章別会話
進撃前†
リュシオンの行方†
(場面転換)
- [リュシオン]
- …ニンゲンどもを避けていて
手間取ったが……
ようやく、祭壇に…▼
- [ティバーン]
- リュシオン!
無事か!?▼
- [リュシオン]
- ティバーン!?
どうしてここに?▼
- [ティバーン]
- ニアルチから、
何もかも聞いた。▼
- [リュシオン]
- …あ……
申し訳ありません…▼
あなたに何も告げず、
勝手な事をして…
その挙句、こんなことに……▼
- [ティバーン]
- 無事なら、それでいい。
帰るぞ。▼
- [リュシオン]
- …少しだけ、まってください。
あのニンゲンどもを…
このまま森に残していけません…▼
- [ティバーン]
- 気持ちは分かるが、
いくらなんでも、多勢に無勢だ。
日を改めてからに…▼
- [リュシオン]
- …祭壇にたどり着ければ…
奴らを一掃できます。▼
- [ティバーン]
- まさか…禁呪を使うつもりか!?▼
- [リュシオン]
- ……はい。
【滅亡】の呪歌を聞かせてやります…▼
- [ティバーン]
- だめだ!
それは承知できん。▼
- [リュシオン]
- あなたの許しが得られなくても…
私はやります!▼
一族の報復なんです…!
森もきっと…それを望んでいる!!▼
- [ティバーン]
- リュシオン!
憎しみの気に支配されるんじゃねえ!▼
おまえたちサギの民は
【正】に属すもの…
その理を犯せば、存在が歪められる!!▼
- [リュシオン]
- …そう言って…
私の家族は…民たちは……
ただ…死んで逝った。▼
ニンゲンどもは…狂喜に酔いしれ…
笑みさえ浮かべて…
殺戮を続けたんだ……▼
母…兄…姉たち……
そして…小さな私の妹リアーネ…
……すべて一夜にして奪われた…▼
- [ティバーン]
- …リュシオン……▼
- [リュシオン]
- わかっています…
私のやろうとしていることは
一族の誇りを汚すものだと…!▼
ですが…許せない……▼
ここまでやっておいて、なお
この森を我が物顔で蹂躙する
ニンゲンどもを…▼
私は…決して
許すことが…できない……▼
- [ティバーン]
- …それがわからない
俺たちだと思うのか?▼
- [リュシオン]
- ……▼
- [ヤナフ]
- そうですよ!▼
あんな奴らのために、
王子が、わざわざ
手を汚す必要ないですって!▼
- [ウルキ]
- ……サギの民の無念は…
…我ら鳥翼族
全ての想いです。▼
- [ティバーン]
- フェニキスへ戻って
それから策を練ろうぜ。▼
なぁに、このままにはしておかん。
我がタカの民の総力をもってして
ニンゲンどもに思い知らせてやろう。▼
- [リュシオン]
- ………はい…!▼
オリヴァーとの会話†
(場面転換)
- [アイク]
- …もう、あきらめろ。
おとなしく投降すれば、
命は助けてやる!▼
- [オリヴァー]
- ぬぬぬぬ…
まだだ!まだ負けん!!▼
邪悪なる貧乏人どもめ!!▼
それほどまでに…この私の
美貌と財力が妬ましいのか!?▼
その気持ちはわかる。
小憎らしいほどにわかるぞ…▼
- [アイク]
- ………は?▼
- [オリヴァー]
- しかーし!おまえたちのような
卑劣漢に屈する私ではない。▼
タナス公オリヴァー…
女神に代わって、醜い悪をくじく!▼
- [アイク]
- …あのな…▼
- [オリヴァー]
- みなのもの!
全力で私を守れ!!▼
できれば、あやつの背にいる
小鳥も奪い取るのだ!!▼
- [アイク]
- ……かんべんしてくれ。▼
(オリヴァー移動、敵出現)
- [アイク]
- 来るぞ!
全員、戦闘配置だ!▼
進撃後†
真ん中付近のラインを超える→NPC出現†
- [ヤナフ]
- おっとと!
こっちでも、またやってますね。
迂回しますか?▼
- [ティバーン]
- そうだな。
ニンゲンの勢力が2つ…
いったい、何をやって……▼
- [リュシオン]
- !▼(森が光る音)
- [ティバーン]
- また、この音か。
リュシオン、おまえの仕業じゃ…▼
- [リュシオン]
- ………▼
- [ティバーン]
- …なさそうだな?▼
- [リュシオン]
- ……森が…何か
ささやいています……▼
Nanda!?/ナンダ!?▼
…Watashininaniwotutaetai!?▼/ワタシ二ナニヲツタエタイ!?▼
- [ヤナフ]
- 王! 王子!!
