前作「聖戦の系譜」の6〜8章あたりのお話をふくらませたものです。これがグラン歴776年にあたるので、トラキア776というタイトルなんだと思います。
今回、体格というパラメータがあり、自分より体格の小さな味方を担いだり、敵なら捕えたりすることができます。味方を担ぐには、担ぎたい味方に隣接して「かつぐ」コマンドを選んでください。敵を捕らえるには、捕えたい敵に「捕える」コマンドを選び、戦って倒してください。ただし、「捕える」コマンドを使ったときは自分のステータス(力、魔力、技、速さ、守備)が半減するので注意してください。
味方や敵を担いでいる最中は、力、魔力、技、速さ、守備が半減します。担いでいる人の体格が自分の体格の半分以下でない場合は移動力も半減します。
ただし、騎士系ユニットは、騎乗状態では体格20として扱われます。また、体格20のユニットを担いだり捕えたりすることはできません。つまり、騎士系ユニットは騎乗状態で捕獲できません。
…ちなみに歩行系ユニットの体格を11以上にしてしまうと、騎士系ユニット(騎乗状態)で担いだとき、移動力が半減してしまいます。なので、体格はむやみに上げてはいけないパラメータと言えるでしょう。ただし、シーフは「ぬすむ」スキルを使う関係上、体格が高いほど有利です。
今回は杖もミスしたり、追撃したりします。技が低いとミスしやすくなります。なかでも、ティナ(12章外伝登場)は技が低いので、スキルリングを使ったり、オードの書を持たせたりして、技の増強を図りましょう。
なお、杖はミスしても、経験値と下記の武器レベルは上がります。
武器レベルは各種類ごとにE→D→C→B→Aの5段階あり、その系統の武器を50回使うと1ランクアップします。ランクが上がると強力な武器を使えるようになります。武器の中には武器レベルが☆になっているものがありますが、これは「専用武器」と呼ばれるもので、武器レベルに関係なく特定のキャラだけが装備できます。
ただし、杖だけは、レベルEの杖だと1回分、レベルDの杖だと2回分、レベルCの杖だと3回分、レベルBの杖だと4回分、レベルAの杖だと5回分、レベル☆の杖だと10回分振ったことになります。よって、レベルの高い杖も惜しまず使えということです。(参考:「アイテム(杖)」)
なお、レベル☆の武器は特定キャラ専用の武器で、そのキャラの武器レベルがいくつでも使うことができます。
1戦闘あたり、1ポイント疲労がたまっていき、疲労が最大HPを超えると、次の章で出撃できなくなるというシステムです。なお、杖だけは上で示した回数の分だけ疲労がたまります。(たとえば、レベルAの杖を1回振ると疲労が5たまります。ただし、レベル☆の杖だけは疲労+5で済みます)
序盤1〜7章は、どれだけ疲労がたまっていても全員出撃できるので気にする必要はありませんが、疲労が最大HPを超えた状態だと、命中率99%の攻撃をよく外したり、命中率1%の敵の攻撃をよく食らったりするようになる傾向があるようなので、極力ためないようにしましょう。
今回の状態変化は多彩で、ポイズン、サイレス、スリープ、バサーク、ストーンの5種類あります。ストーンはキアの杖で、その他はレストの杖で治ります。
ポイズン状態になると、毎ターンわずかにHPが減っていきます。HPが減るたびに回復魔法をかけてやれば、杖系ユニットの経験値稼ぎができたりもします。なお、砦や城門などの回復効果のある場所にいても、回復後→毒ダメージとなり、結局、HPが減った状態になります。あと、毒にかかった場合は誰かに担いでもらえば、毒によるダメージを受けずにすみます。また、HPの減りは1で止まることはなく、放っておくとそのまま死亡してしまいます。十分気をつけましょう。
サイレス状態になると、魔法が使えなくなります。また、会話もできなくなるので、大切なイベントを見逃してしまう可能性があります。仲間になりそうな敵キャラにかけないように、また、説得する役目のあるキャラにかからないようにしましょう。
スリープ状態になると、行動不能になります。あと、騎士系ユニットがスリープ状態になると、馬などから降りた状態になるので、騎乗状態(=体格20)で捕獲できない敵も捕獲できるようになります。しかし、これも会話ができなくなるので十分注意してください。
