章別会話
オープニング†
(背景:王宮の回廊、中央左:アイク、中央右:ライ)
- [ライ]
- よぉ、アイク!
聞いたぜ、
ベグニオンに行くんだってな?▼
- [アイク]
- ライか。
おまえには礼を言おうと
思ってたんだ。▼
旅立つ前に会えてよかった。▼
- [ライ]
- 義理堅いね~。▼
そういや、おまえ、
ここの生まれなんだってな?▼
おかしいと思ったんだよ。
ベオクにしては
いやに懐っこいなって。▼
っと、ベオクってのはだな…▼
- [アイク]
- 知ってる。
俺たち人間のことだろ?▼
- [ライ]
- お、知ってたか?
じゃあ、ついでに教えとくと、
オレたちが“ニンゲン”って
言葉を使うときは、▼
おまえたちのいう“半獣”ってのと
同じ意味だと思って間違いないぜ。▼
- [アイク]
- そうなのか?▼
…知らなければ、
何も気付かないだろうな。▼
- [ライ]
- もし、その言葉を使うラグズに
出会ったら気をつけろよ。
絶対、敵意があるからな。▼
- [アイク]
- わかった。ありがとう。
肝に銘じておく。▼
- [ライ]
- さてと、じゃあ本題といくか。▼
- [アイク]
- ?▼
- [ライ]
- エリンシア姫!
少し、よろしいですか?▼
(左端にエリンシア登場)
- [エリンシア]
- は、はい。▼
- [ライ]
- 我が王より姫への贈り物です。
どうぞお納め下さい。▼
- [エリンシア]
- ! これは…▼
- [ライ]
- その皮袋には、ベオクの共通硬貨で
2万ゴールド入っています。▼
- [エリンシア]
- お気持ちはありがたいのですが……
こんなに高額のゴールドを
軽々しく受け取るわけにはまいりません。▼
カイネギス様には、もう十分
よくしていただきました。ですから……▼
- [ライ]
- …王は、自らがあなたの
後ろ盾となれないことを、
申し訳なく思っておられるのです。▼
それを、どうか察してくださいませんか?▼
- [エリンシア]
- ……でも…………▼
- [ライ]
- …なら、
こういうのはどうでしょう。▼
- [エリンシア]
- え?▼
- [ライ]
- 『クリミア王女をガリアまで
無事に送り届けた分の報酬』として、
このゴールドは全て、姫のお手から
アイクの傭兵団へ支払われる…▼
- [エリンシア]
- あ…▼
- [アイク]
- おい、ライ。
いくらなんでも、
報酬としては高すぎないか?▼
- [ライ]
- いや、むしろ安すぎるくらいだ。
一国の王女の命は…
こんな金額で購えるものじゃない。▼
それに……傭兵団が失った命の分を考えたら…
この数十倍、数百倍もらってもおかしくない。▼
- [アイク]
- ……………▼
- [エリンシア]
- 私…やっぱり、
ご厚意をお受けします。▼
そして、これはアイク様に……
受け取っていただけますね?▼
(アイク、エリンシアの方に向きを変える)
- [アイク]
- ……わかった。ありがたくもらおう。▼
- [エリンシア]
- はい。▼
<20000Gを手に入れた>
- [ライ]
- さて、丸くおさまったところで次だな。
我がガリア王国は、
あいにく船を所持していない…と、なると▼
デイン軍がうようよいるクリミアに戻り、
ベグニオンに行くための船を
用立てるほか手段がない。▼
- [アイク]
- …他に方法がないなら仕方ないか。▼
- [ライ]
- デイン軍の裏をかくとしても、
いくらかの戦闘はまぬがれないだろうから…
それは覚悟しておいてくれ。▼
- [アイク]
- わかっている。それでも…行くしかない。▼
戦力不足は今更どうしようもないが、
旅立ち前の戦支度は
念入りにやっておくつもりだ。▼
(暗転)
(背景:王宮の回廊、中央左:アイク、右端:ライ)
- [ライ]
- 戦力については、
わずかながらも提供しよう。▼
レテ! モゥディ!▼
(ライ消え、中央右にモゥディ、右端にレテ登場)
- [モゥディ]
- アイク、モゥディは、
オまえタちと行くぞ。▼
- [アイク]
- モゥディ!
レテも… いいのか、2人とも?▼
- [レテ]
- …他の者はみな、
ベオクと行くことを嫌がったんだ。▼
私だって、ベグニオンに行くのは
震えがくるほど嫌だが…▼
王のご命令とあらば、従うほかあるまい。▼
- [アイク]
- それでも、助かる。
獣牙族の戦闘力の高さは、
何度か見せてもらったからな。▼
- [モゥディ]
- マかせておけ!▼
- [レテ]
- フン! 馴れ合うつもりはない。
心しておけ!!▼
(モゥディ・レテ消え、右端にライ登場)
- [ライ]
- まぁ、あいつの憎まれ口は許してやってくれ。▼
オレは、王に報告を済ませて戻ってくる。
アイクたちは、それまでに
出発の準備を完了しといてくれるか?▼
- [アイク]
- わかった。▼
(暗転)
<戦績表示>
<拠点メニュー>
【情報】†
<兵士 ☆>†
(背景:城の回廊、中央左:アイク)
- [アイク]
- …………▼
(右端にガリア兵登場)
- [ガリア兵]
- ソこのベオク!
貴様、ソこで何をシている!?▼
(アイク、ガリア兵の方を振り向く)
- [アイク]
- 部屋に戻ろうとして迷った。
どっちの方か教えてくれないか?▼
- [ガリア兵]
- …コっちだ。
ツいて来い。▼
アあ! 近寄るな!!
