会話集/支援会話/エフラム
エフラム⇔フォルデ
支援レベルC
(フォルデ、上下に揺れる)
[エフラム] (左)
おい、フォルデ・・・▼[フォルデ] (右)
!?・・・なんですか、エフラム様?▼
[エフラム] (左)
・・・今、何か隠しただろう?▼[フォルデ] (右)
・・・何言ってるんですか、今は戦闘中ですよ。▼
ほら、俺なんぞに気を取られてたら、
敵にやられてしまいますよ。▼
[エフラム] (左)
いいから、隠したものを出せよ。早く見せろ、フォルデ。▼
[フォルデ] (右)
・・・わかりましたよ。▼[エフラム] (左)
・・・なんだ、これは? 絵か?▼[フォルデ] (右)
違いますよ、エフラム様。これは地形図ですよ、地形図。▼
戦闘の際には、
作戦ってものが必要でしょう?▼
だから、俺もこうして地形図を見ながら、
敵の布陣を分析しつつ、自分の動きを・・・▼
[エフラム] (左)
・・・というか、明らかに風景画だ。▼[フォルデ] (右)
・・・・・・▼[エフラム] (左)
これは、お前が描いたのか?▼[フォルデ] (右)
・・・ええ・・・以前にね。▼[エフラム] (左)
・・・素晴らしい絵だな、フォルデ。お前は、剣術だけじゃなく絵心もあったのか。▼
・・・そういえば、以前は皆の目を盗んで、
よくエイリークと2人で遠乗りに出かけたな。▼
山の向こうへ消えていく夕陽を見ながら、
エイリークといろんな事を話した・・・▼
この絵から急に、あの風景を思い出したよ・・・▼
[フォルデ] (右)
・・・・・・エフラム様・・・▼
[エフラム] (左)
でも、戦場で絵をながめてるのは、感心しない。その間に、もし何かあったら・・・▼
[フォルデ] (右)
そんなヘマはしませんよ、エフラム様。戦場では常に目は光らせてますからね。▼
視界に入る敵は、俺がすっかり片づけてきます。
では、エフラム様、ご武運を!▼
[エフラム] (左)
ふっ・・・いつも調子のいいやつだ。▼
支援レベルB
[エフラム] (左)
おい、フォルデ。今日は怠けてないか?▼
[フォルデ] (右)
もちろんですよ、エフラム様。いつも戦場ではしっかり働いてます。▼
[エフラム] (左)
戦場だけでは・・・な。▼・・・しかし、あのフランツに比べて、
お前はいつも眠そうなうえに覇気がない。▼
[フォルデ] (右)
弟や妹と比較されて辛いのは、エフラム様も同じじゃないですか。▼
エイリーク様は、あんなにお優しく聡明で、
兵士一人ひとりまで温かい言葉をくださる。▼
[エフラム] (左)
・・・確かにそうだな・・・出来のいい弟妹と比較されるのは辛い。▼
[フォルデ] (右)
そうでしょう? エフラム様。こんな話やめて、さっさと戦に戻りましょう。▼
[エフラム] (左)
・・・ああ・・・しかし・・・▼[フォルデ] (右)
?どうしたんです、エフラム様?▼
[エフラム] (左)
・・・俺は今までずっと、エイリークに助けられてきたと思ってな。▼
今回のことも、俺一人だったとしたら・・・
国の復興のために立ち上がれたかどうか・・・▼
[フォルデ] (右)
・・・エフラム様の気持ち、俺にもわかる気がします。▼
早くに母を失い、そして父まで亡くした時、
俺もフランツのお陰で自分を取り戻せました。▼
もしあの時、弟が、フランツがいなかったら、
俺、今頃どうなってたか・・・▼
[エフラム] (左)
大事な時に、あいつらがいてくれたお陰で、俺たち、今の自分があるんだな。▼
・・・あいつらのためにも、
この戦を早く終わらせよう、フォルデ。▼
[フォルデ] (右)
・・・ええ、そうしましょう。▼支援レベルA
[エフラム] (左)
