章別会話
オープニング†
(背景:城内、中央左:セネリオ、中央右:アイク)
- [セネリオ]
- おはようございます、アイク。
少し、お時間をいただけますか?▼
- [アイク]
- どうしたんだ? あらたまって。▼
- [セネリオ]
- 経費の収支、戦力の状況など…
傭兵団が現在どんな状態にあるのか……
アイクに知っておいてほしいのですが。▼
- [アイク]
- ああ、そうか。
それを把握するのも、団長の仕事だったな。▼
わかった、聞かせてくれ。▼
- [セネリオ]
- はい。▼
<戦績表示>
- [セネリオ]
- ……以上です。▼
- [アイク]
- だいたい、わかった。▼
- [セネリオ]
- これから毎回ご報告しますので、
よろしくお願いします。▼
- [アイク]
- 報告、ありがとな。
これから色々、相談すると思うから頼む。▼
- [セネリオ]
- はい。おまかせください。
それでは失礼します。▼
(暗転)
(拠点メニュー)
【情報】†
<セネリオ ☆>†
(背景:古城の室内、中央右:セネリオ)
- [セネリオ]
- …………▼
(中央左にアイク登場)
- [アイク]
- どうした、セネリオ
準備はもういいのか?▼
- [セネリオ]
- はい。終わっています。▼
- [アイク]
- 最低限の着替えと、数冊の魔道書だけか。
俺ほどじゃないが…
おまえも荷物が少なそうだな。▼
- [セネリオ]
- 無駄な物を持つのは嫌いなんです。▼
- [アイク]
- 俺もだ。気が合うな。▼
- [セネリオ]
- ………▼
- [アイク]
- なんだ? またそんな心配顔で。▼
- [セネリオ]
- …あの! …いえ……
……なんでもありません。▼
…………みんな支度が遅いですね。
僕が、せかしてきましょうか。▼
- [アイク]
- …セネリオ、
俺なら大丈夫だ。▼
- [セネリオ]
- …え…▼
- [アイク]
- …こうして朝の光を浴びてると、実感する。▼
俺は生きている。
信頼できる仲間がいてくれる。▼
だから、これからも
俺はやっていける。▼
単なる思い上がり…じゃなきゃな。▼
- [セネリオ]
- そんなことはありません!
決して!▼
- [アイク]
- じゃあ、今までどおりだ。
不安がないわけじゃないだろうが、
しっかり両足で立って進んでいこう。▼
- [セネリオ]
- ……はい!▼
<ミスト ☆>†
(背景:古城の室内、中央右:ミスト)
- [ミスト]
- あ、お兄ちゃん……
おはよ。▼
- [アイク]
- ああ、おはよう。
……平気か?▼
- [ミスト]
- 平気、って言ったら嘘になるけど…
がんばろう、って思ってるよ。▼
昨日は…頭の中、もうむちゃくちゃで…▼
でも…朝起きて、青い空見て…
お日さまの光を浴びたときに
ああ、生きてるなって思ったの。▼
お日さまって、あったかいよね。
あたり前のことなんだけど…
なんかちょっと、泣きそうだった。▼
- [アイク]
- …………▼
- [ミスト]
- お父さんと、お母さんと。▼
2人の分も、お兄ちゃんとわたしで
ちゃんと生きていかないと。
親不孝…するわけにはいかないよね。▼
だから……▼
また、思い出して
泣いちゃうこともあると思うけど……
でもわたし、がんばるよ!▼
- [アイク]
- そうだな……
おまえの言うとおりだ。
がんばろうな。▼
- [ミスト]
- うん!▼
あ……ごめん、早く準備しなきゃ!
じゃあお兄ちゃん、またあとでね!▼
(ミスト消える)
- [アイク]
- ああ、なるべく早くしろよ。▼
<オスカー ☆>†
(背景:古城の室内、中央左:オスカー、中央右:アイク)
- [オスカー]
- やあ、おはよう。アイク。
今朝の調子はどうだい?
昨日は、かなり厳しい戦いだったからね。▼
- [アイク]
- オスカーか。▼
さすがにあちこちの筋肉が
張る感じはするかな……
動けば治るだろう。▼
- [オスカー]
- 私もだ。目が覚めた時は、
腕を上げるのもおっくうだったよ。▼
……本当に、よく生き残れたものだ。▼
獣牙族の2人が来てくれなければ、
…団は全滅だったろうな。▼
- [アイク]
- ………ああ…▼
- [オスカー]
- アイク…君がいま
どんな気持ちでいるかは知らない。▼
だけど、昨日の晩のことは
覚えておくといい。▼
私たちが敵にまわした相手は…
正式な戦闘訓練を受けた、
指揮官の下、統率された軍隊なんだ。▼
- [アイク]
- ……だが、それだけに
奴らの動きには、一定の規則性がある。▼
…そこをうまくつけば…
勝てない相手じゃない。
次にやる時は…負けん。▼
- [オスカー]
- !▼
- [アイク]
- …なんだ?▼
- [オスカー]
- いや…どうしてかな。
一瞬、アイクがとても…
グレイル団長に似て見えたんだ。▼
- [アイク]
- ……親子だからな。
似てるところもあるだろう。▼
- [オスカー]
- 外見とか雰囲気じゃなくて。▼
なんて言うんだろ…
もっと、本質的なところが
すごく…同じだと感じたというか……▼
- [アイク]
- ……▼
- [オスカー]
- はは ごめん。
つまんないことを言った。▼
- [アイク]
- オスカー。▼
- [オスカー]
- なんだい?▼
- [アイク]
- …これから訓練の時は、
俺に付き合ってくれないか?▼
騎士の戦い方ってやつを、
もっと研究したい。▼
- [オスカー]
- もちろん。
私にできることなら、なんでも。▼
<ワユ ☆>†
(背景:古城の室内、中央右:ワユ)
- [ワユ]
- あ、大将!
