[広告]

台詞集/絆会話

フレデリク

マルス

→マルスのページへ

ルキナ

[フレデリク]
ルキナ様、どうぞ、紅茶です。
あ、こちらはお茶請けです。▼
[ルキナ]
ありがとうございます……。▼
[フレデリク]
天幕の穴は先程、塞いでおきましたからね。
出入口の雑草も抜いておきました。▼
[ルキナ]
あの、そこまでしていただなくても、
私、大丈夫ですよ。▼
[フレデリク]
臣下の務めですから。夜は冷えますので、
今はマフラーを編んでいるところです。▼
[ルキナ]
あっ、編み物なら私もできますよ。
じゃあ私はお父様のマフラーを……。▼
[フレデリク]
ああっ、その棒を抜いては!▼
[ルキナ]
えっ? あっ!
マフラーがほどけ……!▼
[フレデリク]
動かないでください!
体に糸が引っかかって!▼
[ルキナ]
きゃあーーっ! 毛糸玉がっ!!▼
(暗転)
[ルキナ]
すみません、フレデリクさん。私のせいで
マフラーも糸もぐちゃぐちゃに……。▼
[フレデリク]
いえ、私が驚かせてしまったからです。
申し訳ありません。▼
ですが、王族であるルキナ様にこのような
雑用をさせるわけにはいきません。▼
どうか、今後は
控えていただけないでしょうか。▼
[ルキナ]
……でも、フレデリクさんは、いつ見ても
忙しそうにしていますよね?▼
あなたの力は、誰よりも信頼してます。
だけど、手伝いたいんです!▼
[フレデリク]
そういうところは、クロム様譲りですね。
ふむ……。▼
……もしや、私の負担が軽くなれば、
その分クロム様を守ることに繋がると……。▼
心のどこかで、
そう考えているのではありませんか?▼
[ルキナ]
えっ……? それは……
……確かに、そうなのかもしれません。▼
私が現れてから、フレデリクさんの
お世話する対象が増えてしまいましたから。▼
[フレデリク]
それは当然です。▼
ルキナ様をお守りすることは、クロム様を
お守りすることと同じくらい大切ですから。▼
ですが、それでクロム様のほうが疎かになる
ようなことではありませんよ。絶対です。▼
[ルキナ]
フレデリクさん……。よかった。
その言葉を聞いて、安心しました。▼
[フレデリク]
貴方は、誰かに頼るということが、
苦手なのかもしれませんね。▼
[ルキナ]
それは……私は、お父様の娘として、
皆を、守らなくてはいけませんでしたから。▼
私が、誰かを頼りにするようでは、
いけないと……。▼
[フレデリク]
今は、頼っていいんですよ、ルキナ様。▼
ここには私の他にも、
頼れる仲間が大勢います。▼
ですから、ルキナ様も堂々と
私に世話を焼かれていてください。▼
[ルキナ]
……はい、ありがとうございます。
よろしくお願いします、フレデリクさん。▼
でも、お手伝いはさせてください。
純粋にやりたいなと思って……ダメですか?▼
[フレデリク]
それは……。▼
[ルキナ]
あの……お願いします。▼
[フレデリク]
…………まったく。
貴方にそう言われたら、断れませんね。▼
[ルキナ]
ありがとうございます。そうと決まれば、
まずは一緒に、編み物しませんか!▼
[フレデリク]
ええ、いいですよ。では折角ですから、
私が考案した秘技を伝授しましょう。▼

カムイ(女)

