会話集/第1部 10章 アカネイア・パレス
ワールドマップ上
この地方にあった 多くの都市国家が統合されて、アカネ
イア聖王国が生まれたのは
600年ほど前のことである。▼
建国王アドラ1世は、
神から託された三種の神器
(武器)をもって、
大陸統一の聖戦に挑んだという。▼
それ以来アカネイア王国は、
神に守られし国 <聖王国>
と呼ばれ、王家の血筋は
人々に貴ばれてきた。▼
近年になって、あいついで
六つの王国が独立できたのも
アカネイアの援助が
あったからに他ならない。▼
その偉大なるアカネイアの
聖都パレスに、マルス王子は
今 はじめて
足をふみいれようとしていた。
オープニング
[ミディア] (下)
ボア様 この城内のあわただしさは
いったい どうしたのでしょう▼
[ボア] (下)
うむ たぶんニーナ様が解放軍を そしきして
帰って来られたのだ▼
[ミディア] (下)
えっ 本当ですか▼それなら わたし達も
助かるのですね▼
[ボア] (下)
しかし ミディアまだ安心はできぬぞ▼
こうなった以上
敵も我らを生かしてはおくまい▼
武器を持たぬ 我らには
どうすることもできないのだ▼
[ミディア] (下)
でも ボア様▼これでやっとアカネイアから
敵を追い出すことが
できるのです▼
たとえ わたし達が
倒れようとも
わたしはくいることはありません▼
[ボア] (下)
ふふ・・ あいかわらず気の強いことじゃな▼
しかし お前が死ねば
アストリアは悲しむぞ▼
[ミディア] (下)
・・・・・はい・・・▼わたしも あの人だけには
もう一度お会いしたかった
それだけが心残りです▼
[ボア] (下)
ならば ミディアよその思いを かなえるためにも
最後までがんばるのじゃ
決してあきらめてはならぬぞ▼
ボーゼン初戦時
[ボーゼン] (上)
ドルーアに たてつく反乱軍の兵士ども
わしの 超破壊魔法
ボルガノンを受けてみよ!!
ボーゼン撃破時
[ボーゼン] (上)
このていどで 勝ったと思うなドルーアは 不滅なのだ
ぐふっ・・・
制圧後
[ニーナ] (上)
ありがとう マルス王子▼わたしが こうしてパレスに
帰れたのも
すべてあなたのおかげです▼
この光りかがやく弓は
パルティアといって
わが王家に伝わる
三種の武器の一つです▼
ほかにもメリクルソードと
グラディウスの槍が
あるのですが▼
敵に 持ち去られて
ここにはありません▼
偉大なる力を秘めた
それらの武器があれば▼
あなた達の戦いも
もっとらくになるのですが・・・▼
メリクルとグラディウスを持ち去った『あの方』が敵。
- 最終更新
- 2000/09/26
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