おはよ!▼
(中央左にアイク登場)
- [アイク]
- おはよう。
…もう準備できたのか?▼
- [ワユ]
- バッチリ!▼
あたしは前の晩、どんなに遅く寝ても
日の出の前に起きちゃうからね!
いつでも出発できるよ。▼
- [アイク]
- ……すまんな。
いきなりこんなことになって。▼
- [ワユ]
- あ……ううん。
大変だったね……▼
- [アイク]
- それは、お互いさまだろう。
追われる傭兵団に付き合って、
それから…劣勢の戦い続きだ。▼
- [ワユ]
- …………▼
- [アイク]
- あんたは、成り行きで
団に加わったようなもんだからな。▼
恩があるって言ってた親父ももういない。
出て行くんなら、俺は止められないが…▼
- [ワユ]
- わーーーっ!!▼
- [アイク]
- !?▼
- [ワユ]
- あーもう! あたし、こういう時…
なにをどう言っていいんだか
わかんなくってさ……▼
えーと、とにかく!
昨日の…あんな極限状態でも、
諦めなかった大将を見て思ったんだ。▼
これこそ男の生き様だ…って!
ついて行くしかない!ってね。▼
- [アイク]
- …………▼
- [ワユ]
- そういうわけだからさ。
出て行け、なんてこと言わないでよ。
あたし、役に立つから!▼
- [アイク]
- そう言ってくれるなら……わかった。
頼りにするから、よろしくな。▼
- [ワユ]
- うん! まかせといてよ!▼
<モゥディ ☆>†
(背景:森の中、中央左:モゥディ)
- [モゥディ]
- アイク!
準備はドうだ?
モう、出発デきソうか?▼
(中央右にアイク登場)
- [アイク]
- 俺以外は、まだかかりそうだ。
待たせて悪いな。▼
- [モゥディ]
- ソうか。
ジゃあ、モゥディは
アイクと話をシて待とう。▼
…モゥディの言葉、ダいじょうぶか?
チゃんと通じてイるか?▼
- [アイク]
- 問題ない。
よくわかる。▼
- [モゥディ]
- ヨかった。
モゥディはコの言葉…
少し苦手だ。▼
- [アイク]
- 普段は、どんな言葉を使ってるんだ?▼
- [モゥディ]
- 獣牙族の仲間ダけナら、
言葉は必要ナい。▼
仕草と、鳴き声ダけで
スべて伝えラれるカら。▼
- [アイク]
- それは便利そうだな。▼
- [モゥディ]
- トても便利だ。
ダけど…獣の鳴き声デは、
他の種族と話すコとがデきない。▼
ソれがトても不便だ。
ダから、ミんなに通じる
“現代語”を覚えナくてはイけない。▼
- [アイク]
- 仲間同士で話せれば
十分な気もするけどな?▼
- [モゥディ]
- ソんなコとはナいぞ。▼
戦いにナりソうな時デも……
話すコとで…無用な戦いを
避けラれるコとがアるからな。▼
ダから、言葉は…
タくさん通じたホうがイいぞ。▼
- [アイク]
- ……無用の戦いを
避けるための…言葉か。▼
そんな考え方も、あるんだな。▼
進撃前†
懐かしのガリア†
(背景:草原、中央右:ティアマト、右端:アイク)
- [ティアマト]
- なつかしいわね、この辺りは…
何ひとつ変わっていない。▼
- [アイク]
- ティアマトは、ガリアに
来たことがあるのか?▼
- [ティアマト]
- 昔ね…
クリミアの騎士だった頃、▼
ガリア王国との交換武官に志願して、
ガリアの王宮に駐留したことがあるの。▼
- [アイク]
- それで、ラグズを見ても
驚かなかったんだな。▼
- [ティアマト]
- そうよ。▼
…潮風が気持ちいいわね。
見て! 陽の光を反射して
水平線が輝いてる。▼
(ティアマト消える)
- [アイク]
- …そういえば、親父も
古城の位置を知ってたり…▼
ガリアに来たことがあるような
素振りだったな?▼
(中央左にティアマト登場)
- [ティアマト]
- ええ。
私たちだけじゃなく…
あなたもね、アイク。▼
- [アイク]
- え?▼
- [???]
- アイク!▼
- [ティアマト]
- モゥディだわ。
答えてあげないと。▼
- [アイク]
- ああ、だが…▼
- [ティアマト]
- 話の続きは、お城に
ついてからにしましょう。▼
(ティアマト消える)
- [アイク]
- ……▼
(暗転)
レテとモゥディ†
(マップ画面:アイク、モゥディに話しかける)
- [アイク](上段)
- どうしたんだ、モゥディ?▼
- [モゥディ](下段)
- みんな疲れてナいか?
少し休んだホうがイいか?▼
- [アイク](上段)
- だいじょうぶだ。▼
- [モゥディ](下段)
- ソれなら、ヨかった。▼
- [レテ](下段)
- …ベオクというのは
軟弱な生き物だ。▼
この程度の距離、
我らだけなら3日もあれば
十分だというのに。▼
- [モゥディ](中段)
- レテ!▼
- [レテ](下段)
- …ふん!
本当のことじゃないか。▼
- [モゥディ](中段)
- レテがソんな態度だと、
王の恥にナる。
モゥディも恥ずかしいぞ。▼
- [レテ](下段)
- ぶ、部下のくせに、
上官に口答えするな!▼
- [モゥディ](中段)
- 悪いコとは悪い。▼
レテはイい戦士だが、
ベオクのコとにナると
頭が固スぎる。▼
- [レテ](下段)
- なんだとぉ…?▼
- [アイク](上段)
- おいおい。
2人とも、
ちょっと落ち着けよ。▼
侵略者†
(マップ画面動く)
- [レテ](下段)
- ………▼
- [モゥディ](中段)
- …コの気配は……▼
- [アイク](上段)
- どうした?▼
- [モゥディ](中段)
- コのニおい…
鉄のニおい……▼
……大勢のベオクの
武器と鎧のニおいだ!!▼
- [アイク](上段)
- 本当か!?▼
(マップ画面:アイクたちの行く先の砦からデイン兵現れる)
- [デイン兵](下段)
- コタフ将軍!
