1周回前に適当に取ったログ(漢字と改行は間違ってはいないかと)ですが、
この章のスレッドが長い間無いところを見ると無いよりはマシ?かと…。
線の間以外は▼マーク未確認です。
これからエフラム編18章をプレイされる方は、▼の確認をよろしくお願いします。
(…私がやろうとしたらもう1周後になってしまうので)←今エイリーク編17章
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(章開始時)
(左:エフラム 右:ラーチェル)
[ラーチェル]
エ エフラム
ちょっとお待ちくださいな。
そんなに急いでは
皆がついてこられませんわ。
[エフラム]
先を急ぐんだ。
もたもたしている暇はない!
一刻も早く
魔王に追いついて・・・
[ラーチェル]
追いついて・・・
どうするつもりですの?
[エフラム]
・・・・・・
・・・ラーチェル。
きみはロストン聖教国の王女だ。
魔王の伝承にも詳しいはず
慰めや気休めはいらない。
ただ事実だけを教えてくれ。
あのリオンを・・・
どうやったら救える?
[ラーチェル]
残念ですけれど・・・
わたくしが伝承で知る限り・・・
彼を救う方法はありませんわ。
[エフラム]
・・・・・・
[ラーチェル]
あの方の・・・リオン殿の肉体は
すでに魔王に取り憑かれています。
ああなってしまっては・・・
もはやどうにもなりませんわ。
魔王に一度でも支配された者は・・・
その心を残らず食い尽くされてしまいます。
それを元に戻すのは・・・
死者をよみがえらせるに等しいこと。
たとえロストン聖教国の力でも・・・
いいえ 【聖石】の奇跡をもってしても
出来得ることではありませんわ。
[エフラム]
そうか・・・
わかった。
行くぞ ラーチェル。
[ラーチェル]
だ だからお待ちなさい。
もう! 人の話を聞いてらしたの?
残念ですが あの方はもう・・・
[エフラム]
・・・ああ わかってるさ。
リオンを救う方法は・・・ない。
ならば・・・
せめてこの手で
あいつを眠らせてやりたい。
[ラーチェル]
・・・・・・
でも・・・
あなたにできますの?
たとえできても あなたは
心に深い傷を負う事になりますわ・・・
あなたたち兄妹はここで休み
わたくしたちに任せた方がよろしいのでは?
[エフラム]
いや・・・俺がやる。
俺はリオンの友だ。
友を奪った魔王は
俺の手で・・・倒す。
[ラーチェル]
そこまでおっしゃるのでしたら
仕方ありませんわね。
では 参りましょう。
[エフラム]
すまない ラーチェル。
[ラーチェル]
そ そんなこと・・・
構いませんわ。
その言葉だけで
許してさしあげます。
--------------------------------
(画面暗転)
(左:一般兵)
[一般兵]
こちらです!▼
敵は この谷の奥へと
入っていきました!▼
(一般兵消える)
(左:エイリーク、エフラム)
[エイリーク]
兄上。
何か 匂いませんか?▼
[エフラム]
匂い?▼
[エイリーク]
はい。硫黄のような
不快な匂いがします。▼
谷の奥から漂ってくるような・・・▼
(画面暗転)
(マップ、一旦上へスライドして戻る)
(左:エフラム)
[エフラム]
あれは・・・卵・・・?▼
(エフラムの左:ミルラ)
[ミルラ]
魔物の卵です・・・
すごくたくさん・・・▼
(エイリークとミルラが入れ替わる)
[エイリーク]
兄上!
あの卵 次々に動き始めて・・・▼
[エフラム]
まさか 奴は俺たちを
ここに誘い込むために・・・▼
全員 気をつけろ!
こいつらはただの卵じゃない!▼
(進撃画面へ)
--------------------------------
(クリア後)
[リオン]
・・・・・・
(リオン消え、エフラム追う)
(左:エフラム 右:魔王)
[エフラム]
待て!
魔王・・・!
[魔王]
ふん・・・来たか。
[エフラム]
・・・お前を倒す前に
一つだけ聞く。
リオンは今 どこにいる?
お前を倒せば・・・
リオンは元に戻るのか?
