■ジャハナ王宮を選択
ロストン聖騎士団の王女ラーチェルが
差し向けた援軍の力もあり▼
エイリークたちは
グラド軍を退けることに成功する。▼
だが ジャハナ王宮はグラド軍の攻撃を受け
今にも攻め落とされつつあるという。▼
王宮へ向かったエイリークたちは すでに
王宮内にグラド軍が進入している事実を知る。▼
女王イシュメアを助け
ジャハナの【聖石】を守るため▼
エイリークたちは王宮へ突撃を開始する。▼
<14章 白沙の女王>
■オープニング
[二年前]
(背景:城内の庭、左:エイリーク、右:リオン)
【リオン】
・・・降参。
ぼくの負けだよ・・・エイリーク。▼
エイリークは強いね。
それに比べて僕は・・・▼
男の子なのに 女の子に
剣術で負けるなんて情けないな。▼
【エイリーク】
そんなこと・・・▼
【リオン】
僕 思うんだ。
民は強い王を望んでいる。▼
僕みたいな弱い人間じゃなく
きみやエフラムみたいな強い王を・・・▼
僕は身体が弱いし
毎日城にこもって本を読んでばかりだし・・・▼
こんな僕が父上の跡を継ぐより
誰か他の人がなるべきだと思う。▼
家臣やみんなもきっとそう思って・・・▼
【エイリーク】
そんなことないわ リオン。▼
あなたは優しい。▼
あなたはその優しさで
きっとみんなを救うことができる。▼
私はそう信じている。▼
【リオン】
エイリーク・・・ありがとう。▼
うん・・・
僕・・・がんばってみるよ。▼
強くなれなくても
何か僕にできることを・・・▼
【エイリーク】
ええ。▼
【リオン】
あのさ エイリーク・・・▼
もしよかったら これ
受け取ってくれないかな?▼
(消える)
(マップ上に4人のユニット現れる)
(背景:砂漠、左:エイリーク、右:ゼト)
【ゼト】
エイリーク様・・・?
どうかなさいましたか?▼
【エイリーク】
い いいえ。
何でもありません。▼
【ゼト】
ジャハナ王宮内は 完全に
グラド兵によって占拠されているようです。▼
ジャハナ女王イシュメア様は
最悪の場合すでに・・・▼
(ゼト消え、ヒーニアス登場)
【ヒーニアス】(右)
そして 王宮内の敵軍を指揮するのは
グラド帝国皇子リオンか・・・▼
(ヒーニアスの右にラーチェル登場)
【ラーチェル】(右端)
何を迷うことがあるのです?▼
一気に突撃して王宮を取り戻せば
よろしいではありませんか。▼
【ヒーニアス】
我がフレリアが得た情報では
リオン皇子は闇魔道の使い手だと聞く。▼
となれば
近づくだけでも容易ではない。▼
戦は好まぬ性格と聞いていたが
それもおそらく芝居だったのだろう・・・▼
【エイリーク】
・・・・・・▼
【ヒーニアス】
だが ジャハナ王宮を取り戻さねば
グラドとの戦には勝てない。▼
なんとしても女王を
お助けしなければな・・・▼
【エイリーク】
はい・・・行きましょう!▼
(全員消え、ユニットたちが王宮内に入る)
(背景:ジャハナ王宮内、左:イシュメア、右:カーライル)
【カーライル】
イシュメア様・・・
どうか抵抗はなさらないでください。▼
あなたを傷つけることは
私の本意ではありません。▼
【イシュメア】
カーライル・・・なぜです?▼
あなたはジャハナの軍団長として
今まで国によく尽くしてくれました。▼
早くに夫を失った私が 今まで
このジャハナを治めてこられたのは・・・▼
