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台詞集/絆会話
アンナ†
シーダ†
- [シーダ]
- アンナさん、今日も忙しそうですね。
たまには休んだほうが……。▼
- [アンナ]
- 心配してくれてありがとう、シーダ。
大丈夫よ、休める時は休んでいるから。▼
でも、我ながらちょっと働きすぎかしらね。
こんなに忙しいと、恋人もできやしない。▼
- [シーダ]
- え? わたし、てっきりアンナさんには、
恋人がいるものと思っていました。▼
- [アンナ]
- あら、なんで?▼
- [シーダ]
- わたしの世界にいたアンナさんには、
恋人がいたので……。▼
こっちのアンナさんにもいるものと
勝手に思い込んでいたみたいですね。▼
- [アンナ]
- へえ、そうなのね!
その恋人に、シーダは会ったことはあるの?▼
- [シーダ]
- ええ、戦場で偶然。ジェイクさんといって
敵対していた国の軍人さんだったんです。▼
- [アンナ]
- それじゃあ、その彼と戦ったってこと?▼
- [シーダ]
- いえ、戦ってはいないんです。
彼は、平和を愛する優しい方で……。▼
アンナさんのことを話したら、
快く味方になってくれたんです。▼
その後も、平和を取り戻すために
一緒に戦ってくれることになって……。▼
- [アンナ]
- 素敵! そんな人と出会えたら、私、
どこまでもついていってしまいそう!▼
- [シーダ]
- うふふ、わたしの世界のアンナさんも、
きっと同じようなことを言うと思います。▼
やっぱり、どの世界でも
アンナさんはアンナさんなのですね。▼
- [アンナ]
- そ、そうなの……?
なんだか急に恥ずかしくなってきたわ。▼
- [シーダ]
- ねえ、アンナさん。
あなたは今、好きな人はいないのですか?▼
- [アンナ]
- は!? え、えーと……。▼
あ、いっけない! まだ仕事が……。
忙しい、忙しい……。▼
- [シーダ]
- アンナさん。
気になる人くらい、いるでしょう?▼
- [アンナ]
- ……あー、もう! 私は仕事が恋人なの!
好きな人を作ってる暇なんて……。▼
- [シーダ]
- 恥ずかしがることないじゃありませんか。
人を好きになるって、自然なことですよ?▼
- [アンナ]
- ……シーダ、あなたって、
意外とぐいぐい来るわね。▼
ええ、ええ。そりゃあ、私だって
好きな人くらい作りたいけど……。▼
- [シーダ]
- いないんですか……?
そんなの、もったいないです!▼
- [アンナ]
- もったいないって、またそんな。私自身、
そんなに恋人を必要としてるわけじゃ……。▼
- [シーダ]
- 何を言うんですか。
アンナさんだって、立派な乙女ですよ。▼
- [アンナ]
- う……でも、ほら、やっぱり私、
今は仕事が大事っていうか……。▼
- [シーダ]
- それならむしろ、好きな人がいたほうが、
仕事の励みになるんじゃないでしょうか?▼
- [アンナ]
- なるほど……そういう考え方もあるか……。
あなたに言われると妙に納得できるわね。▼
……うん。シーダ、ありがとう!
私、恋愛に前向きになれる気がしてきたわ。▼
- [シーダ]
- 本当? うれしい!
わたしまでドキドキしてきました!▼
これからも、こういう女の子同士の話、
たくさんしましょうね! ふふ、楽しみ!▼
- [アンナ]
- そうね。私からもお願いするわ。
いろいろと相談に乗ってくれる?▼
- [シーダ]
- もちろん! まずは好きな人を
作るところからですね!▼
- [アンナ]
- う……いざとなると気後れしちゃう。
でもシーダが応援してくれるなら……!▼
ルフレ(男)†
- [アンナ]
- はいはい、見ていってちょうだい!
こっちの商品は、今だけ半額!▼
あ! ルフレじゃない! あなたも
見ていかない? いい品が入ってるわよ。▼
- [ルフレ]
- アンナ。いいのかい?