[魔王]
くく・・・
それはかなわぬな。
すでにリオンなど
この世のどこにもおらぬ。
あの者の心は 我が残らず
食らい尽くしてやったわ。
[エフラム]
貴様・・・!
[魔王]
ふん 何を怒る?
今さらあの弱者のことなど
どうでもよかろう?
何もできずに我に食われた
無力で愚かなあの皇子など・・・
[エフラム]
黙れ!
リオンは俺の親友だった。
俺とあいつはいつまでも友達だ。
そう約束したんだ。
貴様はリオンの心を奪い
リオンの存在を冒涜した。
俺が この手で倒す!
(エフラムの下に魔法陣)
(左:エフラム)
[エフラム]
ぐ・・・っ・・・!?
な・・・
身体が・・・
(右:魔王)
[魔王]
抗うな。お前はもはや
動くことすらかなわぬ・・・
(魔王がエフラムに重なる)
[魔王]
やはり ルネスの【聖石】は
お前が持っていたか・・・
では 破壊させて
もらうとしよう・・・
[エフラム]
よせ・・・くっ!
(聖石が破壊される)
[魔王]
これでルネスの【聖石】は
破壊された・・・
さあルネス王子エフラムよ
覚悟はいいな?
[エフラム]
く・・・そ・・・!
やれ・・・
俺を仕留めに来い。
お前が止めを刺す間に・・・
俺も一太刀浴びせてやる。
[魔王]
・・・・・・
[エフラム]
どうした なぜ来ない!?
怖じ気づいたか!
[魔王]
・・・ルネス王子エフラムよ。
貴様がそこまでして戦うのは
何故だ?
祖国再興のためか?
魔を滅ぼすためか?
それともあの妹のためか?
[エフラム]
それらすべてのため・・・
そして
俺の友リオンの・・・
あいつの魂に報いるためだ。
優しかったあいつの姿を・・・
歪ませはしない・・・
(魔王がリオンになる)
[リオン]
・・・・・・
やっぱり・・・
エフラムは変わらないな。
[エフラム]
!!
何・・・?
今・・・なんと言った?
[リオン]
・・・・・・
[エフラム]
どういうことだ・・・?
お前は魔王・・・
古の時代に生きる邪悪のはず・・・
リオンの心は残らず食らったと
お前はそう言ったはずだ!
それなのにお前が・・・
なぜ俺の・・・?
まさか・・・
まさか・・・お前・・・!
[リオン]
・・・・・・
[エフラム]
リオン・・・なのか・・・?
[リオン]
うん・・・
そうだよ。
僕はグラド皇子リオン・・・
魔王なんかじゃない。
ごめん エフラム。
僕が魔王に心を食べられ
死んだっていうのは・・・
あれは うそなんだ。
[エフラム]
な・・・・・・
なぜだ!?
なぜそんな・・・!
[リオン]
ねえエフラム。
僕はきみが好きだった。
僕はきみが嫌いだった。
僕はずっと きみに憧れてた。
きみみたいになりたかった。
そして・・・僕なんかじゃ
決してなれないことを知っていた。
僕にとって きみたち兄妹は
あまりに眩しすぎたんだ。
影である僕が嫉妬せずには
いられないくらいに。
[エフラム]
リオン・・・
[リオン]
あの【魔石】に触れる前・・・
僕は 予見によって
未来を見たんだ。
僕の前には
二つの道があった。
一つは 魔王に身も心も侵され
やがて滅んでいく道・・・
もう一つは 魔王の支配にあらがい
その力を得る道・・・
そして僕は・・・
・・・く・・・っ
[エフラム]
リオン!
