
!!▼[ガルシア] (左)
わしはな・・・▼わしはまだ!
こんなものではないのだ!▼
[ゼト] (右)
・・・すごい気迫だ。▼戦士としてのプライドが、
今のご自分を認めさせないのか・・・▼
どうやら我々は、とてつもない戦士を
目覚めさせてしまったようだ。▼
支援レベルB
[ガルシア] (右)
ゼト殿。▼[ゼト] (左)
ガルシア殿。▼あなたの方から声をかけて頂けるなんて、
恐縮です。▼
[ガルシア] (右)
無駄にわしを立てんでくれ。声をかけ辛くなる。▼
[ゼト] (左)
申し訳ありません。▼[ガルシア] (右)
いや・・・▼あんたたちを見ていると、
若い頃を思い出してな。▼
[ゼト] (左)
ルネス軍におられた頃ですか?▼[ガルシア] (右)
ああ。あの頃は血気盛んで、戦で功を成し名を上げる事ばかりを考えておった・・・▼
だがおかげで国王陛下にも、
よくお声をかけて頂いた。▼
[ゼト] (左)
ファード陛下は、我々軍の者をよくご覧になっておいででした。▼
働きの良い者には
ねぎらいの言葉をかけてくださり、▼
良くない者には
叱咤激励されていた・・・▼
本当に、心から尊敬とご信頼申し上げるに
値する素晴らしいお方でした。▼
[ガルシア] (右)
・・・まことに惜しい方であったな。▼[ゼト] (左)
我々がルネス城を脱出した際は、エイリーク様を無事お連れするのが精一杯で・・・▼
あの時ほど
自分の無力を痛感した時はない!・・・▼
・・・無念です。▼
[ガルシア] (右)
・・・すまんあんたを責める気ではないんだ。▼
国家が一大事という時に
呑気に山暮らしをしていたわしだ。▼
あんたを責める資格なぞ・・・▼
[ゼト] (左)
何をおっしゃる、ガルシア殿!▼今こうしてエイリーク様、エフラム様と共に、
ルネスの為に戦っているではありませんか!▼
恥じる事など何もないはず!▼
[ガルシア] (右)
ゼト殿・・・▼[ゼト] (左)
亡き国王陛下を思う心がおありならば、この戦に勝って、▼
共に陛下の墓前に勝利を報告しましょう!▼
[ガルシア] (右)
ああ! 必ず勝とう!▼支援レベルA
[ゼト] (右)
ガルシア殿。▼[ガルシア] (左)
おお、ゼト殿!▼[ゼト] (右)
どうやら、すっかり吹っ切られた様ですね。以前よりもずっと、生き生きしておいでだ。▼
[ガルシア] (左)
やはりわしは、戦の中でしか生きる事ができない男のようだ。▼
[ゼト] (右)
それでこそ勇猛果敢なルネスの戦士ガルシア殿です。▼
もう戦うことに戸惑いを見せられた
あの頃のあなたはいない。▼
[ガルシア] (左)
ああ、もう2度と迷うことは無い。だがな、ゼト殿よ。▼
[ゼト] (右)
はい。▼[ガルシア] (左)
あの頃の・・・家族の為に戦いを捨て、臆病になっていたわしも・・・▼
実は嫌いではないのだ。▼
[ゼト] (右)
ガルシア殿・・・▼[ガルシア] (左)
あの頃があるからこそ今がある。▼今なら心穏やかに過去のすべてを
受け止めることができる。▼
[ゼト] (右)
・・・・・・▼[ガルシア] (左)
ゼト殿よ、今だから言おう。▼家庭を築くというのもな、そう悪くないぞ。▼
[ゼト] (右)
ガルシア殿。改めて口にされなくとも、あなたを見ていれば十分解りますよ。▼
[ガルシア] (左)
ふふふ・・・そうか。ならば、ゼト殿!▼
早く嫁をもらえ!
いいものだぞ、帰る家があるというのはな。▼
[ゼト] (右)
ガルシア殿・・・▼私がガルシア殿の境地に達するには、
まだまだ時間がかかりそうですよ。▼
ゼト⇔ナターシャ
支援レベルC
[ナターシャ] (左)
これは、ゼト様。▼[ゼト] (右)
・・・ナターシャ殿。怪我人の元へ急がれるのはありがたいが、▼
きちんと周りを見ておられるか?
