会話集/第2部 終章1 飛竜の谷
ワールドマップ上
(右側に『そびえ立つ竜の祭壇』)
大賢者ガトーにみちびかれ、マルス達はマケドニア北部
にある、<飛竜の谷>へと
移動した。▼
そこは野生の飛竜が飛びかい
蛮族が支配する、未開の地で
あった。▼
だが、立ち止まることは
許されない。
世界の運命は今、マルスの
手にゆだねられたのだ!
オープニング
[マルス] (上)
ジェイガン ここはどのあたりだマケドニア?
それとも ドルーア?▼
[ジェイガン] (下)
ちょうど 国境にあたりますマケドニアの飛竜は
この辺りが産地だと
いうことです▼
しかし きょうぼうな蛮族が
支配しているので▼
マケドニアの兵士も
決して おくちまでは
足をふみいれないそうです▼
[マルス] (上)
ここが 飛竜の谷か・・・とにかくジェイガン 先を
急ごう▼
姉上達に 何があったのか
何かとても いやな予感が
するんだ▼
民家(南西・左下)
[村人(おじさん)] (上)
ここは 飛竜の谷だここから先には
足をふみいれるな▼
恐ろしいドラゴンに
焼き殺されるぞ▼
民家(南西・右上)
[村人(男)] (上)
山のむこうには竜の祭壇と呼ばれる
小高いおかがある▼
最近 そのふきんから
不気味な うなり声が
きこえるそうだ▼
じいさん達は
悪魔がよみがえったのだと
恐れている▼
あんたらも 絶対
近よるんじゃねえぜ▼
村(北東)
[マルス] (上)
ミシェイル王子!?どうしてこんなところに?▼
それにひどいケガをしている
いったいどうしたのです!▼
[ミシェイル] (下)
・・・・・マルスか・・・・・・待っていたのだ・・
お前を・・▼
[マルス] (上)
えっ!?▼[ミシェイル] (下)
・・・これを・・・・▼[マルス] (上)
・・・!これは スターライトの魔道書
これをぼくに!?▼
[ミシェイル] (下)
そうだ・・・奴・・・ガーネフには
この魔法しか・・・きかぬ
奴から奪ってきたのだ・・・▼
[マルス] (上)
ガーネフから!?奴は どこにいるのです?▼
[ミシェイル] (下)
竜の祭壇・・・▼ふ・・・ 無様だな・・・
俺ともあろう者が・・・
ガーネフなどに・・・▼
マルス・・・たのむ・・・
俺はもう 長くはもたぬ▼
もし・・ミネルバが
生きてるなら・・
俺に代わって・・マリアを・・
助けろと・・・伝えてくれ・・・▼
[マルス] (上)
ミシェイル!▼[ミシェイル] (下)
王子よ・・・・・マリアをたのむ・・・・ぐふっ▼
制圧後
[マルス] (上)
ここが 竜の祭壇神竜ナーガによって地竜族が
封印された所・・・▼
でも メディウスが祭壇の
守り部だったとは・・・▼
[ガトー] (下)
メディウスは マムクートをさげすむ 人間の行いに
がまんできなくなったのだ▼
だから 他の竜族を集めて
ドルーア帝国を作り
人間を滅ぼそうとした▼
そして一度目はアンリが倒し
二度目はそなたが倒した▼
だが 絶大な生命力を誇る
地竜族は そうかんたんには
滅びることはない・・・
今も この祭壇でねむっている▼
[マルス] (上)
また 復活すると!?▼[ガトー] (下)
いや いくら地竜族とて一度 ねむりにつけば
百年はめざめないはずだ▼
メディウスはそろそろ
変体するころ▼
つぎにめざめれば 恐ろしい
暗黒竜となってしまう・・・▼
いや・・・ もしかして・・・
そうか・・ それでガーネフは▼
[マルス] (上)
えっ どうされたのですかガトー様!?▼
[ガトー] (下)
マルス王子シスター達がつれ去られた
意味が今ようやく わかった▼
ガーネフは 彼女達を使って
メディウスの復活を
もくろんでいるのだ▼
竜族のめざめを はやめるには
けがれなき高貴な女性の
生命力が必要という▼
ガーネフは それを知って
シスターを連れ去ったのだ▼
[マルス] (上)
では 姉上達はみんなこの祭壇の中にいると?▼
[ガトー] (下)
うむ・・・マルスよ 急がねばならん
シスター達が危ない▼
メディウスが・・・再び
復活しようとしているのだ!!▼
- 最終更新
- 2000/10/31
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