[アウグスト]
リーフ王子、こちらです▼
[リーフ]
アウグスト司祭!?
どうしてこんなところに?▼⇒
[アウグスト]
王子を救出しようと
策をねっていたのですが
その必要もなくなったようですな▼↓
・・・ずいぶんつらい思いを
なされたようだが
ご無事でなによりです▼
[リーフ]
アウグスト
ぼくは今ほど
帝国が憎いと思ったことはない▼⇒
両親を奪い、そして今また
母ともいえる大切な人を
奪っていった・・・▼↓
ぼくは、帝国が・・・
その手先として悪逆をつくす
レイドリックが憎い!!▼↓
教えてくれ、アウグスト
やつらと戦うにはどうすればいい?▼↓
彼女を取り戻せるなら
ぼくはどんなことでもする▼↓
教えてくれ、アウグスト!▼↓
[アウグスト]
エーヴェルどのは
石化魔法で石にされてしまった
ということですが▼↓
もしそれが事実なら
あきらめていただかねば
なりませぬな▼
[リーフ]
!
・・・どういうことだ!
元に戻す方法がないとでもいうのか!!▼⇒
[アウグスト]
いいえ
キアという聖杖があれば
石化はとけます▼↓
ですが、その杖は
ロプトの大司教マンフロイによって
封印され▼↓
彼の一族にしか使えぬと
言われております▼
[リーフ]
マンフロイの一族・・・
そんな・・・▼⇒
[アウグスト]
これはうわさですが
イード砂漠の地下深くに
ロプトの秘密神殿があり▼↓
そこには多くの戦士たちの石像が
かざられているそうです▼↓
その中には
十数年前バーハラの戦いで捕えられた
若き戦士たちの姿もあるとか・・・▼↓
エーヴェルどのの石像も
いずれその神殿に収められるのでしょう▼
[リーフ]
そんな・・・
そんなばかなことがあるか!▼⇒
[アウグスト]
お怒りはごもっともですが
現在、この世界のいたるところで
王子の言う『ばかなこと』が起きています▼↓
このトラキア半島でも
すでに数千・・・▼↓
いや数万にものぼる
子供たちが捕えられ
帝都バーハラに送られています▼↓
特にロプトの勢力が強いこのマンスターや
王子の故国レンスターでは
根こそぎと言っていいほど・・・▼↓
もはや街中で
子供たちの姿を見かけることは
ありません▼
[リーフ]
親たちは子どもを奪われて平気なのか!
どうして自分たちで戦わないんだ!?▼⇒
[アウグスト]
むろん市民たちは戦っています
このマンスターでもそうですが
いたるところで抵抗はおきているのです▼↓
ですが、しょせんは
武器も持たぬ市民たち、帝国軍と
ロプト教団を相手にかなうはずもなく▼↓
その場で殺されたり
捕えられて処刑されたり
それは哀れなものです▼↓
特にロプトの魔道軍団
『ベルクローゼン』のやり方は
残虐そのもので▼↓
一人でも反抗すればその村の住民全員を
火あぶりや生き理めにしてしまうという
まさに伝説の『暗黒の時代』そのもの・・・▼↓
人々はもはや抵抗する気力も失い
奴隷のようなありさまです▼
[リーフ]
そこまでひどいのか・・・▼⇒
[アウグスト]
そうです
かつては空あおく、みどり豊かな
北トラキアでしたが▼↓
いまや
晴れることのない暗雲に
おおわれている・・・▼↓
王子
エーヴェルどののことが
気がかりなのはわかりますが▼↓
あなたには
もっと大事な使命があるはずだ▼↓
今、この北トラキアで
もっとも必要とされているのは▼↓
北トラキアの人々の力を引き出し
戦うための集団として
まとめあげることができる英雄▼↓
・・・武勇や知略に優れているか
どうかは問題ではない
げんそうとしての『英雄』です▼↓
王子は、悲劇の英雄
キュアンとエスリンの子として
生まれながらにそのしかくをもっている▼↓
おわかりですか?
あなたが立ちあがれば、北トラキアの
反帝国勢力は一つにまとまり▼↓
その結果
帝国やロプトの勢力を追い出すことが
できるかもしれぬのです▼
[リーフ]
エーヴェルのことを
あきらめたわけではないが
アウグストの言うことはわかる▼⇒
ぼくに
北トラキア解放の旗印になれというなら
望むところだ▼↓
レンスター王国を再興し
その一軍を率いて帝国軍を打ち破る・・・▼↓
それは
フィンと二人で
ずっと語りつづけてきた夢だ!▼↓
アウグストが軍師として
補佐してくれるなら
ぼくはどんな苦労もいとわない!▼↓
だが
ほんとうにできるのだろうか?▼↓
[アウグスト]
わかりました
そのお覚悟さえ聞ければよいのです▼↓
今はとにかく
逃げることだけをお考えください▼
[リーフ]
ぼくたちを追って
多数の兵が出撃してきている
安全なルートがあるのか?▼⇒
[アウグスト]
東の通用門から
逃げるのがよろしいかと・・・
ですが、問題は城下に入ったときです▼↓
もし見はりの兵に見つかれば
敵の大部隊を呼び寄せることになり
脱出は困難になるでしょう▼
[リーフ]
見はりの兵に見つからぬように?
