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オープニングシナリオ

オープニング

[デジェル]
師匠の仇!
正々堂々と勝負しなさい!▼
[カチディス]
あんなに弱い輩を師匠と呼ぶのか。
では、お前も大したことはないのだな。▼
[デジェル]
…!! お前が人質を盾にしなかったら、
師匠が負けることはなかったわ!▼
この卑怯者め!▼
[村娘]
デ、デジェルさん、無茶はしないで…
あなたにまで死なれたら…▼
[デジェル]
安心してください。
私は負けません!▼
旦那さんの仇は必ず討ちます!▼
[カチディス]
そんなに死にたいのなら、良いだろう。
ついてこい。▼
この先の遺跡で、
一対一で正々堂々と勝負してやる。▼

フェリア王城

マイユニット(男性、僕)

マイユニット(男性、俺)

マイユニット(女性、私)

[ルフレ]
クロムさん。
あれは、なんでしょうか?▼
[クロム]
決闘…か?
止めに入った方が良さそうだな。▼
[村娘]
あ、あの! お助けください!!▼
[クロム]
どうした?▼
[村娘]
向こうで私の知り合いが…
と、止めないと大変なことに…!▼
あのカチディスという男は、決闘で
正々堂々と戦う男ではありません…!▼
私の主人も、人質を盾にされて
無抵抗のまま殺されました…!▼
どうか、あの子までが同じ道を
たどらないようにお力を…!▼
[クロム]
放っておける話じゃないな。
すぐに様子を見に行こう。▼

マイユニット(女性、あたし)

戦闘マップ

戦闘前

[デジェル]
卑怯者!
一対一の決闘の約束でしょう!▼
[カチディス]
知らんなあ、そんな約束は。
だまされる方が馬鹿なのだ。▼
おとなしく降参して許しを請えば
命だけは助けてやるぞ?▼
[デジェル]
何ですって…!?
誰がお前などに…!▼
[カチディス]
その言葉がいつまで続くか見物だな。
おい、相手をしてやれ!▼

デジェルと会話

クロムの場合

[クロム]
おい。▼
[デジェル]
! 伏兵!?▼
(刃同士がぶつかる金属音)
[デジェル]
私の槍を受け止めた!?
できる――!▼
[クロム]
話を聞け。
俺たちはお前の敵じゃない。▼
お前がひとりで戦うのは危険だ。▼
ここは俺たちに任せて、
お前は師匠とやらの仇を討ってこい。▼
[デジェル]
手を貸すというの?
見ず知らずの私に?▼
[クロム]
あぁ。何か問題があるか?▼
[デジェル]
いえ…感謝します。▼

クロム(親子)の場合

[クロム]
おい。▼
[デジェル]
! 伏兵か!?▼
(刃同士がぶつかる金属音)
[デジェル]
私の槍を受け止めた!?
できる――!▼
…というか、この人…
なんだか懐かしい…ような…▼
まさか、どこかで会ったことが…?
いえ…そんなはずは…▼
[クロム]
…どうした?言っておくが、
俺たちはお前の敵じゃない。▼
お前がひとりで戦うのは危険だ。▼
ここは俺たちに任せて、
お前は師匠とやらの仇を討ってこい。▼
[デジェル]
手を貸すというの?
見ず知らずの私に?▼
[クロム]
あぁ。何か問題があるか?▼
[デジェル]
いえ…感謝します。▼

ソワレの場合

[ソワレ]
少し、いいかな?▼
[デジェル]
……!!
[ソワレ]
ん?▼
ボクの顔になにかついてるかい?
[デジェル]
あ、いえ。
知り合いに似ていたから…▼
ごめんなさい。
私、急いでるんでこれで…▼
[ソワレ]
急ぐのはいいが、足元に気をつけて。
道が平坦じゃないってこともある。▼
[デジェル]
…まっすぐ進むのが
私の道ですから。▼
[ソワレ]
ははっ、なるほど。
譲れない道があるんだね。▼
でも、キミのような子が
あいつの罠に落ちるのを▼
黙って見ている
わけにはいかないな。▼
[デジェル]
え?▼
[ソワレ]
ボクも、キミの”道”に
少し助力させてもらうよ。▼
振り向かず、自分の道を行きなさい。
キミの道を阻むものはボクが排除する。▼
[デジェル]
は、はい!▼