見てくださいよ! あれっ!▼
- [ティバーン]
- !▼
- [リュシオン]
- !?▼
- [ヤナフ]
- あの青髪のニンゲンに
背負われてるのって…
どう見ても…▼
- [ティバーン]
- 白サギか…!?▼
- [リュシオン]
- ま…さか…▼
- [ティバーン]
- …ベグニオン側じゃねえ奴らは、
あの白サギを庇って
戦っているようだな…▼
不本意だが加勢するか。
ヤナフ、ウルキ、
行くぞ!!▼
- [ヤナフ]
- はっ!▼
- [ウルキ]
- はっ!▼
- [リュシオン]
- ティバーン!
お願いです…
私もいっしょに……!▼
- [ティバーン]
- …禁呪を使わないと誓えるなら、
ついて来い!▼
- [リュシオン]
- …はい!!▼
ヤナフ撤退時†
- [ヤナフ]
- うわっ、と……!?▼
- [ティバーン]
- 退け!ヤナフ!
これ以上、無理をするな。
勝手に死ぬ事は俺が許さねえ。▼
- [ヤナフ]
- め、面目ない……▼
ウルキ撤退時†
- [ウルキ]
- ……!▼
- [ティバーン]
- 退け!ウルキ!
これ以上、無理をするな。
勝手に死ぬ事は俺が許さねえ。▼
- [ウルキ]
- ……承知。▼
リュシオン撤退時†
- [リュシオン]
- くっ…▼
- [ティバーン]
- リュシオン、下がれ!
後は俺たちに任せるんだ。
いいな?▼
- [リュシオン]
- すみません…▼
オリヴァー初戦時†
- [オリヴァー]
- 美しいものを追い求める
この感情を理解できぬとは……
なんと無粋な者たちよ。▼
美を解せぬ野蛮人は
滅びるがよいぞ!▼
アイクvsオリヴァー†
- [オリヴァー]
- そこの…粗野で下劣で無分別なる
貧乏人の略奪者よ……
小鳥を私のもとへ返すが良いぞ!▼
美しいものは、
私に所有されてこそ
幸福を得られるのじゃ!▼
- [アイク]
- ……おまえの寝言を聞くのも
もういい加減うんざりだ。▼
ここで、決着をつけさせてもらう!▼
モゥディvsオリヴァー†
- [オリヴァー](上段)
- おお、なんと醜い姿よ!
ええい、よるでないわ!!
汚らわしい!!!▼
- [モゥディ](下段)
- 醜いノは…モゥディではナく
オまえの心のホうだ。▼
レテvsオリヴァー†
- [オリヴァー](上段)
- しっ! しっしっ!
化け猫になど、用はない…
ええい! 退散するがよい!!▼
- [レテ](下段)
- …お前のような奴がいるから……
ラグズはべオクを憎むのだ…!▼
ムワリムvsオリヴァー†
- [オリヴァー](上段)
- よ、寄るでない! ▼
おまえのような汚らわしい生き物が…
私のような高貴なる人間に
近づいて良いと思っておるのか!?▼
- [ムワリム](下段)
- ……ラグズの命が
人間より軽いものだなどと、誰が決めた? ▼
おまえたちの崇拝する女神アスタルテが…
それを望んだとでも言うつもりか!?▼
- [オリヴァー](上段)
- ひ ひえええ
化物… 化物めが…!
女神の名を汚すでないわ!!▼
- [ムワリム](下段)
- ……本当の化物は、どちらだろうな?▼
ダラハウvsオリヴァー†
- [ダラハウ](下段)
- 美しいものダラハウも好きなのね~▼
- [オリヴァー](上段)
- な、なんだ、おまえは……?▼
- [ダラハウ](下段)
- でも、それは~
野にあるからこそ美しいのね~
摘み取ることは愚かなのね~ ▼
- [オリヴァー](上段)
- むむむ… その奇抜な面差し……
どこかで目にしたようにも思うのだが…▼
……うーむ… 醜いものは
どうにも思い出せぬわ。▼
- [ダラハウ](下段)
- とっても物覚えの悪い男なのね~
ダラハウ思い知らせてやるのよ~▼
オリヴァー撃破時†
- [オリヴァー]
- おお……おお……▼
ここで…私が倒れるなどと……
あってはならぬ……こと………
……美の……損…し…つ………▼
クリア後†
- [アイク]
- あんたは…!▼
- [リュシオン]
- ……その…
おまえの背に…いる者は……?▼
- [アイク]
- あ、この娘か。
あんたの知り合いだと思うんだが…▼
- [リアーネ]
- …U…nn…/…ウ…ンン…▼
- [リュシオン]
- Learne▼/リアーネ!▼
- [リアーネ]
- Ryucion niisama!?/リュシオン ニイサマ!?