商売の邪魔にならないかな。▼
- [アンナ]
- ならないわよ! ルフレは友達だけど、
大事なお客さんでもあるんだから。▼
- [ルフレ]
- そっか。なら、遠慮なく。……へえ、
今日は武器の安売りをしてるんだね。▼
- [アンナ]
- うふふ、お得意様には
特別サービス価格にしちゃうわよ。▼
- [ルフレ]
- 本当かい? それは助かるな。
……ん、こっちの棚は全部半額なのか?▼
……おっ、この剣、すごく軽い。
というか、オモチャみたいな……。▼
- [アンナ]
- それはミステルトィン! 村の護身用の剣に
伝説の剣士が名前を付けてくれたそうよ。▼
- [ルフレ]
- 何だか、胡散臭い話だね……。
護身用なら、これだけ軽いのも頷けるけど。▼
- [アンナ]
- でも、振ってみると意外と威力はあるのよ。
気になるなら貸し出しもできるけど。▼
- [ルフレ]
- あはは……遠慮しておくよ。なんか、無性に
血が騒ぐ性格になりそうだから……。▼
……む。こっちの槍は……、ずいぶん
派手だね。貝殻がついているのかい?▼
- [アンナ]
- それは……南国槍サマーオブボンズね。
知る人ぞ知る伝説級の槍よ。▼
投げると真っ直ぐ飛んで、木すら貫くけど、
持ち主はため息が多くなる効果が……。▼
- [ルフレ]
- 不思議な効果だね……。こんなに貝殻が
ついてるのに投げ槍ってのも不思議だけど。▼
- [アンナ]
- あら、この槍から繰り出される一撃は
軍師すら倒すほどだって言うわよ?▼
- [ルフレ]
- 軍師って……不吉だよ! でも、この世界の
武器は、上部で品質のいいものばかりだね。▼
一振りで敵を何人も薙ぎ倒せるし、
ずっと使ってても傷ひとつつかないよ。▼
- [アンナ]
- あら、ルフレのいた世界の武器は
そうじゃなかったの?▼
- [ルフレ]
- うん。あっちの武器は、何度も
使っていると、壊れちゃうんだ。▼
- [アンナ]
- へえ……ルフレの世界の武器って、
結構不便なのね。▼
- [ルフレ]
- 大切に使おうと思うと、武器に愛着も
湧くし、不便ってほどじゃないけどね。▼
- [アンナ]
- ……もしかして、この世界の武器をあなたの
世界に持っていけば、大儲けできる!?▼
- [ルフレ]
- えっ!? 僕たちの世界に持っていくって、
そんなことできるの?▼
- [アンナ]
- 方法はこれから考えるけど……、あなたが
この世界に来られたんだから、できるはず!▼
それさえ何とかすれば、仕入れ元である
私にはじゃんじゃんお金が入ってくるわ!▼
- [ルフレ]
- で、でも……、敵の武器を消耗させるのも
重要な戦術のひとつだからね。▼
- [アンナ]
- なるほど、誰もが喜んで買ってくれるとは
限らない……ってことね。▼
きっと使いやすいし、ルフレたちも
そのほうが助かると思うんだけどなあ。▼
私、いつも助けてもらってるあなたに、
何か返せないかなって考えてて……。▼
- [ルフレ]
- そんなことを考えてくれてたの?
ありがとう、アンナ。▼
君が、僕たちのことを思ってくれる
素敵な人で、本当によかったよ。▼
- [アンナ]
- ほ、褒めても何も出ないわよ! ……でも
ミステルトィン、値下げしちゃおうかなあ。▼
- [ルフレ]
- ……いや、別に値下げされても、
その剣は買わないからね?▼
ルフレ(女)†
- [アンナ]
- はいはい、見ていってちょうだい!
こっちの商品は、今だけ半額!▼
あ! ルフレじゃない! あなたも
見ていかない? いい品が入ってるわよ。▼
- [ルフレ]
- アンナさん。いいんですか?