そんなことができるのだろうか・・・▼⇒
※カリン生存時のみ
[カリン]
街に入らなければいいのでしょ
だったら私にまかせてください▼↓
一人ずつなら
私のエルメスに乗せて
運んであげます▼↓
空からなら城壁をこえていけるし
敵に見つかる心配もないわ▼
[リーフ]
そうか
それなら戦わなくても脱出できる
でも、カリンたちは大丈夫なのか?▼⇒
[カリン]
エルメスは私のために
がんばるって言ってくれてるわ▼↓
ホントはね
ペガサスは女の子にしか心を許さないの
男の人にはふれられるのもイヤみたい▼↓
でも、エルメスは
ガマンしてくれるって・・・
男の子だからガマン強いのよね▼↓
[アウグスト]
・・・脱出については
それでよろしいでしょう▼↓
あとは
城下を訪れるかどうか・・・
それが問題ですな▼
[市民(男)]
よう、大丈夫かい?▼↓
話は聞いてるぜ
早くここから逃げな▼↓
※4章外伝に行っていなくて、まだ5ターン以内のとき
もう少ししたら、セティ様たちが
助けに来てくださるはずだ
そうすりゃ、もう少しは楽になるんだが▼
[ガルザス]
司祭、すまぬな
余計な荷物を押しつけたようだ▼
[サイアス]
ガルザス、とかいいましたね
あなたはレイドリック卿に
雇われているのでしょう?▼⇒
どうしてこの娘を・・・
何か関係のある方なのですか?▼↓
[ガルザス]
いや・・・
そういうわけではないが・・・▼
[サイアス]
・・・わかりました
一人旅には少し大きな荷物ですが
しばらくは私が預かることにしましょう▼↓
ではガルザスどの、ご武運を!▼
(マリータとサイアスがワープして消える)
[ガルザス]
気づかなかった・・・
まさかおまえだとは・・・▼
※4章外伝に行っていない場合のみ
[セティ]
よかった
リーフ王子はまだ無事のようだ▼↓
[マギ団(男)]
ええ
なんとか間にあったようです▼
[セティ]
ではこれより
われらがおとりとなって
王子の脱出をたすける▼⇒
みんなにはすまないが
彼を死なせるわけにはいかない
協力してくれ▼↓
[マギ団(男)]
はい、セティ様!▼
※4章外伝に行っていない場合のみ
[セティ]
そろそろ限界か・・・▼↓
これより退却に移る
敵の本隊がくる前に
全員離脱するんだ、急げ!▼
[レイドリック]
おおっ、剣士ガルザスよ
おそかったではないか!▼
[ガルザス]
俺になにか用か?▼⇒
[レイドリック]
見ればわかるだろう
囚人が逃げ出した
かなり手強いのだ、力を貸してくれ!▼
[ガルザス]
ふっ、たわいもない・・・▼
※4章外伝でボーイを離脱させている場合のみ
[市民(女)]
弟のボーイは
マギ団のひとたちに
安全な村まで送ってもらいました▼↓
本当にありがとうございました
このご恩は一生忘れません▼↓
お礼といってはなんですが
わが家に伝わる
この秘伝の書を差し上げます▼↓
これは不思議な力が備わる書物と
いわれてるんですが
お役に立ちますでしょうか・・・▼
※4章外伝でボーイを離脱させていない場合
[市民(女)]
ボーイのことはもうあきらめました
いえ、いいんです
あなたたちをうらんだりしていません・・・▼
※4章外伝でリーナを離脱させている場合
[市民(男)]
よおっ、待っていたぜ
妹のリーナを
助け出してくれてサンキュー!▼↓
うん、わかってるって
ほらっ
これをやるぜ!▼↓
なんだかよくわかんねぇが
裏庭にある木の根元から出てきたんだ▼↓
なんかの書物の
1ページだと思うんだけど
いわくありげだろ?▼↓
持ってたら
いいことあるんじゃねえかな
わっかんねえけどさ!▼
※4章外伝でリーナを救出していないとき
[市民(男)]
けっ、何が解放軍だ
妹のリーナはとらわれたままなんだぜ!▼↓
あんたら
カッコつけるんじゃねぇよ
何もできねぇくせに!▼
※4章外伝でエミリを離脱させている場合
[市民(おばさん)]
娘を
エミリを助けてくださったのは
あなたたちですね▼↓
ああっ
何とお礼を申せばよいのでしょう▼↓
これは我が家の家宝
騎士の勲章です
きっとお役に立つでしょう▼
※4章外伝でエミリを離脱させていない場合
[市民(おばさん)]
ああっ、エミリ・・・
あなたはどこへ行ってしまったの・・・▼
※4章外伝でマフィーを離脱させている場合
[ヒックス]
おおっ、あんたら
待っていたんだ▼↓
俺の息子
マフィーを助け出してくれたんだってな▼↓
おかげで
安全な場所に隠すことができた
もちろん他の子どもたちも一緒だ▼↓
俺は
マンスターの斧騎士
ヒックスってんだ▼↓
レイドリックのヤロウには
ほとほと愛想がつきた▼↓
俺もあんたらと共に戦うぜ
よろしくな!▼
※4章外伝でマフィーを離脱させていない場合
[ヒックス]
帰れ!