niisama! niisama!▼/ニイサマ! ニイサマ!▼
- [リュシオン]
- hontouni,learnenanoka?/ホントウニ、リアーネナノカ?
yumejanaku…?/ユメジャナク…?
どうして、おまえが……?
いや、そんなことより
よく…よくぞ生きて……▼
- [ティバーン]
- リアーネ、俺が分かるか?▼
- [リアーネ]
- Tibarn…?/ティバーン…?
Hokepeapulno?▼/ホークピープルノ?▼
- [ティバーン]
- そうだ。
よく覚えてたな。▼
20年もの間、ずっと1人で
ここにいたのか?▼
- [リアーネ]
- Yku wakaranaino…/ヨク ワカラナイノ…
Anoyoru… neesamatatiga,watashiwo/アノヨル… ネエサマタチガ、ワタシヲ
Hokoranikakushite…/…ホコラニカクシテ…
Kitto watashini…/キット ワタシニ…
Garudoruwo kikasete…/ガルドルヲ キカセテ…
Soushitara, totemo nemukunatte…▼/ソウシタラ、トテモ ネムクナッテ…▼
- [リュシオン]
- …森が、守ってくれていたようです。
ずっと眠らせて……
どんなに感謝しても足りない。▼
Arigatou…/アリガトウ…
Kokorokara kanshasuru…▼/ココロカラ カンシャスル…▼
- [ティバーン]
- おい、そこのベオク。▼
- [アイク]
- 俺か?▼
- [ティバーン]
- 俺はフェニキス王ティバーン。
国を追われたセリノス王族の
後見をしている。▼
お前達は何者だ?
何故、サギの民を助けた?▼
- [アイク]
- 俺はアイク。
グレイル傭兵団の団長だ。▼
俺は、この国の皇帝…
【神使】サナキから、
サギの民の保護を依頼されて来た。▼
- [ティバーン]
- この国の皇帝が、サギの民を保護する!?
そいつは、面白い冗談だな。▼
先代の皇帝を暗殺した咎で、
サギの民は滅ぼされた。▼
その後継者たる現皇帝が、
サギを助けるよう動いたりするか?▼
- [アイク]
- …皇帝サナキは、
先代皇帝を暗殺したのが
サギの民でないと知っている。▼
そして、国民に代わり
罪をつぐなおうとしているんだ。▼
- [リュシオン]
- …そんなこと、信じられない。▼
- [ティバーン]
- ………▼
- [リュシオン]
- 口先だけなら、なんとでも言える!▼
セリノスの森を焼き、▼
我が兄弟、我が民を
死に追いやったニンゲンども…
その仲間を信じることなどできない!!▼
- [アイク]
- ……信じるかどうかは、
本人に会って決めればいい。
神使は、この森の入り口まで来ている。▼
- [リュシオン]
- 神使が、ここに…?▼
(場面転換)
- [リュシオン]
- おまえが…神使か。▼
- [サナキ]
- …そうじゃ。▼
- [リュシオン]
- …………▼
(サナキ、跪く)
- [サナキ]
- ……す…………
すまない…▼
何と言って詫びれば…
サギの民に通じるのか……
わたしにはわからない。▼
でも…わたしは、
我が国民を代表して…
心から、そなたたちに詫びる……▼
すまない……すまなかった……▼
- [シグルーン]
- サ、サナキさま!▼
神使様ともあろうお方が、
なんということを…!
膝を折られるなどと……どうか!!▼
- [アイク]
- やめろ!▼
あいつの気の済むようにさせてやれ…▼
- [シグルーン]
- ……あ……▼
- [リュシオン]
- ………▼
- [サナキ]
- すまぬ……
すまぬ……▼
- [リアーネ]
- Mou,ii…▼/モウ、イイ…▼
- [サナキ]
- ?▼
- [リュシオン]
- リアーネ!?▼
- [リアーネ]
- sa… tatte.▼/サ… タッテ。▼
- [サナキ]
- そなた…?
なんじゃ?