商売の邪魔になるんじゃ……。▼
- [アンナ]
- ならないわよ! ルフレは友達だけど、
大事なお客さんでもあるんだから。▼
- [ルフレ]
- そうですか。なら、遠慮なく。……へえ、
今日は武器の安売りをしているんですね。▼
- [アンナ]
- うふふ、お得意様には
特別サービス価格にしちゃうわよ。▼
- [ルフレ]
- 本当ですか? それは助かります。
……あ、こっちの棚は全部半額なんですか?▼
……へえ、この剣、すごく軽いです。
というか、オモチャみたいな……。▼
- [アンナ]
- それはミステルトィン! 村の護身用の剣に
伝説の剣士が名前を付けてくれたそうよ。▼
- [ルフレ]
- 何だか、胡散臭い話ですね……。
護身用なら、これだけ軽いのも頷けますが。▼
- [アンナ]
- でも、振ってみると意外と威力はあるのよ。
気になるなら貸し出しもできるけど。▼
- [ルフレ]
- ……遠慮しておきます。なんだか、無性に
血が騒ぐ性格になりそうですし。▼
……む。こっちの槍は……、ずいぶん
派手ですね。貝殻がついているんですか?▼
- [アンナ]
- それは……南国槍サマーオブボンズね。
知る人ぞ知る伝説級の槍よ。▼
投げると真っ直ぐ飛んで、木すら貫くけど、
持ち主はため息が多くなる効果が……。▼
- [ルフレ]
- 不思議な効果ですね……。こんなに貝殻が
ついてるのに投げ槍ってのも不思議ですけど。▼
- [アンナ]
- あら、この槍から繰り出される一撃は
軍師すら倒すほどだって言うわよ?▼
- [ルフレ]
- 軍師って……不吉ですよ! けど、この世界の
武器は、上部で品質のいいものばかりですね。▼
一振りで敵を何人も薙ぎ倒せますし、
ずっと使ってても傷ひとつつきません。▼
- [アンナ]
- あら、ルフレのいた世界の武器は
そうじゃなかったの?▼
- [ルフレ]
- はい。あちらの武器は、何度も
使っていると、壊れてしまうんです。▼
- [アンナ]
- へえ……ルフレの世界の武器って、
結構不便なのね。▼
- [ルフレ]
- 大切に使おうと思うと、武器に愛着も
湧きますし、不便ってほどではないですよ。▼
- [アンナ]
- ……もしかして、この世界の武器をあなたの
世界に持っていけば、大儲けできる!?▼
- [ルフレ]
- えっ!? 私たちの世界に持っていくって、
そんなことできるんですか?▼
- [アンナ]
- 方法はこれから考えるけど……、あなたが
この世界に来られたんだから、できるはず!▼
それさえ何とかすれば、仕入れ元である
私にはじゃんじゃんお金が入ってくるわ!▼
- [ルフレ]
- けれど……、敵の武器を消耗させるのも
重要な戦術のひとつですからね。▼
- [アンナ]
- なるほど、誰もが喜んで買ってくれるとは
限らない……ってことね。▼
きっと使いやすいし、ルフレたちも
そのほうが助かると思うんだけどなあ。▼
私、いつも助けてもらってるあなたに、
何か返せないかなって考えてて……。▼
- [ルフレ]
- そんなことを考えてくれてたんですか?
ありがとうございます、アンナさん。▼
あなたが、私たちのことを思ってくれる
素敵な人で、本当によかったです。▼
- [アンナ]
- ほ、褒めても何も出ないわよ! ……でも
ミステルトィン、値下げしちゃおうかなあ。▼
- [ルフレ]
- ……あの、別に値下げされても、
その剣は買いませんよ?▼
- [アンナ]
- あら、リズ、いいところに。
ねえ、今欲しいものってないかしら?▼
- [リズ]
- 欲しいもの? 武器は間に合ってるし……。
あ、お料理に役立つ道具とか、ないかな?▼
- [アンナ]
- あら、意外な答えね。
どうして?▼
- [リズ]
- わたし、料理とか、家事全般が苦手なの。
克服できるようなものがあったらなーって。▼
……なーんて、そんなのあるわけないよね。
他に欲しいものは……。▼
- [アンナ]
- ……ちょっと待って、リズ。
商機の匂いがするわ。良い案が閃いたの。▼
- [リズ]
- え? 良い案って……どんな?▼
- [アンナ]
- ふっふっふ。題して、
「アンナの家事教室計画」よ……!▼
- [リズ]
- 家事……教室?
アンナさんが家事を教えてくれるの?▼
- [アンナ]
- ええ。これからはモノじゃなく、
経験や技能を売る時代よ!▼
- [リズ]
- 経験や技能を売る時代!?
