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章別会話/会話イベント(女主人公関連)
傭兵編†
サムトーと主人公†
サムトーと主人公1†
- [ナバール?]
- 動くな…▼
- [クリス]
- !?▼
- [ナバール]?
- 誰でも良い…
今宵の我が必殺剣は
血に飢えておる…▼
- [クリス]
- な……▼
- [ナバール?]
- ふむ…お前は見逃してやろう…
おれは女を斬る剣は
持ってはおらぬ…▼
特にお前のように
美しい女は…▼
- [クリス]
- う、美しい?▼
!
もしや…!
サムトー殿!?▼
- [サムトー]
- あれ?
おかしいな、ばれちまったか?▼
- [クリス]
- やっぱり!▼
- [サムトー]
- どうだい、そっくりだったろ?▼
厄介ごとに巻き込まれた時も
これ一発でみんな逃げてくから
便利なんだよなー。▼
女の子にも
きゃーきゃー言われるしさ。▼
- [クリス]
- またそんなことを…
ふざけてばかりいると
マルス様に怒られますよ。▼
- [サムトー]
- 悪い悪い、けど別に
ふざけてたってわけじゃないぜ。▼
クリスが美しいって
いうのは本当の気持ちだからさ。▼
- [クリス]
- なっ…!?
じょ、冗談はやめてください!▼
失礼します!▼
- (クリスが立ち去る)
- [サムトー]
- あ、おいクリス。▼
照れちゃって、
可愛いとこあるんだなー。▼
サムトーと主人公2†
- [サムトー]
- あの子はいい子だけど、
すでに相手がいるしなあ。▼
あの子はまだ幼いから
俺の守備範囲外、と。▼
あの子はちょっと…強気すぎるか?
だがそれもまたいいかも…▼
- [クリス]
- …さっきから一人でぶつぶつと…
何の話ですか?▼
- [サムトー]
- ん?
ああ、この軍って、可愛い女の子が
多いなーって思ってたんだ。▼
- [クリス]
- 言われてみれば、
そうかもしれませんね。
考えたこともありませんでした。▼
- [サムトー]
- もちろんクリスも、
その中の一人だぜ。▼
- [クリス]
- …なっ!?▼
わ、私は一介の騎士で、
女であることを捨てた身です!
可愛いなんて…!▼
- [サムトー]
- そういう反応がまた、
可愛らしいんだよなぁ。▼
- [クリス]
- そ、そんなことっ!▼
…し、失礼しますっ!!▼
- (クリスが立ち去る)
- [サムトー]
- おーい、クリス!▼
……いっちまったか。
からかいすぎたかな?▼
サムトーと主人公3†
- [サムトー]
- おーいクリスちゃん。▼
- [クリス]
- ……▼
- [サムトー]
- あれ、まだ怒ってるの?
純情なんだなークリスちゃんは。▼
ま、そういうとこが
また可愛いんだけど。▼
- [クリス]
- …いいえ、
もう怒ってなどいません。▼
- [サムトー]
- あ、良かった。
じゃあさ、これから
俺と一緒にどこか行かない?▼
- [クリス]
- そうですね…▼
では、ご一緒に
手合わせをお願いします。▼
- [サムトー]
- 手合わせ?
もちろん構わないけど、
手加減してくれるよな?▼
クリスちゃんが本気出したら
俺下手すりゃ死んじゃうし…▼
- [クリス]
- …その時はその時です。▼
- [サムトー]
- え? あれ?
クリスさん
なんか目が怖いんだけど…▼
怒ってる?
やっぱり
めちゃくちゃ怒ってる?▼
- [クリス]
- では、参ります…
覚悟!▼
- [サムトー]
- ちょ、ちょっとまっ…!