先日、危険な目に遭われていたようだが・・・▼
[ナターシャ] (左)
ご心配をおかけして申し訳ありません。怪我をされた方がいらっしゃると、▼
つい後先を考えずに駆け寄ろうとして・・・
これからは気をつけるようにいたします。▼
[ゼト] (右)
元々、グラド帝国の方とはいえ、今やあなたは我が軍にとって▼
なくてはならない存在です。▼
万が一、あなたが怪我をすれば、
それだけ傷ついた兵士を癒す手も遅れる。▼
どうか、ご自身を大切に。▼
[ナターシャ] (左)
そうおっしゃるゼト様ご自身、この軍にとってなくてはならない存在です。▼
私もゼト様を拝見しておりましたが、
お一人で敵兵を引きつけたり、▼
捨て身で仲間の救援に向かわれたり、
危険な事ばかりなさいます。▼
どうか、ご無理はなさらないでください。▼
[ゼト] (右)
知らぬうちにご心配をおかけしていたようだ。それはすまない事をした。▼
私もなるべく無茶な行動は慎もう。
あなたも無理をなさらないように。▼
[ナターシャ] (左)
・・・ええ、ゼト様。どうかご無事で。あなたに神のご加護を・・・▼
支援レベルB
[ゼト] (右)
ナターシャ殿!昨夜、倒れられたと聞いたのだが、▼
もう大丈夫なのですか?
戦場に出るよりも、休まれたほうが・・・▼
[ナターシャ] (左)
あ、ゼト様。・・・すみません・・・▼
先日の過酷な戦闘で多くの怪我人が出られ、
私も力を使い果たしてしまって・・・▼
ですが、夜はゆっくり休ませていただき、
体調もすっかり回復いたしました。▼
またゼト様にご心配をおかけしてしまい、
申し訳ありません。▼
[ゼト] (右)
やれやれ・・・エイリーク様といい、あなたといい、▼
我が軍の女性は、仲間のためなら
我が身を削ろうとされる方ばかりだ。▼
[ナターシャ] (左)
・・・そんな・・・私など皆様の足手まといになるばかり・・・▼
ゼト様にもご心配ばかりおかけして、
何一つ満足にできませんのに・・・▼
[ゼト] (右)
傷を受けた兵士の元へ率先して走り寄り、ときには自ら傷を負ってまで▼
仲間を癒すあなたの事を、
皆がどうお呼びしているか、ご存じですか?▼
[ナターシャ] (左)
・・・存じ上げませんが・・・▼[ゼト] (右)
「戦場に現れる癒しの精」ですよ。皆、あなたをそう呼んでいます。▼
[ナターシャ] (左)
・・・癒しの精?・・・そ、そんな、とんでもない・・・▼
[ゼト] (右)
・・・最初、私は敵国のあなたの言葉を信用すべきかどうか迷いました。▼
しかし、戦場でのあなたを見ていて、
自分が間違っていた事に気づいた。▼
傷だけでなく、心まで癒すあなたの力で、
我が軍兵たちがどれほど助けられたか・・・▼
国という垣根を越えて示してくださる
あなたの優しさと思いやりに感謝しています。▼
皆が呼んでいる通り、
確かにナターシャ殿は癒しの精だ。▼
あなたのような方を仲間にできて、
我々は本当に幸運だったと思っています。▼
[ナターシャ] (左)
・・・仲間、ですか・・・▼[ゼト] (右)
・・・かけがえのない仲間、・・・いや、かけがえのない存在です。▼
[ナターシャ] (左)
す、すみません・・・私ったら・・・▼
・・・どうぞ戦列へお戻りください。
神よ、どうかゼト様をお守りください。▼
[ゼト] (右)
・・・ナターシャ殿・・・▼私が怪我をした時には、無茶をせず、
すぐにあなたの側まで戻ります。▼
その時には、また手当をお願いします。▼
[ナターシャ] (左)
は、はい、必ず!でも、どうか怪我などなさらないで・・・▼
支援レベルA
[ナターシャ] (左)
ゼト様。▼[ゼト] (右)
ナターシャ殿、お怪我はないか?▼[ナターシャ] (左)
ゼト様こそ、大丈夫ですか?▼[ゼト] (右)
ええ、何とか無事です。▼しかし、この戦いの間、
何度もあなたに助けられた。▼
傷ついた体を癒してくれたのは、
いつもあなただった。▼
[ナターシャ] (左)