モっと離れて歩いてクれ。▼
- [アイク]
- !▼
- [ガリア兵]
- ………スまん。
王の命令で…ベオクとは
親しく接しなければイけないのだが…▼
……マだ…慣れんのだ。
本能で覚えてイるんダろうな…▼
先祖が……ベオクによって
奴隷とシて虐げられてイた時代の記憶が…
血にヨって受け継がれてイるんだ……▼
- [アイク]
- …わかった。
離れてついて行く。▼
- [ガリア兵]
- ……デは、行こう。▼
- [アイク]
- ……▼
<マーシャ ☆>†
(背景:室内、中央左:マーシャ、中央右:アイク)
- [マーシャ]
- これを乗せて、完了!▼
- [アイク]
- 準備がか?▼
- [マーシャ]
- あ、アイクさん!
はい。準備完了です!▼
- [アイク]
- 思ったより、手際がいいんだな。
…ちがうか。
ミストがどんくさいのか?▼
- [マーシャ]
- 私、聖天馬騎士団で…
支度は迅速にやるようにって、
訓練を受けてますから。▼
だから他の女の子より早くて当然ですよ。▼
- [アイク]
- そうだったな。▼
しかし…あんたも義理堅いな。
ベグニオンの天馬騎士団を辞めてまで
来てくれるとは……▼
- [マーシャ]
- やっぱり迷惑でしたか!?▼
- [アイク]
- いや、ありがたい限りだ。
前にも言ったが、
見たとおりの人員不足だからな。▼
- [マーシャ]
- よかった……▼
えっと…アイクさん、
私が騎士団を辞めたことなんですけど…
気にしないでくださいね。▼
辞めた理由は…アイクさんたちに
お礼がしたかっただけじゃないから…▼
- [アイク]
- 他にも理由があるのか?▼
- [マーシャ]
- はい。
私…行方不明になった兄を
捜しているんです。▼
どうしようもない人なんですけど…
2人きりの兄妹ですから。▼
……あの時、海賊船で
アイクさんたちに助けてもらった時も、
兄の消息を追ってたんです。▼
でも、私1人だと…
やっかいごとに巻き込まれるばかりで。▼
- [アイク]
- 確かに。
それで、傭兵団に入りたかったわけか。
なっとくした。▼
- [マーシャ]
- ……あきれました?▼
- [アイク]
- いや。それより…
兄さんが、早く見つかるといいな?▼
- [マーシャ]
- はい。
ありがとうございます。▼
<レテ ☆>†
(背景:城の回廊、中央左:レテ、中央右:アイク)
- [レテ]
- …………▼
- [アイク]
- ……憂鬱そうだな。▼
- [レテ]
- 当たり前だろう。
くだらないことを聞くな。▼
………遅い。
みんなまだ揃わないのか?▼
- [アイク]
- 悪いな。▼
あんたたちみたいに、
身一つで動ければ楽なんだろうが…
武器の用意なんかは手間取るんだ。▼
- [レテ]
- 『鉄』の武器か。
ベオクは軟弱だ。あれがないと、
まともに戦えないのだからな。▼
- [アイク]
- …だが、レテ。
あんたも短刀を持ってるじゃないか。
その足につけてる鞘はそうだろう?▼
- [レテ]
- これは…戦い用じゃない。▼
- [アイク]
- なに用なんだ?▼
- [レテ]
- ………肉を食べる時、小骨をとったり…
果物を口に入れる大きさにしたり……
なかなか重宝するんだ。▼
- [アイク]
- ……▼
- [レテ]
- なんだ!?
言いたいことがあるなら、はっきり言え!▼
- [アイク]
- ベオクが嫌いでも、
ベオクの作るものを使うんだな?▼
- [レテ]
- いいものは、いい。
当然の評価を捻じ曲げてまで、
否定論に固執するのは愚か者のやることだ。▼
私だって…ベオクのすべてを
否定しているわけじゃない。▼
ベオクが皆、おまえのように
我らと普通に接するなら…きっと…▼
- [アイク]
- レテ。▼
- [レテ]
- く、くだらない話をしてしまった!!▼
私はもう行くからな。▼
(レテ消える)
- [アイク]
- ……▼
ナレーション†
(画面:テリウス大陸の地図上にアイクの大写し)
グレイルの跡を継ぎ、傭兵団の
新団長をなったアイクは、
再びクリミア王女の護衛として雇われる。*
(アイクの映像消える)
次に目指す先は、
テリウス大陸最長の歴史と、
最大の版図を誇る帝国、ベグニオンである。*
帝国の藩国として誕生した歴史を持つ
クリミア王国を再興するためには*
宗主国ベグニオンの支持は
絶対に不可欠なものだった。*
また、ベグニオンが持つ強大な力の
後ろ盾なき再興は不可能に近いという。*
ベグニオンとガリアに国交はなく、
険しい山脈により両国は隔てられている。*
傭兵団は、やむなく一度クリミアに戻り、
船をしたてて海路をとることになった。*
(地図上に矢印が現れた後、ライの映像大写し)
一行は、案内役をかったでた
ガリアの戦士ライを伴い*
ひとまずクリミアに戻るため
ガリア城を後にした。*
進撃前†
(背景:城門の前、中央左:ライ、中央右:アイク)
- [ライ]
- 止まってくれ。▼
港町への道中だし、せっかくだから
ここに寄り道していこう。▼
- [アイク]
- この城に、何かあるのか?▼
- [ライ]
- ここカントゥス城は…
デインに占拠されて以降、捕虜収容所になっている。▼
そして、クリミアの遺臣が何人か
ここの地下牢に捕らえられているって話だ。▼
(右端にエリンシア登場)
- [エリンシア]
- ほ、ほんとうですか!?▼
- [ライ]
- 確かな情報です。▼
(エリンシア消え、右端にティアマト登場)
- [ティアマト]
- …クリミアの正規兵をうまく助けだし、
仲間に加えられれば…心強いわね。▼
- [アイク]
- そうだな。
…危険を冒す価値はあるだろう。▼
(暗転)
【カントゥス城】
(マップ画面:全体を映したあと、アイクたちが進入する)
- [ライ]
- 問題は、捕虜が閉じ込められている牢を
どうやって破るか、だな。▼
- [アイク]
- 牢には、カギがかかってるよな?