クリミアの傭兵団が、
作戦地点に入りました!!▼
- [コタフ](上段)
- フッ かかったな。
全兵、姿を現すのだ!
奴らはここで仕留めるぞ!!▼
【タタナ砦】
(マップ画面:回転後、画面上にデイン兵が現れる。)
(背景:森の前、左端:モゥディ、中央左:レテ、中央右:アイク、右端:セネリオ)
- [セネリオ]
- 黒の鎧…デイン軍ですね。▼
- [アイク]
- ガリアに潜入した部隊が、
まだいたということか!▼
(セネリオ消える)
- [レテ]
- …デイン兵どもめ……
ガリアの森を
我が物顔でうろつくとは・・・許せん!▼
- [モゥディ]
- ガルゥ …南にアる古城。
あの中に、沢山のベオクがイる。▼
みんな鉄の道具、持ってイる。
モゥディたちには、匂いでわかる。▼
- [アイク]
- ……
ティアマト!
みんなを近くに集めてくれ。▼
(右端にティアマト登場)
- [ティアマト]
- ! …わかったわ!▼
(ティアマト消える)
- [レテ]
- …これから、どうしたい?▼
- [アイク]
- なにがだ?▼
- [レテ]
- 目の前のデイン兵たちを
相手にするなら、
南の古城を落とせばいい。▼
もし逃げるなら、
抜け道を…▼
- [アイク]
- 俺は戦う。▼
- [レテ]
- !▼
- [アイク]
- 逃げることが
有効な場合もあるだろう。
だが、今は負ける気がしない。▼
- [レテ]
- ……そうか。▼
- [モゥディ]
- だったら
モゥディたちも戦うゾ。▼
- [アイク]
- ああ。▼
(モゥディ・レテ消え、右端にティアマト登場)
- [ティアマト]
- アイク!
みんなを集めたわ。▼
(ティアマト消える)
- [アイク]
- よし!▼
(左端にムストン、中央左にジョージ登場)
- [アイク]
- あんたたちは
ミスト、ヨファといっしょに
後方に避難してくれ!▼
- [ムストン]
- わかった。▼
- [ジョージ]
- 頼りにしてるぜ。
気をつけてな!▼
(ムストン・ジョージ消え、左端にティアマト、中央左にセネリオ登場)
- [アイク]
- 戦える者は武器を持て!▼
グレイル傭兵団!
行くぞ!▼
(進撃開始)
進撃後†
1ターン目開始前†
(マップ画面:ミスト現れる)
- [ミスト](上段)
- お兄ちゃん!▼
- [アイク](下段)
- ミスト!
おまえとヨファは下がってろ。
絶対、前にでるなよ!!▼
- [ミスト](上段)
- ね、お兄ちゃん!
わたしも…一緒に戦う。▼
- [アイク](下段)
- 何!? そんなの
だめに決まってるだろう!▼
それに、おまえは
何の武器も使えないんだし。▼
- [ミスト](上段)
- これがあるもん!▼
- [アイク](下段)
- ライブの杖…?▼
- [ミスト](上段)
- キルロイに無理を言って、
教えてもらってたの。▼
ちょびっとだけど
傷の回復、できるよ。▼
- [ミスト](上段)
- 時々、教会に行って習ってたの。
ちょぴっとだけど傷の回復、できるよ。▼
- [アイク](下段)
- ちょびっと程度で
戦場にだすわけにはいか… ん?▼
(マップ画面:後方からヨファが現れる)
- [ボーレ](上段)
- いいかげんにしろ、このチビ!▼
- [ヨファ](下段)
- ぼくも、いっしょに戦う!
弓が使えるもん!!▼
- [ボーレ](上段)
- ほぅ、それは初耳だなぁ?
ウソも休み休み言えよ!▼
- [ヨファ](下段)
- うそじゃない!▼
- [ミスト](中段)
- うん、うそじゃない。▼
- [ボーレ](上段)
- ミスト!?▼
- [アイク](上段)
- どういうことだ?▼
- [ミスト](下段)
- ヨファ、いつも
弓の練習してたけど、
結構、うまいよね?▼
- [ヨファ](中段)
- だよね?▼
- [アイク](上段)
- いつの間に弓の扱いなんて
覚えたんだ?▼
- [ヨファ](下段)
- え、えーっと……
あの、自然に
できるようになって……▼
- [ボーレ](上段)
- ウソついてんじゃねーぞ、
このくそチビ!▼
武器ってのはなぁ、
基本も教えてもらわずに
使えるもんじゃねーんだよ。▼
- [ヨファ](下段)
- だったら、ぼく天才だもん!
1人でできるようになったもん!▼
- [ボーレ](上段)
- こーのー……▼
- [ミスト](下段)
- ボーレのわからずや!▼
- [ヨファ](中段)
- わからずや!!▼
- [ボーレ](上段)
- !!!▼
- [アイク](上段)
- おまえたち、いいかげんに……▼
- [ミスト](下段)
- ……もう、やなんだもん。▼
ヨファと2人で……
お兄ちゃんたちのこと心配しながら
待ってるだけなんて……▼
それなら、
いっしょにいるほうがいい!▼
- [アイク](上段)
- …………▼
- [ボーレ](上段)
- ……おまえも、
そうなのか? ヨファ。▼
- [ヨファ](下段)
- うん。
絶対、いっしょに行く!▼
- [ボーレ](上段)
- …はぁ▼
……どうする? 新団長。▼
- [アイク](上段)
- …わかった。
2人とも連れて行こう。▼
側にいたほうが、
守りやすいって利点もあるしな。▼
- [ミスト](中段)
- ほんと!?▼
- [ヨファ](下段)
- ぼく、がんばるね!▼
- [ボーレ](上段)
- …ったく、しょーがねえなぁ。▼
1ターン目終了後†
- [レテ](下段)
- そういえば…▼
- [アイク](上段)
- どうした?▼
- [レテ](下段)
- ……我らの動きに
希望があるのなら…
聞いてやらなくもないぞ。▼
- [アイク](上段)
- なんだと?▼
- [レテ](下段)
- …だから!▼
なるべく、おまえの希望に
そうよう動くから…
『要請』しろと言ってるんだ。▼
- [アイク](上段)
- いいのか?▼
- [レテ](下段)
- 元々、ベオク同士の戦いなのだ。▼
おまえたちの『要請』なき場合は
手出し無用…と、
上官から言い渡されている。▼
- [アイク](上段)
- だが、昨夜は…▼
- [レテ](下段)
- あれは…!