[リオン]
僕は【魔石】を手にした。
魔王は僕の心を食らい
僕の肉体を乗っ取ろうとした。
僕は魔王に蝕まれかけ
今にも消えようとしていた。
でも君のことを思い出した時・・・
意識が爆ぜた。
このまま消えたくない・・・
そう想った。
魔王に操られ
自分を失いかけながらも・・・
今 僕はこうして
自分をとりもどすことができた。
人間を蝕み 支配する
魔王のどす黒い思念・・・
でもそんなものは 僕たち人間に
比べたらかわいいものなんだよ。
二つに分かれた未来のうち・・・
僕は二つ目を選び取ったんだ。
[エフラム]
・・・・・・
[リオン]
でも 君たちの前に
リオンとして現れたくはなかった。
リオンは憐れな犠牲者・・・
魔王こそがすべての元凶・・・
そういうふうに
見せかけたかったんだ。
そうだよエフラム。
僕は魔王・・・
そして魔王は僕なんだ。
[エフラム]
嘘だ・・・
違う・・・そんなはずはない。
リオンは・・・俺の親友は
優しくてお人よしで・・・
いい奴だったんだ・・・
そのお前が・・・
そんな真似をするはずがない!
[リオン]
エフラム・・・
[エフラム]
お前は・・・お前は魔王だ!
そうに決まってる!
俺をだまし・・・動揺させるために
そんな見え透いた嘘を・・・!
そうだろう!?
そうだと言ってくれ リオン!
[リオン]
ごめん・・・エフラム。
よく聞いて エフラム。
十日後・・・
月が闇に呑まれる夜・・・
僕は 闇の樹海で
儀式を執り行う・・・
その儀式によって
僕は大きな力を得るんだ。
世界を・・・グラドの大地さえも
変えてしまうような力を。
[エフラム]
世界・・・
グラドの大地・・・?
[リオン]
でもその後・・・
僕はもう自分を保てなくなる。
いにしえの魔王となって
すべての人々を滅ぼしてしまうかもしれない。
エフラム。
もしそれを止めたいなら
闇の樹海へ来て欲しい。
約束だよ。
(リオン消える)
(味方ユニットが下方から登場)
[エフラム]
・・・リオン・・・
俺は・・・
[エイリーク]
兄上・・・!
!?
大丈夫ですか?
[エフラム]
・・・エイリーク か。
・・・いや
・・・何でもない。
[エイリーク]
で ですが・・・ひどく青ざめた顔を
なさっておられます・・・
何かあったのですか?
[エフラム]
・・・エイリーク
[エイリーク]
は はい?
[エフラム]
リオンは・・・
リオンは俺の親友だ・・・
いつまでも ずっと・・・
[エイリーク]
兄上・・・
と とにかくここを出ましょう。
ラーチェルたちが心配しています。
(右:ゼト、ラーチェル 左:エフラム、エイリーク)
[ゼト]
・・・敵は
この断崖を越えていったようです。
[エイリーク]
この絶壁・・・
私たちではとても上れるとは・・・
[エフラム]
逃げられた ということか・・・
[ラーチェル]
落胆なさることはありませんわ。
この山を越えた先は闇の樹海・・・
そこにはロストンから行けますもの。
それに 最後の【聖石】は
ロストンにありましてよ。
【聖石】が一つでも残っている限り
まだ 負けたわけではありませんわ。
さあ
元気を出して出発しますわよ。
会話集/章別会話/エフラム編18章 魔の双面
>蒼城さん
全くと言っていいくらい誤植ありませんでしたよ。漢字とひらがなの違いだけでした。
姿を消したグラド皇子リオンの
行方を追う一行。▼
ヒーニアスの命を受けて
付近を捜索するフレリア兵から▼
リオンが北方へ向かったとの