[フレデリク]
おや、カムイ王女。
洗濯をしていたのですね。▼
[カムイ]
はい。自分で洗ってみようと思ったんです。
でも、なかなかうまく洗えなくて……。▼
[フレデリク]
そうだったのですか。
……ちょっとお借りしますね。▼
このような厚手の服は、畳んでから、
押すように洗うのがいいですね。▼
[カムイ]
えっ、畳むんですか!? 実は……、
洗濯をするのはこれが初めてなんです。▼
今までは、フローラさんやフェリシアさんに
任せっぱなしだったので……。▼
良い機会ですし、
ひととおり家事を覚えたいなって。▼
[フレデリク]
ふむ……その方々は、名前から察するに
貴方に仕える女性騎士の方々でしょうか。▼
[カムイ]
ええと、騎士ではなくて、メイドですね。
騎士なら、ギュンターさんという方がいます。▼
他に執事のジョーカーさんもいて、
その四人にはいつも迷惑をかけっぱなしで。▼
……あの、フレデリクさん。もしよければ、
私に家事を教えてもらえませんか?▼
[フレデリク]
いいですよ。 私の技術と経験の全てを
カムイ王女にお教えしましょう!▼
[カムイ]
本当ですか? フレデリクさんに教われば
私にもできる気がします!▼
[フレデリク]
ふふっ、それは楽しみです。
それでは、洗濯から覚えていきましょう。▼
[カムイ]
はい! よろしくお願いします!▼
[フレデリク]
ええ、こちらこそ。
まずは染みの落とし方です。▼
周囲を水で濡らして、染みの部分を摘んで
指でこするのです。やってみてください。▼
[カムイ]
染みに指を……。こう、ですか?
ああっ、服が全部びちょびちょに!▼
[フレデリク]
大丈夫ですよ。気にせず手全体で軽く
握ってから、指で撫でるように……。▼
[カムイ]
うーん、うまくできませんね……。
軽く、握って……。▼
[フレデリク]
カムイ王女、ちょっと貸していただいても
よろしいですか? こうやって、こうです。▼
[カムイ]
あっという間に落ちてしまいました!
まるで魔道士ですね、フレデリクさん。▼
[フレデリク]
この程度、慣れてしまえばすぐに
できるようになりますよ。▼
[カムイ]
あ、あのー、フレデリクさん……。
あっ、私にもやらせ……ああ……。▼
すごい……。ジョーカーさんたちと比べても
引けを取らないほど速くて、丁寧です……。▼
[フレデリク]
……ふう、これでひととおり染み抜きの
作業は終わりました。▼
[カムイ]
フレデリクさん……結局ひとりで
全部やってしまいましたね……。▼
[フレデリク]
ああっ、すみません! いつもの癖で!
次の作業は一緒にやりましょう!▼
[カムイ]
はい……よろしくお願いします!▼
[フレデリク]
ところでカムイ王女、貴方の従者たちの
働きぶりを教えていただけませんか?▼
異国の執事やメイド、騎士が、どのように
主君のお世話をするのか、気になりまして。▼
[カムイ]
いいですよ! 私もフレデリクさんに
彼らのすごいところを伝えたいです。▼
[フレデリク]
その方々も、カムイ王女が家事を修得して
帰ったら、驚くかもしれませんね。▼
[カムイ]
ふふ……。
今から、みんなの反応が楽しみです。▼
それにしても、こんなふうに楽しくお話し
しながら、家事まで教われるなんて……。▼
フレデリクさんと仲良くなれて、
本当によかったです!▼
[フレデリク]
私も、カムイ王女に頼っていただけて、
たいへん光栄ですよ。▼
では、始めましょう!▼

カムイ(男)