……………非常事態だ。▼
- [モゥディ](中段)
- …アのままデは、
アイクたちが危ないと思った。
ダから…▼
- [アイク](上段)
- …確かに、あの時は危なかったな。
…ありがとう。
あんたたちが来てくれて助かった。▼
- [モゥディ](中段)
- ドういたしまして。▼
- [レテ](下段)
- ……ああ。▼
- [モゥディ](中段)
- ジゃあ、アイク!
今度はイっしょに戦うぞ!!▼
トくに、『要請』がナければ、
モゥディたちは自由に行動スるけど
ソれで構わないか?▼
- [アイク](上段)
- 問題ない。
それじゃ、よろしく頼む。▼
3ターン目終了後†
(マップ画面:東側の山からマーシャ飛来)
- [マーシャ](上段)
- ええっと…どこかな?
あ、いたいた!▼
4ターン目終了後†
(マップ画面:北側から3人の海賊現れる)
- [ネダタ](上段)
- うっほっほ…▼
- [海賊A](下段)
- ひゃっほっほ…▼
- [ネダタ](上段)
- おれたちゃ海のならずもの~▼
- [海賊A](下段)
- 獣の国でもなんのその~▼
- [ネダタ](上段)
- 斧をふるって
ひと騒ぎ~っとくら!▼
- [海賊B](中段)
- お、おい!
ネダタの兄ぃ!
あっち見てみなよ。▼
- [ネダタ](上段)
- なんだ、なんだぁ?▼
このガリアで、人間同士が
もめてるってのは
いったいどういうことでぃ!?▼
- [海賊B](中段)
- お、おれらを捕まえにきた
役人じゃねえすかね!?▼
- [ネダタ](上段)
- うぬぅっ…▼
- [海賊B](中段)
- どうしやす?
今日はやめときやすか?▼
- [ネダタ](上段)
- ばかやろう!
役人なんぞにびびって
海賊稼業がやってられっか!▼
おれはやるぞ!
男の生き様、見せてやらぁな。▼
- [海賊A](下段)
- く~っ! ホレたぜ、兄ぃ!!
どこまでも、ついていくっす!▼
- [ネダタ](上段)
- おぉよ!
じゃあ、いってみるか!!▼
- [海賊A](下段)
- へいっ!▼
- [ネダタ](上段)
- うっほっほ…▼
- [海賊A](下段)
- ひゃっほっほ…▼
NPCマーシャ死亡時†
- [マーシャ]
- くっ ダメよ…まだ・……!
や、約束……
…守らない…と………▼
NPCレテ 撤退時†
- [レテ]
- ………屈辱…だ…
こんな連中相手に……!▼
- [アイク]
- レテ!
この場は俺たちが引き受ける!
あんたは下がってくれ!▼
- [レテ]
- ……くっ!
お前たちを王宮に送り届けるまで…
…倒れるわけには いかない…
不本意だが、いったん退く…
………すまない……▼
NPCモゥディ 撤退時†
- [モゥディ]
- グウ……ナんだか
体が重いぞ……▼
- [アイク]
- モゥディ!
あんたがいくら丈夫でも
それ以上は危険だ!
後は俺たちが引き受けるから下がってくれ!▼
- [モゥディ]
- ウぅむ…ワかった。
モゥディはアイクの要請に従う…▼
会話(オスカー→ヨファ)†
- [オスカー](上段)
- ヨファ!▼
- [ヨファ](下段)
- …ご、ごめんなさい!▼
- [オスカー](上段)
- ? どうして謝るんだ?▼
- [ヨファ](下段)
- え…? だって…
ぼくを怒りに
来たんじゃないの?▼
- [オスカー](上段)
- 怒られるようなことを
したのか?▼
- [ヨファ](下段)
- ……戦うの…かってに…
決めちゃったから……▼
オスカーおにいちゃんは…
怒ってるかと…思って…▼
- [オスカー](上段)
- 団長が許したものを、
とやかく言うつもりはないよ。▼
- [ヨファ](下段)
- じゃあ、いいの…!?▼
- [オスカー](上段)
- ああ。
ただし、いつでも助けられるよう
兄さんの近くで戦うんだぞ。▼
- [ヨファ](下段)
- うん!▼
- [オスカー](上段)
- それにしても…
弓の扱いなんて
いつの間に覚えたんだ?▼
- [ヨファ](下段)
- えっと… …ないしょ!▼
(消える)
- [オスカー](上段)
- こら、ヨファ!
離れちゃいけないと
言ったばかりだろ!?▼
会話(ボーレ→ヨファ)†
- [ボーレ](上段)
- ヨファ、なるべく
おれの傍から離れんなよ。▼
- [ヨファ](下段)
- うん!▼
- [ボーレ](上段)
- お!
やけに、いい返事じゃねえか。
どういう風の吹き回しだ?▼
- [ヨファ](下段)
- ぼくが近くにいて、
ボーレを守るからね。
だから安心してていいよ。▼
- [ボーレ](上段)
- ……いや、そりゃ逆だって!▼
会話(アイク⇔マーシャ)†
- [マーシャ](上段)
- アイクさん!▼
- [アイク](下段)
- あんたは確か…▼
- [マーシャ]
- はい、マーシャです!