報告が入った。▼
エフラムたちはその後を追い
闇の樹海を取り囲む峰火山ネレラスへ。▼
火山の熱気と硫黄の匂いが
立ちこめる人外の地・・・▼
そこには
無数の魔物の卵が息づいていた。▼
(背景:火山)
[ラーチェル](右)
エ エフラム
ちょっとお待ちくださいな。▼
そんなに急いでは
皆がついてこられませんわ。▼
[エフラム](左)
先を急ぐんだ。
もたもたしている暇はない!▼
一刻も早く
魔王に追いついて・・・▼
[ラーチェル](右)
追いついて・・・
どうするつもりですの?▼
[エフラム](左)
・・・・・・▼
・・・ラーチェル。▼
きみはロストン聖教国の王女だ。
魔王の伝承にも詳しいはず▼
慰めや気休めはいらない。
ただ事実だけを教えてくれ。▼
あのリオンを・・・
どうやったら救える?▼
[ラーチェル](右)
残念ですけれど・・・▼
わたくしが伝承で知る限り・・・
彼を救う方法はありませんわ。▼
[エフラム](左)
・・・・・・▼
[ラーチェル](右)
あの方の・・・リオン殿の肉体は
すでに魔王に取り憑かれています。▼
ああなってしまっては・・・
もはやどうにもなりませんわ。▼
魔王に一度でも支配された者は・・・
その心を残らず食い尽くされてしまいます。▼
それを元に戻すのは・・・
死者をよみがえらせるに等しいこと。▼
たとえロストン聖教国の力でも・・・▼
いいえ 【聖石】の奇跡をもってしても
出来得ることではありませんわ。▼
[エフラム](左)
そうか・・・▼
わかった。
行くぞ ラーチェル。▼
[ラーチェル](右)
だ だからお待ちなさい。
もう! 人の話を聞いてらしたの?▼
残念ですが あの方はもう・・・▼
[エフラム](左)
・・・ああ わかってるさ。▼
リオンを救う方法は・・・ない。▼
ならば・・・▼
せめてこの手で
あいつを眠らせてやりたい。▼
[ラーチェル](右)
・・・・・・▼
でも・・・
あなたにできますの?▼
たとえできても あなたは
心に深い傷を負うことになりますわ・・・▼
あなたたち兄妹はここで休み
わたくしたちに任せた方がよろしいのでは?▼
[エフラム](左)
いや・・・俺がやる。▼
俺はリオンの友だ。▼
友を奪った魔王は
俺の手で・・・倒す。▼
[ラーチェル](右)
そこまでおっしゃるのでしたら
仕方ありませんわね。▼
では 参りましょう。▼
[エフラム](左)
すまない ラーチェル。▼
[ラーチェル](右)
そ そんなこと・・・
構いませんわ。▼
その言葉だけで
許してさしあげます。▼
(戦闘マップ:峰火山ネレラス)
(NPCソルジャーを先頭に味方初期配置へ)
(背景:火山)
[兵士](左)
こちらです!▼
敵は この谷の奥へと
入っていきました!▼
(兵士と入れ替わりでエイリーク・エフラム)
[エイリーク](左)
兄上。
何か 匂いませんか?▼
[エフラム](左)
匂い?▼
[エイリーク](左)
はい。硫黄のような
不快な匂いがします。▼
谷の奥から漂ってくるような・・・▼
(戦闘マップ:峰火山ネレラス)
(背景:火山)
[エフラム](左)
あれは・・・卵・・・?▼
(ミルラ、エフラムの左横に)
[ミルラ](左)
魔物の卵です・・・
すごくたくさん・・・▼
(ミルラと入れ替わりでエイリーク)
[エイリーク](左)
兄上!
あの卵 次々に動き始めて・・・▼
[エフラム](左)
まさか 奴は俺たちを
ここに誘い込むために・・・▼
全員 気をつけろ!
