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会話集/章別会話
オープニング†
- [フェルナン]
- ………………▼
- [クレーベ]
- いい加減、機嫌を直さないか。
フェルナン。▼
もうじきソフィアの港だぞ。▼
- [フェルナン]
- これが怒らずにいられるか!▼
なぜ、俺たちソフィア騎士団が▼
スレイダーなんぞの尻拭いを
せねばならんのだ。▼
- [クレーベ]
- 仕方ないだろう。ソフィアの港は
我が国の流通の要だ。▼
そこを貿易商人たちの反乱で
何か月も止められてしまっては▼
国民たちの生活にも支障が出てしまう。▼
現に城下では、食料品の高騰に
不満の声が上がっているそうだ。▼
- [フェルナン]
- ああ、そうだな。
それは大問題だ!▼
だからこそ、
われわれ騎士団が出向いて▼
早急に平定する必要があったのだ。▼
それを横から出しゃばって
自分が行くといったのは▼
あのスレイダーではないか!▼
やつめ、おおかた
自力で平定したあかつきには▼
これを大義名分に、港の利権を
いただくつもりだったんだろうさ。▼
それがなんだ!▼
商人たちの雇った傭兵軍団に苦戦し、
われわれに援軍をよこせだと?!▼
いっそ傭兵どもに切り刻まれて
魚の餌にでもなればよいものを。▼
- [クレーベ]
- 言い過ぎだ、フェルナン。▼
その傭兵たちのせいで
港の周辺では略奪が絶えないそうだ。▼
スレイダーの行いに、私とて
思うところがないわけではないが▼
これ以上、苦しむ民たちを
捨て置くわけにはいかないだろう。▼
ここはこらえてくれないか。▼
- [フェルナン]
- くそっ……、わかっているさ。▼
所詮、俺たち騎士は
王の命令には逆らえないからな。▼
しかし、あいつを連れてこなかったのは
正解だぞ、クレーベ。▼
- [クレーベ]
- あいつ?▼
- [フェルナン]
- クレアのことさ。
俺以上におかんむりだ。▼
もし連れてきていたら
真っ先にスレイダーの元へ飛んで行って▼
串刺しにしかねないぞ。▼
- [クレーベ]
- 恐ろしいことを言わないでくれ。▼
あいつが騎士団に入っただけでも
胃が痛くてたまらないんだ。▼
あの跳ねっかえりがいつ、
なにを起こすかと思うと……▼
- [フェルナン]
- ははっ、天下の騎士団長も
妹には形無しだな。▼
でもまあ、今となっては
俺も気持ちはわかる。▼
- [クレーベ]
- そういえば……
お前の妹はいくつになった。▼
- [フェルナン]
- ようやく四つだ。
弟は五つになる。▼
母上が亡くなって
十数年も経った今さら▼
父上が後妻をとると
言ったときには複雑だったが……▼
年の離れた兄弟というのは
可愛いものだな。▼
次の休暇が待ち遠しいよ。▼
- [クレーベ]
- そうか……。
私もぜひ会ってみたいな。▼
- [フェルナン]
- ああ、いつでも来るといい。
クレアもいっしょに。▼
きっといい遊び相手になるだろう。
中身は似たようなものだからな。▼
- [クレーベ]
- ははは……
それはクレアには言ってくれるなよ。▼
さあ、海が見えてきたぞ。
休暇の前に一仕事だ。▼
戦闘マップ†
戦闘開始時†
- [スレイダー]
- おお、すばらしい!
よくぞ来てくれた!!▼
さすがわが盟友、クレーベ卿よ。▼
さあ、早くこの野蛮な傭兵どもを
蹴散らしてくれ!▼
- [フェルナン]
- まったく……
厚顔無恥とはこのことだな。▼
- [クレーベ]
- 商人たちよ、兵を退け!▼
訴えたいことがあるのなら
正当な手立てをもって訴えるがいい。▼
大人しく撤退すれば、私たちも
手荒な真似はしないと約束しよう。▼
今ならまだ間に合う。
さあ、港を解放するのだ。▼
- [港の商人]
- そんなの、今さら信用できるもんか!▼
何度訴えても、国は海賊を
捕まえてくれなかったじゃねえか。▼
ただでさえ日照り続きで
作物が採れねえってのに▼
届いたわずかな食糧さえ、
王都の連中がみんな持ってっちまう。▼
その上、税ばかり増やしやがって……
俺たちに飢え死にしろってのか?!▼
- [クレーベ]
- それは…………▼
- [港の商人]
- だいたい、話も聞かずに
斬りかかってきたのはそっちだろうが!▼
もうお前たちの言うことなんて
聞いてられるか。▼
みんな、構うことはねえ!