バサーク状態になると、まわりにいるユニットを手当たり次第攻撃しだします。また、バサーク状態のユニットに対しては敵味方ともに攻撃することができます。強い敵でも混乱させれば、いい働きをするかもしれません(鬼)
ストーンとは石化状態のことで、何もできなくなります。5章でストーンをかけられてしまうイベントがありますが、この時点では回復する手段がないので、ストーン状態になったキャラは放っておくしかないでしょう。
状態変化を起こす杖は、自分の魔力が相手の魔力より高ければ、マップ上のどの敵にもでもかけることができます。また、状態変化を起こす武器は攻撃を当てるだけで、100%状態変化します。ただし、一部のボスユニット(主に城門と玉座の敵)は一切、状態変化しません。
なお、スリープなどの状態変化にかかったあと、ポイズン状態になると、スリープは解除されます。よって、敵からの毒攻撃は、他の状態変化の回復に使うことができます。これを知っていれば、レストの杖を使わずにすみます。
騎士系ユニットは全員、再移動できます。再移動とは、移動&行動したあとに、また移動することをいいます。
再行動は、ダンサーに踊ってもらうか、行動パラメータの★の数×5%の確率(発動するとキャラの頭上に♪印がでます)でできます。この場合は、完全に未行動の状態に戻りますので、再び移動と行動が可能です。
リーフは年端のゆかない少年なので、軍師がつきっきりです。軍師とともに行軍している場合、軍師1人につき、リーフの指揮パラメータに★が1個つきます。また、仲間にも指揮パラメータのあるキャラがいます。
指揮パラメータの★の数×3%が、マップ上の味方全員の命中・回避率に加算されます。敵の中には、★10個などという知将もいるので、出くわしたら十分に気をつけましょう。
赤い屋根の村や民家に訪れると、何かアイテムや情報がもらえます。誰でも訪れることができますが、中には特定のキャラで訪れると、他の人とは違ったアイテムがもらえるところもあります。
リーフで城門や玉座を制圧すればクリアとなるマップです。
リーフ以外の味方ユニットを先に離脱させ、リーフは最後に離脱するマップです。先にリーフが離脱すると、残されたユニットは全員、敵の捕虜となってしまいます。捕虜となったキャラは、先のどこかのマップで救出できるかもしれません。
指定ターン数の間、玉座や城門とリーフなど特定のキャラを守りとおすマップです。無理に進軍する必要はなく、ただ耐えるだけです。
12章とほとんどの外伝は索敵マップです。たいまつか、トーチの杖を使わないと周りの様子が分かりません。しかし、敵はこちらの様子をすべて把握しているような感じで行動してくるので、非常に不利です。
決められたポイントにリーフが到達すればクリアとなるマップです。ストーリーが絡んでくるので、詳しい説明はしません。
2章外伝では仲間になりませんので、無視するか殺さないように捕えて解放しておくかにしましょう。
5章終了までは絶対に死にませんし、3章までに捕獲されても5章で戻ってきます。ということは、どんなに無理をさせても安全というわけです。これを知っているとかなり楽なんじゃないでしょうか?
6章で出現しますが、もし捕獲した場合は解放しないように。あとで後悔するハメになります。でも一番いいのは、触れないでさっさとクリアしてしまうことです。
杖はもったいながらず、じゃんじゃん使うこと。終盤でたくさん手に入ります。
・とりあえず、闘技場で稼ぐのはやめましょう。死にます。
・序盤から敵を積極的に捕獲し、とくに後半は敵の持っている杖を狙いましょう。
・杖をミスっても、経験値がもらえ、武器レベルもちゃんと上がります。ということは、レベル☆の杖をミスれば…
今回、ほとんどのクラスが、「ナイトプルフ」というアイテムを使うことでクラスチェンジできます。紋章のときのように、「ゆうしゃあかし」や「ひりゅうのむち」などのクラス別のクラスチェンジ用アイテムはありません。(参考:「キャラ別、クラスチェンジ」)
シーフは「とうぞくのかぎ」を持っていないと、扉や宝箱が開けられません。あと、敵の持ち物を盗むことができますが、「速さ」がその敵より高く、奪いたいアイテムの重さが「体格」より小さくないといけません。ということは、シーフの「速さ」や「体格」が成長すればするほど有利だということです。