……なんか、ちょっと壮大になってきたね。▼
- [アンナ]
- 私がみんなに家事を教える。
みんなは対価として私にお金を払う。▼
ふふ、ふふふふ……! 何もないところから
お金が降ってくるかのようだわ……!▼
- [リズ]
- おおーっ。でもアンナさん、他の人に
教えられるくらい、家事上手だったっけ?▼
- [アンナ]
- すぐに、わかるわ! 最初のお客さんとして
リズに家事を教えてあげる。▼
そしたら、お代はいいから、いろんな人に
私に教わったと触れ回ってちょうだい。▼
あなたが家事上手になったら、きっと私の
家事教室がみんなの間で評判になるはずよ!▼
- [リズ]
- な、なるほど……! つまりは、わたしが
教室の宣伝をすればいいんだね!▼
- [アンナ]
- そういうこと。
さあ、早速料理から始めましょ!▼
- (暗転)
- [リズ]
- アンナさん! 昨日わたしが
料理当番だったの、気づいてた?▼
味はどうだったかな? 実は、火加減とか、
いろいろ失敗もあったんだけど……。▼
- [アンナ]
- ちょっと焦げてはいたけど、そんなの気に
ならないくらい、すごく美味しかったわよ。▼
- [リズ]
- 嬉しい! アンナさんのおかげだよ。
料理も教え方も、すごく上手なんだもん。▼
- [アンナ]
- やだ、照れるじゃない。ずっとひとりで
行商してるから、慣れてるってだけよ。▼
- [リズ]
- そんな謙遜しないでよ。アンナさんに
教わったって、ちゃんと宣伝してきたから!▼
みんな教わりたいって言ってたよ。
大繁盛、間違いなしだね!▼
- [アンナ]
- 実は、リズの宣伝を聞いて教室に入りたい
って人が、さっきから次々と来てるのよ。▼
リズの集客力、すごすぎじゃない?
行商のほうの宣伝も頼みたいくらいだわ。▼
- [リズ]
- ちょっとお喋りしただけなんだけどなー。
でも、行商の宣伝もするなら、任せてよ!▼
- [アンナ]
- 是非お願いするわ!
でもタダってわけにはいかないわよね……。▼
- [リズ]
- 料理を教わっただけで、十分だよー。▼
- [アンナ]
- いいえ、足りないわ。リズに家事百般、
あらゆる知識と技術を叩き込んであげる!▼
- [リズ]
- え、ええー!?
わ、わたしはありがたいけど、いいの!?▼
- [アンナ]
- いいのよ。そしたら、リズが家事教室の
新しい先生になることもできそうじゃない?▼
さらに教室も拡大できて……、
一石二鳥、いや三鳥ね!▼
- [リズ]
- 任せて! アンナさんの役に立てるし、
家事も教われるし、嬉しいことずくめだね!▼
ルキナ†
- [ルキナ]
- ふーむ……。▼
- [アンナ]
- ちょっと何よ、ルキナ。
そんなに見つめられたら照れるじゃない。▼
- [ルキナ]
- ご、ごめんなさい!