調子はどうだ、フォルデ?▼[フォルデ] (右)
戦闘中の俺は、いつも絶好調ですよ。▼
[エフラム] (左)
・・・そうだ、フォルデ。▼以前、戦場で見せてくれたあの絵、
落ち着いたらゆっくり見せてくれないか?▼
[フォルデ] (右)
急にどうしたんですか、エフラム様?▼
[エフラム] (左)
あの絵に描かれていた美しい風景は、俺たちが知ってる、平和な頃のルネスだろう?▼
緑が広がる壮大な大地、のどかな村々・・・▼
一瞬、自分が戦場にいることを忘れて、
見ているだけで幸せな気持ちになったんだ。▼
いつか俺は、ルネスをあんな土地に戻したい。▼
景色をながめているだけで
幸せな気持ちになれるような、▼
そんな国にしたいから、
あの絵を心に刻んで目標にするんだ。▼
[フォルデ] (右)
・・・よければ差し上げますよ、エフラム様。▼[エフラム] (左)
・・・え? いいのか、フォルデ?▼[フォルデ] (右)
ええ、ぜひもらってください。▼[エフラム] (左)
ありがとう、フォルデ! やはり見事な絵だ。・・・フォルデは、絵の勉強をしていたのか?▼
[フォルデ] (右)
昔、フランツに描いてやってただけです。▼・・・あまり家に帰れない父を想って、
あいつ、夜になると必ず泣いてたんですよ。▼
でも、俺もまだ子供だったから、
どうしていいかわからなくてね。▼
ちょっとしたきっかけで
描きはじめた絵を見せたら、▼
フランツのヤツ、泣きやんだんです。
それ以来、絵を描くようになってね・・・▼
[エフラム] (左)
・・・そうだったのか・・・▼[フォルデ] (右)
・・・そうだ、エフラム様もいつか俺に絵のお返しをしてくださいよ。▼
[エフラム] (左)
・・・何が欲しいんだ、フォルデ?▼[フォルデ] (右)
あの絵のようなルネス王国をエフラム様が作られたあかつきには、▼
半年間の休暇・・・てのは?▼
[エフラム] (左)
けっきょくは、怠ける話か?その礼が欲しければ、必死に働け。▼
[フォルデ] (右)
分かりました。これからも頑張りますよ、エフラム様をお守りする為に、命がけでね。▼
[エフラム] (左)
頼りにしているぞ、フォルデ。▼エフラム⇔カイル
支援レベルC
[カイル] (右)
エフラム様!!▼[エフラム] (左)
カイルか。そんなに焦って、どうしたんだ?▼
[カイル] (右)
エフラム様・・・▼この前、傷を負ったまま、
敵陣の中へ突撃されましたね?▼
[エフラム] (左)
ああ、その事か・・・大した傷じゃなかったから大丈夫だ。▼
[カイル] (右)
大した傷であろうとなかろうと、傷は傷。そんな事をされてはいけません!▼
[エフラム] (左)
しかし、傷ごときで俺が下がっていては、軍の指揮系統が乱れる。▼
[カイル] (右)
エフラム様はこの軍を指揮する方であり、ルネス王国の将来を背負って立つ方です。▼
もしもエフラム様に何かあれば、
そのほうが軍の指揮を乱す事になり、▼
この戦に敗北してしまいます。
常に万が一の場合を想定され、ご行動を。▼
[エフラム] (左)
わかったよ、カイル。無茶は慎もう。▼
さぁ、こんなところで話してはいられん。
・・・俺は先に行くぞ。▼
[カイル] (右)
口ではそうおっしゃっても、エフラム様は必ず無茶をされる・・・▼
これは早々に対策を練らねば・・・▼
支援レベルB
[カイル] (右)
この前の話し合いで決まったこと、覚えていらっしゃいますか、エフラム様?▼
[エフラム] (左)
各隊の最高指揮官は、軍列の後方に位置して指揮をすべし。▼
もし先陣で戦おうとするならば、
階級を問わず引き止めよ・・・か?▼
[カイル] (右)
そうです。覚えていらっしゃいましたね。▼