助けていただいたのは、いつも私のほうです、ゼト様。▼
敵兵に囲まれた時も、戦陣から外れた時も、
いつもゼト様が私を救ってくださいました。▼
[ゼト] (右)
ナターシャ殿・・・いつかはグラドへ帰るおつもりか?▼
[ナターシャ] (左)
・・・ええ・・・神殿に戻って神にお仕えしなければ・・・▼
[ゼト] (右)
・・・本当にそうなさるおつもりか?▼[ナターシャ] (左)
・・・ゼト様・・・▼[ゼト] (右)
ルネスの地で、これからの人生を過ごすことはできないのだろうか?▼
[ナターシャ] (左)
・・・・・・ゼト様、それは・・・▼
[ゼト] (右)
・・・・・・・遠まわしな言い方だった。▼
改めて言おう、
ナターシャ殿。▼
もし戦が終わったら、私と一緒に・・・
暮らす事はできないだろうか?▼
[ナターシャ] (左)
!▼ゼト様・・・
でも、私は神に・・・▼
[ゼト] (右)
あなたがシスターだからといって、想い会う2人を神が引き裂くはずはない。▼
ナターシャ殿、神は必ずあなたを、
私たちを祝福してくださるはずだ。▼
[ナターシャ] (左)
・・・ええ、ゼト様。私も・・そう信じます。▼
[ゼト] (右)
これまであなたを慈しんでこられた神に、静かに我々の幸せを誓おう。▼
[ナターシャ] (左)
ゼト様・・・そのお約束、必ずお守りください。▼
戦乱が終わるまで、
私はあなたをお待ちしております。▼
[ゼト] (右)
必ずだ・・・必ず守ろう、ナターシャ。▼
ゼト⇔クーガー
支援レベルC
[クーガー] (右)
あんたの槍さばき、見事だな。▼[ゼト] (左)
誉めていただいて恐縮だ。▼私はルネス王国騎士団の
長を務める・・・▼
[クーガー] (右)
あんたの名前は、もちろん知っている。【真銀の騎士】ゼトだろう。▼
[ゼト] (左)
・・・いかにも。▼そういう君は、グラドで勇躍していた
竜騎士のクーガーだな。▼
[クーガー] (右)
あんたに名前を知ってもらってるとは、俺も捨てたもんじゃないな。▼
[ゼト] (左)
もちろんだ。君と君の兄グレンの実力は、我がルネス騎士の中でも噂になっていた。▼
我が国には竜騎士が存在せぬゆえ、
他の将軍たちよりも、特にな。▼
しかし、君が我が軍へ参加してから、
その戦いぶりを私も見ていたが・・・▼
[クーガー] (右)
ほぉ、そうかい。で、俺の腕前、あんたから見てどうだ?▼
[ゼト] (左)
一度、手合わせを願いたいほどだ。▼[クーガー] (右)
よしてくれよ。あんたには、勝てそうもないからな。▼
[ゼト] (左)
口ではそう言ってても、自信はあるのだろう?負けるはずがないと、顔に書いてあるぞ。▼
[クーガー] (右)
ははは・・・▼主君一筋の堅物かと思っていたが、
どうやら、そうでもなさそうだな。▼
一度ゆっくり話したいもんだ。▼
[ゼト] (左)
そうだな。私も君に興味がある。▼
この場が落ち着いたら、ぜひ話が聞きたい。
楽しみにしているよ、クーガー。▼
[クーガー] (右)
ああ、必ず誘えよ。▼支援レベルB
[クーガー] (左)
よお、ゼトじゃないか。▼[ゼト] (右)
おお、クーガーか。ちょうど良かった。▼
一度聞きたいと思っていたんだが、
元々、君は騎士の家系なのか?▼
[クーガー] (左)
なぜ、そんな事を聞く?▼[ゼト] (右)
君の槍術があまりに見事だからだ。幼い頃から訓練を積んできたのか?▼
[クーガー] (左)
いや、俺は貧乏農家の生まれだ。槍は軍に入ってから始めた。▼
しいて言えば、農作物を狙う鳥や獣を
石や棒で追い払うのが、▼
子供の頃の俺たちの役目だったから、
それで多少鍛えられたのかもしれないな。▼
[ゼト] (右)
ほぉ、意外だな・・・しかし、農家からなぜ軍に入ったんだ?▼
[クーガー] (左)
偶然の成り行きみたいなもんだ。▼・・・子供の頃住んでいた村に偶然、
グラド皇帝が通りがかられた事があってな。▼
村を練り歩くきらびやかな行軍を
俺と兄貴は木の上に登って見てたんだ。▼