[フレデリク]
おや、カムイ王子。
洗濯をしていたのですね。▼
[カムイ]
うん。自分で洗ってみようと思ったんだ。
でも、なかなかうまく洗えなくて……。▼
[フレデリク]
そうだったのですか。
……ちょっとお借りしますね。▼
このような厚手の服は、畳んでから、
押すように洗うのがいいですね。▼
[カムイ]
えっ、畳むのか!? 実は……、
洗濯をするのはこれが初めてなんだよ。▼
今までは、フローラやフェリシアに
任せっぱなしだったから……。▼
良い機会だし、
ひととおり家事を覚えたいなって。▼
[フレデリク]
ふむ……その方々は、名前から察するに
貴方に仕える女性騎士の方々でしょうか。▼
[カムイ]
ええと、騎士ではなくて、メイドだね。
騎士なら、ギュンターって人がいるよ。▼
他に執事のジョーカーもいて、
その四人にはいつも迷惑をかけっぱなしで。▼
……あの、フレデリク。もしよかったら、
僕に家事を教えてくれないか?▼
[フレデリク]
いいですよ。 私の技術と経験の全てを
カムイ王子にお教えしましょう!▼
[カムイ]
本当かい? フレデリクに教われば
僕にもできる気がするよ!▼
[フレデリク]
ふふっ、それは楽しみです。
それでは、洗濯から覚えていきましょう。▼
[カムイ]
うん! よろしく頼むよ!▼
[フレデリク]
ええ、こちらこそ。
まずは染みの落とし方です。▼
周囲を水で濡らして、染みの部分を摘んで
指でこするのです。やってみてください。▼
[カムイ]
染みに指を……。こう、かな?
しまった、服が全部びちょびちょに!▼
[フレデリク]
大丈夫ですよ。気にせず手全体で軽く
握ってから、指で撫でるように……。▼
[カムイ]
うーん、うまくできないな……。
軽く、握って……。▼
[フレデリク]
カムイ王子、ちょっと貸していただいても
よろしいですか? こうやって、こうです。▼
[カムイ]
あっという間に落ちてしまったな!
まるで魔道士だよ、フレデリク。▼
[フレデリク]
この程度、慣れてしまえばすぐに
できるようになりますよ。▼
[カムイ]
ねえ、フレデリク……。
あっ、僕にもやらせ……ああ……。▼
すごい……。ジョーカーたちと比べても
引けを取らないほど速くて、丁寧だ……。▼
[フレデリク]
……ふう、これでひととおり染み抜きの
作業は終わりました。▼
[カムイ]
フレデリク……結局ひとりで
全部やってしまったじゃないか……。▼
[フレデリク]
ああっ、すみません! いつもの癖で!
次の作業は一緒にやりましょう!▼
[カムイ]
うん……よろしく頼むよ!▼
[フレデリク]
ところでカムイ王子、貴方の従者たちの
働きぶりを教えていただけませんか?▼
異国の執事やメイド、騎士が、どのように
主君のお世話をするのか、気になりまして。▼
[カムイ]
いいとも! 僕もフレデリクに
彼らのすごいところを伝えたいしね。▼
[フレデリク]
その方々も、カムイ王子が家事を修得して
帰ったら、驚くかもしれませんね。▼
[カムイ]
はは、
今から、みんなの反応が楽しみだな。▼
それにしても、こんなふうに楽しく
話しながら、家事まで教われるなんて……。▼
フレデリクと仲良くなれて、
本当によかったよ!▼
[フレデリク]
私も、カムイ王子に頼っていただけて、
たいへん光栄ですよ。▼
では、始めましょう!▼