[エフラム] (左)
あれ以来、前のほうに出ようとすると兵士たちに引き止められる。▼
しかし、俺などに気を取られていては
かえって兵士たちに危険が及ぶぞ。▼
あの時はお前達の勢いに圧され
一旦容認したが、やはりやりにくい。▼
カイル、俺は早々にあれを廃案にするからな。▼
[カイル] (右)
そうは参りません、エフラム様!前にも申し上げましたが、▼
仮にもエフラム様は、この軍の指揮者であり、
ルネス王国の将来をも背負って・・・▼
[エフラム] (左)
俺を心配してくれるお前の気持ちはよくわかっているつもりだ。▼
責任ある立場だという事も承知している。
だが、あの決まりだけは廃止するからな。▼
[カイル] (右)
いくらエフラム様であられても、あの決定だけはお譲りできません。▼
・・・では、私は先に参ります。
エフラム様は決して前に出られぬように。▼
[エフラム] (左)
・・・むっ・・・カイルのヤツ・・・▼・・・だが、あいつは最大限、俺の事を
気遣っているのだろうな。▼
思えば、昔からそうだった。▼
あいつが俺の事を気にかけない時など、
ほんの一瞬も無かっただろう。▼
とはいえ、あの決定だけは・・・
何が何でも廃案にするからな。▼
支援レベルA
[カイル] (右)
・・・エフラム様。お詫びしたい事があります。▼
[エフラム] (左)
どうしたんだ、カイル?お詫びってなんだ?▼
[カイル] (右)
・・・先日の戦闘中、不覚にも私が傷を負った際のことです。▼
エフラム様は、誰よりも先に
私の元へ駆けつけてくださった。▼
そして「このカイルは、俺が兄とも思う男。
なんとしてでも助けろ!」と叫ばれた声を▼
遠のいていく意識の中で耳にしました。▼
[エフラム] (左)
なぜ、それがお詫びにつながるんだ?▼[カイル] (右)
本来ならば、家臣である私がエフラム様をお助けせねばならないのに・・・▼
しかも、このようにふがいない私の事を、
エフラム様は、兄とも思う男と・・・▼
・・・長年、エフラム様にとって私は
口うるさいだけの男だと思っていました。▼
エフラム様がそう思っていらっしゃると、
長い間、私は誤解していたようです。▼
お許しください、エフラム様。▼
[エフラム] (左)
・・・カイルは俺が幼い頃から色々な事を教えてくれた。▼
ルネス王国の王子として生まれ、
両親にさえ甘える事を許されなかった俺が▼
子供の頃から唯一甘えられるのは、
ゼトやフォルデ・・・▼
そしてカイル。
お前たちだけだったからな。▼
・・・血のつながりはなくても、
お前は俺の兄のようなものだ。▼
俺を思ってくれる余りに心配性が高じて、
多少、口うるさすぎるのは問題だがな。▼
[カイル] (右)
・・・エフラム様。・・・私が怪我をした際に、▼
この間の決定事項が必ずしも良いとは
限らないと、考えさせられました。▼
エフラム様が後ろで指揮を執られるよりも、
前で槍をふりかざして戦われたほうが、▼
兵の志気も上がり、
結果、部隊の犠牲が減るというものです。▼
これからは、ご存分に!▼
私がエフラム様のお側で戦い、
あなたをお守りします。▼
[エフラム] (左)
感謝するぞ、カイル。これで俺も心おきなく戦える。▼
だが、カイル・・・
お前に約束しておこう。▼
責任の重い立場である以上、
俺は二度と無茶な行動は取らない。▼
それでいいか、カイル?▼
[カイル] (右)
ありがとうございます!では、共に参りましょう、エフラム様!▼
[エフラム] (左)
よし。カイル、遅れを取るなよ!▼
[カイル] (右)
承知!▼エフラム⇔ターナ
支援レベルC
[ターナ] (右)
あ、エフラム▼良かった。ここにいたのね。▼