約束どおり、ご恩返しにきました。
仲間に入れてください!▼
- [アイク]
- でも、あんたはベグニオンの
天馬騎士団にいたと…▼
- [マーシャ]
- やめてきちゃいました!▼
だから、この傭兵団に
入れてもらえませんか?
お願いします!▼
- [アイク]
- そんな簡単に…
いいか、はっきり言うが
うちは貧乏傭兵団だぞ?▼
給金1つとっても、
正式な騎士団とは比べものには……▼
- [マーシャ]
- だめですか?▼
- [アイク]
- あんたが損をするって
話をだな……▼
- [マーシャ]
- 全然、損なんかしません!▼
一生懸命働きますから、
入団させてくださいっ!
お願いしますっ!!▼
- [アイク]
- そこまで言うなら…
とりあえずやってみるか?▼
こっちも人手不足だからな、
いきなり忙しいと思うが。▼
- [マーシャ]
- はい!
まっかせといてください!▼
建物(画面下側)訪問†
(背景:海辺の建物前、中央左:ラグズの女性、右端:訪問者)
- [女性]
- きゃあっ! に、に、ニンゲン……
うーん………▼
- [訪問者]
- ………▼
- [女性]
- ………………………
……… …… ……………
……………もぅっ!▼
まったく! 非常識よ、あんた!!
こっちは死んだフリをしてるんだから、
あきらめて、どこかへ行ってくれなくちゃ!▼
……え? どうしてかって?
だって…ニンゲンに会ったら
こうしろって…母さんが………▼
……ちがうのね? フン、だ!
わかってたわよ、そんなの!!▼
じゃあさ…これ、あげるから
さっさと、どこかへ行っちゃってよ!▼
あたし、ニンゲンなんて大嫌いなんだから!
ほんとは口もききたくないんだから!!
フーンっだ!!!▼
<レストを手に入れた>
建物(画面上側)訪問†
(背景:海辺の建物前、中央左:ガリア兵、右端:訪問者)
- [ガリア兵]
- クリミアの方々ですね?▼
私は獣牙族の戦士です。
あなたがたのことは、
ライ殿からうかがっております。▼
既に、お気づきでしょうが…
南にあるタタナ砦は、現在、
デイン軍によって占拠されているようです。▼
やつらには、くれぐれもお気をつけください。
やっかいな魔道士もいたはずですから。▼
我ら獣牙族にとっても魔法…
特に炎魔法を使う者は脅威となります。▼
私は、仲間との連絡のため
この家は離れるわけにはいきませんが…
対魔道士の備えとして、これを差し上げます。▼
これを使えば、魔法を防御する力が増すはずです。
どうかお気をつけて。▼
<魔除けを手に入れた>
ネダタ初戦時†
- [ネダタ](上段)
- おれたちゃ海のならずもの。▼
斧をふるってひと騒ぎ~▼
レテvsネダタ†
- [ネダタ](左上)
- おおっと獣だ、あわてるな。▼
人の姿を狙い撃ち~▼
- [レテ](右下)
- 賊どもめ… 覚悟しろ!▼
ネダタVSモゥディ†
- [ネダタ](左上)
- おおっと獣だ、あわてるな。▼
人の姿を狙い撃ち~▼
- [モゥディ](右下)
- ナらず者のベオクは、
モゥディがヤっつけるぞ!▼
ネダタvsアイク†
- [ネダタ](上段)
- うっほっほー▼
- [アイク](下段)
- ?▼
- [ネダタ](上段)
- ひゃっほっほー▼
- [アイク](下段)
- ……▼
- [ネダタ](上段)
- 俺たちゃ海のならずもの。
おまえなんかにゃ負けねえぜ~▼
ネダタ撃破時†
- [ネダタ](上段)
- おれたちゃ海のならずもの……▼
こんな最期がお似合いよ……▼
コタフ初戦時†
- [コタフ](上段)
- デインに逆らった傭兵どもに死を!
奴らに辱められた
同胞たちの恥をそそぐのは、我らだ!!▼
<アイクで攻撃の場合>†
- [コタフ](下段)
- おまえが、傭兵団の新しい長か…
いたい、どんな卑怯な手を用いて
我らの同胞を手にかけたのだ…!?▼
そうでなくては…デインの正規兵たちが
おまえたちごときに、やられるはずはないのだ。▼
- [アイク](上段)
- …おまえたちは、
そうやって最初から
俺たちを見下している。▼
いいかげん、気付いたらどうだ?
そこに隙ができるから
俺たちごときに勝てないんだって。▼
- [コタフ](下段)
- 黙れ!
黙れ、この小童がっ!!▼
- [アイク](上段)
- ………▼
<コタフの前にレテ配置の場合>†
- [コタフ](上段)
- ふん、湧いて出たな、半獣が。▼
- [レテ](下段)
- …我らにその呼び名をつかう者には
容赦せん……!▼
<コタフの前にモゥディ配置の場合>†
- [コタフ](上段)
- 待ちかねたぞ、半獣!
この手で駆逐してくれる!▼
- [モゥディ](下段)
- ハ… 半獣……
グォオオオオオオオ!▼
コタフ撃破時†
- [コタフ](上段)
- ぐっ……ぐぐ……ぐ……
…祖国のため……
汚名を…そそがねば………▼
クリア後†
更なる火種†
(背景:砦の入り口前、中央左:アイク)
- [アイク]
- とにかく指揮官は倒しだが…
やつらの目的はいったいなんだ?▼
(左端にティアマト登場)
- [ティアマト]
- …エリンシア姫を追うことだけが
目的ではなさそうだったわね。▼
デイン軍は、クリミアだけではなく
ガリアまで侵略するつもりかしら……▼
(中央右にセネリオ登場)
- [セネリオ]
- ……いずれにせよ、
デインが国境を侵したことで▼
ガリアとデインは、いつ開戦しても
おかしくない状態になったといえます。▼
- [アイク]
- また、戦争になるのか…▼
- [ティアマト]
- ベオク対ラグズの戦いになるなら…
他の国も、当然黙っていないはず……▼
……デインは、大陸中に
火の粉を撒き散らす気だとでもいうの?▼
そんなことになれば…
どれほどの民が…犠牲になるか……▼
- [セネリオ]
- 我々の動向を決めなくてはいけませんね。
どちらに味方するのかを…▼
- [ティアマト]
- どちらにって…
デインに味方するわけ、ないでしょう!?▼
- [セネリオ]
- …といって、人間である僕らが
半じ…ラグズと組んで人間と戦うなんて…
それこそ、考えられませんが?▼
- [アイク]
- ベオクか…ラグズか……▼
(ティアマト・セネリオ消え、中央右にレテ登場)
- [レテ]
- ……まだ、起きてもいない戦のことを論じ合うのか。
ベオクは…よほど気が小さいのだな。▼
(右端にモゥディ登場)
- [モゥディ]
- …レテ!
