台詞集/章別会話
聖王エメリナ†
- 本項での記載順はメニュー>会話履歴の表示順、各項目名は同じく会話履歴でのタイトル表示に従う。
- 本シナリオは、「覚醒」9章の同名マップをベースにしている。
- 但しエメリナ役には誰も当てられておらず、名前と状況が語られるのみである。
- 原作では直前の章でエメリナが敵国ペレジアに捕らえられており、本作の台詞にもあるとおり、この章で奪還作戦を実行している。
- ルフレは、ゲーム内では名前のみの表示だが、本項では性別を併記する。
「聖王エメリナ」†
マップ選択時†
エメリナ救出の秘策を用意し、
処刑場へとやってきたクロムたち。
そこには、両国の争いに興味を示さず、
怪しげなまじないを繰り返す呪術師がいた。
聖王エメリナ :プロローグ†
- [クロム]
- だいじょうぶだ、ルフレ。
姉さんを救出し、みんなで笑って帰るぞ。▼
- [ルフレ(男)]
- ああ。▼
- [ファウダー]
- よく集まったな、虫けらども!
それほど見たいか? 見たいだろうな?▼
最高の見世物だからな……クク、最高潮か。
処刑人! 悔恨の斧を振り下ろしてやれ!▼
- [クロム]
- ファウダーはあとでいい!
敵を姉さんに近づけるな!▼
- [ファウダー]
- ククク……来おったか。
兵どもよ、奴らを迎え撃て。▼
呪術師サーリャ†
- [サーリャ]
- 聖王エメリナは処刑される……。
みんなは恨みを晴らせると喜んでる……▼
……下らないわ。イーリスへの恨みなんて。
そんな恨み、自分の気持ちじゃないもの。▼
長年続いてきた遺恨という名の呪い……。
私はそんなものに縛られたくない。▼
私は私自身の気持ちで
誰かを思い、誰かを呪うわ。▼
サーリャを説得:開始†
- [クロム]
- ! お前も敵か?▼
- [サーリャ]
- さあ……どうかしらね。
そんなこと、死ぬほどどうでもいい。▼
どうせみんな死ぬんだもの。
何したって変わらないわ。▼
- [クロム]
- ……よくわからんが、
敵でいいんだな?▼
サーリャを説得:決着†
- [サーリャ]
- 本当はファウダーに
従うべきなんでしょうけど……。▼
貴方たちに味方したくなってる……
って言ったら?▼
- [クロム]
- なら、俺たちと来い。▼
- [サーリャ]
- 信じるの? 罠かもしれないわよ。
どうせ私の言葉なんて信じられないわよ。▼
- [クロム]
- 姉さんだったら、信じるだろう。▼
人を疑って罠にはまるより、
信じて罠にはまったほうがいい。▼
- [サーリャ]
- 貴方……私のこと信じるのね。
そんな人……初めて。▼
いいわ。
私……ついていくわ、貴方に。▼
増援部隊出現†
- [ファウダー]
- 竜騎士団の増援を急がせろ!
奴らの背後から襲いかかれ!▼
増援部隊撃破†
- [クロム]
- ルフレ! 敵ドラゴンナイトは
すべて落とした! 予定通り合図を出すぞ!▼
ファウダーとの決戦†
- [ファウダー]
- 運命が崩れる……ことなど……
あってはならぬのだぁっ!▼
カミラ出現†
- [カミラ]
- まだ戦うつもり? 諦めの悪い子たち……。
ふふっ、でもいいわ。▼
そんなに私と遊びたいのなら、相手をして
あげる。じっくり楽しみましょう?▼
- [サーリャ]
- 急ぎなさい、彼女のもとへ……。
さもないと、すべてが手遅れになる……。▼
カミラとの決戦:開始†
- [カミラ]
- なら、あなたたちにも死んでもらうわ。
一人ずつ順番に……詫びながら死になさい?▼
カミラとの決戦:決着†
- [カミラ]
- これで……楽になれる……。頭の奥の……
この痛みも……消えてくれる……。▼
聖王エメリナ :エピローグ†
- [サーリャ]
- ……………………。▼
- [ルフレ(男)]
- ……サーリャ?
そこで何やってるんだい?▼
- [サーリャ]
- !! 貴方……私が後を尾けていたこと……
気づいていたの……。▼
- [ルフレ(男)]
- そりゃ気づくよ。
だって後ろからものすごい妖気が……!▼
- [サーリャ]
- そう……さすがは……。
私の運命の人ね……。▼
- [ルフレ(男)]
- えぇっ!? う、運命!?