ヒノカ

[ヒノカ]
傷薬は、と……。
これだな。……うむ、問題ない。▼
[フレデリク]
ヒノカ王女!
そのような雑用、私がやっておきますから!▼
[ヒノカ]
ああ、フレデリクか。
すまない、じゃあそっちの棚を頼む。▼
[フレデリク]
……承知しました。しかしヒノカ王女は、
雑務にとても慣れておいでですよね。▼
普通、こういった仕事は、臣下に
任せるべきものなのではありませんか?▼
[ヒノカ]
そうかもしれん。私にも、アサマとセツナと
いう臣下がいるにはいるのだが……。▼
ふたりとも、あまりそういう仕事は
向いていないからな……。▼
[フレデリク]
まさか、臣下が仕事をしていないのですか?
洗濯は? 基本中の基本ですが。▼
[ヒノカ]
洗濯物に絡まってー緒に流されるセツナを、
私が回収にいく未来しか見えないな……。▼
[フレデリク]
洗濯物とー緒に流される……!?
何をどうしたらそのようなことに……!▼
[ヒノカ]
私にもわからない。が、自分でやったほうが
いいという判断にもなるだろう?▼
[フレデリク]
し、しかし、日々の掃除や片づけは?
まさか、それさえもヒノカ様が自ら……!?▼
[ヒノカ]
当たり前だ。セツナにやらせれぱ、逆に
崩壊するのはもう想像がつくと思うが……。▼
アサマになど、もっと任せられん……。
あいつは、私の粗探しが大好きなんだ!▼
部屋が少しでも散らかっていようものなら、
ニヤニヤしながら嫌味を言ってくるし……。▼
寝具が乱れていれぱ、姫君のくせに寝相が
悪いんですねーなんて、ネチネチネチネチ!▼
[フレデリク]
なんと……!
主君に対して、そんな不遜な態度を!?▼
[ヒノカ]
ああ……。ともかく、そういうのは
もういいんだ。だから、私が全部やる。▼
[フレデリク]
なるほど……。私の予想だにしないような
臣下が存在することは、わかりました。▼
大変なご苦労をなさっていたのですね。
雑務に慣れていらっしゃるのも道理です。▼
[ヒノカ]
しかし、悪いことぱかりではないんだ。
戦になれば、非常に頼もしい二人だし……。▼
[フレデリク]
つまり、彼らの働きに満足していると?▼
[ヒノカ]
まあ最初は、もう少し有能な者がよかったと
思ったこともあった。▼
だが彼らの面倒を見なければと思うからこそ
普段以上の働きができる気もするんだ。▼
[フレデリク]
ですが、やはり主君に雑務など……。
……まさか、小石拾いも王女ご自身で?▼
[ヒノカ]
小石拾い?▼
[フレデリク]
天幕の周りの雑草除去や、早朝の火起こし
なども、すべてヒノカ王女の仕事ですか?▼
[ヒノカ]
い、いったい何の話だ? まさかお前は
そんなことまでやっているのか!?▼
[フレデリク]
ええ、クロム様に仕える者として、
当然の仕事です。▼
[ヒノカ]
そ、そうなのか……。
フレデリクは、臣下の鑑だな。▼
主君のための仕事なら、どんなことでも自ら
立派にやり遂げる、素晴らしい臣下だ。▼
[フレデリク]
そうありたいと努力している身としては、
ヒノカ様のお言葉、感激の至りです!▼
ですが、臣下の代わりに雑務をすべてこなす
ヒノカ様と比べれば、霞んでしまいますね。▼
貴方のような度量のある主を持って、
その臣下たちは本当に辛せだと思いますよ!▼
[ヒノカ]
ふふっ、だといいがな。
お前の言葉だ、素直に受け取っておこう。▼
これからも、私が主君として成長できるよう
フレデリクの目で見ていてもらえるか。▼
[フレデリク]
もちろんです。私の臣下としての働きも、
ご覧になっていてくださいね。▼

マークス

[マークス]
見事な腕だな、フレデリク。▼
先程の闘いでは、
つい目を奪われてしまったぞ。▼
[フレデリク]
光栄です。マークス王子も、お見事でした。
さすがは暗夜最強と謳われるお方ですね。▼
[マークス]
いや、まだまだ私は経験不足だ。皆を
守るためにも、もっと強くならねば……。▼
そうだ、今からお前に手合わせを
頼んでも構わないだろうか?▼
暗夜とは違うイーリスの剣術を、
少しでも多く学んでおきたいと思う。▼
[フレデリク]
ええ、喜んで。暗夜の剣術は私にとっても
興味深いです。ぜひ、高め合いましょう。▼
[マークス]
礼を言う。
至らぬ点があれば、遠慮なく言ってくれ。▼
[フレデリク]
お任せください、マークス王子。▼

(暗転)