あなたが長年にわたり
私を影で支え続けてくれたからです。▼
あなたこそ ジャハナの礎
私は誰よりあなたを信じていました・・・▼
なのになぜ
今このような反乱を・・・?▼
【カーライル】
女王・・・
いや イシュメア様・・・▼
あなたが悪いのです。▼
あなたは あまりに美しすぎる。▼
【イシュメア】
カーライル・・・▼
【カーライル】
私が初めてあなたに
お会いしたのは 二十年前・・・▼
この王宮の庭園で
あなたの姿をお見かけした時・・・▼
私はあなたに魅せられた。▼
咲きあふれるどの花よりも
あなたは白く美しかった。▼
それが許されぬ想いであることは
承知していました。▼
貴方は私が仕えるべき
国王陛下の妻であられるお方・・・▼
私は騎士として
貴方にお仕えできればそれでいい・・・▼
そう思っていました。▼
【イシュメア】
・・・・・・▼
【カーライル】
だが 本当にそれで満足なのか・・・?▼
あるお方にそう尋ねられ・・・▼
私は自分の中に眠る
本当の気持ちに気づきました。▼
そう・・・ひたすらに自分を殺し
想いを打ち明けられぬまま死んでいく・・・▼
それはどれほどむなしく寂しいことか。▼
だから 私は決めたのです。▼
この想いに従い 貴方をこの手で奪うと。▼
【イシュメア】
カーライル・・・
あなたは自分を失っています・・・▼
国を傾け 民を戦わせて・・・
それで私が喜ぶとでも思うのですか?▼
【カーライル】
国などいりません。
民などどうなろうと構わない。▼
私にはあなたしか見えない。
あなたさえいてくれれば・・・▼
【イシュメア】
カーライル・・・▼
■戦闘前
(背景:王宮内、左:グラド兵、右:レナック)
【グラド兵】
傭兵 敵襲だ!▼
貴様も武器を構えておけ!▼
【レナック】
ええ!?
そりゃねぜ。▼
俺はこの王宮のお宝を
相手にするために雇われたんだぜ?▼
【グラド兵】
ふん・・・おたおたするな。▼
心配せずとも貴様の出番などない。
我らグラド軍がひねり潰してくれる!▼
(グラド兵消える)
【レナック】
おう 頼んだぜ〜▼
ふう・・・まわりにはグラドの連中がいるんだし
まあ何もしなくていいよな。▼
のんびり待ってりゃいつの間にか勝ってて
苦労しなくたって報酬ももらえる。▼
あのわがままお姫様や
アホなおっさんに振り回されることもないし。▼
楽な仕事だ。
ついてるよな 俺。▼
けどなんか 違うんだよなあ・・・▼
■戦闘開始 自軍1ターン目終了後
(マップ画面:2人のユニットが王宮内に入る)
(背景:王宮内、左:カーライル、中央右:ケセルダ、右端:リオン)
【ケセルダ】
ようカーライル!▼
うまくやりやがったな
ほめてやるぜ。▼
【カーライル】
・・・約束どおりだ。
王宮はグラド軍に明け渡す。▼
【ケセルダ】
ああ。この王宮は俺がもらう。▼
俺の王宮・・・か
いいねえ たまんねえぜ。▼
【カーライル】
王宮の宝は好きにするがいい。▼
私はイシュメア様さえ
ここから連れ出せればいい。▼
【ケセルダ】
ああ そのことなんだがな・・・▼
少し 事情が変わった。▼
(マップ上で玉座からイシュメア移動)
(リオン消え、ケセルダの背後にイシュメア)
【イシュメア】
!▼
【ケセルダ】
動くな カーライル。▼
動けば女王様は死ぬぜ。▼
【カーライル】
貴様・・・!