[エフラム] (左)
ターナ。君はもっと安全な所にいた方がいい。▼
弓兵に狙われると
取り返しがつかないぞ。▼
[ターナ] (右)
だって・・・わたし、エフラムが行く方についてきたんだもの。▼
エフラムの近くにいると、
安心できるから。▼
[エフラム] (左)
俺は、敵と戦わなければならない。▼すまないが、
君を守ってやることは難しいんだ。▼
[ターナ] (右)
もう、ひどいわ。エフラムまでわたしをそんなふうに。▼
わたしは天馬騎士よ。
わたしだって立派に戦えるもの。▼
[エフラム] (左)
だが・・・▼[ターナ] (右)
無理を言ってついてきてしまってごめんなさい・・・▼
でもわたし、いっしょうけんめい
がんばるから。▼
だからお願い。▼
わたし、後方でエフラムを
待ってるだけなんていやなの。▼
[エフラム] (左)
ターナ・・・▼わかった。
じゃあ一緒に行こう。▼
支援レベルB
[ターナ] (右)
ねえエフラム、覚えてる?▼わたしとエフラムが初めて会った時のこと。▼
[エフラム] (左)
ああ、確か・・・フレリア王宮だったな。▼
ターナの誕生日を祝う宴に、
俺とエイリークも呼ばれたんだったか。▼
(ターナ、上下に揺れる)
[ターナ] (右)
嬉しい! 覚えててくれたのね。▼[エフラム] (左)
ああ、ヘイデン王はとにかく大喜びだったな。▼
ヒーニアスと会ったのも、その時が
最初だったか・・・▼
[ターナ] (右)
ねえエフラム、わたしの着てたあのドレスはどうだった?▼
[エフラム] (左)
いや・・・▼すまないが、
あまり見る時間がなかった。▼
行ってすぐ俺は
ヒーニアスに挑発されて・・・▼
その後、なぜかあいつと弓で
勝負することになったからな。▼
あの勝負は
ヒーニアスの勝ちだったな。▼
[ターナ] (右)
一緒に付けてた髪飾りは?あれは、わたしのお気に入りだったの。▼
[エフラム] (左)
髪飾り?さぁ・・・▼
あの後すぐ、俺がヒーニアスに挑んで
槍で第二戦をやったからな・・・▼
その時は、
俺の勝ちだった・・・▼
[ターナ] (右)
じゃあその後、わたしがなんて言ったかも知らないの?▼
[エフラム] (左)
ああ、ヒーニアスがしつこくてな。あの後は乗馬で決着をつけてた。▼
この時は確か・・・▼
(ターナ、上下に揺れる)
[ターナ] (右)
もう! お兄さまのことばっかり。▼エフラムはターナのことなんて
どうでもいいのね。▼
[エフラム] (左)
い、いや、そんなことはない。ただ・・・▼
[ターナ] (右)
もういいわ。エフラムなんて知らない。▼
お兄さまと仲良くケンカでも
してればいいんだわ。▼
[エフラム] (左)
ちょっと待てターナ!一人で行ってはだめだ。▼
・・・いったい何を怒ってるんだ?▼
支援レベルA
[ターナ] (右)
ねえエフラム。一休みしましょう?▼
[エフラム] (左)
もう機嫌は治ったのか?▼[ターナ] (右)
機嫌? 何のこと?▼[エフラム] (左)
いや、覚えてないならいいんだ。▼それで今日はどうしたんだ?▼
[ターナ] (右)
エイリークに教えてもらって、お弁当をつくったのよ▼
味見はまだだけど、きっとおいしいわ。
一緒に食べましょう?▼
[エフラム] (左)
・・・ターナ、ここは戦場だぞ。▼休息は必要だが、
警戒をおこたってはだめだ。▼
[ターナ] (右)
・・・・・・▼エフラムはいつもそう。▼
いつも他人行儀で、
人を近づけようとしないんだわ。▼
[エフラム] (左)
ターナ・・・どうしたんだ急に?▼
最近、君はどこか変だぞ。▼
[ターナ] (右)
そうよ。わたしは変だわ。でもそれはエフラムのせいよ。▼