[マークス]
……ふう。フレデリク、
何か気になる点はあったか?▼
[フレデリク]
そうですね……、
強いて言うならば、マークス王子は……。▼
少し、形にとらわれ過ぎているのかも
しれません。▼
[マークス]
言われてみれば、決まった流れで敵を
追い込もうとすることが多いかもしれん。▼
敵の動きをもっと見て、技の流れを
変えていくべき、ということだろうか?▼
[フレデリク]
以前のクロム様は形を重視せず、
自由な剣筋で戦っておられました。▼
しかし、それではひとつひとつの技が
安定せず、剣筋も雑になりがちでした。▼
つまり、今のマークス王子と逆です。▼
[マークス]
なるほどな。正しい形と臨機応変な動きの
バランスこそが重要、というわけか。▼
[フレデリク]
はい、仰るとおりです。
すみません……口が過ぎたでしょうか。▼
[マークス]
いや、構わん。最近は、誰かに指導を頼む
ことがなかったから、良い機会だった。▼
[フレデリク]
マークス王子は
たいヘんな努力家なのですね。▼
[マークス]
……私は天才ではないからな。努力をして
力をつけるしか手段がないんだ。▼
[フレデリク]
努力を続けられるということも、
ひとつの才能ではないでしょうか。▼
その点で、マークス王子は間違いなく
天才だと思いますよ。▼
[マークス]
ふっ……そう言われては、
なおのこと努力を重ねねばならんな。▼
[フレデリク]
ふふっ、そうですね。ですが、
あまり無理はなさらぬように。▼
[マークス]
ありがとう、フレデリク。ためになったぞ。
クロムの剣の腕にも頷けるというものだ。▼
[フレデリク]
マークス王子の腕も
素晴らしいものですよ。▼
先日お教えしたばかりの
イーリスの剣術が……。▼
見事に暗夜の剣術と
組み合わさっていました。▼
[マークス]
次に手合わせをするときまでに、
さらに鍛錬を積んでおこう。▼
[フレデリク]
ふふ、私もイーリスの騎士として
負けるわけにはいきませんね。▼
[マークス]
……こうして、お前と親交を結べたことは
私にとって実に幸運だった。▼
以前はよく父と手合わせをしたものだが
最近はその機会もとんとなくてな。▼
だから、これからもできる限り
訓練に付き合ってくれると嬉しい。▼
[フレデリク]
そのように言っていただけるとは光栄です。
今後も、私の精一杯でお応えしましょう。▼
[マークス]
ああ、よろしく頼んだぞ。▼

カミラ

[カミラ]
フレデリク、あなた、何をしているの?
小石を拾っているようだけど……。▼
[フレデリク]
ええ、クロム様に通られる道から
ご移動を妨げる障害を排除しておりました。▼
[カミラ]
まあ! 前から思っていたけれど、あなた、
クロムのことが大好きなのね。▼
[フレデリク]
その言い方は誤解を招きます、カミラ王女。
あくまで臣下としてお慕いしているのです。▼
[カミラ]
あらまあ……。臣下として、ね。
他にはどんなことをしているのかしら?▼
[フレデリク]
例えば、クロム様がお出かけになる際は
行き先を把握し、事前に経路を巡回します。▼
そして滞りなく用事を済ませられるよう、
店や食堂などの予約も取っておきます。▼
当日は密かに尾行して後方を警戒し、
必要に応じて先回りして緊急事態に対応。▼
この私で事足りる用事であれば、
先に済ませておいて差し上げることも……。▼
[カミラ]
流石ね、フレデリク。だけど私だって、
カムイにはいろいろしてあげているのよ。▼
カムイに危害を加えそうな存在は、
敵から羽虫まで残らず殺しているし……。▼
カムイが常に清潔でいられるように、
洗濯物も私が洗っているのよ。▼
なんなら、一緒にお風呂に入って
私が全身洗ってあげたいくらい……。▼
[フレデリク]
……何たる不覚。私としたことが、主君の
お背中を流して差し上げたことがないとは!▼
気づかせてくださり、感謝いたします!
さっそくクロム様を温泉に誘います!▼
[カミラ]
……フレデリク。
あなた、なかなかわかっているわね。▼
そんなあなたを見込んで
ひとつ相談があるんだけど、いいかしら。▼
[フレデリク]
ええ、もちろん。
喜んで力になりましょう。▼
[カミラ]
私、カムイをもっと喜ばせたいのよ。
あなたに何か良い案はない?▼
何をしたら、
カムイがもっと喜んでくれるかしら。▼
[フレデリク]
そうですね……。▼
例えば、戦闘時はカムイ様を讃える歌で、
気分を盛り上げて差し上げるとか……。▼
苦戦していれば「カムイ様絶対勝利」
と書いた旗を振って全力で応援。▼
勝利できた際には、全国民を招集して
三日三晩胴上げして祝うのもよいでしょう!▼
[カミラ]
素晴らしいわ……!
あなたに相談して、正解だったわね。▼
そうだ、フレデリクも一緒にやりましょ?
きっとクロムも喜ぶわ。▼
[フレデリク]
ええ、実は私も、我ながら良い思いつきだと
思っていたところでした。▼
[カミラ]
ふふ、決まりね。
まずは旗の材料を買いに行きましょう。▼
[フレデリク]
構いませんが、その前に石拾いを済ませても
よろしいでしょうか。▼
[カミラ]
もちろんよ、わたしも手伝うわ。
カムイのためにもね。▼
一緒に草むしりもして、あの子を
傷つけそうな小虫も一匹残らず取り除くわ。▼
[フレデリク]
それは妙案です。では早速、あちらから
お願いします。私はこちらを……。▼
思いを同じくするカミラ王女と一緒ならば、
すぐにでも片づけられるでしょう!▼