こいつらはただの卵じゃない!▼
(編成画面へ)
*敵全滅後
(戦闘マップ:峰火山ネレラス)
(リオン、ワープで消える)
[リオン](右)
・・・・・・▼
(暗転)
(戦闘マップ:峰火山ネレラス)
(エフラム、リオンの目前まで追いかける)
[エフラム](左)
待て!▼
魔王・・・!▼
[魔王](右)
ふん・・・来たか。▼
[エフラム](左)
・・・お前を倒す前に
一つだけ聞く。▼
リオンは今 どこにいる?▼
お前を倒せば・・・
リオンは元に戻るのか?▼
[魔王](右)
くく・・・
それはかなわぬな。▼
すでにリオンなど
この世のどこにもおらぬ。▼
あの者の心は 我が残らず
食らい尽くしてやったわ。▼
[エフラム](左)
貴様・・・!▼
[魔王](右)
ふん 何を怒る?▼
今さらあの弱者のことなど
どうでもよかろう?▼
何もできずに我に食われた
無力で愚かなあの皇子など・・・▼
[エフラム](左)
黙れ!▼
リオンは俺の親友だった。▼
俺とあいつはいつまでも友達だ。
そう約束したんだ。▼
貴様はリオンの心を奪い
リオンの存在を冒涜した。▼
俺が この手で倒す!▼
(エフラムの下に魔法陣)
(左:エフラム)
[エフラム](左)
ぐ・・・っ・・・!?▼
な・・・
身体が・・・▼
[魔王](右)
抗うな。お前はもはや
動くことすらかなわぬ・・・▼
(戦闘マップ:峰火山ネレラス)
(魔王、エフラムの上にワープ)
(左:エフラム 右:リオン)
(魔王、エフラムに重なるように歩み寄る)
[魔王](右)
やはり ルネスの【聖石】は
お前が持っていたか・・・▼
では 破壊させて
もらうとしよう・・・▼
[エフラム](左)
よせ・・・くっ!▼
(戦闘マップ:峰火山ネレラス)
(照度ダウン)
(聖石が砕け散るエフェクト)
(照度通常)
[魔王](右)
これでルネスの【聖石】は
破壊された・・・▼
さあルネス王子エフラムよ
覚悟はいいな?▼
[エフラム](左)
く・・・そ・・・!▼
やれ・・・
俺を仕留めに来い。▼
お前が止めを刺す間に・・・
俺も一太刀浴びせてやる。▼
[魔王](右)
・・・・・・▼
[エフラム](左)
どうした なぜ来ない!?
怖じ気づいたか!▼
[魔王](右)
・・・ルネス王子エフラムよ。▼
貴様がそこまでして戦うのは
何故だ?▼
祖国再興のためか?
魔を滅ぼすためか?▼
それともあの妹のためか?▼
[エフラム](左)
それらすべてのため・・・
そして▼
俺の友リオンの・・・
あいつの魂に報いるためだ。▼
優しかったあいつの姿を・・・
歪ませはしない・・・▼
(魔王、リオンと入れ替わる)
[リオン](右)
・・・・・・▼
やっぱり・・・▼
エフラムは変わらないな。▼
[エフラム](左)
!!▼
何・・・?▼
今・・・なんと言った?▼
[リオン](右)
・・・・・・▼
[エフラム](左)
どういうことだ・・・?▼
お前は魔王・・・
古の時代に生きる邪悪のはず・・・▼
リオンの心は残らず食らったと
お前はそう言ったはずだ!▼
それなのにお前が・・・
なぜ俺の・・・?▼
まさか・・・▼
まさか・・・お前・・・!▼
[リオン](右)
・・・・・・▼
[エフラム](左)
リオン・・・なのか・・・?▼
[リオン](右)
うん・・・▼
そうだよ。▼
僕はグラド皇子リオン・・・
魔王なんかじゃない。▼
ごめん エフラム。▼
僕が魔王に心を食べられ
死んだっていうのは・・・▼
あれは うそなんだ。▼
[エフラム](左)
な・・・・・・▼
なぜだ!?