どういうことだ!?▼
【ケセルダ】
落ち着け。用が済んだら
すぐ返してやるよ。▼
この王宮のどこかに
【聖石】ってやつが隠されている。▼
俺はそいつを
ぶっ壊さなきゃならねえんでな。▼
この女にその場所まで
案内してもらうことになる。▼
【カーライル】
イシュメア様に触れるな!▼
【ケセルダ】
そうカッカすんな。
何もしやしねえよ。▼
俺はヴァルターの下衆野郎と違って
女には優しいんだぜ?▼
だがてめえが逆らえば
やらざるを得なくなるな。▼
【カーライル】
くっ・・・▼
【ケセルダ】
外からは王宮を取り戻そうって
邪魔な連中がやってきてる。
お前は奴らの相手をしてな。
負けたら女王様と一緒になれねえぜ?▼
【カーライル】
・・・・・・▼
もしイシュメア様に
傷一つでも負わせた時は・・・▼
【ケセルダ】
わあってるよ。
俺もてめえの剣の腕は知ってる。
【聖石】さえ壊せば
お前の好きにしな。▼
(マップ上の2人のユニット玉座から少し離れる)
(左:ケセルダ、右:リオン)
【リオン】
・・・・・・▼
【ケセルダ】
おい皇子 早く行くぜ。▼
【リオン】
ケセルダ・・・こんなこと
もうやめるんだ。▼
【聖石】を破壊してしまうなんて
そんなこと・・・▼
う・・・っ・・・▼
【ケセルダ】
やれやれ・・・また例の病か?
しょうがねえ皇子様だぜ。▼
ほら ついてきな。▼
【リオン】
ケセルダ・・・▼
(2人のユニット城外に出る)
■会話(ラーチェル→レナック)
【ラーチェル】(右)
まあ▼
こんなところにいましたのね
レナック。▼
【レナック】(左)
ラーチェル様?
あらら・・・▼
(ラーチェル弾む)
【ラーチェル】
さ 行きますわよ。▼
【レナック】
ちょ ちょっと待って下さいよ。
行くってどこへです?▼
悪いんですが
今俺はグラドに雇われている身で・・・▼
って聞いて下さいよ人の話を!▼
【ラーチェル】
まあ レナック
どうしましたの?▼
話なら後で聞いてあげますわ。
ですから早くわたくしについてきなさいな。▼
【レナック】
いやだから俺はドズラのおっさんと
違って雇われなんですよ。▼
ルネスまでの護衛って仕事は
ちゃんと果たしたはずでしょ?▼
まあその後も 報酬ももらえず
あちこち引っ張りまわされましたけどね・・・▼
【ラーチェル】
あら 報酬なら
もう十分得たではありませんか。▼
(レナック弾む)
【レナック】
どこがですか!▼
ロストンの王女様だっつうから
さぞ金払いも良いだろうと思ってたのに。▼
ほとんどタダ働き同然で さんざん
あんたらの暴走に付き合わされるし・・・▼
【ラーチェル】
善行を行ったという喜びは
お金には替え難いものでしてよ。▼
さ 納得できましたね。
行きますわよ。▼
(ラーチェル消える)
【レナック】
だから!
俺はもういやですって!▼
だいたいあんたらに付き合ってたら・・・
・・・ってもういねえし。▼
あー・・・ったくもう
なんであんな仕事引き受けちまったんだか。▼
【ラーチェル】(声のみで)
レナック 急ぎますわよ。▼
【レナック】
あー はいはいわかりました・・・▼
■会話(エイリーク→レナック)
【レナック】(左)
お そこのきれいなお嬢さん。
俺とちょっと話でも・・・って。▼
あれ? あんた前に
どっかで会ったっけ?▼
【エイリーク】(右)
あなたは・・・▼
以前 ラーチェルと
一緒におられた方ですね。▼
【レナック】
ああ そうかルネスの・・・▼
こりゃまずったかな・・・▼
【エイリーク】
ラーチェルは今 私たちと一緒にいます。▼
彼女にあなたのことを
伝えておきましょうか?▼
【レナック】
い いや待った待った!