レオン

[フレデリク]
よろしいですか? レオン王子。▼
[レオン]
いいけど、急に何の用? ▼
[フレデリク]
実は……私はずっとレオン王子に
隠し事をしておりました。▼
[レオン]
隠し事?▼
[フレデリク]
ええ。お伝えしようかしまいか、
非常に悩んだのですが……。▼
レオン王子と良き関係を築くためにも、
もう隠してはいられません……。 ▼
[レオン]
いったいどんなこと?
そう言われると気になるんだけど。▼
[フレデリク]
実は、レオン王子の……。▼
[レオン]
僕の……?▼
[フレデリク]
法衣が裏返しです。▼
[レオン]
……え?
わわっ……本当だ!▼
[フレデリク]
それとなくお伝えしたかったのですが、
最近も着衣の乱れは増すばかり……。▼
どうしても言わずにはいられませんでした。▼
[レオン]
もしかして、フレデリクが会うたびに
服装や流行の話をしてきたのは……!▼
[フレデリク]
私の力不足で、こうして指摘することに
なって申し訳ありません。▼
[レオン]
いや、こちらこそ気づけなくて悪かったよ。▼
でも、僕とあんたの仲なんだから……
はっきり言ってくれてよかったのに。▼
言葉をまっすぐに交わしてこそ、
真の仲間と言えるだろうからね。▼
[フレデリク]
わかりました。ではこの際なので、
仲間として申し上げます。▼
[レオン]
うん、何でも言って。▼
[フレデリク]
レオン王子が行動を共にするようになって、
法衣が裏返っていたことは累計36回です。▼
一国の王子ともあろうお方が、さすがに
だらしなさすぎるのではと……。▼
[レオン]
さ、さんじゅ……。いや、あ、ありがとう。
これからも遠慮なく指摘してくれ。▼
[フレデリク]
ですが、それくらいのことでは、
私のこのように言ったりはしません。▼
[レオン]
それくらいのこと……!?▼
[フレデリク]
この前の朝は、鎧の上に寝聞着を
着込んでおられ──▼
[レオン]
なんで知ってるんだよ!? あの時は
誰にも見られず部屋に戻ってはず……!▼
[フレデリク]
それは、レオン王子に用があって、たまたま
お部屋の近くにいたものですから。▼
一昨日の朝は魔導書に間違えて、枕を持って
出歩いておられました。それに……。▼
[レオン]
そのことは……!!
ま、まだあるのか!?▼
[フレデリク]
一番驚いたのは、誰の物と間違えたのか、
女物の──▼
[レオン]
フレデリク!! ……忠告ありがとう!
これからも、よろしく頼むよ!▼
[フレデリク]
おや……承知しました。▼
では今後は毎朝、レオン王子の服装を
確認させていただきます。▼
クロム様のための草むしりの途中に、▼
立ち寄らせていただくのが良さそうです。▼
[レオン]
いや、そういう意味じや……くっ。
毎朝……これを言われるのか……。▼
……わかった、頼むよ。……それでこそ、
真の仲間と言えるだろうからね……。▼

DLCキャラクター

ゼロ

→ゼロのページへ


コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)



トップ   編集 凍結 差分 履歴 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2024-07-14 (日) 06:00:32
[広告] Amazon.co.jp