なぜそんな・・・!▼
[リオン](右)
ねえエフラム。▼
僕はきみが好きだった。▼
僕はきみが嫌いだった。▼
僕はずっと きみに憧れてた。
きみみたいになりたかった。▼
そして・・・僕なんかじゃ
決してなれないことを知っていた。▼
僕にとって きみたち兄妹は
あまりに眩しすぎたんだ。▼
影である僕が嫉妬せずには
いられないくらいに。▼
[エフラム](左)
リオン・・・▼
[リオン](右)
あの【魔石】に触れる前・・・▼
僕は 予見によって
未来を見たんだ。▼
僕の前には
二つの道があった。▼
一つは 魔王に身も心も侵され
やがて滅んでいく道・・・▼
もう一つは 魔王の支配にあらがい
その力を得る道・・・▼
そして僕は・・・▼
・・・く・・・っ▼
[エフラム](左)
リオン!▼
[リオン](右)
僕は【魔石】を手にした。▼
魔王は僕の心を食らい
僕の肉体を乗っ取ろうとした。▼
僕は魔王に蝕まれかけ
今にも消えようとしていた。▼
でも君のことを思い出した時・・・
意識が爆ぜた。▼
このまま消えたくない・・・
そう想った。▼
魔王に操られ
自分を失いかけながらも・・・▼
今 僕はこうして
自分をとりもどすことができた。▼
人間を蝕み 支配する
魔王のどす黒い思念・・・▼
でもそんなものは 僕たち人間に
比べたらかわいいものなんだよ。▼
二つに分かれた未来のうち・・・
僕は二つ目を選びとったんだ。▼
[エフラム](左)
・・・・・・▼
[リオン](右)
でも 君たちの前に
リオンとして現れたくはなかった。▼
リオンは憐れな犠牲者・・・
魔王こそがすべての元凶・・・▼
そういうふうに
見せかけたかったんだ。▼
そうだよエフラム。▼
僕は魔王・・・
そして魔王は僕なんだ。▼
[エフラム](左)
嘘だ・・・▼
違う・・・そんなはずはない。▼
リオンは・・・俺の親友は
優しくてお人よしで・・・▼
いい奴だったんだ・・・▼
そのお前が・・・
そんな真似をするはずがない!▼
[リオン](右)
エフラム・・・▼
[エフラム](左)
お前は・・・お前は魔王だ!
そうに決まってる!▼
俺をだまし・・・動揺させるために
そんな見え透いた嘘を・・・!▼
そうだろう!?
そうだと言ってくれ リオン!▼
(リオン、後ずさる)
[リオン](右)
ごめん・・・エフラム。▼
よく聞いて エフラム。▼
十日後・・・
月が闇に呑まれる夜・・・▼
僕は 闇の樹海で
儀式を執り行う・・・▼
その儀式によって
僕は大きな力を得るんだ。▼
世界を・・・グラドの大地さえも
変えてしまうような力を。▼
[エフラム](左)
世界・・・
グラドの大地・・・?▼
[リオン](右)
でもその後・・・
僕はもう自分を保てなくなる。▼
いにしえの魔王となって
すべての人々を滅ぼしてしまうかもしれない。▼
エフラム。
もしそれを止めたいなら▼
闇の樹海へ来て欲しい。
約束だよ。▼
(戦闘マップ:峰火山ネレラス)
(リオン、ワープで消える)
(味方、エフラムの下に集結)
[エフラム](右)
・・・リオン・・・▼
俺は・・・▼
[エイリーク](左)
兄上・・・!▼
!?
大丈夫ですか?▼
[エフラム](右)
・・・エイリーク か。▼
・・・いや
・・・何でもない。▼
[エイリーク](左)
で ですが・・・ひどく青ざめた顔を
なさっておられます・・・▼
何かあったのですか?▼
[エフラム](右)
・・・エイリーク▼
[エイリーク](左)
は はい?▼
[エフラム](右)
リオンは・・・▼
リオンは俺の親友だ・・・▼
いつまでも ずっと・・・▼
[エイリーク](左)
兄上・・・▼
と とにかくここを出ましょう。
ラーチェルたちが心配しています。▼
(背景:火山)
(左:ゼト・ラーチェル 右:エフラム・エイリーク)
[ゼト](左)
・・・敵は
この断崖を越えていったようです。▼
[エイリーク](右)
この絶壁・・・
私たちではとても上れるとは・・・▼
[エフラム](右)
逃げられた ということか・・・▼
[ラーチェル](左)
落胆なさることはありませんわ。▼
この山を越えた先は闇の樹海・・・
そこにはロストンから行けますもの。▼
それに 最後の【聖石】は
ロストンにありましてよ。▼
【聖石】が一つでも残っている限り
まだ 負けたわけではありませんわ。▼
さあ
元気を出して出発しますわよ。▼
この記事は投稿者によって削除されました.
理由 :
↓順序整理ミスです;
最終更新から1年以上経っていますので、勝手ながら見やすく整理してみました。
手を加えづらくなるようでしたらごめんなさい;
当たり前ですが、もし新しく投稿される場合でもあくまで私個人の独断なので気にせず無視なさって下さいm(_ _)m