それを開ける手段となると…▼
(右端にセネリオ登場)
- [セネリオ]
- ふつうは看守が鍵を持っています。
それを奪うしかありませんね。▼
運がよければ、見張りが
持っているかもしれませんが…▼
いずれにせよ、秘密裏に行わないと。
城中の兵を相手にするわけには、いきませんから。▼
- [アイク]
- なら、なるべく壁ぞいに、
敵を避けながら進むか。▼
まずは、鍵を手に入れることが先決…▼
- [ライ]
- …! 誰だ!?
(暗転)
(マップ画面:アイクたちの後方から侵入者現れる)
(左端:セネリオ、中央左:アイク、右端:フォルカ)
- [フォルカ]
- …グレイル殿に用がある。どこだ?▼
- [セネリオ]
- いきなりとは、ぶしつけですね。
ご用件は?▼
- [フォルカ]
- 本人に話せばわかる。
取り次いでくれ。▼
(セネリオ消え、左端にティアマト登場)
- [ティアマト]
- ……それは、無理な話よ。
グレイル団長は…亡くなったわ……▼
- [フォルカ]
- ……そいつは、まいったな。▼
- [ティアマト]
- あなたは誰なの?▼
- [フォルカ]
- ……フォルカ。
グレイル殿に雇われていた―――情報屋だ。▼
- [アイク]
- 親父に?▼
- [フォルカ]
- …グレイル殿の息子か。
だったら、あんたでもいい。▼
グレイル殿に頼まれて調べていたことがある。
報告書を渡すから、代金をもらいたい。▼
- [アイク]
- いくらだ?▼
- [フォルカ]
- 5万ゴールドだ。▼
- [アイク]
- …ずいぶん高いな。▼
- [フォルカ]
- それだけの価値はあるさ。▼
- [アイク]
- …今はゴールドがない。
しばらく時間が欲しい。▼
- [フォルカ]
- ということは、払う気はあるんだな。▼
- [アイク]
- 親父が依頼したことだ。
それなりの理由があるんだろう。▼
- [ティアマト]
- いいの、アイク?
本当かどうか分からないものよ。▼
- [アイク]
- …中味を見れば価値は分かる。
確認するまでは、
俺たちと共にいてもらおう。▼
- [フォルカ]
- なるほどな。
だが、そいつは金ができてからの話だろう?
生憎、俺はそれほどヒマじゃない。▼
この件は、ひとまずお預けだな。
金ができたら呼んでくれ。▼
ちょっとした町の酒場ならどこでもいい。
主人に『火消しに用がある』と言ってくれれば、
1週間以内に姿を現す。▼
(ティアマト・フォルカ消え、左端にセネリオ登場)
- [セネリオ]
- …待ってください!▼
(右端にフォルカ登場)
情報屋、といいましたね。
あなたが売るのは情報だけですか?▼
- [フォルカ]
- ……何が聞きたい?▼
- [セネリオ]
- 鍵開けは…できませんか?▼
- [フォルカ]
- 1回につき、50だな。▼
- [アイク]
- ここの扉を開けさせるのか?▼
(セネリオ消え、左端にティアマト登場)
- [ティアマト]
- 大丈夫なの?
たった今会ったばかりの男よ。▼
(ティアマト消える)
- [アイク]
- ……▼
<選択メニュー>
[雇う]
[雇わない]
[意見を聞く]
<意見を聞く>を選択の場合
(中央左:アイク、中央右:ティアマト、右端:セネリオ)
- [アイク]
- 2人はどう思う?▼
- [ティアマト]
- こんな状況で…素性のわからない人間を信用するのは、
危険すぎないかしら。…私は反対。▼
- [セネリオ]
- 牢やぶりを成功させるためには
多少の危険は覚悟すべきです。▼
鍵を奪う手間が省けるだけでも、
捕虜を助け出せる可能性は高くなる…
試してみるだけの価値はあると思います。▼
(ティアマト・セネリオ消え、右端にフォルカ)
- [アイク]
- ……▼
<雇わない>を選択の場合
- [アイク]
- フォルカ、悪いが
今の話はなかったことにしてくれ。▼
- [フォルカ]
- そうか、ならばそうしよう。
仕事になるなら、別に一緒にいても良かったんだが。▼
(フォルカ消え、中央右にセネリオ登場)
- [アイク]
- セネリオ、かまわないか?▼
- [セネリオ]
- アイクが、そう言うのなら…
僕は従います。▼
<雇う>を選択の場合
(中央左:アイク、右端:フォルカ)
- [アイク]
- ここの牢を破るのを
手伝ってくれないか?▼
- [フォルカ]
- 金さえもらえるなら、俺に異存はない。▼
(左端にティアマト登場)
- [アイク]
- ティアマト、かまわないか?▼
- [ティアマト]
- 前にも言ったでしょ?