だってエフラム、いつもわたしと
距離を置いて話そうとするもの。▼
わたしがいくら話しかけても、
ちっとも心を開いてくれないもの。▼
[エフラム] (左)
そんなことは・・・▼[ターナ] (右)
誰か他に好きな人がいるの?▼[エフラム] (左)
な、何を・・・▼[ターナ] (右)
だって・・・▼ぜんぜんわたしのこと
相手してくれないんだもの・・・▼
なんだか、すごく寂しいわ。▼
わたしはエフラムと、
もっと仲良くなりたいもの。▼
[エフラム] (左)
・・・・・・▼やっぱり
きみは子供だな。ターナ。▼
[ターナ] (右)
もう! エフラムったらまたそんなふうに・・・▼
[エフラム] (左)
違う、ほめてるんだ。▼君はまだ幼いが、だからこそ
その言葉は純粋で人に届きやすい・・・▼
君の好意はとても嬉しい。▼
[ターナ] (右)
エフラム・・・▼じゃあ、これからは
もっと一緒にいてお話してくれる?▼
[エフラム] (左)
あ、ああ・・・もちろん。▼だが、戦場では
あまりのんびり話してる暇はないぞ。▼
まずはこの戦いを終わらせてからだ。
いくぞ。▼
[ターナ] (右)
ええ。▼また後でね。
楽しみにしてるわ。▼
エフラム⇔ラーチェル
支援レベルC
[ラーチェル] (右)
まあ、エフラム!▼あなた、いつまでも
こんなところにいて、いいんですの。▼
[エフラム] (左)
?いきなりなんだ?▼
[ラーチェル] (右)
指示を送って早く敵を掃討させるなり、拠点を制圧するなりなさったらどうなのです。▼
[エフラム] (左)
そんなに慌てるな。戦には『機』というものがある。▼
[ラーチェル] (右)
本当にそうですの?▼誰かとお話する時間を設けている
だけじゃありませんこと?▼
[エフラム] (左)
・・・そんな事の為に、戦を長引かせたりはしない。心配するな。▼
[ラーチェル] (右)
なら、いいですわ。▼もし、あなたや仲間が傷つく事があったら、
わたくしに真っ先に声をおかけなさいな。▼
さっそうと向かって、
傷を治してさしあげますわよ。▼
[エフラム] (左)
ああ、頼りにしてるぞ。▼癒し手がいるからこそ、
俺たちもこうして安心して戦えるんだからな。▼
[ラーチェル] (右)
勿論ですわ。▼今日もわたくしの
華麗な活躍をお見せしますわ。▼
しっかりと見ておくのですわよ。▼
[エフラム] (左)
頼りになるが、自己主張の強い女だな・・・▼
ロストンの女性は、
皆あのような性格なのか?▼
支援レベルB
[ラーチェル] (右)
エフラム、ちょっとお待ちなさいな。▼[エフラム] (左)
?▼[ラーチェル] (右)
いろいろな方々から噂をうかがいましたけれど、▼
あなたって本当に
無鉄砲なのですのね。▼
仮にも軍の指揮官が
そんなことでいいんですの?▼
[エフラム] (左)
それを言われるとつらいな。▼だが元々不利な戦いだ。
どこかで無理をしなければ誰かが死ぬ。▼
俺が多少危険を冒して
仲間が助かるなら、それが一番だ。▼
[ラーチェル] (右)
・・・困ったものですわね。▼どうせ今だって、
その鎧の下は傷だらけなのでしょう。▼
わたくしが治してさしあげます。
見せてごらんなさいな。▼
[エフラム] (左)
ああ、すまない。では頼むか・・・▼
(ラーチェル、上下に揺れる)
[ラーチェル] (右)
!▼き・・・きゃああ〜!?▼
い、いきなり
何をしようというんですの?▼
[エフラム] (左)
いや、肩の傷の具合を確かめようと・・・▼
[ラーチェル] (右)
けだもの! ヘンタイ! 悪魔!▼ど、どさくさにまぎれて
わたくしを襲おうなんて許しませんわ!▼
[エフラム] (左)
うわっ!?▼ま、待てラーチェル!