伝えなくていい!▼
それよりさ ものは相談だけど
あんた俺を雇わないかい?▼
俺はレナック。
ローグっていう超一流の盗賊さ。▼
『とうぞくのかぎ』なんか使わずに
ちょちょいとかぎ開けできるんだぜ。▼
もちろん剣の腕だって
そこらの剣士以上さ。▼
【エイリーク】
はあ・・・▼
【レナック】
これだけ便利な俺がなんと
たった9980ゴールドだ!▼
さあどうだい?▼
【エイリーク】
9980ゴールドですか・・・▼
どうしましょうか?
はい いいえ
[はいを選択]
わかりました。
9980ゴールドお支払いします。▼
【レナック】
お 確かに!
いやああんた話がわかるね。▼
どこかの聖王女さまとは
大違いだぜ。▼
【エイリーク】
ラーチェルが何か?▼
【レナック】
い いや・・・うっかり喋ると
後が怖いからさ。▼
よし じゃこれで
あんたが俺の雇い主だ。▼
お宝と扉は
このレナック様に任せときな。▼
[いいえを選択した場合]
【エイリーク】
残念ですが・・・▼
そのような大金を
お支払いすることはできません。▼
【レナック】
ありゃりゃ・・・▼
まあしょうがねえか。▼
気が変わったら
また呼んでくれよ。▼
[二度目に話しかけた場合]
【レナック】
お またあんたか。▼
どうだい?
9980ゴールド集まったかい?▼
(以下は同じ)
■カーライル初戦時
【カーライル】(左)
私は・・・ただ・・・
二人で・・・▼
■カーライルをヨシュアで攻撃時
【カーライル】(左)
あなたは・・・
まさか・・・!?▼
【ヨシュア】(右)
カーライル。
なぜ血迷った?▼
俺に剣を教えてくれた
お前が・・・▼
【カーライル】
お戻りになられたのか
今になって・・・▼
だがもう遅い。
遅すぎるのだ・・・▼
■カーライル撃破時
【カーライル】(左)
イシュメア様・・・
私は・・・▼
会話集/章別会話/エイリーク編14章 白沙の女王
■制圧後
(マップ画面 ユニット3人王宮の別棟に移動)
(背景:王宮室内、左:イシュメア、右:ケセルダ)
【ケセルダ】
このへんでいいだろ。▼
さて 女王様。
【聖石】を渡しな。▼
(イシュメア左端に下がる)
【イシュメア】
・・・私は
【聖石】など知りません。▼
【ケセルダ】
時間を無駄にさせんな。
あの方はすべてお見通しなんだよ。▼
反乱が起きた直後 あんたは
王宮地下の祭壇へ向かった。▼
安置されている【聖石】を
俺たちに破壊されないようにな。▼
ジャハナの【聖石】は今
あんたが持ってる。だろ?▼
【イシュメア】
・・・・・・▼
(ケセルダ、少し左に出る)
【ケセルダ】
渡しな。そうすりゃ
あんたは生かしておいてやる。▼
【イシュメア】
・・・・できません。▼
【ケセルダ】
おいおい・・・勘弁しろよ。
時間かけてる暇はねえんだ。▼
抵抗するってんなら
先に命をもらうことになるぜ。▼
(リオン右端に登場)
【リオン】
ま 待って!▼
ケセルダ この人に乱暴は・・・▼
【ケセルダ】
黙ってな皇子。
俺はあの方から命を受けてる。▼
あんただって
あの方には逆らえねえんだろ?▼
【リオン】
・・・・・・▼
【ケセルダ】
これで最後だ。▼
あんたの【聖石】を
この俺に渡せ。▼
【イシュメア】
・・・できません。▼
【ケセルダ】
ははっ!