カチディス初戦時

[カチディス]
卑怯な手を使うような奴は
大抵弱い…そう思ってるんだろう?▼
そうやって相手を油断させる…
それが俺の頭のいいところだ! ▼

カチディス戦闘時(デジェル)

[デジェル]
覚悟!▼
[カチディス]
自信満々な顔だな。
お前、俺のことを甘く見ているだろう?▼
[デジェル]
なんの話よ!▼
[カチディス]
卑怯な人間は実は弱い、とか
勘違いする奴が多いってことだ。▼
そうあって欲しいという願望か?
がんばった正直者が最後は勝つって?▼
ないない。世の中頭のいい奴が
一番強いって教えてやるよ。▼
[デジェル]
人質を使って勝つ奴を
頭のいい奴とは言わないわ。▼
悪いけど、これ以上卑怯なおバカさんと
話す気はないの。▼
師匠の仇、討たせてもらうわ!▼
[カチディス]
来い。
弱い師匠の元に、今すぐ送ってやるぞ!▼

カチディス撃破時

[カチディス]
こ…こんな…はずでは……▼

クリア

クリア後

[村娘]
デジェルさん…! よく無事で…▼
[デジェル]
絶対に師匠の仇は討つって
言ったじゃないですか。▼
[村娘]
ありがとうございます…!▼
デジェルさん。これ、
主人の使っていたお守りなんだけど…▼
[デジェル]
しかし…!
それは師匠の形見じゃないですか!▼
駄目です! 受け取れません!▼
[村娘]
いいの。あなたに使ってもらったほうが
主人もよろこぶはずだから。▼
[デジェル]
ほんとに…いいんですか?▼
[村娘]
はい。▼
[デジェル]
ありがとう…ございます。▼
[村娘]
じゃあね、デジェルさん。
体に気をつけて。▼
[デジェル]
はい。▼

デジェルとソワレ

[ソワレ]
よかったね、目的を果たせて。▼
[デジェル]
えぇ。
ありがとうございます。▼
でも、これで満足しているわけにはいきません。
早く両親を探し出さないと…▼
[ソワレ]
キミは両親を探しているのかい?
なにか手がかりは?▼
[デジェル]
手がかりは…
父が母に贈った、この指輪くらいです。▼
[ソワレ]
! その指輪…
よく見せてくれないか。▼
[デジェル]
どうぞ。▼
[ソワレ]
似ている…いや、そうじゃない。
同じものだ…ボクの指輪と。▼
[デジェル]
え……っ。
そ、それって…▼
[ソワレ]
ふっ…そういうことか。
キミもルキナと同じように、
未来から来たんだね。▼
そして、キミの探している母親というのは
…たぶんボクのことだ。▼
[デジェル]
あなたが…母さん、なの?
[ソワレ]
そうは見えないかい?▼
[デジェル]
いえ、ずっと…似てるって…
すごく似てるって思ってた。▼
[ソワレ]
ふふ、ボクは未来で
見分けがつかなくなるほど▼
老け込むことはないということだな。▼
[デジェル]
そうね…母さんはいつも凛としてて
かっこよかったわ。▼
それにすごく強くて、いつも私に
いろんなことを教えてくれた。▼
[ソワレ]
そうか…じゃあ、今度はデジェルが
ボクに未来でのことを教えてくれるかい?▼
[デジェル]
えぇ。▼
[ソワレ]
返事は、はい、だ。▼
[デジェル]
はい!▼
[ソワレ]
よろしい。▼
[デジェル]
…なんだか懐かしいわ、今の怒り方。
母さんの怒り方にそっくりだった…▼
[ソワレ]
当然だろう?▼
[デジェル]
そう…だよね。
ありがとう…▼
会えて良かった…母さん…

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Last-modified: 2012-08-08 (水) 01:17:46
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