ソんな言い方をシてはイけない…!▼
- [アイク]
- …あんたたちは、どうだ?
戦になると思うか?▼
- [レテ]
- デインがガリアの領土を荒らすなら、
我らは戦うことを辞さない。
王がご決意なされば、すぐに戦になるだろう。▼
- [モゥディ]
- モゥディはイやだ…
戦いは…沢山の悲しみをウみだす……▼
(モゥディ消える)
- [アイク]
- ………▼
- [レテ]
- …とにかく、王宮へ急ぐぞ。
予定外に時間をとってしまった。▼
日暮れまでに、
今夜寝る場所にたどり着かなくては…▼
- [アイク]
- 王宮へは、まだ遠いのか?▼
- [レテ]
- ベオクの足ならば、まだ遠い。
さ、急ぐぞ。▼
(暗転)
獅子王†
【ガリア城】
(背景:城内、中央左:エリンシア、中央右:アイク)
- [エリンシア]
- アイク様!
みなさまっ!▼
- [アイク]
- エリンシア姫。▼
- [エリンシア]
- あの…
グレイル様のこと……うかがいました。▼
……あの…私、なんと言えばよいのか……▼
- [アイク]
- 気をつかわないでくれ。
大丈夫だ。
俺たちは、なんとかやっている。▼
- [エリンシア]
- …アイク様……▼
(左端にガリア兵登場)
- [ガリア兵]
- 王がおみえになりました。▼
(ガリア兵・エリンシア消え、中央左にカイネギス登場)
- [アイク]
- ……!▼
- [カイネギス]
- ガリア王宮へよく来てくれた。
わしがガリア国王カイネギスだ。▼
- [アイク]
- ……グレイル傭兵団、
団長のアイクだ。▼
- [カイネギス]
- …たくましく育ったな。
見違えたぞ。▼
- [アイク]
- !?▼
(右端にティアマト登場)
- [ティアマト]
- ここにいた時は、
まだ、小さな子供でしたから。▼
- [カイネギス]
- ティアマトか。よく来てくれた。▼
- [ティアマト]
- おひさしぶりです、カイネギス殿。▼
- [アイク]
- 2人は知り合いなのか?
王は…俺のことも知っているのか?▼
- [カイネギス]
- うむ。
グレイルについて、
おまえに話しておくべきことがある。▼
(アイク・ティアマト消え、中央右にレテ、右端にモゥディ登場)
レテ、モゥディ、おまえたちは
席をはずしてくれ。▼
傭兵団の方々がゆっくり休めるよう、
部屋を用意して差し上げるのだ。▼
- [レテ]
- はっ!▼
(レテ・モゥディ消え、中央右にアイク、右端にエリンシア登場)
- [エリンシア]
- 私も失礼したほうが
よろしいですね。▼
- [カイネギス]
- いや、王女にもいてもらいたい。
後、この者もな。▼
(カイネギス消え、左端にジフカ登場)
- [ジフカ]
- …………▼
(ジフカ消え、中央左にカイネギス登場)
- [カイネギス]
- こやつはジフカといって、わしの影だ。
空気のようなものと思ってくれればよい。▼
- [アイク]
- わかった。
こちらも、ティアマトとセネリオを
このまま同席させてほしい。▼
(エリンシア消え、右端にセネリオ登場)
- [セネリオ]
- ……▼
- [カイネギス]
- いいだろう。
さて、何から話したものか。▼
(セネリオ消え、左端にティアマト登場)
ティアマト。
グレイルは、どこまで
息子に話していたのだ?▼
- [ティアマト]
- アイクは、ガリアのことを
何も知らずに育ちました。
ここにいた記憶もありません。▼
- [カイネギス]
- …そうか。では、わしの知る全てを
話した方がよいだろうな。▼
…もっとも、あまり多くはないのだが。▼
(ティアマト消える)
- [アイク]
- いや、どんな小さなことでも構わない。
親父のことを聞かせてくれ。▼
- [カイネギス]
- …………
父親と同じ、良い目をしているな。▼
グレイルは昔……
ガリアの傭兵として働いていたことがあってな。
浅からぬ縁がある。▼
わしは、まだベオクを
信用しきっておらん。
だが、おまえの父グレイルと…▼
エリンシア姫の父ラモン殿、
そして王弟レニング殿…
この3人だけは別だ。▼
どの者も、傑出した人物で、
信頼にたる男たちだった。▼
(右端にティアマト登場)
おっと、ティアマト、
そなたも別格だったぞ。
ベオクの女では、唯一な。▼
- [ティアマト]
- おそれいります。▼
(ティアマト消える)
- [アイク]
- 親父がガリアの傭兵…▼
- [カイネギス]
- そうだ。おまえと妹が生まれたのも、
このガリアなのだ。▼
ほんの短い間であったが、
おまえたちは、この土地で育った。▼
- [アイク]
- …そうか…
何も覚えていないが……
俺とミストは…この地で生まれたのか…▼
- [カイネギス]
- おまえの両親は、なにか
重大な秘密をかかえているようだった。▼
そして、その秘密ゆえ、
何者かに追われていた。▼
十数年前…おまえの母親が
追っ手に殺され、
グレイルがガリアを去る時……▼
わしは、あやつに何もかも
打ち明けるよう迫った。▼
『何故、追われているのか?』
『このわしが力になれることはないのか』と。
しかし、何も聞き出すことはできなかった。▼
……あやつが再び、ガリアに現れたと聞いて…
わしは今度こそと思ったのだがな……▼
あのようなことになって残念だ……
もう少し早く…駆けつけておればと…
悔やまれてならん…▼
- [アイク]
- ! そうか、あの時の声は…
あんただったのか。▼
- [カイネギス]
- あの傷では助かるまいとわかったのでな……
残されたわずかな時間を
邪魔するまいと思い…姿を現さずにおいた。▼
アイクよ……▼
あやつは最期に…おまえになんと告げた?▼
あの黒鎧の騎士の正体を、
おまえは知っているのか?▼
- [アイク]
- …………
騎士の正体は…わからん。▼
親父は、俺に傭兵団を任せると…
カイネギス殿を頼り、
このガリアの地で平和に暮らせと…言った。▼
全てを忘れて……▼
- [カイネギス]
- ……そうか。
では、わしができることをしよう。▼
おまえたち傭兵団が
ここでの暮らしを望むのであれば、
わしはそれを許そう。▼
住まいと、土地を与える。▼
- [アイク]
- …王の気持ちはありがたい…
だが、俺はこのまま、
ここで安穏と生きる気にはなれない。▼
俺は、親父の仇を討ちたい。
このまま、忘れるなんてできない……▼
(ティアマトが右端に登場)
- [ティアマト]
- でも、アイク!