さすがは女王様だ。▼
気に入ったよ。
あんた大したタマだぜ▼
じゃ あばよ。▼
【リオン】
!▼
(マップ画面:ケセルダ、イシュメアを討つ)
【ケセルダ】(右)
こいつが【聖石】だな。▼
これで俺は二つ目の
大手柄ってわけだ。▼
(マップ画面:ケセルダ、聖石を破壊)
(中央右:ケセルダ、右端:リオン)
【ケセルダ】
これで【聖石】は破壊した。▼
グラド フレリア
そしてこのジャハナ・・・▼
残るのはあと
たった二つってわけだ。▼
【イシュメア】(左から声だけで)
ぅ・・・ぁ・・・▼
(リオン、中央左に移動)
【リオン】
ああ・・・
ど どうしたら。▼
ケ ケセルダ・・・
この人を助けてあげて。▼
【ケセルダ】
ほっとけ。▼
しばらくは息があるがもう助からねえよ。▼
なんならお前がとどめをさしてやった方が
いいんじゃねえか?▼
(リオン、ケセルダの方に向きを変える)
【リオン】
だ だめだよ。
そんな・・・こと・・・▼
【ケセルダ】
・・・やれやれだぜ。▼
俺はこの王宮に細工を
してからずらかる。▼
皇子 あんたも早く逃げな。▼
(ケセルダ消える)
【リオン】
・・・・・・▼
(画面消える)
(背景:マップ画面、左:エイリーク、中央右:ラーチェル、右端:ヒーニアス)
【エイリーク】
イシュメア様は
どこにおられるのですか?▼
【ヒーニアス】
玉座にいるとの情報だったが
見当たらんな。▼
それに【聖石】もない・・・▼
【ラーチェル】
とにかく 急いで探しませんと・・・▼
(全員消える)
(マップ画面:ヒーニアスとラーチェルが部屋から出、リオンがエイリークの前に現れる)
【リオン】(右)
あ・・・▼
【エイリーク】(左)
リオン!▼
【リオン】
エイリーク・・・▼
(リオン、右に下がる)
【エイリーク】
待って! リオン!
逃げないで!▼
兄上も私も あなたのことを
とても心配していました・・・▼
リオンの優しい性格は
私たちが一番よく知っています。▼
グラドがルネスを侵略したことも
お父上の乱心のためなのでしょう?▼
だからリオン・・・
何があったのか話してください。▼
【リオン】
ごめん・・・エイリーク。▼
僕も ずっときみたちに
会いたかった・・・▼
会って 二人に謝りたかった。▼
ルネスの侵略を
止められなかったこと・・・▼
でも 今はまだ
君たちとは会えないんだ・・・▼
【エイリーク】
何か・・・わけがあるのですね。▼
【リオン】
うん・・・▼
今はまだ 話せないけど・・・▼
でもいつか必ず
全部君に話すから・・・▼
【エイリーク】
・・・わかりました。
リオンを信じます。▼
でも 少しだけほっとしました。▼
リオンが 昔と変わらない
リオンのままでいてくれて・・・▼
【リオン】
エイリークも・・・▼
いや エイリークは変わったかな。▼
前よりもっと綺麗になった。▼
【エイリーク】
リ リオン・・・▼
【リオン】
ごめん 僕はもう行かなきゃ。
でもこれだけは憶えておいて。▼
僕が無力なせいで
こんな戦争が起きてしまったけど・・・▼
でも 僕はずっと
君の味方だから・・・▼
(リオン消える)
【エイリーク】
リオン・・・▼
(マップ画面:リオン消えてラーチェル登場)
【ラーチェル】(右)
エイリーク 何をしてますの?