わーーーっ!▼
シーザと主人公†
シーザと主人公1†
- [クリス]
- シーザ…
ごめんなさい、読書中だったのね。▼
- [シーザ]
- ああ、クリス…といったか。▼
かまわない。
何度も読んでいる本だからな。▼
- [クリス]
- ずいぶん読み込まれた本みたいね…
何の本?▼
- [シーザ]
- 戦術書だ。
隊を率いる者として…な。▼
おれが率いていたのは、
この軍からすると
取るに足らない小隊だが、▼
戦術を知らなくていいという
理由にはなるまい。▼
- [クリス]
- どおりで…
先日の戦いではびっくりしたわ。▼
正規軍に劣るはずの傭兵部隊が、
一騎当千の精鋭部隊のようだった。▼
- [シーザ]
- 結局打ち破られてしまったがな。▼
- [クリス]
- それは…マルス様が、
数や装備などを充実させ、
しっかり準備を行ったからね。▼
- [シーザ]
- それだ。▼
- [クリス]
- え?▼
- [シーザ]
- 戦いというのは、
始まる前に勝負が
決まっていることが多い。▼
マルス王子は勝つ準備ができていた。
俺たちにはできなかった。
その差が勝敗を決した。▼
この間の戦術など、
小手先の技術にすぎない。▼
- [クリス]
- そういうことも、
その書に書いてあるの?▼
- [シーザ]
- ああ。▼
- [クリス]
- 興味深い本ね…
よかったら見せてくれない?▼
- [シーザ]
- ああ。
返すのはいつでもいい。▼
シーザと主人公2†
- [シーザ]
- クリスか。
どうだ? この間の本は。▼
- [クリス]
- 読み始めてはいるんだけど…▼
知らない文字が多くて、苦労してるわ。▼
- [シーザ]
- ああ、言い忘れていたが
それは異なる大陸の本だからな。
読みづらいのも無理はない。▼
- [クリス]
- こんな本をどこから?▼
- [シーザ]
- ワーレンに行ったことはあるか?▼
- [クリス]
- いいえ。
港町であることは知っているけど…▼
- [シーザ]
- おれはワーレンを拠点としているが、
あの町には
世界中から船がくる。▼
で、異大陸の船を護衛したときに
礼として…な。▼
- [クリス]
- 異大陸の
言葉も分かるの?▼
- [シーザ]
- ああ、問題ない。▼
ワーレンなんて街で
傭兵隊長をやっている以上、▼
様々な人間を
護衛することがあるからな。▼
- [クリス]
- 博識なのね…
私は傭兵という生き方を
誤解していたのかもしれないわ…▼
シーザと主人公3†
- [クリス]
- ワーレンに家族はいるの?▼
- [シーザ]
- ああ…妹が一人いる。▼
- [クリス]
- 妹さんが…
きっとかわいい子でしょうね。
一緒にいてあげなくていいの?▼
- [シーザ]
- もう一つ問題があってな…
妹は…病なんだ。▼
- [クリス]
- そうなの…▼
- [シーザ]
- 薬を飲んでいれば
命に別状はないが…
薬代が高くてな…▼
ワーレンの稼ぎだけでは払いきれず、
こうやって出稼ぎにきているわけだ。▼
- [クリス]
- …妹さんのためにも、
絶対、生きて帰らないといけないわね。▼
- [シーザ]
- ああ。そのためにも、クリス、
お前には期待している。▼
- [クリス]
- 私に?▼
- [シーザ]
- この軍の要はクリス、
お前だと思っている。▼
マルス王子との関係だけではない、
戦場でのお前の行動を
よく見ていればわかる。▼
お前の行動が
戦争の勝敗を決する…
おれの目にはそう見える。▼
- [クリス]
- ……▼
- [シーザ]
- まあ、お前を頼りにしているのは
マルス王子たちだけではない
ということだ。▼
虫の良い話だが…
そのためならクリス、
おれはお前の力になろう。▼
平時であろうと
戦場であろうとな。▼
- [クリス]
- ありがとう、シーザ。▼
- [シーザ]
- 礼は無用だ。
おれは傭兵…あくまで
自分の得になると考えてのこと。▼
だから、遠慮も無用だ。
おれに出来ることなら
なんでも言ってくれ。▼
ラディと主人公†
ラディと主人公1†
- [クリス]
- ラディは以前、
ワーレンの傭兵だったのね。▼
- [ラディ]
- ああ。
シーザが出稼ぎに行くって
言ったときにくっついてきたんだ。▼
あの人は兄貴みたいなものなんだけど…
ちょっとでも役に立てたら、
と思ってな!▼
- [クリス]
- シーザさんのために?▼
- [ラディ]
- ああ!
頑張ってお金を稼いで、それで…
と、危ない危ない。▼
- [クリス]
- ?▼
- [ラディ]
- シーザに喋るな、って
言われてたのを忘れてたよ。▼
だからここから先は
喋るわけにはいかない。▼
- [クリス]
- そう、それなら
無理には聞けないわね。▼
でも、うまくいくことを祈ってる。▼
- [ラディ]
- ありがと。
クリス、
あんたって良い人なんだね。▼
ラディと主人公2†
- [ラディ]
- うーん、うーん…▼
- [クリス]
- ラディ?