傷口が開く・・・▼
支援レベルA
[ラーチェル] (右端)
・・・・・・▼[エフラム] (左)
ラーチェル・・・▼そんなとこで身構えてないで、
いい加減こっちに来てくれないか?▼
[ラーチェル] (右端)
・・・もうわたくしを襲うつもりはないんですのね?▼
近づいたとたんに、わたくしを
強引に押し倒したりもしませんわね?▼
[エフラム] (左)
だから・・・あれは誤解だ。▼だがすまなかった。
君を驚かせてしまったようだ。▼
[ラーチェル] (右)
・・・まあ、特別に許してあげますわ。▼確かにわたくしも不注意でした。▼
わたくし、男の方の裸を見たのは
初めてでしたから・・・▼
[エフラム] (左)
裸って・・・肩を見せようとしただけなんだが。▼
[ラーチェル] (右)
そ、それだっておおごとですわ!▼わたくし、びっくりしてあの晩は
一睡もできなかったんですのよ。▼
[ラーチェル] (右)
・・・・・・▼[エフラム] (左)
・・・?▼どうしたんだラーチェル。
いつもと様子が違うようだが。▼
[ラーチェル] (右)
べ、別になんでもありませんわ・・・▼
そ、そんなにじろじろと
わたくしを見ないでいただけます?▼
い、いやらしいですわ。▼
[エフラム] (左)
ああ、すまない。別にそんなつもりはなかったが・・・▼
(ラーチェル、上下に揺れる)
[ラーチェル] (右)
ま、まあ!▼わたくしの身体つきに魅力がないとでも
おっしゃるんですの!▼
[エフラム] (左)
・・・どっちなんだ。▼[ラーチェル] (右)
わたくしをこんなに動揺させておいて、自分は平然としているなんて・・・▼
ああもう! なんだか悔しいですわ。▼
憶えてなさいエフラム!▼
わたくしだって、今に
あなたを動揺させてみせますわ!▼
[エフラム] (左)
・・・やれやれ。▼けど、意外と
可愛らしいところもあるんだな。▼
エフラム⇔デュッセル
支援レベルC
[エフラム] (右)
デュッセル。▼[デュッセル] (左)
エフラムか。▼[エフラム] (右)
すまないな。グラドの人間であるあなたに・・・▼
[デュッセル] (左)
気にするな。▼わしのような不忠者でよければ、
遠慮なくこき使ってくれ。▼
[エフラム] (右)
あなたと共に戦えるのはありがたい。▼
また以前のように、
俺に槍を教えてくれ。▼
[デュッセル] (左)
ふむ・・・▼エフラムも、あれから
ずいぶん腕を上げたな。▼
初めてわしを尋ねてこられたそなたは、
まだ槍の握り方も知らぬありさま。▼
お世辞にも筋がいいとは
言いがたかったが・・・▼
[エフラム] (右)
・・・悪かったな。どうせあの時の俺に槍の才はなかったさ。▼
[デュッセル] (左)
だがその強い意志だけは、目を見張るものがあった。▼
初めて槍を握ったその日に
そなたは、わしとの手合わせを望み、▼
本気でわしを倒すつもりで
踏み込んできたな。▼
あの時はさすがのわしも
度肝を抜かれたぞ。▼
技を教えてもらうのではない。
技を奪い取ろうとするかのごとく・・・▼
ふつう、弟子はもっと師匠には
遠慮するものではないかな。▼
[エフラム] (右)
戦う以上は全力を出さなければ失礼だろう。▼
・・・その後、あっさり
気絶させられたけどな。▼
[デュッセル] (左)
ルネスの王子などに、我が槍技を授けるつもりなどなかったが・・・▼
あの一戦の後に、
わしも気が変わった。▼
これほど王子らしからぬ王子であれば、
我が槍を教えるのも面白かろうとな。▼
[エフラム] (右)
勝手なことを言ってくれるな・・・▼そうだ。
この戦いの後、一手相手をしてくれ。▼
俺もあの時とはもう違うぞ。
今度こそ、一本取ってみせるからな。▼
[デュッセル] (左)
ふむ、良かろう。▼鍛錬を怠っていなかったか、
その身で確かめてくれよう。▼
支援レベルB
[デュッセル] (右)
・・・・・・▼[エフラム] (左)
デュッセル。▼[デュッセル] (右)
おお・・・エフラムか。▼[エフラム] (左)
グラドのことを・・・考えていたのか?▼