こいつら全員ぶっ倒しちまえ!!▼
- [スレイダー]
- ひいぃっ?!
お前たち、なにをしている!!▼
早く私を助けないか!!▼
- [フェルナン]
- まったく、スレイダーめ……
よくよく悪手しか打たないやつだ。▼
どうする、クレーベ?▼
- [クレーベ]
- ……仕方ない。
いくぞ!▼
スレイダー卿を救出するのだ!!▼
会話(クレーベ⇒スレイダー)†
- [スレイダー]
- はあ、助かった……▼
さすが国王陛下の信頼も篤い
ソフィア騎士団の精鋭たちだ!▼
この借りはいつか必ずお返ししますぞ、
クレーベ卿。▼
- [フェルナン]
- なにが借りだ、この痴れ者が!▼
ここに至るまで、どれだけ同胞の
屍を踏んだと思っている?!▼
部下を見捨て、自分だけ砦に立てこもり
命乞いとは……▼
それでも誇りあるソフィア貴族の一員か?
恥を知れ!!▼
- [スレイダー]
- なっ…………
こ、この私に痴れ者だと……?!▼
フェルナン、貴様…………
下手に出れば調子に乗りおって▼
この、クレーベの腰巾着が!▼
- [フェルナン]
- なんだと?!▼
- [クレーベ]
- いい加減にしないか、ふたりとも!!▼
彼らはまだ兵力を温存している。
早くこの場を離れないと……!▼
(増援出現)
- [港の商人]
- まだ終わっちゃいねえぞ。
逃がすものか!▼
- [クレーベ]
- くっ……
もう援軍が到着したのか。▼
立て、スレイダー。
突破するぞ!▼
散った同胞たちのためにも
一矢くらい報いてみせろ!!▼
- [スレイダー]
- へっ?!
あ、あの数相手に…………?▼
…………ぐあっ!
痛てててて…………!!▼
どうやら傷を負っていたようだ。
痛くて動けん…………っ!▼
- [フェルナン]
- はあ?!
貴様、なにを言っている。▼
今の今まで
怒鳴り散らしていたではないか!!▼
- [スレイダー]
- う……うるさいうるさいうるさい!!
とにかく私は戦えんのだ!▼
それに、お前たちの任務は
私の救出であろう?▼
お前たちがやつらを引き付けている間に
離脱させてもらうとしよう。▼
どうだ、なにもおかしくはない!▼
まあ、案ずるな。▼
国王陛下には、ソフィア騎士団は
立派に任務を果たしたと報告してやる。▼
では、あとは頼んだぞ。
誇り高き騎士団長どの!!▼
スレイダー離脱時†
- [スレイダー]
- くっくっく…………
これはこれは。▼
すばらしい!!
