会話集/第2部 3章 連れ去られた王女
- ワールドマップ上
- オープニング
- 敵2ターン目
- 民家(南・左)
- 民家(南・右)
- 民家(南西の村そば)
- 村(南西)
- 民家(北)
- 村(北東)
- マチス初戦時
- マチス撃破時
- 会話(ジュリアン→マチス)
- リュッケ初戦時
- リュッケ撃破時
- 制圧後
ワールドマップ上
(右側に『竜騎士(左)とそびえ立つ高い山(右)』)
かつて、マケドニア地方はドルーア帝国の領地であった。▼
100年前、大陸全土を支配し
た竜人族は、この未開の密林に
多数の奴隷を送り込み、▼
いせきの発掘と国家の建設を
おし進めた。▼
多くの者が、
たべものも与えられず
むりやりはたらかされ、
むちうたれ そして殺された。▼
そんな悲惨な状況の中で、
ついに一人の若者が
立ち上がった。
名をアイオテと言う。▼
彼は仲間と共に密林に逃れ、
飛竜にうちまたがって
奴隷解放の戦いを続けた。▼
ドルーア滅亡後、奴隷達は
自らが切り開いたこの豊かな
土地に国を作った。▼
そして、勇者アイオテを初代
国王として迎えたのである。▼
後に竜騎士の国として恐れら
れたマケドニア王国は、この
ようにして生まれた。▼
だが、その強国マケドニアも
アイオテの再来とまで言われた
ミシェイル王子はすでになく▼
そして今また<赤い竜騎士>と
呼ばれたミネルバ王女までも
失おうとしていたのである。
オープニング
(西からペガサスナイトが飛んできて、ジュリアンの右で着地する)
[パオラ] (下)
ジュリアン!カチュアが やっと
アリティア騎士団を
連れてきてくれたわ▼
わたしは 彼らと一緒に
ミネルバ王女を助けに行く
あなたは レナを連れて
はやくお逃げなさい▼
[ジュリアン] (上)
それがだめなんだよ パオラレナさんが
いなくなっちまったんだ・・・
オレ一人じゃ逃げられないよ▼
[パオラ] (下)
えっ レナも・・・マリア王女も行方が
わからないというし
シスターばかりどうして・・▼
[ジュリアン] (上)
とにかくオレは村の中を さがしてみる
だから 悪いけど
王女の救出は手伝えないぜ▼
[パオラ] (下)
ええ それはいいのミネルバ様は わたし達だけで
なんとかするわ▼
でも ジュリアン
レナのことも わかるけど
あまり 無理はしないでね▼
[ジュリアン] (上)
ああ・・・すまない パオラ
マルス王子に ヨロシクな▼
敵2ターン目
(北西からドラゴンナイトが飛んできて、城にいるリュッケ将軍の上に着地する)
[ミシェイル] (上)
リュッケよ お前のような気の小さい男が
大それたことをしたものだな▼
ハーディンにまんまと
のせられたか▼
[リュッケ] (下)
あ!・・・あなたは・・どうして・・・▼
[ミシェイル] (上)
死んだとでも 思ったかふふ・・まあいい▼
それよりも ミネルバを
俺にわたせ▼
俺はもうこの国には
みれんはない
お前達の好きにするがいいさ▼
しかし あいつだけは
俺がこの手で 始末しないと
気がすまぬ▼
[リュッケ] (下)
はぁ・・・しかし▼ミネルバ王女は すでに
むしのいき・・・
もはや助かるまいかと・・▼
[ミシェイル] (上)
つべこべ言わずに はやく連れてこい それとも
俺のこの槍で
くしざしにされたいか▼
[リュッケ] (下)
は はい わかりましたおい だれか
王女を お連れしろ!▼
(いったんウィンドウが閉じる)
[ミシェイル] (下)
ミネルバ 久しぶりだなその 無様な姿
お前らしくもない▼
大事な マリアを失い
部下にまで 見離されて
これが お前の言う
理想の国なのか▼
[ミネルバ] (上)
ミ・・・ミシェイル・・・どうして・・・▼
民家(南・左)
[村人(お爺さん)] (上)
ペガサス三姉妹もエストが いないから
さびしいのう▼
わしは
トライアングル アターック!