団長はアイク、あなたよ。
あなたが決断したのなら私は従うだけだわ。▼
(マップ画面:全体に動く)
- [ライ](上段)
- じゃあ、オレは行く。
健闘を祈ってるから、がんばれよ。▼
- [アイク](下段)
- なんだ。おまえも
手伝ってくれるんじゃなかったのか?▼
- [ライ](上段)
- そうしたいのは山々なんだけど、
オレも忙しくてね。
終わり次第、また合流するよ。▼
- [アイク](下段)
- そうか、気をつけてな。▼
- [ライ](上段)
- ああ、おまえたちもな!▼
(ライ去る)
(出撃開始)
進撃後†
敵に攻撃開始†
- [デイン兵](上段)
- ぐわっ! て、敵……▼
敵に発見される†
- [デイン兵A](上段)
- うわっ、て、敵襲!▼
- [デイン兵B](下段)
- ダノミル隊長!
侵入者です!!
いかがいたしましょうか!?▼
- [ダノミル](上段)
- …いいところに来たな。
ぼちぼち、囚人が
少なくなってきたところだ。▼
なるべく、生かしたまま
捕らえるんだ!
おれの楽しみを奪うんじゃないぞ?▼
- [デイン兵B](下段)
- はっ…!▼
(マップ画面:敵増援現れる)
- [アイク](上段)
- 見つかったか…
仕方ない、このまま乗り切るぞ!▼
1ターン目アザーズフェーズ†
- [セフェラン](上段)
- ………▼
- [チャップ](下段)
- ……なぁ…騎士さん。
わしらは、どうなるんでしょうなぁ?▼
何人もおった仲間は…
デイン兵に連れていかれたっきり、
1人も戻ってくりゃあせん……▼
……はぁぁ…
…おそろしいのぉ……▼
- [ケビン](上段)
- ……弱音を吐くな。▼
たとえ、どんな仕打ちを受けようとも
クリミア騎士としての誇りを捨てず、
耐えて耐えて耐え抜くんだ。▼
- [チャップ](下段)
- むちゃ言わんでくだせぇ。
わしゃあ、しがない民兵でさぁ。▼
…………はぁぁ……
残してきた家族は大丈夫かのぉ…
…このまま2度と…会えんのかのぉ……▼
- [ケビン](上段)
- ………くそっ…
せめて武器があれば……▼
- [ネフェニー](上段)
- …助けは……来る……
……………負けない……▼
NPCケビン 死亡時†
- [ケビン]
- が…ふっ……
…クリミア万歳…っ!▼
会話(アイク→セフェラン)†
- [アイク](上段)
- おい! 助けにきたぞ。▼
- [セフェラン](下段)
- …!……▼
- [アイク](上段)
- あんたの、その格好…
兵士じゃないな?▼
- [セフェラン](下段)
- 私は…巡礼僧です。
名をセフェランと申します。▼
- [アイク](上段)
- 僧がどうして捕まってるんだ?▼
- [セフェラン](下段)
- …近くの村で、傷ついたクリミア兵の
治療を行なっていたところを連行されました。▼
そして、審判もなにもないまま
こうして牢に繋がれている次第です……▼
- [アイク](上段)
- そうか… 事情は大体わかった。▼
俺たちは、捕虜を解放しにきたんだ。
あんたも早く逃げろ。▼
- [セフェラン](下段)
- 助けてくださるのですか?
それは、ありがたいことです。
差し支えなければお名前を…▼
- [アイク](上段)
- グレイル傭兵団のアイクだ。
さあ、牢の外へ。▼
- [セフェラン](下段)
- わかりました。
では、アイク殿。後ほど……▼
会話(アイク→チャップ)†
- [アイク](上段)
- あんた、クリミア兵だな!?
助けにきたぞ!▼
- [チャップ](下段)
- ……ほ。ほんとうか?
わしゃあ、夢でも
みとるんじゃあないか?▼
- [アイク](上段)
- 俺は、クリミア王女に
雇われた傭兵だ。▼
詳しいことは後で話す。
とにかく逃げてくれ。▼
- [チャップ](下段)
- おお! 王女の!
ありがたいことじゃ。▼
よっこいしょ… うぅ…
体があちこちなまってしもうて…
あたたたたた▼
- [アイク](上段)
- こっちだ!▼
- [チャップ](下段)
- よ、よし…!▼
……はて? 王様には
お子がおらんかったような……▼
- [アイク](上段)
- 何をしてる! 急げ!▼
- [チャップ](下段)
- はい、は~い!▼
会話(オスカー→ケビン)†
- [オスカー](上段)
- クリミアの方ですね?
私は、あなたがたの味方です。▼
牢の鍵を開けましたので、
この隙に逃げてください。▼
- [ケビン](下段)
- お、おまえっ!▼
- [オスカー](上段)
- え?▼
- [ケビン](下段)
- 忘れもしないぞ、その糸目!
貴様、クリミア騎士団
第12分隊にいたオスカーだろ!?▼
- [オスカー](上段)
- 君は、確か……
……ケビン?▼
- [ケビン](下段)
- そうだ!
おまえの永遠の好敵手、
ケビンだ!!▼
- [オスカー](上段)
- やぁ、久しぶり。
元気そうでなによりだ。▼
- [ケビン](下段)
- 相変わらず、
気の抜けるような返事だ。▼
3年前に除隊したおまえが、
なんだってここにいる?▼
ハッ! まさか…
貴様、デイン側に
寝返ったんじゃないだろうな!?▼
くーっ!
見下げ果てたやつだ!!▼
俺の永遠の好敵手としての誇りは
どこへやったんだっ!?▼
- [オスカー](上段)
- ……私の所属する傭兵団は今、
エリンシア姫に雇われているんだ。▼
それで…クリミアの捕虜を
解放してるところ……▼
- [ケビン](下段)
- エリンシア姫だと!?