災い転じてなんとやらだ。▼
お前たちなど、傭兵どもに切り刻まれて
魚の餌になるがいい。▼
高尚気取りのクレーベめは
昔から気に入らなかったが▼
それよりもフェルナンだ。
あの生意気な小僧が…………▼
私を侮辱したこと、
せいぜい地獄で悔やむのだな。▼
ハーッハッハッハッハ…………!▼
- [フェルナン]
- スレイダー、
あいつ…………!!▼
卑劣にもほどがあるぞ。
どこまで見下げればいいんだ?!▼
- [クレーベ]
- さあな。私の視界からは
小さすぎてとっくに消えている。▼
- [フェルナン]
- えっ…………▼
- [クレーベ]
- どうした?▼
- [フェルナン]
- いや…………
お前でも、そういうこと言うんだな。▼
- [クレーベ]
- ははっ……
たまにはな。▼
さあ、足手まといが失せたところで
もうひと暴れしようじゃないか。▼
可愛い妹君に、兄上の武勇伝を
聞かせてやりたいだろう?▼
- [フェルナン]
- ……ああ、そうだな。
ようし、やってやる!▼
ジャッハと戦闘†
- [ジャッハ]
- 俺たちは金がもらえりゃあ
それでいいんでね。▼
あんたらに恨みはねえが
悪く思わないでくれよ。▼
ジャッハを撃破†
- [ジャッハ]
- ぐあっ……
ちくしょう…………!▼
クレーベ敗走時†
- [クレーベ]
- ……まだだ……まだ……
私には…………!▼
フェルナン敗走時†
- [フェルナン]
- う、嘘だ……!
こんな……ところで……▼
スレイダー敗走時†
- [スレイダー]
- ぐあ……っ……!▼
い、いやだ……この私が……
こんな連中に…………!!▼
クリア後†
クリア後1†
- [港の商人]
- ううっ……
なんてことだ…………▼
あれだけいた傭兵たちが
みんなやられるなんて……!▼
- [クレーベ]
- さあ、港を解放してもらおう。▼
この港はソフィア国民すべての生活に
奉仕するためのものだ。▼
それを不当に占拠した罪の重さは
わかっているな。▼
- [港の商人]
- へっ……
そんなことは百も承知ですよ。▼
こんなことしなくたって
いずれ飢えて死ぬ命だ。▼
さあ、騎士さま。さっさと
首でもなんでもおはねください。▼
- [クレーベ]
- ……たしかにお前たちの行いは
許されるものではない。▼
首謀者は捕らえられ
然るべき処分が下るだろう。▼
- [港の商人]
- ……………………▼
- [クレーベ]
- だが、お前たちの訴えは
必ず私が王に届けよう。▼
海賊の盗伐も、早急に
わが騎士団に一任してもらえるよう▼
お願いしてみるつもりだ。▼
- [フェルナン]
- クレーベ…………▼
- [港の商人]
- ほ、本当ですか?!
騎士さま…………!▼
- [クレーベ]
- ああ。約束しよう。▼
- [港の商人]
- あ……ありがとうございます!
ありがとうございます…………!!▼
クリア後2†
- [フェルナン]
- クレーベ…………▼
いいのか、
あのような約束をして。▼
- [クレーベ]
- なにがだ?
偽りは言っていないつもりだが。▼
- [フェルナン]
- たしかにな。▼
だが、海賊の盗伐を止めているのは
あの宰相ドゼーだ。▼
表向きはリゲルとの摩擦がどうだと
言ってはいるが▼
あいつめ、裏では海賊どもとも
繋がっているらしい。▼
お前の言葉とドゼーと、
いまの国王陛下がどちらを取るか……▼
わからぬお前ではないだろう。▼
- [クレーベ]
- ……それでも人には希望が必要だ。▼
陛下には、商人たちへの寛大な沙汰も
お願いするつもりだよ。▼
- [フェルナン]
- クレーベ…………▼
そうか、そうだな。
俺もいっしょに膝を折ろう。▼
- [クレーベ]
- ああ、ありがとう。
フェルナン。▼
- [フェルナン]
- それにしても
スレイダーのやつめ……▼
今頃は、まんまと城へ
逃げおおせたところだろうが▼
出迎えたクレアに
追い回されているかもしれないぞ。▼
- [クレーベ]
- ……笑えない冗談だな。
マチルダが止めてくれればいいんだが……▼
- [フェルナン]
- ははは……▼
そのマチルダもクレアも、
きっとお前を待ちかねている。▼
さあ、早く行くぞ。▼
- [クレーベ]
- フェルナン……▼
そうだな、帰るとしよう。
私たちの城へ—
コメント†
- 魚の餌云々(フェルナンとスレイダー)といい、魚ばかりで鱗が生えそう(シルクと修道女)といい、ライターは別のキャラに同じこと言わせる天丼ネタ好きらしい --
Last-modified: 2021-04-03 (土) 23:53:02