どうしたの?▼
- [ラディ]
- ん?
ああ、クリスさんか。▼
いや、前にシーザから貰った本を
読んでるんだけどさあ…
…ちんぷんかんぷんなんだ。▼
- [クリス]
- どんな本を読んでるの?▼
…ああ、この本なら
私も昔読んだわ。
戦術の基本、良書よ。▼
- [ラディ]
- おっ! 良かった。
なら教えてくれよ!▼
なるべく短い内容を
まとめてくれると助かるなー。
一言くらいで。▼
- [クリス]
- ダメよ。
こういう本は何度も何度も、
納得できるまで読み込まないと。▼
人に頼ってわかった気になっても
仕方がないわ。▼
- [ラディ]
- ちぇーっ。
シーザと同じ事言うんだもんなぁ。▼
…兄貴が増えた気分だよ。▼
- [クリス]
- そのかわり、わからないことが
あったらいくらでも教えるわ。
何でも聞いて。▼
- [ラディ]
- うーわかった、
おれ頑張って読んでみるよ!
一日一ページくらいで…▼
ラディと主人公3†
- [クリス]
- ねえ、ラディは戦いが終わったら、
どうするの?▼
- [ラディ]
- おれ、ワーレンに帰るよ。
その頃には
お金も貯まってるだろうしね。▼
- [クリス]
- そう。
前に言ってた秘密の話ね。▼
- [ラディ]
- うん…うーん…▼
まあ、クリスさんになら
言ってもいいか。▼
シーザの妹を治す
薬を買ってあげるんだ。▼
- [クリス]
- …病気なの?▼
- [ラディ]
- それもかなり重い、ね。▼
よく効く薬はあるんだけど、
なにせ高くてさぁ。▼
だからシーザが
出稼ぎに行くって言ったとき、
無理矢理ついてきたんだ。▼
シーザの妹なら、
おれの妹も同じだから。▼
- [クリス]
- そうだったの…▼
でもどうして秘密に?▼
- [ラディ]
- シーザは言ってた。▼
無責任な同情や、
弱みにつけこもうとする輩…
そういうのを避けるためだって。▼
おれもシーザも傭兵だし、
人を信じないたちだから。▼
でも、クリスさんは
特別だからね。▼
- [クリス]
- ラディ…▼
- [ラディ]
- 誰にも喋らないでくれよ。
クリスさんだから
言ったんだから。▼
- [クリス]
- ええ、わかった。
ラディと私の秘密ね。▼
ナバールと主人公†
ナバールと主人公1 †
- [クリス]
- あなたがあの
紅の剣士ナバール…▼
- [ナバール]
- ……▼
- [クリス]
- あ、お待ちください。
あなたにお話があります。
マルス様のご命令で…▼
- [ナバール]
- ……何だ?▼
- [クリス]
- はい。これからの戦い、
私はあなたと共に
作戦行動を取らせていただきます。▼
- [ナバール]
- …何故お前と?▼
- [クリス]
- マルス様のお心はわかりませんが、
おそらくあなたが
お一人で戦うことが多いため…▼
誰かと共に行動することが
軍全体として良いことだと
考えられたのだと思います。▼
- [ナバール]
- ……▼
- [クリス]
- ナバール殿、
前の戦争の英雄である
あなたと共に戦えるのは光栄です。▼
これから
よろしくお願い致します!▼
ナバールと主人公2†
- [クリス]
- ナバール殿!
こちらでしたか。▼
- [ナバール]
- ……またお前か。▼
- [クリス]
- はい、またです。
最近、戦場でも行軍でも
よく会いますね。▼
ナバール殿と私は
意外と気が合うのかもしれません。▼
- [ナバール]
- ……▼
- [クリス]
- な、なんですかその
お前が追いかけてきてるだけだ
みたいな目は…▼
- [ナバール]
- ……用は?▼
- [クリス]
- あ、はい。
実は先日、
良くない話を聞いたのです。▼
あなたはフィーナ殿を助ける前は、
盗賊どもの用心棒をしていたとか…▼
事実なのですか?▼
- [ナバール]
- ……ああ。▼
- [クリス]
- な、何故ですか!?▼
あなたほどの人が、
なぜそんな悪党たちに
手を貸すような真似を…▼
- [ナバール]
- ……▼
- [クリス]
- 何か、事情があるのですね?