王宮騎士でもないおまえが、
どうして、姫のことを知っている!?▼
- [オスカー](上段)
- いや、だから、
姫は僕たちの雇い主で…▼
- [ケビン](下段)
- ハハン…
さては貴様、手柄ねらいだな!?▼
オレより先に聖騎士になろうって
そういう魂胆なんだろう?▼
- [オスカー](上段)
- 私は任務で…▼
- [ケビン](下段)
- くそぅ!▼
貴様だけには絶対負けんからな!!
姫!
すぐにオレがお側に参ります!!▼
- [オスカー](上段)
- ……騒々しさに
磨きがかかったようだな。
あれがなければ、いい騎士なのに…▼
会話(アイク→ネフェニー)†
- [アイク](上段)
- クリミアの兵士だな?
牢の鍵は開けたから
急いで、ここから逃げるんだ。▼
- [ネフェニー](下段)
- ……あなたは?▼
- [アイク](上段)
- 俺はアイク。▼
クリミア王女に雇われた傭兵だ。
詳しいことは後で話す。
今はとにかく俺を信じてくれ。▼
- [ネフェニー](下段)
- ………はい。▼
ダノミル初戦時†
- [ダノミル](上段)
- よく来た!
心から歓迎するぞ。▼
さあ、おまえも俺の捕虜となり
楽しい獄中生活を送るがいい。▼
<アイクで攻撃時>†
- [ダノミル](上段)
- いいぞ、おまえ…
そのふてぶてしい眼光こそ
俺が囚人に望むものだ。▼
その眼が次第に希望の光をなくし
濁ってゆく様は…
いつ見てもいいものだからな。▼
- [アイク](下段)
- …ふざけるな!▼
<レテで攻撃の場合>†
- [ダノミル](上段)
- 半獣…!?▼
あははは これはいい!
半獣の囚人は初めてだ。
さあ、いい子だな。
とっておきの牢を用意してやろう。▼
- [レテ](下段)
- …………▼
<モゥディで攻撃の場合>†
- [ダノミル](上段)
- こいつは…とんだ大物だ!
よーし、そのままじっとしていろよ?
せっかくの獲物を、逃がしはせんぞ。▼
- [モゥディ](下段)
- …オまえは、
心が歪んでイるようだ……
モゥディは…悲しい……▼
ダノミル撃破時†
- [ダノミル](上段)
- ……逃がさんぞ…
全員処刑……
処刑してや……る……▼
ティアマト†
- [ティアマト](上段)
- アイク、先行するわね。
進路を確保しておくわ!▼
オスカー†
- [オスカー](上段)
- アイク、先行するよ。
他の敵勢力がいないか、
偵察しておく。▼
ボーレ†
- [ボーレ](上段)
- おれがしんがり務めなくて
大丈夫なのか?▼
キルロイ†
- [キルロイ](上段)
- 僕が先に行ってもいいのかな…。
アイクも、急いで…!▼
セネリオ†
- [セネリオ](上段)
- 先行せよという指示ですから
離脱しますが…
アイク、くれぐれも気をつけて…!▼
- [ワユ](上段)
- やっぱコソコソするのは
性に合わないなあ~。▼
イレース†
- [イレース](上段)
- ………なんとか…
たどり着きました……
…お先に…失礼します。▼
ミスト†
- [ミスト](上段)
- お兄ちゃん、先に行くね。
待ってるから……早く来て!▼
ヨファ†
- [ヨファ](上段)
- ふぅ… ドキドキした。
それじゃあ、先に行くね!▼
マーシャ†
- [マーシャ](上段)
- えーっと…
じゃあ、お先に失礼しますね!
アイクさんも、お気をつけて!▼
- [レテ](上段)
- 先行する!
おまえも早く来い、アイク!▼
モゥディ†
- [モゥディ](上段)
- モゥディは、サきに行くぞ。
他の敵がイないか、確かめる。▼
ケビン†
- [ケビン](上段)
- 敵に背を向けるなど、
オレの騎士道に反するが……
姫の大事… やむをえんのだ!▼
ネフェニー†
- [ネフェニー](上段)
- …ありがとう……行きます。▼
チャップ†
- [チャップ](上段)
- はぁぁ…っ
やっとここを出られるのか。
ありがたいことだよ。▼
フォルカ†
- [フォルカ](上段)
- ………▼
アイク†
- [アイク](上段)
- 離脱する!▼
クリア後†
(背景:草原、中央右:エリンシア、右端:アイク)
- [アイク]
- 捕虜になっていた
クリミア兵を連れてきた。▼
(アイク消える)
- [エリンシア]
- …あの!
きっとご存知ないでしょうが……
実は、私は……▼
- [ケビン]
- エリンシア姫っ!▼
- [エリンシア]
- え…あ、はい。▼
- [ケビン]
- 自分は、ジョフレ将軍のもと、
5番小隊隊長を務めておりました、
ケビンと申します!▼
エリンシア姫をお守りするため、
王宮より街道までお供したのは、
自分の隊であります!▼
- [エリンシア]
- ……そんな…!
じゃあ、あなたはあの時の……▼
- [ケビン]
- はいっ!
レニング様の命により、▼
我が上官ジョフレ将軍と自分の隊が、
エリンシア姫の身をお守りし、
ガリア王国へ落ち延びていただく手はずでした!▼
しかし、我らの力及ばず、
姫を見失うという失態を……
まことに、まことにふがいなく…!▼
こうして、姫君のお姿を
目にする機会に恵まれようとは、
自分は、感動で、目の前が…くっ……!▼
- [エリンシア]
- ケビン…
あの…他には……?▼
- [ケビン]
- え!?▼
- [エリンシア]
- あなたの他にも
生き残った兵は…いますか…?▼
- [ケビン]
- …もちろんです!