つい、見てしまうんですよね……。▼
- [アンナ]
- 付き合いも短くないんだし、いい加減、
この顔に見慣れてくれないかしら。▼
- [ルキナ]
- そうなんですけど……見れば見るほど、
そっくりだなって思って……。▼
- [アンナ]
- あなたの世界にいたアンナのことね?▼
- [ルキナ]
- はい。▼
- [アンナ]
- どう? あなたの世界のアンナと私、
どっちが可愛い?▼
- [ルキナ]
- それは……難しい質問ですね……。▼
- [アンナ]
- あ、そういえばクロムも、自分の世界で
アンナに何人か会ったって言ってたわね。▼
- [ルキナ]
- そのようですね。
皆さん、行商人だったとか。▼
- [アンナ]
- えーと……あ、そうか。クロムの世界の
アンナに、ルキナは会っていないのね。▼
ルキナがいた世界は、確か……。▼
- [ルキナ]
- 私がいた時代は、父がいた世界の
未来なんです。複雑ですみません……。▼
- [アンナ]
- じゃあ、あなたが見た、私にそっくりの
アンナっていうのは、つまり……。▼
- [ルキナ]
- 父が出会ったアンナさんとはまた別の、
私の時代にいたアンナさんです。▼
- [アンナ]
- なるほど……。
で、あなたの世界のアンナは何をしてたの?▼
- [ルキナ]
- やはり、行商人をしていらして、
私もよくお世話になっていました。▼
ですが……私の世界は邪竜ギムレーによって
崩壊してしまって……。▼
生き残ったのは私と、
わずかな仲間たちだけでした……。▼
- [アンナ]
- じゃあ、あなたの世界のアンナは……。▼
- [ルキナ]
- ……わかりません。▼
でも、イーリスが陥落してしまったときに、
おそらく彼女も……。▼
助けてあげられなくて、
申し訳ありません……!▼
- [アンナ]
- 謝る必要なんてないわ。もしかしたら、
しぶとく生き延びているかもしれないし。▼
- [ルキナ]
- だと、いいんですけど……。▼
- [アンナ]
- 別に慰めで言っているんじゃないの。
私たちは、何というか……タフなのよ。▼
どんな過酷な状況にも適応できる
図太さが売りみたいなものだから。▼
- [ルキナ]
- アンナさんがそう仰るなら、
私……無事だと信じます。▼
- [アンナ]
- うん。それに、どんな別れ方だったとしても
彼女はあなたのことを恨んでなんてない。▼
だって、きっと彼女はルキナのことが
大好きだったはずだもの。▼
私が、あなたを大好きになったように、ね!▼
- [ルキナ]
- アンナさん……!▼
- [アンナ]
- だから、あなたは何も
気に病む必要なんてないのよ。わかった?▼
- [ルキナ]
- はい……ありがとうございます!▼
私……あなたとの絆は、私の世界にいた
彼女が繋いでくれたものだと思うんです。▼
だから、この絆を大切にしたい、
あなたともっと仲良くしたい……。▼
そうすることで、彼女と、今自分を救って
くれたあなたに報いられると思いますから。▼
- [アンナ]
- ふふっ、それはもちろん、大歓迎よ。
ありがとう、ルキナ!▼
リョウマ†
- [アンナ]
- ふう、今回もたくさん仕入れたわね……。
気合いを入れて、荷降ろしといきますか。▼
- [リョウマ]
- アンナ、何をしている? 女ひとりで
その量を運ぶのは、無謀というものだ。▼
- [アンナ]
- ありがとう、その気持ちだけ受け取るわ。
でも、慣れてるから大丈夫よ。▼
私はずっとひとりで行商をしてきたの。
だから……って、リョウマ! 勝手に……。▼
- [リョウマ]
- ああ、すまん。
先に運んでしまったが、構わなかったか?▼
- [アンナ]
- はあ……もう、そこまでしてくれるなら
その行為に甘えちゃうわよ?▼
- [リョウマ]
- ふっ、最初からそうしておけ。▼
- (暗転)
- [アンナ]
- 結局、最後まで手伝わせちゃったわね。
おかげで予定より早く開店準備ができたわ。▼
こうやってリョウマには