やはりあなたを前線に出すのは、
酷な仕打ちだったか。▼
[デュッセル] (右)
・・・いや 気遣いは無用。わしは国を捨てた身だ。▼
誰と戦うことになろうとも、
わしは揺るがぬと決めた。▼
[エフラム] (左)
そうか・・・▼実は、再戦を申し込みに来た。▼
こないだの手合わせは完敗だったからな。
今度こそ一本とってやるぞ。▼
[デュッセル] (右)
ふむ。あれだけ負けて、まだこりぬと見える。▼
わしとてグラド三騎将、
【黒曜石】と呼ばれた身。▼
まだまだ若い者に、
遅れをとるわけにはいかぬぞ。▼
支援レベルA
[エフラム] (左)
ふう・・・▼[デュッセル] (右)
見事だ。エフラム。▼もはや、わしから教えられることは、
何もなかろうな。▼
[エフラム] (左)
何を言う。まだまだ教わることはあるさ。▼
俺はこの槍で、
大陸一を目指すつもりだからな。▼
そのために、
剣を捨てて槍を選んだんだ。▼
剣、斧、槍、弓、
そして魔道・・・▼
頂点に立つ者は槍だ。
そして俺はその槍の頂点になりたい。▼
[デュッセル] (右)
ふむ・・・また大きく出たものよ。▼だがそなたならば・・・
その言葉、成せるかもしれんな。▼
[エフラム] (左)
デュッセル・・・感謝する。▼今まで俺が生きてこられたのは、
あなたが教えてくれた槍のおかげだ。▼
ルネスの人間である俺に、
あなたが親身に教えてくれたから・・・▼
[デュッセル] (右)
わしは武人だ。武を磨き、伝えることしかできぬ。▼
わしが教えた槍で、将来、
そなたに討たれることになるならば、▼
それもまた戦・・・
そう思っていた。▼
だがよもや、このようなことに
なろうとはな・・・▼
[エフラム] (左)
デュッセル・・・▼[デュッセル] (右)
裏切り者とそしられる覚悟はできている。▼だがグラド帝国に・・・▼
陛下に背いたことのみが、
我が唯一の悔い・・・▼
[エフラム] (左)
背いたわけじゃない。▼あなたは、あなたが知る陛下の心に
どこまでも忠実であっただけだ。▼
そうだろう?▼
あなたは俺の師だ。
今も昔も、変わらずに。▼
誰がなんと言おうが、あなたは間違っていない。
それは俺がよく知っている。▼
[デュッセル] (右)
エフラム・・・▼ふ・・・そうだな。
弟子に励まされるような師ではいかん。▼
エフラム。
そなたは強くなられよ。▼
何があろうと、己の信じる道を
どこまでも貫けるような・・・▼
強い王になられよ。▼
[エフラム] (左)
ああ、そのつもりだ。▼この槍を手にした時から、
そう決めていた。▼
たとえこの先に何があろうと・・・▼
俺は決して折れない。
ただ一つの意志を貫くだけだ。▼
エフラム⇔ミルラ
支援レベルC
[ミルラ] (右)
・・・エフラム。▼[エフラム] (左)
ミルラ、無事だったか。▼お前はまだ幼い。
あまり無理はするなよ。▼
[ミルラ] (右)
はい・・・▼お願いがあります。
聞いてくれますか。▼
[エフラム] (左)
どうした、いきなり改まって?▼[ミルラ] (右)
・・・・・・▼[エフラム] (左)
遠慮しなくていいぞ。何でも俺に言ってくれ。▼
[ミルラ] (右)
エフラムのこと・・・▼おにいちゃんって
呼んでもいいですか。▼
[エフラム] (左)
な・・・何?▼ミルラ・・・
どうしたんだ、急に?▼
[ミルラ] (右)
・・・エフラムとエイリークが一緒にいるのを見ました。▼
二人ともすごく
仲が良さそうでした。▼
[エフラム] (左)
まあ、兄妹だからな。仲が良いのは当然だろう。▼
[ミルラ] (右)
うらやましいです。▼私も・・・エフラムみたいな
おにいちゃんが欲しいです。▼
だから・・・
この旅の間だけでも・・・▼
私のおにいちゃんになってください。▼
[エフラム] (左)
そう言われても・・・弱ったな。▼まさか、いきなりそんなことを言い出すとは
思わなかったぞ・・・▼
[ミルラ] (右)
だめですか・・・?▼だめなら、いいです。
なんでもないです・・・▼
[エフラム] (左)
