ファイアーエムブレム トラキア776・マスターバイブル

会話集(24章外伝)


■オープニング

[リーフ]
アウグスト
ここは?・・・

[アウグスト]
すでにロプトの神殿内です
リーフ様
御用心ください!▼⇒

[リーフ]
そうか・・・
暗くてなにも見えないが・・・
エーヴェルはどこにいるのだろう

[アウグスト]
いずれにしても
進むより他に手はありませぬ▼⇒

たぶん、中央の魔法陣から
ベルドのいる祭壇へぬけるのでしょう▼↓

王子、あせりは禁物ですぞ
どうかおちついて
しんちょうにお進みください

■リーフ→エーヴェルの会話

[エーヴェル]
・・・・・・

[リーフ]
エーヴェル、しっかりしろ
エーヴェル!▼⇒

[エーヴェル]
・・・・・・

[リーフ]
エーヴェル、ぼくだ、リーフだ
分からないのか!▼⇒

[エーヴェル]
・・・りーふ・・・さま・・・りーふ・・・▼↓

はっ! リーフさま!
なぜここに? 早く脱出を・・・

[リーフ]
エーヴェル、ちがうんだ、エーヴェル・・・▼⇒

[エーヴェル]
ちがう?
でもこの剣闘場は・・・
え? ここは・・・

[リーフ]
エーヴェル、よかった、元に戻って・・・▼⇒

[エーヴェル]
リーフ様、私はいったい・・・

[リーフ]
ごめん
今話しているひまはないんだ▼⇒

ぼくたちは、今マンスターを
いや、トラキアを帝国から解放するために
戦っている▼↓

エーヴェル、力を貸してほしい!▼↓

[エーヴェル]
それはもちろんですが・・・
戦いが終われば
教えていただけますか?

[リーフ]
もちろんさ
エーヴェル
話したいことがいっぱいあるんだ・・・


†リーフから今までの戦いの話を聞いたときのエーヴェルは、きっと浦島太郎な気分だったでしょうね(笑)

■マリータ→エーヴェルの会話

[エーヴェル]
・・・・・・

[マリータ]
お母様! しっかりして お母様!▼⇒

[エーヴェル]
・・・・・・

[マリータ]
お母様! あたしがわからないの?▼⇒

[エーヴェル]
・・・・・・

[マリータ]
お母様、ごめんなさい・・・
あたし・・・あたし・・・▼⇒

[エーヴェル]
・・・なにを泣くの・・・マリータ・・・

[マリータ]
えっ・・・お母様?▼⇒

[エーヴェル]
よかった、正気に戻ったのね
さあ、早くここから・・・
えっ、ここは・・・

[マリータ]
お母様! よかった・・・▼⇒

[エーヴェル]
マリータ、ここは一体・・・
私はどうしてここに?

[マリータ]
お母様は・・・レイドリックに石にされて・・・▼⇒

[エーヴェル]
石に?
・・・そういえば、レイドリックは?

[マリータ]
レイドリックはあたしたちがたおしたわ
でも、まだ、ロプトの者たちが・・・
お母様、お願い、あたしたちに力を貸して!▼⇒

[エーヴェル]
もちろんよ、マリータ・・・
ごめんなさい、ずいぶん心配させたようね
私もまだまだ、ね・・・

[マリータ]
お母様・・・

■制圧後(感動のエンディング…の一歩手前…)