自分はふがいなくも、
虜囚の憂き目をみましたが…▼
ジョフレ将軍、そして配下の何名かは
デイン軍の追撃をからくもかわし、▼
今もクリミアの地のどこかに
潜伏しておられるはずです!▼
- [エリンシア]
- ジョフレが……生きている…?
あぁ…それを聞けただけでも、
心が軽くなる思いです。▼
ありがとうケビン…
生きていてくれて…本当にありがとう……!▼
- [ケビン]
- はっ!
もったいなきお言葉!▼
このケビン、これから先、
エリンシア様のお側にて
この命の果てるまで、お仕えいたします!!▼
(暗転)
(背景:草原、左端:ネフェニー、中央左:チャップ、中央右:エリンシア、右端:アイク)
- [アイク]
- とりあえず、ケビンは
問題ないとして…▼
あんたたちはどうなんだ?
エリンシア姫をクリミア王女だと認めて、
戦ってくれる気はあるか?▼
- [チャップ]
- わしは、チャップ。
このネフェニーっつう娘と
同郷の田舎兵士です。▼
わしらには、お偉い貴族さんのことは
ようわかりません。▼
でも…クリミアがこのまま
なくなってしまうのは困ります。▼
デインの王さんは、
恐ろしい人間らしいじゃないですか。
田舎に残してきた家族がどうなるやら…▼
わしゃあもう、心配で心配で……▼
- [ネフェニー]
- ……王女さまがデイン王に勝てば、
この国は元どおりになりますか?▼
- [エリンシア]
- 努力します。
父のようにはいかないでしょうが、
クリミアをこのままにはできません…▼
- [チャップ]
- だったら、なぁ、
やるこたぁひとつじゃ。▼
- [ネフェニー]
- はい。▼
- [チャップ]
- わしらも戦います。▼
お姫さんたちといっしょに
デインのやつらを
クリミアから追っ払ってやります!▼
- [エリンシア]
- あ、ありがとうございます!▼
(ネフェニー・チャップ消える)
- [???]
- 失礼します…▼
(中央左にセフェラン登場)
- [アイク]
- あんたは…▼
(アイク消え、中央右にチャップ、右端にネフェニー登場)
- [ネフェニー]
- 聖者さま…!▼
- [チャップ]
- セフェランさま!
ご無事でしたか!!▼
- [セフェラン]
- チャップさん、ネフェニーさん…
おふたりとも、お怪我はありませんか?▼
- [チャップ]
- セフェランさまこそ、
わしらのために捕まってしもうて……
ほんまにもうしわけない。▼
- [セフェラン]
- そんなことはよいのです。
みなさんが助かったのならば、それで…▼
- [ネフェニー]
- 聖者さま……▼
(暗転)
(背景:草原、中央左:セフェラン、中央右:アイク)
- [アイク]
- ちょっと、いいか?▼
- [セフェラン]
- はい?▼
ああ、あなたは先ほどの……
おかげで助かりました。
心よりお礼申し上げます。▼
- [アイク]
- 礼はいい。それよりも
あんたのことに興味がある。▼
どうして、クリミア兵を助けた?▼
- [セフェラン]
- 私の素性をお疑いですか?▼
- [アイク]
- この状況下で、デインに楯突いて
クリミアに味方をする巡礼僧だ。
疑うなという方が無理だろう?▼
- [セフェラン]
- あなたなら、目の前にいる
怪我人を放っておくことができますか?▼
- [アイク]
- ……通常なら、できない。▼
だが、この状況下で、
命と引き換えにやるとなると…
悩むところだな。▼
- [セフェラン]
- ふふ 正直な方だ。
だけど…本当にその場に居合わせれば、
あなたのような方は迷いませんよ。▼
怪我をしている者を見れば
反射的に体が動く…そうでしょう?▼
- [アイク]
- ……あんた、何者だ?
その落ち着いた態度とか…
やっぱり只者には思えないんだが。▼
- [セフェラン]
- …とりあえず今は失礼します。▼
さようなら、若き剣士殿。
きっと、また…
お会いすることもあるでしょう。▼
(暗転)
(背景:草原、左端:フォルカ、中央右:アイク)
- [フォルカ]
- ……アイク。▼
- [アイク]
- フォルカか。なんだ?▼
- [フォルカ]
- 俺は当分、おまえたちについて行こうと思う。
つかず離れずの距離で動くから、
用がある時は声をかけるがいい。▼
代価を払えば助けてやろう。▼
(右端にティアマト登場)
- [ティアマト]
- なんですって!?▼
- [アイク]
- どういうことだ?▼
- [フォルカ]
- おまえたちに興味がわいた。
…と、だけ言っておこうか。▼
- [ティアマト]
- 残念だけど、それじゃ理由にならないわ。▼
- [フォルカ]
- 堅苦しく考えるな。
別に団に入れろというわけじゃない。▼
- [ティアマト]
- だけど…▼
- [アイク]
- ティアマト。▼
(中央左にセネリオ登場)
- [セネリオ]
- いい話じゃないですか?▼
これから先、きっと
この男の能力は役に立ちます。▼
胡散臭い男ですが、金で片がつくということは
ある意味御しやすいとも言えます。▼
- [アイク]
- おい、本人の目の前だぞ。▼
- [セネリオ]
- 気にするようには見えません。▼
- [ティアマト]
- どうするの、アイク?