それは……▼
- [アイク]
- わかってる。
今の俺には…力がない。▼
親父ですら勝てない相手に…
かなうわけがないんだ……▼
だから、今は
強くなることに専念する。▼
親父の残した傭兵団をまとめながら、
いつかくる機会に備えるつもりだ!▼
- [カイネギス]
- 賢明な判断だ。
もっと直情的に動くように見えるが、
さすが、グレイルの血は争えんな。▼
- [ティアマト]
- ふふ、成長したわね、アイク。
ついこの間までは、
ほんの子供だと思っていたのに……▼
- [アイク]
- ティアマト…▼
- [カイネギス]
- …そこで、提案したいことがある。▼
(左端にエリンシア登場)
アイクよ、おまえの傭兵団の力―――
このエリンシア姫に
貸してやってはくれぬか?▼
- [アイク]
- !?▼
- [エリンシア]
- カイネギス様!?▼
- [カイネギス]
- 確かに、ガリアとクリミアの間には
同盟が結ばれている。▼
だがな、それは王族同士のもので
民間には、ほとんど浸透しておらん。▼
- [ティアマト]
- クリミアでガリア人を
見ることなんてないでしょ?▼
…友好国であっても、
ラグズに対する理解はほとんどない。▼
“半獣”なんて差別的な呼び方が
普通にまかり通るようにね。▼
- [エリンシア]
- …父は、そのことに心を痛めていました。▼
歴代の王とは比べ物にならないほど、
ガリア王国との国交を深めることに
心血を注ぎ…それで……▼
- [カイネギス]
- ……それゆえ、反ラグズ運動の
根強いデインに狙われたのかもしれん。▼
- [アイク]
- …………▼
- [カイネギス]
- わし個人の心情で言えば、
ガリアがエリンシア姫の後見となり、
クリミア再興に尽力したいところだ。▼
しかし、我がガリアにおいてもまた、
反ベオク感情が高いのも事実なのだ。▼
この度、クリミア王女を
我が国に保護したことが、▼
デインがガリアを攻撃するための
絶好の口実を与えたのではないかと…
危ぶむ重臣も多い……▼
- [アイク]
- つまり…
ガリアは、エリンシア姫の力にはなれない…
そういうことなんだな?▼
- [カイネギス]
- 残念ながら、そうだ。▼
- [エリンシア]
- アイク様。カイネギス様は、▼
クリミアの再興を目指すのであれば
ベグニオン帝国を頼るべきだとの
助言をくださいました。▼
宗主国であるベグニオンに
正式に申し立てをして、
後ろ盾してもらうべきだと。▼
- [ティアマト]
- ベグニオンまでは海路で
数ヶ月の旅になるわ。
確かに護衛が必要ね…▼
- [アイク]
- ……俺たちも、まっとうに
傭兵団として動けるほどの人員がいない。▼
もし、姫の護衛として雇ってもらえるなら、
それは願ってもないところだな。▼
(エリンシア・カイネギス・ティアマト消える)
ティアマト! セネリオ!
俺は王の申し出を受けたいと思うが
かまわないか?▼
(左端にセネリオ、中央左にティアマト登場)
- [ティアマト]
- 団長の決めたことでしょ?
私たちは、信じてついて行くだけよ。▼
- [セネリオ]
- あなたの望むまま…進んでください。
僕は、その道が確かなものとなるよう、
全力を尽くすのみです。▼
- [アイク]
- わかった。
では、グレイル傭兵団は、
これよりクリミア王女護衛の任務を請ける。▼
(ティアマト・セネリオ消え、左端にエリンシア登場)
エリンシア姫、
これから長い付き合いになりそうだな。
よろしく頼む。▼
- [エリンシア]
- あ、ありがとうございます。
こちらこそ、よろしくお願いします!▼
(暗転)
ボーレ死亡時におけるイベントの変化†
進撃後1ターン目開始前†
- [ミスト(上)]
- お兄ちゃん!▼
- [アイク(下)]
- ミスト!
おまえとヨファは下がってろ。
絶対、前にでるなよ!!▼
- [ミスト]
- ね、お兄ちゃん!
