ファイアーエムブレム トラキア776・マスターバイブル

会話集(20章)


■ナレーション

・・・それから半年あまりがすぎた▼↓

奪回にもえるバラート率いるフリージ軍の
レンスター攻撃はすさまじく▼↓

リーフたち『解放軍』は善戦するも、しだいに
城のかたすみに追いつめられていく▼↓

もはや、誰の目から見てもレンスター落城は
時間の問題であった・・・


†それにしても、よく半年も持ったものだ。レンスター城って、そんなに固いのだろうか…?

■オープニング1

(ラインハルトがマップ左側から、バラートの右上までやってくる)

[ラインハルト]
バラート卿、戦況はいかがです?

[バラート]
ラインハルトか、待っていたぞ
増援は連れてきたのだろうな▼⇒

[ラインハルト]
アルスターから
一個軍団がこちらに向かっています
まもなく到着するはずです

[バラート]
そうか
これで兵力がそろうな▼⇒

すでに城内の大半は占領し
後はこのあたりを残すのみ
そう時間はかからぬ▼↓

[ラインハルト]
ならばよいのですが・・・

[バラート]
ん?
どういうことだ?
何か問題でもあるのか?▼⇒

[ラインハルト]
・・・包囲してすでに半年たちます
なのに、まだレンスターを落とせぬかと
ブルーム王は大変ご立腹です▼↓

私ごとき若輩者が
口をはさむことではありませんが
急がれたほうがよいのでは、と・・・

[バラート]
・・・わかっておる▼⇒

[ラインハルト]
王のごきげんは
日増しに悪くなるばかりです▼↓

メルゲン城で
イシュトー王子を失われたのが
よほどこたえられたのでしょう

[バラート]
イザーク軍はどこまできているのだ?▼⇒

[ラインハルト]
すでにトラキア半島に入ったとのことです▼↓

コーエンの26軍団と
ヴァンパ三姉妹、ティニー様の魔道軍が
むかえうっていますが▼↓

なにしろ
あのライザどのをやぶった相手です
苦戦はまぬがれないでしょう

[バラート]
王ご自身はどうなされておられる?▼⇒

[ラインハルト]
アルスターで指揮をとる
おつもりのようです▼↓

もしイザーク軍が
アルスターに迫るようなことがあれば
卿を呼び戻されることでしょう▼↓

そのとき
レンスターがいまだ敵の手にあれば
卿のお身の上が・・・

[バラート]
くっ・・・
そんなことはわかっておるわ!▼⇒

[ラインハルト]
では、私は
コノートへ戻らねばなりませぬゆえ
これで・・・

(ラインハルトがマップ右側へ去ってゆく)

[バラート]
おいっ
だれか!!▼↓

[兵士(ドボルザーク顔)]
はっ・・・

[バラート]
全軍に告げよ!
総攻撃だ!
攻めて攻めて攻めまくれ!▼⇒

退くことは許さん
全力で敵を撃破せよ!▼↓

[兵士(ドボルザーク顔)]
はっ!
ただちに!!

■オープニング2

[アウグスト]
リーフ様
始まりましたな
敵の総攻撃が・・・

[リーフ]
アウグスト
守り切れるのか?▼⇒

[アウグスト]
体が動くものは
全員守備についております▼↓

ここが落ちればもう逃げる場所は
ありませぬゆえ

[リーフ]
帝国の大軍を前にして
ここまでよくがんばれたと思う▼⇒

包囲されてもう半年・・・
そろそろ限界かもしれないな▼↓

[アウグスト]
弱音をはかれては困ります▼↓

それでは、ここまで死にもの狂いで
戦ってきた者達を
裏切ることになりますぞ▼↓

われらが敵の大兵力を
引きつけているから
セリス軍はよういに進撃できるのです▼↓

彼らとの合流をはたすまでは
決してあきらめてはなりません!

[リーフ]
すまないアウグスト
わかっているんだ・・・▼⇒

ぼくだってセリス公子には会いたい
ただ、死んでゆく兵士たちが
哀れでならなくて・・・▼↓

[アウグスト]
そう思われるなら
なおさらのこと▼↓

志半ばにして
倒れていった者たちのためにも▼↓

われらは最後の一人になるまで
戦い続けねばならぬのです!


†アウグストの「我らが敵の大兵力を引きつけているから、セリス軍は容易に進撃できるのです」という言葉を聞いて、ああ、だから聖戦は簡単だったのかと納得。

■15ターン目以降、バラートを打倒したとき

[アウグスト]
リーフ様
敵が撤退を始めましたぞ!