[リーフ]
エーヴェル・・・
会いたかった・・・▼↓

この一年
エーヴェルと再会できる日を夢見て
ぼくは帝国と戦ってきた▼↓

それがやっと実現できたんだ
これほどうれしいことはない

[エーヴェル]
リーフ様・・・
もうあれから
一年もたっていたのですね・・・▼⇒

リーフ様
ほんとに見ちがえるよう・・・
りっぱな君主になられました▼↓

[リーフ]
それもみんな
エーヴェルのおかげだ
フィアナ村での3年間は本当に楽しかった▼↓

村の若者達に混じって遊んだり
ケンカしたり・・・▼↓

エーヴェルには何度もしかられたけど
しかられることさえうれしかったよ▼↓

フィンが父親で
エーヴェルが母親で
ナンナとマリータが妹で▼↓

村にはオーシンやハルヴァンみたいな
友達がいて、こんな日がずっと続けば
いいのにと思っていた▼↓

エーヴェルは母上のようだった
ずっと忘れていた
母上のぬくもりだった

[エーヴェル]
あの日・・・
重傷をおったフィンを馬の背に乗せて
王子とナンナ様は村にやってきました▼⇒

ナンナ様はどうか父をお救いくださいと
目にいっぱい涙をためて
私にすがりつかれました▼↓

でもリーフ様は、私をにらみつけて
『助けてくれたらこれをやる』と
腰にあった剣を差し出されただけ・・・▼↓

聞けば母上の形見だという
まだほんの少年なのに、よほどの苦労を
してきたのだと思いました▼↓

リーフ様
私には若い頃のきおくがありません▼↓

十数年前
イスの海岸に倒れていたところを
村人に助けられたのです▼↓

私は何者なのか・・・
夫は・・・子供はいたのか・・・
それすらおぼえていないのです▼↓

でもあなたたち二人を見たとき
私の過去にも同じようなことが
あったと気づきました▼↓

その日から
あなたたちをわが子とも思い
きびしく育てることにいたしました▼↓

でもまさか
レンスターの王子だとは
思いもしなかった・・・▼↓


†まさか、実の娘が盗賊やってるなんて、考えもしなかったでしょうね(笑)

※ナンナ生存時のみ

[ナンナ]
エーヴェル・・・
私はマリータがうらやましかった▼↓

私にもお母様がいらっしゃれば
マリータのように甘えられるのに・・・
そう思って何度も泣きました▼↓

でもあなたは、私たちを分けへだてなく
愛してくださいました
本当に、感謝しています

[エーヴェル]
ナンナ様・・・
あなたは
名門ノディオン国の姫様です▼⇒

聖騎士ヘズルの雄雄しい血は
あなたの体にも流れています▼↓

どうぞ勇気を持って
リーフ様とともに生きてください▼↓

あなたのお母様は
きっと生きていらっしゃいます
私でさえこのように再会できたのです▼↓

あきらめないで
きっと会えますから・・・▼↓


†進軍中の出来事を何も知らないエーヴェルが「リーフ様とともに生きて〜」と言っている部分から、
ナンナのリーフに対する恋心が今に始まったことじゃないと推測できる。
もっとも、もうすぐアレスに目移りするかもしれないが(爆)

※ダグダ生存時のみ

[ダグダ]
エーヴェル
あんたはりっぱだよ
男のわしだってかなわねぇ

[エーヴェル]
ダクダ
あなたには感謝しています▼⇒

フィアナ村を守れたのも
私が今日まで生きてこられたのも
みんなあなたのおかげです▼↓

ありがとう、ダクダ・・・▼↓

[ダグダ]
ば、ばかなことを・・・
わ、わしはただ・・・▼↓


†NP版では確かに「ダクダ」と言っています。これじゃあダグダが泣くぞ、エーヴェル!!(爆)
ROM版ではちゃんと「ダグダ」に直っています。

※タニア生存時のみ

[タニア]
おやじ、何を赤くなってんだよ!
もう、情けないんだからっ
しっかりしなさいよ!!▼↓

※ハルヴァン生存時のみ

[ハルヴァン]
エーヴェル様は
私たち村の若者にとっても
母親のような方でした▼↓

特に両親のいない私たち兄妹は
エーヴェル様に育てて
いただいたようなものです▼↓

だから私は・・・
エーヴェル様を取り戻すために
今日まで戦ってきたのです

[エーヴェル]
ハルヴァン・・・
あなたにも心配をかけましたね▼⇒

この戦いが終わったら
一緒にフィアナへ帰りましょう
きっとパトリシアも心配しているわ▼↓


†どうでもいいけど、パトリシアって馬だよね?(爆死)

※オーシン生存時のみ

[オーシン]
母親かぁ・・・そうだよなあ
俺もオフクロは死んじまったけど
オヤジはまだピンピンしてるし▼↓

あんなヤツでもいないよか
マシなのかも知れねぇなあ・・・

[エーヴェル]
そうですよオーシン
ハルヴァンにくらべたら
あなたはまだ幸せなのですよ▼⇒

フィアナに帰ったら
お父様を大事になさいね▼↓

※マリータ生存時のみ

[エーヴェル]
マリータ?
どうしたの?
そんなところで一人・・・▼↓

[マリータ]
お母様・・・

[エーヴェル]
あらあら、まるで子供みたい
そんなに泣きはらしては
せっかくの美人がだいなしだわ▼⇒

ほら、涙をぬぐって・・・▼↓

[マリータ]
お母様!・・・
あたし・・・
あたし・・・

[エーヴェル]
もういいのです
もういいのよマリータ・・・▼⇒


†あたし、あたし…、みんなに3色殺戮マシーンとかって陰口たたかれてるの…(泣)