立てと…言っておるのか?▼
- [サナキ]
- …そなた……▼
- [リアーネ]
- Mou,iino./モウ、イイノ。
Anatanoseijanaimono.▼/アナタノセイジャナイモノ。▼
- [リュシオン]
- リアーネ!?▼
- [リアーネ]
- Niisama… mouiidesho?/ニイサマ… モウイイデショ?
Konokowo yurushiteagete./コノコヲ ユルシテアゲテ。
Konnani hisside… ayamatterumono.▼/コンナニ ヒッシデ… アヤマッテルモノ。▼
- [リュシオン]
- リアーネ…
許せるわけ…ないだろう!?
……眠っていたおまえは知らない………
こいつらニンゲンが…私たちになにをしたのか……▼
- [リアーネ]
- Sitteruwa./シッテルワ。
Moriga… oshietekuretamono.▼/モリガ… オシエテクレタモノ。▼
- [リュシオン]
- おまえ…知って…!?▼
- [リアーネ]
- …Minna…minna…/…ミンナ…ミンナ…
…Mou…inaindatte…▼/…モウ…イナインダッテ…▼
- [リュシオン]
- ……そうだ…
みんな……もう…いない……
だから…この恨みを捨てることなど……!▼
- [リアーネ]
- Niisama… yasashii ryushionniisama./ニイサマ… ヤサシイ リュシオンニイサマ。
Niisamaha,ima,kanasiminoseide/ニイサマハ、イマ、カナシミノセイデ
kokorogakumotteru…/ココロガ クモッテル…
sonna niisamawo mirunoha…/ソンナ ニイサマヲ ミルノハ…
totemo turaino/トテモ ツライノ…
Onegai… hunokini shihaisarenaide…!▼/オネガイ… フノキニ シハイサレナイデ…!▼
- [リュシオン]
- Learne…/リアーネ…
わかった。
おまえがそう言うなら…▼
- [サナキ]
- …………▼
- [リュシオン]
- ……神使サナキ。
私たちは、あなたの謝罪を受ける。▼
ニンゲ…ベオクに対する
恨みまでは捨てられないが……▼
それでも、今後…
セリノスのことで、あなたが
心を痛めることはない。▼
………気持ちは受け取った。▼
- [サナキ]
- あ…ありが…とう……▼
- [アイク]
- …よかったな。▼
- [サナキ]
- ん…▼
(場面転換)
- [エリンシア]
- ……アイク様、
これから何が起きるのでしょう?▼
- [アイク]
- わからん。サギの兄妹は、
何かの儀式を行うって言ってたけどな。▼
- [ヤナフ]
- おい、ベオクの傭兵!
それから神使とクリミア王女も。▼
リュシオン様が、おまえたち全員を
セリノスの祭壇に招くそうだ。▼
- [アイク]
- 祭壇?▼
- [ヤナフ]
- とにかく来てくれ。こっちだ。▼
- [エリンシア]
- サナキ様、シグルーン様。
行ってみましょう。▼
- [サナキ]
- う、うむ。▼
- [ミスト]
- 早く行ってみようよ、お兄ちゃん!▼
- [アイク]
- ああ。▼
(ムービー・
アイクとミストが祭壇に向かう。
その祭壇でリュシオンとリアーネが『再生』の歌を歌い出す。
- [アイク]
- !この歌…!ミスト、これは…母さんの…
- [ミスト]
- 少し違う…でも…、似てる…、お兄ちゃん、見て!
(森が再生していくのを見上げる二人。)
- [ミスト]
- うふふ、すごーい、すっごーい!あはっ、あはははっ
- [アイク]
- …森の主の帰還…か…
(ムービー終了)
- [ティバーン]
- 見事なもんだな。▼
- [エリンシア]
- 本当に…きれいですね……▼
- [サナキ]
- 女神の愛したセリノスの森が…
色を取り戻した。▼
- [シグルーン]
- ご立派でした、サナキ様。
……サナキ様は、
私の誇りです……▼
- [サナキ]
- よ、よさぬか。
このようなところで泣くでない!▼
- [シグルーン]
- す、すみません…
私…うれしくて………▼
- [ナーシル]
- ……見事、
ラグズとベオクの間をつないだか。
もう十分だろうな……▼
- [セネリオ]
- …………▼
- [ティアマト]
- どうしたの、セネリオ?
そんな険しい顔をして…
何を見ているの?▼
- [セネリオ]
- ……別に。
なんでもありません。▼
- [ティアマト]
- あ、セネリオ…!
あの子…いったい……?▼
コメント†