そのために仕方なく…▼
- [ナバール]
- …そんな事情などない。▼
…俺は山賊どもと何も変わらん。
お前たちとは違う。▼
- [クリス]
- ……ナバール殿。▼
いえ、
そんなことはありません。
あなたと私たちは同じです。▼
だって、あなたは
マルス様のために
この軍にいるのでしょう?。▼
- [ナバール]
- ……▼
……何故そう思う?▼
- [クリス]
- あなたを見ていればわかります。▼
私だって、無駄にずっと
あなたを追いかけていません。▼
- [ナバール]
- ……▼
- [クリス]
- あなたは悪い人ではありません。
ただ、今まで山賊たちに
混じっているうちに、▼
知らず知らずに
悪に染まってしまっただけ。
今ならまだ更正できます。▼
マルス様もそう望まれている。
ならば、
きっとそれは私の使命です。▼
- [ナバール]
- ……?▼
- [クリス]
- ナバール殿、
あなたが真人間に戻るまで
私は説得を続けます!▼
- [ナバール]
- ふ……▼
- [クリス]
- な、何が可笑しいのですか?▼
- [ナバール]
- …お前もマルス王子と同じ
お人好しだな。▼
- [クリス]
- どういう意味ですか?
マルス様と同じ…
褒め言葉でしょうか。▼
けど…
ナバール殿が笑うところ、
初めて見ました。▼
- [ナバール]
- ……。
…先に行く。▼
- (ナバールが立ち去る)
- [クリス]
- あ、待ってください。
ナバール殿!▼
ナバールと主人公3†
- [クリス]
- ナバール殿、
またお会いしましたね。▼
- [ナバール]
- ……▼
- [クリス]
- あなたが戦場で近くに
いてくださるおかげで、
私は安心して戦えます。▼
ナバール殿と私、
良い仲間になれるかも
しれませんね。▼
- [ナバール]
- …お前と組んだつもりはない。▼
- [クリス]
- それでも構いません。
でも、私はナバール殿を
大切な仲間だと思っていますから。▼
- [ナバール]
- ……▼
- [クリス]
- それでは、
私は訓練をしてきます。
また後で…▼
- [ナバール]
- …待て。▼
- [クリス]
- ナバール殿?▼
- [ナバール]
- …右手。▼
- [クリス]
- え?▼
- [ナバール]
- 薬指…痛めているようだ。▼
手当てしておけ…戦いにさわる。▼
- [クリス]
- え?
あ、ほんとだ。
夢中で気付かなかった…▼
って……ええっ!?▼
- [ナバール]
- ……?▼
- [クリス]
- ナバール殿…
まさかと思いますが、
もしかして今…▼
私を気づかったのですか?▼
- [ナバール]
- ……▼
- [クリス]
- ナバール殿!!
やっと正しい心を
取り戻したのですね?▼
- [ナバール]
- …騒がしい。▼
- [クリス]
- 私、嬉しいです。
今までマルス様の素晴らしさと
正義を説いたかいがありました!▼
- [ナバール]
- …静かにしろ。▼
- [クリス]
- ナバール殿、
これからも私たち、
マルス様のために頑張りましょう!▼
- [ナバール]
- …………▼
ダイスと主人公†
ダイスと主人公1†
- [ダイス]
- いよっ、と。▼
ちっ、表か。▼
- [クリス]
- ダイス殿。▼
- [ダイス]
- おう、
お前さんは確か…
クリスだったか。▼
- [クリス]
- はい。
そのコインで何を?▼
- [ダイス]
- ああ、こいつか。▼
賭けに使うコインでな、
表が出やすいように
ちょいと細工がしてある。▼
丁度いい。
クリスさんよ、
ちょっと賭けをしねえか?▼
- [クリス]
- えっ?
すみません、
賭け事はちょっと…▼
- [ダイス]
- まあまあ!