※ガルザス生存時のみ

[エーヴェル]
あなたは?・・・▼↓

[ガルザス]
このまま立ち去ろうと思ったが
やはり一言だけいっておきたかった▼↓

娘を・・・
ここまで育ててくれたこと・・・
礼をいう

[エーヴェル]
あっ!?・・・
あなたはマリータの・・・▼⇒

[ガルザス]
そうだ・・・
母親はこの子を産んですぐに死んだが
その後、一緒に旅をしていた▼↓

だが、ほんの少し目を逃したすきに
奴隷商人に奪われてしまった・・・

[エーヴェル]
コノートの街の奴隷市場で
まだあどけない少女が
くさりにつながれ売られていました▼⇒

それを見た私は、怒りのあまり
奴隷商人や用心棒を
すべて殺してしまった・・・▼↓

少女のくさりをといて、名前を聞くと
マリータだと教えてくれました▼↓

少し前まで父親と一緒にいたと言うので
すぐにあたりを探したけど
見つけることはできませんでした▼↓

[ガルザス]
いや・・・俺が悪かったのだ・・・
小さな子供を連れて旅をするなど
もともと無理だったのだ▼↓

娘はおまえにひろわれて幸せだった▼↓

勝手なことをと思うかもしれぬが
これからも娘を
見てやってはくれないだろうか・・・

[エーヴェル]
ええ、もちろんです▼⇒

マリータはもう私の娘・・・
たとえあなたが望まれたとしても
手放すつもりはありません▼↓

[ガルザス]
そうか・・・
この仕事がおわったら俺はまた旅に出る
もう二度と会うこともあるまい

[エーヴェル]
剣士ガルザス
あなたに一つだけ
お願いがあります▼⇒

[ガルザス]
なんだ?
俺にできることなら
どのようなことでもするが・・・

[エーヴェル]
年に一度だけフイアナ村に
立ち寄っていただけませんか?
それ以上は望みません・・・▼⇒

[ガルザス]
・・・・・・
わかった・・・
そうしよう・・・▼↓


†このシーン、結構ホロリとくるものがあったのですが、どうでしたか?

※フィン生存時のみ

[フィン]
エーヴェル・・・
いろいろとすまなかったな
私からも礼をいわねばならぬ

[エーヴェル]
フィンこそご苦労様でしたね▼⇒

あなたほどの騎士は
この大陸中を探してもいないでしょうね
本当にりっぱだと思います▼↓

[フィン]
エーヴェル・・・▼↓

これは話すまいと思っていたが
さきほどのリーフ様との話を聞いて
もう黙ってはいられなくなった▼↓

私はあなたによくにた人を
知っているのだ・・・

[エーヴェル]
私に?・・・
初めて聞く話ですね
フィン、本当なのですか?・・・▼⇒

[フィン]
ああ・・・
キュアン様とともに戦っていた頃
シグルド軍の中に一人の女戦士がいた▼↓

ブロンドの長いかみをなびかせて
戦場に立つその姿は
まるで女神と見まがうほどに美しかった▼↓

その人は聖弓イチイバルを受け継ぐ
ユングヴィ家の公女だった・・・
名前は・・・ブリギッドという・・・

[エーヴェル]
ブリギッド?・・・
フィンは、その人が私だとでも
言いたいのですか?▼⇒

[フィン]
ああ・・・
たぶん・・・

[エーヴェル]
ふふっ・・・
フィンは意外に
ロマンチストなのですね▼⇒

もし私が聖戦士の血を受け継ぐものなら
体のどこかに聖痕があるはずでしょう
でも、そんなものはどこにもないわ▼↓

フィン、あなたの思いちがいです
私はただの旅の傭兵
フィアナ村のエーヴェルです・・・


†ひょっとしてゲッシュ中は聖痕がなくなるのか!?…そのせいで神々の武器が使えず、しようがなく子供にあげちゃうとか。
話は変わりますが、「まるで女神…」なんて言ったらラケシスが泣くぞ、フィン!!(笑)

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