いつからそんなことになってたんだい!?▼
- [サーリャ]
- 初めて貴方を見た時……
ビビっときたの……。▼
あぁ……この人は他の人間とは違う。
私が本当に求めていた人なんだ……って!▼
- [ルフレ(男)]
- そ……そりゃどうも……。▼
- [サーリャ]
- それからずっと……
貴方のことを見守っていたわ……。▼
ふふ、ここまでに本を58回開いたわね。
それに23回、敵の攻撃を避けたし……。▼
- [ルフレ(男)]
- ちょ……ちょちょちょっと待って!▼
- [サーリャ]
- えぇ……。
貴方のためならいつまでも待つわ……。▼
- [ルフレ(男)]
- ちょっとの待機がめちゃくちゃ重いよ!▼
いや……そんなことより
もしかして……ずっと僕のこと見てたの?▼
- [サーリャ]
- 当然でしょう……。▼
- [ルフレ(男)]
- うわぁー! どうりでさっきから
妙に寒気がすると思ったよ!▼
- [サーリャ]
- だいじょうぶ……もし風邪をひいたら
つきっきりで……看てあげるから。▼
- [ルフレ(男)]
- え? サーリャ?▼
……なんか、嫌な予感がするなあ……。▼
「聖王エメリナ」クリア後†
異伝 食べ物の恨み:開始1†
- [サーリャ]
- 戦うわ……。
私……怒っているのよ……。▼
- [サクラ]
- サーリャさん……!?
なぜそんなに怒って……ひっ……!▼
異伝 食べ物の恨み:開始2†
- [サクラ]
- サーリャさん……? 私たちがいますから、
別に無理して戦わなくてもいいんですよ。▼
なんだか、ふらふらしていて……、
具合が悪そう……。▼
異伝 食べ物の恨み:決着†
- [サーリャ]
- ……ここの食事……不味いうえに……
量が少なくて……許せない。▼
- [サクラ]
- え……えええ!?
そんな理由で怒っていたんですか!?▼
異伝 怖い話:開始1†
- [オボロ]
- サーリャ……▼
- [サーリャ]
- あら、オボロ。どうしたの?
怖い話でも聞きたくなった?▼
手の甲の肌が黒ヘビの鱗に覆われる呪いに
かかった人の話はどうかしら。▼
慌てて鱗を剥がしていくと、その中から
ヘビの目玉がギョロリと覗いて……。▼
異伝 怖い話:開始2†
- [オボロ]
- うげっ……やめてくれる?
気分が悪くなりそう……。▼
- [サーリャ]
- ふふ……なら、こんな話はどうかしら。
鱗の呪いの話を聞いた、ある兵士がね……。▼
月の綺麗な真夜中に、お手洗いに行った
のよ。そこでふと自分の手を見ると……。▼
異伝 怖い話:決着†
- [サーリャ]
- 月の光に照らされた手の甲には、一枚の鱗。
話を聞くだけで伝染する呪いだったのね。▼
- [オボロ]
- だからやめてって言ってるでしょ!
人の話を聞いているの? サーリャ!▼
- [サーリャ]
- ふふ……そうは言いながらも、オボロは
結局、すごい形相で黙って聞き続けたわね。▼
- [オボロ]
- だ、だって気になるじゃない! お手洗いに
行けなくなったらどうしてくれるの!▼
- [サーリャ]
- なら、一緒に付いていってあげるから、
いつでも私に言うといいわ。▼
- [オボロ]
- 子供扱いしないで!▼
異伝 闇を覗く:開始1†
- [サーリャ]
- それじゃ……今から
記憶を操る呪いの実験をするわ……。▼
- [レオン]
- お願いするよ。▼
異伝 闇を覗く:開始2†
- [サーリャ]
- ………………。
!! なっ!? ……なに、これは…?▼
異伝 闇を覗く:決着†
- [レオン]
- どうかしたのか?▼
- [サーリャ]
- 術は失敗よ。ただ……術をかけた時に
見えた……貴方の闇は……なに?▼
- [レオン]
- 見えてしまったか……。
なかなか抑え切れないものだね。▼
僕のこの闇の魔力は、いつだって
あふれ出ようとしているんだ。▼
- [サーリャ]
- 貴方の闇は……とても興味深い……。▼
その闇を解き明かせば……
おもしろい呪いが作れそう。▼
- [レオン]
- そうか。ならもうしばらく、
実験台になってやってもいいよ。▼
異伝 病は気から:開始1†
- [リョウマ]
- サーリャ!▼
- [サーリャ]
- ……なに?▼
- [リョウマ]
- 何ゆえ約束の鍛錬の場に来ないのだ!▼
俺は夜通し待ち続けたせいで、
風邪を引いてしまったというのに。▼
- [サーリャ]
- 貴方が風邪を引いたのは……
私の呪いにかかったからよ。▼
- [リョウマ]
- 何だと!?
この俺が呪いなどに……! ……許せん!▼
異伝 病は気から:開始2†
- [サーリャ]
- そう……そうやって私を憎みなさい。
憎悪の感情……私、大好きよ……。▼
異伝 病は気から:決着†
- [リョウマ]
- 本当に許せんぞ……!
惰弱なこの精神と肉体が!▼
- [サーリャ]
- ……は?▼
- [リョウマ]
- ぬぅぅぅぅっ……はぁぁぁっ!
……ふぅ。よし、これで大丈夫だ。▼
風邪もすっかり治った。
病は気から、とも言うからな。▼
- [サーリャ]
- そんな馬鹿なこと……。▼
- [リョウマ]
- サーリャ。俺はまた明日から、
ここでお前を待っているぞ。▼
今度こそ、必ず来てくれ。
これは、約束だ。▼
- [サーリャ]
- 勝手なことを……いえ、それよりも
どうして風邪が治ったの……?▼
私、本当は呪いなんて
かけていなかったのに……。▼
今度は……
本当に呪ってみようかしら……。▼
コメント†