[リーフ]
なに!?
いったいどういうことだ?▼⇒

[アウグスト]
セリス軍が来たのです!▼↓

すでにアルスター城を
包囲攻撃しているとのこと
われらは救われたのです!

[リーフ]
そうか・・・
セリス様が・・・▼⇒

しかしアウグスト
どうしてそれがわかったのだ?▼↓

[アウグスト]
あっ、これは私としたことが・・・
さきほどセリスどのから
使いの者がまいりました▼↓

奥の部屋に待たせております

[リーフ]
セリス様から・・・
会いたい!
すぐにお通ししてくれ!▼⇒

[デルムッド]
リーフ王子
はじめてお目にかかります▼↓

私はセリス公子の配下で
デルムッドと申します

[リーフ]
デルムッド!?
では
あなたがナンナの兄上ですか!?▼⇒

[デルムッド]
はい▼↓

※ナンナが死亡・捕獲されている場合のみ

[デルムッド]
ナンナに会えるのを
楽しみにしていたのですが・・・
残念です

[リーフ]
すまない
ぼくに力がないばかりに・・・▼⇒

[デルムッド]
いいえ
リーフ様の責任ではありません▼↓

私は・・・
リーフ様のお側にいられて
妹は幸せだったと信じています

[リーフ]
デルムッド・・・▼⇒

[デルムッド]
リーフ様
これはセリス公子からの書状です
どうぞ、お目通しを・・・

[リーフ]
そうか・・・▼⇒

この書状によると
アルスターの攻略も
そう長くはかからないようだが・・・▼↓

[デルムッド]
ええ
ここ数日のうちには・・・

[リーフ]
では
ぼくたちもアルスターへ向かおう
一日も早くセリス様にお会いしたい!▼⇒

[デルムッド]
わかりました
では
私がご案内いたしましょう

※ナンナが生存している場合のみ

[リーフ]
デルムッド
これで公務はすんだのだろう▼⇒

[デルムッド]
はっ・・・

[リーフ]
では、ナンナと会ってくれ▼⇒

[ナンナ]
デルムッド・・・
おにいさま・・・▼↓

[デルムッド]
ナンナ!?
ナンナか!!

[ナンナ]
はい・・・▼⇒

[デルムッド]
ナンナ・・・
長い間すまなかった▼↓

もっと早くわかっていれば
どんなことをしても迎えに来たのだが▼↓

レヴィン様に聞かされるまで
きみのことは知らなくて・・・

[ナンナ]
レヴィン様?・・・▼⇒

[デルムッド]
そうだ
セリス様の軍師だが
あの方はどんなことでもご存知だ▼↓

母上のことも聞かせてもらった
私を迎えにイザークへ向かわれたが
イード砂漠で消息を絶たれたと・・・

[ナンナ]
!・・・それでは、やはり・・・▼⇒

覚悟はしていたけど
やはりお母様は・・・
ああっ・・・▼↓

[デルムッド]
すまないナンナ
母上は私のために・・・

[ナンナ]
いいえ・・・
幼いときはうらみもしたけど
今はわかります▼⇒

同じ女として
ラケシス母様のお気持ちは・・・▼↓

[デルムッド]
ナンナ
私はあきらめてはいない▼↓

レヴィン様も
母上は生きているとおっしゃった▼↓

この戦争が終わったら
二人で母上を探しに行こう▼↓

だから・・・もう泣くな▼↓

リーフ王子
お願いがあります▼↓

私をリーフ様の軍に
加えていただけませんか?▼↓

もちろんセリス様の許可は
いただいてまいります

[リーフ]
そうだな
ナンナのためにも
ぜひそうしてほしい▼⇒

ぼくからも
セリス様にお願いしてみよう


†ラケシスは生きている…。このことをいちばん知りたかったのは、フィンだろう。

■玉座が敵に制圧されてしまったとき

[アウグスト]
リーフ王子、玉座が
フリージの手に落ちましたぞ!▼↓

これを見た味方の兵が
次々と逃げ出しています!
われらの戦いもここまでですな・・・

■民家

[市民(女)]
あの・・・
いよいよお城
あぶないんでしょうか?▼↓

この杖を使ってください
私たちにはよく分からないんですが
魔法の杖だとかで・・・▼↓

おねがいします
どうか私たちを見捨てないでください!
あの恐ろしい毎日に戻るのはイヤです!

■バラート初戦時

貴様らごときに
邪魔はさせん!

■バラート打倒時

ぐ・・・
これまで・・・か・・・

■バラート解放時

(捕獲不可能)


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