いつも助けられちゃうんだから……。▼
今日こそは、お礼をさせてもらうわよ。
さ、あなたにだけの出血大サービス!▼
この中から好きな武器をひとつ、
プレゼントするわ!▼
- [リョウマ]
- ……いや、そのような礼など必要ない。
俺は仲間として当然のことをしたまでだ。▼
- [アンナ]
- またそういうことを……。私の商人としての
信条に反するって言ってるでしょ!▼
武器が必要ないなら、
何か仕入れてほしいものはないの?▼
- [リョウマ]
- ……わかった。今日ばかりは折れよう。
難しいものかもしれないが、大丈夫か?▼
- [アンナ]
- 任せて! このアンナ、商人としての誇りに
懸けて、なんだって仕入れてみせるわ。▼
- [リョウマ]
- ふっ、アンナはいつも頼もしいな。
俺が仕入れてほしいのは、白夜の食べ物だ。▼
大根などの根菜類、米、味噌、それから
羊羹などの甘いものを頼みたいんだが……。▼
- [アンナ]
- なるほどね。それ、全部
あなたのきょうだいの大好物じゃない。▼
- [リョウマ]
- ほう! よく覚えていたな。たまには
弟や妹たちを喜ばせてやりたいと思ってな。▼
- [アンナ]
- ふふっ、前から思ってたけど、
リョウマってすごくきょうだい思いよね。▼
……いいわ、任せて! すぐに仕入れる。
ふふっ、実は、いい伝手があるのよ。▼
- [リョウマ]
- 流石はアンナだ。白夜のものを食べる機会は
ほとんどないからな。楽しみにしている。▼
- [アンナ]
- ……あ、でも、さっき言われた中には
リョウマの好物が入ってないわよ?▼
- [リョウマ]
- ああ。俺としては、きょうだいが
喜んでくれればそれでいい。▼
それに、俺の好物は白夜でも珍しいものだ。
取り寄せるのも大変だろう。▼
- [アンナ]
- それでいいわけないでしょ! いつも他人の
ことを一番に考えるのは立派だけど……。▼
きょうだいだって、あなたの好物を一緒に
食べて、あなたの喜ぶ姿を見たいはずだわ!▼
ここは白夜じゃないんだし、たまには
わがままくらい言って、自分を大事にして。▼
- [リョウマ]
- ……ふっ、そうだな。お前の言うとおりだ。
気を遣わせてしまって申し訳ない、アンナ。▼
ありがたく、頼むことにしよう。
柚子胡椒というものだが……頼めるか?▼
- [アンナ]
- はい! ご注文、承りました!
それだけ? 他にはないの?▼
- [リョウマ]
- では……、ついでに良い鶏肉も頼む。
柚子胡椒で付けるとなると焼き鳥だからな。▼
- [アンナ]
- 任せて! 必ず仕入れてあげるわ!▼
- [リョウマ]
- 届いた日の晩は、お前にも夕餉を
馳走させてくれ。きっと気に入るはずだ。▼
- [アンナ]
- あら、リョウマが腕を振るってくれるのね?
ふふふ、楽しみにしてるわ。▼
カミラ†
- [カミラ]
- こんにちは、アンナ。
何か珍しいものはあるかしら?▼
- [アンナ]
- あら、いらっしゃい、カミラ。
珍しいものをお探しなの?▼
- [カミラ]
- そう、この世界にしかないようなものが
いいんだけれど。▼
- [アンナ]
- それなら、ええと……これなんかどう?
アイトリスに語り継がれる伝説の壺よ!▼
- [カミラ]
- ……小さいのね。何に使う壺なの?▼
- [アンナ]
- 毎日、願い事をしながら拝むのよ。
で、自然に割れたら願いが叶うんだって。▼
- [カミラ]
- 壺って自然に割れるものかしら……?▼
- [アンナ]
- ……あ、これはどう?
グストンの森で採れた、毒キノコ!▼
これをうっかり食べてしまうと……。
三日三晩しゃっくりが止まらなくなるの!▼
- [カミラ]
- ……珍しい毒ね。▼
- [アンナ]
- 面白いでしょう! 珍品だから値が張るけど
試しにおひとつ、いかが? なーんて……。▼
- [カミラ]
- そうね。壺も毒キノコも悪くないわ。
両方、あるだけもらえるかしら?▼
- [アンナ]
- え!? 冗談で勧めたのに、本気なの!?