イシュメア様が見つかったみたいですわ。▼
こちらですわ!▼
【エイリーク】(左)
は はい!▼
(画面消える)
(背景:王宮室内、左端:ヒーニアス、中央右:イシュメア、右端:ゼト)
【ヒーニアス】(左)
イシュメア様・・・!▼
これは・・・▼
【ゼト】(右端)
残念ながら
遅かったようです。▼
この傷ではもはや長くは・・・▼
【イシュメア】(中央右)
・・・ヨ・・・ヨシュア・・・▼
・・・ヨシュア・・・▼
(エイリーク、ヒーニアスの右に登場)
【エイリーク】(中央左)
イシュメア様!▼
【イシュメア】
ああ ヨシュア・・・
あの子は・・・どこです・・・?▼
【エイリーク】)
イシュメア様・・・▼
【イシュメア】
わたしを許してください ヨシュア・・・▼
私は愚かな母でした・・・▼
国の政事ばかりに気をとられ・・・
幼いあなたに何一つしてやれなかった・・・▼
でも あなたを愛していました・・・
それだけは・・・▼
(エイリークとヒーニアス一旦消える)
(左端:エイリーク、中央左:ヨシュア)
【ヨシュア】
・・・・・・▼
わかっています 母上。▼
【エイリーク】
ヨシュア・・・▼
【イシュメア】
ヨシュア・・・▼
ああ 間違いない・・・
ヨシュア・・・私の子・・・!▼
【ヨシュア】
申し訳ありません 母上。▼
王ではなく人として世を生き
人の上に立つ器となり・・・▼
そうして母上のもとに戻りたいと
そう考えていました。▼
私が愚かだったばかりに
このような・・・▼
【イシュメア】
いいえ いいのです・・・
今 ここにいてくれるのだから・・・▼
よく聞いて ヨシュア・・・▼
ジャハナの【聖石】は・・・
破壊されました。▼
カーライルをそそのかした
あの者の手によって・・・▼
【ヨシュア】
!▼
誰なのですか それは?▼
【イシュメア】
あの者が持つ闇色の石・・・▼
あれが・・・すべての元凶・・・▼
この世界にあってはならぬものです・・・▼
ヨシュア・・・頼みます・・・▼
国を・・・民たちを・・・▼
【ヨシュア】
はい 母上・・・▼
【イシュメア】
ありがとう・・・ヨシュア・・・▼
あなたに・・・
渡さねばならないものがあります・・・▼
【ヨシュア】
これは・・・▼
【イシュメア】
ジャハナ王家の【双聖器】・・・▼
ジャハナを担う王が
持つべき武具です・・・▼
先王が亡くなられてからずっと
私が守ってきた物・・・▼
これをあなたに渡す日が来ることを
待っていました・・・▼
【ヨシュア】
母上・・・▼
確かに 受け取りました。▼
この武具の重みを・・・確かに▼
【イシュメア】
ヨシュア・・・▼
私の・・・愛しい子・・・▼
(イシュメア消える)
【ヨシュア】
母上・・・▼
(全員消える)
[アウドムラを手に入れた] [エクスカリバーを手に入れた]
(左端:エイリーク、中央左:ヒーニアス、中央右:ヨシュア、右端:ラーチェル)
【ヨシュア】
・・・もう十年以上も昔のことになる。▼
窮屈な王宮の暮らしになじめなくてな。▼
俺は置手紙を残し
この身一つで王宮を飛び出した。▼
王宮の中にいたのでは
民の心はわからない。▼
身分を捨て
民として諸国をめぐり・・・▼
王となるにふさわしい力をつけたら
その時 ジャハナへ戻る・・・と▼
今にして思えば
俺はずいぶんと幼稚で愚かだった。▼
おそらく 自分を見てくれない
母への幼い反発もあったのだろう。▼
【エイリーク】
・・・・・・▼
【ヨシュア】
俺は愚かだったが それでもこの十年は
俺にたくさんのことを教えてくれた。▼
王宮にいてはわからない民の思いを
あるべき国の姿を知ることができた。▼
ただ唯一の心残りは
母上を救えなかったことだが・・・▼
【エイリーク】
ヨシュア王子・・・▼
【ヨシュア】
俺は母上と約束した。
母上の遺志を継ぎたいと思う。▼
グラド帝国を倒し
ジャハナを この世界を守りたい。▼
・・・柄じゃないのはわかってるがな。▼
【ヒーニアス】
私はフレリアより
ジャハナへの親書を携えてきた。▼
これをきみに渡す。▼
ジャハナ王子ヨシュア・・・
共に戦おう。▼
【ラーチェル】
ルネス フレリア ロストン ジャハナ▼
これで四国が揃いましたわね。▼
【エイリーク】
はい。
それに 帝都におられる兄上も。▼
できることなら・・・▼
リオン・・・あなたとも
同じ道を歩んでいたかった。▼
(画面消える)
(マップ画面:ジャハナ兵現れる)
【ジャハナ兵】(左)
た 大変です!▼
王宮内の各所から
火の手が上がっております・・・!▼
【ヨシュア】(右端)
何!?▼
【ジャハナ兵】(左)
前もって油がまかれ
たいまつが仕掛けられていた模様!▼
先ほどの戦いのさなか
何者かが工作したものかと・・・▼
すぐにお逃げください!