そう固い事言いなさんなって。
一回でいいからよ。▼
そらよっ…と!▼
さあ、どっちに張る!?▼
- [クリス]
- 仕方ないですね。
じゃあ、表で。▼
- [ダイス]
- よし、なら俺は裏だ。
…来い!▼
- [クリス]
- 表、ですね。▼
- [ダイス]
- ああ。▼
- [クリス]
- では、私はこれで。▼
- [ダイス]
- ま、待て。
もう一回頼む!▼
- [クリス]
- …一回だけ、って
言いませんでしたっけ。▼
ダイスと主人公2†
- [ダイス]
- おーい、
クリスさんよ!▼
- [クリス]
- …ダイス殿。
何でしょうか。▼
- [ダイス]
- 頼む!
俺と賭けをしてくれ!▼
もう一度だけで
いいからよ。▼
- [クリス]
- お断りします。▼
そう言って、
あれから何度も
私に挑んで来たじゃないですか。▼
- [ダイス]
- ん?
まあ、そんな事もあったか。▼
だが今度こそ
本当に最後だ!
頼む!▼
- [クリス]
- もう、ダイス殿は
いつも賭け事ばかり…。▼
娘さんも、さぞ
苦労していたのでしょうね。▼
- [ダイス]
- おっ?
俺に説教か?▼
- [クリス]
- 説教…という程では
ありませんが。▼
- [ダイス]
- そう言うお前さんこそ、
王子さんに張ったんだろ?▼
- [クリス]
- むっ、
何を言うかと思えば…。▼
マルス様が
負けるはずがないでしょう。▼
だから、賭け事とは違います。
そのような事と
一緒にして欲しくありません。▼
- [ダイス]
- はあ?
一緒だろ。▼
まず、自分にやれる事を
死ぬ気で考えて、
行動する。▼
結果は、
後から付いてくるだけよ。▼
- [クリス]
- …。▼
- [ダイス]
- お前さんの場合は…
そうだな。▼
負ける可能性を
王子さんと違う角度から見出して、
事前に取り除く。▼
んで、後は
王子さんの行動次第。
って所だろ?▼
- [クリス]
- まあ、それは
その通りです。▼
- [ダイス]
- だからよ、
賭けをやるって事はだな…▼
- [クリス]
- その手には乗りません。▼
- [ダイス]
- ちっ、ダメか!▼
ダイスと主人公3†
- [クリス]
- ダイス殿。▼
- [ダイス]
- おお、
クリスじゃねえか。▼
珍しいな、お前さんから
声を掛けてくるとはよ。▼
- [クリス]
- そうですね。▼
- [ダイス]
- おっ、さては
ようやく賭けの良さが
分かってきたか?▼
- [クリス]
- いいえ、全く。▼
- [ダイス]
- なんだ…
面白くねえな。
じゃあ、何だ?▼
- [クリス]
- 質問があります。▼
ダイス殿が、私と
賭けをする時に使っていた道具。▼
あれは決まって、いつも
ダイス殿にとって
不利なものだったと思います。▼
- [ダイス]
- ああ、あれか。▼
- [クリス]
- なぜ、
そのような事を?▼
- [ダイス]
- 特に意味はねえ。▼
- [クリス]
- では、
わざと負けたと?▼
- [ダイス]
- …賭けをする時によ、
出目ってのは、
重要じゃねえんだな。▼
- [クリス]
- えっ?▼
- [ダイス]
- 重要なのは、
ここぞって時に
サイを振れるかどうかよ。▼
自分が積み上げたモンを
パーっと使えるチャンスなんてな、
人生にはそうありゃしねえ。▼
- [クリス]
- それは、
そうかも知れません。▼
- [ダイス]
- ああ、そういえば
お前さんの王子さんには、
そういうモンを感じてるぜ。▼
だから賭けた。▼
- [クリス]
- …マルス様に。▼
- [ダイス]
- まあ、あいにく
俺が賭けられるもんは
この体一つしかねえけどな!▼
- [クリス]
- 良くわかりました。▼
ただ、
ダイス殿に張られている
という事が気掛かりですけど…。▼
- [ダイス]
- なんだお前、
人を不幸の象徴みたいに。▼
- [クリス]
- ふふ、すみません。▼
- [ダイス]
- よーし!