壺なんて100個くらいあるのよ??▼
- [カミラ]
- 構わないわ。せっかくのお土産だもの、
あの子たちをがっかりさせたくないの。▼
- [アンナ]
- お土産? あの子たちって……?▼
- [カミラ]
- 元の世界で待っている私の臣下よ。
とっても可愛い子たちなの……。▼
ひとりはルーナといってね、
愛らしい外見とは裏腹にすごく強いの。▼
負けず嫌いで勝気な子だけど、
私にはとっても従順な子よ。▼
もうひとりはベルカ。元は殺し屋でね、
私を殺しに来たのを臣下として雇ったの。▼
まだ昔のクセが治らないみたいで、入浴中も
暗器を手放さないのよ。面白いでしょう?▼
- [アンナ]
- え、ええ。
素敵な臣下さんたち、ですね……。▼
- [カミラ]
- ふたりとも、私が急にいなくなって、
今頃、不安な日々を過ごしているはずだわ。▼
だから、せめてものお詫びに、
この世界で買ったお土産をと思って。▼
- [アンナ]
- ……でも、大量の怪しい壺と、
珍品の毒キノコよ? いいのかしら。▼
- [カミラ]
- いいのよ。
どちらもあの子たちの好みにぴったりだわ。▼
壺はルーナね。あの子は使い道よりも、
数がそろっているほうが喜ぶと思うの。▼
キノコはベルカに。ふふ、毒があるって
言ったら、勘違いされてしまうかしら。▼
- [アンナ]
- そりゃそうよ! 主君から毒を渡されたら
死ねって言われているようなもんでしょ?▼
- [カミラ]
- いいえ……あの子なら、こう言うわ。
「これで誰を殺せばいいの?」って。▼
しゃっくりが止まらなくなる毒だって
教えたら、あの子どんな顔するかしら……。▼
- [アンナ]
- なるほど……そういう人たちには、
こんな商品でも需要があるのね……。▼
それにしても、間違えて仕入れたものが、
まさか一日で完売しちゃうなんて……!▼
私もまだまだ読みが甘いわね!
今度また、大量に仕入れておかなくちゃ。▼
ありがとう、カミラ!
今日は、なんだか勉強になっちゃったわ。▼
- [カミラ]
- こちらこそありがとう。ふふ……ふたりに
渡すのが、今からとっても楽しみよ。▼
でも壺はまだ数が足りないかもしれないわ。
仕入れたらまた教えてくれるかしら?▼
- [アンナ]
- もちろん、カミラのためなら喜んで!
これからも、ごひいきに!▼
- [リン]
- ねえ、アンナ。
あなたとは不思議な縁よね?▼
- [アンナ]
- え? そうかしら。▼
- [リン]
- だって、この世界に来てから、
知っている顔はあなただけだったのよ?▼
元の世界では、特別親しくしていた
わけでもないのに……。▼
- [アンナ]
- あ……。
リン、今さら言いにくいんだけど……。▼
あなたの世界にも、アンナはいたのよね。▼
- [リン]
- え、ええ?
当たり前じゃない、何を言ってるの?▼
- [アンナ]
- そのアンナと、私は、その……別人なの。▼
- [リン]
- 別人……? どっ、どういうこと?
え? えええーっ!? そ、そうだったの?▼
だって、見た目も名前もそっくりだから、
私、てっきりバドンにいたアンナだと……。▼
- [アンナ]
- バドン? そういう名前の町にいたのね。▼
- [リン]
- ええ、港町なんだけど……。そこの酒場に、
あなたとそっくりのアンナがいたの。▼
彼女とは、そんなに話したわけじゃないけど
確か、恋人は海賊だったはずよ。▼
- [アンナ]
- へえ、酒場の看板娘だったのかしら?
海賊が恋人だなんて、やるわね……。▼
- [リン]
- ……あれ? でも、よく思い出してみると、
闘技場とか、他の場所にもいたような……。▼
- [アンナ]
- それはきっと、また別のアンナね。
私たちはいろんな場所で暮らしているから。▼
この世界にだって、
私以外のアンナが何人かいるのよ。▼
- [リン]
- うそ……全然、気づかなかった!▼
- [アンナ]
- 無理もないわ。私たちはそっくりだから、
見分けられる人なんて、そうはいないもの。▼
- [リン]
- そ、そうだったのね……。驚いたわ。
何かおかしいとは思ってたんだけど……。▼
- [アンナ]
- ごめんなさい、混乱させてしまって。
全アンナを代表して謝罪します……。▼
- [リン]
- 謝罪だなんて、いいのよ、そんな。
私が勝手に勘違いしていただけだから。▼
それに、今ここにいるアンナが
私の仲間であることは間違いないんだし。▼
- [アンナ]
- 本当に、そんなふうに思ってくれるの?▼
- [リン]
- 当然だわ。アンナが何人いたとしても、
仲間と呼べるのは、あなただけだわ。▼
今まで、あなたとは何度も戦場を共にして
助け合いながら戦ってきたでしょう?▼
たくさんのアンナにお世話になったけど、
あなたは、私にとって特別な存在……。▼
そう、特別なアンナなのよ。▼
- [アンナ]
- 特別なアンナ……。う、うれしい!