炎に呑まれる前に・・・▼
(兵士消える)
(左にゼト現れる)
【ゼト】(左)
エイリーク様
脱出を・・・▼
【エイリーク】(中央右)
わかりました。
ヨシュア あなたも早く・・・!▼
【ヨシュア】(右)
くっ・・・▼
母上・・・お許しを。▼
(画面消える。マップ画面でユニットたちが王宮から出る)
【エイリーク】(背景:砂漠、右中央:エイリーク)
全員無事ですか?
逃げ遅れた者はいませんね?▼
(ラーチェル現れる)
【ラーチェル】(中央左)
ええ でもとても煙たいですわ。▼
王宮に火を放つなど・・・
卑怯千万ですわ。▼
でもみんな
無事脱出できました。▼
敵の卑怯な策も
空振りですわね。▼
(ヒーニアス、エイリークの右に現れる)
【ヒーニアス】(右端)
・・・いや 違うな。▼
すぐに兵をまとめろ。
敵が来る。▼
【ラーチェル】(中央左)
なんですって?▼
【ヒーニアス】(右端)
この状況で
敵は王宮に火を放った。▼
遠からず新たな
敵襲がなければ理に合わん。▼
【ラーチェル】(中央左)
まあ どうして
そんなことが・・・▼
(ラーチェルの左にゼト現れる)
【ゼト】(左端)
エイリーク様。▼
新たなグラド軍の増援がこちらへ
向かっているとの報告が入りました。▼
帝国将軍ヴァルターと
ケセルダの二軍です。▼
【エイリーク】
!▼
【ヒーニアス】
二軍・・・▼
帝都の守りを捨ててまで
主力を差し向けてきたというのか?▼
【ラーチェル】(中央左)
?
皆さま 何を慌ててるんですの?▼
誰が来ようと 正義の力で
倒してしまえばよいではありませんか?▼
【ゼト】
エイリーク様・・・
戦闘の継続は困難です。▼
帝国将軍は一騎だけでも
我々に匹敵する強敵・・・▼
加えてわが軍はすでに消耗しております。
長く耐え切れるとは・・・▼
【ヒーニアス】
ちっ・・・▼
ジャハナ王宮は炎上している。
篭城は不可能だ。▼
一時撤退を計る他ないだろう。▼
しかし 帝国将軍が二人も出てくるとは・・・
帝都は今どうなっているのだ?▼
エフラムは・・・
あの男は無事なのか?▼
【エイリーク】
・・・兄上・・・▼
以下、ヨシュア死亡時です。イシュメア発見時からちょっとだけ違います。
ヒーニアスの「イシュメア様・・・・!これは〜」から。
----------------------------------------------------------------
(左:ヒーニアス 右:イシュメア、ゼト)
[ヒーニアス]
イシュメア様・・・!▼
これは・・・▼
[ゼト]
残念ながら
遅かったようです。▼
この傷ではもはや長くは・・・▼
[イシュメア]
・・・ヨ・・・ヨシュア・・・▼
・・・ヨシュア・・・▼
(エイリーク:ヒーニアスの右)
[エイリーク]
イシュメア様!▼
[イシュメア]
ああ ヨシュア・・・
あの子は・・・どこです・・・?▼
[エイリーク]
イシュメア様・・・▼
[イシュメア]
そう・・・でした。▼
あの子が・・・
ここにいるはずがありませんね。▼
あなたは・・・?▼
[エイリーク]
エイリーク・・・
ルネス王女エイリークです。▼
[イシュメア]
よく聞いてください・・・▼
ジャハナの【聖石】は・・・
破壊されました。▼
カーライルをそそのかした
あの者の手によって・・・▼
[エイリーク]