あなたが決めて。▼
(ティアマト消える)
<同行させる> <同行させない>
*<同行させる>を選択の場合
- [アイク]
- わかった。あんたの好きにしろ。▼
- [フォルカ]
- じゃ、何かあったら呼んでくれ。▼
(暗転)
*********************
*<同行させない>を選択の場合
- [アイク]
- 悪いが、やはり了承できない。▼
最初の約束どおり、
金ができたら呼び出す。
それでいいか?▼
- [フォルカ]
- ……わかった。じゃあな。▼
(暗転)
******* 以下共通会話 *******
(背景:草原、中央左:ライ、中央右:アイク)
- [ライ]
- あの盗賊といい、あの賢者さまといい、
怪しいことこのうえないな。▼
- [アイク]
- ライ! 用は済んだのか?▼
- [ライ]
- ばっちり。
で、あの2人だが…▼
- [アイク]
- ああ、どうにも胡散臭いな。▼
- [ライ]
- ま、賢者さまのほうは、
悪者って感じはしないけど。▼
- [アイク]
- 相手が敵なのか味方なのか…
俺には見極める必要があるんだが……
むずかしいところだな。▼
- [ライ]
- 判断を下すには、
まだ材料が少なすぎるさ。▼
ともかく、まずは先に進もうぜ。▼
- [アイク]
- …ああ。▼
全ての牢屋の鍵を開けないでクリアした時†
- [セフェラン]
- あの…
少し、よろしいでしょうか?▼
- [アイク]
- あんたは?▼
- [セフェラン]
- 私は…女神の巡礼僧。
名をセフェランと申します。▼
あなたがたのおかげで、
虜囚の身から開放されました。▼
- [アイク]
- 僧が、どうして
デイン軍に捕まってたりしたんだ?▼
- [セフェラン]
- …近くの村で、傷ついたクリミア兵の
治療を行なっていたところを連行されました。▼
そして審判もなにもないまま牢に繋がれ…▼
明日にも処刑、というような
とても危うい状態だったのです。▼
あなたがたは命の恩人です。
心よりお礼申しあげます。▼
- [アイク]
- 礼はいい。それよりも
あんたのことに興味がある。▼
どうして、クリミア兵を助けた?▼
- [セフェラン]
- 私の素性をお疑いですか?▼
- [アイク]
- この状況下で、デインに楯突いて
クリミアに味方をする巡礼僧だ。
疑うなという方が無理だろう?▼
- [セフェラン]
- あなたなら、目の前にいる
怪我人を放っておくことができますか?▼
- [アイク]
- ……通常なら、できない。▼
だが、この状況下で、
命と引き換えにやるとなると…
悩むところだな。▼
- [セフェラン]
- ふふ 正直な方だ。
だけど…本当にその場に居合わせれば、
あなたのような方は迷いませんよ。▼
怪我をしている者を見れば
反射的に体が動く…そうでしょう?▼
- [アイク]
- ……あんた、何者だ?
その落ち着いた態度とか…
やっぱり只者には思えないんだが。▼
- [セフェラン]
- …とりあえず今は失礼します。▼
さようなら、若き剣士殿。
きっと、また…
お会いすることもあるでしょう。▼
(暗転)
*フォルカがパーティにいない場合、フォルカとライの話がなくなります。
ネフェニーの牢屋だけを開けてクリアした時†
■離脱後
- [エリンシア]
- あの…突然で驚かれるかも
知れませんが…
実は、私は…▼
亡きクリミア王の娘…です。
名はエリンシア…といいます。▼
デインに奪われた祖国を再興するため…
大勢の方々のお力を得て、
ここまで参りました…▼
- [アイク]
- あんたの気持ちを聞きたい。
エリンシア姫をクリミアの王女と認めて、
戦ってくれる気はあるか?▼
- [ネフェニー]
- …
あの。▼
- [アイク]
- ん?▼
- [ネフェニー]
- あたし、ネフェニー…です。
……王女さまがデイン王に勝てば、
この国は元どおりになりますか?▼
- [エリンシア]
- 努力します。
父のようにはいかないでしょうが、
クリミアをこのままにはできません…▼
- [ネフェニー]
- だったら…あたしも戦います。
クリミアのために。▼
- [エリンシア]
- あ、ありがとうございます!▼
- [???]
- 失礼します…▼
- [アイク]
- あんたは…▼
- [ネフェニー]
- 賢者さま…!▼
- [セフェラン]
- ネフェニーさん、
お怪我はありませんか?▼
- [ネフェニー]
- 賢者さまこそ、
あたしたちのために捕まってしまって…▼
- [セフェラン]
- そんなことは、いいのです。
それよりお連れの方は…?▼
- [ネフェニー]
- チャップさんは…
さっきの戦いで…▼
- [セフェラン]
- ……そうでしたか…
…可哀想に…▼
- [ネフェニー]
- 聖者さま…▼
- [アイク]
- ちょっと、いいか?▼
- [セフェラン]
- あなたは?▼
- [アイク]
- 俺の名はアイク。
この傭兵団の団長だ。▼
- [セフェラン]
- では、あなたがたが
助けてくださったのですね。▼
私は女神の巡礼僧…セフェランと申します。▼
まずはお礼を言わせてください。
ありがとうございます。▼
- [アイク]
- 礼はいい。それよりも
あんたのことに興味がある。▼
どうして、クリミア兵を助けた?▼
- [セフェラン]
- 私の素性をお疑いですか?▼
- [アイク]
- この状況下で、デインに楯突いて
クリミアに味方をする巡礼僧だ。
疑うなという方が無理だろう?▼
- [セフェラン]
- あなたなら、目の前にいる
怪我人を放っておくことができますか?▼
- [アイク]
- ……通常なら、できない。▼
だが、この状況下で、
命と引き換えにやるとなると…
悩むところだな。▼
- [セフェラン]
- ふふ 正直な方だ。
だけど…本当にその場に居合わせれば、
あなたのような方は迷いませんよ。▼
怪我をしている者を見れば
反射的に体が動く…そうでしょう?▼
- [アイク]
- ……あんた、何者だ?