のファンじゃったのに・・・▼
おお エストよ・・
帰ってきておくれ▼
民家(南・右)
[村人(おばさん)] (上)
マケドニアはどうなっちまうんだろね▼
ミシェイル王子は
死んだって言うし
マリア王女は
行方がわからないんだろ・・▼
その上 ミネルバ王女まで
とらわれて命があぶないって
言うじゃないか▼
ああ・・
この国も グルニアのように
なってしまうのかね・・・▼
民家(南西の村そば)
[村人(女)] (上)
少し前にね旅をしているっていう
パラディンがここに来たのよ▼
仮面をしていたけど
はずしたら きっとステキな
人だと思うわ▼
やさしくて
どこか かげりがあって
あーあ また会えないかしら▼
村(南西)
[村人(おじさん)] (上)
王子様 村を救っていただきありがとうございます▼
何も お礼はできませんが
せめて この銀の斧を
お持ちください▼
これは こうかなものですから
お店に売ると いいかせぎに
なりますよ▼
民家(北)
[村人(おじさん)] (上)
ここだけの話だがあの武器屋は 反乱軍と
グルらしいよ▼
もし 入るのなら
おそわれないように
気をつけた方がいいな▼
村(北東)
[ジュリアン] (上)
王子 お久しぶりですオレです
ジュリアンです▼
[マルス] (下)
ジュリアン!?▼レナと一緒にマケドニアへ
行ったとは きいてたけど
まさか こんなところで
会えるなんて・・・▼
レナは 元気?
もちろん一緒だよね▼
[ジュリアン] (上)
それが・・・レナさんが
突然いなくなっちまって・・・
オレ・・・どうしたらいいのか▼
[マルス] (下)
えっ 待ってよジュリアンいったいどうしたの▼
[ジュリアン] (上)
レナさん きのうのよるから行方がわからないんです▼
村の者の話では
なんか不気味な司祭が
うろついていたらしくって▼
どうやらレナさんは そいつに
連れて行かれたみたいなんだ▼
[マルス] (下)
司祭が?・・・▼ジュリアン! マリア王女も
行方が分からないって言うし
何か いやな予感がする▼
とにかく もうここにいても
しかたがないだろ
ぼく達と一緒に おいでよ▼
レナのことは ぼくも気になる
みんなで手分けしてさがそう▼
[ジュリアン] (上)
王子・・・ すみませんどうか お願いします▼
マチス初戦時
[マチス] (上)
レナ・・・おまえは 今どこにいるんだ
死ぬ前に 一度でいいから
おまえに会いたかったな・・
マチス撃破時
[マチス] (上)
レナ・・・ばかな兄ちゃんを許せ
会話(ジュリアン→マチス)
[ジュリアン] (下)
おい! いいかげんにしろよ何度も何度も
手をやかせやがって▼
それじゃ レナさんが
あまりにもかわいそーだろうが▼
[マチス] (上)
おおっ ジュリアンかおまえまだ レナのまわりを
うろついてるのか▼
だめだぞ おまえのような
盗賊に かわいい妹は
絶対 わたせないからな▼
[ジュリアン] (下)
心配すんな・・・オレとレナさんは
そんな 仲じゃない▼
ただ すこしでもいい
なんか オレにできることで
力になってあげたいだけなんだ▼
[マチス] (上)
ほおー ちゃんとわかっているんだな
エライぞ!ジュリアン▼
[ジュリアン] (下)
あんたなんかに そんなこと言われたかないけど・・▼
まあ いいや
レナさんが 心配なら
一緒に来なよ▼
[マチス] (上)
おっ そうか ありがたいおれさ むりやり
反乱軍に入れられたけど
戦うのは いやなんだよな▼
よし 弟よ
二人で 力をあわせて
かわいいレナを さがそうぜ!▼
「弟よ」ということは兄貴にお許し頂いたと考えていいのだろうか。
リュッケ初戦時
[リュッケ] (上)
くっ くそ・・・なぜアリティア軍が・・・
この上は貴様も道連れだ
死ね!