貴様らに用はない!▼↓
何が解放軍だ
何がレンスターの王子だ▼↓
子ども一人助けられなくて
大きな口をたたくんじゃないぜ▼
※4章外伝でベラを離脱させている場合
[市民(女)]
妹のベラを助けてくださったそうですね
ありがとうございます▼↓
あたしたち
貧しいから
たいしたお礼もできませんが▼↓
よろしければ
このせいすいをお持ちください▼
※4章外伝でベラを離脱させていない場合
[市民(女)]
ベラは・・・帰ってこないわ・・・
もういい・・・
あなたたちには期待しないから・・・▼
※4章外伝でクリフを離脱させている場合
[市民(おじいさん)]
孫のクリフを助け出してくれたのは
あんたたちじゃな▼↓
うむ
さすがは勇者セティのお仲間じゃ
ありがたいのぉ▼↓
おおっ、そうじゃ、忘れておった
このレイピアを
あんたたちにやろう▼↓
いや、えんりょはいらぬ
ほんの気持ちゆえに▼
※4章外伝でクリフを離脱させていない場合
[市民(おじいさん)]
まぁ、しかたないじゃろう・・・
クリフは帰ってこぬが
聖戦士でもないおぬしらに、多くは望めん▼↓
やはり太陽は東方よりいずるか・・・▼
[兵士(アイヒマン顔)]
レイドリック様
リーフ王子は
城外へ脱出したもようです▼
[レイドリック]
ばかもの
なにをしておるのだ!
あんなザコ一匹捕えられぬのか!▼⇒
[兵士(アイヒマン顔)]
はっ
申し訳ありません!▼
[レイドリック]
すぐに
アイゼナウ将軍に
騎士団を率いて追撃させよ!▼⇒
トラキア領内に
逃げこまれでもしたら
面倒なことになる▼↓
[兵士(アイヒマン顔)]
はっ
承知いたしました▼
[レイドリック]
ところで
あのマリータとかいう娘はどうした?
見当たらぬが・・・▼⇒
[兵士(アイヒマン顔)]
・・・後で報告するつもりでしたが・・・
見はりの兵が何者かにおそわれ
娘は奪われてしまいました・・・▼↓
申し訳ありません!▼
[レイドリック]
むうっ
どいつもこいつも
役に立たぬやつばかりだ!▼⇒
いったい、何者の仕業なのか
見当もつかぬのか!!▼↓
[兵士(アイヒマン顔)]
かなりの手練であることは
まちがいありません▼↓
あのガルザスとかいう用心棒を
現場近くで見たものがおるのですが
やつは信用できるのでしょうか?▼
[レイドリック]
ふうむ・・・ガルザスか・・・▼⇒
[兵士(アイヒマン顔)]
あの男の背中にオードの聖痕を
見たというものがおります▼↓
それが事実なら
やつはイザークの王族ということに
なりますが・・・▼
[レイドリック]
ふっ、ワシは
素性も調べずに用心棒をやとうほど
おろかではないぞ▼⇒
やつは
確かにイザークの王族よ▼↓
滅亡したリボー王家の王子で
イザークのシャナン王子とは
親同士が姉弟だから従兄弟になるな▼↓
[兵士(アイヒマン顔)]
シャナン王子といえば
反帝国勢力のリーダーの一人でしょう▼↓
そのようなものの身内を
城内に置くのは
危険ではありませんか?▼
[レイドリック]
ふっ
貴様はなにも知らんのか?▼⇒
ガルザスの一族、つまりリボーの王族は
かつての内乱で、シャナンの祖父ひきいる
イザーク軍によって滅ぼされたのだ▼↓
やつはそのために
幼いころから
様々な苦労をしてきたらしい▼↓
そんな男が
一族のかたきであるシャナン王子に
協力するはずはなかろう▼↓
[兵士(アイヒマン顔)]
なるほど
そういうことですか・・・▼
[レイドリック]
あの娘を逃がした理由は
ワシにもさっしがつく▼⇒
聖痕は
あの娘の背中にもあったからな・・・
クックックッ・・・▼↓
[兵士(アイヒマン顔)]
はっ?▼
[レイドリック]
い、いや、なんでもない
まあいい
ガルザスのことはかまうな▼⇒
あの娘のことはもうよい
ガルザスほどの用心棒を
失うわけにはいかぬからな・・・▼
哀れだな
自分の運命を呪え・・・
ふっ
最後に・・・面白い奴と・・・
出会えた・・・な・・・
(会話なし)