なんて素敵な響きなの!?▼
なんだか初めて自分が認められた気がする!
リン、本当にありがとう!▼
あ、もちろん私にとってもリンは特別よ?
こうして一緒に戦えて、仲良くなれて……。▼
こんなことって初めてだから、
たぶん私、一生忘れられないと思う。▼
- [リン]
- そう言ってもらえると、私もうれしいわ。
これからも頼りにさせてもらうわね!▼
- [アンナ]
- ええ、任せて!
お互いに支え合って頑張りましょう!▼
セリカ†
- [セリカ]
- ねえ、アンナ。あなたはずっと
この世界でお仕事しているのよね?▼
- [アンナ]
- ええ、そうよ。
それがどうかしたの?▼
- [セリカ]
- 異世界から来た人たちはみんな、最初から
アンナのことを知ってたみたいだから……。▼
- [アンナ]
- それは、私のことを知ってたわけじゃなくて
彼らの世界にいるアンナを知ってただけ。▼
あなたの世界にもいなかったかしら。
ほら、この顔。お店とか宿屋で見なかった?▼
- [セリカ]
- え? さあ……。
見てないと思うけれど……。▼
- [アンナ]
- じゃあ、もしかして……セリカにとって
私は初めてのアンナってこと?▼
- [セリカ]
- アンナが言っている意味が、いまひとつ
わからないけれど、そうなるのかしら……。▼
- [アンナ]
- ……嬉しい! あ、でも、この世界にいる
私の姉妹とは会ってるわよね?▼
- [セリカ]
- え!? たしかに、この世界に来てから
別の場所でアンナを見たけど……。▼
あれは、あなたじゃないの?▼
- [アンナ]
- そういうこと。それで……この世界にいる
私の姉妹とは仲良くなった?▼
- [セリカ]
- いえ、それほど親しくは……。▼
- [アンナ]
- よしっ! じゃあ少なくとも、セリカが
初めて仲良くなったアンナは私ってことね!▼
- [セリカ]
- そ、そうなるのかしら……。▼
- [アンナ]
- 感激だわ!
こういう経験って滅多にないもの!▼
- [セリカ]
- そうなの?▼
- [アンナ]
- だって、みんな私に会う前に
私の姉妹と仲良くなっちゃうから……。▼
私はいつだって、
「何番目かのアンナ」だったの。▼
そんな私が「初めてのアンナ」に
なれる日が来るなんて……うっうっ。▼
- [セリカ]
- ど、どうしたの!?
もしかして、泣くほど嬉しいの?▼
- [アンナ]
- そりゃそうよ! 私という存在が
初めて認められたような気がするもの!▼
- [セリカ]
- そんなことはないわ。あなたのことは、
みんなちゃんと認めているわよ。▼
私だって、ソフィアにもアンナがいたら
頼もしいのにっていつも思うもの。▼
ソフィアには冒険の役に立つお店が
少なかったから、不便だったのよね……。▼
- [アンナ]
- ソフィアって、セリカの国よね……。
そっか……うんうん。▼
- [セリカ]
- え、なに?▼
- [アンナ]
- いいわ、この世界の混乱が一段落ついたら、
私、ソフィアに行ってあげる!▼
- [セリカ]
- え!? そりゃあ、来てくれたら、
嬉しいけれど……そんなことできるの?▼
- [アンナ]
- 今はまだ、行き方がわからないけど、
どうにかして見せるわ!▼
商売敵がいないなら、
がっぽり儲かりそうじゃない?▼
あ、この世界の物を持っていったら、
珍しくて高く売れるかも……うふふ。▼
- [セリカ]
- ふふ、そうね。きっと大繁盛すると思うわ。▼
- [アンナ]
- それに何より、セリカのためだもの。▼
あなたの「初めてのアンナ」として、
お役に立ちたいわ!▼
- [セリカ]
- アンナ……ありがとう! そのときは、
私も協力するから、何でも言ってね。▼
- [アンナ]
- ふふ、頼もしいわね!
いつかきっと、実現させちゃうわよ!▼
DLCキャラクター†
オボロ†
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- セリカ何でないねん。(2023年7月現在) -- ベルカ推し
Last-modified: 2024-07-13 (土) 04:30:33