その落ち着いた態度とか…
やっぱり只者には思えないんだが。▼
- [セフェラン]
- …とりあえず今は失礼します。▼
さようなら、若き剣士殿。
きっと、また…
お会いすることもあるでしょう。▼
チャップのみ生存してクリアした時†
■離脱後
- [エリンシア]
- あの…突然で驚かれるかも
知れませんが…
実は、私は…▼
亡きクリミア王の娘…です。
名はエリンシア…といいます。▼
デインに奪われた祖国を再興するため…
大勢の方々のお力を得て、
ここまで参りました…▼
- [アイク]
- あんたの気持ちを聞きたい。
エリンシア姫をクリミアの王女と認めて、
戦ってくれる気はあるか?▼
- [チャップ]
- わしは、チャップ。
クリミアの田舎兵士です。▼
わしらには、お偉い貴族さんのことは
ようわかりません。▼
でも…クリミアがこのまま
なくなってしまうのは困ります。▼
デインの王さんは、
恐ろしい人間らしいじゃないですか。
田舎に残してきた家族がどうなるやら…▼
わしゃあもう、心配で心配で……▼
王女さまが勝ったら、
この国は元どおりになるんでしょうか?▼
- [エリンシア]
- 努力します。
父のようにはいかないでしょうが、
クリミアをこのままにはできません…▼
- [チャップ]
- だったら、
やるこたぁひとつじゃ。▼
わしも戦います。▼
お姫さんたちといっしょに
デインのやつらを
クリミアから追っ払ってやります!▼
- [エリンシア]
- あ、ありがとうございます!▼
- [???]
- 失礼します…▼
- [アイク]
- あんたは…▼
- [チャップ]
- 聖者さま!
ご無事でしたか!▼
- [セフェラン]
- チャップさん、
お怪我はありませんか?▼
- [チャップ]
- セフェランさまこそ、
わしらのために捕まってしもうて……
ほんまにもうしわけない。▼
- [セフェラン]
- そんなことは、よいのです。
それよりも、
お連れの女性の方は…?▼
- [チャップ]
- ああ、あの娘は…
ネフェニーは、さっきの戦いで…▼
- [セフェラン]
- ……そうでしたか…
…可哀想に…▼
- [チャップ]
- 聖者さま…▼
- [アイク]
- ちょっと、いいか?▼
*これ以降は、セフェランに話しかけた場合
「はい?ああ、あなたは先ほどの……」となり
セフェランに話しかけていない場合は
「あなたは?」というふうに続くと思われます。
ケビンのみ生存してクリアした時†
■離脱後
- [アイク]
- 捕虜になっていた
クリミア兵を連れてきた。▼
- [エリンシア]
- …あの!
きっとご存知ないでしょうが……
実は、私は……▼
- [ケビン]
- エリンシア姫っ!▼
- [エリンシア]
- え…あ、はい。▼
- [ケビン]
- 自分は、ジョフレ将軍のもと、
5番小隊隊長を務めておりました、
ケビンと申します!▼
エリンシア姫をお守りするため、
王宮より街道までお供したのは、
自分の隊であります!▼
- [エリンシア]
- ……そんな…!
じゃあ、あなたはあの時の……▼
- [ケビン]
- はいっ!
レニング様の命により、▼
我が上官ジョフレ将軍と自分の隊が、
エリンシア姫の身をお守りし、
ガリア王国へ落ち延びていただく手はずでした!▼
しかし、我らの力及ばず、
姫を見失うという失態を……
まことに、まことにふがいなく…!▼
こうして、姫君のお姿を
目にする機会に恵まれようとは、
自分は、感動で、目の前が…くっ……!▼
- [エリンシア]
- ケビン…
あの…他には……?▼
- [ケビン]
- え!?▼
- [エリンシア]
- あなたの他にも
生き残った兵は…いますか…?▼
- [ケビン]
- …もちろんです!
自分はふがいなくも、
虜囚の憂き目をみましたが…▼
ジョフレ将軍、そして配下の何名かは
デイン軍の追撃をからくもかわし、▼
今もクリミアの地のどこかに
潜伏しておられるはずです!▼
- [エリンシア]
- ジョフレが……生きている…?
あぁ…それを聞けただけでも、
心が軽くなる思いです。▼
ありがとうケビン…
生きていてくれて…本当にありがとう……!▼
- [ケビン]
- はっ!
もったいなきお言葉!▼
このケビン、これから先、
エリンシア様のお側にて
この命の果てるまで、お仕えいたします!!▼
ーーここから分岐、セフェランに話しかけた場合ーー
- [アイク]
- ちょっと、いいか?▼
- [セフェラン]
- はい?▼
ああ、あなたは先ほどの……
おかげで助かりました。
心よりお礼申し上げます。▼
以下同様
ーーーセフェランに話しかけてない場合ーー
- [セフェラン]
- あの…
少し、よろしいでしょうか?▼
以下同様
フォルカ、ロスト時†
ーーーセフェランとの会話後ーーー
- [ライ]
- あのフォルカって盗賊、
いつの間にか姿を消してるぜ。
足取りもつかめない。▼
あいつといい、あの聖者さまといい、
怪しいことこのうえないな。▼
- [アイク]
- ライ! 用は済んだのか?▼
- ごめんなさい。間違ってるかも知れませんが…題名は「捕虜開放」じゃないですか?間違ってたらすみません。 -- 通りすがり人
- アイク、レテ、モウディ以外でのダノミル初戦時についてですが、「おまえたち」ではなく「おまえ」だったはずです -- ホーク
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