あ・・・いや、待てミルラ。▼別に駄目だと言ってるわけじゃないんだ。▼
[ミルラ] (右)
じゃあ、いいですか?▼[エフラム] (左)
う・・・わかった。▼それでいい。
ミルラが喜ぶなら構わない。▼
[ミルラ] (右)
はい・・・嬉しいです▼じゃあまた来ます。
おにいちゃん・・・▼
[エフラム] (左)
やれやれ・・・▼エイリークといいミルラといい・・・▼
あんな顔されたら断れないだろう。▼
どうも
俺は妹に弱い性格なのかもな・・・▼
支援レベルB
[ミルラ] (右)
あ・・・おにいちゃん。▼[エフラム] (左)
・・・・・・▼なあ ミルラ。
やはり変じゃないか?▼
[ミルラ] (右)
・・・そうですか?▼[エフラム] (左)
なんというか・・・お前は竜の一族なのだろう?▼
ということは、俺よりも
ずっと年上なわけだから・・・▼
[ミルラ] (右)
はい・・・▼じゃあ、私がおねえさんですか?▼
[エフラム] (左)
いや、それもおかしいだろう。▼俺がお前を姉さんと呼ぶのは、
余計に変な気がする。▼
[ミルラ] (右)
じゃあ、私がおかあさんですか?▼
おばあさんは・・・
少しいやです。▼
[エフラム] (左)
・・・わかった、妹でいい。▼
[エフラム] (左)
それで? 俺に何か用があったんじゃないのか?▼
[ミルラ] (右)
はい・・・▼あの、おにいちゃん。▼
お願いがあります。▼
[エフラム] (左)
どうした?▼[ミルラ] (右)
闇の樹海で・・・私はおとうさんと一緒にいました。▼
夜寝てるときも、ずっと一緒でした。▼
[エフラム] (左)
ああ。▼[ミルラ] (右)
だから・・・おにいちゃん。夜・・・一緒に寝てくれませんか?▼
[エフラム] (左)
!▼ミルラ、気持ちは分かるが、
さすがにそれは好ましくない。▼
特に、この行軍中ではな。▼
[ミルラ] (右)
・・・・・・▼[エフラム] (左)
そんな顔をするな。▼そうだ、今度エイリークにあったら、
あいつに頼んでみるといい。▼
あいつとなら、問題はないだろう。▼
俺とミルラが兄妹なら
エイリークとミルラは姉妹だからな。▼
それでどうだ?▼
[ミルラ] (右)
はい・・・そうしてみます。▼ありがとう、おにいちゃん。▼
支援レベルA
[エフラム] (左)
なあミルラ・・・▼この戦いに決着がついたら・・・
ミルラはどうする?▼
何かあてはあるのか?▼
[ミルラ] (右)
・・・・・・▼私は今まで
闇の樹海にいました。▼
だから、これからも
闇の樹海にいるのだと思います。▼
[エフラム] (左)
一人きりで・・・か?▼樹海に他の仲間たちはいるのか?▼
[ミルラ] (右)
おとうさんがいないと・・・私一人です。▼
でも、平気です。▼
私は竜ですから。▼
[エフラム] (左)
・・・・・・▼なあミルラ。▼
お前さえ良ければ、
ルネスに来ないか?▼
[ミルラ] (右)
え・・・?▼[エフラム] (左)
この戦いに勝利し、世界に平和が戻ったら・・・▼
俺とエイリークはルネスに戻り、
祖国を立て直すつもりだ。▼
お前も、俺やエイリークと
いっしょに城で暮らすか?▼
[ミルラ] (右)
でも・・・▼私がいると迷惑です・・・▼
[エフラム] (左)
大丈夫だ。ルネス城は、ばかみたいに広いからな。▼
こんなに小さいお前を
泊めるくらいの場所はあるさ。▼
それに、お前は俺の妹なんだろう?▼
家族が一緒にいないのは、
おかしいじゃないか。▼
[ミルラ] (右)
・・・・・・▼あの・・・▼
私は竜ですから・・・
もう少し、考えてみます。▼
行きたいけど・・・行ってしまったら
だめかもしれないから・・・考えてみます。▼
[エフラム] (左)
そうか・・・▼[ミルラ] (右)
でも・・・▼そんなふうに言ってくれて・・・
とてもうれしかったです。▼
ありがとう、おにいちゃん・・・▼
- 最終更新
- 2004/11/22
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