ジャハナの【聖石】も・・・▼
[イシュメア]
あの者が持つ闇色の石・・・▼
あれが・・・すべての元凶・・・▼
この世界にあてはならぬものです・・・▼
[エイリーク]
闇色の・・・石・・・▼
[イシュメア]
ルネス王女・・・
エイリーク殿・・・▼
あなたに・・・
お渡しするものがあります・・・▼
[エイリーク]
これは・・・▼
[イシュメア]
ジャハナ王家の【双聖器】・・・▼
ジャハナを担う王が
持つべき武具です・・・▼
先王が亡くなられてからずっと
私が守ってきた物・・・▼
これをヨシュアに・・・
我が子に渡す日が来ることを・・・▼
私はずっと待っていました・・・▼
でも・・・もう・・・
私は・・・▼
[エイリーク]
イシュメア様!▼
[イシュメア]
ヨシュア・・・▼
私の・・・愛しい子・・・▼
(イシュメア消える)
[エイリーク]
イシュメア・・・様・・・▼
(アウドムラを手に入れた)
(エクスカリバーを手に入れた)
(画面上方から同盟軍)
(左:一般兵 右:エイリーク)
[一般兵]
た 大変です!▼
王宮内の各所から
火の手が上がっております・・・!▼
[エイリーク]
!?▼
[一般兵]
前もって油がまかれ
たいまつが仕掛けられていた模様!▼
先ほどの戦いのさなか
何者かが工作したものかと・・・▼
すぐにお逃げください!
炎に呑まれる前に・・・▼
(背景炎上)
(左:ゼト)
[ゼト]
エイリーク様
脱出を・・・▼
[エイリーク]
わかりました。
みんな 急ぎましょう!▼
(エイリークの「全員無事ですか?逃げ遅れた〜からは同じ)
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エフラム編でヨシュア不在のままエイリークがジャハナ王宮に訪れたときも、
こんな感じで双聖器を貰ったんですかね?(苦笑)
ヨシュア、主力級に育っていたので殺すのに苦労しました…(酷)
記事中に誤りがあるので訂正します。
(誤) (正)
オープニング回想のリオン
の2番目の台詞より: 民は強い王を望んでいる。▼ → 民は強い王を望んでる。▼
同エイリークの
2番目の台詞より: 私はそう信じている。▼ → 私はそう信じてる。▼
戦闘前のレナック
の1番目の台詞より: そりゃねぜ。▼ → そりゃねえぜ。▼
戦闘開始のケセルダ
の5番目の台詞より:【聖石】ってやつが隠されている。▼→ 【聖石】ってやつが隠されてる。▼
会話(ラーチェル→レナック)の
ラーチェルの1番目の台詞より: まあ▼ → まあ!▼
同レナックの
2番目の台詞より:今俺はグラドに雇われている身で・・・▼→今俺はグラドに雇われてる身で・・・▼
制圧後王宮脱出後の
ラーチェルの1番目の台詞より: 敵の卑怯な策も → 敵の卑劣な策も
同ゼトの
1番目の台詞より: 帝国将軍ヴァルターと → 帝国将ヴァルターと
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理由 :
↓順序整理ミスです;
最終更新から1年以上経っていますので、勝手ながら見やすく整理してみました。
手を加えづらくなるようでしたらごめんなさい;
当たり前ですが、もし新しく投稿される場合でもあくまで私個人の独断なので気にせず無視なさって下さいm(_ _)m