わたしも一緒に戦う。▼
- [アイク]
- 何!?そんなの
だめに決まってるだろう!▼
それに、おまえは
何の武器も使えないんだし。▼
- [ミスト]
- これがあるもん!▼
- [アイク]
- ライブの杖…?▼
- [ミスト]
- キルロイに無理を言って、
教えてもらったの。▼
ちょびっとだけど
傷の回復、できるよ。▼
- [アイク]
- ちょびっと程度で
戦場にだすわけにはいか…ん?▼
- [オスカー(上)]
- いいかげんにするんだ。▼
- [ヨファ(下)]
- ぼくも、いっしょに戦う!
弓が使えるもん!!▼
- [オスカー]
- どうして
そんな嘘をつくんだ?▼
- [ヨファ]
- うそじゃない!▼
- [ミスト(中)]
- うん、うそじゃない。▼
- [オスカー]
- ミスト!?▼
- [アイク(上)]
- どういうことだ?▼
- [ミスト(下)]
- ヨファ、いつも
弓の練習してたけど、
結構、うまいよね?▼
- [ヨファ(中)]
- だよね?▼
- [アイク(上)]
- いつの間に弓の扱いなんて
覚えたんだ?▼
- [ヨファ(下)]
- え、えーっと……
あの、自然に
できるようになって…▼
- [オスカー(上)]
- …いいかい、ヨファ。
武器っていうのは、
基本も習わずに
使えるものじゃない。▼
- [ヨファ]
- だったら、▼
ぼく天才だもん!
1人でできるように
なったもん!▼
- [オスカー]
- ヨファ。
いいかげんにしないと…
兄さん怒るぞ。▼
- [ミスト(下)]
- 怒っちゃだめ!▼
- [ヨファ(中)]
- うそじゃ…ないもん。▼
- [オスカー]
- …まいったな。▼
- [アイク(上)]
- おまえたち、いいかげんに…▼
- [ミスト(下)]
- ……もう、やなんだもん。▼
ヨファと2人で…
お兄ちゃんたちのこと心配しながら
待ってるだけなんて…▼
それなら、
いっしょにいるほうがいい!▼
- [アイク]
- ……▼
- [オスカー(上)]
- ……ヨファも、
同じ気持ちなのか?▼
- [ヨファ(下)]
- …だって…
ボーレ…
戻って来なかった…もん。▼
オスカーおにいちゃんまで…
いなくなったら…ぼく…▼
- [オスカー]
- ヨファ…▼
- [ヨファ]
- …だから…
絶対、いっしょに行く…!▼
- [オスカー]
- …どうする? アイク。
団長である
君の判断に任せるよ。▼
- [アイク(上)]
- …わかった。
2人とも連れて行こう。▼
- [ミスト]
- ほんと!?▼
- [ヨファ]
- ぼく、がんばるね!▼
- [オスカー]
- 負けたよ。2人とも。
ヨファ、兄さんの近くを
離れないようにするんだ。
いいな?▼
オスカーがヨファに話す†
- [オスカー(上)]
- ヨファ、兄さんの近くを
離れないようにするんだ。
いいな?▼
- [ヨファ(下)]
- うん、わかってる。▼
- [オスカー]
- ……死ぬんじゃないぞ。
ボーレを失った時の痛み…▼
…あんなのは…
1度で十分だ……▼
- [ヨファ]
- ……うん…▼
オスカー、ボーレ死亡時における会話の変化†
戦果報告†
<戦績報告>
- [セネリオ]
- …以上です。▼
- [アイク]
- ………▼
- [セネリオ]
- アイク?
…どうしましたか?▼
- [アイク]
- …事実として知っていることでも、
こうして報告書で見ると…辛いな。▼
- [セネリオ]
- 戦線離脱者について…ですか?▼
- [アイク]
- ……死や負傷は、戦いにはつきものだ。▼
親父もよく言ってた。
『より力の無い者、運の無い者から。
死んでいくものだ』▼
『だから、いちいち悔やんでも仕方ない。
亡くなった者の分まで生きるくらいの気概で、
生にがむしゃらでいろ』ってな。▼
だが…… それでも、やっぱり思うんだ。
…自分の力がもっとあれば…
もっと助けられたんじゃないかって…な。▼
- [セネリオ]
- …アイク……▼
- [アイク]
- …………………
……………くそっ…!▼
- [セネリオ]
- ………▼
- [アイク]
- 悪いな、でっかい独り言だ。▼
- [セネリオ]
- いえ…
それでは、僕はそろそろ…▼
- [アイク]
- 報告、ありがとな。
これから色々、相談すると思うから頼む。▼
- [セネリオ]
- はい。おまかせください。
それでは失礼します。▼
(暗転)
(拠点メニューへ)
ヨファ、ミスト加入シーン†
- [ヨファ]
- (下段)
…アイクさん。
ミストちゃんも
連れて行ってあげて。▼
ぼくが、この弓で
ミストちゃんのこと守るから。▼
- [アイク]
- (上段)
ヨファ? おまえ、
弓なんていつの間に…?▼
- [ミスト]
- (中段)
ヨファ、いつも
弓の練習してたけど、
結構、うまいよね?▼
- [ヨファ]
- うん。▼
おにいちゃんたちの分も…
ぼく、がんばるから。
だからお願いします。▼
- [アイク]
- だが…▼
- [ミスト]
- ……もう、やなんだもん。▼
ヨファと二人で……
お兄ちゃんたちのこと心配しながら
待ってるだけなんて…▼
それなら、いっしょに
いるほうがいい!▼
- [アイク]
- …………
ミスト。▼
- [ヨファ(目を閉じる)]
- オスカーおにいちゃんも…
ボーレ…おにいちゃ…も……
…もう、いないから……▼
ぼくも…戦う。
…おいてけぼりは…やだ。▼
- [アイク]
- …わかった。
2人とも連れて行こう。▼
側にいたほうが、
守りやすいって利点もあるしな。▼
- [ミスト]
- (中段)
ほんと!?▼
- [ヨファ]
- ぼく…がんばるね!▼
- [アイク]
- …みんないっしょだ。
何があってもな。▼
(戦闘開始)
コメント†