じゃあ景気付けに
一勝負と行こうぜ!▼
- [クリス]
- お断りします。▼
- [ダイス]
- ちっ、ダメか!▼
マリスと主人公†
マリスと主人公1†
- [クリス]
- マリス殿。▼
- [マリス]
- ええっと、お前は…。▼
- [クリス]
- クリスです。▼
- [マリス]
- ああ、
マルス王子の周りで
ちょろちょろしている奴だったな。▼
- [クリス]
- なっ!▼
- [マリス]
- 違うのか?▼
- [クリス]
- いえ…。
確かに、そうとも言えます。▼
- [マリス]
- で、何の用だ?▼
- [クリス]
- 先の戦いぶり、
見せて頂きました。▼
今までに見た事の無い型でしたが…
我流でしょうか?▼
- [マリス]
- ああ。▼
- [クリス]
- 戦闘用と言うには、
余りにも流麗な動き…。▼
- [マリス]
- むっ!
何だと。▼
- [クリス]
- えっ!?
今、私…
何か失礼な事を?▼
- [マリス]
- …いや、
お前は悪くない。▼
だが…。
俺を褒めてくれるな。
何だか、落ち着かん。▼
- [クリス]
- わ、わかりました。▼
- [マリス]
- …俺の親父の事は
知っているよな。▼
- [クリス]
- はい。
賭博が好きだと、聞いています。▼
- [マリス]
- 親父の奴、
金をいくら稼いでも
すぐに使っちまう。▼
だから覚えたんだ。
見世物としての、剣技をな。▼
- [クリス]
- なるほど。▼
- [マリス]
- おっ、そうだ。
見たいか?▼
- [クリス]
- はい!
すごく、見たいです。▼
- [マリス]
- よし、わかった。▼
本来なら、金を取るところだが…
今回は特別に、
タダで見せてやるよ。▼
マリスと主人公2†
- [マリス]
- 速度が乗ったな…
よーし、飛べ!▼
- [クリス]
- はっ!▼
- [マリス]
- 着地したらすぐ止まる!▼
- [クリス]
- はい!
…あっ!?▼
- [マリス]
- …こけたか。▼
- [クリス]
- あいたた…。▼
- [マリス]
- 惜しかったな。▼
- [クリス]
- いえ、マリス殿には、
まだ遠く及びません…。▼
- [マリス]
- 自分を卑下するな。
お前ほど、飲み込みの早い者は
初めて見たぞ。▼
こちらとしても、
教えがいがあるよ。▼
- [クリス]
- そ、そうですか?
祖父に、感謝しないと…。▼
- [マリス]
- ん?
お前、祖父がいるのか。▼
- [クリス]
- あ、はい。
今はいませんけど、昔に。▼
- [マリス]
- …すまん。
悪いことを聞いたな。▼
- [クリス]
- いえ、そんな事はありません。▼
今の私があるのは…
祖父の教えがあったからこそ。▼
こうして、
マリス殿に師事できているのも
祖父のおかげです。▼
- [マリス]
- そうか。
お前…いい奴だな。▼
- [クリス]
- ありがとうございます。▼
でも、良い方なのは
マリス殿も、ですよ…。▼
- [マリス]
- むっ、
何か言ったか?▼
- [クリス]
- いえ、何も。▼
マリスと主人公3†
- [クリス]
- …以上です。▼
- [マリス]
- …短期間で、ここまで
会得してくれるとはな。▼
全く、俺のくいぶちまで
持っていかないでくれよ。▼
- [クリス]
- そんな、私なんて
まだまだです。▼
- [マリス]
- お前…
卑屈になるなと言ったはずだ。
他人になめられるぞ。▼
- [クリス]
- はい。▼
……お優しいのですね。
- [マリス]
- …何だって。▼
- [クリス]
- でも…、ずるいです。▼
- [マリス]
- むっ、どういう事だ。▼
- [クリス]
- 自分の事は褒めるな、
と言っておいて……▼
私の事は、褒めてばかりです。
これでは、割に合いません。▼
- [マリス]
- それは……
そうだな。
確かに、お前の言う通りだ。▼
俺が落ち着かないのは、
恐らく…。
単に慣れていないだけなのだろう。▼
- [クリス]
- !
では、今後はもう…?▼
- [マリス]
- ああ、好きにするがいい。
だが、その代わり…▼
- [クリス]
- 何でしょう?▼
- [マリス]
- 今後、お前の事は
名前で呼ばせてもらう。
いいよな、クリス。▼
- [クリス]
- もちろんです。▼
じゃあ…私も
マリス、と呼びますね。▼
- [マリス]
- ああ。
改めてよろしくな、
クリス。▼
- [クリス]
- ええ。
こちらこそよろしく、マリス!▼
コメント
Last-modified: 2024-07-10 (水) 03:45:39