そしたら野犬が現れて、王の輿に襲いかかった。
俺たちは必死で石を投げたよ。▼
結局、すぐに野犬は追い払われ、
俺たちも一緒に連行されてしまった。▼
[ゼト] (右)
助けようとしたのにか?▼[クーガー] (左)
どうやら、野犬だけではなく、兵士にも石が当たってたみたいでな。▼
[ゼト] (右)
ははは・・・それで、どうなったんだ?▼
[クーガー] (左)
取り調べ室に、突然、王が現れたんだ。「その者たちは、わしを救おうとしたのだ。▼
それすらわからんかったのか?」と、
王は、兵士たちを一喝されたよ。▼
薄汚い俺たちを、王は来賓室に招き入れて、
見た事ないような豪華な食事を与えてくれた。▼
俺たちも口のきき方を知らないガキだったから、
生まれた村の事やいつもの仕事の話なんかを▼
王を相手にベラベラと話してな。
それを王はニコニコしながら聞いてくれた。▼
そして、「石や棒で鳥や獣を追い払えるなら、
これからは槍で敵を追い払わんか?」と・・・▼
[ゼト] (右)
それで、取りたてられたというわけか。▼[クーガー] (左)
そういう訳だ。▼・・・だが、王は変わってしまわれた。
俺はそれが信じられない・・・▼
[ゼト] (右)
・・・私は騎士の家系に生まれ、当然のように騎士になった。▼
槍と剣の腕を磨き、知識を高め、
王に忠誠を誓い、国のために働く・・・▼
それゆえに、亡きルネス王には
我が子同様、目をかけていただいた。▼
・・・君とは生まれも育ちも違い、
考え方も生き方も違うが、▼
主君に対する敬愛の念は同じかもしれないな。▼
[クーガー] (左)
そうだな・・・▼だが、あんたを可愛がってくれた
ルネス王はもうこの世にいない。▼
俺を可愛がってくれたグラド皇帝が、
あんたの王の命を奪った・・・▼
俺の王も、もういないも同然だ・・・▼
[ゼト] (右)
・・・私には、新しい主君がいる。クーガー、君にもきっと・・・▼
[クーガー] (左)
ああ、そうなるといいな・・・▼支援レベルA
[ゼト] (左)
話したい事があるんだ、クーガー。▼[クーガー] (右)
ああ、ゼトか。一体、どうしたんだ?▼
[ゼト] (左)
前から考えていたんだが、このあいだの君の話を聞いて、決めた。▼
[クーガー] (右)
前から考えていた事?▼[ゼト] (左)
・・・クーガー、聞いてくれ。▼ルネス騎士団の長として申し入れる。
君を我が騎士団に、正式に迎え入れたい。▼
[クーガー] (右)
なんだって?俺をルネス騎士団に!?▼
[ゼト] (左)
ああ、そうだ。▼戦場での戦いぶりを見ていて、
君を騎士団に誘う事をずっと考えていた。▼
そして君と何度も話しているうちに
槍の腕前だけでなく、▼
心の強さや優しさを知り、
私は君を、人間として、兵士として、▼
命を預けて共に戦える男だと思ったんだ。▼
エフラム様は、君の期待に応える王になる。
あの方の元で、共に命を賭けてくれないか?▼
[クーガー] (右)
そんな風に思ってくれて感謝するぜ。ありがとうよ、ゼト。▼
・・・だが、俺の故郷はグラドだ。
ルネス騎士団には入れない。▼
[ゼト] (左)
・・・そう言うと思ったよ、クーガー。▼[クーガー] (右)
俺の主君は、グラド皇帝一人なんだ。▼あの方が犯してしまわれた間違いを正す事が、
今の俺の成すべき事だ。▼
俺は、そのためにここにいる。
わかってくれ・・・▼
[ゼト] (左)
ああ、わかっている・・・君のような男と出会えて良かった。▼
[クーガー] (右)
俺もだ、ゼト。とりあえずこの戦を、終わらせようぜ。▼
[ゼト] (左)
そうしよう。戦が終わったら、ゆっくり酒でも飲もう。▼
[クーガー] (右)
ああ、楽しみにしている!▼- 最終更新
- 2004/10/09
- Special Thanks!!
- 天城さん、カナミさん、やごろーさん
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