リュッケ撃破時
[リュッケ] (上)
アリティア騎士団・・・さすがだな・・
制圧後
[マルス] (上)
ジェイガン城内の様子は・・・
ミネルバは見つかった?▼
[ジェイガン] (下)
はっ・・・・それが・・・敵は すべて逃げましたが
王女は いらっしゃらないのです▼
[マルス] (上)
えっ なぜだ?ミネルバは 城内に
とらわれていたはずなのに・・▼
[ジェイガン] (下)
むっ・・・・ 王子ラング将軍が来たようです
奴め また何か
無理をおしつけに来たのでは?▼
(北の橋を渡って、ラング将軍が城にやってくる)
[ラング] (上)
ほおー さすがはマルス殿たいしたものだ
ごくろうだったな▼
マケドニアは我らがあずかろう
貴公には
新しい任務があるのでな▼
[マルス] (下)
ラング将軍今度はいったい何をせよと?▼
[ラング] (上)
実はな・・わしの城がおそわれ
とらえていたグルニアの
王子達が連れ去られたのだ▼
賊はどうやら マケドニアに
逃げこんだらしい▼
王子よ 奴らを追え!
もう一度 捕らえるのだ▼
[マルス] (下)
なに!?そうか あの子達・・・
無事だったのか・・よかった▼
ラング将軍 ぼくは
もうこれ以上 あなたの
思いどおりにはならない
ぼく達は 国に帰る▼
[ラング] (上)
なにを! わしの命令がきけぬと言うのか▼
そうか やはり貴様の
しわざだったのだな▼
[マルス] (下)
なんだと? どういうことだ▼[ラング] (上)
王子達を連れ出したのはタリスの傭兵オグマだ
以前は王子の部下だった男
だろう▼
貴様が オグマに命じて
あの二人を 逃がしたのだな!▼
[マルス] (下)
ぼくは 知らないだが できればそうしたかった▼
あの時 二人を
救えなかったことは
今でも 後悔している▼
あなたと戦ってでも
やはり助けるべきだった▼
[ラング] (上)
なに 貴様!そのことばは あきらかに
反逆だ▼
ハーディン皇帝に報告しても
いいのだろうな!▼
[マルス] (下)
好きにすればいいだが ぼくもいずれ
パレスに行くつもりだ▼
ハーディン王やニーナ様に
この事実を伝え
あなたの罪を明らかにする▼
ジェイガン すまない
だけど ぼくはもう
がまんができないんだ▼
オグマをさがしだして
あの子達を ぼくの手で
救いたい▼
[ジェイガン] (下)
分かっております今までよく
ごしんぼうなさいました▼
わたしとて
もはや がまんの限界▼
ラングよ
わがアリティアの王子に対して
たびかさなる無礼なふるまい▼
王子が許されたとて
わしは許さぬ▼
ラングよ 剣を取れ▼
このジェイガン
おいぼれたとはいえ
まだまだ
おぬしなどには負けぬぞ▼
[ラング] (上)
な な・・・なんだと!くそっ 貴様ら・・許さん!!▼
皇帝にもうし上げて
アリティアなど
ひねりつぶしてやる!▼
おぼえていろ!▼
(スタコラとラング将軍が北の橋を渡って逃げていく)
[ジェイガン] (下)
ふっ・・・口のわりには逃げ足のはやい男です
もう あんなところまで
逃げて行きましたぞ▼
[マルス] (上)
ジェイガン・・・おどろいたな
あなたが あそこまで言う
なんて▼
[ジェイガン] (下)
年よりの冷や水とでも?▼ふふっ・・王子
わたしとて まだまだ若い者には
負けませんぞ▼
しかし 王子をとめる立場の
わたしまでが 一緒になって
ラングと争うとは
いささか 軽率でした▼
これから どういたしましょう▼
[マルス] (上)
うんとにかく オグマをさがそう▼
ラングの話だと マケドニアに
来てるようだ▼
たぶん
ウェンデル司祭がおられる村を
たずねるつもりなのだろう▼
ミネルバのことは 気になる
けど 今はどうすることも
できない ぼく達も
ウェンデル司祭に会いに行こう▼
[ジェイガン] (下)
分かりました▼だが ラングが
どうでてくるか・・
悪いことがおきなければ
良いのですが・・・・▼
ラングに対して剣を取れ、と言っていますが、槍しか装備できません。
- 最終更新
- 2000/10/29
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